JP6538354B2 - センターベアリングサポート - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のプロペラシャフトを回転自在に支持するセンターベアリングを、車体の下側に弾性的に支持するセンターベアリングサポートに関する。
車体の下面に取り付けられて、プロペラシャフトに装着されるセンターベアリングを弾性的に支持するセンターベアリングサポートとして、従来から、例えば図3及び図4に示すようなものが知られている。すなわち図3、図4に示すセンターベアリングサポート100は、外環101と、この外環101の内周に配置された内環102と、外環101と内環102の間を弾性的に連結する弾性支持部材103とを有する。
そしてこのセンターベアリングサポート100は、外環101が車体の下側のブラケット110の支持環111の内周面に嵌着され、内環102がセンターベアリング120のアウターレース121に嵌着されることによって、不図示のプロペラシャフトに装着されるセンターベアリング120を車体の下側にゴム状弾性材料(ゴム材料又はゴム状弾性を有する合成樹脂材料)からなる弾性支持部材103を介して弾性的に支持し、この弾性支持部材103によって、走行中におけるプロペラシャフト側と車体側との間で振動吸収及び緩衝を行うものである(例えば下記の特許文献1参照)。
ところで、この種のセンターベアリングサポート100においては、プロペラシャフトを質量体、弾性支持部材103をばねとするばね−マス系の共振周波数が一般的に10〜30Hz付近に存在するため、車両発進時などにプロペラシャフトの振動周波数がこの周波数帯域を通過する過程で、共振によってプロペラシャフトの振れ回りの振幅が増大してしまう問題がある。
図3、図4に例示したセンターベアリングサポート100は、弾性支持部材103が円環状であって断面形状が全周同一であり、すなわち図3のA−A’線を通る軸方向の平面で切断した断面形状と、図3のB−B’線を通る軸方向の平面で切断した断面形状は、共に図4に示す形状となっているが、上述のような振れ回りを防止する手段としては、弾性支持部材を非円形の厚肉形状に形成すると共に、この弾性支持部材に多数のすぐり(軸方向の貫通孔)を開設して周方向に対して、弾性支持部材のばね特性を変化させることで共振による振れ回りを抑制する手法が知られている(例えば下記の特許文献2参照)。
しかしながら、センターベアリングサポートは車体の下側にあって、常に泥水の飛来といった外部環境にさらされているため、弾性支持部材にすぐりを開設したものは、走行中の飛石や泥がすぐり内部に詰まったり、すぐり内で着氷を生じたりすると、弾性支持部材の耐久性が低下するおそれがある。
特開平8−216710号公報 特公平8−33164号公報
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、共振によるプロペラシャフトの振れ回りを抑制することにある。
請求項1の発明に係るセンターベアリングサポートは、車体側に固定される外環と、前記外環の内周に配置され、プロペラシャフトの外周に装着されるセンターベアリングを保持する内環と、車両のフロント側へ向けて凸の形状に屈曲して前記外環と前記内環との間に介在し、前記フロント側への隆起高さが相対的に低い部分と高い部分とを円周方向に交互に有するゴム状弾性材料で成形された環状の弾性支持部材とを備える。ゴム状弾性材料とはゴム材料又はゴム状弾性を有する合成樹脂材料のことである。
本発明に係るセンターベアリングサポートによれば、弾性支持部材の断面の長さが円周方向交互に変化することによって、そのばね定数が円周方向交互に変化するので、共振によるプロペラシャフトの振れ回りを抑制することができる。
本発明に係るセンターベアリングサポートの好ましい実施の形態をブラケットと共に示す斜視図である。 本発明に係るセンターベアリングサポートの好ましい実施の形態をセンターベアリングと共に示す断面図で、(A)は図1におけるA−A’線を通る軸方向の平面で切断した断面図、(A)は図1におけるB−B’線を通る軸方向の平面で切断した断面図である。 従来のセンターベアリングサポートの一例をブラケットと共に示す斜視図である。 従来のセンターベアリングサポートの一例を、センターベアリングと共に、図3におけるA−A’線又はB−B’線を通る軸方向の平面で切断した断面図である。
以下、本発明に係るセンターベアリングサポートの好ましい実施の形態について、図1及び図2を参照しながら説明する。なお、図における左側が車両のフロント側、右側がリア側である。
図1及び図2に示す参照符号1はセンターベアリングサポート、図1に示す参照符号2は車体側に固定されるブラケット、図2に示す参照符号3はセンターベアリングである。
センターベアリングサポート1は、車体の下側に取り付けられるブラケット2の支持環21の内周面に嵌着される外環11と、この外環11の内周に配置され、不図示のプロペラシャフトに装着されるセンターベアリング3のアウターレース31に嵌合される内環12と、外環11と内環12の間を弾性的に連結する弾性支持部材13とを有する。なお、センターベアリング3は、互いに同心配置されたアウターレース31及びインナーレース32と、その間に円周方向等間隔で回転自在に保持された多数の鋼球43とを有するボールベアリングであり、鋼球43とアウターレース31及びインナーレース32との間は、不図示のグリースにより潤滑されている。
外環11及び内環12は鋼材等の金属で製作されたものであり、弾性支持部材13は、ゴム状弾性材料(ゴム材料又はゴム状弾性を有する合成樹脂材料)で成形されたものである。弾性支持部材13の外周部131は外環11に一体的に加硫接着され、内周部132は、内環12の外周面に一体的に加硫接着され、外周部131と内周部132の間は、フロント側へ向けて凸の断面略U字形に屈曲したベロー状屈曲部133となっている。
弾性支持部材13は、外環11に加硫接着された外周部131からベロー状屈曲部133を経て内環12に加硫接着された内周部132に至る断面の長さが、水平方向の断面すなわち図2の(A)に示す断面において相対的に短く、上下方向の断面すなわち図2の(B)に示す断面において相対的に長くなっている。言い換えれば、弾性支持部材13のベロー状屈曲部133は、水平方向両側部分133a,133aにおいてフロント側への隆起高さが相対的に低く、内環12の上下両側部分133b,133bにおいてフロント側への隆起高さが相対的に高く、水平方向両側部分133aと上下両側部分133bとの間の部分133cは隆起高さ(断面の長さ)がなだらかに変化している。
したがって弾性支持部材13は、断面の長さが相対的に短い部分すなわち隆起高さが相対的に低い部分133aと、断面の長さが相対的に長い部分すなわち隆起高さが相対的に高い部分133bを、円周方向90°間隔で交互に有するものであり、円周方向180°対称位置で断面の長さ(断面形状)が互いに同じとなっている。
そして、断面の長さが相対的に短い部分133aが円周方向180°対称に存在する方向(左右方向)に対しては相対的にばね定数が高く、断面の長さが相対的に長い部分133bが円周方向180°対称に存在する方向(上下方向)に対しては相対的にばね定数が低くなることから、高ばね領域と低ばね領域が円周方向90°間隔で交互に分布することになる。
以上の構成を備えるセンターベアリングサポート1は、センターベアリング3を車体側のブラケット2に弾性的に支持し、このセンターベアリング3を介して支持されたプロペラシャフトに振動が発生した場合、内環12と外環11との相対偏心運動に伴って弾性支持部材13のベロー状屈曲部14cが反復的に屈伸し、車体側への振動伝達を有効に絶縁するものである。
そして例えば車両発進時などに、プロペラシャフトの振動周波数が高くなっていく過程で、この振動周波数は、プロペラシャフトを質量体、弾性支持部材13をばねとするばね−マス系の共振周波数帯域を通過することになる。しかしながら上記構成のセンターベアリングサポート1は、弾性支持部材13に、断面の長さが相対的に短い部分133aと相対的に長い部分133bによって、円周方向90°間隔で交互に高ばね定数と低ばね定数が設定されているため、プロペラシャフトが振れ回ろうとしても回転角が90°毎に共振周波数が高くなったり低くなったりを繰り返すことになる。したがって共振によるプロペラシャフトの振れ回りが有効に抑制される。
また、弾性支持部材13には、ばね定数を変化させるためのすぐり等は開設されていないので、走行中の飛石や泥がすぐり内部に詰まったり、すぐり内で着氷を生じたりすることによる耐久性の低下のおそれがない。
しかも弾性支持部材13は、ベロー状屈曲部14cの肉厚は円周方向全域で略同一であるため、プロペラシャフトの振れ回りによる屈伸変形を受けても部分的に応力集中を生じることがなく、この点でも耐久性の低下のおそれがない。
1 センターベアリングサポート
11 外環
12 内環
13 弾性支持部材
133 ベロー状屈曲部
133a 隆起高さが相対的に低い部分
133b 隆起高さが相対的に高い部分
2 ブラケット
3 センターベアリング

Claims (2)

  1. 車体側に固定される外環と、
    前記外環の内周に配置され、プロペラシャフトの外周に装着されるセンターベアリングを保持する内環と、
    車両のフロント側へ向けて凸の形状に屈曲して前記外環と前記内環との間に介在し、前記フロント側への隆起高さが相対的に低い部分と高い部分とを円周方向に交互に有するゴム状弾性材料で成形された環状の弾性支持部材と、
    を備えるセンターベアリングサポート。
  2. 前記弾性支持部材は、前記フロント側への隆起高さが相対的に低い部分と高い部分とを円周方向90°間隔で交互に有する、請求項1に記載のセンターベアリングサポート。
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