JP6542337B2 - レーザー加工機のジェットノズル - Google Patents

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Description

本発明は加工機及びその工具ヘッドに関し、特にレーザー加工機のジェットノズルに関する。
現在業者はレーザー加工機のジェットノズルの端部に表面処理を施し、これによりジェットノズルは、スパッタリング物の粘着を防いだり、耐熱機能を持たせたり等の加工ニーズに応えている。
関連する従来の技術には、特許文献1に開示する「加工機用ジェットノズル、溶接用導電ノズル、加工機用ジェットノズルの製造方法、溶接用導電ノズルの製造方法」がある。
特許文献1に開示する加工機用ジェットノズルの金属母材表面には、硬質セラミックのカバーフィルムが形成される。
硬質セラミックのカバーフィルムにより、加工機用ジェットノズルの表面が保護されるためし、加工機用ジェットノズルの使用寿命が延長する。
しかし、市場ニーズの変化と多様化に応えられる新しい製品の開発が待たれている。
中国発明特許公開第1798628号明細書
前記先行技術には、市場ニーズの変化と多様化に応えられないという欠点がある。
本発明は、既存技術の製品とは異なり、新しい市場ニーズに応えられるレーザー加工機のジェットノズルに関する。
本発明によるレーザー加工機のジェットノズルは、ジェットノズル本体及び保護部材を有する。
該ジェットノズル本体には、レーザー通路が形成される。
該保護部材は、該ジェットノズル本体の端部に結合し、該保護部材上には、該レーザー通路に通じる通口を有する。
該保護部材の材質は、金属元素を含まない導電性材質である。
さらに本発明において、該保護部材の材質は、グラファイトである。
さらに本発明において、該ジェットノズル本体の端部と該保護部材とは、相互に嵌合して固定される。
さらに本発明において、該ジェットノズル本体の端部には、収容設置槽、及び該収容設置槽を取り囲む開口縁が形成される。
該収容設置槽には該保護部材が嵌設され、該開口縁には逆角が設置される。
さらに本発明において、該ジェットノズル本体の端部には、収容設置槽、及び該収容設置槽を取り囲む開口縁が形成される。
該保護部材は、挿入部及び頭部を有し、該頭部の外径は、該挿入部の外径より大きく、これにより該挿入部が該収容設置槽に嵌入すると、該頭部は該開口縁に係止し、該頭部は該開口縁を遮蔽する。該通口は該挿入部及び該頭部を貫通する。
本発明は、上述の技術特徴に基づき、以下の効果を達成できる。
1.既存のセラミック材料をコーティングする技術とは異なり、ジェットノズル本体に金属元素を含まない導電性材質の保護部材を結合し、保護部材はジェットノズル本体の端部に結合するため、加工時のスパッタリング物のジェットノズル本体への粘着を回避できる。
2.保護部材はグラファイト材質を採用し、高温への耐性、軽量、加工し易いなどの特性を備えるため、スパッタリング物の粘着を減らせる。
3.保護部材とジェットノズル本体の端部とは相互に嵌合して固定される対応関係であるため、組み立てが容易である。
4.ジェットノズル本体の端部の開口縁に逆角を設置し、スパッタリング物に直接対面する表面を減らすことで、粘着の機会を低下させる。
5.保護部材は径の幅が大きい頭部によりジェットノズル本体の端部を遮蔽するため、ジェットノズル本体の端部はスパッタリング物の粘着を過度に受けることがなくなる。
本発明の一実施形態によるレーザー加工機の平面模式図である。 本発明の一実施形態によるジェットノズルの斜視図である。 本発明の一実施形態によるジェットノズルの断面模式図である。 本発明の一実施形態の使用状態での断面図及び部分拡大断面図である。 本発明の別の実施形態の模式図である。
(一実施形態)
図1に示す通り、本発明実施形態によるレーザー加工機は、レーザー加工機本体100及びレーザー加工機本体100に取り付けられるジェットノズル10を有する。
レーザー加工機本体100は、レーザー産生モジュール101及びフォーカスモジュール102を有する。
フォーカスモジュール102は、レーザー産生モジュール101に対応し、レーザー産生モジュール101が産生するレーザーの焦点を合わせる。
レーザー加工機本体100のレーザー産生モジュール101及びフォーカスモジュール102は本発明により改良される重点ではなく、しかも属する技術分野で普通に用いられているものであるため、これ以上の説明はしない。
図2及び図3に示す通り、ジェットノズル10は、ジェットノズル本体1及び保護部材2を有する。
ジェットノズル本体1の材質は、銅或いは銅合金で、加工製造が容易である。
ジェットノズル本体1には、レーザー通路11が形成される。
本実施形態中において、ジェットノズル本体1の端部12には、収容設置槽121、及び収容設置槽121を取り囲む開口縁122が形成される。
図3及び図4に示す通り、保護部材2は、例えば相互に嵌合して固定する方式などで、ジェットノズル本体1の端部12に結合されるため、組み立てが容易である。
本実施形態中において、保護部材2は、端部12の収容設置槽121に嵌設される。
好ましくは、開口縁122には、逆角123を設置し、これによりスパッタリング物に直接面する表面を減らし、粘着の可能性を低下させる。
保護部材2上には、通口21を有し、通口21は、レーザー通路11に通じる。
保護部材2の材質は、金属元素を含まない導電性材質で、導電性を備え、加工ワークAの距離測定、放電加工等用途に用いられる。
保護部材2の材質は、例えばグラフェン、グラファイト等である。グラファイトである場合、グラファイトが備える高温耐性、軽量、加工し易いなどの特性を利用し、スパッタリング物の粘着を減らすことができる。
(別の実施形態)
本発明の別の実施形態の模式図である図5に示す通り、本発明の別の実施形態は上記実施形態と同じように、ジェットノズル本体1A及び保護部材2Aを有する。
ジェットノズル本体1Aの端部12Aには同じように、収容設置槽121A、及び収容設置槽121Aを取り囲む開口縁122Aが形成される。
図5に示す通り、本発明の別の実施形態と上記実施形態との主要な差異は以下の通りである。
保護部材2Aは、挿入部22A及び頭部23Aを有する。
通口21Aは、挿入部22A及び頭部23Aを貫通する。
頭部23Aの外径は、挿入部22Aの外径より大きい。これにより挿入部22Aは収容設置槽121Aに嵌入し、頭部23Aは開口縁122Aに係止し、しかも頭部23Aは開口縁122Aを遮蔽する。
よって、外径が大きい頭部23Aにより、ジェットノズル本体1Aの端部12Aを遮蔽し、ジェットノズル本体1Aの端部12Aはスパッタリング物の粘着を過度に受けることがなくなる。
前述した本発明の実施形態は本発明を限定するものではなく、本発明により保護される範囲は特許請求の範囲を基準とする。
100 レーザー加工機本体、
101 レーザー産生モジュール、
102 フォーカスモジュール、
10 ジェットノズル、
1、1A ジェットノズル本体、
11 レーザー通路、
12、12A 端部、
121、121A 収容設置槽、
122、122A 開口縁、
123 逆角、
2、2A 保護部材、
21、21A 通口、
22A 挿入部、
23A 頭部。

Claims (5)

  1. レーザー加工機のジェットノズルであって、
    レーザー通路が形成されるジェットノズル本体と、
    前記ジェットノズル本体の端部に結合する保護部材と、
    を有し、
    前記保護部材上には、前記レーザー通路に通じる通口を有し、
    前記保護部材の材質は、金属元素を含まない導電性材質であることを特徴とする、レーザー加工機のジェットノズル。
  2. 前記保護部材の材質は、グラファイトであることを特徴とする、請求項1に記載のレーザー加工機のジェットノズル。
  3. 前記ジェットノズル本体の端部と前記保護部材とは、相互に嵌合して固定されることを特徴とする、請求項1に記載のレーザー加工機のジェットノズル。
  4. 前記ジェットノズル本体の端部には、収容設置槽、及び前記収容設置槽を取り囲む開口縁が形成され、
    前記収容設置槽には前記保護部材が嵌設され、前記開口縁には逆角が設置されることを特徴とする、請求項3に記載のレーザー加工機のジェットノズル。
  5. 前記ジェットノズル本体の端部には、収容設置槽、及び前記収容設置槽を取り囲む開口縁が形成され、
    前記保護部材は、挿入部及び頭部を有し、
    前記頭部の外径は、前記挿入部の外径より大きく、これにより前記挿入部が前記収容設置槽に嵌入すると、前記頭部は前記開口縁に係止し、前記頭部は前記開口縁を遮蔽し、
    前記通口は前記挿入部及び前記頭部を貫通することを特徴とする、請求項3に記載のレーザー加工機のジェットノズル。
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