JP6541106B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュール、特に金属シートを備える太陽電池モジュールに関する。
光電変換効果を利用して光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電は、クリーンエネルギーを得る手段の1つである。太陽電池モジュールでは、一般的に、太陽電池セルにEVA(エチレンビニルアセテート)が重ねられ、EVAに耐候性シートが重ねられる。このような構成において、絶縁性低下を抑制するために、絶縁性の樹脂シートであるPET(ポリエチレンテレフタラート)が、太陽電池セルと耐候性シートとの間、特にEVAとEVAとの間に配置される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−282900号公報
PETとEVAとの接着性はそれほど高くないので、これらの境界で剥離が発生しやすい。剥離が発生すると、太陽電池モジュールの耐久性が低下する。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、太陽電池モジュールの耐久性の低下を抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の太陽電池モジュールは、太陽電池セルと、太陽電池セルの一面側に配置される保護部材と、太陽電池セルの他面側に配置される絶縁性樹脂部材と、絶縁性樹脂部材と太陽電池セルとの間に配置される金属シートと、金属シートと絶縁性樹脂部材との間に配置される接着部材とを備える。絶縁性樹脂部材、接着部材、金属シートは、この順番で接しながら重ねられ、接着部材は、絶縁性樹脂部材に接して配置される第1接着部材と、第1接着部材に接して配置される第2接着部材とを備える。第1接着部材のSP(Solubility Parameter)値は、絶縁性樹脂部材のSP値と第2接着部材のSP値との間である
本発明によれば、太陽電池モジュールの耐久性の低下を抑制できる。
本発明の実施例に係る太陽電池モジュールの受光面側からの平面図である。 図1の太陽電池モジュールの裏面側からの平面図である。 図1の太陽電池モジュールのy軸に沿った断面図である。 図3の受光面側部材と裏面側部材の構成を示す断面図である。 図4の比較対象となる受光面側部材と裏面側部材の構成を示す断面図である。 図3の受光面側部材と裏面側部材の別の構成を示す断面図である。 図7(a)−(b)は、図4あるいは図6のバリアシートの別の構成を示す断面図である。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、複数の太陽電池セルが配置された太陽電池モジュールに関する。太陽電池モジュールでは、一方の面が「受光面」となり、他方の面が「裏面」となる。太陽電池モジュールの裏面は、一般的に、屋根に対向するように配置される。このような配置において、太陽電池モジュールの裏面側から水蒸気、酸素等が侵入するおそれがあり、これらの侵入によって太陽電池セルが劣化する場合がある。このような水蒸気、酸素等の侵入を抑制するために、太陽電池セルの裏面側に金属シートが挿入される。その際、金属シートの絶縁性を確保する必要があるので、金属シートの両面は、絶縁性樹脂によって覆われる。さらに、太陽電池モジュールの裏面側からの絶縁性樹脂の劣化を抑制するために、太陽電池モジュールの最裏面側に耐候性樹脂が配置される。なお、耐候性樹脂と絶縁性樹脂との間には、透明充填剤が配置される。
このような構成、特に太陽電池セルから裏面側に向かう方向の構成において、絶縁性樹脂と透明充填剤との接着性が高くない。そのため、太陽電池セルから裏面側に向かう方向の構成の強度を向上することによって、太陽電池モジュールの耐久性の低下を抑制することが望まれる。これに対応するために、本実施例に係る太陽電池モジュールでは、太陽電池モジュールの最裏面側に絶縁性樹脂と配置させ、絶縁性樹脂と金属シートとを接着部材によって接着させる。絶縁性樹脂を金属シートの近くではなく、最裏面側まで離すとともに、絶縁性樹脂との接着性の高い接着部材を使用するので、密着強度が向上する。したがって、封止に対する信頼性が向上する。
図1は、本発明の実施例に係る太陽電池モジュール100の受光面側からの平面図である。図2は、太陽電池モジュール100の裏面側からの平面図である。図1に示すように、x軸、y軸、z軸からなる直角座標系が規定される。x軸、y軸は、太陽電池モジュール100の平面内において互いに直交する。z軸は、x軸およびy軸に垂直であり、太陽電池モジュール100の厚み方向に延びる。また、x軸、y軸、z軸のそれぞれの正の方向は、図1における矢印の方向に規定され、負の方向は、矢印と逆向きの方向に規定される。太陽電池モジュール100を形成する2つの主表面であって、かつx−y平面に平行な2つの主表面のうち、z軸の正方向側に配置される主平面が受光面であり、z軸の負方向側に配置される主平面が裏面である。以下では、z軸の正方向側を「受光面側」とよび、z軸の負方向側を「裏面側」とよぶ。
太陽電池モジュール100は、太陽電池セル10と総称される第11太陽電池セル10aa、・・・、第84太陽電池セル10hd、群間配線材14、群端配線材16、セル間配線材18、導電材20、第1取出し配線30、第2取出し配線32、第3取出し配線34、第4取出し配線36を含む。第1非発電領域38aと第2非発電領域38bは、y軸方向において、複数の太陽電池セル10を挟むように配置される。具体的には、第1非発電領域38aは、複数の太陽電池セル10よりもy軸の正方向側に配置され、第2非発電領域38bは、複数の太陽電池セル10よりもy軸の負方向側に配置される。第1非発電領域38a、第2非発電領域38b(以下、「非発電領域38」と総称することもある)は、矩形状を有し、太陽電池セル10を含まない。
複数の太陽電池セル10のそれぞれは、入射する光を吸収して光起電力を発生する。太陽電池セル10は、例えば、結晶系シリコン、ガリウム砒素(GaAs)またはインジウム燐(InP)等の半導体材料によって形成される。太陽電池セル10の構造は、特に限定されないが、ここでは、一例として、結晶シリコンとアモルファスシリコンとが積層されているとする。図1および図2では省略しているが、各太陽電池セル10の受光面および裏面には、互いに平行にx軸方向に延びる複数のフィンガー電極と、複数のフィンガー電極に直交するようにy軸方向に延びる複数、例えば2本のバスバー電極とが備えられる。バスバー電極は、複数のフィンガー電極のそれぞれを接続する。
複数の太陽電池セル10は、x−y平面上にマトリクス状に配列される。ここでは、x軸方向に8つの太陽電池セル10が並べられ、y軸方向に4つの太陽電池セル10が並べられる。y軸方向に並んで配置される4つの太陽電池セル10は、セル間配線材18によって直列に接続され、1つの太陽電池群12が形成される。例えば、第11太陽電池セル10aa、第12太陽電池セル10ab、第13太陽電池セル10ac、第14太陽電池セル10adが接続されることによって、第1太陽電池群12aが形成される。他の太陽電池群12、例えば、第2太陽電池群12bから第8太陽電池群12hも同様に形成される。その結果、8つの太陽電池群12がx軸方向に平行に並べられる。
太陽電池群12を形成するために、セル間配線材18は、隣接した太陽電池セル10のうちの一方の受光面側のバスバー電極と、他方の裏面側のバスバー電極とを接続する。例えば、第11太陽電池セル10aaと第12太陽電池セル10abとを接続するための2つのセル間配線材18は、第11太陽電池セル10aaの裏面側のバスバー電極と第12太陽電池セル10abの受光面側のバスバー電極とを電気的に接続する。これらの接続には樹脂が使用される。この樹脂は導電性、非導電性いずれでもよい。後者の場合はセル間配線材18とバスバー電極とが直接接続されることで電気的に接続される。また、樹脂ではなくハンダでもよい。
7つの群間配線材14のうちの3つが、第1非発電領域38aに配置され、残りの4つが、第2非発電領域38bに配置される。7つの群間配線材14のそれぞれは、x軸方向に延びて、群端配線材16を介して互いに隣接する2つの太陽電池群12に電気的に接続される。例えば、第1太陽電池群12aの第2非発電領域38b側に位置する第14太陽電池セル10ad、第2太陽電池群12bの第2非発電領域38b側に位置する第24太陽電池セル10bdのそれぞれは、群端配線材16を介して群間配線材14に電気的に接続される。
x軸方向の両端に位置する第1太陽電池群12a、第8太陽電池群12hには、導電材20が接続される。第1太陽電池群12aに接続される導電材20は、第11太陽電池セル10aaの受光面側から第1非発電領域38aの方向に延びている。導電材20には、正負一対の第1取出し配線30、第2取出し配線32が接続されている。そのため、第1取出し配線30は、導電材20を介して、第1太陽電池群12aに電気的に接続され、第2取出し配線32は、導電材20を介して、第8太陽電池群12hに電気的に接続される。
第1取出し配線30は、導電材20に接続された位置から、第11太陽電池セル10aaの裏面側に延びている。また、第1取出し配線30は、第11太陽電池セル10aaの裏面側においてy軸の負方向に延びてからx軸の正方向に屈曲する。このようにして、第1取出し配線30は、第11太陽電池セル10aa、第21太陽電池セル10ba、第31太陽電池セル10ca、第41太陽電池セル10daの裏面側においてx軸に沿って配置される。その際、第1取出し配線30は、第11太陽電池セル10aa、第21太陽電池セル10ba、第31太陽電池セル10ca、第41太陽電池セル10daの裏面側に設けられた群端配線材16、セル間配線材18に対してz軸方向において離間する。第2取出し配線32は、第81太陽電池セル10ha、第71太陽電池セル10ga、第61太陽電池セル10fa、第51太陽電池セル10eaに対して同様に配置される。
次に、第3取出し配線34、第4取出し配線36の構成を説明する。2本の群端配線材16は、第2太陽電池群12bにおける第21太陽電池セル10baの裏面側から第1非発電領域38aの方向に延びている。また、別の2本の群端配線材16は、第3太陽電池群12cにおける第31太陽電池セル10caの受光面側から第1非発電領域38aの方向に延びている。群間配線材14は、これら4本の群端配線材16に電気的に接続されている。第3取出し配線34は、2本の群端配線材16の間に配置され、群間配線材14に電気的に接続される。
第3取出し配線34は、群間配線材14に接続された位置から、第31太陽電池セル10caの裏面側に延びている。また、第3取出し配線34は、第31太陽電池セル10caの裏面側においてy軸の負方向に延びてからx軸の正方向に屈曲する。このようにして、第3取出し配線34は、第31太陽電池セル10ca、第41太陽電池セル10daの裏面側を第1取出し配線30と平行にx軸に沿って配置される。第3取出し配線34は、第1取出し配線30と同様に、第31太陽電池セル10ca、第41太陽電池セル10daの裏面側に設けられた群端配線材16、セル間配線材18に対してz軸方向において離間する。第4取出し配線36は、第61太陽電池セル10fa、第51太陽電池セル10eaに対して同様に配置される。
図3は、太陽電池モジュール100のy軸に沿った断面図であり、図1のA−A’断面図である。太陽電池モジュール100は、太陽電池セル10と総称される第11太陽電池セル10aa、第12太陽電池セル10ab、第13太陽電池セル10ac、第14太陽電池セル10ad、群間配線材14、群端配線材16、セル間配線材18、導電材20、第1取出し配線30、受光面側部材40、裏面側部材42、端子ボックス44を含む。図3の上側が裏面側に相当し、下側が受光面側に相当する。
受光面側部材40は、太陽電池セル10に対して、太陽電池モジュール100の受光面側に配置される。一方、裏面側部材42は、太陽電池セル10に対して、太陽電池モジュール100の裏面側に配置される。受光面側部材40および裏面側部材42のそれぞれの構成については、後述する。端子ボックス44は、直方体状に形成され、裏面側部材42の開口部(図示せず)を覆うように、裏面側部材42の裏面側から、シリコーンなどの接着剤を使用して接着される。正負一対の第1取出し配線30、第2取出し配線32と、第3取出し配線34、第4取出し配線36は、端子ボックス44に格納されているバイパスダイオード(不図示)に導かれている。ここで端子ボックス44は、裏面側部材42上において、第41太陽電池セル10da、第51太陽電池セル10eaにオーバーラップする位置に配置される。太陽電池モジュール100の周囲には、Alフレーム枠が取り付けられてもよい。
図4は、受光面側部材40と裏面側部材42の構成を示す断面図である。太陽電池モジュール100は、受光面側部材40、太陽電池セル10、裏面側部材42を含む。受光面側部材40は、保護部材50、透明充填部材52を含む。裏面側部材42は、白色充填部材54、バリアシート46、バックシート48を含む。バリアシート46は、第2接着部材56、第1接着部材58、金属シート60、第1接着部材62、第2接着部材64を含み、バックシート48は、第2接着部材66、第1接着部材68、絶縁性樹脂部材70を含む。なお、第2接着部材66、第1接着部材68は、接着部材72に含められる。図4の上側が裏面側に相当し、下側が受光面側に相当する。
保護部材50は、太陽電池モジュール100の一面側、具体的には受光面側に配置されており、太陽電池モジュール100の表面を保護する。保護部材50には、透光性および遮水性を有するガラス、透光性プラスチック等が使用され、矩形板状に形成される。
透明充填部材52は、保護部材50の裏面側に配置される。透明充填部材52は、保護部材50と太陽電池セル10との間に配置されて、これらを接着する。透明充填部材52には、例えば、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、EPMあるいはEPDM(エチレンプロピレンゴム)等の樹脂フィルムのような熱可塑性樹脂が使用される。なお、熱硬化性樹脂が使用されてもよい。透明充填部材52は、透光性を有するとともに、保護部材50におけるx−y平面と略同一寸法の面を有する矩形状のシート材によって形成される。
太陽電池セル10は、図3の通りなので、説明を省略する。白色充填部材54は、透明充填部材52の裏面側に配置される。白色充填部材54は、透明充填部材52との間で、太陽電池セル10等を封止する。白色充填部材54は、チタニア等の白色顔料が透明充填部材52に含まれることによって形成される。ここで、太陽電池モジュール100の受光面側から入射された光は、保護部材50、透明充填部材52を透過する。透明充填部材52を透過した光の一部は、太陽電池セル10に取り込まれる。一方、光の残りは、白色充填部材54に到達する。白色充填部材54に含まれた白色顔料は、到達された光を反射させる。そのため、反射した光の一部が、太陽電池セル10に取り込まれるので、発電量が増加する。
第2接着部材56は、バリアシート46のうちの最も受光面側に配置される。また、第2接着部材56は、白色充填部材54の裏面側に接して配置される。第2接着部材56は、例えば、PO(ポリオレフィン)あるいはアクリルで形成される。
第1接着部材58は、第2接着部材56の裏面側に接して配置される。第1接着部材58は、EMMA(エチレン・メチルメタクリレート共重合体)、EEA(エチレン・エチルアクリレート共重合体)、EMAGMA(エチレン・メタクリレート・グリシジルメタクリレート共重合体)、EEAMAH(エチレン・エチルアクリレート・無水マレイン酸共重合体)、アクリル酸ブチル、ブタジエンゴム、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、プロピレン、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸エチル、メタクリル樹脂のうちのいずれか、あるいはこれらの組合せによって形成される。なお、第1接着部材58と第2接着部材56は、受光面用の接着部材94ともよばれる。
金属シート60は、第1接着部材58の裏面側に配置される。そのため、受光面用の接着部材94である第2接着部材56、第1接着部材58を介して、白色充填部材54と金属シート60とが接着されている。金属シート60は、例えば、アルミニウム等によって形成される。また、金属シート60のx−y平面におけるサイズは、図1および図2に示された複数の太陽電池セル10を覆うことが可能なサイズであって、かつ保護部材50におけるx−y平面のサイズよりも小さくされる。これは、太陽電池モジュール100の裏面側から侵入した水蒸気、酸素等が太陽電池セル10に到達することを防止するためのである。金属シート60は、太陽電池セル10と後述の絶縁性樹脂部材70との間に配置される。
第1接着部材62は、金属シート60の裏面側に配置される。第1接着部材62は、第1接着部材58と同様に形成される。なお、第1接着部材62と第1接着部材58とには、金属シート60との接着性を高めるために、シランカップリング剤が添加される。第2接着部材64は、バリアシート46のうちの最も裏面側に配置される。また、第2接着部材64は、第1接着部材62の裏面側に配置される。第2接着部材64は、第2接着部材56と同様に形成される。
第2接着部材66は、バックシート48のうちの最も受光面側に配置される。また、第2接着部材66は、第2接着部材64の裏面側に配置される。第2接着部材66は、第2接着部材56と同様に形成される。第1接着部材68は、第2接着部材66の裏面側に接して配置される。第1接着部材68は、第1接着部材58、第1接着部材62と同様に形成されるが、金属シート60に接着されないので、シランカップリング剤を含んでいなくてもよい。第2接着部材66との差異を明確にするために、第2接着部材56は第3接着部材ともよばれる。また、第1接着部材68との差異を明確にするために、第1接着部材58は第4接着部材ともよばれる。
絶縁性樹脂部材70は、バックシート48のうちの最も裏面側に配置されるので、太陽電池モジュール100の他面側、具体的には裏面側に配置される。また、絶縁性樹脂部材70は、第1接着部材68の裏面側に接して配置される。絶縁性樹脂部材70は、PET、ポリアミド、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PVF(ポリフッ化ビニル)によって形成されており、絶縁性を有する。絶縁性樹脂部材70におけるx−y平面のサイズは、保護部材50におけるx−y平面のサイズと同等にされる。
前述のごとく、接着部材72は、第2接着部材66、第1接着部材68を含むので、金属シート60と絶縁性樹脂部材70との間に配置されてこれらを接着する。そのため、絶縁性樹脂部材70、接着部材72、金属シート60は、z軸の負方向から正方向に向かって、この順番で接しながら重ねられる。
金属シート60を含むバリアシート46のx−y平面におけるサイズは、図1および図2に示された複数の太陽電池セル10を覆うことが可能なサイズにされるが、白色充填部材54、第2接着部材66のx−y平面におけるサイズよりも小さくされる。これは、白色充填部材54と第2接着部材66のうち、バリアシート46のx−y平面における外周を囲む部分を直接接着させることによって、内部にバリアシート46を封止させるためである。これにより、金属シート60と白色充填部材54とが剥離することが抑制される。
このような太陽電池モジュール100は、ラミネート加工によって生成される。ラミネート加工では、ラミネート温度の50度〜140度で太陽電池モジュール100が加熱される。また、透明充填部材52、白色充填部材54の軟化点は、50度〜140度であり、ラミネート温度以下である。そのため、これらは、ラミネート加工において軟化することによって、互いに接着する。さらに、第2接着部材56、第2接着部材64、第2接着部材66、第1接着部材58、第1接着部材62、第1接着部材68の軟化点も、50度〜140度であり、ラミネート温度以下である。そのため、これらも、ラミネート加工において軟化することによって、互いに接着する。
一方、絶縁性樹脂部材70の軟化点は、145度以上であり、ラミネート温度よりも高い。そのため、これは、ラミネート加工において軟化が不十分であり、接着力が弱くなる。図4に示した構成は、これに対応するための構成である。絶縁性樹脂部材70として使用されるPETのSP(Solubility Parameter:溶解パラメータ)値は10.6〜10.7であり、ポリアミドのSP値は13.6であり、PTFEのSP値は3.6〜6.2値であり、PVFのSP値は9.5である。SP値は、正則溶液論により定義された値であり、2成分系溶液の溶解度の目安となり、単位は(cal/cm1/2である。正則溶液論では、溶媒−溶質間に作用する力は分子間力のみと仮定されるので、SP値は分子間力を表す尺度として使用される。ここで、2つの成分のSP値の差が小さいほど、溶解度が大きくなる。
また、第1接着部材68として使用されるEMMAのSP値は9.1〜9.42であり、EEAは9.43であり、EMAGMAは9.0〜9.54であり、EEAMAHは9.0〜9.55であり、アクリル酸ブチルのSP値は9.0である。また、ブタジエンゴムのSP値は8.6であり、プロピルアクリレートのSP値は9.0であり、プロピルメタクリレートのSP値は8.8であり、プロピレンのSP値は9.3であり、メタクリル酸ブチルのSP値は8.8である。さらに、メタクリル酸エチルのSP値は9.0であり、メタクリル樹脂のSP値は9.1である。これらのうち、絶縁性樹脂部材70のSP値との差が「1」以下になるSP値の材料が使用される。そのため、ラミネート加工における絶縁性樹脂部材70の軟化が不十分であっても、絶縁性樹脂部材70と第1接着部材68との接着性が十分になる。ここで、第1接着部材68と絶縁性樹脂部材70のSP値は、いずれも「ある程度の範囲を有している」が、ここでは、接着性が高くなるような、SP値の差が「1」以下となる組合せに着目する。なお、SP値の差が「1」よりも大きい場合であっても、SP値の差が小さくなるほど接着力が強くなる。
さらに、第2接着部材66として使用されるPOのSP値は7.7〜8.4であり、アクリルのSP値は9.0〜9.5である。これらのうち、第1接着部材68のSP値との差が1以下になるSP値の材料が使用される。このように、第1接着部材68のSP値は、絶縁性樹脂部材70のSP値と第2接着部材66のSP値との間であり、絶縁性樹脂部材70から第2接着部材66までの接着性が十分になる。さらに、第2接着部材66、第2接着部材64、第1接着部材62、金属シート60が順に重ねられ、かつ第1接着部材62に添加剤が加えられるので、絶縁性樹脂部材70から金属シート60までの接着性が十分になる。
これらの説明に加えて、白色充填部材54として使用されるEVAのSP値は7.8〜10.6であり、PEのSP値は7.7〜8.4であり、PPのSP値は8.0であり、EPMあるいはEPDMのSP値は、7.9〜8.0である。また、第2接着部材56のSP値は、第2接着部材66のSP値と同一であり、第1接着部材58のSP値は、第1接着部材68のSP値と同一である。そのため、第2接着部材56のSP値と白色充填部材54のSP値との差が1以下となり、第2接着部材56のSP値と第1接着部材58のSP値との差が1以下となるような材料がそれぞれ使用される。
次に、図4に示した構成の効果を説明するために、太陽電池モジュール100の比較対象となる太陽電池モジュール110の構成を説明する。図5は、比較対象となる受光面側部材40と裏面側部材42の構成であって、太陽電池モジュール110の構成を示す断面図である。図5は、図4と同様に示される。ここでは、図4との差異が明確になるように、対応する構成には、同一の符号を付与している。
保護部材50、透明充填部材52、太陽電池セル10は、図4と同様である。透明充填部材80は、透明充填部材52の裏面側に配置される。透明充填部材80は、透明充填部材52との間で、太陽電池セル10等を封止する。透明充填部材80は、透明充填部材52と同様に形成される。
絶縁性樹脂部材82は、バリアシート46のうちの最も受光面側に配置される。また、絶縁性樹脂部材82は、透明充填部材80の裏面側に配置される。絶縁性樹脂部材82は、絶縁性樹脂部材70と同様に形成される。第1接着部材84は、絶縁性樹脂部材82の裏面側に配置される。第1接着部材84は、第1接着部材58と同様に形成される。金属シート60は、第1接着部材84の裏面側に配置される。第1接着部材86は、金属シート60の裏面側に配置される。第1接着部材86は、第1接着部材58と同様に形成される。絶縁性樹脂部材88は、バリアシート46のうちの最も裏面側に配置される。また、絶縁性樹脂部材88は、第1接着部材86の裏面側に配置される。絶縁性樹脂部材88は、絶縁性樹脂部材70と同様に形成される。
透明充填部材90は、絶縁性樹脂部材88の裏面側に配置される。透明充填部材90は、透明充填部材52と同様に形成される。耐候性樹脂部材92は、太陽電池モジュール100の他面側、具体的には裏面側に配置される。また、耐候性樹脂部材92は、透明充填部材90の裏面側に接して配置される。耐候性樹脂部材92は、耐候性を有しており、絶縁性樹脂部材70と同様に形成されてもよい。
ここで、絶縁性樹脂部材88および耐候性樹脂部材92として使用されるPETのSP値は10.6〜10.7であり、ポリアミドのSP値は13.6であり、PTFEのSP値は3.6〜6.2値であり、PVFのSP値は9.5である。また、透明充填部材90として使用されるEVAのSP値は7.8〜10.6であり、PEのSP値は7.7〜8.4であり、PPのSP値は8.0であり、EPMあるいはEPDMのSP値は、7.9〜8.0である。そのため、耐候性樹脂部材92のSP値と透明充填部材90のSP値との差は「2」よりも大きく、透明充填部材90のSP値と絶縁性樹脂部材88のSPとの差は「2」よりも大きい。その結果、耐候性樹脂部材92と透明充填部材90との間の接着性が小さくなり、透明充填部材90と絶縁性樹脂部材88との間の接着性も小さくなる。ここで、絶縁性樹脂部材88および耐候性樹脂部材92と、透明充填部材90のSP値は、いずれも「ある程度の範囲を有している」が、ここでは、接着性が低くなるような、SP値の差が「2」よりも大きくなる組合せに着目する。なお、SP値の差が「2」以下であっても、SP値の差が大きくなるほど接着力が弱くなる。
さらに、図4に示した太陽電池モジュール100の別の構成を説明する。図6は、受光面側部材40と裏面側部材42の別の構成を示す断面図である。太陽電池モジュール100は、受光面側部材40、太陽電池セル10、裏面側部材42を含む。受光面側部材40は、保護部材50、透明充填部材52を含む。裏面側部材42は、白色充填部材54、バリアシート46、バックシート48を含む。バリアシート46は、第2接着部材56、第1接着部材58、金属シート60、プライマー74を含み、バックシート48は、プライマー76、絶縁性樹脂部材70を含む。なお、プライマー74が、接着部材72に相当するので、接着部材72は、単一の部材で形成されている。図6の上側が裏面側に相当し、下側が受光面側に相当する。
図4と比較すると、プライマー74は、バリアシート46のうちの最も裏面側に配置される。また、プライマー74は、金属シート60の裏面側に接して配置される。プライマー74は、第1接着部材68に使用されうる材料のいずれかによって形成されればよい。プライマー76は、バックシート48のうちの最も受光面側に配置される。また、プライマー76は、プライマー74の裏面側に配置される。プライマー76は、プライマー74と同様に形成される。絶縁性樹脂部材70は、バックシート48のうちの最も裏面側に配置されるので、太陽電池モジュール100の他面側、具体的には裏面側に配置される。また、絶縁性樹脂部材70は、プライマー76の裏面側に接して配置される。ここで、プライマー76のSP値は、第1接着部材68のSP値と同一であり、絶縁性樹脂部材70のSP値は前述の通りである。そのため、プライマー76のSP値と絶縁性樹脂部材70のSP値との差が1以下となるような材料がそれぞれ使用される。
さらに、バリアシート46の変形例を説明する。図7(a)−(b)は、バリアシート46の別の構成を示す断面図である。図7(a)のバリアシート46は、プライマー78、金属シート60、第1接着部材62、第2接着部材64を含む。プライマー78は、バリアシート46のうちの最も受光面側に配置される。プライマー78は、プライマー74と同様に構成される。金属シート60は、プライマー78の裏面側に配置される。第1接着部材62は、金属シート60の裏面側に配置され、第2接着部材64は、バリアシート46のうちの最も裏面側に配置される。また、第2接着部材64は、第1接着部材62の裏面側に配置される。
図7(b)のバリアシート46は、プライマー78、金属シート60、プライマー74を含む。プライマー78は、バリアシート46のうちの最も受光面側に配置される。金属シート60は、プライマー78の裏面側に配置される。プライマー74は、バリアシート46のうちの最も裏面側に配置される。また、プライマー74は、金属シート60の裏面側に配置される。
以下では、太陽電池モジュール100の製造方法について説明する。まず、z軸の正方向から負方向に向かって、保護部材50、透明充填部材52、太陽電池セル10、白色充填部材54、バリアシート46、バックシート48が順に重ね合わせられることによって、積層体が生成される。ここで、バリアシート46、バックシート48の構成は、図4、図6、図7(a)−(b)のように示される。
これに続いて、積層体に対して、ラミネート・キュア工程がなされる。この工程では、積層体を減圧下で加圧することによって、積層体から空気を抜き、加熱して、積層体を一体化する。前述のごとく、ラミネート・キュア工程における真空ラミネートでは、温度が前述のごとく、50〜140℃程度に設定される。さらに、絶縁性樹脂部材70に対して、端子ボックス44が接着剤にて取り付けられる。
本発明の実施例によれば、軟化点がラミネート温度よりも高い絶縁性樹脂部材を最裏面側に配置させるので、太陽電池モジュールの内部における絶縁性樹脂部材での剥離の発生を抑制できる。また、絶縁性樹脂部材とバリアシートとの間に透明充填部材を配置させないので、剥離の発生を抑制できる。また、絶縁性樹脂部材、接着部材、金属シートは、この順番で接しながら重ねられるので、剥離の発生を抑制できる。また、第1接着部材のSP値が、絶縁性樹脂部材のSP値と第2接着部材のSP値との間であるので、第1接着部材のSP値と絶縁性樹脂部材のSP値との差、第1接着部材のSP値と第2接着部材のSP値との差を小さくできる。また、これらの差が小さくなるので、接着性を強化できる。
また、保護部材と前記太陽電池セルとの間に透明充填部材が配置され、金属シートと太陽電池セルとの間に白色顔料を含む裏面充填部材が配置されるので、裏面充填部材での反射を増加できる。また、金属シートと絶縁性樹脂部材の密着性が高いので、酸素や水蒸気等の環境劣化因子が太陽モジュール内に侵入することを抑制できる。また、酸素や水蒸気等の環境劣化因子が太陽モジュール内に侵入することが抑制されるので、太陽電池モジュールの信頼性を向上できる。また、金属シート端部が露出していないので、金属シート端部からの剥離を防止できる。
また、片面にポリエチレンやポリプロピレン等の融点が低い樹脂を接着した金属シートと、片面にポリエチレンやポリプロピレン等の融点が低い樹脂を接着した絶縁性樹脂シートを使用するので、ラミネート加工の際に溶け合わすことができる。また、ラミネート加工の際に溶け合わすので、金属シートと絶縁性シートの密着性を向上できる。また、絶縁性樹脂シートの片面にポリエチレンやポリプロピレン等の融点が低く、かつ裏面充填剤と相溶性が高い樹脂を接着した絶縁性樹脂シートを使用し、かつ内側の金属シートの大きさを小さくするので、接着部材と絶縁性樹脂との接着力を向上できる。
本実施例の概要は、次の通りである。本発明のある態様の太陽電池モジュール100は、太陽電池セル10と、太陽電池セル10の一面側に配置される保護部材50と、太陽電池セル10の他面側に配置され、かつラミネート温度よりも高い軟化点を有する絶縁性樹脂部材70と、絶縁性樹脂部材70と太陽電池セル10との間に配置される金属シート60と、金属シート60と絶縁性樹脂部材70との間に配置され、かつラミネート温度以下の軟化点を有する接着部材72とを備える。絶縁性樹脂部材70、接着部材72、金属シート60は、この順番で接しながら重ねられる。
接着部材72は、絶縁性樹脂部材70に接して配置される第1接着部材68と、第1接着部材68に接して配置される第2接着部材66、64とを備えてもよい。第1接着部材68のSP(Solubility Parameter)値は、絶縁性樹脂部材70のSP値と第2接着部材66、64のSP値との間であってもよい。
第1接着部材68のSP値と絶縁性樹脂部材70のSP値との差が1以下であってもよい。
接着部材72は、単一の部材で形成されており、接着部材72のSP値と絶縁性樹脂部材70のSP値との差が1以下であってもよい。
保護部材50と太陽電池セル10との間に配置される透明充填部材52と、金属シート60と太陽電池セル10との間に配置される白色充填部材54とをさらに備えてもよい。白色充填部材54と金属シート60とは受光面用の接着部材94を介して接着されていてもよい。
受光面用の接着部材94のSP値と白色充填部材54のSP値との差が1以下であってもよい。
受光面用の接着部材94は、白色充填部材54に接して配置される第2接着部材56と、第2接着部材56に接して配置される第1接着部材58とを備えてもよい。第2接着部材56のSP値と第1接着部材58のSP値との差が1以下であってもよい。
白色充填部材54と接着部材72の一部は、直接接着していてもよい。
以上、本発明について実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 太陽電池セル、 12 太陽電池群、 14 群間配線材、 16 群端配線材、 18 セル間配線材、 20 導電材、 30 第1取出し配線、 32 第2取出し配線、 34 第3取出し配線、 36 第4取出し配線、 38 非発電領域、 40 受光面側部材、 42 裏面側部材、 44 端子ボックス、 46 バリアシート、 48 バックシート、 50 保護部材、 52 透明充填部材、 54 白色充填部材、 56 第2接着部材(第3接着部材)、 58 第1接着部材(第4接着部材)、 60 金属シート、 62 第1接着部材、 64,66 第2接着部材、 68 第1接着部材、 70 絶縁性樹脂部材、 72 接着部材、 94 受光面用の接着部材、100 太陽電池モジュール。

Claims (7)

  1. 太陽電池セルと、
    前記太陽電池セルの一面側に配置される保護部材と、
    前記太陽電池セルの他面側に配置される絶縁性樹脂部材と、
    前記絶縁性樹脂部材と前記太陽電池セルとの間に配置される金属シートと、
    前記金属シートと前記絶縁性樹脂部材との間に配置される接着部材とを備え、
    前記絶縁性樹脂部材、前記接着部材、前記金属シートは、この順番で接しながら重ねられ
    前記接着部材は、
    前記絶縁性樹脂部材に接して配置される第1接着部材と、
    前記第1接着部材に接して配置される第2接着部材とを備え、
    前記第1接着部材のSP(Solubility Parameter)値は、前記絶縁性樹脂部材のSP値と前記第2接着部材のSP値との間であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記第1接着部材のSP値と前記絶縁性樹脂部材のSP値との差が1以下であることを特徴とする請求項に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記接着部材は、単一の部材で形成されており、
    前記接着部材のSP値と前記絶縁性樹脂部材のSP値との差が1以下であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記保護部材と前記太陽電池セルとの間に配置される透明充填部材と、
    前記金属シートと前記太陽電池セルとの間に配置される白色充填部材とをさらに備え、
    前記白色充填部材と前記金属シートとは、受光面側用の接着部材を介して接着されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記受光面側用の接着部材のSP値と前記白色充填部材のSP値との差が1以下であることを特徴とする請求項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記受光面側用の接着部材は、
    前記白色充填部材に接して配置される第3接着部材と、
    前記第3接着部材に接して配置される第4接着部材とを備え、
    前記第3接着部材のSP値と前記第4接着部材のSP値との差が1以下であることを特徴とする請求項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記白色充填部材と前記接着部材の一部は、直接接着していることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
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