JP6536783B2 - 振動片、振動子、発振器、リアルタイムクロック、電子機器、および移動体 - Google Patents
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本適用例に係る振動片は、
基部と、
前記基部から延出している一対の振動腕と、
前記基部から延出し、一対の前記振動腕の間に配置されている支持腕と、
を含み、
前記支持腕と前記基部との境の幅は、前記振動腕と前記基部との境の幅よりも小さく、
前記支持腕のマウント部は、振動片の重心よりも、前記支持腕の先端側に配置されている。
本適用例に係る振動片において、
前記支持腕と前記基部との境の幅は、前記支持腕の先端の幅よりも小さくてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記支持腕は、前記基部側の根元に括れ部を有し、
前記括れ部と前記基部との境の幅は、前記括れ部の、前記支持腕の延出方向に沿った長さよりも小さくてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記支持腕の先端は、平面視で、前記振動腕の先端よりも前記基部側に位置していてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記振動腕は、前記基部に接続された腕部と、前記腕部に接続された錘部と、を有していてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記錘部の幅は、前記腕部の幅よりも大きくてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記振動腕には、溝部が設けられていてよい。
本適用例に係る振動子は、
本適用例に係る振動片と、
前記振動片が収容されている容器と、
を備えている。
本適用例に係る発振器は、
本適用例に係る振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
を備えている。
本適用例に係るリアルタイムクロックは、
本適用例に係る振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
前記発振回路から出力される信号に基づいて、日時データを生成する計時回路と、
を備えている。
本適用例に係る電子機器は、
本適用例に係る振動片を備えている。
本適用例に係る移動体は、
本適用例に係る振動片を備えている。
まず、本実施形態に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る振動片100を模式的に示す平面図である。図2は、本実施形態に係る振動片100を模式的に示す図1のII−II線断面図である。なお、図1,2および以下に示す図3〜図6では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
20bの側面22c,22d(内側面22c,外側面22d)と、の間の距離Wは、6μm以下であることが好ましい。さらに、溝部23の最大の深さをt、振動腕20a,20bの厚さ(Z軸に沿った長さ)をTとしたとき、2t/Tで表されるηが0.6以上であることが好ましい。これにより、振動片100の等価直列抵抗、いわゆるCI(Crystal Impedance)値を小さくすることができ、低消費電力化を図ることができる。なお、溝部23のY軸に沿った長さは特に限定されず、溝部23は、錘部24にも設けられていてもよい。
どの導電性接着剤や、金、アルミニウム、半田バンプなどの金属バンプや、金属層や樹脂製のコア上に金属配線を形成した樹脂バンプである。導電性接合部材40a,40bが樹脂バンプである場合、導電性接合部材40a,40bは、例えば、スクリーン印刷技術によって形成される。スクリーン印刷技術は、位置精度に優れているので、振動腕20a,20bと導電性接合部材40a,40bとが接触して、振動が減衰したり短絡したりすることを抑制することができる。なお、図示の例では、平面視で、導電性接合部材40a,40bは、支持腕30からはみ出しているが、はみ出していなくてもよい。
する屈曲振動が発生する(X軸方向において逆相の屈曲振動モードで振動腕20a,20bが振動する)。
のY軸に沿った長Sさよりも小さい。そのため、振動片100では、X軸方向における同相の屈曲振動モードの共振周波数と、X軸方向における逆相の屈曲振動モードの共振周波数と、を離すことができる。これにより、同相の屈曲振動モードと逆相の屈曲振動モードとの結合を抑制することができ、振動漏れを低減することができる。
2.1. 第1変形例
次に、本実施形態の第1変形例に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図4は、本実施形態の第1変形例に係る振動片200を模式的に示す平面図である。
次に、本実施形態の第2変形例に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図5は、本実施形態の第2変形例に係る振動片300を模式的に示す平面図である。
次に、本実施形態の第3変形例に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図6は、本実施形態の第3変形例に係る振動片400を模式的に示す断面図であって、振動片100を模式的に示す図2と同じ断面を示している。
次に、本実施形態に係る振動子について、図面を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係る振動子800を模式的に示す平面図である。図8は、本実施形態に係る振動子800を模式的に示す図7のVIII−VIII線断面図である。なお、便宜上、図8では、リッド814を省略して図示している。
シールリング813上にリッド814を載置して、例えば抵抗溶接機を用いて、ベース812にシールリング813を溶接することによって行われる。なお、ベース812とリッド814の接合は、特に限定されず、接着剤を用いて行われてもよいし、シーム溶接によって行われてもよい。
次に、本実施形態に係る発振器について、図面を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る発振器900を模式的に示す断面図である。
の底面に設けられた内部接続端子916a,916bと接続されている。内部接続端子916a,916bは、例えば、タングステン、モリブデンなどのメタライズ層に、ニッケル、金などの被膜がめっきなどにより積層された金属被膜である。内部接続端子916a,916bは、図示しない内部配線を介して、電極端子818a,818bや内部端子816a,816bに接続されている。すなわち、ICチップ(発振回路)910は、振動片100と電気的に接続されている。
次に、本実施形態に係るリアルタイムクロックについて、図面を参照しながら説明する。図10は、本実施形態に係るリアルタイムクロック1000の機能ブロック図である。
、当該フラグに基づいてイベントの有無を判断することができる。具体的には、イベント発生フラグに1を立てる(0から1に変更する)のである。
次に、本実施形態に係る電子機器について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る電子機器は、本発明に係る振動片を備える。以下では、本発明に係る振動片として、振動片100を備える電子機器について、説明する。
次に、本実施形態に係る移動体について、図面を参照しながら説明する。図15は、本実施形態に係る移動体1700として、自動車を模式的に示す平面図である。
Claims (12)
- 基部と、
前記基部から延出している一対の振動腕と、
前記基部から延出し、一対の前記振動腕の間に配置されている支持腕と、
を含み、
前記支持腕と前記基部との境の幅は、前記振動腕と前記基部との境の幅よりも小さく、
前記支持腕のマウント部は、振動片の重心よりも、前記支持腕の先端側に配置され、
前記マウント部は、2つ設けられ、
2つの前記マウント部は、前記支持腕の延出方向に並んで設けられ、
2つの前記マウント部のうちの一方は、前記支持腕の先端に設けられ、
2つの前記マウント部のうちの一方と、2つの前記マウント部のうちの他方と、の間の距離は、2つの前記マウント部のうちの他方と、前記重心と、の間の距離よりも小さい、振動片。 - 請求項1において、
前記支持腕と前記基部との境の幅は、前記支持腕の先端の幅よりも小さい、振動片。 - 請求項1または2において、
前記支持腕は、前記基部側の根元に括れ部を有し、
前記括れ部と前記基部との境の幅は、前記括れ部の、前記支持腕の延出方向に沿った長さよりも小さい、振動片。 - 請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記支持腕の先端は、平面視で、前記振動腕の先端よりも前記基部側に位置している、振動片。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記振動腕は、前記基部に接続された腕部と、前記腕部に接続された錘部と、を有する、振動片。 - 請求項5において、
前記錘部の幅は、前記腕部の幅よりも大きい、振動片。 - 請求項1ないし6のいずれか1項において、
前記振動腕には、溝部が設けられている、振動片。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片と、
前記振動片が収容されているパッケージと、
を備えている、振動子。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
を備えている、発振器。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
前記発振回路から出力される信号に基づいて、日時データを生成する計時回路と、
を備えている、リアルタイムクロック。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片を備えている、電子機器。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片を備えている、移動体。
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JP2015023453A JP6536783B2 (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | 振動片、振動子、発振器、リアルタイムクロック、電子機器、および移動体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015023453A JP6536783B2 (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | 振動片、振動子、発振器、リアルタイムクロック、電子機器、および移動体 |
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JP2016146596A JP2016146596A (ja) | 2016-08-12 |
JP6536783B2 true JP6536783B2 (ja) | 2019-07-03 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015023453A Active JP6536783B2 (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | 振動片、振動子、発振器、リアルタイムクロック、電子機器、および移動体 |
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JP3951058B2 (ja) * | 2003-08-19 | 2007-08-01 | セイコーエプソン株式会社 | 音叉型圧電振動片 |
JP4389924B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2009-12-24 | エプソントヨコム株式会社 | 圧電デバイス |
JP6013228B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2016-10-25 | エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 | 圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計 |
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2015
- 2015-02-09 JP JP2015023453A patent/JP6536783B2/ja active Active
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