JP6543662B2 - 照明ランプ及び照明ランプの製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、LED(発光ダイオード)ランプなどの照明ランプに関する。
直管形のLEDランプでは放熱のためにヒートシンクを用いるが、ヒートシンクの取付構造が複雑になっていた。
例えば、ヒートシンクが上側と下側との2層構造になっていた。ヒートシンクがガラス管より長いと、ガラス管の端部内面にできたグレージング部分(出っ張り部分)と干渉してしまう。
グレージング部分(出っ張り部分)と干渉しないようにするためにヒートシンクを2層構造にする必要がある。上側のヒートシンクがガラス管より長く、下側のヒートシンクがガラス管より短くする。
さらに、上側のヒートシンクと口金をネジ等にて締結する。あるいは、上側のヒートシンクと口金を、ヒートシンクの穴と口金のピン(樹脂ボス)で締結する。
このように、ヒートシンクを構造的に2部品を組み合わせた場合、LEDランプの組立が難しく、設計・構造も複雑となる。
また、直管形のLEDランプでは、長さや寸法の規制がある。たとえば、全長は、1212.6mm、口金の直径は、28.8mm、ガラス管の直径は、25.5mmである。ランプの長さを部品のネジ締結で規制する場合、ランプの長さは、ネジ貫通孔とネジ径のガタ分(遊び)+外形公差で決定される。また、ランプの長さを部品の穴とピン(樹脂ボス)で規制する場合、ランプの長さは、穴とピン径(樹脂ボス径)のガタ分(遊び)+外形公差で決定される。
特開2012−009451号公報 特開2012−009379号公報 特開2010−40502号公報 国際公開第2011/086906号 特開2003−146677号公報 特開2010−123359号公報 特開2011−44306号公報 特開2010−040289号公報 特開2009−016059号公報 特表2011−519146号公報 国際公開第2010/082655号 特開2010−170970号公報 特開2011−138739号公報 登録実用新案第3171786号公報
本発明の実施の形態では、組立が容易な照明ランプを提供する。
この発明に係る照明ランプは、
複数のLEDが実装された長尺状の基板が取付けられた長尺状の台座と、
前記台座の長手方向に密着した状態で前記台座に接着されている透光性の外郭と、
前記外郭の端部に接着した状態で前記外郭に取り付けられているカバー部と
を備え、
前記カバー部は、前記台座の端部に嵌め込まれている嵌合部を有し、
前記台座と前記嵌合部とは、弾性力を有する嵌合爪により外れないようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、照明ランプの組立が容易である。
実施の形態1の照明ランプ50を示す図。 実施の形態1の照明ランプ50のヒートシンク54を示す図。 実施の形態1の照明ランプ50のAA端面を示す図。 実施の形態1の照明ランプ50のZZ断面を示す図。 実施の形態1の照明ランプ50の口金55を示す図。 実施の形態2の照明ランプ50のZZ断面を示す図。 実施の形態3の照明ランプ50のガラス管56と拡散膜90を示す図。 実施の形態3の記号を示す図。 実施の形態3の実施例1のT8タイプの照明ランプ50の各部の長さを示す模式図。 実施の形態3の実施例1のT8タイプの照明ランプ50の接着剤92の円弧長比と接着性とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例1のT8タイプの照明ランプ50の接着剤92の円弧長比とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例2のT8タイプの照明ランプ50の接着剤92の各部の長さを示す図。 実施の形態3の実施例2のT8タイプの照明ランプ50の接着剤92の円弧長比と接着性とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例2のT8タイプの照明ランプ50の接着剤92の円弧長比とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例3のT10タイプの照明ランプ50の接着剤92の各部の長さを示す図。 実施の形態3の実施例3のT10タイプの照明ランプ50の接着剤92の円弧長比と接着性とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例3のT10タイプの照明ランプ50の接着剤92の円弧長比とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例4のT8タイプの照明ランプ50の両面粘着テープ93の円弧長比と接着性とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例4のT8タイプの照明ランプ50の両面粘着テープ93の円弧長比とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例5のT8タイプの照明ランプ50の両面粘着テープ93の円弧長比と接着性とLEDチップ温度を示す図。 実施の形態3の実施例5のT8タイプの照明ランプ50の両面粘着テープ93の円弧長比とLEDチップ温度を示す図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の照明ランプ50を示す図である。
照明ランプ50は、筒状のガラス管56を有している。ガラス管56は、透明な直管形ガラス管であり、筒管の一例である。筒管はガラス管でなくてもよく透明又は透光性のある樹脂管でもよい。
中心軸Oは、筒状のガラス管56の中心を結んだ中心線である。
発光部60は、発光ダイオードLED51(LED51)と基板52とヒートシンク54を有している。
発光部60は、ガラス管56に収納されて発光方向に光を発光する。発光部60は、ガラス管56の長手方向に渡って延在している。
LED51は、LED(発光ダイオード)単体又はLEDモジュールからなる。LED51は、LEDチップともいう。
基板52は、複数のLED51を均等に配置配列している。
ヒートシンク54は、アルミニウム製などの金属製であり、基板52を取り付ける台座となりかつ放熱部材となる。
ガラス管56の両端に一対の口金55がある。
各口金55は、一対の給電端子58を備えている。給電端子58の本数や形は、図に限らず他の本数でも他の形状でもよい。
1対の口金55は、ガラス管56の両端を覆うとともに、発光部60のヒートシンク54の両端とガラス管56の両端に固定されている。
ガラス管56の内面には、拡散膜90が有り、拡散膜90は、LED51からの光を拡散する。拡散膜90によりガラス管56の外観は曇った状態又は半透明状態になる。
拡散膜90の厚さは、高々10〜50μmであるので、以下、拡散膜90の厚さはゼロと考えて説明する。
照明ランプ50は、長期使用の観点で、使用中に安全を損なうランプ内へのホコリの侵入ができない構造を備えている。すなわち、ガラス管56と口金55とは接着されており、発光部60は、密封されている。
照明ランプ50は、ガラス製外郭を有し、外形が従来の直管形蛍光ランプと同じ形状である。また、照明ランプ50は、機能を損なわずには恒久的に分解できない直管形LEDランプシステムである。
図2は、ヒートシンク54の斜視図である。
長手方向と直交する平面によるヒートシンク54の断面形状は、D字状形状あるいは半月形状をしている。
ヒートシンク54は、一体成型された一つのアルミニウム部品であり、平板部62と弧状部63を有している。
平板部62は、平板状であり、弧状部63は、円柱を平板で切った弧状曲面を呈している。
平板部62と弧状部63の間には、中空部分64がある。中空部分64の形状もD字状形状あるいは半月形状をしている。
中空部分64の円弧部分は弧状部63の内周面であり、中空部分64の弦部分が平板部62の裏面で形成されている。
平板部62の両端には平板部62を貫通した穴61がある。穴61の形状は、丸、楕円、四角等、任意である。
ヒートシンク54の長手方向の長さはL2である。ガラス管56の中心軸Oから、弧状部63の外周面まで半径はR2であり、弧状部63の内周面までの半径はR3であり、弧状部63の外周の円弧長はK1である。
図3は、実施の形態1の照明ランプ50のAA端面(長手方向と直交する平面による端面)を示す図である。
拡散膜90は、ガラス管56の内面に形成されている膜である。拡散膜90は、光を拡散するとともに光を透過させるものである。拡散膜90は、全周にあるのではなく、一部分存在していない。すなわち、開口部91には、拡散膜90がない。
開口部91は、ガラス管56の長手方向に直線状に所定の幅(所定の円弧長K2)を持って配置されている。
接着部材59は、拡散膜90の開口部91に塗布され、ガラス管56の内面とヒートシンク54の弧状部63の外周面とを接着する。
図3において、各部の長さには、以下の関係がある。
接着部材59の円弧長K3≦拡散膜90の開口部91の円弧長K2≦ヒートシンク54の円弧長K1
弧状部63の内周面半径R3<弧状部63の外周面半径R2<ガラス管56の内周面半径R1
「弧状部63の外周面半径R2<ガラス管56の内周面半径R1」としているが、放熱性を向上させるために、弧状部63の外周面半径R2はガラス管56の内周面半径R1よりわずかに小さいくしている。また、ヒートシンク54とガラス管56の間に接着部材59があるので、ヒートシンク54のいずれの部分も、ガラス管56の内周及び拡散膜90に直接接触していない。その理由は、金属製のヒートシンク54がガラス管56や拡散膜90を破損することを防止するためである。すなわち、ヒートシンク54は、接着部材59によりガラス管56と拡散膜90とから離れた状態(浮いた状態)で固定されている。
図4は、実施の形態1の照明ランプ50のZZ縦断面を示す図である。
図5は、口金55を内部方向(図4の矢印X方向)から見た図である。
図5において、ヒートシンク54とガラス管56とは点線で示している。
長手方向において、ガラス管56の長さL1は、ヒートシンク54の長さL2より長い。
口金55は、樹脂成型品であり、上口金71と下口金72とからなる。上口金71は下口金72に対して、図示していないネジにより固定される。
上口金71と下口金72は、全体として半円筒形の形状をしている。上口金71と下口金72には、それぞれ、半円筒形で薄肉のカバー部70がある。カバー部70は、ガラス管56の端部外周の半分を覆い、カバー部70の内面とガラス管56の端部外周が接着剤57で接着される。
図5において、下口金72には、下口金72の内部に立設された内壁74がある。
内壁74の形状は、円形であるが、その形は、舌状、蒲鉾状、板状、その他の形状でかまわない。
内壁74から、長手中央方向に突き出た突き当て部75がある。突き当て部75の全体形状は、略半円筒形状である。ガラス管56の中心軸Oから、突き当て部75の外周面(突き当て外周部82)まで半径はR3である。
突き当て部75の中央側先端面には、中心軸Oと直交する突き当て面76がある。突き当て面76は、ヒートシンク54の端部にある端面85の少なくとも一部の端面85を突き当てる面である。
図4、図5の場合、端面85は、突き当て部75の上側のみにあり、突き当て面76はヒートシンク54の平板部62の端面85のみを突き当てている。
ガラス管56の中央にヒートシンク54が挿入接着された状態で、下口金72がガラス管56の両側から挿入される。突き当て面76は、ヒートシンク54の両端の端面85に突き当てられ、口金55は、突き当て部75(突き当て面76)により、ガラス管56の長手方向における位置きめがなされる。
したがって、給電端子58を除く照明ランプ50の長手方向の全長は、口金端面73から突き当て面76までの長さ(口金基準長さ)をL3とすると、以下のとおりとなる。
照明ランプ50の長さL=ヒートシンク54の長さL2+(口金基準長さL3×2)
ここで、照明ランプ50の長さLは、ガラス管56の長さL1には関係ない。照明ランプ50の長さLは、ヒートシンク54の長さL2と口金端面73から突き当て面76までの長さL3(口金基準長さL3)とのみにより決定される。また、ヒートシンク54と口金55との締結には、ピンや穴やボスを全く用いていないし、ネジ孔やネジを全く用いていない。
直管形のLEDランプでは、長さ規制がある。たとえば、全長は、1212.6mmである。照明ランプ50の長さLをヒートシンク54の長さL2と口金基準長さL3とのみで決定する場合、ヒートシンク54の端面85と突き当て面76との当接だけ(平面と平面との当接だけ)で照明ランプ50の長さLが決まるので、ネジ締結で規制する場合や穴とピン(樹脂ボス)で規制する場合に比べて、ガタ分(遊び)がなくなる。すなわち、照明ランプ50の長さLは、ヒートシンク54の長さL2と口金基準長さL3のみの外形公差のみで決定することができる。
なお、突き当て部75の全体形状は、略半円筒形状でなくてもよく、突き当て面76が堅固に形成できる形状であればよい。
突き当て部75の長手中央側の突き当て面76を除いた部分から、さらに長手中央方向に長さL6だけ突き出た嵌合部77がある。嵌合部77の断面形状は、D字状形状あるいは半月形状をしている。嵌合部77の断面中央は中空の樹脂中空部79があり、樹脂の使用量を削減している。樹脂中空部79を、嵌合部77から突き当て部75まで、さらには内壁74まで貫通させてもよく、樹脂の使用量をさらに削減できる。ガラス管56の中心軸Oから、嵌合部77の外周面(嵌合外周部83)までの半径はR3であり、ヒートシンク54の弧状部63の内周半径と同じである。
嵌合部77の断面外形は、ヒートシンク54の中空部分64の断面輪郭形状と同じ形状をしており、嵌合部77は、中空部分64に隙間なく長さL6だけ挿入される。こうして、口金55の下口金72は、口金55の嵌合部77により、ガラス管56の2次元断面空間(長手方向と直交する平面空間)に対する上下左右方向の位置きめがなされる。
なお、ヒートシンク54の中空部分64は、ヒートシンク54の長手方向に同一断面形状で貫通しているものであるが、嵌合部77との関係では、中空部分64は嵌合部77が挿入される深さ(長さL6)以上にヒートシンク54の端面85から長手中央方向に存在していればよい。
以上のように、口金55の下口金72は、突き当て部75と嵌合部77とにより、ガラス管56に対する3次元位置が決定されるので、突き当て部75と嵌合部77とを合わせて、固定部80と呼ぶ。
嵌合部77には、嵌合爪78が設けられている。嵌合爪78は、樹脂自体が持つ弾性力を有している。このため、嵌合爪78は上下に移動できる。嵌合爪78は、中央側に斜面を有し、端部側に垂直面を有しているので、嵌合爪78は、中央方向には、移動しやすいが、逆行しにくい。嵌合爪78の位置は、嵌合部77と中空部分64の端面85が付き当てられたときに、穴61の中央にくるように配置されている。嵌合爪78が穴61にはまれば、垂直面が穴61の側面に引かかるので、下口金72は逆行できず、ヒートシンク54から外れない。
嵌合爪78のサイズよりも穴61の面積が大きく開口されており、嵌合爪78の周囲には穴61の側面まで隙間が有る。この隙間により、嵌合爪78は穴61の中で、長手方向に移動可能な裕度(遊び)を有している。
上口金71は下口金72にネジ止めされ、上口金71と下口金72は、ガラス管56に対して、接着剤57により接着されているが、接着剤57の劣化により上口金71と下口金72とがガラス管56から外れてしまうという危険をなくすため、嵌合爪78を穴61にひっかけておき、上口金71と下口金72とがガラス管56から外れることを防止する。
嵌合爪78は、穴61との間に裕度(遊び)を有しているのでヒートシンク54を位置決めするものではない。嵌合爪78は、口金55の脱落防止のための補助機構である。
接着剤57による上口金71と下口金72とのガラス管への接着は、口金55とガラス管56との位置関係を固定するものではない。
口金55は、ガラス管56には完全に固定されているのではなく、ヒートシンク54の伸縮する範囲で接着剤57でガラス管56に移動可能に取り付けられている。
たとえば、接着剤57としてシリコーンゴムなどの弾性接着剤を用いる。
ガラス管56の線膨張係数はヒートシンク54の線膨張係数より小さい。最低温消灯放置時のヒートシンク54の温度Tc(K)と、最高温雰囲気点灯時のヒートシンク54の温度Th(K)とのヒートシンク54の長さの差がSmmあるとする。照明ランプ50を(Tc+Th)/2(K)±5℃の雰囲気で製造する場合、ガラス管56の伸縮を無視すると、ガラス管56の筒端面86と口金55の内壁74との隙間L4を、S÷4以上にしてS÷2以下にすればよい。
S÷4≦隙間L4≦S÷2
照明ランプ50に起こり得る冷却収縮と高温熱膨張を考慮すると、当該ランプの組み立て作業は(Tc+Th)/2(K)程度の室温で組み立てられることが望ましい。即ち−20℃(253K)が市場で起こり得る最低温状態で、かつ実機実装高温時のヒートシンク54の長さが両端口金位置関係を決定するヒートシンク54が70℃(343K)の場合、(253+343)/2=298(K)、即ち25℃雰囲気で組立てられた場合、製品完成時の収縮・膨張の影響の最大値が最も小さくできる。
接着剤57による接着は、ヒートシンク54とガラス管56との線膨張係数差(熱膨張差)により、口金55とガラス管56との距離が接近したり離れたりすることを可能にする接着(ゆるい接着)である。この熱膨張による長さの変化を吸収するため、筒端面86と内壁74との間に隙間L4を設けている。
ガラス管56は、端部内面にガラス管56の内部方向に盛り上がった出っ張り部81を有している。
出っ張り部81は、加熱処理(グレージング)により形成されるものである。ガラス管56の切断端面をバーナで加熱し、軟化させて、ガラス管56の切口の断面形状を略円形に整える際に、出っ張り部81が発生する。
例えば、出っ張り部81のサイズは以下のようなものである。
出っ張り部81の高さH3=0.35〜0.6mm
出っ張り部81の長さL5=1.0〜2.0mm
ヒートシンク54の長さL2は、ガラス管56の長さL1より短く、ヒートシンク54は、出っ張り部81の存在する端部以外の中央部分に取り付ける。出っ張り部81の長手方向の長さをL5とすると、以下の関係がある。
ガラス管56の長さL1>ヒートシンク54の長さL2+(出っ張り部81の長さL5×2)
また、ヒートシンク54の弧状部63の厚さH2は、出っ張り部81の高さH3より大きい。
出っ張り部81のガラス管56に最も近接している突き当て外周部82は、出っ張り部81に接触しないように、ガラス管56の内面から所定の距離H1だけ離れている。
嵌合部77のガラス管56に最も近接している嵌合外周部83も、ガラス管56の内面から前記所定の距離H1だけ離れている。
突き当て外周部82と嵌合外周部83とは、中心軸Oを中心とする半径R3の円筒の外周面の一部である。
したがって、突き当て部75と嵌合部77からなる固定部80は、固定部80のいずれの部分においても、ガラス管56の内面から前記所定の距離H1以上離れている。
ここで、所定の距離H1は、弧状部63の厚さH2と接着部材59の厚さH4を加算したものであるから、以下の関係がある。
所定の距離H1=弧状部63の厚さH2+接着部材59の厚さH4>出っ張り部81の高さH3
ここで、接着部材59の厚さH4をゼロに仮定すると、以下の関係がある。
所定の距離H1=弧状部63の厚さH2>出っ張り部81の高さH3
すなわち、弧状部63の厚さH2を出っ張り部81の高さH3より大きくすれば、固定部80のガラス管56に最も近接している外周部84は、出っ張り部81に接触しないようにできる。
グレージングの出っ張り部81を回避する為に、ヒートシンク54をガラス管56より短く、且つ、弧状部63の厚さをグレージングの出っ張りを回避する厚さにする。
その結果、グレージングにより生じた出っ張り部81への、ヒートシンク54の乗り上げによるガラス管のワレを回避することができる。また、乗り上げ回避のためにヒートシンクを2層にすることもなく、部品点数の削減・コスト増加抑制が可能になる。
以上のように、この実施の形態では、ガラス管56内にLEDを配置し、ガラスの両端に口金を配置した直管蛍光ランプ形LEDランプにおいて、ガラス管56内部のヒートシンク54の長さをガラス管56より短くし(ガラス管56の両端部のグレージング部分より内側にし)、かつ、ヒートシンク54の弧状部63の厚み(または、ヒートシンク54の弧状部63の厚み+ヒートシンク54のガラス内面への接着部材59の厚み)をガラスのグレージングの高さより厚くする。
また、口金55の固定部80の半径をヒートシンク54の弧状部63の内周面の半径以下にすれば、口金55もグレージングの出っ張りを回避することができる。
こうすることによって、ヒートシンク54はグレージング部分に接触せず、かつ、口金55の嵌合部77をヒートシンク54の中空部分64に嵌合するときに、当該突き当て部75はグレージング部分と干渉しない。
また、この実施の形態では、ガラス管56と口金55は接着剤のみで固定(ゆるく固定)されるので、口金落下防止のために、嵌合爪78(樹脂ボス)とヒートシンク54の穴61で、脱落防止(口金の抜け防止)を図っている。
また、この実施の形態では、照明ランプ50の長さ規制は、口金端面73から突き当て面76までの長さL3とヒートシンク54の長さL2とのみで行うため、穴61と嵌合爪78は裕度をもって嵌め合わせている。また、熱応力吸収のためにも、穴61と嵌合爪78は裕度をもって嵌め合わせている。
また、ガラス管56と口金55は、熱応力吸収のため、また、ワレ防止のため、筒端面86と内壁74との間に隙間L4を設け、さらに距離H1を設け、直接当たらないようにしている。
実施の形態2.
実施の形態1と異なる点について説明する。
図6は、実施の形態2の照明ランプ50のZZ縦断面を示す図である。
図6では、突き当て面76が突き当て部75の上下両側にある。したがって、ヒートシンク54の弧状部63と平板部62との全ての端面85が突き当て面76に突きあたることになる。
突き当て面76は、内壁74の端面85の一部又は全部を突き当てればよいが、突き当て面76が突き当て部75の上下両側にあれば、さらには、左右両側にもあれば、口金55の口金端面73が中心軸Oに対して直交状態を維持しやすくなり、口金55が中心軸Oに対して傾くことがない。
図6では、嵌合部77のガラス管56に最も近接している嵌合外周部83は、ガラス管56の内面から、前記所定の距離H1より大きい距離H5だけ離れている。嵌合外周部83の半径とヒートシンク54の弧状部63の内周面の半径とは、R4であり、突き当て外周部82の半径R3より小さい。
嵌合外周部83の半径R4=弧状部63の内周面の半径R4<突き当て外周部82の半径R3
図6でも、固定部80は、固定部80のいずれの部分においても、ガラス管56の内面から前記所定の距離H1以上離れている。
ここで、距離H5は、弧状部63の厚さH2と接着部材59の厚さH4を加算したものであり、以下の関係がある。
距離H5>所定の距離H1=弧状部63の厚さH2+接着部材59の厚さH4>出っ張り部81の高さH3
ここで、接着部材59の厚さH4をゼロに仮定すると、以下の関係がある。
距離H5>所定の距離H1=弧状部63の厚さH2>出っ張り部81の高さH3
図6の場合も、弧状部63の厚さH2を出っ張り部81の高さH3より大きくすれば、嵌合部77のガラス管56に最も近接している嵌合外周部83は、出っ張り部81に接触しないようにできる。
しかし、弧状部63の厚さH2を出っ張り部81の高さH3より大きくしても、突き当て部75のガラス管56に最も近接している突き当て外周部82が、出っ張り部81に接触しないようにできるとは限らない。
図6の場合は、所定の距離H1は、弧状部63の厚さH2とは関係ないので、
所定の距離H1>出っ張り部81の高さH3
ガラス管56の内周の半径R1>突き当て外周部82の半径R3+出っ張り部81の高さH3
となるように、突き当て部75の形状を設計製造する。
ヒートシンク54の中空部分64の断面形状、及び、嵌合部77の断面形状は、D字状形状あるいは半月形状でなくてもよく、中空部分64の断面形状と嵌合部77の断面形状とは同じであればよく、三角形、四角形、台形、その他の多角形、楕円などでもよい。
また、ヒートシンク54の中空部分64の断面形状と嵌合部77の断面形状とは、必ずしも同じでなくてもよい。嵌合部77の形状は、中空部分64の角部分(コーナー)に挿入される部分があればよい。
たとえば、図5のように、ヒートシンク54の中空部分64の断面形状がD字状形状の場合、嵌合部77の断面形状は、E1,E2、E3の3点を結ぶ3角形であればよい。あるいは、嵌合部77の断面形状は、E1,E2を結ぶ直線とその直線の中央とE3を結ぶ直線とからなるT字形状でもよい。
要するに、嵌合部77は、中空部分64に挿入されることにより、ガラス管56の二次元断面空間において下口金72の上下左右の位置を確定するものであればよい。
嵌合部77が中空部分64内でガラス管56の二次元断面空間において上下左右に動く場合、ランプが外部振動を受けたとき、ヒートシンク54がガラス管56内で上下左右に動く可能性が高くなり、ヒートシンク54がガラス管56や拡散膜90に接触・衝突し、ガラス管56や拡散膜90を破壊する危険がある。したがって、嵌合部77は、中空部分64に対して隙間なく挿入されることが望ましい。嵌合部77と中空部分64とを接着してもよい。
以上のように、実施の形態1と2では、以下のような、照明ランプ50を説明した。
照明ランプ50は、ガラス管56(筒管)と、ガラス管56(筒管)の長手方向に渡って延在するヒートシンク54とを備えている。
ガラス管56(筒管)は、端部内面にガラス管56(筒管)の内部方向に盛り上がった出っ張り部81を有し、ヒートシンク54の長さL2は、ガラス管56(筒管)の長さL1より短く、出っ張り部81の存在する端部以外の中央部分に延在している。
ヒートシンク54は、ガラス管56(筒管)の内周面に沿って配置される弧状部63を有し、弧状部63の厚さH2は出っ張り部81の高さH3より大きい。
上記照明ランプは、さらに、ガラス管56(筒管)の端部に取り付けられ、ヒートシンク54を固定する口金55を備えている。
ヒートシンク54は、長手方向に直交する断面形状が、内部に中空部分を有するD字形状である。
口金55は、ガラス管56(筒管)の長手方向に突き出て、ヒートシンクを固定する固定部80を有している。固定部80は、突き当て部75と嵌合部77とからなる。
固定部80のガラス管56(筒管)に最も近接している外周部84は、出っ張り部81に接触しないように、ガラス管56(筒管)の内面から所定の距離H1以上離れている。
さらに、口金55を、詳説する。
口金55は、
口金の内壁74と、
口金の内壁74からガラス管56(筒管)の長手中央方向に突き出て、ヒートシンク54の端部の少なくとも一部の端部を突き当てる突き当て部75と、
突き当て部75からさらにガラス管56(筒管)の長手中央方向に突き出て、ヒートシンク54の中空部分に挿入される嵌合部77と
を有している。
突き当て部75のガラス管56(筒管)に最も近接している突き当て外周部82は、出っ張り部81に接触しないように、ガラス管56(筒管)の内面から所定の距離H1だけ離れている。
嵌合部77のガラス管56(筒管)に最も近接している嵌合外周部83は、ガラス管56(筒管)の内面から前記所定の距離H1以上離れている。
また、口金55は、ガラス管56(筒管)の端部からガラス管56(筒管)の内部に挿入されてヒートシンク54の端面85に突き当てられる突き当て面76を有し、
口金端面73から突き当て面76までの長さL3と、ヒートシンク54の長さL2とにより、照明ランプ50の所定の長さL(規格で定められた長さL)を規定決定する。
上記ヒートシンク54は、長手方向に直交する断面形状が、内部に中空部分64を有するD字形状であり、中空部分64から外部に向かって開けられた穴61を有し、
上記口金55は、
ヒートシンク54の中空部分64に挿入される嵌合部77と、
嵌合部77から突出して穴61にはめ込まれる嵌合爪78と
を有する。
上記ガラス管56(筒管)は、口金55に接着剤57で固定され、
上記ガラス管56(筒管)の筒端面86と口金55の内壁74は、ガラス管56(筒管)の長手方向に所定の距離L4だけ離して配置され、
上記嵌合爪78と上記穴61とは、ガラス管56(筒管)の長手方向に所定の裕度を有している。
実施の形態3.
実施の形態1、2と異なる点について説明する。
まず、照明ランプ50の製造方法について説明する。
ステップ1.
ヒートシンク54の表側に絶縁フィルムを貼り付ける。絶縁フィルムはシリコーンでもよい。あるいは、両面テープやその他の接着剤を用いてもよい。これらを併用してもよい。
ステップ2.
絶縁フィルムに、LED51が実装された2枚の基板52を貼り付ける。2枚の基板52を電気的にフレキシブル基板で連結する。これで発光部60が完成する。
ステップ3.
ヒートシンク54の裏側に接着剤92(例えば、シリコーン接着剤)を所定の径を有するノズルから長手方向に直線状に塗布する。
ステップ4.
拡散膜90と開口部91とが形成されたガラス管56に発光部60を挿入する。その際、接着剤92が塗布されたヒートシンク54の裏側が、開口部91の中央に接着されるように挿入する。
ステップ5.
発光部60(ヒートシンク54)をガラス管56の長手方向中央に位置決めする。
ステップ6.
発光部60(ヒートシンク54)の両端をガラス管56の内面に押し当てて、発光部60をガラス管56に接着する。
発光部60の両端が押され両端の接着剤92は、中央の接着剤92に比べて広く押し広げられる。
図7は、この接着後の状態を示す図である。
接着後において、両端部において接着剤92の円弧長が、長手方向で最大の円弧長K4になっている。
発光部60の両端が押されて発光部60の中央が浮きやすくなるが、シリコーン接着剤なので、発光部60の中央がガラス管56の内面から浮気味であってもシリコーン接着剤が発光部60の中央をガラス管56の内面に接着する。
ステップ7.
下口金72のカバー部70の内周に接着剤57を塗る。ガラス管56の両端から、ガラス管56の筒端面86をカバー部70の内周に挿入しながら下口金72を装着する。その際、突き当て面76がヒートシンク54の端面85に突き当たるまで突き当て面76をヒートシンク54の中空部分64に挿入する。挿入の途中で、嵌合爪78が穴61に入り込み、72の抜け防止が機能する。
ステップ8.
給電端子58を下口金72にはめ込む。
上口金71のカバー部70の内周に接着剤57を塗る。ガラス管56の両端から、ガラス管56の筒端面86をカバー部70の内周に挿入しながら上口金71を下口金72にはめ込んで装着する。次に、上口金71を下口金72にネジ止めする。
ステップ9.
しばらく乾燥させて、照明ランプ50が完成する。
図7において、拡散膜90は、ガラス管56の内面に形成されている膜である。拡散膜90は、全周にあるのではない。開口部91には、拡散膜90が存在していない。接着部材59は、拡散膜90の開口部91に設けられ、ガラス管56の内面とヒートシンク54の弧状部63の外周面とを接着する。
図7に示すように、照明ランプ50の完成時において、各部の円弧長には、以下の関係がある。
接着剤92の両端部を除く部分の円弧長K3≦拡散膜90の開口部91の円弧長K2≦ヒートシンク54の円弧長K1
接着剤92の両端部を除く部分の円弧長K3≦接着剤92の両端部の最大円弧長K4
接着部材の両端部の円弧長K4が接着部材の中央部分の円弧長K3より大きいのは、ステップ6で述べたとおり、発光部60の両端をガラス管56の内面に押し当てて、発光部60をガラス管56に接着するからである。
以下、この実施の形態の特徴を説明する。この実施の形態では、ガラス管56を、透光性カバーとも呼ぶ。
1.円筒状の透光性カバー内に、LED基板52を搭載した熱伝導媒体(ヒートシンク54)を挿入した後、該ヒートシンク54を透光性カバーに接着し、更に両端から口金で固定する。
2.該透光性カバーは内面に拡散膜90を塗布している。
ただし、透光性カバーのヒートシンクの接着部分は拡散膜90が塗布されていない開口部91(アパーチャー部)となっている。
3.該開口部91には、接着剤塗布または両面粘着テープ貼付けにより、透光性カバーとヒートシンクがヒートシンク全長方向に接着固定される。ヒートシンク54は両端から口金55で固定され、更に接着剤92によりヒートシンク54の弧状部63の外周面(底部)がガラス管56に固定される。
すなわち、ヒートシンク54は、口金55と接着剤92とによる2重の固定構造を有している。ただし、口金55での固定がメインであり、接着剤92は補助的なものである。
4.開口部91の円弧長K2は、ヒートシンク54の円弧長K1より狭く、接着部分の円弧長K3より広い。したがって、ヒートシンク54の接着性及び放熱性が良く、かつLEDの照射角度が広く光拡散性の良い直管形LEDランプを得ることができる。
5.ヒートシンク54はその全長方向において円筒状の透光性カバー内面に接着剤92または両面粘着テープ93によりほぼ密着している。このため、ヒートシンク54の接着性及び放熱性が高い。
6.接着剤塗布幅により形成される接着部分の円弧長K3とヒートシンク54の弧状部63の外周面の円弧長(下面の円弧長)K1の円弧長比は、ヒートシンク端部を除くヒートシンク全長方向において0.04〜0.5である。より好適には0.17〜0.5である。詳細については後述する。
下限を0.04としたのは、ヒートシンクの接着性及び放熱性を確保するためである。より好適には0.17以上が望ましい。
上限を0.5としたのは、開口部91がヒートシンク54の下面の円弧長K1以下でなくてはならないし、また、塗布幅円弧長K3をヒートシンク54の下面の円弧長K1の半分として接着剤92の塗布幅のばらつきを吸収するためである。
特に端部は接着剤92が中央部分より2倍程度広がるから、上限を0.5(半分)として、ヒートシンク54の端部においてもヒートシンク54の下面の円弧長K1を超えて接着剤92の塗布幅円弧長K3が存在することを防止する。
7.両面粘着テープ93のテープ幅により形成される接着部分円弧長K3とヒートシンク54の下面円弧長K1の比はヒートシンク全長方向において0.17〜1.0である。より好適には0.5〜1.0である。
下限を0.17としたのは、ヒートシンク54の接着性及び放熱性を確保するためである。より好適には0.19以上が望ましい。
上限を1.0としたのは、開口部91はヒートシンク54の下面の円弧長K1以下でなくてはならないが、両面粘着テープ93はテープ幅のばらつきが無いからである。
8.接着剤は、シリコーンがよい。
9.シリコーンの熱伝導度は0.15W/m・K以上がよい。
10.両面粘着テープは熱伝導性テープがよい。
11.熱伝導性テープの熱伝導度は、0.2W/m・K以上がよい。
以下に、照明ランプ50の仕様を説明する。
1.ヒートシンク54の幅は、照射角(基板の幅)、熱伝導の効果(熱容量)で決まる。
2.透光性カバーは、たとえば、ガラス管や樹脂管であり、管外径25.5mm、管内径約24mm、管肉厚0.76mmである。この透光性カバーは、T8直管蛍光ランプ相当する。
3.接着部分の塗布幅の円弧長K3は、シリコーンの場合、端部を除く部分が約8mmであり、端部が約15mmである。端部は圧着のため塗布幅の円弧長が2倍程度に広がる。
4.両面粘着テープ93の場合、テープ幅(円弧長K3)は、10mm以上がよい。
5.接着部分の円弧長K3(あるいは、ヒートシンク54の円弧部分の長さK1と接着部分の円弧長K3との円弧長比)は、接着強度、接着部分の熱伝導度で決定する。両面粘着テープ93と接着剤92を併用してもよい。
6.ガラス管56とヒートシンク54の隙間は小さいほどよく、基本的にはガラス管56とヒートシンク54を密着させる。ただし、ガラス管56とヒートシンク54の間には、両面粘着テープ93又は接着剤92の厚みが存在する。または、ヒートシンク54のたわみによるばらつきが存在する。
以下、図8〜図21を用いて、接着部材59の円弧長K3とヒートシンク54の円弧長K1との円弧長比について説明する。
図8が示す記号の意味は以下のとおりである。
r:透光性カバー内径半径(r=ガラス管56の内径R1=弧状部63の外周半径R2と仮定する)
b:ヒートシンク幅(弦長、すなわち、ヒートシンク54の弧状部63の両端間の幅)
2θ:ヒートシンク幅bの中心角(ヒートシンク54の弧状部63の両端のなす中心角)
実施例1.(接着剤92の場合)
図9に示すように、ヒートシンク54の幅が20mmの場合、ヒートシンクの円弧長K1=23.64mmとなる。
図10に、ヒートシンク54の幅bが20mmの場合の円弧長比と接着性とLEDチップ温度を示す。
接着剤92の接着性は、輸送試験後の接着剤92の剥離状態あるいはヒートシンク54の剥離状態で判断している。各円弧長比の条件において、ヒートシンクの両側を図4に示した方法により口金で固定したサンプルと固定しないサンプル各10個を作成し、輸送試験後にヒートシンク接着部の剥離またはヒートシンクの脱落が見られなかったサンプルの数を確認した。
LEDチップ温度は、長手方向中央部の温度が摂氏80度以下であることを目安にしている。LEDの配置から考えて端部のLEDチップ温度が中央部のLEDチップ温度より高くなることはなく、中央部の温度が最高温度であると考えられる。
図11に、中央部のLEDチップ温度と円弧長比との関係を示す。円弧長比が大きくなれば、放熱性が高まり、LEDチップ温度が低下する。
円弧長比が、0.04以上であれば、
口金による固定がある場合、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、76度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.17以上であれば、
口金による固定がない場合、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、68度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.51を超えると、接着部材の両端部の円弧長K4がヒートシンクの円弧長K1を超えてしまうのでよくない。
接着部材の両端部の円弧長K4が、拡散膜の開口部の円弧長K2を超えて、開口部91と接着剤92とが重なっても問題はないが、ヒートシンクの円弧長K1を超えると、拡散膜90の上に接着剤92が乗ってしまい拡散効果が減少する。
以上のように、ヒートシンク54の幅bが20mmの場合、円弧長比は、0.04以上0.51(あるいは0.5)以下がよい。
望ましくは、0.17以上0.51(あるいは0.5)以下がよい。
さらに、望ましくは、0.34(+−10%程度)がよい。
実施例2.(接着剤92の場合)
図12に示すように、ヒートシンク54の幅bが15mmの場合、
ヒートシンクの円弧長K1=16.20mmとなる。
図13に、ヒートシンク54の幅が15mmの場合を示す。
図14に、中央部のLEDチップ温度と円弧長比との関係を示す。円弧長比が大きくなれば、放熱性が高まり、LEDチップ温度が低下する。
円弧長比が、0.04以上であれば、
口金による固定がある場合、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、79度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.19以上であれば、
口金による固定がない場合、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、68度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.56を超えると、
接着部材の両端部の円弧長K4がヒートシンクの円弧長K1を超えてしまうのでよくない。
以上のように、ヒートシンク54の幅bが15mmの場合、円弧長比は、0.04以上0.56(あるいは0.5)以下がよい。
望ましくは、0.19以上0.56(あるいは0.5)以下がよい。
さらに、望ましくは、0.31(+−10%程度)がよい。
実施例3.(接着剤92の場合)
図15に示すように、ヒートシンク54の幅bが25mmの場合、
ヒートシンクの円弧長K1=29.30mmとなる。
図16に、ヒートシンク54の幅bが25mmの場合を示す。
図17に、中央部のLEDチップ温度と円弧長比との関係を示す。円弧長比が大きくなれば、放熱性が高まり、LEDチップ温度が低下する。
円弧長比が、0.04以上であれば、
口金による固定がある場合、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、74度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.17以上であれば、
口金による固定がない場合、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、67度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.51を超えると、
接着部材の両端部の円弧長K4がヒートシンクの円弧長K1を超えてしまうのでよくない。
以上のように、ヒートシンク54の幅bが25mmの場合、円弧長比は、0.04以上0.51(あるいは0.5)以下がよい。
望ましくは、0.17以上0.51(あるいは0.5)以下がよい。
さらに、望ましくは、0.38(+−10%程度)がよい。
実施例4.(両面粘着テープ93の場合)
図9に示したように、ヒートシンク54の幅bが20mmの場合、
ヒートシンクの円弧長K1=23.64mmとなる。
図18に、ヒートシンク54の幅bが20mmの場合を示す。
図19に、中央部のLEDチップ温度と円弧長比との関係を示す。円弧長比が大きくなれば、放熱性が高まり、LEDチップ温度が低下する。
円弧長比が、0.17以上であれば、
口金による固定がある場合でも、ない場合でも、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、68度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.51以上になると、
LEDチップ温度が、60度以下になり、好ましい。
以上のように、ヒートシンク54の幅bが20mmの場合、円弧長比は、0.17以上1.0以下がよい。
望ましくは、0.51以上1.0以下がよい。
両面粘着テープ93を開口部91のみに配置する作業性向上のためには、両面粘着テープ93の両側に開口部91が余裕を持って開口していることが望ましく、円弧長比は、0.51以上0.85以下がよく、0.64(+−10%程度)がよい。
実施例5.(両面粘着テープ93の場合)
図12に示したように、ヒートシンク54の幅bが15mmの場合、
ヒートシンクの円弧長K1=16.2mmとなる。
図20に、ヒートシンク54の幅bが15mmの場合を示す。
図21に、中央部のLEDチップ温度と円弧長比との関係を示す。円弧長比が大きくなれば、放熱性が高まり、LEDチップ温度が低下する。
円弧長比が、0.19以上であれば、
口金による固定がある場合でも、ない場合でも、接着剤92やヒートシンク54の剥離が見られず、
LEDチップ温度が、68度以下になり、
接着性と放熱性が維持できる。
また、円弧長比が、0.56以上になると、
LEDチップ温度が、61度以下になり、好ましい。
以上のように、ヒートシンク54の幅が15mmの場合、円弧長比は、0.19以上1.0以下がよい。
望ましくは、0.56以上1.0以下がよい。
両面粘着テープ93を開口部91のみに配置する作業性向上のためには、円弧長比は、0.56以上0.86以下がよく、0.68(+−10%程度)がよい。
実施の形態1,2のように、ヒートシンクの両端を口金で固定する構造の場合、接着剤92の塗布幅あるいは両面粘着テープ93の粘着面積を減らすことができる。接着剤92又は両面粘着テープ93等の接着部材59は、ランプ輸送時のヒートシンクのガタツキ防止(ヒートシンクがガラスに当たることによる割れ防止)とヒートシンクの熱をガラス管へ逃がす熱伝導媒体の役目のみを負う。ヒートシンク54をガラス管56に固定するのは、口金55であり、接着剤92又は両面粘着テープ93は、補助的に固定する機能を有している。
したがって、この実施の形態によれば、ヒートシンク54をガラス管56に固定するために、透光性カバー内面にLED基板支持部を設ける等の複雑な構造がいらない。また、この実施の形態によれば、透光性カバー内部にヒートシンク支持部材や基板支持部材を設ける等の複雑な構造がいらない。
この実施の形態によれば、簡易な構造、低コストで放熱性が良く、LEDの照射角度が広く光拡散性の良い直管形LEDランプを得ることができる。
以上のように、実施の形態3では、以下の照明ランプ50を説明した。
照明ランプ50は、
透光性カバー(ガラス管56、筒管)と、
筒管(透光性カバー、ガラス管56)の内周面に形成され、筒管(透光性カバー、ガラス管56)の長手方向に渡って開口部91を有する拡散膜90と、
筒管(透光性カバー、ガラス管56)の内周面に沿った弧状部63を有し、筒管(透光性カバー、ガラス管56)の長手方向に渡って延在するヒートシンク54と、
拡散膜90の開口部91に設けられ、筒管(透光性カバー、ガラス管56)の内面とヒートシンク54の弧状部63とを接着する接着部材59と、
筒管(透光性カバー、ガラス管56)の端部に取り付けられ、ヒートシンク54を固定する口金55と
を備えている。
このような、照明ランプ50の筒管(透光性カバー、ガラス管56)の長手方向と直交する断面において、
接着部材59の円弧長K3≦拡散膜90の開口部91の円弧長K2≦ヒートシンク54の弧状部63の円弧長K1
としたことを特徴とする。
上記接着部材59は、接着剤92であり、
接着剤92の円弧長K3とヒートシンク54の円弧長K1との円弧長比は、0.04以上0.5以下であることを特徴とする。
上記接着剤92の円弧長K3とヒートシンク54の円弧長K1との円弧長比は、0.17以上0.5以下であることを特徴とする。
上記接着部材29は、両面粘着テープ93であり、
両面粘着テープ93の円弧長K3とヒートシンク54の円弧長K1との円弧長比は、0.17以上1.0以下であることを特徴とする。
両面粘着テープ93の円弧長K3とヒートシンク54の円弧長K1との円弧長比は、0.5以上0.85以下であることを特徴とする。
以上のように、上記実施の形態の照明ランプは、
筒管と、
筒管の長手方向に渡って延在するヒートシンクと
を備え、
筒管は、端部内面に筒管の内部方向に盛り上がった出っ張り部を有し、
ヒートシンクの長さL2は、筒管の長さL1より短く、出っ張り部の存在する端部以外の中央部分に延在し、
ヒートシンクは、筒管の内周面に沿って配置される弧状部を有し、弧状部の厚さH2は出っ張り部の高さH3より大きい
ことを特徴とする。
上記照明ランプは、さらに、
筒管の端部に取り付けられ、ヒートシンクを固定する口金を備え、
ヒートシンクは、長手方向に直交する断面形状が、内部に中空部分を有するD字形状であり、
口金は、
口金の内壁と、
口金の内壁から筒管の長手方向に突き出て、ヒートシンクの端部の少なくとも一部の端部を突き当てる突き当て部と、
突き当て部からさらに筒管の長手方向に突き出て、ヒートシンクの中空部分に挿入される嵌合部と
を有し、
突き当て部の筒管に最も近接している突き当て外周部は、出っ張り部に接触しないように、筒管の内面から所定の距離H1だけ離れているとともに、
嵌合部の筒管に最も近接している嵌合外周部は、筒管の内面から前記所定の距離H1以上離れている
ことを特徴とする。
また、上記実施の形態の照明ランプは、
筒管と、
筒管の長手方向に渡って延在するヒートシンクと、
筒管の端部に取り付けられ、ヒートシンクを固定する口金と
を備え、
筒管は、端部内面に筒管の内部方向に盛り上がった出っ張り部を有し、
ヒートシンクは、筒管の長さより短く、出っ張り部の存在する端部以外の中央部分に延在し、
口金は、筒管の長手方向に突き出て、ヒートシンクを固定する固定部を有し、
固定部の筒管に最も近接している外周部は、出っ張り部に接触しないように、筒管の内面から所定の距離H1以上離れていることを特徴とする。
また、上記実施の形態の照明ランプは、
所定の長さを有する照明ランプにおいて、
筒管と、
筒管の長手方向に渡って延在するヒートシンクと、
筒管の端部に取り付けられ、ヒートシンクを固定する口金と
を備え、
ヒートシンクは、筒管の長さより短く、筒管の中央部分に延在し、
口金は、筒管の端部から筒管の内部に挿入されてヒートシンクの端面に突き当てられる突き当て面を有し、
口金端面から突き当て面までの長さと、ヒートシンクの長さとにより、上記所定の長さを決定する
ことを特徴とする。
上記ヒートシンクは、長手方向に直交する断面形状が、内部に中空部分を有するD字形状であり、中空部分から外部に向かって開けられた穴を有し、
上記口金は、
ヒートシンクの中空部分に挿入される嵌合部と、
嵌合部から突出して穴にはめ込まれる嵌合爪と
を有することを特徴とする。
上記筒管は、口金に接着剤で固定され、
上記筒管の筒端面と口金の内壁は、筒管の長手方向に所定の距離L4だけ離して配置され、
上記嵌合爪と上記穴とは、筒管の長手方向に所定の裕度を有している
ことを特徴とする。
50 照明ランプ、51 LED、52 基板、54 ヒートシンク、55 口金、56 ガラス管、57 接着剤、58 給電端子、59 接着部材、60 発光部、61 穴、62 平板部、63 弧状部、64 中空部分、70 カバー部、71 上口金、72 下口金、73 口金端面、74 内壁、75 突き当て部、76 突き当て面、77 嵌合部、78 嵌合爪、79 樹脂中空部、80 固定部、81 出っ張り部、82 突き当て外周部、83 嵌合外周部、84 外周部、85 端面、86 筒端面、90 拡散膜、91 開口部、92 接着剤、93 両面粘着テープ。

Claims (7)

  1. 複数のLEDが実装された長尺状の基板が取付けられた長尺状の台座と、
    前記台座の長手方向に密着した状態で前記台座に接着されている透光性の外郭と、
    前記外郭の端部に接着した状態で前記外郭に取り付けられているカバー部と
    を備え、
    前記カバー部は、前記台座の端部に嵌め込まれている嵌合部を有し、
    前記台座と前記嵌合部とは、弾性力を有する嵌合爪により外れないようになっている照明ランプ。
  2. 前記台座は、前記外郭のうち前記カバー部が取り付けられている領域よりも中央側領域の内面と接着された状態で前記外郭に取り付けられた請求項1に記載の照明ランプ。
  3. 前記カバー部は、前記外郭の端部に接着剤を用いて取り付けられた請求項1又は2に記載の照明ランプ。
  4. 前記カバー部は、前記外郭の端部に移動可能に取り付けられた請求項1から3のいずれか1項に記載の照明ランプ。
  5. 前記台座は、前記外郭と全長方向に接着固定されている請求項1から4のいずれか1項に記載の照明ランプ。
  6. 前記台座は、
    前記基板が取付けられた表側部分と、
    前記外郭の内面に沿った裏側部分と
    を有し、
    前記外郭の内面と前記台座の裏側部分とを接着剤で接着している請求項1から5のいずれか1項に記載の照明ランプ。
  7. 照明ランプの製造方法において、
    台座の表側に、複数のLEDが実装された長尺状の基板を取り付け、
    前記基板が取り付けられた前記台座の裏側に、接着剤を塗布し、
    前記接着剤を塗布した前記台座を、長尺状の外郭に挿入し、前記外郭に前記台座を装着し、
    嵌合部を有するカバー部に、接着剤を塗り、
    前記接着剤を塗った前記カバー部に、前記台座が装着された前記外郭の端面を挿入して、前記嵌合部を前記台座の端部に嵌め込み、前記台座と前記嵌合部とを弾性力を有する嵌合爪により外れないようにして前記外郭に前記カバー部を装着する照明ランプの製造方法。
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