JPS5829163Y2 - 貯蔵炭の自然発火防止設備 - Google Patents
貯蔵炭の自然発火防止設備Info
- Publication number
- JPS5829163Y2 JPS5829163Y2 JP4884680U JP4884680U JPS5829163Y2 JP S5829163 Y2 JPS5829163 Y2 JP S5829163Y2 JP 4884680 U JP4884680 U JP 4884680U JP 4884680 U JP4884680 U JP 4884680U JP S5829163 Y2 JPS5829163 Y2 JP S5829163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- coal
- inert gas
- heat
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、野積み、建家内、サイロ等の石炭貯蔵設備に
貯蔵された石炭の自然発熱、粉塵発生、及び自然発火を
防止する設備に係るものである。
貯蔵された石炭の自然発熱、粉塵発生、及び自然発火を
防止する設備に係るものである。
貯蔵中の石炭は空気中の酸素及び適量の水の存在の下に
おいて緩慢な酸化により発熱し、これが次第に蓄積され
ると自然発火するに到る。
おいて緩慢な酸化により発熱し、これが次第に蓄積され
ると自然発火するに到る。
通常の状態では石炭の温度が特別に上昇することは稀で
あるが、何等かの原因で60〜80℃になると自然通風
により石炭自身の温度が急激に上昇し始め、遂に200
〜270℃に達し自然発火を起すに到る。
あるが、何等かの原因で60〜80℃になると自然通風
により石炭自身の温度が急激に上昇し始め、遂に200
〜270℃に達し自然発火を起すに到る。
従って、貯蔵炭が何等かの理由で発熱した場合50〜6
0℃程度の温度で温度上昇を停止せしめて自然発火を防
止することが有効である。
0℃程度の温度で温度上昇を停止せしめて自然発火を防
止することが有効である。
また、石炭が発熱の場合通風を伴い粉塵が発生するので
、大規模な貯炭設備において貯炭中心部の温度測定が困
難な場合は粉塵発生状況が発熱有無の目安となる。
、大規模な貯炭設備において貯炭中心部の温度測定が困
難な場合は粉塵発生状況が発熱有無の目安となる。
本考案の目的は、石炭貯蔵設備における石炭の自然発熱
及び自然発火を合理的に、かつ自動的に防止することが
できる設備を提供するにある。
及び自然発火を合理的に、かつ自動的に防止することが
できる設備を提供するにある。
本考案による貯蔵炭の自然発熱発火防止設備は、貯炭設
備の底面に、また側壁を有する貯炭設備においては底面
と共に側壁に、沿って配設され、かつ加圧不活性ガス源
及び加圧水源に綜合開閉制御弁を介して接続され、更に
貯蔵炭に向けて開口する複数個のノズルを有する管群と
、貯蔵炭に接して該底面及びもし側壁のある場合には側
壁にも設けられた感熱センサと、自動制御手段とを備え
ている。
備の底面に、また側壁を有する貯炭設備においては底面
と共に側壁に、沿って配設され、かつ加圧不活性ガス源
及び加圧水源に綜合開閉制御弁を介して接続され、更に
貯蔵炭に向けて開口する複数個のノズルを有する管群と
、貯蔵炭に接して該底面及びもし側壁のある場合には側
壁にも設けられた感熱センサと、自動制御手段とを備え
ている。
しかし、該加圧不活性ガス源と加圧水源は出力側にそれ
ぞれ開閉弁を備えている。
ぞれ開閉弁を備えている。
また、該自動制御手段は、感熱センサからの信号により
、貯蔵炭が一定温度以上又は以下となることに対応して
前記綜合開閉制御弁を開又は閉とする。
、貯蔵炭が一定温度以上又は以下となることに対応して
前記綜合開閉制御弁を開又は閉とする。
また、該自動制御手段は、加圧不活性ガス源に設けられ
た圧力検出器よりの信号により、該不活性ガス源が一定
圧力以上のとき該不活性ガス源の開閉弁を開放し、水源
の開閉弁を閉鎖し、一定圧力以下のときにこの逆に作動
する。
た圧力検出器よりの信号により、該不活性ガス源が一定
圧力以上のとき該不活性ガス源の開閉弁を開放し、水源
の開閉弁を閉鎖し、一定圧力以下のときにこの逆に作動
する。
本考案の設備の好ましい態様においては、該設備が、貯
蔵炭表面に向けた噴霧ノズルを有し、がつ前記加圧水源
と該水源の開閉弁の間に開閉制御弁を介して接続される
散水配管を備え、前記自動制御手段により不活性ガス源
圧力に応じて水源の開閉弁と共に前記散水配管の開閉制
御弁が制御される。
蔵炭表面に向けた噴霧ノズルを有し、がつ前記加圧水源
と該水源の開閉弁の間に開閉制御弁を介して接続される
散水配管を備え、前記自動制御手段により不活性ガス源
圧力に応じて水源の開閉弁と共に前記散水配管の開閉制
御弁が制御される。
本考案の設備の更に好ましい態様においては、貯炭設備
の天蓋附近に粉塵及び熱の検出器が設けられ、該検出器
の検出値が一定値以上の場合、自動制御手段が該検出器
からの信号により散水配管の開閉制御弁を開放する如く
しである。
の天蓋附近に粉塵及び熱の検出器が設けられ、該検出器
の検出値が一定値以上の場合、自動制御手段が該検出器
からの信号により散水配管の開閉制御弁を開放する如く
しである。
本考案の設備の他の好ましい態様においては、前記管群
が所望のブロックに区分され、各ブロック毎にそれぞれ
の制御開閉弁を備えると共に、前記感熱センサが前述と
同様なブロックに区分され、各ブロックの感熱センサー
よりの信号によりそれぞれのブロックの管群の制御開閉
弁が制御され、綜合開閉制御弁が常に開放せしめられで
ある。
が所望のブロックに区分され、各ブロック毎にそれぞれ
の制御開閉弁を備えると共に、前記感熱センサが前述と
同様なブロックに区分され、各ブロックの感熱センサー
よりの信号によりそれぞれのブロックの管群の制御開閉
弁が制御され、綜合開閉制御弁が常に開放せしめられで
ある。
以下、本考案の設備を実施例の図面に基づいて説明する
。
。
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ本考案の設備の実
施例の系統図を示すもので、貯炭設備が第1図では野積
、第2図では建家付、第3図ではサイロである。
施例の系統図を示すもので、貯炭設備が第1図では野積
、第2図では建家付、第3図ではサイロである。
図面において1が貯蔵石炭である。
2が貯炭設備の底面、3が側壁、4が天蓋である。
10が底面2又は底面2及び側壁3に沿って配設された
管群である。
管群である。
この管群は図では1本の管のみを示したが貯炭場の広い
面積に適当な間隔をもって多数の配管を設けることが普
通である。
面積に適当な間隔をもって多数の配管を設けることが普
通である。
管群10は貯炭場の床に溝を設け、この溝内に設けるこ
とが普通であり貯蔵炭1に向けて開口する複数のノズル
11を有している。
とが普通であり貯蔵炭1に向けて開口する複数のノズル
11を有している。
ノズル11は平常時、即ち管群10内が常圧の場合は閉
鎖し石炭のノズル11及び管群10内への進入を防止し
、管群10内に加圧流体が導入されるとその圧力により
開放し、加圧流体が貯蔵炭1内に噴射されるようにして
おくことが好ましい。
鎖し石炭のノズル11及び管群10内への進入を防止し
、管群10内に加圧流体が導入されるとその圧力により
開放し、加圧流体が貯蔵炭1内に噴射されるようにして
おくことが好ましい。
また、管群10は綜合開閉制御弁12を介して加圧不活
性ガス源20及び加圧水源30に接続されている。
性ガス源20及び加圧水源30に接続されている。
図示の実施例において加圧不活性ガス源20は、並列に
接続された不活性ガスボンベ21と該ガスのボンベ圧を
所望の圧力に調整するレギュレータ22よりなる。
接続された不活性ガスボンベ21と該ガスのボンベ圧を
所望の圧力に調整するレギュレータ22よりなる。
また、不活性ガス源20は圧力検出器23を備えている
。
。
更に不活性ガス源20はその出力側に開閉弁24を備え
、該弁24を介して管群10の綜合開閉制御弁12に接
続されている。
、該弁24を介して管群10の綜合開閉制御弁12に接
続されている。
図示の実施例においては開閉弁24を逆止弁としである
が、開閉弁24を逆止弁とすることにより、後述の説明
より明らかな如く自動制御手段によることなく所望の開
閉作動を行わしめることができる。
が、開閉弁24を逆止弁とすることにより、後述の説明
より明らかな如く自動制御手段によることなく所望の開
閉作動を行わしめることができる。
不活性ガスとしては一般に窒素が用いられる。
加圧水源30は貯水槽31中の水をポンプ32で加圧す
ることにより構威しである。
ることにより構威しである。
図面において33は調圧弁、34は圧力オンクである。
加圧水源30の出力側には開閉弁35が設けられ、加圧
水源30は開閉弁35を介して管群10の綜合開閉制御
弁12に接続されている。
水源30は開閉弁35を介して管群10の綜合開閉制御
弁12に接続されている。
加圧水源30の水を加圧する為に常にポンプ32を作動
せしめておく必要はなく、開閉弁35の開と同調して(
更に後述の散水配管の開閉制御弁と同調して)作動する
ようにしておけばよい。
せしめておく必要はなく、開閉弁35の開と同調して(
更に後述の散水配管の開閉制御弁と同調して)作動する
ようにしておけばよい。
加圧水源30には所望水圧が得られるならば、一般の用
水配管の水をそのまま用いてもよい。
水配管の水をそのまま用いてもよい。
41は貯蔵炭1に接して貯炭設備の底面2及び側壁3に
設けられた感熱センサである。
設けられた感熱センサである。
感熱センサ41には抵抗温度計、熱電対等各種の感熱素
子を用いることができ、感熱センサ41は感熱に応する
電気信号を自動制御手段40に入力する。
子を用いることができ、感熱センサ41は感熱に応する
電気信号を自動制御手段40に入力する。
自動制御手段40は感熱センサ41からの電気信号によ
り、貯蔵炭1が一定温度、例えば50〜60℃間の選ば
れた一定温度、以上となると綜合開閉制御弁12を開き
、一定温度以下となると該弁12を閉じる。
り、貯蔵炭1が一定温度、例えば50〜60℃間の選ば
れた一定温度、以上となると綜合開閉制御弁12を開き
、一定温度以下となると該弁12を閉じる。
また自動制御手段40には圧力検出器23よりの電気信
号が入力され、自動制御手段40は不活性ガス源20が
一定圧以上のときは、不活性ガス源20の開閉弁24を
開放し、水源30の開閉弁35を閉鎖し、一定圧以下の
ときはこの逆に作動する。
号が入力され、自動制御手段40は不活性ガス源20が
一定圧以上のときは、不活性ガス源20の開閉弁24を
開放し、水源30の開閉弁35を閉鎖し、一定圧以下の
ときはこの逆に作動する。
図示の実施例では開閉弁24に逆止弁を使用しているの
で、自動制御手段40によることなく上述の作動が行わ
れる。
で、自動制御手段40によることなく上述の作動が行わ
れる。
50は散水配管で、貯蔵炭1表面に向けた噴霧ノズル5
1を有し、開閉制御弁52を介して加圧水源30と開閉
弁35の間に接続されている。
1を有し、開閉制御弁52を介して加圧水源30と開閉
弁35の間に接続されている。
開閉制御弁52は水源30の開閉弁35と共に自動制御
手段40により圧力検出器23よりの電気信号に基づい
て制御される。
手段40により圧力検出器23よりの電気信号に基づい
て制御される。
第2図及び第3図の実施例においては、貯炭設備の天蓋
4附近に粉塵及び熱の検出器42が設けられである。
4附近に粉塵及び熱の検出器42が設けられである。
この検出器42は1つの符号で示されているが、粉塵検
出器、熱検出器の2種類が併設されるのが普通である。
出器、熱検出器の2種類が併設されるのが普通である。
粉塵検出には一般に使用されている粉塵濃度検出素子を
用いればよく、熱検出器には前述の感熱センサ41と同
様のものを用いればよい。
用いればよく、熱検出器には前述の感熱センサ41と同
様のものを用いればよい。
粉塵及び熱の検出器42よりの電気信号は自動制御手段
40に入力される。
40に入力される。
自動制御手段40は検出器42の検出値が一定値以上の
場合に、散水配管50の開閉制御弁52を開放する。
場合に、散水配管50の開閉制御弁52を開放する。
このように、開閉制御弁52は検出器42よりの電気信
号と圧力検出器23よりの電気信号とにより重複して制
御される。
号と圧力検出器23よりの電気信号とにより重複して制
御される。
即ち、開閉制御弁52はいずれかの電気信号が開指示の
ときは開放し、いずれも閉指示のときは閉鎖す。
ときは開放し、いずれも閉指示のときは閉鎖す。
次に本考案の装置においては、所望に応じて管群10及
び感熱センサ41がブロックに区分され、各ブロック毎
に感熱センサ41の信号により該ブロックの管群10に
加圧流体が導かれ該ブロックのノズル11より加圧流体
が噴射される。
び感熱センサ41がブロックに区分され、各ブロック毎
に感熱センサ41の信号により該ブロックの管群10に
加圧流体が導かれ該ブロックのノズル11より加圧流体
が噴射される。
この為には各ブロック毎に制御開閉弁13(第1図のみ
に記載)が設けられ、該弁13が自動制御手段40によ
り各ブロックの感熱センサ41よりの電気信号に基づい
て制御され、綜合開閉制御弁12は常に開放せしめられ
る。
に記載)が設けられ、該弁13が自動制御手段40によ
り各ブロックの感熱センサ41よりの電気信号に基づい
て制御され、綜合開閉制御弁12は常に開放せしめられ
る。
この態様は図示しなくとも容易に理解され得ると思われ
るので特別に図示してない。
るので特別に図示してない。
発熱を開始した貯蔵炭に小量の水を散布することは、却
って発熱を助長する場合もあり、徒に多量の水を散布す
るときは、散布水の後処理が面倒になり、使用炭の発熱
量(低発熱量)を低下する。
って発熱を助長する場合もあり、徒に多量の水を散布す
るときは、散布水の後処理が面倒になり、使用炭の発熱
量(低発熱量)を低下する。
この為に石炭の温度上昇防止の為には不活性ガスの吹込
が望ましいが、不活性ガスは比較的コスト高であると共
に熱容量が小さい為、石炭の著しい温度上昇、更に発火
現象を不活性ガスのみの噴射で防止することは困難であ
る。
が望ましいが、不活性ガスは比較的コスト高であると共
に熱容量が小さい為、石炭の著しい温度上昇、更に発火
現象を不活性ガスのみの噴射で防止することは困難であ
る。
本考案の設備においては、貯蔵炭の一定温度以上の温度
上昇に対しては、先ず自動的に加圧不活性ガスを吹き込
むことでこれを防止し、該ガスで温度上昇を止めること
ができない場合は加圧水源に自動的に切換えられ水が石
炭に吹込まれ、温度上昇及び発火が防止される。
上昇に対しては、先ず自動的に加圧不活性ガスを吹き込
むことでこれを防止し、該ガスで温度上昇を止めること
ができない場合は加圧水源に自動的に切換えられ水が石
炭に吹込まれ、温度上昇及び発火が防止される。
そしてこの圧力流体の放出を感熱センサを用い自動的に
制御するのが本考案の特長である。
制御するのが本考案の特長である。
即ち、感熱センサ41からの電気信号が一定温度に対応
する値より大となると自動制御手段40が綜合開閉制御
弁12又は制御開閉弁13を開く。
する値より大となると自動制御手段40が綜合開閉制御
弁12又は制御開閉弁13を開く。
弁12又は13が開けば、加圧不活性ガス源20の不活
性ガスは逆止弁24を通り管群10に入り、ノズル11
より石炭1中に噴射される。
性ガスは逆止弁24を通り管群10に入り、ノズル11
より石炭1中に噴射される。
不活性ガスの噴射を継続して加圧不活性ガス源20のガ
ス圧が低下すると、圧力検出器23からの電気信号に基
づいて水源30の開閉弁35及び散水配管50の開閉制
御弁52が開放せしめられ、ノズル11及び噴霧ノズル
51から水が噴射される。
ス圧が低下すると、圧力検出器23からの電気信号に基
づいて水源30の開閉弁35及び散水配管50の開閉制
御弁52が開放せしめられ、ノズル11及び噴霧ノズル
51から水が噴射される。
この場合、不活性ガス源20の出力側の弁24が逆止弁
とされているので、水圧により閉止され不活性ガスは送
出されない。
とされているので、水圧により閉止され不活性ガスは送
出されない。
いずれの状況においても、加圧流体の噴射等により石炭
1の温度が低下して感熱センサ41の検出値が一定温度
以下となった場合は綜合開閉制御弁12又は制御開閉弁
13が閉鎖せしめられ、加圧流体の噴射が中止すること
は勿論である。
1の温度が低下して感熱センサ41の検出値が一定温度
以下となった場合は綜合開閉制御弁12又は制御開閉弁
13が閉鎖せしめられ、加圧流体の噴射が中止すること
は勿論である。
また、粉塵及び熱の検出器42を設けた設備においては
、散水配管50の開閉制御弁52は、前述の感熱センサ
41による制御とは別に該検出器42によっても制御さ
れる。
、散水配管50の開閉制御弁52は、前述の感熱センサ
41による制御とは別に該検出器42によっても制御さ
れる。
不活性ガスの圧力低下により(この場合は水への切換圧
力より稍々高い圧力としておくことが望ましい。
力より稍々高い圧力としておくことが望ましい。
)警報を発し、警報に基すいて監視員が不活性ガスを補
充するようにしておいてもよい。
充するようにしておいてもよい。
また感熱センサ41.不活性ガス圧力検出器23並びに
粉塵及び熱の検出器42の検出信号を監視室に導き、監
視室で石炭内部温度、不活性ガス圧力、石炭上部の温度
粉塵等を監視し、要すれば工業用テレビ等を用いる石炭
上部の粉塵、気流等の監視を付加して、自動制御による
ことなく、遠隔操作も行い得ることは勿論である。
粉塵及び熱の検出器42の検出信号を監視室に導き、監
視室で石炭内部温度、不活性ガス圧力、石炭上部の温度
粉塵等を監視し、要すれば工業用テレビ等を用いる石炭
上部の粉塵、気流等の監視を付加して、自動制御による
ことなく、遠隔操作も行い得ることは勿論である。
本考案の貯蔵炭の自然発熱発火防止設備は以上の如く構
成され、かつ作動するので、貯蔵炭の適確な発熱発火防
止を合理的にすることができ、重要な資源エネルギの消
耗をすくなくすることができるので産業上の利用価値は
大である。
成され、かつ作動するので、貯蔵炭の適確な発熱発火防
止を合理的にすることができ、重要な資源エネルギの消
耗をすくなくすることができるので産業上の利用価値は
大である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の設備の実施例の系統図を示すも
ので、貯炭設備が第1図では野積、第2図では建家付、
第3図ではサイロである。 1・・・・・・貯蔵石炭、2,3.4・・・・・・貯炭
設備の底面、側壁、天蓋、10・・・・・・管群、11
・・・・・・ノズル、12・・・・・・綜合開閉制御弁
、20・・・・・・加圧不活性ガス源、23・・・・・
・圧力検出器、24・・・・・・開閉弁(逆止弁)、3
0・・・・・・加圧水源、35・・・・・・開閉弁、4
0・・・・・哨動制御手段、41・・・・・・感熱セン
サ、42・・・・・・粉塵及び熱の検出器、50・・・
・・・散水配管、51・・・・・・噴霧ノズル、52・
・・・・・開閉制御弁。
ので、貯炭設備が第1図では野積、第2図では建家付、
第3図ではサイロである。 1・・・・・・貯蔵石炭、2,3.4・・・・・・貯炭
設備の底面、側壁、天蓋、10・・・・・・管群、11
・・・・・・ノズル、12・・・・・・綜合開閉制御弁
、20・・・・・・加圧不活性ガス源、23・・・・・
・圧力検出器、24・・・・・・開閉弁(逆止弁)、3
0・・・・・・加圧水源、35・・・・・・開閉弁、4
0・・・・・哨動制御手段、41・・・・・・感熱セン
サ、42・・・・・・粉塵及び熱の検出器、50・・・
・・・散水配管、51・・・・・・噴霧ノズル、52・
・・・・・開閉制御弁。
Claims (4)
- (1)貯炭設備の底面に、また側壁を有する貯炭設備に
おいては底面と共に側壁に、沿って配設され、かつ加圧
不活性ガス源及び加圧水源に綜合開閉制御弁を介して接
続され、更に貯蔵炭に向けて開口する複数個のノズ゛ル
を有すル会群と、貯蔵炭に接して該底面及び側壁のある
場合臼よこれと側壁に設けられた感熱センサと、自動制
御手段とを備え、当該加圧不活性ガス源及び加圧水源は
出力側にそれぞれ開閉弁を備え、該自動制御手段は、感
熱センサからの信号により、貯蔵炭が一定温度以上、又
は以下となることに対応して前記綜合開閉制御弁を開又
は閉とし、かつ加圧不活性ガス源に設けられた圧力検出
器よりの信号により、該不活性ガス源が一定圧力以上の
とき該不活性ガス源の開閉弁を開放し、水源の開閉弁を
閉鎖し、一定圧力以下のときにこの逆に作動する如くし
であることを特徴とする貯蔵炭の自然発熱発火防止製設
備。 - (2)実用新案登録請求の範囲第1項において、該設備
が貯蔵炭表面に向けた噴霧ノズルを有し、かつ前記加圧
水源と該水源の開閉弁の間に開閉制御弁を介して接続さ
れる散水配管を備え、前記自動制御手段により不活性ガ
ス源圧力に応じて水源の開閉弁と共に前記散水配管の開
閉制御弁が制御される貯蔵炭の自然発熱発火防止設備。 - (3)実用新案登録請求の範囲第1項において、前記管
群が所望のブロックに区分され、各ブロック毎にそれぞ
れの制御開閉弁を備えると共に、前記感熱センサが前述
と同様なブロックに区分され、各ブロックの感熱センサ
よりの信号によりそれぞれのブロックの管群の制御開閉
弁が制御され、綜合開閉制御弁が常に開放せしめられで
ある貯蔵炭の発熱発火防止設備。 - (4)実用新案登録請求の範囲第2項において、貯炭設
備の天蓋附近に粉塵及び熱検出器を設け、該検出器の検
出値が一定値以上の場合、自動制御手段が該検出器から
の信号により散水配管の開閉制御弁を開放する如くしで
ある貯蔵炭の発熱発火防止設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4884680U JPS5829163Y2 (ja) | 1980-04-11 | 1980-04-11 | 貯蔵炭の自然発火防止設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4884680U JPS5829163Y2 (ja) | 1980-04-11 | 1980-04-11 | 貯蔵炭の自然発火防止設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151349U JPS56151349U (ja) | 1981-11-13 |
JPS5829163Y2 true JPS5829163Y2 (ja) | 1983-06-25 |
Family
ID=29643837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4884680U Expired JPS5829163Y2 (ja) | 1980-04-11 | 1980-04-11 | 貯蔵炭の自然発火防止設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829163Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6544119B2 (ja) * | 2015-07-30 | 2019-07-17 | 中国電力株式会社 | 石炭管理方法 |
-
1980
- 1980-04-11 JP JP4884680U patent/JPS5829163Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56151349U (ja) | 1981-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5347264A (en) | Method and apparatus for automatically controlling a water supply using movement detector means | |
KR101856680B1 (ko) | 공동주택의 소방 배관 누수감지 시스템 | |
US7032681B1 (en) | Device for extinguishing a fire | |
WO2022022265A1 (zh) | 灭火系统及船舶 | |
JPS5829163Y2 (ja) | 貯蔵炭の自然発火防止設備 | |
CN217612604U (zh) | 一种储能集装箱电池簇消防系统 | |
JP4624215B2 (ja) | 水素製造・貯蔵装置の防災設備 | |
CN214623383U (zh) | 一种室内封闭煤场环境监测的安全控制系统 | |
JP3286370B2 (ja) | 乾燥炉の排気ダクト消火装置 | |
CN112817265A (zh) | 一种室内封闭煤场环境监测的安全控制系统和管理方法 | |
JPS5949420A (ja) | ス−トブロワの制御方法 | |
JP3552439B2 (ja) | スプリンクラ消火設備 | |
US11673009B2 (en) | Automatic fluid spray systems | |
CN101164666A (zh) | 用于吸收塔的烟气自动降温喷淋系统 | |
JPS598352U (ja) | 石炭などの可燃物の貯蔵所の防火装置 | |
JPS6311396U (ja) | ||
CN219775475U (zh) | 一种危化品暂存库自动氮气保护装置 | |
KR100587475B1 (ko) | 방화문을 이용한 연소가스 차폐장치 | |
WO2019197832A1 (en) | Fire safety assembly | |
JPS6039701Y2 (ja) | 空調制御装置 | |
JPS56110844A (en) | System for preventing damage due to freezing in solar heat water heater | |
FI12943Y1 (fi) | Järjestely takapalon estämiseksi kiinteää polttoainetta käyttävässä lämmitysjärjestelmässä | |
KR20200094933A (ko) | 마그네틱밸브를 이용한 일제살수식 소화 설비 | |
KR20200094932A (ko) | 전자밸브를 이용한 준비작동식 소화 설비 | |
JPH0654924A (ja) | 自動炎検知消火装置 |