JP6534356B2 - 通信装置、通信制御方法および通信システム - Google Patents

通信装置、通信制御方法および通信システム

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Description

本発明は、通信装置、通信制御方法および通信システムに関し、特に、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一のチャンネルを利用して通信を行うことができるようになされた通信装置、通信制御方法および通信システムに用いて好適なものである。
従来、車載機等の通信装置の中には、スマートフォン等の携帯端末との間で、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して通信を行うことで、携帯端末と連携することができるようになっているものがある。このように連携することで、例えば、携帯端末から車載機に対して動画をストリーミング再生したり、車載機のタッチパネルから携帯端末を操作したりすることができるようになる。
このような車載機において、例えば、携帯端末との通信に現在利用している通信チャンネルと同一の通信チャンネルが、移動先の通信エリア内にある他の通信装置において既に利用されている場合がある。この場合、車載機は、同一の通信チャンネルを他の通信装置と共用することとなるため、他の通信装置が通信を行っている間、車載機は通信を待機しなければならなくなる。これにより、例えば、携帯端末から車載機に対してストリーミング再生していた動画が停止してしまったり、車載機から携帯端末に対する操作の応答に遅れが生じるといった問題が生じる。特に、同一の通信チャンネルを利用している通信装置の数が多いほど、遅延時間が長くなる傾向にある。
そこで、下記特許文献1には、グループ車両と相互に通信を行う車車間通信装置において、複数の通信チャンネルの各々について、そのチャンネルを利用する車両の利用台数に基づいてスループットを算出し、グループ車両との通信に利用する通信チャンネルを、複数の通信チャンネルの中から、算出されたスループットが最も高い通信チャンネルに切り替える技術が開示されている。この技術によれば、通信環境の良好な通信チャンネルを選択し、効率的なデータ通信を行うことができるとされている。
特開2005−150848公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、常にスループットが高い通信チャンネル(すなわち、利用台数の少ない通信チャンネル)に切り替えるようにしているため、現在利用している通信チャンネルが十分に通信可能な場合であっても、それよりもスループットが高い他のチャンネルがあれば、現在利用している通信チャンネルを無駄に切り替えてしまうといった問題が生じていた。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、複数のチャンネルを利用可能な通信において、現在利用中の通信チャンネルを無駄に切り替えてしまうことなく、通信の遅延を抑制できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の通信装置では、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、第2の通信装置との通信を行っている際に、第2の通信装置との通信における通信遅延時間をエコー要求コマンドにより確認し、確認された通信遅延時間に基づいて、第2の通信装置との通信における通信状況の良否を判定するようにしている。そして、第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、一の通信チャンネルから他の通信チャンネルに切り替えるようにしている。また、本発明は、複数の他の通信チャンネルの各々について、自装置が備える他のアクセスポイントを介して第3の通信装置にエコー要求コマンドを送信することにより、複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を確認する。そして、第2の通信装置との通信における通信状況が良くない場合、第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、複数の他の通信チャンネルのうち通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替えるようにしている。また、本発明は、第4の通信装置が自身のアクセスポイントを介して第3の通信装置にエコー要求コマンドを送信することによって事前に確認した、複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間の確認結果、またはその確認結果に基づく通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報を、第4の通信装置から取得する。そして、第2の通信装置との通信における通信状況が良くない場合、第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、複数の他の通信チャンネルのうち、確認結果取得部によって取得された確認結果または特定情報によって特定される、通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替えるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、実際にエコー要求コマンドによって確認された通信遅延時間に基づいて第2の通信装置との通信状況が良好でないことが確認された場合のみ、第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルの切り替えが行われるようになる。したがって、本発明によれば、複数のチャンネルを利用可能な通信において、通信チャンネルの切り替えが無駄に行われてしまうことなく、通信の遅延を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る車載機の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る判定条件記憶部に記憶されている判定条件の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る車載機による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る車載機による切り替え動作の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載機の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る第2の通信時間確認部による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車載機による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車載機による切り替え動作の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る車載機の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る車載機による切り替え動作の一例を示す図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔車載機100の機能構成例〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る車載機100の機能構成例を示すブロック図である。
図1では、車載機100(第1の通信装置)とスマートフォン210(第2の通信装置)とを備えて構成された通信システム10aを示している。車載機100は、自動車等の車両に搭載される通信装置である。車載機100は、無線通信のためのアクセスポイントAP1を有している。スマートフォン210は、ユーザ(車両の搭乗者)が所持する携帯端末である。スマートフォン210は、無線通信によって車載機100のアクセスポイントAP1に接続するためのステーション(以下、「STA」と示す)としての機能を有している。車載機100は、アクセスポイントAP1の通信エリア内にスマートフォン210が存在するとき、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、スマートフォン210と無線通信を行うことが可能である。
図1に示すように、本実施形態の車載機100は、その機能構成として、通信部101、第1の通信時間確認部102、通信状況判定部103および通信切替部104を備えている。また、車載機100は、判定条件記憶部100Aを備えている。
上記各機能ブロック101〜104は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック101〜104は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
通信部101は、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、アクセスポイントAP1を介したスマートフォン210との無線通信(例えば、スマートフォン210から車載機100にする動画のストリーミング再生、車載機100のタッチパネル(図示省略)からのスマートフォン210の操作等。但し、これらに限らない。)を行う。スマートフォン210との無線通信には、Wi−Fi等の無線通信規格が用いられる。
第1の通信時間確認部102は、通信部101が利用している通信チャンネルを利用して、スマートフォン210へエコー要求コマンドを送信することにより、スマートフォン210との通信における通信遅延時間(本実施形態では、エコー要求コマンドを発してから、その応答を受け取るまでにかかった時間を意味する)を確認する。本実施形態では、エコー要求コマンドとして、pingコマンドを用いている。その理由は、pingコマンドは単に機器間のデータの往復にかかる時間を計測するためのコマンドであり、それ自体のデータ通信量が極めて小さいため、通信部101によるスマートフォン210との通信に及ぼす影響が極めて小さいからである。
また、本実施形態では、第1の通信時間確認部102は、一例として100ミリ秒毎に、繰り返しpingコマンドを送信して通信遅延時間を確認するようにしている。すなわち、第1の通信時間確認部102は、1秒間に10回、通信遅延時間を確認するようにしている。第1の通信時間確認部102は、例えば10回分の通信遅延時間を確認するまでは、確認した通信遅延時間をメモリに記憶させておく。
通信状況判定部103は、第1の通信時間確認部102によって確認された通信遅延時間と、判定条件記憶部100Aに記憶されている判定条件(図2にて詳細を説明する)とに基づいて、スマートフォン210との通信における通信状況の良否を判定する。
具体的には、まず、通信状況判定部103は、第1の通信時間確認部102によって1秒間に10回通信遅延時間が確認されると、確認された10回の通信遅延時間をメモリから読み出して、そのうちの最大値,最小値,平均値をそれぞれ特定する。そして、通信状況判定部103は、特定した最大値,最小値,平均値のそれぞれについて、判定条件記憶部100Aに記憶されている所定の閾値(図2参照)を超えたか否かを判定する。
そして、通信状況判定部103は、特定した最大値,最小値,平均値のいずれかについて、N回連続して所定の閾値を超えた場合、スマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定する。なお、図2に示すように、判定条件記憶部100Aには、最大値,最小値,平均値の各々について、上記回数Nおよび上記所定の閾値が記憶されている。
または、通信状況判定部103は、特定した最大値,最小値,平均値のいずれかについて、10秒以内にM回以上所定の閾値を超えた場合、スマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定する。なお、図2に示すように、判定条件記憶部100Aには、最大値,最小値,平均値の各々について、上記回数Mおよび上記所定の閾値が記憶されている。
通信切替部104は、通信状況判定部103によってスマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定された場合、通信部101がスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、一の通信チャンネルから他の通信チャンネルに切り替える。本実施形態では、通信切替部104は、複数の他の通信チャンネルのうち、任意に選択したいずれか一つの通信チャンネルに切り替えるようにしている。
〔判定条件の一例〕
図2は、本発明の第1実施形態に係る判定条件記憶部100Aに記憶されている判定条件の一例を示す図である。
図2に示すように、判定条件記憶部100Aには、判定条件として、最大値,最小値,平均値の各々について、閾値、連続して閾値を超えた回数N、10秒間に閾値を超えた回数Mが記憶されている。この判定条件は、通信状況判定部103によって、スマートフォン210との通信における通信状況の良否を判定する際に参照される。
例えば、図2では、最大値に対する閾値として「5.0ミリ秒」が設定されている。また、最小値に対する閾値として「2.2ミリ秒」が設定されている。また、平均値に対する閾値として「2.5ミリ秒」が設定されている。
また、図2では、最大値に対して設定されている、連続して閾値を超えた回数Nを、N_maxと示している。また、最小値に対して設定されている、連続して閾値を超えた回数Nを、N_minと示している。また、平均値に対して設定されている、連続して閾値を超えた回数Nを、N_avgと示している。N_max、N_min、N_avgには、それぞれ異なる値を設定することができる。
また、図2では、最大値に対して設定されている、10秒間に閾値を超えた回数Mを、M_maxと示している。また、最小値に対して設定されている、10秒間に閾値を超えた回数Mを、M_minと示している。また、平均値に対して設定されている、10秒間に閾値を超えた回数Mを、M_avgと示している。M_max、M_min、M_avgには、それぞれ異なる値を設定することができる。
なお、N_max<N_avg<N_minとすることが好ましい。また、M_max<M_avg<M_minとすることが好ましい。これは、より大きい閾値を超える場合(すなわち、通信遅延がより大きい場合)には、より少ない回数で(すなわち、より早く)通信状況が良くないと判定することが好ましいからである。
図2の判定条件によれば、pingコマンドにより計測した10回分(1秒間)の通信遅延時間の最大値が閾値「5.0ミリ秒」を連続してN_max回超えた場合、または、10秒間に最大値が閾値「5.0ミリ秒」をM_max回以上超えた場合、通信状況判定部103は、スマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定する。
また、10回分(1秒間)の通信遅延時間の最小値が閾値「2.2ミリ秒」を連続してN_min回超えた場合、または、10秒間に最小値が閾値「2.2ミリ秒」をM_min回以上超えた場合、通信状況判定部103は、スマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定する。
また、10回分(1秒間)の通信遅延時間の平均値が閾値「2.5ミリ秒」を連続してN_avg回超えた場合、または、10秒間に平均値が閾値「2.5ミリ秒」をM_avg回以上超えた場合、通信状況判定部103は、スマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定する。
このように、所定の閾値を複数回超えることを判定条件に用いているのは、pingコマンドによって計測した通信遅延時間が、ノイズ等によって偶発的に所定の閾値を超えてしまった場合に、通信状況が良くないと判定してしまわないようにするためである。
また、最大値、最小値、平均値を判定条件に用いているのは、上記したように、より大きい閾値を超える場合(すなわち、通信遅延がより大きい場合)には、より少ない回数で(すなわち、より早く)通信状況が良くないと判定することができるように、判定条件を細かく設定できるようにするためである。
〔車載機100による処理の一例〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る車載機100による処理の一例を示すフローチャートである。図3に示す処理は、例えば、通信部101によるスマートフォン210との無線通信が開始されたときに開始され、当該無線通信が行われている間、繰り返し実行される。
まず、第1の通信時間確認部102が、スマートフォン210へpingコマンドを送信することにより、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を確認する(ステップS302)。次に、第1の通信時間確認部102が、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を10回確認したか否かを判断する(ステップS304)。ここで、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を10回確認していないと第1の通信時間確認部102が判断した場合(ステップS304:No)、第1の通信時間確認部102は、ステップS302,S304の処理を再度実行する。
一方、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を10回確認したと第1の通信時間確認部102が判断した場合(ステップS304:Yes)、通信状況判定部103が、確認された10回の通信遅延時間の最大値,最小値,平均値をそれぞれ特定する(ステップS306)。
そして、通信状況判定部103が、ステップS306で特定した最大値,最小値,平均値のそれぞれについて、判定条件記憶部100Aに記憶されている所定の閾値を超えたか否かを判定する(ステップS308)。
ここで、最大値,最小値,平均値のいずれも所定の閾値を超えていないと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS308:No)、車載機100は、ステップS302以降の処理を再度実行する。
一方、最大値,最小値,平均値のいずれかが所定の閾値を超えたと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS308:Yes)、通信状況判定部103が、ステップS308で所定の閾値を超えたことを含めて、N回連続して所定の閾値を超えたか否か判定する(ステップS310)。
ここで、N回連続して所定の閾値を超えたと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS310:Yes)、車載機100は、ステップS314へ処理を進める。一方、N回連続して所定の閾値を超えていないと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS310:No)、通信状況判定部103が、ステップS308で所定の閾値を超えたことを含めて、10秒間にM回以上所定の閾値を超えたか否か判定する(ステップS312)。
ここで、10秒間にM回以上所定の閾値を超えていないと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS312:No)、車載機100は、ステップS302以降の処理を再度実行する。一方、10秒間にM回以上所定の閾値を超えたと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS312:Yes)、車載機100は、ステップS314へ処理を進める。
ステップS314では、通信状況判定部103が、スマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定する。これに応じて、通信切替部104が、通信部101がスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、現在利用中の一の通信チャンネルから他の通信チャンネルに切り替える(ステップS316)。そして、車載機100は、図3に示す一連の処理を終了する。
〔車載機100による切り替え動作の一例〕
図4は、本発明の第1実施形態に係る車載機100による切り替え動作の一例を示す図である。
図4(a)では、車載機100による通信チャンネルの切り替え動作が行われる前の、通信チャンネルの利用状態を示している。図4(a)に示す例では、車載機100(アクセスポイントAP1)とスマートフォン210(STA)との通信において、複数の通信チャンネル1〜11のうち、通信部101によって任意に選択された通信チャンネル1が利用されている。
図4(b)では、車載機100による通信チャンネルの切り替え動作が行われた後の、通信チャンネルの利用状態を示している。例えば、図4(a)に示すように通信チャンネル1を利用した通信部101とスマートフォン210との通信が行われているときに、車両が移動して他の通信エリア内に進入した際に、その通信エリア内にて通信チャンネル1が既に他の通信装置での通信に利用されており、通信チャンネル1を他の通信装置と共用することとなる場合がある。この場合、他の通信装置が実際に通信を行っている間、車載機100の通信部101は通信を待機しなければならない。このとき、通信状況判定部103によって、pingコマンドによるスマートフォン210との通信遅延時間が所定の閾値を複数回(N回連続または10秒間にM回以上)超えたことが確認された場合、通信状況判定部103によって、通信チャンネル1を利用したスマートフォン210との通信状況が良くないと判定される。
この場合、図4(b)に示すように、通信切替部104によって、通信部101とスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルが、通信チャンネル1から、他の複数の通信チャンネル2〜11のうちのいずれかに切り替えられる。図4(b)に示す例では、通信部101によって任意に選択された通信チャンネル2に切り替えられている。これにより、車載機100の通信部101とスマートフォン210との通信が、通信チャンネル2を利用して行われることとなり、通信状況が改善されることとなる。
なお、通信チャンネル2に切り替えられた後、さらに、通信状況判定部103によって、通信チャンネル2の通信状況が良くないと判定された場合、通信切替部104は、スマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、元の通信チャンネル1に戻すことで、通信部101が引き続き元の通信チャンネル1を利用して通信を行うようにする。すなわち、通信チャンネル3〜11のいずれかに切り替えるようなことはしない。これにより、切り替え先の通信チャンネルの通信状況が良くない場合であっても、次々と通信チャンネルが切り替えられてしまうことがないようにしている。
以上説明したとおり、本発明の第1実施形態によれば、実際にpingコマンドによって確認された通信遅延時間に基づいてスマートフォン210との通信状況が良好でないことが確認された場合のみ、スマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルの切り替えが行われるようになる。したがって、本発明の第1実施形態によれば、複数のチャンネルを利用可能な通信において、通信チャンネルの切り替えが無駄に行われてしまうことなく、通信の遅延を抑制することができる。
特に、単に通信疎通を確認するためのpingコマンドを用いてスマートフォン210との通信状況を確認しているため、当該確認を行うことによる通信部101とスマートフォン210との通信に及ぼす影響を最小限のものとすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、図5〜図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、第1実施形態からの変更点についてのみ説明することとし、その他の点については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
〔車載機100’の機能構成例〕
図5は、本発明の第2実施形態に係る車載機100’の機能構成例を示すブロック図である。図5では、車載機100’(第1の通信装置)とスマートフォン210(第2の通信装置)とスマートフォン220(第3の通信装置)とを備えて構成された通信システム10bを示している。車載機100’は、アクセスポイントAP2をさらに備える点、通信切替部104の代わりに通信切替部104’を備える点、および、第2の通信時間確認部105をさらに備える点で、第1実施形態の車載機100と異なる。
第2の通信時間確認部105は、通信部101がスマートフォン210との通信に利用可能な複数の他の通信チャンネル(通信部101が現在使用している通信チャンネル以外の通信チャンネル)の各々について、車載機100’が備えるアクセスポイントAP2(通信部101が現在使用しているアクセスポイントAP1とは別の他のアクセスポイント)を介して、通信チャンネルを切り替えながらスマートフォン220(第3の通信装置)に順次pingコマンドを送信することにより、複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を事前に確認する。なお、ここでの「事前に確認する」の意味は、通信部101とスマートフォン210との通信と並行して確認を行い、その確認結果をメモリに格納しておくということである。
通信切替部104’は、通信状況判定部103によって通信部101とスマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定された場合、通信部101とスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、複数の他の通信チャンネルのうち、第2の通信時間確認部105によって事前に確認された通信遅延時間が最も短い他の通信チャンネルに切り替える。ここでは、通信切替部104’は、第2の通信時間確認部105によってメモリに格納された最新の確認結果を参照することにより、通信遅延時間が最も短い他の通信チャンネルを特定する。
〔第2の通信時間確認部105による処理の一例〕
図6は、本発明の第2実施形態に係る第2の通信時間確認部105による処理の一例を示すフローチャートである。図6に示す処理は、例えば、通信部101によるスマートフォン210との無線通信が開始されたときに開始され、当該無線通信が行われている間、図7の処理と並行して繰り返し実行される。
まず、第2の通信時間確認部105は、複数の他の通信チャンネル(通信部101が現在使用している通信チャンネル以外の通信チャンネル)のうち、いずれか一つを選択する(ステップS602)。そして、第2の通信時間確認部105は、ステップS602で選択した通信チャンネルを利用して、スマートフォン220にpingコマンドを送信することにより、その通信チャンネルの通信遅延時間を確認する(ステップS604)。さらに、第2の通信時間確認部105は、ステップS604で確認した通信遅延時間をメモリに格納する(ステップS606)。
続いて、第2の通信時間確認部105は、全ての他の通信チャンネルの通信遅延時間を確認したか否かを判断する(ステップS608)。ここで、全ての他の通信チャンネルの通信遅延時間を確認していないと第2の通信時間確認部105が判断した場合(ステップS608:No)、第2の通信時間確認部105は、ステップS602以降の処理を再度実行する。一方、全ての他の通信チャンネルの通信遅延時間を確認したと第2の通信時間確認部105が判断した場合(ステップS608:Yes)、第2の通信時間確認部105は、図6に示す一連の処理を終了する。
〔車載機100’による処理の一例〕
図7は、本発明の第2実施形態に係る車載機100’による処理の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理は、例えば、通信部101によるスマートフォン210との無線通信が開始されたときに開始され、当該無線通信が行われている間、繰り返し実行される。
まず、第1の通信時間確認部102が、スマートフォン210へpingコマンドを送信することにより、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を確認する(ステップS702)。次に、第1の通信時間確認部102が、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を10回確認したか否かを判断する(ステップS704)。ここで、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を10回確認していないと第1の通信時間確認部102が判断した場合(ステップS704:No)、第1の通信時間確認部102は、ステップS702の処理を再度実行する。
一方、スマートフォン210との通信における通信遅延時間を10回確認したと第1の通信時間確認部102が判断した場合(ステップS704:Yes)、通信状況判定部103が、確認された10回の通信遅延時間の最大値,最小値,平均値をそれぞれ特定する(ステップS706)。
そして、通信状況判定部103が、ステップS706で特定した最大値,最小値,平均値のそれぞれについて、判定条件記憶部100Aに記憶されている所定の閾値を超えたか否かを判定する(ステップS708)。
ここで、最大値,最小値,平均値のいずれも所定の閾値を超えていないと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS708:No)、車載機100’は、ステップS702以降の処理を再度実行する。
一方、最大値,最小値,平均値のいずれかが所定の閾値を超えたと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS708:Yes)、通信状況判定部103が、ステップS708で所定の閾値を超えたことを含めて、N回連続して所定の閾値を超えたか否か判定する(ステップS710)。
ここで、N回連続して所定の閾値を超えたと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS710:Yes)、車載機100’は、ステップS714へ処理を進める。一方、N回連続して所定の閾値を超えていないと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS710:No)、通信状況判定部103が、ステップS708で所定の閾値を超えたことを含めて、10秒間にM回以上所定の閾値を超えたか否か判定する(ステップS712)。
ここで、10秒間にM回以上所定の閾値を超えていないと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS712:No)、車載機100’は、ステップS702以降の処理を再度実行する。一方、10秒間にM回以上所定の閾値を超えたと通信状況判定部103が判定した場合(ステップS712:Yes)、車載機100’は、ステップS714へ処理を進める。
ステップS714では、通信状況判定部103が、スマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定する。これに応じて、通信切替部104’が、通信部101がスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、現在利用中の一の通信チャンネルから、第2の通信時間確認部105による処理(図6参照)にて事前に確認された通信遅延時間が最も短い他の通信チャンネルに切り替える(ステップS716)。そして、車載機100’は、図7に示す一連の処理を終了する。
〔車載機100’による切り替え動作の一例〕
図8は、本発明の第2実施形態に係る車載機100’による切り替え動作の一例を示す図である。
図8(a)では、車載機100’による通信チャンネルの切り替え動作が行われる前の、通信チャンネルの利用状態を示している。図8(a)に示す例では、車載機100’(アクセスポイントAP1)とスマートフォン210(STA)との通信において、複数の通信チャンネル1〜11のうち、通信部101によって任意に選択された通信チャンネル1が利用されている。
また、第2の通信時間確認部105により、複数の通信チャンネル2〜11の各々について、アクセスポイントAP2を介して、スマートフォン220(STA)に対してpingコマンドが送信されることで、複数の通信チャンネル2〜11の各々の通信遅延時間が事前に(第1の通信時間確認部102によるスマートフォン210との通信状況を確認する処理と並行して)確認されている。
図8(b)では、車載機100’による通信チャンネルの切り替え動作が行われた後の、通信チャンネルの利用状態を示している。例えば、図8(a)に示すように通信チャンネル1を利用した通信部101とスマートフォン210との通信が行われているときに、車両が移動して他の通信エリア内に進入した際に、その通信エリア内にて通信チャンネル1が既に他の通信装置での通信に利用されており、通信チャンネル1を他の通信装置と共用することとなる場合がある。この場合、他の通信装置が実際に通信を行っている間、車載機100’の通信部101は通信を待機しなければならない。このとき、通信状況判定部103によって、pingコマンドによるスマートフォン210との通信遅延時間が所定の閾値を複数回(N回連続または10秒間にM回以上)超えたことが確認された場合、通信状況判定部103によって、通信チャンネル1を利用したスマートフォン210との通信状況が良くないと判定される。
この場合、図8(b)に示すように、通信切替部104’によって、通信部101とスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルが、通信チャンネル1から、他の複数の通信チャンネル2〜11のうち、第2の通信時間確認部105によって事前に確認された通信遅延時間が最も短い通信チャンネルに切り替えられる。図8(b)に示す例では、第2の通信時間確認部105によって事前に確認された通信遅延時間が最も短い通信チャンネル3に切り替えられている。これにより、車載機100’の通信部101とスマートフォン210との通信が、通信チャンネル3を利用して行われることとなり、通信状況がより良好な状態に改善されることとなる。
以上説明したとおり、本発明の第2実施形態によれば、スマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、事前に確認しておいた通信遅延時間の最も短い他の通信チャンネルに切り替えるため、スマートフォン210との通信状況がより最適なものとなるように、且つ、切り替え先の通信チャンネルが他の通信装置によって使用中であるといったことが生じないように、通信チャンネルの切り替えを行うことができる。
特に、スマートフォン210との通信に利用するアクセスポイントAP1とは別のアクセスポイントAP2を介して、別のスマートフォン220との間で、複数の他の通信チャンネルの通信遅延時間を確認するため、アクセスポイントAP1を介した通信部101とスマートフォン210との間の通信に影響を及ぼすことなく、当該確認を行うことができる。
〔第3実施形態〕
次に、図9および図10を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、第1実施形態からの変更点についてのみ説明することとし、その他の点については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
〔車載機100''の機能構成例〕
図9は、本発明の第3実施形態に係る車載機100''の機能構成例を示すブロック図である。図9では、車載機100''(第1の通信装置)とスマートフォン210(第2の通信装置)とスマートフォン220(第3の通信装置)と第4の通信装置300とを備えて構成された通信システム10cを示している。車載機100''は、疑似STAをさらに備える点、通信切替部104の代わりに通信切替部104''を備える点、および、確認結果取得部106をさらに備える点で、第1実施形態の車載機100と異なる。
第4の通信装置300は、アクセスポイントAP2’、第3の通信時間確認部301および確認結果通知部302を備えている。第3の通信時間確認部301は、複数の通信チャンネルの各々について、アクセスポイントAP2’を介して、通信チャンネルを切り替えながらスマートフォン220に順次pingコマンドを送信することにより、複数の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を事前に確認する。
確認結果通知部302は、第3の通信時間確認部301による複数の通信チャンネルの各々の通信遅延時間の確認結果、またはその確認結果に基づく通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報(例えば、通信遅延時間が最も短い通信チャンネルの識別情報)を、車載機100''へ通知する。なお、この通知は、常時繰り返し行われるものであってもよく、確認結果取得部106からの要求に応じて行われるものであってもよい。
確認結果取得部106は、第4の通信装置300(第3の通信時間確認部301)によって事前に確認された、複数の通信チャンネルの各々の通信遅延時間、または、通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報を、第4の通信装置300から取得する。この取得は、第4の通信装置300のアクセスポイントAP2’と、車載機100''の疑似STAとを介して行われる。すなわち、車載機100''の疑似STAは、第4の通信装置300のアクセスポイントAP2’との通信を行うために設けられている(アクセスポイント同士では通信を行うことができない)。
通信切替部104''は、通信状況判定部103によって通信部101とスマートフォン210との通信における通信状況が良くないと判定された場合、通信部101とスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、複数の他の通信チャンネルのうち、確認結果取得部106によって取得された情報(複数の通信チャンネルの各々の通信遅延時間の確認結果、または、通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報)によって特定される、通信遅延時間が最も短い他の通信チャンネルに切り替える。
〔車載機100''による切り替え動作の一例〕
図10は、本発明の第3実施形態に係る車載機100''による切り替え動作の一例を示す図である。
図10(a)では、車載機100''による通信チャンネルの切り替え動作が行われる前の、通信チャンネルの利用状態を示している。図10(a)に示す例では、車載機100''(アクセスポイントAP1)とスマートフォン210(STA)との通信において、複数の通信チャンネル1〜11のうち、通信部101によって任意に選択された通信チャンネル1が利用されている。
また、第4の通信装置300(第3の通信時間確認部301)により、複数の通信チャンネル2〜11の各々について、第4の通信装置300のアクセスポイントAP2’を介して、スマートフォン220(STA)に対してpingコマンドが送信されることで、複数の通信チャンネル2〜11の各々の通信遅延時間が事前に確認されている。この確認結果、または、この確認結果に基づく通信遅延時間が最も短い通信チャンネルの識別情報を特定可能な特定情報は、第4の通信装置300のアクセスポイントAP2’と、車載機100''の疑似STAとを介して、車載機100''の確認結果取得部106によって取得される。
図10(b)では、車載機100''による通信チャンネルの切り替え動作が行われた後の、通信チャンネルの利用状態を示している。例えば、図10(a)に示すように通信チャンネル1を利用した通信部101とスマートフォン210との通信が行われているときに、車両が移動して他の通信エリア内に進入した際に、その通信エリア内にて通信チャンネル1が既に他の通信装置での通信に利用されており、通信チャンネル1を他の通信装置と共用することとなる場合がある。この場合、他の通信装置が実際に通信を行っている間、車載機100'' の通信部101は通信を待機しなければならない。このとき、通信状況判定部103によって、pingコマンドによるスマートフォン210との通信遅延時間が所定の閾値を複数回(N回連続または10秒間にM回以上)超えたことが確認された場合、通信状況判定部103によって、通信チャンネル1を利用したスマートフォン210との通信状況が良くないと判定される。
この場合、図10(b)に示すように、通信切替部104''によって、通信部101とスマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルが、通信チャンネル1から、他の複数の通信チャンネル2〜11のうち、第4の通信装置300(第3の通信時間確認部301)によって事前に確認された通信遅延時間が最も短い通信チャンネルに切り替えられる。図10(b)に示す例では、第4の通信装置300(第3の通信時間確認部301)によって事前に確認された通信遅延時間が最も短い通信チャンネル4に切り替えられている。これにより、車載機100''の通信部101とスマートフォン210との通信が、通信チャンネル4を利用して行われることとなり、通信状況がより良好な状態に改善されることとなる。
以上説明したとおり、本発明の第3実施形態によれば、スマートフォン210との通信に利用する通信チャンネルを、事前に確認しておいた通信遅延時間の最も短い他の通信チャンネルに切り替えるため、スマートフォン210との通信状況がより最適なものとなるように、且つ、切り替え先の通信チャンネルが他の通信装置によって使用中であるといったことが生じないように、通信チャンネルの切り替えを行うことができる。
特に、第4の通信装置300と別のスマートフォン220との間で、複数の他の通信チャンネルの通信遅延時間を確認するようにしているため、アクセスポイントAP1を介した通信部101とスマートフォン210との間の通信に影響を及ぼすことなく、且つ、車載機100''に負荷をかけることなく、当該確認を行うことができる。
なお、上記各実施形態では、各通信チャンネルの通信遅延時間を確認するためのエコー要求コマンドの一例としてpingコマンドを用いているが、本発明はこれに限らない。すなわち、各通信チャンネルの通信遅延時間を確認でき、且つ、それ自体のデータ通信量が比較的小さいものであれば、他のコマンドを用いてもよい。
なお、上記各実施形態では、第1の通信装置の一例として車載機100,100’,100''を用いているが、本発明はこれに限らない。また、上記各実施形態では、第2の通信装置の一例としてスマートフォン210を用いているが、本発明はこれに限らない。第1の通信装置および第2の通信装置は、互いに無線通信を行うことができるものであれば、どのような通信装置であってもよい。例えば、第1の通信装置および第2の通信装置は、いずれも、車両に搭載される通信装置であってもよく、それ以外の通信装置であってもよい。また、第1の通信装置および第2の通信装置は、いずれも、特定の場所に固定的に設置される通信装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)であってもよく、携帯性を有する通信装置(例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機等)であってもよい。
また、上記第2,第3実施形態では、第3の通信装置の一例としてスマートフォン220を用いているが、本発明はこれに限らない。第3の通信装置は、第1の通信装置(第2実施形態の場合)または第4の通信装置(第3実施形態の場合)との無線通信を行うことができるものであれば、どのような通信装置であってもよい。また、第4の通信装置も、第1の通信装置および第3の通信装置との無線通信を行うことができるものであれば、どのような通信装置であってもよい。なお、上記第2,第3実施形態において、アクセスポイント側(すなわち、車載機100側,第4の通信装置300側)に設けられている、複数の他のチャンネルの通信遅延時間を確認する機能(すなわち、第2の通信時間確認部105,第3の通信時間確認部301の機能)を、STA側(すなわち、スマートフォン220側)に設けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、最大値,最小値,平均値のいずれかが、所定の閾値を複数回(連続N回または10秒間にM回以上)超えた場合に、通信状況が良くないと判定するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、最大値,最小値,平均値のいずれかが、1回でも所定の閾値を超えた場合、通信状況が良くないと判定するようにしてもよい。また、最大値,最小値,平均値を区別することなく、単にpingコマンドによって確認した通信遅延時間が所定の閾値を1回または複数回超えた場合、通信状況が良くないと判定するようにしてもよい。
また、最大値,最小値,平均値のいずれかが、所定の閾値を超えた場合には、それを1回としてカウントし、そのカウント数が複数回(連続N回または10秒間にM回以上)となった場合に、通信状況が良くないと判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、最大値,最小値,平均値を全て用いて、通信状況の良否の判定を行うようにしているが、最大値,最小値,平均値のうちのいずれか2つを用いて、通信状況の良否の判定を行うようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10a,10b,10c 通信システム
100,100’,100'' 車載機(第1の通信装置)
100A 判定条件記憶部
101 通信部
102 第1の通信時間確認部
103 通信状況判定部
104,104’,104'' 通信切替部
105 第2の通信時間確認部
106 確認結果取得部
210 スマートフォン(第2の通信装置)
220 スマートフォン(第3の通信装置)
300 第4の通信装置
301 第3の通信時間確認部
302 確認結果通知部

Claims (10)

  1. 自装置が備える一のアクセスポイントを介して、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、第2の通信装置との通信を行う通信部と、
    前記第2の通信装置との通信における通信遅延時間をエコー要求コマンドにより確認する第1の通信時間確認部と、
    前記第1の通信時間確認部によって確認された通信遅延時間に基づいて、前記第2の通信装置との通信における通信状況の良否を判定する通信状況判定部と、
    前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記一の通信チャンネルから他の通信チャンネルに切り替える通信切替部と
    複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を前記エコー要求コマンドにより事前に確認する第2の通信時間確認部とを備え、
    前記第2の通信時間確認部は、前記複数の他の通信チャンネルの各々について、自装置が備える他のアクセスポイントを介して第3の通信装置に前記エコー要求コマンドを送信することにより、前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を確認し、
    前記通信切替部は、前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記複数の他の通信チャンネルのうち、前記第2の通信時間確認部によって事前に確認された通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替える
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 自装置が備えるアクセスポイントを介して、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、第2の通信装置との通信を行う通信部と、
    前記第2の通信装置との通信における通信遅延時間をエコー要求コマンドにより確認する第1の通信時間確認部と、
    前記第1の通信時間確認部によって確認された通信遅延時間に基づいて、前記第2の通信装置との通信における通信状況の良否を判定する通信状況判定部と、
    前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記一の通信チャンネルから他の通信チャンネルに切り替える通信切替部と、
    第4の通信装置が自身のアクセスポイントを介して第3の通信装置に前記エコー要求コマンドを送信することによって事前に確認した、前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間の確認結果、またはその確認結果に基づく通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報を、前記第4の通信装置から取得する確認結果取得部とを備え、
    前記通信切替部は、前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記複数の他の通信チャンネルのうち、前記確認結果取得部によって取得された前記確認結果または前記特定情報によって特定される、通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替える
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 前記第1の通信時間確認部は、前記第2の通信装置との通信における通信遅延時間を、所定時間内に複数回確認し、
    前記通信状況判定部は、
    前記所定時間内に前記第1の通信時間確認部によって複数回確認された通信遅延時間の最大値,最小値,平均値の少なくともいずれか2つの値をそれぞれ特定し、
    特定した少なくともいずれか2つ値のそれぞれについて、所定の閾値を超えたか否かを判定し、
    特定した少なくともいずれか2つの値のいずれかについて、所定の閾値を超えた場合、前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記通信状況判定部は、前記特定した少なくともいずれか2つの値のいずれかについて、所定回数連続して所定の閾値を超えた場合、前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  5. 前記通信状況判定部は、前記特定した少なくともいずれか2つの値のいずれかについて、所定時間内に所定回数以上所定の閾値を超えた場合、前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. 前記エコー要求コマンドはpingコマンドである
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 自装置が備える一のアクセスポイントを介して、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、第2の通信装置との通信を行う通信部と、前記複数の他の通信チャンネルの各々について、自装置が備える他のアクセスポイントを介して第3の通信装置にエコー要求コマンドを送信することにより、前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を事前に確認する第2の通信時間確認部とを有する通信装置による通信制御方法であって、
    前記通信装置の第1の通信時間確認部が、前記第2の通信装置との通信における通信遅延時間をエコー要求コマンドにより確認する第1のステップと、
    前記通信装置の通信状況判定部が、前記第1の通信時間確認部によって確認された通信遅延時間に基づいて、前記第2の通信装置との通信における通信状況の良否を判定する第2のステップと、
    前記通信装置の通信切替部が、前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記一の通信チャンネルから他の通信チャンネルに切り替える第3のステップとを有し、
    前記第3のステップにおいて、前記通信切替部は、前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記複数の他の通信チャンネルのうち、前記第2の通信時間確認部によって事前に確認された通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替える
    ことを特徴とする通信制御方法。
  8. 自装置が備えるアクセスポイントを介して、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、第2の通信装置との通信を行う通信部と、第4の通信装置が自身のアクセスポイントを介して第3の通信装置にエコー要求コマンドを送信することによって事前に確認した、前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間の確認結果、またはその確認結果に基づく通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報を、前記第4の通信装置から取得する確認結果取得部とを有する通信装置による通信制御方法であって、
    前記通信装置の第1の通信時間確認部が、前記第2の通信装置との通信における通信遅延時間をエコー要求コマンドにより確認する第1のステップと、
    前記通信装置の通信状況判定部が、前記第1の通信時間確認部によって確認された通信遅延時間に基づいて、前記第2の通信装置との通信における通信状況の良否を判定する第2のステップと、
    前記通信装置の通信切替部が、前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記一の通信チャンネルから他の通信チャンネルに切り替える第3のステップとを有し、
    前記第3のステップにおいて、前記通信切替部は、前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記複数の他の通信チャンネルのうち、前記確認結果取得部によって取得された前記確認結果または前記特定情報によって特定される、通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替える
    ことを特徴とする通信制御方法。
  9. 第1の通信装置、第2の通信装置および第3の通信装置を備えた通信システムであって、
    前記第1の通信装置が、
    複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、前記第2の通信装置との通信を行う通信部と、
    前記第2の通信装置との通信における通信遅延時間をエコー要求コマンドにより確認する第1の通信時間確認部と、
    複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を前記エコー要求コマンドにより事前に確認する第2の通信時間確認部と、
    前記第1の通信時間確認部によって確認された通信遅延時間に基づいて、前記第2の通信装置との通信における通信状況の良否を判定する通信状況判定部と、
    前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記複数の他の通信チャンネルのうち、前記第2の通信時間確認部によって事前に確認された通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替える通信切替部とを備え、
    前記通信部は、前記第1の通信装置が備える一のアクセスポイントを介して、前記第2の通信装置との通信を行い、
    前記第2の通信時間確認部は、前記複数の他の通信チャンネルの各々について、前記第1の通信装置が備える他のアクセスポイントを介して前記第3の通信装置に前記エコー要求コマンドを送信することにより、前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を確認する
    ことを特徴とする通信システム。
  10. 第1の通信装置、第2の通信装置、第3の通信装置および第4の通信装置を備えた通信システムであって、
    前記第1の通信装置が、
    当該第1の通信装置が備えるアクセスポイントを介して、複数の通信チャンネルのうちのいずれか一の通信チャンネルを利用して、前記第2の通信装置との通信を行う通信部と、
    前記第2の通信装置との通信における通信遅延時間をエコー要求コマンドにより確認する第1の通信時間確認部と、
    前記第4の通信装置が自身のアクセスポイントを介して第3の通信装置に前記エコー要求コマンドを送信することによって事前に確認した、前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間の確認結果、またはその確認結果に基づく通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報を、前記第4の通信装置から取得する確認結果取得部と、
    前記第1の通信時間確認部によって確認された通信遅延時間に基づいて、前記第2の通信装置との通信における通信状況の良否を判定する通信状況判定部と、
    前記通信状況判定部によって前記第2の通信装置との通信における通信状況が良くないと判定された場合、前記第2の通信装置との通信に利用する通信チャンネルを、前記複数の他の通信チャンネルのうち、前記確認結果取得部によって取得された前記確認結果または前記特定情報によって特定される、通信遅延時間がより短い他の通信チャンネルに切り替える
    通信切替部とを備え、
    前記第4の通信装置が、
    前記複数の他の通信チャンネルの各々について、自身のアクセスポイントを介して前記第3の通信装置に前記エコー要求コマンドを送信することによって、前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間を事前に確認する第3の通信時間確認部と、
    前記第3の通信時間確認部による前記複数の他の通信チャンネルの各々の通信遅延時間の確認結果、またはその確認結果に基づく通信遅延時間が最も短い通信チャンネルを特定可能な特定情報を、前記第1の通信装置へ通知する確認結果通知部とを備える
    ことを特徴とする通信システム。
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