JP6537260B2 - 電動工具 - Google Patents

電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6537260B2
JP6537260B2 JP2014247211A JP2014247211A JP6537260B2 JP 6537260 B2 JP6537260 B2 JP 6537260B2 JP 2014247211 A JP2014247211 A JP 2014247211A JP 2014247211 A JP2014247211 A JP 2014247211A JP 6537260 B2 JP6537260 B2 JP 6537260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
coating
paint
elastomer
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014247211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016107375A (ja
Inventor
雅佳 鳥原
雅佳 鳥原
哲也 下岡
哲也 下岡
徳夫 平林
徳夫 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2014247211A priority Critical patent/JP6537260B2/ja
Publication of JP2016107375A publication Critical patent/JP2016107375A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6537260B2 publication Critical patent/JP6537260B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)

Description

本発明は、樹脂製のハウジングを有する、インパクトドライバ等の電動工具関する。
電動工具や動力工具においては、外郭となるハウジングを樹脂製としたものがよく知られている。例えば非特許文献1では、ハウジングを樹脂製とした充電式インパクトドライバやエア釘打ち機、充電式クリーナ等が開示されている。
マキタ総合カタログ2014−10、平成26年10月、株式会社マキタ、[平成26年11月25日検索]、インターネット<http://www.makita.co.jp/product/ecatalog/sougou/index_f.html#16、http://www.makita.co.jp/product/ecatalog/sougou/index_f.html#108、http://www.makita.co.jp/product/ecatalog/sougou/index_f.html#190>
上記従来の電動工具や動力工具等においては、形状以外でデザイン性を高める方策として、樹脂に着色剤を添加してカラーバリエーションを増やすことにとどまっていた。
そこで、本発明は、デザイン性に優れた電動工具提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具であって、電気モータと、電気モータを収容し、ネジ止め用のボスを有する左右一対の半割ハウジングを左右方向のネジによって組み付けて形成される樹脂製のハウジングと、ネジの頭部側の半割ハウジングのボスの外面も含んでハウジングの外側の表面の少なくとも一部に施され、金属粉末を含有する塗装と、ボスの外面を除く塗装の表面の一部に二次成形されるエラストマと、電気モータを起動するためのスイッチと、を含んでなり、塗装は、表層に絶縁コーティング層を有して、エラストマは、絶縁コーティング層の上に施されており、ネジ及びエラストマを除く塗装の表面が露出していることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、電動工具であって、電気モータと、電気モータを収容し、金属粉末を含有する塗装が施される塗装部分と、塗装が施されない非塗装部分とを有する樹脂製のハウジングと、塗装部分の表面の一部に二次成形されるエラストマと、電気モータを起動するためのスイッチと、を含んでなり、塗装は、表層に絶縁コーティング層を有して、エラストマは、絶縁コーティング層の上に施されており、塗装部分におけるエラストマが二次成形されない部分の一部には、ロゴの印刷が施されていると共に、ハウジングにおける印刷の部分が凸に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、塗装を施すことで、樹脂製のハウジングであってもデザイン性に優れたものとなる。
インパクトドライバの斜視図である。 インパクトドライバの右側面図である。 インパクトドライバの背面図である。 インパクトドライバの縦断面図である。 右側の半割ハウジングの説明図で、(A)が右側面、(B)が左側面、(C)が背面、(D)が底面をそれぞれ示す。 左側の半割ハウジングの説明図で、(A)が左側面、(B)が右側面、(C)が背面、(D)が底面をそれぞれ示す。 塗装部分の拡大断面図である。 エラストマ部分の拡大断面図である。 リヤカバーの説明図で、(A)が背面、(B)が右側面、(C)が正面をそれぞれ示す。 印刷の上にトップコートを施した塗装部分の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具及び動力工具、電気機器の一例であるインパクトドライバの斜視図、図2は右側面図、図3は背面図、図4は縦断面図である。このインパクトドライバ1は、前後方向に延びる本体2に、ハンドル3を下向きに形成してなり、本体2の先端からは最終出力軸となるアンビル4が突出し、ハンドル3の下端に設けた装着部5には、電源となる複数の充電池を収容したバッテリーパック6が装着されている。
本体2のハウジングは、電気モータとしてのブラシレスモータ8を収容してハンドル3を延設した樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の後方に組み付けられるリヤカバー9と、本体ハウジング7の前方に組み付けられてスピンドル11及び打撃機構12を収容する金属製のハンマーケース10とからなる。このうち本体ハウジング7は、左右一対の半割ハウジング7a,7bを左右方向のネジ13,13・・によって組み付けて形成される。
ブラシレスモータ8は、ステータ14とその内側のロータ15とからなるインナロータ型である。まず、ステータ14は、複数の積層鋼板から形成される筒状のステータコア16と、ステータコア16の軸方向前後の端面にそれぞれ設けられる前インシュレータ17及び後インシュレータ18と、前後インシュレータ17,18を介してステータコア16に巻回される複数のコイル19,19・・と、を有する。このステータ14は、半割ハウジング7a,7bの内面へそれぞれ周方向に突設したリブ20によって本体2と同軸で保持されている。
ロータ15は、軸心に位置する回転軸21と、回転軸21の周囲に配置され、複数の鋼板を積層してなる略円筒状のロータコア22と、ロータコア22の外側に配置され、筒状で周方向に極性を交互に変えた永久磁石23と、これらの前側で放射状に配置された複数のセンサ用永久磁石24,24・・とを有する。前インシュレータ17には、センサ用永久磁石24の位置を検出して回転検出信号を出力する3つの回転検出素子(図示略)を搭載したセンサ回路基板25が、ネジ26によって取り付けられている。
リヤカバー9は、本体ハウジング7の後面に後方からネジ27,27によって取り付けられており、このリヤカバー9の前面の軸受保持部28に保持された軸受29が回転軸21の後端を軸支している。30は、軸受29の前方で回転軸21に取り付けられたモータ冷却用のファンで、ここでは中央部が前方へすり鉢状に膨出する膨出部31となっており、軸受29は膨出部31のすぐ後側で膨出部31とオーバーラップするように配置されている。これにより、リヤカバー9を含む本体2の後方への突出量が抑えられる。リヤカバー9の側面には、ファン30の径方向外側に位置する排気口32,32・・が形成されて、本体ハウジング7の側面でセンサ回路基板25の径方向外側には、吸気口33,33が形成されている。
一方、回転軸21の前端は、ブラシレスモータ8の前方で本体ハウジング7に保持されたベアリングボックス34を貫通して前方へ突出し、ベアリングボックス34の後部に保持された軸受35によって軸支されている。36は、回転軸21の前端に取り付けられたピニオンである。
ベアリングボックス34は、中央にくびれ部37を形成した金属製の円盤状で、本体ハウジング7の内面に設けたリブ38がくびれ部37に嵌合することで、ベアリングボックス34は前後方向への移動を規制された状態で本体ハウジング7に保持される。ベアリングボックス34の前後面には、放熱用の凹み部39がそれぞれ形成されている。
また、ベアリングボックス34の前面周縁には、外周に雄ネジ部を形成したリング壁40が前方へ向けて突設されて、このリング壁40にハンマーケース10が結合されている。
ハンマーケース10は、前半部が先細りとなって前筒部41が形成される金属製の筒状体で、後端内周に形成した雌ネジ部をリング壁40の雄ネジ部に螺合させることで、ベアリングボックス34によって後部が閉塞される。ハンマーケース10の下面には、突起42が形成されて、組み付け状態では、左右の半割ハウジング7a,7bの内面に突設された押さえリブ43,43(図5,6)がそれぞれ突起42の側面に当接するようになっている。また、ハンマーケース10の後部には、全周に亘る大径部44が形成されて、半割ハウジング7a,7bの内面に半周ずつ凹設した凹部45に嵌合可能となっている。各凹部45には、前方へ向けた凹溝46(図5,6)がそれぞれ連設されて、この凹溝46に、ハンマーケース10の左右の側面に設けた図示しない突条が係合可能となっている。この突起42と押さえリブ43、突条と凹溝46との係合により、ハンマーケース10の回転規制がなされる。
さらに、本体ハウジング7の前方には、ハンマーケース10の前部から前筒部41にかけて覆う樹脂製のカバー47が設けられ、カバー47の前端には、ゴム製のバンパ48が装着されている。
そして、ベアリングボックス34の前部には、軸受49が保持されて、軸受49によってスピンドル11の後端が軸支されている。このスピンドル11は、後部に中空で円盤状のキャリア部50を有し、キャリア部50に複数の遊星歯車51,51を軸支すると共に、後面から軸心に形成した有底孔52内に、回転軸21の前端及びピニオン36を突出させている。ベアリングボックス34のリング壁40の内側には、遊星歯車51が噛合する樹脂製のインターナルギヤ53が設けられている。このインターナルギヤ53の前部外側に連設した連設部54が、ハンマーケース10の内周面に凹設した凹部55に嵌合してリング壁40との間で前後方向に挟持されると共に、凹部55の内周面に図示しない凹凸形状で嵌合することで、インターナルギヤ53は回り止め及び軸方向への移動規制がなされる。
打撃機構12は、スピンドル11に外装されるハンマー56と、そのハンマー56を前方へ付勢するコイルバネ57と、スピンドル11とハンマー56との間に跨がって嵌合されるボール58,58とを含む。まずハンマー56は、前面に図示しない一対の爪を有し、内面に形成した外側カム溝59,59をボール58,58に嵌合させ、後面に形成したリング状の溝60に、コイルバネ57の前端を挿入させている。コイルバネ57の後端は、キャリア部50の前面に当接している。スピンドル11の表面には、内側カム溝61,61が形成されて、ハンマー56の外側カム溝59,59との間にボール58,58を嵌合させている。スピンドル11の有底孔52には、ハンマー56の内周面に開口する直径方向の連通路62が形成されて、有底孔52内のグリスを連通路62を介してスピンドル11の外周面とハンマー56の内周面との間に供給可能としている。スピンドル11の前端には、小径部63が形成されて、軸心には、有底孔52から小径部63まで貫通する貫通路64が形成されている。
アンビル4は、ハンマーケース10の前筒部41に保持された軸受65によって軸支されて、後端には、ハンマー56の爪と回転方向で係合する一対のアーム66,66が形成されている。アーム66の前方で前筒部41の後面には、リング状の保持部67が形成され、その保持部67の外側に、アーム66を受ける樹脂製のアンビルワッシャ68が嵌合されている。
また、アンビル4の後面軸心には、有底孔69が形成され、ここにスピンドル11の小径部63が同軸で挿入されて、有底孔69の小径部63との間にも、貫通路64を介してグリスが供給可能となっている。一方、アンビル4の前面軸心には、図示しないビットを受け入れる挿入孔70が形成され、アンビル4の前端には、挿入孔70に差し込まれたビットを抜け止めするボール71及びスリーブ72等からなるチャック機構が設けられている。
一方、ハンドル3の上部では、トリガ74を前方へ突出させたスイッチ73が設けられると共に、ブラシレスモータ8の正逆切替ボタン75が設けられている。トリガ74の上方で本体ハウジング7には、ハンマーケース11の下面を覆ってトリガ74よりも前方へ突出する延設部76が形成されて、延設部76の先端左右に、アンビル4の前方を照射する照明用のLED77,77が斜め上向きに設けられている。
装着部5には、皿状のケース79に保持されてブラシレスモータ8の制御用のスイッチング素子やマイコン等を搭載した制御回路基板78が収容されている。制御回路基板78には、打撃力の切替ボタンやバッテリの残容量表示ランプ等を有するスイッチパネル80が設けられて、装着部5の前部に設けた窓81を介して露出している。装着部5の後部には、ストラップ82が設けられ、左側には、正面視がU字状の吊り下げフック83の一端がネジ84によって固定されている。
摺動要素となるバッテリーパック6は、装着部5の下端左右に設けたガイドレール85,85間に、バッテリーパック6の上面左右に設けたスライドレール86,86を前方から嵌合させて後方へスライドさせることで、装着部5に結合される。この結合と共に装着部5に設けた端子台87の端子板がバッテリーパック5側の端子と電気的に接続される。88は、バッテリーパック6の装着状態で装着部5に係止して抜け止めするフック、89は、バッテリーパック6の取り外し時にフック88を解除するための解除ボタンである。
そして、図5は右側の半割ハウジング7b、図6は左側の半割ハウジング7aを示すもので、この半割ハウジング7a,7bは、樹脂(ここではナイロン6(PA6))の成形品で、外側の表面には、塗装90が施されると共に、部分的に軟質材としてのエラストマ91,91・・(ハッチング部分)で被覆されている。まず塗装90は、図7に示すように、成形した半割ハウジング7a,7bの表面に、下地剤(半割ハウジング7a,7bの樹脂材料と塗料とに合った付着付与剤(極性転換剤))92を塗布した後、ウレタン塗料等にアルミ等の金属粉末を含有させたメタリック塗料93を吹き付け等によって塗布し、メタリック塗料93の表面に絶縁コーティングとなるトップコート(ここではウレタン系の常温硬化タイプ)94を施したもので、塗装90の膜厚Tは0.1mmとなっている。95は正逆切替ボタン75の貫通孔、96はLED77の照射窓で、吸気口33と共に塗装90は施されないが、半割ハウジング7bにおいて、ネジ13によるネジ止め用のボス97,97・・の外面には塗装90が施される。これにより、振動等が大きな電動工具であってもネジ13が緩みにくくなる。
メタリック塗料93における金属粉末の体積含有率は、外部電撃による絶縁破壊を防止するためには50%以下、より好ましくは30%以下とするのが望ましい。この塗装90(メタリック塗装)により、本体ハウジング7の表面では、ブルー等の着色に加えて金属光沢感が得られる。下地剤92は、メタリック塗料93とハウジングの樹脂材料との密着力を高める目的の他、色目の選択によって樹脂材料の下地色が出ないようにすることもできる。なお、塗装90と本体ハウジング7の樹脂材料とを同系色にすれば、塗装90が剥がれても目立ちにくくなる。同様の趣旨で、下地剤92とメタリック塗料93との色も同系色とすれば、より剥がれが目立ちにくくなる。
但し、この塗装90は、半割ハウジング7a,7bの外側の表面全体ではなく、図5,6に点描で示した部分、すなわちネジ27によるネジ止め用のボス98を含むリヤカバー9との結合面(外面及び背面)99では施されていない。寸法精度を確保して本体ハウジング7とリヤカバー9とをがたつきなく結合するためである。
また、半割ハウジング7a,7bの裏面(内面)においても塗装90は施されないが、特に点描で示した部分(半割ハウジング7a,7b同士の周縁の合わせ面100、ネジ結合するボス97,97同士の合わせ面、ブラシレスモータ8のステータ14の組み付け面101(リブ20を含む)、ハンマーケース10を組み付ける凹部45及び凹溝46、リブ38、端子台87の組み付け部分102)においても、寸法精度を確保する理由から、塗装90を施す際にマスキングを行ってメタリック塗料等が付着しないようにしている。
さらに、ここではガイドレール85を含む下面周縁部103においても、バッテリーパック6が着脱される際の摺動支持部となることから、寸法精度を維持して良好な摺動性を確保するために、塗装90を施す際にマスキングを行ってメタリック塗料等が付着しないようにしている。
加えて、電動工具において必要になる、トリガと接触可能なトリガの摺動領域についても塗装を施していないため、トリガの摺動によって塗装が削れることがない。よって、トリガに塗装が付着したりすることがなく、使い勝手が良好となる。
こうして必要部分に塗装90を施した後、半割ハウジング7a,7bを二次金型に嵌合させ、図5,6に示すハッチング部分にエラストマ91を二次成形することで、図8にも示すように、塗装90の表面にエラストマ91が部分的に被覆された半割ハウジング7a,7bが得られる。なお、左側の半割ハウジング7aでは、塗装90の表面に社名のロゴ等の印刷104,104・・が施されている(図7)。
このように塗装90の表面にエラストマ91を成形することで、樹脂に直接エラストマ91を成形する場合と比較して、塗装90との相性が良好な材料を選択すれば、極性転換剤を用いなくても高い密着性が得られる。但し、塗装90を施した後にエラストマ91を二次成形する場合、塗装90の膜厚が大きいと既存の二次金型が使用できなかったり、二次金型に嵌合する際に塗装90が削れたりするおそれがあることから、塗装90の膜厚Tは0.4mm以下、好ましくは0.2mm若しくは0.1mmとするのが望ましい。
同様に、リヤカバー9においても、図9に示すように、外側となる背面及び周面には、ネジ27によるネジ止め部分も含めて塗装90が施されると共に、ハッチング部分にエラストマ91が被覆されている。塗装90及びエラストマ91の二次成形の工程は半割ハウジング7a,7bの場合と同様で、ここでも塗装90はリヤカバー9の背面及び周面のみで施され、前面(内面)では塗装90が施されない。特に、寸法精度を確保するために、点描で示した部分、すなわち、本体ハウジング7と結合される外周部分105と、本体ハウジング7のボス98が当接するネジ止め部分106及び軸受保持部28を含む内面全体とには、マスキングを行ってメタリック塗料等が付着しないようにしている。ここでも背面における塗装90の表面には、ブラシレスモータ(BL)を表記する印刷104が施されている。このリヤカバー9でも下地剤92を含む塗装90とリヤカバー9の樹脂材料とを同系色にすれば、塗装90が剥がれても目立ちにくくなる。
以上の如く構成されたインパクトドライバ1においては、ハンドル3を把持した手でトリガ74を押し込み操作すると、スイッチ73がONしてバッテリーパック6の電源によってブラシレスモータ8が駆動する。すなわち、制御回路基板78のマイコンが、センサ回路基板25の回転検出素子から出力されるロータ15のセンサ用永久磁石24の位置を示す回転検出信号を得てロータ15の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各スイッチング素子のON/OFFを制御し、ステータ14の各コイル19に対し順番に電流を流すことでロータ15を回転させる。よって、回転軸21が回転してキャリア部50の遊星歯車51を遊星運動させることでスピンドル11が減速回転し、ボール58を介してハンマー56を回転させるため、ハンマー56が係合するアンビル4が回転して装着したビットによるネジ等の締付が可能となる。また、スイッチ73のONによって制御回路基板78がLED77を点灯させてアンビル4の前方を照射する。
締付が進んでアンビル4のトルクが高まると、ハンマー56がコイルバネ57の付勢に抗してボール58を内側カム溝61に沿って後方へ転動させながら後退する。そして、爪がアーム66から外れると、コイルバネ57の付勢によってボール58を内側カム溝61に沿って前方へ転動させることでハンマー56は回転しながら前進し、爪をアーム66に再係合させてアンビル4に回転打撃力(インパクト)を発生させる。このインパクトを間欠的に繰り返すことでさらなる締付が行われる。
このように、上記形態のインパクトドライバ1によれば、ブラシレスモータ8と、ブラシレスモータ8を収容する樹脂製の本体ハウジング7及びリヤカバー9と、本体ハウジング7及びリヤカバー9の外面に施され、金属粉末を含有する塗装90と、ブラシレスモータ8を起動するためのスイッチ73と、を含んでなることで、樹脂製の本体ハウジング7であっても塗装90によって金属光沢感が得られ、デザイン性に優れたものとなる。
また、塗装90のメタリック塗料93中の金属粉末の体積含有率を50%以下としているので、デザイン性の向上に加えて外部電撃による絶縁破壊を防止することができる。
さらに、塗装90の表面に絶縁コーティングであるトップコート94を施しているので、絶縁性能がより高まる。
なお、上記形態では、塗装の表面にトップコートを施しているが、メタリック塗料の金属粉末の体積含有率のみで所望の絶縁性能が得られれば、トップコートは省略することができる。
また、絶縁コーティングは塗装の表面に施す場合に限らず、金属粉末の表面に絶縁コーティングを施すこともできる。この場合、金属粉末同士が接触しないので、より絶縁性を高めることができる。
さらに、インパクトドライバに限らず、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具にも本発明は適用可能である。従って、塗装の範囲やエラストマによる被覆範囲は工具の種類等に応じて適宜変更可能で、上記形態でのハンマーケースのカバーや、バッテリーパック(本機との結合部分を除く外側表面)にもメタリック塗料を用いた塗装を施すことができる。特にバッテリーパックには、電池セルからの電圧が印加される端子が配置されるので、本発明のような絶縁性の高い塗装を行うことは有効である。
加えて、印刷が行われる文字等の部分は、凸に形成されていてもよい。また、凸の部分に上記塗装を施すことは可能である。また、ハウジングと別部材であるスイッチパネルに対して上記塗装を施すことも可能である。この場合、例えば暗い場所であっても視認性を増すことができる。
一方、上記形態からは、回転軸を有するモータ(ブラシレスモータ8)と、ブラシレスモータ8を収容する樹脂製のハウジング(本体ハウジング7及びリヤカバー9)と、回転軸21を支持する軸受29と、リヤカバー9に形成され、軸受29を保持する軸受保持部28と、を含み、軸受保持部28を除いたリヤカバー9の一部に塗装90を施した動力工具(インパクトドライバ1)の発明を捉えることができる。
この発明によれば、塗装によってデザイン性を高めることができる一方、軸受保持部28に塗装が施されないので、軸受保持部28の寸法精度が確保できる。
なお、この発明は、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具にも適用可能であるし、塗装はメタリック塗装に限らない。ハウジングも本体ハウジングとリヤカバーとが一体となった場合も含まれるし、軸受保持部の箇所も工具の種類に応じて適宜変更可能である。
また、上記形態からは、回転軸を有するモータ(ブラシレスモータ8)と、ブラシレスモータ8を収容する樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7に対して摺動可能な摺動要素(バッテリーパック6)と、本体ハウジング7に形成され、バッテリーパック6を支持する摺動支持部(ガイドレール85を含む下面周縁部103)と、を含み、ガイドレール85を除いた本体ハウジング7の一部に塗装90を施したインパクトドライバ1の発明を捉えることができる。
この発明によれば、塗装によってデザイン性を高めることができる一方、ガイドレール85に塗装が施されないので、寸法精度が維持できてバッテリーパック6の良好な摺動性が確保できる。
なお、この発明も、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具にも適用可能であるし、塗装はメタリック塗装に限らない。また、摺動要素としてはバッテリーパックに限らず、ハウジングにスライド装着される集塵装置等であってもよい。
また、上記形態からは、ブラシレスモータ8と、ブラシレスモータ8を収容する樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の少なくとも一部の表面に施される塗装90と、塗装90の一部を被覆する軟質材(エラストマ91)と、を含み、塗装90の膜厚を0.4mm以下としたインパクトドライバ1の発明を捉えることができる。
この発明によれば、塗装によってデザイン性を高めることができる一方、エラストマ91を二次成形する際に塗装90があっても既存の二次金型が使用でき、二次金型に嵌合する際に塗装90が削れるおそれもない。
なお、この発明も、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具にも適用可能であるし、塗装はメタリック塗装に限らない。下地剤やトップコートも省略できる。
また、上記形態からは、ブラシレスモータ8と、ブラシレスモータ8を収容する樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の表面の少なくとも一部に塗布される下地剤92と、下地剤92の表面に施される塗装90と、を含むインパクトドライバ1の発明を捉えることができる。
この発明によれば、塗装によってデザイン性を高めることができると共に、下地剤92によって本体ハウジング7の樹脂材料と塗装90との密着性を向上させることができる。
なお、この発明も、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具にも適用可能であるし、塗装はメタリック塗装に限らない。トップコートや軟質材も省略できる。
また、上記形態からは、ブラシレスモータ8と、ブラシレスモータ8を収容する樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の表面の少なくとも一部に施される塗装90と、塗装90に施される上地剤(トップコート94)と、を含むインパクトドライバ1の発明を捉えることができる。
この発明によれば、塗装によってデザイン性を高めることができるのに加え、トップコート94によって塗装90の保護が可能となる。また、さらに表面をエラストマ等の軟質材で被覆する際の密着性も高まる。
なお、この発明も、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具にも適用可能であるし、塗装はメタリック塗装に限らない。先の形態のように下地剤がある場合は下地剤と塗料との色も同系色とするのが望ましいが、下地剤や軟質材は省略できる。
また、上記形態からは、ブラシレスモータ8と、ブラシレスモータ8を収容する樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の表面の少なくとも一部に施される塗装90と、を含み、本体ハウジング7の色と塗装90の色とを同系色としたインパクトドライバ1の発明を捉えることができる。
この発明によれば、塗装によってデザイン性を高めることができるのに加え、塗装90が剥がれた場合でも下地の樹脂の色によって剥がれが目立ちにくくなる。
なお、この発明も、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具にも適用可能であるし、塗装はメタリック塗装に限らない。下地剤やトップコート、軟質材も省略できる。
また、上記形態からは、樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の表面の少なくとも一部に施される被覆材(トップコート94)と、トップコート94の表面の少なくとも一部に施される印刷104と、を含む電気機器(インパクトドライバ1)の発明も捉えることができる。
この発明によれば、印刷によってデザイン性を高めることができるのに加え、樹脂に直接印刷するよりもトップコート94と印刷104との相性が良くなるため、印刷104が擦れて剥がれる現象が起きにくくなる。
なお、この発明は、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具、集塵機やクリーナ、ブロワ等の電気機器にも適用可能である。トップコートを施さない塗装の表面に印刷することもできる。
また、上記形態からは、樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の少なくとも一部に施され、金属粉末を含有する塗装90と、を含む電気機器(インパクトドライバ1)の発明も捉えることができる。
この発明によれば、樹脂製の本体ハウジング7であっても金属光沢感が得られてデザイン性に優れたものとなる。
なお、この発明も、インパクトレンチやマルノコ、ドライバドリル等の他の電動工具(モータはブラシレスに限らない。)の他、エアモータを用いるエア釘打ち機やエアタッカ等の他の動力工具、集塵機やクリーナ、ブロワ等の電気機器にも適用可能である。下地剤やトップコート、軟質材も省略できる。また、塗装には非金属粉末も用いることができる。
その他、上記形態ではトップコートの表面に印刷を施しているが、図10に示すように、メタリック塗料93の表面に印刷104を施して印刷104の上に上地剤(トップコート94)を施すこともできる。この発明も電気機器に適用できる。
このようにすれば、印刷104によってデザイン性を高めることができるのに加え、印刷104がトップコート94によって保護されて、印刷104が擦れて剥がれるおそれがなくなる。
そして、各発明に共通して、ハウジングの樹脂材料はナイロンに限らず、ポリカーボネート等の他の樹脂であってもよい。ハウジングの形態も、左右に分割される構造に限らない。
上記形態においては、金属粉末を用いた塗装を行っている。しかし、金属粉末でなくても、例えば非金属粉末であるマイカ(雲母)を用いることもできる。このようにマイカを用いると、マイカ自体が所定量の光を透過させると共に、所定量の光を反射するので、塗装の厚み方向でそれぞれ所定量の光を反射でき、奥行きのある光沢が得られる。金属粉末を用いると奥行きのある光沢とならないが、よりメタリック感のある光沢とすることができる。
なお、本発明の金属粉末や非金属粉末は、光輝性顔料と称されることがある。これに対して、本発明のウレタン塗料は、非光輝性着色顔料と称されることがあり、着色剤として作用する。
なお、塗装自体に、赤色や白色等の発色をするために酸化金属や硫化金属等が用いられる場合がある。しかし、これらの酸化金属や硫化金属等は、ある一定の反射率を持たず、光沢がないために、本発明とは異なる。
また、このような酸化金属や硫化金属等は、その径が0.1μmから1μm程度である。それに対して本発明の金属粉末や非金属粉末は、その形状等は任意であるが、径が例えば100μm程度であるから、径においても異なる。この金属端末や非金属粉末は、鱗片状や粒状の材料とすることができる。
1・・インパクトドライバ、2・・本体、3・・ハンドル、4・・アンビル、5・・装着部、6・・バッテリーパック、7・・本体ハウジング、7a,7b・・半割ハウジング、8・・ブラシレスモータ、9・・リヤカバー、10・・ハンマーケース、11・・スピンドル、12・・打撃機構、21・・回転軸、28・・軸受保持部、56・・ハンマー、57・・コイルバネ、85・・ガイドレール、90・・塗装、91・・エラストマ、92・・下地剤、93・・メタリック塗料、94・・トップコート、T・・膜厚。

Claims (2)

  1. 電気モータと、
    前記電気モータを収容し、ネジ止め用のボスを有する左右一対の半割ハウジングを左右方向のネジによって組み付けて形成される樹脂製のハウジングと、
    前記ネジの頭部側の前記半割ハウジングの前記ボスの外面も含んで前記ハウジングの外側の表面の少なくとも一部に施され、金属粉末を含有する塗装と、
    前記ボスの外面を除く前記塗装の表面の一部に二次成形されるエラストマと、
    前記電気モータを起動するためのスイッチと、を含んでなり、
    前記塗装は、表層に絶縁コーティング層を有して、前記エラストマは、前記絶縁コーティング層の上に施されており、
    前記ネジ及び前記エラストマを除く前記塗装の表面が露出していることを特徴とする電動工具。
  2. 電気モータと、
    前記電気モータを収容し、金属粉末を含有する塗装が施される塗装部分と、前記塗装が施されない非塗装部分とを有する樹脂製のハウジングと、
    前記塗装部分の表面の一部に二次成形されるエラストマと、
    前記電気モータを起動するためのスイッチと、を含んでなり、
    前記塗装は、表層に絶縁コーティング層を有して、前記エラストマは、前記絶縁コーティング層の上に施されており、
    前記塗装部分における前記エラストマが二次成形されない部分の一部には、ロゴの印刷が施されていると共に、前記ハウジングにおける前記印刷の部分が凸に形成されていることを特徴とする電動工具。
JP2014247211A 2014-12-05 2014-12-05 電動工具 Active JP6537260B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014247211A JP6537260B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 電動工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014247211A JP6537260B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016107375A JP2016107375A (ja) 2016-06-20
JP6537260B2 true JP6537260B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=56122658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014247211A Active JP6537260B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 電動工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6537260B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6886308B2 (ja) * 2017-02-21 2021-06-16 住友重機械工業株式会社 減速装置のシリーズ及び動力伝達装置のシリーズ
US11192223B2 (en) 2017-03-07 2021-12-07 Makita Corporation Tool holding apparatus and power tool, and impact tool
JP6924692B2 (ja) 2017-12-22 2021-08-25 株式会社マキタ インパクト工具
JP6987667B2 (ja) 2018-02-23 2022-01-05 株式会社マキタ インパクト工具
JP7398894B2 (ja) 2019-07-23 2023-12-15 株式会社マキタ 工具保持装置、及び電動作業機

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002262505A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2004174670A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2009083058A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2009280857A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Tokai Rika Co Ltd 表面処理材、レーダユニット、表面処理材製造方法
US20130102717A1 (en) * 2010-06-28 2013-04-25 Kyoeisha Chemical Co., Ltd. Orientation modifier for brightening pigment
JP5729599B2 (ja) * 2011-03-22 2015-06-03 日立工機株式会社 動力工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016107375A (ja) 2016-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6537260B2 (ja) 電動工具
US20220134527A1 (en) Power rotary tool and impact rotary tool
US10967496B2 (en) Impact tool
JP5728303B2 (ja) 打撃工具
JP6436744B2 (ja) インパクト工具
JP2005512824A (ja) ドリル/ドライバにおけるサイドハンドル
JP6095529B2 (ja) 電動工具
US20210031342A1 (en) Rotary impact tool
JP6539513B2 (ja) 電動ドライバ
JP6095843B2 (ja) インパクト工具
JP6670921B2 (ja) 電動回転工具
JP2017080888A (ja) 電動工具
US11938593B2 (en) Impact tool
JP2016165767A (ja) 回転打撃工具
JP6615298B2 (ja) 動力工具
JP6126913B2 (ja) 打撃工具
JP6530012B2 (ja) インパクト工具
JP6112959B2 (ja) 電動工具
JP2020196052A (ja) 電動工具
JP6251792B2 (ja) 電動回転工具
CN110815138B (zh) 电动工具
US20240051094A1 (en) Impact tool
JP6141692B2 (ja) 電動回転工具
US20240173826A1 (en) Impact tool
US20230398662A1 (en) Impact tool

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6537260

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250