JP6538100B2 - ニンニクの茎盤の処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ニンニクの茎盤の処理装置に関する。
特許文献1には、にんにく球根のひげ根除去機が記載されている。このにんにく球根のひげ根除去機は、筐体又は機枠の任意の箇所ににんにく球根のひげ根および茎部を切断する円板形カッタおよびにんにく球根のひげ根を切削する球形のドリル式のカッタを設けると共に円板形カッタ部には移動ガイドが、球形のカッタ部には固定台を付設したことを特徴としている。
実公昭59−37039号公報
本発明は、作業効率に優れたニンニクの茎盤の処理装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う発明に係るニンニクの茎盤の処理装置は、ニンニクを保持する保持部と、前記保持部によって保持された前記ニンニクの茎盤に向かって進出可能なドリルビットと、前記ドリルビットとともに進出し、進出した際に先端部が前記ニンニクを押さえるバネと、を備え、前記バネのピッチが不等長である
発明に係るニンニクの茎盤の処理装置において、前記バネが円錐コイルばねであることが好ましい。
発明に係るニンニクの茎盤の処理装置において、前記保持部が、前記ニンニクに接触し、該ニンニクとの間に前記ドリルビットが回転する方向に摩擦力を発生する接触部を有することが好ましい。
発明に係るニンニクの茎盤の処理装置において、前記ドリルビットが進出する方向と交差する方向に前記保持部の位置を調整する位置調整部を更に備えることが好ましい。
発明に係るニンニクの茎盤の処理装置において、前記位置調整部が、前記保持部の前後方向の位置を調整する第1の調整機構と、前記保持部の前記ドリルビットの回転軸から離れた位置にある軸周りの回転位置を調整する第2の調整機構と、を有していてもよい。
本発明によれば、作業効率に優れたニンニクの茎盤の処理装置を提供できる。
本発明の一実施の形態に係るニンニクの茎盤の処理装置の外観図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同ニンニクの茎盤の処理装置が備えるドリルビットが後退した状態及び進出した状態を示す説明図である。 同ニンニクの茎盤の処理装置が備えるドリルビットの斜視図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同ニンニクの茎盤の処理装置が備えるドリルビットの左側面図及び右側面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同ニンニクの茎盤の処理装置が備えるドリルビットの底面図及び平面図である。 同ニンニクの茎盤の処理装置が備える保持部の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
本発明の一実施の形態に係るニンニクGの茎盤の処理装置10は、図1に示すように、卓上ボール盤20、ドリルビット30、バネ40、保持部50、及び位置調整部60を備えている。
卓上ボール盤20は、ドリルビット30が取り付けられ、保持部50に保持されたニンニクGの茎盤(根が伸びる部分)を削ることができる。なお、茎盤は、盤茎と呼ばれる場合もある。
卓上ボール盤20は、ドリルビット30を取り付けるドリルチャック202を有している。
ドリルビット30は、卓上ボール盤20の支軸203に回転可能に支持されている。ドリルビット30は、支軸203を送る送りハンドル204を回転させることによって、図2(A)及び図2(B)に示すように、ニンニクGの茎盤に向かって進出できる。
ドリルビット30は、図3、図4(A)、図4(B)、図5(A)、及び図5(B)に示すように、4本の溝が形成され、先端部が湾曲している。各溝は、ドリルビット30の回転軸を中心として、実質的に均等に配置されている。
ドリルビット30は、チャックハンドル(不図示)を使って、図2(A)に示すように、先端が下方を向くように卓上ボール盤20のドリルチャック202に取り付けられる。
バネ40は、ドリルビット30とともに進出し、図2(B)に示すように、進出した際に先端部がニンニクGに接触してニンニクGを押さえることができる。
バネ40は、基端側が基端部から先端部に向かうに従って内径が小さくなる円錐コイルばねである。バネ40の先端側の内径は、ニンニクGの茎盤の径よりも大きく、ニンニクGの外径よりも小さい寸法に設定されている。
バネ40の基端部は、支軸203の先端部にスリーブソケット205を介して固定され、バネ40は、バネ40の内側にドリルビット30が収まるように配置されている。バネ40の先端部は、ニンニクGに接触していない状態においては、ドリルビット30の先端位置よりも低い位置(ニンニクGの側の位置)にある。
バネ40のピッチは不等長であり、バネ40の内側にあるドリルチャック202の孔H1(図2(A)参照)にチャックハンドル(不図示)を挿入できるよう、チャックハンドルを挿入する部分のピッチがそれ以外の部分のピッチよりも長くなっている。
保持部50は、茎盤の側を上方(ドリルビット30の先端の方向)に向けてニンニクGを保持できる。
保持部50は、図6に示すように、ベース板502、保持枠504、及び保持枠固定部506を有している。
ベース板502は、平板状の部材である。
保持枠504は、茎盤の側を上側(外側)に向けてニンニクGを収めることができる。
保持枠504は、一方の側にニンニクGが収まる窪みが形成された、外形が円柱状の部材である。窪みの表面には、ニンニクGに接触する接触部508が設けられている。接触部508は、ニンニクGに対し、ドリルビット30が回転する方向に摩擦力を発生できる。接触部508の材質は、例えば発泡ウレタンである。窪みの中央底部には、花茎を通す貫通孔H2が形成されている。
なお、保持枠504の裏側にも大きさが異なる窪みが形成されており、ニンニクGの大きさに応じて適切な窪みが選択される。
保持枠固定部506は、上方から保持枠504が挿入され、挿入された保持枠504を固定するための円筒状の枠である。保持枠固定部506には、ニンニクGの茎盤の除去装置10に対面する作業者から見て左側手前に延びるハンドル510が設けられている。また、保持枠固定部506には、保持枠504がドリルビット30が回転する方向に回転することを抑制する回り止め(不図示)が設けられている。更に、保持枠504を取り出すための切り欠き512が形成されている。
位置調整部60は、卓上ボール盤20のテーブル206の上に設けられ、ドリルビット30が進出する方向と交差する方向に保持部50の位置を調整できる。
位置調整部60は、第1の調整機構602及び第2の調整機構604を有している。
第1の調整機構602は、保持部50の前後方向の位置(図6の矢印で示すA1方向又はA2方向の位置)を調整できる。
第2の調整機構604は、保持部50のドリルビット30の回転軸から離れた位置にある軸AX1周りの回転位置(図6の矢印で示すB1方向又はB2方向の位置)を調整できる。なお、この回転位置は、ストッパ606によって制限される。
次に、ニンニクGの茎盤の処理装置10を用いたニンニクGの茎盤の処理方法について説明する。
ニンニクGの茎盤は、以下に示すステップS1〜S5に従って処理される。なお、可能な場合には、各ステップS1〜S5は並行して実行されてもよい。
(ステップS1)
作業者が、ニンニクGの茎盤の処理装置10を準備する。
チャックハンドル(不図示)をバネ40の間から挿入し、ドリルビット30を卓上ボール盤20のドリルチャック202に締め付ける。
(ステップS2)
作業者が、ニンニクGの大きさにあわせて保持枠504の一方の側と他方の側に形成された大きさの異なる窪みを選択する。
(ステップS3)
作業者が、選択した窪みを上側にして、保持枠504を保持部50の保持枠固定部506に上から挿入する。
続いて作業者が、保持枠固定部506に固定された保持枠504の中央に形成された貫通孔H2に花茎を通し、茎盤の側を上にして(花茎側を下にして)ニンニクGを収める。
(ステップS4)
作業者が、位置調整部60を用い、ドリルビット30の下方に茎盤が位置するように保持部50の位置を調整する。
(ステップS5)
作業者が、卓上ボール盤20を運転し、図2(A)に示す状態から送りハンドル204を操作して支軸203(ドリルビット30)を茎盤に向かって進出させる。
支軸203が進出すると、まず、バネ40の先端がニンニクGに接触する。更に支軸203が進出すると、バネ40がたわみ、ニンニクGを下方に押さえた状態で、ドリルビット30が茎盤に接触する。
作業者は、更に支軸203を送ってニンニクGの茎盤を削る。作業者は、目視しながら茎盤の切削量を確認できる。
このように、ニンニクGの茎盤の処理装置10によれば、作業者が保持部50にニンニクGを載せ、上側から目視しながら茎盤の切削状況を確認できるので、茎盤を処理する作業効率が向上する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
10 ニンニクの茎盤の処理装置
20 卓上ボール盤
30 ドリルビット
40 バネ
50 保持部
60 位置調整部
202 ドリルチャック
203 支軸
204 送りハンドル
205 スリーブソケット
206 テーブル
502 ベース板
504 保持枠
506 保持枠固定部
508 接触部
510 ハンドル
602 第1の調整機構
604 第2の調整機構
606 ストッパ
AX1 軸
G ニンニク
H1 孔
H2 貫通孔

Claims (5)

  1. ニンニクを保持する保持部と、
    前記保持部によって保持された前記ニンニクの茎盤に向かって進出可能なドリルビットと、
    前記ドリルビットとともに進出し、進出した際に先端部が前記ニンニクを押さえるバネと、を備え
    前記バネのピッチが不等長であるニンニクの茎盤の処理装置。
  2. 請求項記載のニンニクの茎盤の処理装置おいて、
    前記バネが円錐コイルばねであるニンニクの茎盤の処理装置。
  3. 請求項記載のニンニクの茎盤の処理装置おいて、
    前記保持部が、前記ニンニクに接触し、該ニンニクとの間に前記ドリルビットが回転する方向に摩擦力を発生する接触部を有するニンニクの茎盤の処理装置。
  4. 請求項記載のニンニクの茎盤の処理装置おいて、
    前記ドリルビットが進出する方向と交差する方向に前記保持部の位置を調整する位置調整部を更に備えるニンニクの茎盤の処理装置。
  5. 請求項記載のニンニクの茎盤の処理装置おいて、
    前記位置調整部が、前記保持部の前後方向の位置を調整する第1の調整機構と、
    前記保持部の前記ドリルビットの回転軸から離れた位置にある軸周りの回転位置を調整する第2の調整機構と、を有するニンニクの茎盤の処理装置。
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