JP6544119B2 - 石炭管理方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明の一実施形態における石炭管理方法を説明することに先立って、貯炭場10とその関連施設について説明する。
図1は、貯炭場10とその関連施設の概要を模式的に示す説明図であり、図1(a)は地上から見た側面図、図1(b)は空中から見た平面図である。
貯炭エリア12内には、リクレーマ装置30が配備されている。リクレーマ装置30は、内部にスクレーパコンベアを備えた本体32と、本体32の両側部から斜め上方に延びる略二等辺三角形の一対のハローフレーム34、34とを備えている。
貯炭場10の上方には、受入コンベア装置40が設置されている。この受入コンベア装置40によって、石炭船50から受け入れた石炭が貯炭エリア12に搬送され、貯炭エリア12に石炭山が形成される。
本実施形態における石炭管理方法によって石炭山の温度を管理するために、石炭山の温度を計測する熱電対温度計100(図2参照)と、温度が高い箇所付近の温度を下げるために散水する散水ノズル200(図3参照)と、が使用される。
図2は、本実施形態において石炭温度の測定に用いる熱電対温度計100の構成を示す説明図であり、熱電対温度計100は、センサ部102と、リード線104と、温度表示部106と、を備える。センサ部102は、先端が閉じられた約2mの筒状部材とこの筒状部材の内部の先端に配置される熱電対とを備える棒状部材である。リード線104は、一端部が熱電対に接続されており、後端側がセンサ部102の後端から延びる。リード線104の後端部には、温度表示部106に着脱自在な端子部104aが接続されている。温度表示部106は、リード線104の端子部104aが着脱自在であり、端子部104aが装着された場合に熱電対に電気的に接続される入力部106aと、熱電対における熱起電力を検出し、この熱起電力に基づいて温度を算出する演算部(図示せず)と、この演算部(図示せず)が算出した温度を表示する表示部106bとを備えている。
図3は、本実施形態において散水に用いる散水ノズル200の構成を示す説明図であり、散水ノズル200は、先端部に散水口を備えた円筒形の本体部202と、本体部202の後端部に取り付けられ連結部204と、を備える。連結部204は、水道に接続されたホース206の先端に取り付けられた連結金具208に接続するものである。
石炭山における石炭温度を管理するために、定期的に温度を測定する基準測定箇所が複数箇所設定されている。ここで、石炭山の外面の石炭は、外気に触れることによって空冷されるため、温度が高くなりにくく、また、石炭山の頂部に行くほど熱が外部に放出されやすいため、温度が高くなりにくく、更に、石炭山の内部の石炭には空気が流れにくいため、酸化反応が進みにくく発熱しにくい。このため、石炭山において、高さが地上から石炭山の高さの1/3付近(本実施形態によれば地上から5m付近)で、深さが外面から1〜2m付近の石炭の温度が高くなり易いことが知られている。
貯炭エリア12には、リクレーマ装置30(図1参照)の両側にそれぞれ石炭山が形成されており、これら2つの石炭山の周囲にそれぞれ基準差込位置が設定されている。
図5は、本実施形態における石炭管理方法の各工程を示すフローチャートである。
12 貯炭エリア
14 崩落防止壁
20 払出コンベア装置
30 リクレーマ装置
32 本体
34 ハローフレーム
40 受入コンベア装置
50 石炭船
60 犬走り
100 熱電対温度計
102 センサ部
104 リード線
104a 端子部
106 温度表示部
106a 入力部
106b 表示部
200 散水ノズル
202 本体部
204 連結部
206 ホース
208 連結金具
Claims (5)
- 自然積み貯炭場に形成される石炭山の外面近傍における、地面から所定の高さでかつ前記石炭山の外周に沿って所定間隔を空けて設定された複数の基準測定箇所の石炭温度を測定し、石炭温度が、自然発火温度より低く設定された第1基準温度を越えている基準測定箇所を特定する第1測定工程と、
当該第1測定工程において前記第1基準温度を越えている前記基準測定箇所を中心とする所定範囲に設定された複数の周辺測定箇所の石炭温度を測定し、石炭温度が、自然発火の可能性がある温度に設定された第2基準温度を越えている周辺測定箇所を特定する第2測定工程と、
当該第2測定工程において、前記第2基準温度を越えている前記周辺測定箇所に散水を行う第1散水工程と、を備えることを特徴とする石炭管理方法。 - 前記第1散水工程は、前記第2基準温度を越えている前記周辺測定箇所が所定数以上の場合に、前記石炭山における前記周辺測定箇所付近を崩落させるような散水を行うことを特徴とする請求項1記載の石炭管理方法。
- 石炭山の外面における、地面から前記所定の高さまでの部位を大型のシート部材によって覆う工程を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の石炭管理方法。
- 石炭山の頂上付近に散水する第2散水工程を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の石炭管理方法。
- 石炭山における前記複数の基準測定箇所の近傍に、外周に沿った犬走りを形成する工程を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の石炭管理方法。
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