JP6541831B2 - 走査光学装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

走査光学装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、レーザビームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、デジタルファクシミリ(FAX)等の画像形成装置においてレーザビームを用いて光書き込みを行う走査光学装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
レーザービームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置に用いられている走査光学装置では、先ず、画像信号に応じて光源ユニットから光変調されて出射したレーザビームを例えば、回転多面鏡のような光偏向器によって周期的に偏向させている。
そして、光偏向器からのレーザビームをfθ特性を有する結像光学素子によって例えば感光ドラムのような被走査体上にスポット状に集束させる。そして、静電潜像の形成を行っている。ここで、fθ特性とは、走査ビームが角度θで入ってくると、そのレンズの焦点距離fを掛け合わせた大きさ(f×θ)の像を結ぶようなレンズの特性をいう。尚、光偏向器や結像光学素子は光学箱に支持され、該光学箱の開口は蓋によって閉塞される。
走査光学装置の中には、感光ドラム等の被走査体上に所望の角度をもってレーザビームを照射するために、該レーザビームを折り返すための折返しミラーを有するものがある。
特に光偏向器により偏向されたレーザビームを被走査体に向かわせる折返しミラーは、縦横比の大きい長尺ミラーの形態となる。このような長尺状の折返しミラーは、長手方向の両端部において支持されることが多い。光学箱には折返しミラーの反射面を支持する主座面と、該反射面に直交する面を支持する副座面が設けられており、折返しミラーは板バネ等の規制部材によって主座面及び副座面に支持固定される。
折り返しミラーの固定手段としての規制部材には様々な形態があるが、例えば、特許文献1に記載の規制部材は断面方形状の折返しミラーの蓋側に近い稜線部を押圧して折返しミラーを規制部材とは反対側に設けられた主座面と副座面に付勢している。
特開平10−246862号公報
しかしながら、特許文献1の規制部材はミラーの蓋側に近い稜線部を押圧している。このため、蓋と規制部材との干渉を回避できる程度、蓋とミラーとの距離を離しておく必要がある。その結果、走査光学装置が大型化してしまう可能性がある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、ミラーの蓋側に近い稜線部と蓋との離間距離を極力短くして小型化・薄型化が可能な走査光学装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る走査光学装置の代表的な構成は、光源と、前記光源から出射された光束を偏向する光偏向器と、光学箱と、前記光学箱に取り付けられた蓋と、前記光学箱と前記蓋とによって形成される空間内に収容され、前記光偏向器により偏向された光束を反射するミラーと、前記光学箱の座面に向って前記ミラーを押圧し、前記ミラーの反射面の法線方向への前記ミラーの移動を規制する押圧部材と、前記ミラーの前記反射面に直交し且つ前記蓋に近い方の面に対向する位置に設けられ、前記座面に平行な方向への前記ミラーの移動を規制する、弾性部材を含む規制部と、を有し、前記ミラーは、複数の稜線を有し、前記押圧部材及び前記規制部は、前記蓋の面に直交する方向において、前記蓋に最も近い稜線よりも前記蓋から遠い位置に配置され、前記押圧部材と前記規制部とは、共通の部材に設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、蓋をミラーに限りなく近づけて配置することが可能である。従って、走査光学装置の小型化・薄型化が可能である。
本発明に係る走査光学装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係る走査光学装置の第1実施形態の構成を示す斜視説明図である。 第1実施形態の折返しミラー周辺の構成を示す断面説明図である。 第1実施形態の折返しミラー周辺の構成を示す断面説明図である。 走査光学装置の第2実施形態の構成を示す斜視説明図である。 第2実施形態の折返しミラーの長手方向端部に配置された主規制部材及び副規制部材の構成を示す斜視説明図である。 第2実施形態の折返しミラー周辺の構成を示す断面説明図である。 走査光学装置の第3実施形態の構成を示す断面説明図である。 走査光学装置の第4実施形態の折返しミラーの長手方向端部に配置された主規制部材及び副規制部材の構成を示す斜視説明図である。 第4実施形態の折返しミラー周辺の構成を示す断面説明図である。 第5実施形態の折返しミラーの長手方向端部に配置された主規制部材及び副規制部材の構成を示す斜視説明図である。 第5実施形態の折返しミラー周辺の構成を示す断面説明図である。
図により本発明に係る走査光学装置を備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
<第1実施形態>
先ず、図1〜図4を用いて本発明に係る走査光学装置を備えた画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。図1は本実施形態における画像形成装置1の構成を示す図である。図1において、走査光学装置2は画像形成装置1の筐体の一部である光学台3に設置されている。
画像形成装置1には、記録材Pを載置する給送部4、給送ローラ5、転写手段となる転写ローラ6、定着手段となる定着装置7が設けられている。また、記録材Pを搬送する搬送面の転写ローラ6に対向する位置には画像形成手段となるプロセスカートリッジ8が配置されている。
プロセスカートリッジ8には像担持体となる感光ドラム9が設けられている。記録材Pは給送部4から給送ローラ5と図示しない分離手段との協働によって1枚ずつ分離給送される。そして、記録材Pはレジストローラ21により感光ドラム9の表面に形成されたトナー像に同期するように該感光ドラム9と転写ローラ6とのニップ部に搬送される。そして、転写ローラ6により感光ドラム9の表面上に形成されたトナー像が記録材Pに転写される。
その後、トナー像が形成された記録材Pは定着装置7に搬送され、該記録材P上のトナー像は該定着装置7において熱と圧力によって該記録材Pに定着される。トナー像が定着した記録材Pは排出ローラ10によって画像形成装置1の外に排出される。
図2は本実施形態における走査光学装置2の構成を示す分解斜視図である。図2において、光源となる光源ユニット11から出射したレーザビームL1は、シリンドリカルレンズ15によって光束の副走査方向のみ集光される。そして、黒色樹脂により成形された光学箱13に形成された光学絞り14によって所定のビーム径に制限される。そして、光源ユニット11からの光束を偏向する回転多面鏡22の反射面17に光束の主走査方向に長い線状に集光される。
尚、ここで、光束の副走査方向とは感光ドラム9の回転方向(記録材Pの搬送方向)に対応する方向であり、光束の主走査方向とは感光ドラム9の軸方向(記録材Pの搬送方向に直交する方向)に対応する方向である。
回転多面鏡22は光偏向器18に設けられたモータ等の駆動手段よって回転駆動される。これにより回転多面鏡22は光偏向器18に設けられたモータ等の駆動手段と一体的に回転する。回転多面鏡22は光源ユニット11からシリンドリカルレンズ15及び光学絞り14を介して入射したレーザビームL1を偏向する。光偏向器18は回転多面鏡22に反射した光束を走査する。
回転多面鏡22を回転する光偏向器18により偏向されたレーザビームL2は、該回転多面鏡22に反射して偏向した光束を集光する結像レンズとなるfθレンズ19を通過する。尚、fθレンズ19はレーザビームL2が角度θで入ってくると、該fθレンズ19の焦点距離fを掛け合わせた大きさ(f×θ)の像を結ぶようなレンズ特性(fθ特性)を有する。
fθレンズ19を通過したレーザビームL2は、図3に示すように、回転多面鏡22が偏向した光束を所定面上に反射させる長尺状の折返しミラー20の反射面90で反射する。その後、図1に示すように、帯電手段となる帯電ローラ26により一様に帯電された感光ドラム9の表面上に集光、走査され、該感光ドラム9の表面上に静電潜像を形成する。光源ユニット11、シリンドリカルレンズ15、光学絞り14、回転多面鏡22、光偏向器18、fθレンズ19及び折返しミラー20は光学箱13内に内包される。光学箱13の上部に設けられる開口は、樹脂製や板金製の蓋12によって閉塞される。
図3は本実施形態における走査光学装置2の折返しミラー20の固定部周辺の構成を示す断面図であり、図2の矢印A方向で示す折返しミラー20の長手方向の一端部側から見た部分断面図である。
光学箱13には折返しミラー20の長手方向両端部において、該折り返しミラー20の反射面90に平行に配置された主座面27と、副座面23とが設けられている。主座面27は光学箱13に一体的に成形されている壁面で構成される。副座面23は該主座面27に直交し、光学箱13に一体的に成形されている壁面で構成される。
折返しミラー20の反射面90は主座面27に当接し、該反射面90に直交する底面91は副座面23に当接している。折返しミラー20の反射面90の法線方向(図4の矢印F1方向と反対方向)における該折返しミラー20の動きを規制する主規制部材となる板バネ16の押圧部40は折返しミラー20を主座面27の方向に荷重F1の力で押圧している。板バネ16の押圧部40は折返しミラー20の反射面90と、該反射面90の対向面28とのうちで蓋12に近い方の面となる該対向面28に対向し、当接して設けられる。
板バネ16には穴92が設けられ、光学箱13に形成された突起部からなる係止部25に板バネ16の穴92を嵌装係止させて該板バネ16は光学箱13に固定される。板バネ16の蓋12側の先端稜線部41は、折返しミラー20の蓋12側の稜線部93よりも図3のZ軸方向(図3の上方向)に突出していない。尚、Z軸方向とは回転多面鏡22の回転軸方向に平行な方向である。
光学箱13に一体的に成形されている壁面で構成された副規制部材となるストッパ24は折返しミラー20の光束の副走査方向(図3の矢印V方向)において該折返しミラー20を規制する。該ストッパ24は、折返しミラー20の、副走査方向(矢印V方向)に直交する面のうち、該折返しミラー20の光束の副走査方向(図3の矢印V方向)に関して蓋12に近い方の面となる上面94側に対向して設けられる。これにより、図4に示すように、折返しミラー20の稜線部95がストッパ24の当接部24aに当接して係止され、該折返しミラー20が図4のZ軸方向(図4の上方向)へ飛び出さないように該折返しミラー20の位置を規制する。
ストッパ24は、矢印V方向に関して蓋12と折返しミラー20との間で、且つ、反射面90の法線方向(矢印V方向に直交する方向)に関して少なくとも折返しミラー20と重なる位置に配置されている。
ストッパ24の上面42は、折返しミラー20の主走査方向(Y軸方向)に延びた四つの角部の各稜線部のうち、Z軸方向に関して蓋12側(蓋側)に一番近い稜線部93よりも、Z軸方向に関して蓋12の天井面43から遠い(離れた)位置に配置されている。
また、主規制部材となる板バネ16の先端稜線部41も同様に、折返しミラー20の稜線部93よりも、Z軸方向に関して蓋12の天井面43から遠い(離れた)位置に配置されている。
これにより、主規制部材となる板バネ16の先端稜線部41と、ストッパ24の上面42との両方が折返しミラー20の蓋12側に一番近い稜線部93よりも図3のZ軸方向(図3の上方向)に突出していない。
図3に示すように、折返しミラー20の蓋12に近い方の面となる上面94と、副規制部材となるストッパ24との間には光束の副走査方向(図3の矢印V方向)において距離δの隙間が設けられている。
ここで、図3に示すように、折返しミラー20の光束の副走査方向(図3の矢印V方向)における反射面90の長さWのうちで該反射面90の有効反射長さをEとする。更に、該折返しミラー20の反射面90の光束の副走査方向(図3の矢印V方向)における光束となるレーザビームL2の直径をDとする。そうした場合に、前記隙間の距離δは、以下の数1式の条件を満たすように設定される。
[数1]
δ<(E−D)/2
図4は折返しミラー20が図3に示す状態から光束の副走査方向である図4の矢印V方向に移動して該折返しミラー20の稜線部95がストッパ24に当接した状態を示す。通常の使用状態では折返しミラー20の反射面90と、光学箱13に一体的に成形されている壁面で構成された主座面27との摩擦力によって該折返しミラー20の光束の副走査方向である図4の矢印V方向への移動は抑制されている。
しかしながら、折返しミラー20の上面94は板バネ等の付勢手段によって付勢されていないので、走査光学装置2に過度の衝撃が加わった場合、折返しミラー20は図4の矢印V方向に移動することがある。
本実施形態では、折返しミラー20が図4の矢印V方向に移動したとしても、そのときの最大移動量は図3に示すように、隙間の距離δである。従って、該隙間の距離δが前記数1式を満たしていれば、レーザビームL2が折返しミラー20の反射面90の反射有効長さEの領域を外れることはない。
また、折返しミラー20が図4の矢印V方向に移動してもレーザビームL2の反射面90での反射角度θは変わらないので、感光ドラム9の表面上の副走査方向のビーム照射位置が所望の位置からずれることはない。
また、図4に示すように、折返しミラー20の稜線部95がストッパ24に当接した状態において、該折返しミラー20の蓋12側に一番近い稜線部93と、蓋12の天井面43との間には数mm程度の隙間Gがある。これにより、折返しミラー20と蓋12とが接触することがない。
ストッパ24の上面42は、折返しミラー20の主走査方向(Y軸方向)に延びた四つの角部の各稜線部のうち、Z軸方向に関して蓋12に一番近い稜線部93よりも、Z軸方向に関して蓋12の天井面43から遠い(離れた)位置に配置されている。そして、主規制部材となる板バネ16の先端稜線部41も同様に、折返しミラー20の稜線部93よりも、Z軸方向に関して蓋12の天井面43から遠い(離れた)位置に配置されている。
これにより、図4に示すように、蓋12の天井面43をZ軸方向に関して折返しミラー20の該蓋12側に一番近い稜線部93の位置まで限りなく近づけることが出来る。
即ち、走査光学装置2の図4に示す回転多面鏡22の回転軸方向に平行なZ軸方向(図4の上方向)の高さを低く抑え、画像形成装置1の小型化・薄型化が可能になる。また、主規制部材となる板バネ16は主座面27に直交する方向(図4の矢印F1方向)にのみ折返しミラー20を押圧して規制している。そして、副座面23に直交する方向(図4の矢印V方向と反対方向)へは光学箱13に設けられたストッパ24が規制部となっている。
これにより、板バネ16を小型化することが可能となりコストダウンが実現出来る。加えて単一の板バネ16に主座面27と副座面23への押圧機能を同時に備える必要がないので板バネ16の形状を極めてシンプルな形状で構成することが出来る。これにより、走査光学装置2の品質が向上する。
尚、本実施形態では、Z軸方向を基準に蓋12と稜線部93とを近づけるように構成したが、本発明はこれに限られない。ストッパ24は折返しミラー20の主走査方向(Y軸方向)に延びた四つの角部の各稜線部のうち該主走査方向に直交する所定の方向に関して蓋12に一番近い稜線部93よりも該所定の方向に関して蓋12の天井面43から遠い(離れた)位置に配置される。更に、主規制部材となる板バネ16の先端稜線部41も、折返しミラー20の稜線部よりも、該所定の方向に関して蓋12の天井面43から遠い(離れた)位置に配置されていれば良い。
このように、主走査方向(Y軸方向)に直交する所定の方向に関して蓋12に一番近い稜線部93が最も蓋12に近くなるように構成する。これにより、主走査方向(Y軸方向)に直交する所定の方向に関して走査光学装置2及びそれを備える画像形成装置1を小型化することができる。
<第2実施形態>
次に、図5〜図7を用いて走査光学装置を備えた画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
図5は本実施形態の走査光学装置2の構成を示す斜視図、図6は本実施形態の折返しミラー50の固定部周辺の構成を示す斜視図、図7は本実施形態の折返しミラー50の固定部周辺の構成を示す部分断面図である。
回転多面鏡22が偏向した光束を所定面上に反射させる折返しミラー50は弾性部55,56が一体的に設けられた板バネ51によって光学箱53に固定されている。板バネ51は該折返しミラー50の反射面90の法線方向(図7の矢印F2方向)における該折返しミラー50の動きを規制する主規制部材となる弾性部材からなる弾性部55を有する。更に、該折返しミラー50の光束の副走査方向(図7の矢印V方向)における該折返しミラー50の動きを規制する副規制部材となる弾性部材からなる弾性部56とを有する。
本実施形態においても主規制部材となる弾性部55は、折り返しミラー50の反射面90と、該反射面90の対向面28とのうちで蓋62に近い方の面となる対向面28側に設けられている。また、副規制部材となる弾性部56は、折り返しミラー50の光束の副走査方向(図7の矢印V方向)における蓋62に近い方の面となる上面94に当接して設けられている。
本実施形態も断面方形状の折り返しミラー50の四つの角部に設けられた稜線部のうちで光束の副走査方向(図7の矢印V方向)に伸びて蓋62側に一番近い稜線部61よりも主規制部材となる弾性部55が蓋62の天井面63から遠い位置に配置されている。更に、副規制部材となる弾性部56も稜線部61よりも蓋62の天井面63から遠い位置に配置されている。
主規制部材となる弾性部55と、副規制部材となる弾性部56とは板状で細長い弾性部材で構成されている。そして、図6に示すように、弾性部55,56は折り返しミラー50の長手方向外側から該折り返しミラー50に向けて延びている。
弾性部55,56が一体的に設けられた板バネ51は、図6に示すように、ビス52を用いて光学箱53に固定される。板バネ51の方形状の固定部51aが固定される光学箱53の壁面上で該固定部51aの外周部にコ字形状の凸部54が設けられている。板バネ51の固定部51aはコ字形状の凸部54内に嵌合されて係止され、ビス52の締結時に板バネ51がビス52の回転に連れ回るのを防止する。
図6に示すように、板バネ51は二股に分かれた形状をなしており、二つの弾性部55,56を備えている。弾性部55の折り返しミラー50の対向面28に対向する面にはエンボス加工により押圧部57が形成されている。図7に示すように、該押圧部57は折返しミラー50を光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された主座面68に荷重F2の力で押圧している。
一方、弾性部56のエッジから成る押圧部58は折返しミラー50を光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された副座面69に荷重F3の力で押圧している。図7に示すように、弾性部55,56の各々の蓋62側に一番近い稜線部59,60は、折返しミラー50の蓋62側に一番近い稜線部61よりも図7のZ軸方向(図7の上方向)に突出していない。
本実施形態によれば、Z軸方向に関して前記第1実施形態と同様に蓋62を折返しミラー50の蓋62側に一番近い稜線部61の位置まで限りなく近づけることが出来る。また、本実施形態では押圧部58によって折返しミラー50が副座面69に対して付勢されており、衝撃によって折返しミラー50が図7の矢印V方向に移動することがない。これにより、前記第1実施形態と比較して蓋62の天井面63と、折返しミラー50の蓋62側に一番近い稜線部61との間の隙間Gを更に小さくすることが可能となる。
また、図5に示すように、板バネ51は折返しミラー50の長手方向両側に配置される。そして、図6及び図7に示すように、主規制部材となる弾性部55は主走査方向に平行な折返しミラー50の長手方向(図7のY軸方向)に平行に伸延している。
本実施形態では、図7に示すように、X軸方向に関して、光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された外壁64の内面64aを、折返しミラー50の外壁64側に一番近い稜線部65まで極力近づけることが出来る。これにより、走査光学装置2の図7のX軸方向(図7の左右方向)の小型化も実現出来る。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
<第3実施形態>
次に、図8を用いて走査光学装置を備えた画像形成装置の第3実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
本実施形態は前記第2実施形態の変形例である。図7に示して前述した第2実施形態では、光束となるレーザビームL2が折返しミラー50にて蓋62とは反対側で光学箱53の底面側に向かって反射され、走査光学装置2の下方に設けられた感光ドラム9の表面に静電潜像を形成する。
本実施形態では、図8に示すように、光束となるレーザビームL2が折返しミラー102の反射面90で蓋115側に向かって反射される。その後、該蓋115に設けられた照射窓100を通過し、走査光学装置2の上方に設けられた感光ドラム9の表面に静電潜像を形成する。
図8に示すように、本実施形態の蓋115にはレーザビームL2が通過するための照射窓100と、該照射窓100を塞ぐ透明な防塵ガラス101が設けられている。
回転多面鏡22が偏向した光束を所定面上に反射させる折返しミラー102は、弾性部106,107が一体的に設けられた板バネ103によって光学箱104に固定されている。板バネ103は該折返しミラー102の反射面90の法線方向(図8の矢印F8方向と反対方向)における該折返しミラー102の動きを規制する主規制部材となる弾性部材からなる弾性部106を有する。更に、該折返しミラー102の光束の副走査方向(図8の矢印V方向)における該折返しミラー102の動きを規制する副規制部材となる弾性部材からなる弾性部107を有する。
本実施形態では主規制部材となる弾性部106は、折り返しミラー102の反射面90と、該反射面90の対向面28とのうちで蓋115に近い方の面となる反射面90側に設けられている。また、副規制部材となる弾性部107は、折り返しミラー102の光束の副走査方向(図8の矢印V方向)における蓋115に近い方の面となる上面94に当接して設けられている。
断面方形状の折り返しミラー102の四つの角部に設けられた稜線部のうちで光束の副走査方向(図8の矢印V方向)に伸びて蓋115側に一番近い稜線部114よりも主規制部材となる弾性部106が蓋115の天井面43から遠い位置に配置されている。更に、副規制部材となる弾性部107も稜線部114よりも蓋115の天井面43から遠い位置に配置されている。
本実施形態においても主規制部材となる弾性部106と、副規制部材となる弾性部107とは板状で細長い弾性部材で構成されている。そして、図8に示すように、弾性部106,107は折り返しミラー102の長手方向外側から該折り返しミラー102に向けて延びている。
弾性部106,107が一体的に設けられた板バネ103は、図6に示して前述した第2実施形態と同様にビス52を用いて光学箱104に固定される。板バネ103の方形状の固定部51aが固定される光学箱104の壁面上で該固定部51aの外周部にコ字形状の凸部54が設けられている。板バネ103の固定部51aはコ字形状の凸部54内に嵌合されて係止され、ビス52の締結時に板バネ103がビス52の回転に連れ回るのを防止する。
図8に示すように、本実施形態の板バネ103も二股に分かれた形状をなしており、二つの弾性部106,107を備えている。弾性部106の折り返しミラー102の反射面90に対向する面にはエンボス加工により押圧部108が形成されている。該押圧部108は折返しミラー102を光学箱104に一体的に成形されている壁面で構成された主座面109に荷重F8の力で押圧している。
一方、弾性部107のエッジから成る押圧部110は折返しミラー102を光学箱104に一体的に成形されている壁面で構成された副座面111に荷重F9の力で押圧している。図8に示すように、弾性部106,107の各々の蓋115側に一番近い稜線部112,113は、折返しミラー102の蓋115側に一番近い稜線部114よりも図8のZ軸方向(図8の上方向)に突出していない。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
<第4実施形態>
次に、図9及び図10を用いて走査光学装置を備えた画像形成装置の第4実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
本実施形態は、前記第2実施形態の更に他の変形例である。前記第2実施形態では、一つの板バネ51から主規制部材となる弾性部55と、副規制部材となる弾性部56とが二股に分岐した構成とした。
本実施形態では、図9及び図10に示すように、主規制部材となる板バネ96と、副規制部材となる板バネ97とが別体で構成されたものである。図9に示すように、板バネ96の固定部96aには方形状の穴96bが設けられ、光学箱53に形成された突起部からなる係止部53aに板バネ96の穴96bを嵌装係止させて該板バネ96は光学箱53に固定される。
光学箱53に係止された板バネ96は、図10に示すように、折返しミラー50を光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された主座面98に荷重F4の力で押圧している。また、光学箱53にビス52により締結固定された板バネ97は折返しミラー50を光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された副座面99に荷重F5の力で押圧している。
本実施形態においても回転多面鏡22が偏向した光束を所定面上に反射させる折返しミラー50は、板バネ96,97により光学箱53に固定されている。主規制部材となる弾性部材からなる板バネ96は該折返しミラー50の反射面90の法線方向(図10の矢印F4方向と反対方向)における該折返しミラー50の動きを規制する。副規制部材となる弾性部材からなる板バネ97は、該折返しミラー50の光束の副走査方向(図10の矢印F5方向と反対方向)における該折返しミラー50の動きを規制する。
本実施形態においても主規制部材となる板バネ96は、折り返しミラー50の反射面90と、該反射面90の対向面28とのうちで蓋62に近い方の面となる対向面28側に設けられている。また、副規制部材となる板バネ97は、折り返しミラー50の光束の副走査方向(図10の矢印F5方向)における蓋62に近い方の面となる上面94に当接して設けられている。
本実施形態も断面方形状の折り返しミラー50の四つの角部に設けられた稜線部のうちで光束の副走査方向(図10の矢印F5方向と反対方向)に伸びて蓋62側に一番近い稜線部61がある。この稜線部61よりも主規制部材となる板バネ96が蓋62の天井面63から遠い位置に配置されている。また、副規制部材となる板バネ97及びビス52の頭部の天面52aも稜線部61よりも蓋62の天井面63から遠い位置に配置されている。
主規制部材となる板バネ96と、副規制部材となる板バネ97とは板状で細長い弾性部材で構成されている。そして、図9に示すように、板バネ96は折り返しミラー50の長手方向外側から該折り返しミラー50に向けて延びている。
板バネ97は、図9に示すように、ビス52を用いて光学箱53に固定される。板バネ97の方形状の固定部97aが固定される光学箱53の壁面上で該固定部97aの外周部にコ字形状の凸部54が設けられている。板バネ97の固定部97aはコ字形状の凸部54内に嵌合されて係止され、ビス52の締結時に板バネ97がビス52の回転に連れ回るのを防止する。
図10に示すように、板バネ96の折り返しミラー50の対向面28に対向する面にはエンボス加工により押圧部57が形成されている。図10に示すように、該押圧部57は折返しミラー50を光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された主座面98に荷重F4の力で押圧している。
一方、板バネ97のエッジから成る押圧部58は折返しミラー50を光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された副座面99に荷重F5の力で押圧している。図10に示すように、板バネ96,97の各々の蓋62側に一番近い稜線部59,60及びビス52の頭部の天面52aは、折返しミラー50の蓋62側に一番近い稜線部61よりも図10のZ軸方向(図10の上方向)に突出していない。
本実施形態によれば、前記各実施形態と同様に、Z軸方向に関して、蓋62を折返しミラー50の蓋62側に一番近い稜線部61の位置まで限りなく近づけることが出来る。また、本実施形態では板バネ97によって折返しミラー50が副座面99に対して付勢されており、衝撃によって折返しミラー50が図10の矢印F5方向と反対方向に移動することがない。これにより、前記第1実施形態と比較して蓋62の天井面63と、折返しミラー50の蓋62側に一番近い稜線部61との間の隙間Gを更に小さくすることが可能となる。
また、図9に示すように、板バネ96,97は折返しミラー50の長手方向両側に配置される。そして、図9に示すように、主規制部材となる板バネ96は折返しミラー50の長手方向(図10のY軸方向)に平行に伸延している。
本実施形態では、図10に示すように、光学箱53に一体的に成形されている壁面で構成された外壁64の内面64aを、折返しミラー50の外壁64側に一番近い稜線部65まで極力近づけることが出来る。これにより走査光学装置2の図10のX軸方向(図10の左右方向)の小型化も実現出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
<第5実施形態>
次に、図11及び図12を用いて走査光学装置を備えた画像形成装置の第5実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
図11は本実施形態の走査光学装置2の折返しミラー70の固定部周辺の構成を示す斜視図、図12は本実施形態の走査光学装置2の折返しミラー70の固定部周辺の構成を示す部分断面図である。
回転多面鏡22が偏向した光束を所定面上に反射させる折返しミラー70は、弾性部55,56が一体的に設けられた板バネ71によって光学箱72に固定されている。主規制部材となる弾性部材からなる弾性部55は該折返しミラー70の反射面90の法線方向(図12の矢印F6方向と反対方向)における該折返しミラー70の動きを規制する。副規制部材となる弾性部材からなる弾性部56は該折返しミラー70の光束の副走査方向(図12の矢印F7方向)における該折返しミラー70の動きを規制する。
板バネ71の固定部71aには穴75が開いており、光学箱72に形成された突起部からなる係止部76に穴75を嵌装係止させて該板バネ71が光学箱72に固定される。
板バネ71は弾性部55,56にそれぞれ設けられた二つの押圧部73,74を備えている。押圧部73は折返しミラー70を光学箱72に一体的に成形されている壁面で構成された主座面82に荷重F6の力で押圧し、一方の押圧部74は折返しミラー70を光学箱72に一体的に成形されている壁面で構成された副座面83に荷重F7の力で押圧している。本実施形態の副座面83は折返しミラー70の光束の副走査方向(図12の矢印F7方向)において該折返しミラー70を位置決めする基準部を構成する。
本実施形態においても主規制部材となる弾性部55は、折り返しミラー50の反射面90と、該反射面90の対向面28とのうちで蓋81の天井面43に近い方の面となる対向面28側に設けられている。また、基準部となる副座面83は折返しミラー70の光束の副走査方向(図12の矢印F7方向)における蓋81の天井面43に近い方の面となる上面94側に設けられている。また、本実施形態の副規制部材となる弾性部56は、折返しミラー70の副走査方向(図12の矢印F7方向)における蓋81の天井面43と反対側で光学箱72側(光学箱側)に向いた面となる底面91に当接して設けられている。
断面方形状の折り返しミラー70の四つの角部に設けられた主走査方向(Y軸方向)に延びた稜線部のうちで光束の副走査方向(図12の矢印F7方向)に伸びて蓋81の天井面43側に一番近い稜線部80がある。該稜線部80よりも主規制部材となる弾性部55の蓋81の天井面43側に一番近い先端稜線部77が蓋81の天井面43から遠い位置に配置されている。更に、基準部となる副座面83が設けられたミラー固定部78の最上面79も稜線部80よりも蓋81の天井面43から遠い位置に配置されている。
主規制部材となる弾性部55と、副規制部材となる弾性部56とは板状で細長い弾性部材で構成されている。尚、この副規制部材としての弾性部56は、光学箱72と一体成型しても良い。
図11に示すように、板バネ71は二股に分かれた形状をなしており、二つの弾性部55,56を備えている。弾性部55,56の折り返しミラー50の対向面28と底面91にそれぞれ対向する面にはエンボス加工により押圧部73,74が形成されている。
図12に示すように、弾性部55の押圧部73は折返しミラー70を光学箱72に一体的に成形されている壁面で構成された主座面82に荷重F6の力で押圧している。一方、弾性部56の押圧部74は折返しミラー70を光学箱72に一体的に成形されている壁面で構成された副座面83に荷重F7の力で押圧している。
図12に示すように、弾性部55の蓋81の天井面43側に一番近い先端稜線部77と、副座面83が設けられたミラー固定部78の最上面79とは、稜線部80よりも図12のZ軸方向(図12の上方向)に突出していない。つまり、Z軸方向に関して、稜線部80は折返しミラー70の蓋81の天井面43側に一番近い稜線部であり、先端稜線部77と最上面79は、Z軸方向に関して、稜線部80よりも蓋81から遠い(離れた)位置に設けられている。
従って、前記各実施形態と同様に蓋81を折返しミラー70の蓋81の天井面43側に一番近い稜線部80の位置まで限りなく近づけることが出来る。これにより走査光学装置2の小型化が実現する。
尚、本実施形態では、Z軸方向を基準に蓋81と稜線部80とを近づけるように構成したが、本発明はこれに限られない。つまり、主走査方向(Y軸方向)に直交する所定の方向に関して蓋81に一番近い稜線部80が最も蓋81に近くなるように構成する。これにより、主走査方向(Y軸方向)に直交する所定の方向に関して走査光学装置2及びそれを備える画像形成装置1を小型化することができる。
また、本実施形態では弾性部56によって折返しミラー70が副座面83に対して付勢されており、衝撃によって折返しミラー70が図12の矢印F7方向と反対方向に移動することがない。これにより、前記第1実施形態と比較して蓋81の天井面43と、折返しミラー70の蓋81の天井面43側に一番近い稜線部80との間の隙間Gを更に小さくすることが可能となる。
また、一つの板バネ71に主座面82方向への押圧部73と、副座面83方向への押圧部74とを備えている点は前記第2実施形態と同じ構成である。本実施形態では、付勢時の2つの押圧部73,74が設けられた弾性部55,56のたわみ方向である図12の矢印B,C方向がいずれも図12のX軸とZ軸とにより形成されるXZ平面に平行な方向である。これにより、板バネ71にねじれが発生せず、所望の荷重にて確実に折返しミラー70を押圧出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することが出来る。折返しミラーの副規制部材等の規制部材は板バネでなくとも光学箱に一体的に成形された規制部で構成することでも良い。また、板バネの固定手段については種々の構成が適用出来る。
12 …蓋
13 …光学箱
16 …板バネ(主規制部材)
20 …折返しミラー
24 …ストッパ(副規制部材)
28 …対向面(蓋に近い方の面)
90 …反射面
93 …稜線部(蓋側に一番近い稜線部)

Claims (17)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光束を偏向する光偏向器と、
    光学箱と、
    前記光学箱に取り付けられた蓋と、
    前記光学箱と前記蓋とによって形成される空間内に収容され、前記光偏向器により偏向された光束を反射するミラーと、
    前記光学箱の座面に向って前記ミラーを押圧し、前記ミラーの反射面の法線方向への前記ミラーの移動を規制する押圧部材と、
    前記ミラーの前記反射面に直交し且つ前記蓋に近い方の面に対向する位置に設けられ、前記座面に平行な方向への前記ミラーの移動を規制する、弾性部材を含む規制部と、
    を有し、
    前記ミラーは、複数の稜線を有し、
    前記押圧部材及び前記規制部は、前記蓋の面に直交する方向において、前記蓋に最も近い稜線よりも前記蓋から遠い位置に配置され
    前記押圧部材と前記規制部とは、共通の部材に設けられていることを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記押圧部材は、板バネであることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 前記板バネは2つに分岐し、一部が前記押圧部材であることを特徴とする請求項に記載の走査光学装置。
  4. 前記板バネの他の部分は、前記規制部であることを特徴とする請求項に記載の走査光学装置。
  5. 光源と、
    前記光源から出射された光束を偏向する回転可能な回転多面鏡と、
    光学箱と、
    前記光学箱に取り付けられた蓋と、
    前記光学箱と前記蓋とによって形成される空間内に収容され、前記回転多面鏡により偏向された光束を反射するミラーと、
    前記ミラーの反射面よりも前記蓋に近い位置に配置される前記ミラーの裏面に対向して設けられ、前記反射面の法線方向への前記ミラーの移動を規制する第1の規制部と、
    前記ミラーの前記反射面に直交する面であって前記蓋により近い面に対向して設けられ、前記光束の副走査方向における前記ミラーの位置を位置決めする基準部と、
    を有し、
    前記ミラーは、複数の稜線を有し、
    前記第1の規制部及び前記基準部は、前記回転多面鏡の回転軸方向において、前記蓋に最も近い稜線よりも前記蓋から遠い位置に配置されていることを特徴とする走査光学装置。
  6. 前記ミラーの前記副走査方向の移動を規制する第2の規制部を備え、
    前記第2の規制部は、前記副走査方向において、前記蓋と前記基準部に対向して設けられていることを特徴とする請求項に記載の走査光学装置。
  7. 前記第2の規制部は、弾性部材を含むことを特徴とする請求項に記載の走査光学装置。
  8. 前記第1の規制部は、前記第2の規制部と一体であることを特徴とする請求項に記載の走査光学装置。
  9. 前記第2の規制部は、前記ミラーに当接することを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  10. 前記第2の規制部は、前記光学箱と一体成形されていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  11. 前記基準部は、前記光学箱と一体成形されていることを特徴とする請求項〜1のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  12. 請求項〜1のいずれか1項に記載の走査光学装置と、
    像担持体と、
    を有し、
    前記ミラーは、前記回転多面鏡によって偏向された光束を前記像担持体に向けて反射することを特徴とする画像形成装置。
  13. 光源と、
    前記光源から出射された光束を偏向する光偏向器と、
    光学箱と、
    前記光学箱に取り付けられた蓋と、
    前記光学箱と前記蓋とによって形成される空間内に収容され、前記光偏向器により偏向された光束を反射するミラーと、
    前記光学箱の座面に向って前記ミラーを押圧し、前記ミラーの反射面の法線方向への前記ミラーの移動を規制する押圧部材と、
    前記ミラーの前記反射面に直交する面に対向して設けられ、前記ミラーが前記蓋に向かって移動した場合に、前記ミラーに当接して前記ミラーの前記座面と平行な方向への移動を規制する当接部と、
    を有し、
    前記ミラーは、複数の稜線を有し、
    前記押圧部材及び前記当接部は、前記蓋の面に直交する方向において、前記蓋に最も近い前記ミラーの稜線よりも前記蓋から遠い位置に配置されていることを特徴とする走査光学装置。
  14. 前記当接部と前記ミラーとの間には、副走査方向に隙間δが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  15. 前記隙間δと、前記ミラーの副走査方向の有効反射長Eと、副走査方向の光束径Dとは、
    δ<(E−D)/2
    を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  16. 前記当接部は、前記光学箱または前記蓋と一体成形されていることを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  17. 請求項1〜、116のいずれか1項に記載の走査光学装置と、
    像担持体と、
    を有し、
    前記ミラーは、前記光偏向器によって偏向された光束を前記像担持体に向けて反射することを特徴とする画像形成装置。
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