JP6534784B1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

空気調和機(10)は、熱交換器(31)と、送風ファン(38)と、送風ファンを清掃する清掃部(ブラシ(41))と、熱交換器のサイドプレート(32)よりも外側に配置され、かつ、清掃部を駆動するモータ(51)と、モータの本体を覆うモータカバー(60)と、熱交換器から滴下する結露水を受けるドレンパン(39)と、を備えている。ドレンパンは熱交換器及びモータカバーの下方に配置され、且つ、ドレンパンの端部はモータカバーの内端部よりも外側に位置する。

Description

本発明は、空気調和機に関する。
一般に、内部に送風ファンを備える空気調和機は、使用時間が長くなるほど、塵埃が送風ファンに付着する。これにより、空気調和機は、風量が低下したり、消費電力が増加したりすることがあった。また、空気調和機は、塵埃の付着によりカビ等が発生することがあり、不衛生な場合があった。そこで、送風ファンに付着した塵埃を除去して送風ファンを清掃するファン清掃装置を備えた空気調和機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された空気調和機は、ファン清掃装置とファン清掃装置を制御する制御装置とを備え、調和空気を室内に吹出す通常運転モードと、ファンを低速で回転させるとともにファン清掃装置を可動するファン清掃運転モードを有している。ファン清掃装置は、ファン清掃運転モード時にファンに当接する清掃部を含み、通常運転モードにファンから清掃部を退避させる位置に可動する構成になっている。
ところで、ファン清掃装置は、モータで清掃部を回転駆動する。そのモータは、清掃部の回転軸に近い場所に配置すると効率がよい。そこで、空気調和機の中には、熱交換器の側面(具体的には、熱交換器の側面を構成するサイドプレートの外壁面)で、かつ、清掃部の回転軸に近い場所に、ファン清掃装置のモータを取り付けたものがある。
特許第4046755号公報
しかしながら、従来の空気調和機は、以下に説明するように、その場所にファン清掃装置のモータが配置されたことによって、モータに結露水が付着して、モータの故障率を上昇させてしまう可能性があった。
例えば、空気調和機では、冷房運転時に、熱交換器が冷却される。これにより、熱交換器の側面を構成するサイドプレートの外壁面が冷たくなる。従来の空気調和機のモータは、そのサイドプレートの外壁面に取り付けられている。そのため、サイドプレートから伝わる冷気の影響でモータが過剰に冷却されることによって、結露水が発生してモータに付着する可能性があった。これにより、モータの故障率が上昇する可能性があった。
また、例えば、熱交換器のサイドプレートには、外側に張り出すヘアピンパイプが配置されている。空気調和機は、冷房運転時に、冷媒がヘアピンパイプを流れることにより、結露水がヘアピンパイプに付着する。従来の空気調和機は、ヘアピンパイプの直下にモータが配置されているため、そのヘアピンパイプから結露水が滴下して、モータに落下することがあった。これにより、モータの故障率が上昇する可能性があった。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、ファン清掃装置のモータに結露水が付着することを抑制した空気調和機を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、空気調和機であって、熱交換器と、送風ファンと、前記送風ファンを清掃する清掃部と、前記熱交換器のサイドプレートよりも外側に配置され、かつ、前記清掃部を駆動するモータと、前記モータの本体を覆うモータカバーと、前記熱交換器から滴下する結露水を受けるドレンパンと、を備え、前記ドレンパンは前記熱交換器及びモータカバーの下方に配置され、且つ、前記ドレンパンの端部は前記モータカバーの内端部よりも外側に位置する構成とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、ファン清掃装置のモータに結露水が付着することを抑制することができる。
実施形態1に係る空気調和機の全体構成を示す概略図である。 実施形態1に係る空気調和機の室内機における熱交換器とその周囲の構成を示す概略図である。 実施形態1に係るファン清掃装置とその周囲の構成を示す概略図である。 実施形態1に係るファン清掃装置のモータアッセンブリの構成を示す分解図である。 実施形態1のモータアッセンブリの好適な配置場所を示す模式図である。 実施形態1のモータアッセンブリのモータとドレンパンの好適な配置関係を示す模式図(1)である。 実施形態1のモータアッセンブリのモータとドレンパンの好適な配置関係を示す模式図(2)である。 実施形態1のモータアッセンブリのモータとドレンパンの好適な配置関係を示す模式図(3)である。 実施形態1で用いる清掃部の構成を示す模式図である。 実施形態1で用いる別の清掃部の構成を示す模式図である。 実施形態1で用いる別の清掃部の構成を示す要部斜視図(1)である。 実施形態1で用いる別の清掃部の構成を示す要部斜視図(2)である。 実施形態2に係るモータアッセンブリの構成を示す概略図である。 実施形態2に係るモータアッセンブリの構成を示す分解図である。 実施形態2のモータアッセンブリの内部構造を示す模式図である。 第1変形例のモータアッセンブリの内部構造を示す模式図である。 第2変形例のモータアッセンブリの内部構造を示す模式図である。 第3変形例のモータアッセンブリの内部構造を示す模式図である。 第4変形例のモータアッセンブリの内部構造を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
本実施形態1は、以下のような空気調和機10を提供することを意図している。
(1)図5に示すように、本実施形態1に係る空気調和機10は、熱交換器31のサイドプレート32からモータ51を離間させて、サイドプレート32から伝わる冷気の影響でモータ51が過剰に冷却されることによって、結露水が発生してモータ51に付着しないようにする。
(2)図5に示すように、本実施形態1に係る空気調和機10は、ヘアピンパイプ34の直下の場所からモータ51を外側(図5では、左側)にずらして、ヘアピンパイプ34から滴下する結露水がモータ51の本体に落下しないようにする。
(3)図3に示すように、本実施形態1に係る空気調和機10は、モータカバー60でモータ51の本体を覆うことで、結露水がモータ51の本体に滴下したり結露したりして付着しないようにする。また、図3に示すように、本実施形態1に係る空気調和機10は、突出部32pでモータ51の内端部の上方を覆うことで、結露水がモータ51の本体に滴下して付着しないようにする。また、図6A乃至図6Cに示すように、本実施形態1に係る空気調和機10は、モータカバー60に付着して滴下する結露水をドレンパン39で確実に受けることができるようにする。
<空気調和機の全体構成>
以下、図1を参照して、本実施形態1に係る空気調和機10の全体構成について説明する。図1は、本実施形態1に係る空気調和機10の全体構成を示す概略図である。
図1に示すように、空気調和機10は、室内に配置された室内機11と、室外に配置された室外機12と、を有している。
室内機11は、室内空気を内部に吸い込み、吸い込んだ室内空気を熱交換器31(図2参照)に通して、加熱、冷却、及び除湿のいずれか任意の処理が施された調和空気を得て、得られた調和空気を室内に吹き出すことにより、室内を空気調和する。室内機11は、接続配管13を介して室外機12と接続されており、室外機12との間で冷媒を循環させている。室外機12は、循環される冷媒との間で熱交換を行う。
室内機11は、筐体21とその外装部材である化粧枠22とで、送風ファン38(図2参照)や熱交換器31(図2参照)等の構造体を内包している。送風ファン38は、空気吸込口24側から空気吹出口25側に空気を送る貫流ファンであり、熱交換器31によって熱交換された空気を送風する。熱交換器31は、冷媒との間で熱交換を行うユニットである。
図1に示す例では、化粧枠22(外装部材)の前面の上側部分には、前面パネル23が取り付けられている。前面パネル23は、室内機11の前面を覆う部材である。また、化粧枠22の前面の下側部分には、上下風向板26が取り付けられている。
上下風向板26は、空気吹出口25から吐き出される調和空気の上下方向の向きを規定する部材である。上下風向板26は、上側部分が上下方向に開閉するように、下端付近でドレンパン39に軸支されているとともに、図示せぬ駆動部によって回動させられる構成になっている。室内機11は、上下風向板26を開くことにより、空気吹出口25を形成する。
<熱交換器とその周囲の構成>
以下、図2及び図3を参照して、空気調和機10の室内機11における熱交換器31とその周囲の構成について説明する。図2は、熱交換器31とその周囲の構成を示す概略図である。図3は、ファン清掃装置40とその周囲の構成を示す概略図である。
図2に示すように、室内機11の内部には、前記した送風ファン38や前記した熱交換器31、冷房運転時に熱交換器31に付着して滴下する結露水を受けるドレンパン39等の構造体が配置されている。熱交換器31は、内部に、冷媒と室内空気との間で熱交換を行うための複数のフィン31aと、フィン31aを貫通するように配置され、内部を冷媒が流れる複数のヘアピンパイプ34と、を有している。図3に示すように、熱交換器31は、両端部に、側面を構成するサイドプレート32を有している。フィン31aや、ヘアピンパイプ34等は、冷房運転時に、冷却されて、結露水が付着する。これらの構成要素に付着した結露水は、滴下してドレンパン39(図2参照)によって受けられる。
なお、サイドプレート32は、突出部32pを備えている。突出部32pは、ヘアピンパイプ34から滴下した結露水が後記するモータアッセンブリ50(特に、モータ51の本体)に落下しないように、少なくともモータ51の内端部の上方を覆うように、サイドプレート32の外面に突出して形成されている。なお、ヘアピンパイプ34は、サイドプレート32の外側付近で折り返すように湾曲した形状を呈している。ヘアピンパイプ34同士は、図示せぬパイプで連結されている。
室内機11は、使用し続けると、塵埃等が送風ファン38に付着する。そこで、図2及び図3に示すように、室内機11は、送風ファン38を清掃するためのファン清掃装置40を有している。
図3に示すように、ファン清掃装置40は、ブラシ41と、シャフト45と、モータアッセンブリ50と、を有している。
ブラシ41は、送風ファン38(図2参照)に当接して清掃する部材(清掃部)である。
シャフト45は、ブラシ41(清掃部)を保持する部材である。
モータアッセンブリ50は、シャフト45を軸周り方向に回転駆動する駆動手段である。
ブラシ41は、シャフト45と別体に構成されており、シャフト45に対して、取り付け及び取り外しが可能になっている。なお、ここでは、ファン清掃装置40の清掃部がブラシ41で構成されているものとして説明する。ただし、ファン清掃装置40の清掃部は、毛状のブラシ41だけでなく、スポンジやエラストマー等の弾性を有する板で構成することができる。
ブラシ41とシャフト45は、それぞれ、長尺な部材となっている。以下、ブラシ41とシャフト45を総称して「ブラシ41等」と称する。ブラシ41等は、熱交換器31のフィン31a(図2参照)と送風ファン38との間に、軸周りに回転可能に配置されている。ブラシ41等は、送風ファン38の長手方向の全域をカバーするように、送風ファン38の長手方向長さよりも若干長くなっている。ブラシ41等は、両端部が熱交換器31の両端部に配置された2つのサイドプレート32を貫通するように配置される。
ブラシ41等の両端部は、モータアッセンブリ50や図示せぬ軸受部材等によって回転自在に保持されている。
ブラシ41は、複数の繊維部42と、ブラシベース43と、を有している。繊維部42は、送風ファン38に当接させる当接部である。ブラシベース43は、各繊維部42を保持する基部である。
モータアッセンブリ50は、ブラシ41等を回転駆動するモータ51と、モータ51の周囲を覆うモータカバー60と、を有している。モータ51の回転軸52は、直接的に、又は、図示せぬギヤやアダプタ等を介して間接的に、シャフト45と連結されている。なお、図3に示す例では、図5に示すスペーサ69を用いていないが、モータアッセンブリ50は、図5に示すスペーサ69を介して熱交換器31のサイドプレート32に取り付けられていてもよい。
図4に、本実施形態のモータアッセンブリ50の構成を示す。図4は、本実施形態のモータアッセンブリ50の分解図である。図4は、モータアッセンブリ50が、モータ51と、断熱材54と、モータカバー60と、に分解された例を示している。
図4に示す例では、モータ51は、回転軸52と、本体の内部から外部に引き出されたリード線53と、ネジ55でモータカバー60に締結される固定部56と、を有している。断熱材54は、テープ状になっており、少なくともモータ51の本体の周面を覆うように、モータ51の本体に巻き付けられる(白抜き矢印A11参照)。
モータカバー60は、モータ51の本体を収容する収容部61と、ネジ65で熱交換器31のサイドプレート32等に締結される固定部66と、を有している。収容部61の内周面の下部部分には、モータ51のリード線53を収容する溝62が形成されている。
断熱材54が巻かれたモータ51は、モータカバー60の収容部61に収容される(白抜き矢印A12参照)。その際に、モータ51のリード線53は、モータカバー60の溝62に通されてモータカバー60の外部に引き出される。
モータ51がモータカバー60の収容部61に収容されると、ネジ55がモータ51の固定部56に通されて、モータ51とモータカバー60とが締結される。これにより、モータアッセンブリ50が組み立てられる。モータアッセンブリ50は、熱交換器31のサイドプレート32(図3参照)の外側に配置される。そして、ネジ65がモータカバー60の固定部66に通されて、モータカバー60とその取付対象とが締結される。
<モータアッセンブリの好適な配置場所>
図5に、本実施形態のモータアッセンブリ50の好適な配置場所を示す。図5は、本実施形態のモータアッセンブリ50の好適な配置場所を示す模式図である。
例えば、空気調和機10では、冷房運転時に、熱交換器31が冷却される。これにより、熱交換器31のサイドプレート32の外壁面が冷たくなる。仮に、モータ51がサイドプレート32の外壁面に直接取り付けられていた場合に、サイドプレート32から伝わる冷気の影響で、結露水がモータ51の本体に付着する可能性がある。そのため、このような構成は、好ましくない。
そこで、図5に示すように、本実施形態の空気調和機10は、モータ51の本体の内端部50xがサイドプレート32から離間するように、モータ51を配置するものとする。具体的には、空気調和機10は、熱交換器31とモータアッセンブリ50との間に、スペーサ69や空間等を設けるものとする。なお、図5に示す例では、空気調和機10は、スペーサ69や空間等を介してモータアッセンブリ50を熱交換器31に取り付けることで、モータ51の本体の内端部50xをサイドプレート32から離間させている。
また、仮に、モータ51の本体の内端部50xがサイドプレート32から離間していたとしても、その離間距離が十分でない場合に、ヘアピンパイプ34に付着した結露水が滴下して、モータアッセンブリ50に落下する可能性がある。
その際に、空気調和機10は、以下の理由により、特に、モータアッセンブリ50とスペーサ69との間の合わせ面50z付近に結露水が落下することが好ましくない。例えば、通常、合わせ面50zは、封止されている。しかしながら、仮に、その合わせ面50zに隙間が生じてしまうと、その隙間を伝って結露水が合わせ面50zに浸入してモータ51の本体に到達する可能性がある。これにより、結露水がモータ51の本体に付着する可能性がある。そのため、合わせ面50z付近に結露水が落下することは、好ましくない。したがって、空気調和機10は、モータ51の本体の内端部50xとサイドプレート32との間の離間距離が十分に確保されることが好ましい。
そこで、図5に示すように、本実施形態の空気調和機10は、例えば距離t1分だけ、モータ51の本体の内端部50xがヘアピンパイプ34の曲げ部の外端部34aよりも外側になるように、モータ51(モータアッセンブリ50)を配置するものとする。これにより、空気調和機10は、ヘアピンパイプ34から滴下した結露水がモータ51の本体に付着することを抑制することができる。なお、ここでは、「外側」とは、熱交換器31のサイドプレート32から遠い側を意味している。
ただし、空気調和機10は、仮にモータ51の本体の内端部50xとサイドプレート32との間の離間距離を大きくとり過ぎると、モータアッセンブリ50の外端部50yが化粧枠22の内壁面に当接する。これにより、モータ51の駆動時に、モータ51の振動が化粧枠22に伝播して、騒音が発生する可能性がある。
そこで、図5に示すように、本実施形態の空気調和機10は、例えば距離t2分だけ、モータアッセンブリ50の外端部50yが化粧枠22の内壁面よりも内側になるように、モータ51(モータアッセンブリ50)を配置するものとする。これにより、空気調和機10は、モータ51の駆動時に、モータ51の振動が化粧枠22に伝播して、騒音が発生することを抑制することができる。
<モータアッセンブリのモータとドレンパンの好適な配置関係>
図6A乃至図6Cに、本実施形態のモータアッセンブリ50のモータ51とドレンパン39の好適な配置関係を示す。図6A乃至図6Cは、それぞれ、本実施形態のモータアッセンブリ50のモータ51とドレンパン39の好適な配置関係を示す模式図である。
図6A及び図6Bに示すように、ドレンパン39は、好ましくは、モータカバー60の内端部(モータ51の内端部50x)よりも外側に延在するように、熱交換器31(図2参照)及びモータカバー60の下方に配置されているとよい。つまり、ドレンパン39は熱交換器31(図2参照)及びモータカバー60の下方に配置され、且つ、ドレンパン39の端部はモータカバー60の内端部(モータ51の内端部50x)よりも外側に位置するとよい。これにより、空気調和機10は、モータカバー60に付着して滴下する結露水をドレンパン39で確実に受けることができる。
また、図6Bに示すように、モータカバー60の下部部分は、好ましくは、外端部側から内端部側に向かって下がる傾斜部となっているとよい。これにより、空気調和機10は、モータカバー60の下部部分の下面を、モータカバー60に付着した結露水の流路R11として機能させることができる。その結果、空気調和機10は、モータカバー60に付着した結露水をドレンパン39に誘導して、ドレンパン39で効率よくかつ確実に受けることができる。
又は、図6Cに示すように、モータカバー60の全体は、ドレンパン39の外端部よりも内側に配置されるようにしてもよい。これにより、空気調和機10は、モータカバー60に付着して滴下する結露水をドレンパン39で確実に受けることができる。
<清掃部の構成>
図7に、本実施形態で用いるブラシ41(清掃部)の構成を示す。図7は、ブラシ41(清掃部)の構成を示す模式図である。
図7に示すように、ブラシ41は、繊維部42が植毛された植毛領域43aがブラシベース43の全域に亘って形成された構造になっている。
そのブラシ41は、シャフト45に設けられた収容部45a(図9参照)に挿入されて、シャフト45に取り付けられる。また、ブラシ41は、収容部45a(図9参照)から引き抜くことにより、シャフト45から取り外すことができる。
シャフト45は、両端部が熱交換器31の両端部に配置された2つのサイドプレート32を貫通するように、室内機11の内部に配置されている。ただし、図7は、左側に配置されたサイドプレート32のみ示している。シャフト45の両端部は、モータ51(モータアッセンブリ50)や図示せぬ軸受部材等によって回転自在に保持されている。
図7に示す例では、シャフト45の右側に配置された図示せぬ軸受部材が取り外されて、ブラシ41がシャフト45の右側から左側に向けて収容部45a(図9参照)に挿入される場合の例を示している。しかしながら、ブラシ41は、シャフト45の左側に配置されたモータ51(モータアッセンブリ50)を取り外すことにより、シャフト45の左側から右側に向けて収容部45a(図9参照)に挿入することができる。
ブラシ41は、シャフト45の収容部45a(図9参照)に挿入し易いように腰を保つ強度が設定されている。これにより、ブラシ41は、シャフト45の横から引き抜いたり挿入したりして容易に交換することができる。なお、ブラシ41(清掃部)のブラシベース43(基部)は、曲げることができるように弾性を有するとよい。これにより、ファン清掃装置40は、ブラシ41のブラシベース43を曲げてシャフト45に取り付け(挿入)及び取り外す(引き出す)ことができる。つまり、ファン清掃装置40は、ブラシベース43を曲げて交換作業を行うことができる。このようなファン清掃装置40は、狭いスペースでのブラシ41の交換作業(例えば、部屋の端付近に設置された空気調和機10でのブラシ41の交換作業)を容易に行うことができる。
<別の清掃部の構成>
図7に示すブラシ41は、植毛領域43aがブラシベース43の全域に亘って形成されている。そのため、端部付近の繊維部42が熱交換器31のサイドプレート32に当接する。ファン清掃装置40は、このような図7に示すブラシ41を用いることにより、送風ファン38の清掃時に、送風ファン38にブラシ41を当接させるためにブラシ41を回転させる際に、ブラシ41に負荷がかかったり、ブラシ41が汚れ易くなったりする。
そこで、ファン清掃装置40は、ブラシ41の代わりに、例えば、図8乃至図10に示すブラシ41Aを用いるようにしてもよい。図8乃至図10に、本実施形態で用いる別の清掃部としてのブラシ41Aの構成を示す。図8は、ブラシ41Aの構成を示す模式図である。図9及び図10は、それぞれ、ブラシ41Aの構成を示す要部斜視図である。
図8及び図10に示すように、ブラシ41Aは、ブラシベース43に、繊維部42が植毛された植毛領域43aと、繊維部42が植毛されていない非植毛領域43bと、を有している。植毛領域43aは、ブラシベース43の一方の端部又は両端部以外の部分に形成されている。非植毛領域43bは、ブラシベース43の一方の端部又は両端部に形成されている。非植毛領域43bは、サイドプレート32の外部から内部に亘って延在するように設けられている。
図9に示すように、そのブラシ41Aは、シャフト45に設けられた収容部45aに挿入されて、シャフト45に取り付けられる。また、ブラシ41Aは、収容部45aから引き抜くことにより、シャフト45から取り外すことができる。
図8及び図10に示すように、ブラシ41は、ブラシベース43の端部に、人手でブラシベース43を把持するための取っ手部43cを有している。
取っ手部43cは、ブラシベース43の端部に形成された非植毛領域43bの中でもさらに端部となる部位である。図8及び図10に示すように、ブラシ41Aがシャフト45に取り付けられた状態において、取っ手部43cは、シャフト45の端部から外部に突出している。
ファン清掃装置40は、その取っ手部43cを人手で把持することで、ブラシ41Aをシャフト45から容易に取り外すことができる。このとき、作業者は、取っ手部43cを操作してブラシ41Aの向きを手動で変えることにより、送風ファン38や熱交換器31が当たらない位置でブラシ41Aを交換することができる。なお、ブラシ41Aのブラシベース43は、図7に示すブラシ41のブラシベース43と同様に、曲げることができるように弾性を有するとよい。
ファン清掃装置40は、送風ファン38の清掃時にブラシ41Aを回転させる際に、ブラシ41Aの一方の端部又は両端部で繊維部42が熱交換器31のサイドプレート32に当接しない。そのため、ファン清掃装置40は、ブラシ41Aを回転させる際に、ブラシ41Aにかかる負荷を軽減することができる。また、ファン清掃装置40は、ブラシ41Aを汚れ難くすることができる。
また、ファン清掃装置40は、ブラシベース43に取っ手部43cが設けられているため、熱交換器31の横の空間からブラシ41を容易に引き抜くことができる。
<空気調和機の主な特徴>
(1)図5に示すように、本実施形態の空気調和機10において、ブラシ駆動用のモータ51の本体は、熱交換器31のヘアピンパイプ34に設けられた曲げ部の外端部34aよりも外側(図5では、左側)に配置されている。
このような空気調和機10は、熱交換器31のヘアピンパイプ34に設けられた曲げ部の外端部34aとモータ51との間に空間を確保することができる。これにより、空気調和機10は、熱交換器31のサイドプレート32から伝わる冷気の影響でモータ51が過剰に冷却されることによって、結露水が発生してモータ51に付着することを抑制することができる。
また、空気調和機10は、ヘアピンパイプ34の曲げ部の外端部34aよりも外側にモータ51が配置されているため、ヘアピンパイプ34に付着して滴下した結露水がモータ51に落下することを抑制することができる。
(2)図5に示すように、モータ51の本体は、好ましくは、内端部50xがサイドプレート32から離れて配置され、且つ、外端部が筺体の外装部材から離れて配置されているとよい。これにより、空気調和機10は、モータ51の駆動時に、モータ51の振動が化粧枠22に伝播して、騒音が発生することを抑制することができる。なお、図3に示す例においても、モータ51の内端部50xがサイドプレート32から離間するとともに、外端部が筺体の外装部材から離間するように、モータ51を配置してもよい。
(3)図6A及び図6Bに示すように、ドレンパン39は、モータカバー60の内端部よりも外側に延在するように、熱交換器31及びモータカバー60の下方に配置されている。つまり、ドレンパン39は熱交換器31及びモータカバー60の下方に配置され、且つ、ドレンパン39の端部はモータカバー60の内端部よりも外側に位置する。これにより、空気調和機10は、モータカバー60に付着して滴下する結露水をドレンパン39で確実に受けることができる。
(4)図6Bに示すように、モータカバー60の下部部分は、好ましくは、外端部側から内端部側に向かって下がる傾斜部となっているとよい。これにより、空気調和機10は、モータカバー60の下部部分の下面を、モータカバー60に付着した結露水の流路R11として機能させることができる。その結果、空気調和機10は、モータカバー60に付着した結露水をドレンパン39に誘導して、ドレンパン39で効率よくかつ確実に受けることができる。
(5)図6Cに示すように、モータカバー60の全体は、好ましくは、ドレンパン39の外端部よりも内側に配置されているとよい。これにより、空気調和機10は、モータカバー60に付着して滴下する結露水をドレンパン39で確実に受けることができる。
(6)図3に示すように、空気調和機10は、好ましくは、モータ51の内端部の上方を覆うように、サイドプレート32の外面に突出して形成された突出部32pを備えているとよい。突出部32pは、モータ51への結露水の付着を抑制する露避け手段として機能する。これによっても、空気調和機10は、ヘアピンパイプ34に付着して滴下した結露水がモータ51に落下することを抑制することができる。
(7)図4に示すように、モータカバー60の下部部分には、好ましくは、モータ51のリード線53を収容する溝62が形成されているとよい。モータカバー60は、リード線53を溝62に通すことにより、リード線53に負荷を与えることなく収容部61に収容することができる。また、モータカバー60は、収容部61の内周面の下部部分に設けられた溝62を介してリード線53を外部に引き出すことによって、リード線53が回転軸52の下方を通るように、リード線53を配置することができる。これにより、例えば、仮に結露水がリード線53の方向に滴下する場合があったとしても、モータカバー60は、結露水がかかり難い方向にリード線53を配置することができる。このようなモータカバー60は、リード線53に結露水が付着することを抑制することができるため、モータの故障率を低減することができる。
(8)図4に示すように、モータ51の本体は、好ましくは、断熱材54で覆うとよい。これにより、空気調和機10は、モータ51が過剰に冷却されることによって、結露水が発生してモータ51に付着することを抑制することができる。
(9)図8乃至図10に示すように、ブラシ41A(清掃部)は、好ましくは、ブラシベース43(基部)の一方の端部又は両端部に、繊維部42が植毛されていない非植毛領域43bが設けられているとよい。その非植毛領域43bは、サイドプレート32の外部から内部に亘って延在するように設けられているとよい。これにより、空気調和機10は、送風ファン38の清掃時にブラシ41Aを回転させる際に、ブラシ41Aの一方の端部又は両端部で繊維部42が熱交換器31のサイドプレート32に当接しないようにすることができる。そのため、空気調和機10は、ブラシ41Aを回転させる際に、ブラシ41Aにかかる負荷を軽減することができる。また、空気調和機10は、ブラシ41Aを汚れ難くすることができる。
(10)図8乃至図10に示すように、ブラシ41Aのブラシベース43の端部は、好ましくは、取っ手部43cとしてシャフト45の端部から外側に突出するとよい。これにより、空気調和機10は、ブラシ41Aの交換時に、作業者に取っ手部43cを把持させることができるため、熱交換器31の横の空間からブラシ41を容易に引き抜くことができる。
以上の通り、本実施形態1に係る空気調和機10によれば、ファン清掃装置40のモータ51の本体に結露水が付着することを抑制することができる。
[実施形態2]
実施形態1のモータアッセンブリ50(図3及び図4参照)は、モータカバー60が単一部材で構成されている。
これに対し、本実施形態2では、モータカバー60が複数(例えば、2つ)の部材で構成されたモータアッセンブリ50A(図11乃至図13参照)を提供する。
以下、図11乃至図12を参照して、本実施形態2に係るモータアッセンブリ50Aの構成について説明する。図11は、モータアッセンブリ50Aの構成を示す概略図である。図12は、モータアッセンブリ50Aの構成を示す分解図である。図13は、モータアッセンブリ50Aの内部構造を示す模式断面図である。
図11に示すように、本実施形態2のモータアッセンブリ50Aは、実施形態1のモータアッセンブリ50(図3参照)と比較すると、モータカバー60が第1モータカバー71と第2モータカバー72の2つの部材で構成されている点で相違する。ここでは、第1モータカバー71が熱交換器31のサイドプレート32から遠い側(外側)の部材であり、第2モータカバー72が熱交換器31のサイドプレート32に近い側(内側)の部材であるものとして説明する。なお、図11に示す例では、図5に示すスペーサ69を用いていないが、モータアッセンブリ50Aは、図5に示すスペーサ69を介して熱交換器31のサイドプレート32に取り付けられるにしてもよい。
図12に示すように、第1モータカバー71は、モータ51の本体の外側部分を収容する収容部61と、ネジ65で熱交換器31のサイドプレート32等に締結される固定部66と、を有している。収容部61の内周面の下部部分には、モータ51のリード線53を収容する溝62が形成されている。溝62は、収容部61の内壁面(図12では、左側の壁面)を貫通しないように形成されている。
一方、第2モータカバー72は、モータ51の本体の内側部分を収容する収容部61aと、ネジ55で第1モータカバー71に締結される固定部66aと、を有している。収容部61aの内周面の下部部分には、第1モータカバー71の収容部61と同様に、モータ51のリード線53を収容する溝62aが形成されている。溝62aは、収容部61aの内壁面(図12では、右側の壁面)を貫通するように形成されている。
第1モータカバー71の溝62と第2モータカバー72の溝62aとは、連通する構造になっている。モータ51のリード線53は、第1モータカバー71の溝62と第2モータカバー72の溝62aに通されてモータカバー60の外部に引き出される。
モータアッセンブリ50Aは、以下のようにして組み立てられる。まず、モータ51の本体の外周に、テープ状の断熱材54が巻き付けられる(白抜き矢印A21参照)。次に、断熱材54が巻かれたモータ51が第1モータカバー71の収容部61に収容される(白抜き矢印A22参照)。その際に、モータ51のリード線53は、第1モータカバー71の溝62に通されて第1モータカバー71の外部に引き出される。次に、モータ51が第2モータカバー72の収容部61aに収容される(白抜き矢印A23参照)。その際に、モータ51のリード線53は、第2モータカバー72の溝62aに通されて第2モータカバー72の外部に引き出される。このようにしてモータアッセンブリ50Aが組み立てられる。
図13は、そのモータアッセンブリ50Aの模式的な側面視の断面構造を示している。なお、図13は、モータ51のリード線53を抹消して示している。図13に示すように、モータアッセンブリ50Aは、第1モータカバー71と第2モータカバー72とでモータ51の全周囲を封止し、その状態でサイドプレート32に取り付けられる。このようなモータアッセンブリ50Aは、モータ51に結露水が付着することを効率よく抑制することができる。
以上の通り、本実施形態2によれば、実施形態1と同様に、ファン清掃装置40のモータ51の本体に結露水が付着することを効率よく抑制することができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
また、例えば、前記した実施形態2のモータアッセンブリ50A(図11乃至図13参照)は、図14乃至図17に示す第1乃至第4変形例のように変形することができる。
<第1変形例>
図14は、第1変形例のモータアッセンブリ50Bの内部構造を示す模式図である。図14に示すように、第1変形例に係るモータアッセンブリ50Bは、実施形態2のモータアッセンブリ50A(図11乃至図13参照)と比較すると以下の点で相違する。
(1)第1モータカバー71は、ネジ111で第2モータカバー72に締結される固定部101を有している。
(2)第2モータカバー72は、ネジ112でサイドプレート32に締結される固定部102を有している。
このような第1変形例に係るモータアッセンブリ50Bは、実施形態2のモータアッセンブリ50A(図11乃至図13参照)と同様に、ファン清掃装置40のモータ51の本体に結露水が付着することを効率よく抑制することができる。なお、モータ51は、第1モータカバー71と第2モータカバー72とに収容される。
<第2変形例>
図15は、第2変形例のモータアッセンブリ50Cの内部構造を示す模式図である。図15に示すように、第2変形例のモータアッセンブリ50Cは、第1変形例のモータアッセンブリ50B(図14参照)と比較すると、以下の点で相違する。
(1)モータカバー60が第1モータカバー71のみで構成されている。
(2)サイドプレート32は、モータカバー60の内端部に当接するように、サイドプレート32の外面にネジボス状に突出して形成された当接部32Zを備えている。
このような第2変形例のモータアッセンブリ50Cは、第1変形例のモータアッセンブリ50B(図14参照)と比較すると、第2モータカバー72の分だけ部品点数を軽減することができる。なお、モータカバー60と当接部32Z(ネジボス)は、好ましくは、少なくともモータ51の本体全体の上方を覆う構造になっているとよい。これにより、第2変形例に係るモータアッセンブリ50Cは、ファン清掃装置40のモータ51の本体に結露水が付着することを効率よく抑制することができる。
<第3変形例>
図16は、第3変形例のモータアッセンブリ50Dの内部構造を示す模式図である。図16に示すように、第3変形例のモータアッセンブリ50Dは、第1変形例のモータアッセンブリ50B(図14参照)と比較すると、以下の点で相違する。
(1)第1モータカバー71は、ネジ111でサイドプレート32に締結される固定部104を有しており、その固定部104は、第2モータカバー72の固定部102と重ならない方向に突出して設けられている。
(2)モータ51は、ネジ113で第2モータカバー72に締結される固定部103を有している。
(3)第1モータカバー71は、第2モータカバー72の固定部102の上方を覆うカバー部67を有している。
このような第3変形例のモータアッセンブリ50Dは、モータ51への結露水の付着を抑制する露避け手段としてカバー部67を機能させることができる。そのため、第3変形例のモータアッセンブリ50Dは、ファン清掃装置40のモータ51の本体に結露水が付着することを効率よく抑制することができる。また、カバー部67は、サイドプレート32に当接してモータアッセンブリ50Dの位置を決める位置決め手段として機能する。これにより、モータアッセンブリ50Dは、所望の位置に安定して配置することができる。
<第4変形例>
図17は、第4変形例のモータアッセンブリ50Eの内部構造を示す模式図である。図17に示すように、第4変形例のモータアッセンブリ50Eは、第3変形例のモータアッセンブリ50D(図16参照)と比較すると、以下の点で相違する。
(1)第1モータカバー71は、カバー部67(図16参照)を有していない。
(2)その代わりに、第1モータカバー71と第2モータカバー72の合わせ面は、それぞれの面に互いに噛み合うラップ構造68を有している。
このような第4変形例のモータアッセンブリ50Eは、モータ51への結露水の付着を抑制する露避け手段としてラップ構造68を機能させることができる。そのため、第4変形例のモータアッセンブリ50Eは、ファン清掃装置40のモータ51の本体に結露水が付着することを効率よく抑制することができる。
10 空気調和機
11 室内機
12 室外機
13 接続配管
21 筐体
22 化粧枠(外装部材)
23 前面パネル
24 空気吸込口
25 空気吹出口
26 上下風向板
31 熱交換器
31a フィン
32 サイドプレート
32p 突出部
32Z 当接部(ネジボス)
34 ヘアピンパイプ
34a 曲げ部の外端部
38 送風ファン
39 ドレンパン
40 ファン清掃装置
41 ブラシ(清掃部)
42 繊維部
43 ブラシベース(基部)
43a 植毛領域
43b 非植毛領域
43c 取っ手部
43z レール部
45 シャフト
45a 収容部
50,50A モータアッセンブリ
50x 内端部
50y 外端部
50z 合わせ面
51 モータ(駆動手段)
52 回転軸
53 リード線
54 断熱材
55,65,111,112,113 ネジ
56,66,101,102,103 固定部
60 モータカバー
61,61a 収容部
62,62a (リード線引き出し用の)溝
67 カバー部(位置決め手段)
68 ラップ構造
69 スペーサ
71 第1モータカバー
72 第2モータカバー

Claims (13)

  1. 熱交換器と、
    送風ファンと、
    前記送風ファンを清掃する清掃部と、
    前記熱交換器のサイドプレートよりも外側に配置され、かつ、前記清掃部を駆動するモータと、
    前記モータの本体を覆うモータカバーと、
    前記熱交換器から滴下する結露水を受けるドレンパンと、を備え、
    前記ドレンパンは前記熱交換器及びモータカバーの下方に配置され、且つ、前記ドレンパンの端部は前記モータカバーの内端部よりも外側に位置する
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記モータの内端部の上方を覆うように、前記サイドプレートの外面に突出して形成された突出部を備える
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の空気調和機において、
    前記モータカバーの下部部分は、外端部側から内端部側に向かって下がる傾斜部となっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機において、
    前記モータカバーの全体は、前記ドレンパンの外端部よりも内側に配置されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機において、
    前記モータカバーの内周面の下部部分には、前記モータのリード線を収容する溝が形成されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の空気調和機において、
    前記モータの本体の周面を覆う断熱材を備える
    ことを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の空気調和機において、
    前記サイドプレートは、前記モータカバーの内端部に当接するように、前記サイドプレートの外面に突出して形成された当接部を備え、
    前記モータカバーと前記当接部は、少なくとも前記モータの本体全体の上方を覆う構造になっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の空気調和機において、
    前記モータの内端部の上方を覆うように、前記モータカバーに形成されたカバー部を備える
    ことを特徴とする空気調和機。
  9. 請求項8に記載の空気調和機において、
    前記カバー部は、前記サイドプレートに当接してモータの位置を決める位置決め手段として機能する
    ことを特徴とする空気調和機。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の空気調和機において、
    前記モータカバーは、複数のカバー部材で構成されており、
    それぞれの前記カバー部材の合わせ面は、ラップ構造になっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  11. 熱交換器と、
    送風ファンと、
    前記送風ファンを清掃する清掃部と、
    前記熱交換器のサイドプレートよりも外側に配置され、かつ、前記清掃部を駆動するモータと、を備え、
    前記モータの本体は、前記熱交換器のヘアピンパイプに設けられた曲げ部の外端部よりも外側に配置され、
    前記モータの内端部の上方を覆うように、前記サイドプレートの外面に突出して形成された突出部を備える
    ことを特徴とする空気調和機。
  12. 熱交換器と、
    送風ファンと、
    前記送風ファンを清掃する清掃部と、
    前記熱交換器のサイドプレートよりも外側に配置され、かつ、前記清掃部を駆動するモータと、
    前記モータの本体を覆うモータカバーと、
    前記熱交換器から滴下する結露水を受けるドレンパンと、を備え、
    前記ドレンパンは前記熱交換器及びモータカバーの下方に配置され、且つ、前記ドレンパンの端部は前記モータカバーの内端部よりも外側に位置しており、
    前記清掃部は、繊維部が植毛された基部を有し、
    前記基部の端部には、前記繊維部が植毛されていない領域が設けられており、
    前記繊維部が植毛されていない領域は、前記サイドプレートの外部から内部に亘って延在するように設けられている
    ことを特徴とする空気調和機。
  13. 熱交換器と、
    送風ファンと、
    前記送風ファンを清掃する清掃部と、
    前記熱交換器のサイドプレートよりも外側に配置され、かつ、前記清掃部を駆動するモータと、を備え、
    前記モータの本体は、前記熱交換器のヘアピンパイプに設けられた曲げ部の外端部よりも外側に配置されており、
    前記清掃部は、繊維部が植毛された基部を有し、
    前記基部の端部には、前記繊維部が植毛されていない領域が設けられており、
    前記繊維部が植毛されていない領域は、前記サイドプレートの外部から内部に亘って延在するように設けられている
    ことを特徴とする空気調和機。
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