JP6534491B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵庫の貯蔵室内に配置される棚の構造及びこの棚を支持する部材の構造に関するものである。
冷蔵庫の貯蔵室には、貯蔵品を載置する棚及び棚を支持するレールが配置されているものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の冷蔵庫は、レール上に棚を載置した状態において、棚の前側部分がレールの前端よりも、前側に配置されている。
特開2008−51483号公報
棚上の貯蔵品を取り出すために、手に取った貯蔵品を冷蔵庫の手前側に引き出しているときに、貯蔵品と棚とが接触することがある。逆に、棚上に貯蔵品を置く場合にも、貯蔵品と棚とが接触することがある。ここで、棚の前側部分がレールの前端よりも、前側に配置されている冷蔵庫では、貯蔵品と棚の前側部分とが接触すると、レールの前端の位置を軸として棚が回転してしまう場合がある。なお、棚が回転してしまうと、棚上の貯蔵品が移動したり、倒れたりしてしまう可能性がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、貯蔵室内に配置された棚が回転してしまうことを防止する冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室が形成された筐体と、貯蔵室内に配置される板状の棚と、貯蔵室に設けられ、棚の一方の側端を支持する第1のレール部と、貯蔵室に設けられ、棚の他方の側端を支持する第2のレール部と、を備え、第1のレール部は、棚の一方の側端の上に配置され、貯蔵室の奥行方向に延びるように形成された第1の上レールと、棚の一方の側端の下に配置され、奥行方向に延びるように形成され、棚の下面と接触する第1の下レールとを含み、第2のレール部は、棚の他方の側端の上に配置され、貯蔵室の奥行方向に延びるように形成された第2の上レールと、棚の他方の側端の下に配置され、奥行方向に延びるように形成され、棚の下面と接触する第2の下レールとを含み、第1の上レールは、奥行方向の奥側に配置され、棚の一方の側端の上面に対向する第1の凸部が設けられ、第2の上レールは、奥行方向の奥側に配置され、棚の他方の側端の上面に対向する第2の凸部が設けられ、第1の下レールの上面には、第1の凸部に対向し、第1の凸部の下に形成され、奥行方向に延びる第1の凹部が形成され、第2の下レールの上面には、第2の凸部に対向し、第2の凸部の下に形成され、奥行方向に延びる第2の凹部が形成され、棚の下面には、下側に突出するストッパーが形成され、第1の下レールの上面及び第2の下レールの上面のうちの少なくとも一方には、第1の凸部及び第2の凸部よりも、奥行方向の手前に形成され、ストッパーが挿入される挿入部が形成されているものである。
本発明に係る冷蔵庫によれば、上記構成を備えているので、貯蔵室内に配置された棚が回転してしまうことを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1の斜視図である。 図1に示すA−A断面図である。 図2に示す断面とは直交する面における縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1の棚50の説明図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1のレール部40の説明図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1のレール部40に棚50を載置した状態を示す図である。 図6Aに示すレール部40及び棚50の各種寸法関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1のレール部40に対して棚50が引き上げられた状態を示す図である。 図7Aに示すレール部40及び棚50の各種寸法関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1の冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を基準面LPに対して90度の角度まで開いた状態を示す図である。 図8Aの状態から棚50を冷蔵庫1の手前側に引き出した状態を示す図である。 冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が閉じた状態における冷蔵庫1の各種寸法を示す図である。 冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を基準面LPに対して90度の角度まで開いた状態における、冷蔵庫1の各種寸法を示す図である。 図9Bに示す棚50を回転させた状態における、冷蔵庫1の各種寸法を示す図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1の変形例1である。 図10に示す棚150の説明図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫1の変形例2を示す図であって、棚250をレール部240上に載置した状態の図である。 図12Aに示す棚250をレール部240から取り外した状態を示す図である。
以下、図面を適宜参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の斜視図である。
図2は、図1に示すA−A断面図である。
図3は、(a)が図2に示す断面とは直交する面における縦断面図であり、(b)が内箱2t2等の説明図である。
なお、図1では冷蔵庫1の内部構造の一部(例えば、製氷室11)を模式的に示している。また、図3(a)は、冷蔵室扉3等の貯蔵室の扉における縦断面図ではなく、筐体2における縦断面図であり、冷蔵庫1を正面側から見た図である。図3(b)は、図3(a)に示すA1−A1断面図である。
[全体構成の説明]
冷蔵庫1は、貯蔵品を貯蔵する貯蔵室が形成された筐体2を備えている。筐体2は、例えば、樹脂製の内箱2t2と、内箱2t2の外側に位置する鋼鉄製の外箱2t1とを備えている。そして、内箱2t2と外箱2t1との間には、断熱材2t3が配置される。なお、断熱材2t3としては、発泡ウレタン等及び真空断熱材のいずれか一方を採用してもよいし、両方採用してもよい。
筐体2には、冷蔵室10、製氷室11、切替室12、冷凍室13及び野菜室14が形成されている。以下の説明において、冷蔵室10、製氷室11、切替室12、冷凍室13及び野菜室14のうちの1つ又は複数を貯蔵室と便宜的に称することもある。
筐体2は、後述する第1のレール部40Aが設けられ、貯蔵室(冷蔵室10)側と断熱材2t3側とを区画する第1の面2Aを含む。これに加えて、筐体2は、第2のレール部40Bが設けられ、第1の面2Aに対向し、貯蔵室(冷蔵室10)側と断熱材2t3側とを区画する第2の面2Bを含む(これらを構成A7と称する)。また、筐体2は、貯蔵室(冷蔵室10)の奥に形成された第3の面部2Cを含む。
なお、冷蔵庫1は、必ずしも構成A7を備えている必要はない。例えば、第1のレール部40A及び第2のレール部40Bは、第1の面2A及び第2の面2B以外の冷蔵室10内の側壁面に設けられていてもよい。また、レール部40と第1の面2A及び第2の面2Bとは本実施の形態で説明するように一体的に構成されていてもよいし、別体であってもよい。
冷蔵室10の前面には冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が配置され、製氷室11の前面には製氷室扉5が配置され、切替室12の前面には切替室扉6が配置され、冷凍室13の前面には冷凍室扉7が配置され、野菜室14の前面には野菜室扉8が配置されている。また、筐体2には、冷蔵室ダクト30と、切替室ダクト31と、野菜室ダクト32とが形成されている。冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4は回転式の扉である。冷蔵室扉3の外側表面には操作パネル9が設けられている。製氷室扉5、切替室扉6、冷凍室扉7及び野菜室扉8は引出式の扉である。この引出式の扉の構造としては、例えば、扉に固定して設けられたフレームを、貯蔵室の左右の内壁面に水平に形成されたレールに、スライドさせる構造を採用することができる。これにより、引出式の扉を前後方向(奥行方向)に移動させて貯蔵室を開閉することができる。
冷蔵室10には、貯蔵品を載置する棚50と、棚50を支持するレール部40とが配置されている。棚50は、平板状部材である。棚50は、筐体2内において、レール部40によって水平面に平行に支持される。レール部40は、棚50の一方の側端を支持する第1のレール部40Aと、棚50の他方の側端とを支持する第2のレール部40Bとを備えている。つまり、レール部40は対をなす第1のレール部40A及び第2のレール部40Bを備えている。
本実施の形態では、棚50は、冷蔵庫1内に2つ設けられている。すなわち、棚50は、一番上に配置されたレール部40及び上から3番目に配置されたレール部40に設けられている。なお、本実施の形態では、棚50及びレール部40が複数配置されているが、それに限定されるものではなく、1つであってもよい。また、棚50は、複数のレール部40のうちの全てに設けられていてもよいし、複数のレール部40のうちの1つに設けられていてもよい。
冷蔵室10には、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4がしまっている状態において、貯蔵品を載置する複数のドアポケット60が配置されている。ドアポケット60は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4に取り付けられている。冷蔵室10には、スライド式のケース10Aと、ケース10Aの下に配置されたスライド式のケース10Bとが配置されている。冷蔵室10には、氷を生成するのに用いる水が貯留される製氷用水タンク10Cが配置されている。製氷用水タンク10Cの側方にはケース10Bが配置され、上にはケース10Aが配置されている。
製氷室11には氷を生成する図示省略の製氷装置が配置されている。製氷室11には生成された氷を貯める製氷ケース11Aが配置されている。切替室12には、貯蔵品を載置する切替室ケース12Aが配置されている。切替室12は、冷凍温度帯(例えば−18℃程度)、冷蔵温度帯(例えば3℃程度)、チルド温度帯(例えば0℃程度)、ソフト冷凍温度帯(例えば−7℃程度)等の各種温度帯に、保冷温度帯を切り換えることができるようになっている。
冷凍室13には、貯蔵品を載置する冷凍室ケース13Aと、冷凍室ケース13Aの下に配置された冷凍室ケース13Bとが配置されている。さらに、野菜室14には、貯蔵品を載置する野菜室ケース14A及び野菜室ケース14Bが配置されている。
冷蔵庫1の筐体2には、冷媒を圧縮する圧縮機20と、蒸発器として機能する熱交換器21とが搭載されている。圧縮機20は、筐体2の底部に形成された空間である機械室15に設けられている。熱交換器21は、冷蔵庫1における冷却器であり、圧縮機20よりも上に配置されている。また、図示は省略しているが、冷蔵庫1には、例えば、放熱器として機能する放熱パイプ及び冷媒を減圧させる減圧機構が搭載されている。そして、冷蔵庫1は、圧縮機20と放熱パイプと減圧機構と熱交換器21とが接続されて構成された冷凍サイクルを備えている。減圧機構は、例えば、キャピラリーチューブ等を採用することができる。
冷蔵庫1の筐体2には、熱交換器21で冷却された空気(冷気)を冷蔵室10等の各室に供給する冷却用ファン22が搭載されている。冷却用ファン22は、熱交換器21の上に配置されている。冷却用ファン22から送風された冷気は、冷蔵室ダクト30及び切替室ダクト31を介して、冷蔵室10、製氷室11、切替室12及び冷凍室13に供給される。なお、野菜室14には、冷蔵室10内の冷気が通過する帰還風路(図示省略)を介して供給される。そして、野菜室14内の冷気は野菜室ダクト32を介して熱交換器21に戻される。
その他に、冷蔵庫1には、図示を省略しているが、貯蔵室の温度を検出する温度検出センサーと、温度検出センサーの検出温度に基づいて、冷却用ファン22の回転数、冷蔵室用ダンパー24及び切替室用ダンパー23の開閉を制御する制御装置とが搭載されている。温度検出センサーは、例えば、サーミスタ等から構成することができる。制御装置は、圧縮機20の運転、停止、回転数の制御等も行うものであり、例えば、マイコンが実装された制御基板等から構成される。
[棚50について]
図4は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の棚50の説明図である。
図4(a)は棚50の上面図である。
図4(b)は図4(a)に示すC−C断面図である。
図4(c)は図4(a)に示すD−D断面図である。
図4(d)は図4(c)に示す領域Eの拡大図である。
棚50は、貯蔵室内に配置される板状部材である。本実施の形態では棚50は冷蔵室10に配置されている場合を一例に示しているため、貯蔵室は冷蔵室10に対応する。棚50は、大きく分けると、4つの端を備えている。つまり、棚50は、前端50t1と、一方の側端50t2と、他方の側端50t3と、後端50t4とを備えている。前端50t1及び後端50t4は、側端50t2及び側端50t3に交差している。
棚50は、板状のガラスで構成された棚本体50Aと、樹脂で構成された樹脂部50Bとを備え、樹脂部50Bにはストッパー50cが設けられている(以下、これを構成A1と称する)。樹脂部50Bは、棚本体50Aの周縁部を覆うように設けられている。具体的には、樹脂部50Bは、棚本体50Aの一方の側端と他方の側端と前端と後端とに設けられている。棚本体50Aの一方の側端と他方の側端と前端と後端は、棚50の一方の側端50t2と他方の側端50t3と前端50t1と後端50t4とに対応している。
樹脂部50Bは、第1のレール部40A及び第2のレール部40Bに配置された状態において第1の下レール40b1の上面S4及び第2の下レール40b2の上面S4と接触する。レール部40は第1の上レール40a1及び第1の下レール40b1を備えた構造となっているため、レール部40は凹構造を備えている。また、本実施の形態では、冷蔵庫1内の照明光が貯蔵室内に行き渡りやすくするために、棚本体50Aをガラスで構成している。ここで、レール部40ではなく棚本体50Aの側端に凹構造に形成してしまうと、ガラスの性質上、棚本体50Aの強度が大きく低下しかねない。このため、本実施の形態では、レール部40に凹構造を形成している。
また、棚本体50Aに樹脂部50Bが設けられているため、棚本体50Aの端面でユーザーの手指を傷つけたり、筐体2を傷つけたりすることを防止することができる。
棚50の下面S2には下側に突出するストッパー50cが形成されている。本実施の形態では、樹脂部50Bには、下側に突出するストッパー50cが形成されている。より詳細には、ストッパー50cは、棚本体50Aの一方の側端及び他方の側端に設けられた部分に、それぞれ形成されている。なお、本実施の形態では、ストッパー50cが樹脂部50Bに取り付けられている場合について説明したがそれに限定されるものではない。例えば、棚本体50Aの下面S2に設けられていてもよい。ストッパー50cの上下方向の寸法は、例えば、5mm程度とするとよい。
本実施の形態では、ストッパー50cの形成位置が樹脂部50Bに限られているがそれに限定されるものではない。例えば、ストッパー50cは、一方の側端50t2から他方の側端50t3にかけて連続的に形成された態様であってもよい。また、本実施の形態では、ストッパー50cは、棚本体50Aの一方の側端及び他方の側端の両方に形成された態様について説明したが、片方であってもよい。
棚50の前端50t1は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が閉じている状態において、冷蔵室扉3、冷蔵室扉4及びドアポケット60等に対向している。前端50t1には樹脂部50Bの一部が設けられている。前端50t1は直線状に形成されている。
棚50の一方の側端50t2は、第1の面2Aに設けられた第1のレール部40Aに支持される。側端50t2の上面S1は、第1のレール部40Aの第1の上レール40a1の下面S3に対向する。側端50t2の下面S2は、第1のレール部40Aの第1の下レール40b1の上面S4に接触して支持される。
棚50の他方の側端50t3は、第2の面2Bに設けられた第2のレール部40Bに支持される。側端50t3の上面S1は、第2のレール部40Bの第1の上レール40a1の下面S3に対向する。側端50t3の下面S2は、第2のレール部40Bの第1の下レール40b1の上面S4に接触して支持される。
棚50の後端50t4は、棚50がレール部40の奥まで挿入されている状態において、第3の面部2Cに対向している。後端50t4の中央部には、冷蔵室ダクト30に干渉しないように、凹部50t40が形成されている。
[レール部40について]
図5は、本実施の形態に係る冷蔵庫1のレール部40の説明図である。
図6Aは、本実施の形態に係る冷蔵庫1のレール部40に棚50を載置した状態を示す図である。
図6Bは、図6Aに示すレール部40及び棚50の各種寸法関係を示す図である。
図7Aは、本実施の形態に係る冷蔵庫1のレール部40に対して棚50が引き上げられた状態を示す図である。
図7Bは、図7Aに示すレール部40及び棚50の各種寸法関係を示す図である。
なお、図5(a)は冷蔵室10の要部説明図であり、冷蔵室10を正面側から見た図である。また、図5(b1)及び図5(b2)は図5(a)の領域G1に示す第1のレール部40Aの説明図である。図5(b1)は縦断面図であり、図5(b2)は側方から見た図である。さらに、図5(c1)及び図5(c2)は図5(a)の領域G2に示す第2のレール部40Bの説明図である。図5(c1)は縦断面図であり、図5(c2)は側方から見た図である。
第1のレール部40Aは、上下に配置された一対のレールを備えている。つまり、第1のレール部40Aは、棚50の一方の側端50t2の上に配置され、冷蔵室10の奥行方向に延びるように形成された第1の上レール40a1と、棚50の一方の側端50t2の下に配置され、奥行方向に延びるように形成され、棚50の下面S2と接触する第1の下レール40b1とを含む。
第2のレール部40Bも、上下に配置された一対のレールを備えている。第2のレール部40Bは、棚50の他方の側端50t3の上に配置され、冷蔵室10の奥行方向に延びるように形成された第2の上レール40a2と、棚50の他方の側端50t3の下に配置され、奥行方向に延びるように形成され、棚50の下面S2と接触する第2の下レール40b2とを含む。
なお、以下の説明において、第1の上レール40a1及び第2の上レール40a2を説明の便宜上、上レール40aと称し、第1の下レール40b1及び第2の下レール40b2を説明の便宜上、下レール40bと称することもある。
第1の上レール40a1は、奥行方向の奥側に配置され、棚50の一方の側端50t2の上面S1に対向する第1の凸部40c1が設けられている。また、第2の上レール40a2は、奥行方向の奥側に配置され、棚50の他方の側端50t3の上面S1に対向する第2の凸部40c2が設けられている。
なお、以下の説明において、第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2を説明の便宜上、凸部40cと称することもある。
棚50がレール部40に載置されている状態において、凸部40cと棚50とは対向する。これにより、貯蔵品等と棚50とが接触しても、棚50と凸部40cとが接触して棚50の回転を抑えるので、下レール40bの前端を軸として棚50が回転してしまうことを防止することができる。
棚50の下面S2には、下側に突出するストッパー50cが形成され、また、第1の下レール40b1の上面S4及び第2の下レール40b2の上面S4のうちの少なくとも一方には、第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2よりも、奥行方向の手前に形成され、ストッパー50cが挿入される挿入部40fが形成されている。これに加えて、第1の下レール40b1の上面S4には、第1の凸部40c1に対向し、第1の凸部40c1の下に形成され、奥行方向に延びる第1の凹部40g1が形成されている。さらに、これらに加えて、第2の下レール40b2の上面S4には、第2の凸部40c2に対向し、第2の凸部40c2の下に形成され、奥行方向に延びる第2の凹部40g2が形成されている(これらを構成A2と称する)。なお、以下の説明において、第1の凹部40g1及び第2の凹部40g2を説明の便宜上、凹部40gと称することもある。
まず、ストッパー50cが形成されているので棚50に前後方向の力が加わっても、棚50が移動してしまうことを防止することができる。また、ストッパー50cが挿入部40fに挿入されているので、棚50が上下動しても、棚50が規定位置から移動してしまうことを防止することができる。さらに、第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2と棚50の上面S1とが干渉してしまい、棚50の前端を引き上げることがないように、第1の凹部40g1及び第2の凹部40g2が形成されている。つまり、凹部40gが形成されているので、ストッパー50cが形成されていても、棚50をレール部40から容易に着脱することができる。凹部40gの深さは、例えば、1mm程度とするとよい。なお、本実施の形態では、ストッパー50c及び挿入部40fが2つずつ形成された場合を一例に説明したが、それに限定されるものではなく、1つずつであってもよい。
第1の上レール40a1の前端40dは、第1の下レール40b1の前端40eよりも、奥行方向の奥に配置され、第2の上レール40a2の前端40dは、第2の下レール40b2の前端40eよりも、奥行方向の奥に配置されている(これを構成A3と称する)。
ストッパー50cが設けられているかどうかに関わらず、棚50を着脱するときには棚50の前端50t1を引き上げる動作を行う場合がある。ここで、上記の構成A3を採用していることで、前端50t1が上レール40aの前端に接触しにくくなり、棚50の着脱が行いやすくなる。なお、ストッパー50cが形成されている場合には、前端50t1を引き上げる動作が必須となるので、棚50の着脱が行いやすくなる効果はより顕著になる。
第1の下レール40b1の前端及び第2の下レール40b2の前端は、棚50が第1のレール部40A及び第2のレール部40Bの最奥部に配置された状態において、棚50の前端50t1よりも、奥行方向の奥に配置されている(これを構成A4と称する)。つまり、冷蔵庫1は棚50を着脱しやすいように下レール40bの前端の位置が貯蔵室の前側にきすぎないようにしている。というのも、例えば冷蔵庫1が載置される建物によっては、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を全開(基準面から180度)にすることができるとは限らないため、棚50をレール部40から引き出した際に、棚50の前端50t1と冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が筐体2に軸支される部分とが接触してしまうからである。したがって、冷蔵庫1は構成A4を採用し、棚50を下レール40bから引き出した後に、棚50を回転させやすい構造としている。棚50に貯蔵品及びユーザーの手指等が接触したときに、棚50が下レール40bの前端を軸として回転してしないように、冷蔵庫1は第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2を含んでいる。
第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2は、奥行方向の手前の部分に、それぞれテーパー面TSが形成され、テーパー面TSは、奥行方向の手前から奥に向かうにしたがって下側に傾斜している(これを構成A5と称する)。
テーパー面TSが形成されていると次の効果がある。つまり、ユーザーが、上レール40aと下レール40bとの間に棚50を挿入し、棚50を奥行方向に移動させていったときに、棚50と第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2とが接触しても、棚50及びレール部40が傷ついてしまうことを抑制することができる。
冷蔵庫1には、レール部40が上下方向に並ぶように複数配置されている(これを構成A6と称する)。これにより、棚50の位置を変更することができる。
ガラスで構成される棚本体50A及び樹脂で構成される樹脂部50Bを、備えるインサート成形して製造することができる。なお、棚本体50Aは、損傷等しないように強化ガラスが望ましく、また、飛散防止フィルムを片面もしくは両面に貼り付けたものがさらに望ましい。樹脂部50Bは、食品、洗剤、及び有機溶剤に対する耐性に優れ、且つ、安価なポリプロピレンを採用することが望ましいが、その他の樹脂も採用することができる。
次に、棚50の後端50t4の浮き上がりを防止し、且つ、ストッパー50cを挿入部40fから外すことができる構成について説明する。図6B及び図7Bに付した寸法について説明する。
寸法D1は、上レール40aのうち、前端40dから凸部40cの前端までの距離を示している。
寸法D2は、上レール40aのうち、前端40dから凸部40cのテーパー面TSまでの距離を示している。
寸法d1は、ストッパー50cから凹部40gの前端までの距離を示している。
寸法d2は、凹部40gの前端から棚50の後端50t4までの距離を示している。
寸法C1は、棚50の上面S1から上レール40aの下面S3までの距離を示している。
寸法C2は、棚50の下面S2から凹部40gの底面までの距離を示している。つまり、寸法C2は凹部40gの深さに対応する。
寸法H1は、凸部40cから下レール40bの上面S4までの距離を示している。
寸法h1は、棚50の厚みを示している。
寸法h2は、棚50の下面S2から挿入部40fの底面までの距離を示している。つまり、寸法h2は、挿入部40fの深さに対応する。
ここで、冷蔵庫1のレール部40及び棚50は、例えば、次の寸法関係を有する。
C1≧(D1/d1)×h2
C2≧(d2/d1)×h2
H1≧h1
D1≧D2
これらの関係を満たすことにより、図6Bに示す状態から図7Bに示す状態へ移行することができる。つまり、凸部40cの作用により棚50の浮き上がりを防止しながら、棚50を引き上げてストッパー50cを挿入部40fから外すことができる。
[棚50の着脱について]
図8Aは、本実施の形態に係る冷蔵庫1の冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を基準面LPに対して90度の角度まで開いた状態を示す図である。
図8Bは、図8Aの状態から棚50を冷蔵庫1の手前側に引き出した状態を示す図である。
図8A及び図8Bと図9A〜図9Cとを参照して棚50を貯蔵室である冷蔵室10から取り出すときの動作等について説明する。
図8Aに示すように、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を基準面LPに対して90°程度開く。冷蔵庫1が設置される場所にもよるが、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を基準面LPに対して180°まで開くことができるとは限らない。つまり、冷蔵庫1の側方に例えば食器棚及び家屋の壁等が配置されることから、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を全開にはできるとは限らないということである。冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を基準面LPに対して90°程度開いた状態でも、冷蔵庫1では棚50を着脱できるようになっている。
図8Bは、ユーザーが図8Aに示す状態から棚50を手前側に引き出し、棚50の前端50t1と冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4とが接触している状態を示している。図8Bの状態において、下レール40bの前端40eよりも、棚50の後端50t4が前側に位置している。このため、図8Bに示す状態から前端50t1が下側に移動させるようにして棚50を回転させることができる(図9C参照)。これにより、棚50を回転させた状態のまま、棚50を上下方向に移動させることできる。つまり、棚50が最初に載置されていたレール部40とは異なるレール部40に載置させることができる。
[冷蔵庫1の寸法例について]
図9Aは、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が閉じた状態における冷蔵庫1の各種寸法を示す図である。
図9Bは、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4を基準面LPに対して90度の角度まで開いた状態における、冷蔵庫1の各種寸法を示す図である。
図9Cは、図9Bに示す棚50を回転させた状態における、冷蔵庫1の各種寸法を示す図である。
なお、図9A〜図9Cでは凸部40cについては説明の便宜上、図示を省略している。
また、図9A〜図9Cでは5つのレール部40が設けられた冷蔵庫1の例を示している。
また、図9A〜図9Cでは、上下に隣接するレール部40の上レール40a及び下レール40bのうちの少なくとも一方が一体化した例を示している。
図9A〜図9Cを参照して、棚50が最初に載置されていたレール部40とは別のレール部40に、棚50を移動させることができるための寸法例を説明する。
寸法x1は、冷蔵庫1の前後方向の幅寸法であり、例えば、700mmである。
寸法x2は、冷蔵庫1の筐体2の前後方向(奥行方向)の寸法であり、例えば、640mmである。
寸法x3は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が閉じている状態の筐体2の前端部分から冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4までの寸法であり、例えば、10mmである。
寸法x4は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4の厚みの寸法であり、例えば、50mmである。
寸法x5は、筐体2の背面部から冷蔵室10の第3の面部2Cまでの寸法であり、例えば、50mmである。
寸法x6は、筐体2の背面部の厚みの寸法であり、例えば、50mmである。
寸法x7は、棚50の前後方向の幅寸法であり、例えば、350mmである。
寸法x8は、棚50がレール部40の最奥部に配置された状態における後端50t4から第3の面部2Cまでの寸法であり、例えば、10mmである。
寸法x9は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が閉じている状態のドアポケット60から、レール部40の最奥部に配置された状態の棚50の前端50t1までの寸法であり、例えば、10mmである。
寸法x10は、ドアポケット60の前後方向の寸法であり、例えば、180mmである。
寸法x11は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が基準面LPに対して90°の角度で開いている状態における、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4から棚50の前端50t1までに寸法であり、例えば、210mmである。
寸法x12は、棚50の前後方向の幅寸法であり、例えば、350mmである。なお、寸法x12に対応する棚50は冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4と接触するまで引き出した状態を示している。
寸法x13は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が基準面LPに対して90°の角度で開いている状態における、筐体2の前端部分から冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4までの寸法であり、例えば、30mmである。
寸法x14は、下レール40bの前後方向の幅寸法であり、例えば、245mmである。
寸法x15は、棚50を冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4と接触するまで引き出した状態における、棚50の後端50t4からレール部40の最奥部までに寸法であり、例えば、210mmである。
寸法x16は、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が基準面LPに対して90°の角度で開いている状態における、下レール40bの前端40eから冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4までに寸法であり、例えば、320mmである。
距離x17は、棚50の前端50t1から後端50t4までの水平距離を示している。ここで、距離x17に対応する棚50は、次の状態となっている。つまり、冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4が基準面LPに対して90°の角度で開いている状態において、棚50を冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4と接触するまで引き出し、さらに、棚50を上レール40aの前端40dに接触するまで回転させた状態である。
図9Cの姿勢のまま、棚50の後端50t4が下レール40bの前端40eよりも前側にくるまで棚50を前側に移動させる。このとき、寸法x16−距離x17=10mmであるため、棚50は前後方向に10mm程度の移動が可能である。したがって、図9Cの姿勢のまま、棚50の後端50t4が下レール40bの前端40eよりも前側にくるまで棚50を前側に移動させた後に、棚50を上下方向に移動することができる。よって、棚50が最初に載置されていたレール部40とは別のレール部40に、棚50を移動させることができる。
[本実施の形態に係る冷蔵庫1の効果]
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、凸部40cが設けられているので、ユーザーが手に持った貯蔵品及びユーザーの手指等と棚50とが接触しても、棚50と凸部40cとが接触して棚50の回転を抑え、下レール40bの前端を軸として棚50が回転してしまうことを防止することができる。つまり、棚50に下向きの荷重が加わっても、棚50の後端50t4が浮き上がってしまうことを防止することができる。本実施の形態に係る冷蔵庫1は、棚50が回転してしまうことを防止することができるので、貯蔵品等が落下することを防止することができる。
なお、第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2は同一形状であるものとして説明したが、それに限定されるものではなく、異なる形状であってもよい。例えば、第1の凸部40c1及び第2の凸部40c2の突出量が異なっていてもよいし、奥行方向の幅が異なっていてもよい。
また、第1の凹部40g1及び第2の凹部40g2も同一形状であるものとして説明したが、それに限定されるものではなく、異なる形状であってもよい。
さらに、レール部40には凸部40cが一体的に形成されているものとして説明したが、それに限定されるものではなく、レール部40と凸部40cとは別体であってもよい。
[変形例1]
図10は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の変形例1である。
図11は、図10に示す棚150の説明図である。
図11(a)は棚150の上面図である。
図11(b)は図11(a)に示すH−H断面図である。
図11(c)は図11(a)に示すJ−J断面図である。
図11(d)は図11(b)に示す領域Lの拡大図である。
図11(e)は図11(c)に示す領域Kの拡大図である。
変形例1では、棚150は、棚本体50Aと、棚本体50Aの前端に接続された衝撃吸収部50Cとを含む。
衝撃吸収部50Cは、第1の面部50C1及び第2の面部50C2を含む。第1の面部50C1は、後端が棚本体50Aの前端に接続されている。これに加えて、第2の面部50C2は、第1の面部50C1の前端に接続され、第1の面部50C1の前端との接続部から下側に延びるように形成されている(これらを構成B1と称する)。第1の面部50C1が形成されていることで、棚150の貯蔵品の載置面積を増大させることができる。また、第2の面部50C2が形成されていることで棚150の前端50t1の面積が増大している。このため、前端50t1が、例えばドアポケット60に衝突したとしても、棚150及びドアポケット60が傷ついてしまうことを回避することができる。
衝撃吸収部50Cは、弾性体で構成されているとよい(これを構成B2と称する)。これにより、棚150及びドアポケット60が衝突したときに、衝撃吸収部50Cがより撓みやすくなり、より確実に、棚150及びドアポケット60が傷ついてしまうことを回避することができる。
なお、棚150の態様は上記に限定されるものではない。例えば、第2の面部50C2を設けない代わりに、衝撃吸収部50Cを弾性体で構成する。つまり、棚150は、棚本体50Aと、棚本体50Aの前端に接続された衝撃吸収部50Cとを含み、衝撃吸収部50Cは、後端が棚本体50Aの前端に接続された第1の面部50C1を含み、弾性体で構成されている(これを構成B3と称する)。この態様であっても、棚150の貯蔵品の載置面積を増大させる効果、及び、棚150及びドアポケット60が傷ついてしまうことを回避する効果を得ることができる。
樹脂部50Bを覆うように衝撃吸収部50Cを形成してもよい。この場合には、樹脂部50Bと衝撃吸収部50Cの密着強度の観点から、衝撃吸収部50Cは、軟質ポリプロピレンを採用するとよい。また、樹脂部50Bと衝撃吸収部50Cの密着強度の観点から、衝撃吸収部50CにPVC(塩化ビニル樹脂)を採用し、樹脂部50Bに硬質PVCを採用してもよい。
本変形例1は、実施の形態で説明した構成の説明は省略した。なお、本変形例1に係る冷蔵庫1は、実施の形態で説明した構成の全てを備えている必要はない。
例えば、変形例1に係る冷蔵庫1は、構成B1と、実施の形態で説明した構成A1〜構成A7の少なくとも一つとを備える。
また、変形例1に係る冷蔵庫1は、構成B1及び構成B2と、実施の形態で説明した構成A1〜構成A7の少なくとも一つとを備える。
さらに、変形例1に係る冷蔵庫1は、構成B3と、実施の形態で説明した構成A1〜構成A7の少なくとも一つとを備える。
[変形例2]
図12Aは、本実施の形態に係る冷蔵庫1の変形例2を示す図であって、棚250をレール部240上に載置した状態の図である。
図12Bは、図12Aに示す棚250をレール部240から取り外した状態を示す図である。
なお、図12A及び図12Bでは筐体2等については説明を省略している。
また、レール部240は、第1のレール部240A及び第2のレール部240Bを備える。そして、第1のレール部240Aは、第1の上レール(図示省略)及び第1の下レール240b1を備える。また、第2のレール部240Bは、第2の上レール(図示省略)及び第2の下レール240b2を備える。
第1の下レール240b1及び第2の下レール240b2は、奥行方向の前側の部分における対向間隔が第1の間隔Dt1であり、奥行方向の奥側の部分の対向間隔が第1の間隔Dt1よりも小さい第2の間隔Dt2である。それに加えて、棚250は、第1の間隔Dt1よりも幅d1が大きい幅広部251と、幅広部251よりも奥行方向の奥に形成され、幅広部251よりも幅d2が小さく、且つ、第2の間隔Dt2よりも幅d2が大きい奥部252とを含む(これらを構成Cと称する)。
この構成Cを採用することによって、図12Bに示すように、棚250を着脱するときに、棚250をレール部240の前端まで引き出さなくても棚250を回転させることができる。したがって、棚250と冷蔵室扉3及び冷蔵室扉4との接触を回避しやすくなる。つまり、ユーザーは棚250の着脱作業がより容易になる。
本変形例2は、実施の形態及び変形例1で説明した構成の説明は省略した。なお、本変形例2に係る冷蔵庫1は、実施の形態及び変形例1で説明した構成の全てを備えている必要はない。
例えば、変形例2に係る冷蔵庫1は、構成Cと、実施の形態で説明した構成A1〜構成A7の少なくとも一つとを備える。
また、変形例2に係る冷蔵庫1は、構成Cと、変形例1で説明した構成B1〜構成B3の少なくとも一つと、実施の形態で説明した構成A1〜構成A7の少なくとも一つとを備える。
1 冷蔵庫、2 筐体、2A 第1の面、2B 第2の面、2C 第3の面、3 冷蔵室扉、4 冷蔵室扉、5 製氷室扉、6 切替室扉、7 冷凍室扉、8 野菜室扉、10
冷蔵室、10A ケース、10B ケース、10C 製氷用水タンク、11 製氷室、11A 製氷ケース、12 切替室、12A 切替室ケース、13 冷凍室、13A 冷凍室ケース、13B 冷凍室ケース、14 野菜室、14A 野菜室ケース、14B 野菜室ケース、15 機械室、20 圧縮機、21 熱交換器、22 冷却用ファン、23
切替室用ダンパー、24 冷蔵室用ダンパー、30 冷蔵室ダクト、31 切替室ダクト、32 野菜室ダクト、40 レール部、40A 第1のレール部、40B 第2のレール部、40a 上レール、40a1 第1の上レール、40a2 第2の上レール、40b 下レール、40b1 第1の下レール、40b2 第2の下レール、40c 凸部、40c1 第1の凸部、40c2 第2の凸部、40d 前端、40e 前端、40f
挿入部、40g1 第1の凹部、40g2 第2の凹部、50 棚、50A 棚本体、50B 衝撃吸収部、50C 衝撃吸収部、50C1 第1の面部、50C2 第2の面部、50c ストッパー、50t1 前端、50t2 側端、50t3 側端、50t4
後端、50t40 凹部、60 ドアポケット、150 棚、240 レール部、240a1 第1の上レール、240a2 第2の上レール、240b1 第1の下レール、240b2 第2の下レール、250 棚、251 幅広部、252 奥部、Dt1 第1の間隔、Dt2 第2の間隔、L 基準面、S1 上面、S2 下面、S3 下面、S4 上面、TS テーパー面、2t1 外箱、2t2 内箱、2t3 断熱材。

Claims (11)

  1. 貯蔵室が形成された筐体と、
    前記貯蔵室内に配置される板状の棚と、
    前記貯蔵室に設けられ、前記棚の一方の側端を支持する第1のレール部と、
    前記貯蔵室に設けられ、前記棚の他方の側端を支持する第2のレール部と、
    を備え、
    前記第1のレール部は、
    前記棚の一方の側端の上に配置され、前記貯蔵室の奥行方向に延びるように形成された第1の上レールと、
    前記棚の一方の側端の下に配置され、前記奥行方向に延びるように形成され、前記棚の下面と接触する第1の下レールとを含み、
    前記第2のレール部は、
    前記棚の他方の側端の上に配置され、前記貯蔵室の奥行方向に延びるように形成された第2の上レールと、
    前記棚の他方の側端の下に配置され、前記奥行方向に延びるように形成され、前記棚の下面と接触する第2の下レールとを含み、
    前記第1の上レールは、
    前記奥行方向の奥側に配置され、前記棚の一方の側端の上面に対向する第1の凸部が設けられ、
    前記第2の上レールは、
    前記奥行方向の奥側に配置され、前記棚の他方の側端の上面に対向する第2の凸部が設けられ、
    前記第1の下レールの上面には、
    前記第1の凸部に対向し、前記第1の凸部の下に形成され、前記奥行方向に延びる第1の凹部が形成され、
    前記第2の下レールの上面には、
    前記第2の凸部に対向し、前記第2の凸部の下に形成され、前記奥行方向に延びる第2の凹部が形成され
    前記棚の下面には、
    下側に突出するストッパーが形成され、
    前記第1の下レールの上面及び前記第2の下レールの上面のうちの少なくとも一方には、
    前記第1の凸部及び前記第2の凸部よりも、前記奥行方向の手前に形成され、前記ストッパーが挿入される挿入部が形成されている
    冷蔵庫。
  2. 前記棚は、
    板状のガラスで構成された棚本体と、
    樹脂で構成され、前記棚本体の側端に設けられ、前記第1のレール部及び前記第2のレール部に配置された状態において前記第1の下レールの上面及び前記第2の下レールの上面と接触する樹脂部とを含み、
    前記樹脂部には、
    前記ストッパーが形成されている
    請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1の上レールの前端は、
    前記第1の下レールの前端よりも、前記奥行方向の奥に配置され、
    前記第2の上レールの前端は、
    前記第2の下レールの前端よりも、前記奥行方向の奥に配置されている
    請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記棚は、
    棚本体と、
    前記棚本体の前端に接続された衝撃吸収部とを含み、
    前記衝撃吸収部は、
    後端が前記棚本体の前端に接続された第1の面部と、
    前記第1の面部の前端に接続され、前記第1の面部の前端との接続部から下側に延びるように形成された第2の面部とを含む
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記衝撃吸収部は、
    弾性体で構成されている
    請求項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記棚は、
    棚本体と、
    前記棚本体の前端に接続された衝撃吸収部とを含み、
    前記衝撃吸収部は、
    後端が前記棚本体の前端に接続された第1の面部を含み、
    弾性体で構成されている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記第1の下レールの前端及び前記第2の下レールの前端は、
    前記棚が前記第1のレール部及び第2のレール部の最奥部に配置された状態において、
    前記棚の前端よりも、前記奥行方向の奥に配置されている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、
    前記奥行方向の手前の部分に、それぞれテーパー面が形成され、
    前記テーパー面は、
    前記奥行方向の手前から奥に向かうにしたがって下側に傾斜している
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記貯蔵室には、
    前記第1のレール部及び前記第2のレール部が、上下方向に並ぶように複数配置されて
    いる
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記筐体に配置された断熱材を備え、
    前記筐体は、
    前記第1のレール部が設けられ、前記貯蔵室側と前記断熱材側とを区画する第1の面と、
    前記第2のレール部が設けられ、前記第1の面に対向し、前記貯蔵室側と前記断熱材側とを区画する第2の面とを含む
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記第1の下レール及び前記第2の下レールは、
    前記奥行方向の前側の部分における対向間隔が第1の間隔であり、
    前記奥行方向の奥側の部分の対向間隔が前記第1の間隔よりも小さい第2の間隔であり、
    前記棚は、
    前記第1の間隔よりも幅が大きい幅広部と、
    前記幅広部よりも前記奥行方向の奥に形成され、前記幅広部よりも幅が小さく、且つ、前記第2の間隔よりも幅が大きい奥部とを含む
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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