JP6534751B1 - パラレルリンク機構およびリンク作動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明の他の目的は、上記パラレルリンク機構の姿勢を制御することができるリンク作動装置を提供することである。
このパラレルリンク機構において、基端側および先端側のそれぞれにつき、前記端部リンク部材と前記中央リンク部材との回転対偶軸と、前記端部リンク部材と前記リンクハブとの回転対偶中心点との距離をアーム長と定義した場合、基端側のアーム長および先端側のアーム長は前記3組以上のリンク機構ですべて互いに同じであり、かつ基端側のアーム長と先端側のアーム長とが互いに異なることを特徴とする。
なお、前記端部リンク部材と前記リンクハブとの回転対偶中心点は、端部リンク部材とリンクハブとの回転対偶における回転対偶軸に沿う端部リンク部材の幅方向の中心点を指す。
この構成であると、基端側の端部リンク部材と先端側の端部リンク部材とで部品の共通化を実現でき、安価な構成とすることができる。
この構成であると、内部空間の基端側部分を広くとれるため、ケーブルがパラレルリンク機構の各構成部品と干渉しにくく、ケーブルの取り回しが容易になる。また、作業体が内部空間に配置されることで、作業体が先端側のリンクハブよりも先端側に配置される場合と比べて、作業体の慣性モーメントが小さくなり、高速動作が可能になる。
Rmin:ケーブルの許容最小屈曲半径
LE:先端側の球面リンク中心から作業体のケーブル取付位置までの距離
rc:ケーブルの半径
D:基端側および先端側の各球面リンク中心間の距離
θmax:パラレルリンク機構の最大折れ角
の条件を満たしているとよい。
上記のように定めると、機構上の可動範囲内において、ケーブルの屈曲半径を最小屈曲半径よりも大きく保つことができ、また作業体を内部空間に配置することができる。
[パラレルリンク機構の第1の実施形態]
図1はこの発明の第1の実施形態にかかるパラレルリンク機構の一状態の正面図である。このパラレルリンク機構1は、基端側のリンクハブ2に対し先端側のリンクハブ3を、複数組(例えば3組)のリンク機構4を介して姿勢変更可能に連結してなる。リンク機構4の数は、4組以上であってもよい。
ここで、回転対偶中心点C1A,C1B,C2A,C2Bは、各回転対偶における回転対偶軸O1A,O1B,O2A,O2Bに沿う端部リンク部材5,6の幅方向の中心点を指す。
条件1:回転対偶軸O1A,O1Bと回転対偶軸O2A,O2Bとが成す角度αA,αB、およびリンク長L1A,L1Bが、各リンク機構4で互いに等しい。
条件2:回転対偶軸O1A,O1Bおよび回転対偶軸O2A,O2Bが、基端側および先端側において球面リンク中心PA,PBで交差する。
条件3:基端側の端部リンク部材5と先端側の端部リンク部材6の幾何学的形状が等しい(L1A=L1B)。
条件4:中央リンク部材7における基端側部分と先端側部分の幾何学的形状が等しい。
条件5:中央リンク部材7の対称面に対して、中央リンク部材7と端部リンク部材5,6との角度位置関係が基端側と先端側とで同じである。
図1、図2に示すように、基端側のリンクハブ2は、基端部材10と、この基端部材10と一体に設けられた3個の回転軸連結部材11とで構成される。各回転軸連結部材11は、基端側の球面リンク中心PAの周囲に円周方向に等間隔で配置されている。各回転軸連結部材11には、軸心が回転対偶軸O1Aと一致する回転軸12が、2個の軸受13を介して回転自在に連結されている。そして、この回転軸12に、基端側の端部リンク部材5の一端が連結される。これにより、回転軸連結部材11に対して基端側の端部リンク部材5の一端が、回転対偶軸O1Aの回りに回転自在に連結される。
回転軸支持部材21B,31Bは、回転軸支持部材21A,31Aと同様に、金属板等の厚さが一定の板状の部材に対して板金加工等の加工をすることで所定の形状に作られる。回転軸支持部材21B,31Bには、前記回転軸42,44が挿通される貫通孔22,32がそれぞれ設けられている。
図5は、基端側のリンクハブ2と基端側の端部リンク部材5との各回転対偶軸O1A、および基端側の端部リンク部材5と中央リンク部材7との各回転対偶軸O2Aが互いに成す角度αAが90°以外である場合を示す。先端側については図示を省略しているが、先端側のリンクハブと先端側の端部リンク部材との各回転対偶軸、および先端側の端部リンク部材と中央リンク部材7との各回転対偶軸が互いに成す角度αB(図示せず)も、基端側の角度αAと同じ大きさである。このように角度αA,αBが90°以外であっても、基端側と先端側とが幾何学的に同一形状であれば、基端側のリンクハブ2に対して先端側のリンクハブが回転2自由度で姿勢変更可能な2自由度機構が構成される。
図6、図7は、基端側および先端側の端部リンク部材5,6の構成が前記第1の実施形態と異なるパラレルリンク機構を示す。このパラレルリンク機構の全体構成は第1の実施形態と同じであるので、全体構成の図面および説明を省略する。
図8はこの発明の第4の実施形態にかかるパラレルリンク機構の一状態の正面図である。このパラレルリンク機構1は、第1の実施形態とは逆で、基端側のアーム長L2Aよりも先端側のアーム長L2Bの方が長くなっている。図9、図10に示すように、基端側と先端側とでアーム長L2A,L2Bが互いに異なっていても、基端側と先端側のリンク長L1A,L1Bは互いに同じである。
図11〜図13は、第1の実施形態のパラレルリンク機構を備えたリンク作動装置を示す。このリンク作動装置50は、パラレルリンク機構1の各リンク機構4に、基端側のリンクハブ2に対する先端側のリンクハブ3の姿勢を任意に変更する姿勢変更用駆動源51が設けられている。図の例では3組すべてのリンク機構4に姿勢変更用駆動源51が設けられているが、3組のリンク機構4のうち少なくとも2組に姿勢制御用駆動源51を設ければ、基端側のリンクハブ2に対する先端側のリンクハブ3の姿勢を確定することができる。
Rmin:ケーブル61の許容最小屈曲半径
LE:先端側の球面リンク中心PBから作業体60のケーブル取付位置までの距離
rc:ケーブル61の半径
D:基端側および先端側の各球面リンク中心PA,PB間の距離
θmax:パラレルリンク機構1の最大折れ角
の条件を満たすように、貫通孔10aの形状を設計するとよい。その理由を以下に記す。
また、先端側の球面リンク中心PBから作業体60のケーブル61の端面までの水平距離は、LEsinθmax+Rmin(1・cosθmax)+rcで表すことができる。
2…基端側のリンクハブ
3…先端側のリンクハブ
4…リンク機構
5…基端側の端部リンク部材
6…先端側の端部リンク部材
7…中央リンク部材
8…内部空間
12,14,42,44…回転軸
13,15,43,45…軸受
20A,20B…湾曲部材
21A,21B,31A,31B…回転軸支持部材
10a,40a…貫通孔
50…リンク作動装置
51…姿勢制御用駆動源
60…作業体
61…ケーブル
C2A…基端側の端部リンク部材と基端側のリンクハブとの回転対偶中心点
C2B…先端側の端部リンク部材と先端側のリンクハブとの回転対偶中心点
L1A…基端側のアーム長
L1B…先端側のアーム長
O1A…基端側のリンクハブと基端側の端部リンク部材との回転対偶軸
O1B…先端側のリンクハブと先端側の端部リンク部材との回転対偶軸
O2A…基端側の端部リンク部材と中央リンク部材との回転対偶軸
O2B…先端側の端部リンク部材と中央リンク部材との回転対偶軸
Claims (6)
- 基端側のリンクハブに対し先端側のリンクハブが、3組以上のリンク機構を介して姿勢を変更可能に連結され、前記各リンク機構は、それぞれ前記基端側のリンクハブおよび前記先端側のリンクハブに一端が回転可能に連結された基端側および先端側の端部リンク部材と、これら基端側および先端側の端部リンク部材の他端に両端がそれぞれ回転可能に連結された中央リンク部材とを備えたパラレルリンク機構において、
基端側および先端側のそれぞれにつき、前記端部リンク部材と前記中央リンク部材との回転対偶軸と、前記端部リンク部材と前記リンクハブとの回転対偶中心点との距離をアーム長と定義した場合、
基端側のアーム長および先端側のアーム長は前記3組以上のリンク機構ですべて互いに同じであり、かつ基端側のアーム長と先端側のアーム長とが互いに異なることを特徴とするパラレルリンク機構。 - 請求項1に記載のパラレルリンク機構において、前記先端側のアーム長の方が前記基端側のアーム長よりも短いパラレルリンク機構。
- 請求項1または請求項2に記載のパラレルリンク機構において、前記端部リンク部材は、任意の角度に湾曲した湾曲部材と、この湾曲部材の一端または両端に固定され、前記中央リンク部材または前記リンクハブに直接または軸受を介して回転可能に連結された回転軸を支持する回転軸支持部材とを有し、前記基端側の端部リンク部材の前記湾曲部材および前記先端側の端部リンク部材の前記湾曲部材が互いに同一仕様であるパラレルリンク機構。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のパラレルリンク機構において、前記基端側のリンクハブ、前記先端側のリンクハブ、および前記3組以上のリンク機構で囲まれた内部空間に少なくとも一部分が位置するように作業体が前記先端部材に取り付けられ、前記作業体に接続されたケーブルが前記内部空間を通って基端側へ延びているパラレルリンク機構。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のパラレルリンク機構を備え、このパラレルリンク機構における前記3組以上のリンク機構のうちの2組以上のリンク機構に、前記基端側のリンクハブに対する前記先端側のリンクハブの姿勢を任意に変更する姿勢変更用駆動源が設けられたリンク作動装置。
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