JP6534559B2 - 歯科用ドリル - Google Patents
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Description
歯科インプラント治療は、これらの手順に従って施術されるため、治療期間として6ヶ月〜1年間を要するのが一般的である。
この先提案技術は、図11及び図12に示されるように、軸部121を有する少なくとも2つのインプラント体102が対を成し、各インプラント体102の軸部121)に、
顎骨106に穿設された掛穴161に引掛けられる掛部122が設けられ、この掛部122は、前記軸部121に対して屈折されており、各インプラント体102が顎骨106に引掛けられる際に、前記掛部122の先端部122cが、互いに内側に向かって相対向するように配置される構成であり、かつ、インプラント体102同士を固定するための固定手段が設けられている構成の歯科インプラントシステム101である。
及び治療回数を短縮することができると共に、顎骨への影響を最小限に止めることで、患者の精神的及び身体的負担を軽減した上で、2つのインプラント体で顎骨を挟持する態様によって強固に固定することができる。
『歯列弓の所定箇所に即した深さ及び幅を有する形状の溝(1a)の略中央部の外側の前面(歯列弓の外側)又は後面(歯列弓の内側)に隣接して軸を装着した時に回転自在に動作させるための第一連結節(A)を構成する部材である軸又は軸受のどちらか一方が配備されている装着部(1)と、一端に該第一連結節(A)を構成する残りの部材である軸受又は軸が配備されていて他端に該第一連結節(A)の軸芯と平行な回転軸芯を有し軸を装着した時に回転自在に動作させるための第二連結節(B)を構成する部材である軸又は軸受のどちらか一方が配備されている第一アーム(2)及び一端に該第二連結節(B)を構成する残りの部材である軸受又は軸が配備されていて他端にハンドピースを着脱自在に取り付けるためのハンドピース装着部(5)が配備されている第二アーム(3)とから成るアーム部とで構成されていて、該ハンドピース装着部(5)にハンドピース(6)を装着した時に該ハンドピース(
6)に装着された切削具(6a)の回転中心線と前記第一連結節(A)の軸芯とが成す角度(θ)が所望の角度になるように構成にされている歯科用平行切削用補助具(尚、符号は特許
文献1におけるものである)』に関する技術である。
『お互いに対向に配置される第一端及び第二端を有し、前記第一端の上で枢動するリファレンスシャフトを有するアームボディーを備えるメインアームユニットと、接続軸を介して前記メインアームユニットの前記第二端で枢動し、すべて順序に枢動する第一の接続ヘッド、一対の接続棒、第二の接続ヘッドを有し、前記第二の接続ヘッドの外端部分の上に配置されるドリルガイド部を有し、前記ドリルガイド部がドリルガイドホールを有する延長アームユニットと、を備える複数の歯科インプラントホールをあけるための位置決め補助装置』に関する技術である。
このように、既に提案されている歯科用ドリルや歯科用位置決め補助装置では、本出願人による先の出願に係る技術に適用することができない。
1.顎骨に穴を穿設するための歯科用ドリルであって、
2つ以上のインプラント体が対をなし、該2つ以上のインプラント体で顎骨を挟持する態様によって固定する歯科インプラントシステムの施術に用いられる歯科用ドリルであって、
第一部材と第二部材とからなり、この第一部材と第二部材とが所定の角度で摺動可能に交差する構成であり、
前記第一部材の一端には、顎骨に穴を穿設するためのドリル体が設けられ、
前記第二部材の一端には、顎骨に穿設された穴に差し込むための固定針が設けられ、
前記ドリル体は、前記第一部材の軸方向とは垂直方向に設置され、このドリル体の先端は、前記固定針が設けられた方向に向けられ、
前記固定針は、前記第二部材の軸方向とは垂直方向に設置され、この固定針の先端は、前記ドリル体が設けられた方向に向けられた構成であり、
前記ドリル体は、天然歯が生える方向に対して斜めに穿設される第一の穴と、この第一の穴と所定の角度で向き合う第二の穴を穿設する構成であり、
前記固定針は、前記第一の穴に差し込まれ、前記第二部材を顎骨に固定し、この顎骨に固定された第二部材を基準として第一部材を摺動させ、前記ドリル体で前記第二の穴を穿設する構成であり、
穿設方向が天然歯が生える方向を基準として所定の角度で向き合う複数の穴を穿設する構成であり、
前記複数の穴は、1本の歯が生えるスペースに穿設される構成であることを特徴とする歯科用ドリル。
第二部材の軸方向の側面には、直線状の歯切り(ラック)が設けられ、
前記操作部を回転させることで前記歯車を回転させると、該歯車と前記直線状の歯切りとが噛み合って、第一部材と第二部材とが直線的に摺動する構成であることを特徴とする前記1又は2に記載の歯科用ドリル。
第二部材には、1つの固定針が設けられていることを特徴とする前記1〜5のいずれかに記載の歯科用ドリル。
第二部材には、前記2つのドリル体と同間隔で2つの固定針が並列して設けられていることを特徴とする前記1〜5のいずれかに記載の歯科用ドリル。
第一部材には、ドリル体とエア供給源を接続するエア流路が設けられ、このエア流路における空気の流れを制限するエア調整弁が設けられていることを特徴とする前記1〜7のいずれかに記載の歯科用ドリル。
この穿設された第一の穴に、第二部材に設けられた固定針を差し込むことで、第二部材を顎骨に固定し、
次に、この顎骨に固定された第二部材を基準として、第一部材を摺動させ、前記ドリル体で顎骨に第二の穴を穿設することで、
穿設方向が所定の角度で向き合い、所定の間隔を有する複数の穴を穿設することができる。
また、所定の間隔で2つのドリル体が並列しているため、2つの穴の間隔を正確に保つことができる。
更にまた、2つの穴それぞれに固定針を差し込むことができ、顎骨と第二部材とが2点で固定されるので、両者の固定をより強固なものにすることができる。
図1に、本発明に係る歯科用ドリル(以下、単に「歯科用ドリル」ともいう。)1の一実施例を表す斜視図を示す。図2には、図1に示す歯科用ドリル1の分解斜視図を示す。図3には、図1に示す歯科用ドリル1の内部構成を表す概略平面図を示す。図4には、図1に示す歯科用ドリル1の内部構成の一部を表す概略側面図を示す。尚、図3及び図4において、外観に表れない内部構成は破線で示す。また、内部構成の一部は省略され、図示されていないものがある。
第一部材2は、図1〜4に示されるように、少なくとも、棒状の基部21及びドリル体
22から構成され、エア流路23、エア調整弁24、挿通孔25、歯車26、操作部27及びドリル固定部28等を設けることができる。
ドリル体22は、歯科用のドリル、切削器具、穿孔器具として用いられる公知公用のドリル体を特別の制限なく採用することができる。
この図5に示されるように、ドリル体22がエアタービン構造である場合には、回転羽22cにベアリング22dを設けることが好ましい。ベアリング22dは、回転羽22cの上面であって、ドリル体22の軸上に設けられることが好ましく、この位置に窪みや凹部を設けてベアリング22dを収容する構成が好ましい。このようにベアリング22dを設けることによって、ドリル体22の回転が安定し、軸ブレが生じ難くなり、後述するドリル固定部28との接触による磨耗や異音の発生を防止することができる。尚、後述するドリル固定部28には、ベアリング22dと当接する位置に、ベアリング22dを受けるための窪み等を設けてもよい。
上述のとおり、ベアリング22dは、スプリング22eによって押圧されているので、一部が回転羽22cの上面よりも突出している。そこに、ドリル固定部28を所定の位置に取り付けると、ベアリング22dはドリル固定部28に押され、スプリング22eの方向に戻される格好になり、この状態で回転羽22cとドリル固定部28はベアリング22dを介して接触することになる。
図6に示されるドリル体22には、回転羽22cの上部に、一定の厚みを有する円板部22gが設けられる。そして、この円板部22gの側面には、複数のベアリング22dが設けられる。この構成により、ドリル体22が、ドリル体収容部21aの側壁と接触しても、側面に設けられたベアリング22dによって、摩擦による磨耗や異音の発生を防止することができる。側面に設けられるベアリング22dの数量に限定はないが、3つ以上のベアリング22dを等間隔に設置することが好ましい。
上記のように、エア流路23を通過する空気の量を調整することによって、ドリル体22の回転速度を調整することができる。即ち、空気の流量が多ければ、ドリルの回転は高速となり、空気の流量が少なければ、ドリルの回転は低速となる。
図2等に示される実施例では、挿通孔25に隣接する歯車設置孔21bが設けられ、ここに歯車26が収容される構成である。操作部27には、歯車26と軸を共有する軸体27aが設けられる。この軸体27aが操作部設置孔21cに挿通され、歯車26に連通しており、この操作部27を回転させると、歯車26も回転する構成である。
第二部材3は、図1、2及び4に示されるように、少なくとも棒状の基部31と固定針32から構成され、直線状の歯切り33やストッパー34を設けることができる。
の部材である。固定針32を、顎骨4に穿設された穴41・42に差し込むことによって、固定針32を有する第二部材3は、顎骨4に固定される。
上記のとおり、ドリル体22は、先端部22aと他の部分との間に段部22bが設けられ、先端部22aが他の部分よりも小径であることが好ましい。よって、ドリル体22が、段部22bが設けられた二段径の構成である場合には、固定針32も、先端部32aと他の部分との間に段部32bが設けられ、先端部32aが他の部分よりも小径の構成となる。即ち、固定針32の径は、太・細の二段構成であることが好ましい。
ストッパー34を設けることにより、第二部材3を基準とした第一部材2の移動(摺動)が制限され、ドリル体22が、固定針32の方向に進行し過ぎることを防ぎ、それにより顎骨4を必要以上に深く切削することを防止できる。
また、図1〜4に示される態様であって、第一部材2及び第二部材3が、それぞれ長手方向に沿って分割可能な構成とすることもでき、分割された第一部材2には、それぞれドリル体22が1つずつ備えられ、分割された第二部材3には、それぞれ固定針32が1つずつ備えられる構成とすることもできる。
第一部材2と第二部材3は、図1等に示されるように、所定の角度で摺動可能に交差して取り付けられる構成である。
これは、四角形の内角の和が360度であることから換算可能である。第一部材の軸方向Xとドリル体22の向きと、第二部材の軸方向Yと固定針32の向きは直交しており、それぞれ90度を形成している。このことから、例えば、第一部材の軸方向Xと第二部材の軸方向Yが形成する角度が、90度である場合には、90+90+90+θ(顎骨4に穿設される2つの穴41・42の穿設方向の角度。以下同じ。)=360から、θ=90度と算出することができる。また例えば、第一部材の軸方向Xと第二部材の軸方向Yが形成する角度が、120度である場合には、120+90+90+θ=360から、θ=60度と算出することができる。
歯科用ドリル1は、穿設方向が天然歯が生える方向を基準として所定の角度で向き合う複数の穴を、顎骨4に穿設するためのドリルである。ここでは、第一の穴41と第二の穴42を顎骨4に穿設する手順について説明する。
この際、顎骨4を覆う歯肉5を予め切開し、穴を穿設する箇所の顎骨4を露出させてもよい。あるいは、顎骨4が歯肉に覆われた状態のまま、歯肉5の上からドリル体22を突き刺し、顎骨4に穴に穿設することもできる。ドリル体22は、注射針のような極めて細い径であり、歯肉5を突き刺して顎骨4に至るまで貫通させ、ここから顎骨4を切削して第一の穴41を穿設することが可能である。
尚、第一の穴41を穿設する際に、第二部材3は、第一部材2に取り付けられていない状態(取り外された状態)であってもよい。
図7は、第一の穴41に固定針32が差し込まれ、第二部材3が顎骨4に固定された状態を表わすものである。この状態から、この第二部材3を基準として、第一部材2を下方(図中における下方を示す。以下同じ。)に摺動させることにより、ドリル体22は矢印Dの方向に移動し、顎骨4に近付いていく。第一部材2を下方に摺動させ、ドリル体22を矢印Dの方向に移動させるには、操作部27を回転させればよい。
この際、ストッパー34が、第一部材2に接触することによって、第一部材2の下方への摺動が制止される。これにより、第二の穴42が必要以上に深く切削されることがない。
この後、第二の穴42に固定針32を差し込み、3つ目の穴を穿設することもでき、この要領で、3つ以上の穴を顎骨4に穿設することができる。
図9には、歯科用ドリル1の他の実施例を表す斜視図を示し、図10には、図9に示す歯科用ドリル1の分解斜視図を示す。
れる実施例よりも長尺に設けられた構成である。かかる構成にすることによって、歯科医師等の使用者は、この長尺に設けられた基部21をしっかり握って作業することができるので、先端に設けられたドリル体22の動きを細かく制御でき、また、所定位置での停止も行い易く、迅速かつ正確な作業を行うことができる。
2 第一部材
21 基部
21a ドリル体収容部
21b 歯車設置孔
21c 操作部設置孔
21d 先端凹部
21e 側面凹部
22 ドリル体
22a 先端部
22b 段部
22c 回転羽
22d ベアリング
22e スプリング
22f 張出部
22g 円板部
22h ドリル刃
23 エア流路
23a 排出孔
24 エア調整弁
25 挿通孔
26 歯車(ピニオン)
27 操作部
27a 軸体
28 ドリル固定部
28a 蓋部
28b 先端脚部
28c 側面脚部
28d 固定ネジ
3 第二部材
31 基部
32 固定針
32a 先端部
32b 段部
33 直線状の歯切り(ラック)
34 ストッパー
4 顎骨
41 第一の穴
42 第二の穴
5 歯肉
A 空気の流れ
X 第一部材の軸方向
Y 第二部材の軸方向
D ドリル体の移動方向
P エア供給源
Claims (8)
- 顎骨に穴を穿設するための歯科用ドリルであって、
2つ以上のインプラント体が対をなし、該2つ以上のインプラント体で顎骨を挟持する態様によって固定する歯科インプラントシステムの施術に用いられる歯科用ドリルであって、
第一部材と第二部材とからなり、この第一部材と第二部材とが所定の角度で摺動可能に交差する構成であり、
前記第一部材の一端には、顎骨に穴を穿設するためのドリル体が設けられ、
前記第二部材の一端には、顎骨に穿設された穴に差し込むための固定針が設けられ、
前記ドリル体は、前記第一部材の軸方向とは垂直方向に設置され、このドリル体の先端は、前記固定針が設けられた方向に向けられ、
前記固定針は、前記第二部材の軸方向とは垂直方向に設置され、この固定針の先端は、前記ドリル体が設けられた方向に向けられた構成であり、
前記ドリル体は、天然歯が生える方向に対して斜めに穿設される第一の穴と、この第一の穴と所定の角度で向き合う第二の穴を穿設する構成であり、
前記固定針は、前記第一の穴に差し込まれ、前記第二部材を顎骨に固定し、この顎骨に固定された第二部材を基準として第一部材を摺動させ、前記ドリル体で前記第二の穴を穿設する構成であり、
穿設方向が天然歯が生える方向を基準として所定の角度で向き合う複数の穴を穿設する構成であり、
前記複数の穴は、1本の歯が生えるスペースに穿設される構成であることを特徴とする歯科用ドリル。
- 第一の穴は、歯列の内側から外側に向かって又は外側から内側に向かって斜めに穿設され、第二の穴は、第一の穴とは反対に、歯列の外側から内側に向かって又は内側から外側に向かって斜めに穿設される構成であることを特徴とする請求項1に記載の歯科用ドリル。
- 第一部材には、歯車と該歯車に連結された操作部が設けられ、
第二部材の軸方向の側面には、直線状の歯切りが設けられ、
前記操作部を回転させることで前記歯車を回転させると、該歯車と前記直線状の歯切りとが噛み合って、第一部材と第二部材とが直線的に摺動する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用ドリル。 - 第二部材に設けられた直線状の歯切りには、固定針が設けられた側の端部に、ストッパーが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の歯科用ドリル。
- ドリル体と固定針は、先端部と他の部分との間に段部が設けられ、先端部が他の部分よりも小径であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の歯科用ドリル。
- 第一部材には、1つのドリル体が設けられ、
第二部材には、1つの固定針が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の歯科用ドリル。 - 第一部材には、所定の間隔で2つのドリル体が並列して設けられ、
第二部材には、前記2つのドリル体と同間隔で2つの固定針が並列して設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の歯科用ドリル。 - 第一部材のドリル体は、エアタービン構造であって、
第一部材には、ドリル体とエア供給源を接続するエア流路が設けられ、このエア流路における空気の流れを制限するエア調整弁が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の歯科用ドリル。
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