JP6533951B2 - モータ駆動装置、およびこれを用いた圧縮機の駆動装置、および冷蔵庫 - Google Patents

モータ駆動装置、およびこれを用いた圧縮機の駆動装置、および冷蔵庫 Download PDF

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Description

本発明は、ブラシレスDCモータを駆動するモータ駆動装置およびこれを用いた圧縮機の駆動装置、および冷蔵庫に関する。
従来、この種のモータ駆動装置では、モータをPWM制御で駆動しながら、目標速度に対してモータの運転速度が高ければ、PWMのオン時間を低減し、目標速度に対してモータの運転速度が低ければオン時間を増加させている。
また、従来のモータ駆動装置を用いて冷却する冷蔵庫において、冷凍サイクル内に四方弁を設け、圧縮機運転時は通常の冷凍サイクルを構成し、圧縮機停止時は高低圧がサイクル上分離し、かつドライヤから圧縮機に高圧冷媒がパスされ、圧縮機吸入/吐出の圧力差を小さくなるよう四方弁を切り換えている。これにより、圧縮機停止時には、高圧側の冷媒が蒸発器に流れ込むことなく、蒸発器の温度は低いまま保持され庫内温度を上昇させないことで冷蔵庫の省エネを図っている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来のモータ駆動装置を用いた冷蔵庫を示すものである。図6に示すように、低圧シェル圧縮機101、コンデンサ(凝縮器)102、ドライヤ103、毛細管104、蒸発器105の順番で冷凍サイクルが形成され、冷媒は冷凍サイクル内を圧縮機101から凝縮器105に向けて流れている。四方弁106は入り口Aをドライヤ103に、出口Bを毛細管104に、入り口Cを蒸発器105に、出口Dを圧縮機101に接続する。圧縮機101運転中は、四方弁106の入り口Aと出口B、入り口Cと出口Dを連通させている。また停止中は四方弁106の入り口Aと出口D、入り口Cと出口Bを連通させる。これにより、圧縮機停止中は圧縮機101、コンデンサ102、ドライヤ103を設けた高圧域の閉回路と、毛細管104、蒸発器105を設けた低圧域の閉回路を構成するようにしている。冷凍サイクル動作中は正規の冷凍サイクルが形成され、通常の冷却運転を行うことができる。また、冷凍サイクル停止時は高低圧がサイクル上分離され、かつドライヤから圧縮機に高圧冷媒がパスされ、圧縮機吸入/吐出の圧力差を小さくし、負荷トルク変動が小さい状態で起動することができる。これらの構成により、冷凍サイクル停止中は、高圧側の冷媒が蒸発器105に流れることがなく蒸発器105の温度も上昇せず、冷凍サイクルのロスを低減することができる。
特開平10−028395号公報
しかしながら上記従来の構成は、モータ駆動装置が起動時の大きな負荷トルク変動に対応できず、圧縮機101を安定して起動させるには、圧縮機101の停止時は四方弁106を用いて、圧縮機101の吸入と吐出の圧力をバランスさせる必要があるため、システムが複雑になりコストも増加するという課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、負荷トルク変動が大きな状態でも安定して起動するするモータ駆動装置を提供する。
前記従来の課題を解決するために、変動する負荷を駆動するブラシレスDCモータと、前記ブラシレスDCモータに印加する電圧を決定し速度を調整する速度制御部と、前記ブラシレスDCモータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部が検出する電流が第一の閾値より大きい場合は前記速度制御部で決定した印加する電圧を低減し、前記電流検出部が検出する電流が第二の閾値より小さい場合は前記速度制御部で決定された印加電圧を上限に電圧を上昇させる印加電圧変更部と、前記印加電圧変更部で決定された印加電圧で前記ブラシレスDCモータを駆動するドライブ部を有することにより、負荷増加によって前記ブラシレスDCモータの速度および誘起電圧が低下し、誘起電圧と印加電圧の差が大きくなることによる電流上昇を抑制し駆動することができる。
本発明のモータ駆動装置は、負荷トルク変動が大きな状態でも安定して起動することができる。
本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図 (A)従来のモータ駆動装置におけるブラシレスDCモータ5の位相に対する負荷トルクの変化を表す遷移図、(B)従来のモータ駆動装置におけるブラシレスDCモータ5の位相に対するゼロクロス間隔の変化を表す遷移図、(C)従来のモータ駆動装置におけるブラシレスDCモータ5の位相に対する電流変化を表す遷移図 (A)本発明の実施の形態1におけるブラシレスDCモータ5の位相に対する負荷トルクの変化を表す遷移図、(B)同実施の形態におけるブラシレスDCモータ5の位相に対するゼロクロス間隔の変化を表す遷移図、(C)同実施の形態におけるブラシレスDCモータ5の位相に対するモータ電流の変化を表す遷移図 (A)同実施の形態における時間に対するスイッチング素子4aの変化を表す遷移図、(B)同実施の形態における時間に対するスイッチング素子4dの変化を表す遷移図、(C)同実施の形態における時間に対するブラシレスDCモータ5の電流の変化を表す遷移図 同実施の形態における動作の流れを示すフローチャート 従来の冷蔵庫の冷凍サイクル図
の発明は、変動する負荷を駆動するブラシレスDCモータと、前記ブラシレスDCモータに印加する電圧を決定し速度を調整する速度制御部と、前記ブラシレスDCモータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部が検出する電流が第一の閾値より大きい場合は前記速度制御部で決定した印加する電圧を低減し、前記電流検出部が検出する電流が第二の閾値より小さい場合は前記速度制御部で決定された印加電圧を上限に電圧を上昇させる印加電圧変更部と、前記印加電圧変更部で決定された印加電圧で前記ブラシレスDCモータを駆動するドライブ部とを有することにより、負荷増加によって前記ブラシレスDCモータの速度および誘起電圧が低下し、誘起電圧と印加電圧の差が大きくなることによる電流上昇を抑制し駆動することとなるため、四方弁などを用いることなく、圧力差のある状態でも起動することができる。さらに、減磁電流の低い高効率モータの使用による省エネや電流定格の小さい素子の使用によるコストダウンなどが可能となる。
また、必要なトルクが小さい速度の遅い区間では、過剰な出力トルクを抑制することとなり、トルクが不足している速度が速い区間では出力トルク大きくすることとなるので、負荷トルク変動が大きい条件であっても速度変化を減少させ、振動を低減しながら起動することができる。
の発明は、第1の発明において前記ドライブ部は前記ブラシレスDCモータに印加する電圧を調整するのにPWM制御を行い、前記速度制御部は印加する電圧を決定するのにPWMのオン比率を決定し、前記印加電圧変更部が印加する電圧を低減するために前記速度制御部で決定したPWMのオン比率を低減することにより、簡単な制御で負荷トルクに大きな変動がある状態で前記ブラシレスDCモータを起動できることとなるため、安価なモータ駆動装置を提供することができる。
の発明は、第の発明において、前記印加電圧変更部でPWMのオン比率を低減する際は少なくとも全ての通電をオフする期間を設けることにより、前記ブラシレスDCモータが回生状態となり電流の減少率が還流状態と比較して大きくなるため、より確実に電流抑制が可能となる。
の発明は、前記ブラシレスDCモータが駆動する負荷が圧縮機の圧縮要素である第1からのいずれかのモータ駆動装置を用いた圧縮機の駆動装置であり、前記圧縮機に圧力差が残り大きな負荷トルク変動が起動から有るような状態であっても起動できることとなり、圧縮機の状態を監視せずとも起動できる安価なシステムを構成することができる。
の発明は、第の発明の圧縮機の駆動装置を備え、前記圧縮機の吸入側と吐出側の圧力差が残る状態で起動するものであり、前記圧縮機の吸入と吐出に圧力差がついた状態であっても起動できることとなり、単純なシステム構成で安価に前記蒸発器の温度上昇を待たず起動することができ、冷凍サイクルのロスを低減することができる。また、前記圧縮機が運転中に停電となり、圧縮機の吸入と吐出の圧力がバランスする前に停電から復帰した場合でもすぐに圧縮機を運転開始することが可能となり、停電が頻発するような電源事情の悪い状況であっても即座に冷却することができる。
の発明は、第の発明において、前記圧力差が少なくとも0.05MPa以上としたことにより、振動の増加による劣化の促進を軽減し、前記圧縮機の信頼性を維持しつつ、冷凍サイクルのロスを低減できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図である。図1において、交流電源1は一般的な商用電源で、日本においては実効値100Vの50または60Hzの電源である。モータ駆動装置30は、交流電源1に接続され、ブラシレスDCモータ5を駆動する。以下、モータ駆動装置30について説明する。
整流回路2は、交流電源1を入力として交流電力を直流電力に整流するものであり、ブリッジ接続された4個の整流ダイオード2a〜2dで構成される。
平滑部3は整流回路2の出力側に接続され、整流回路2の出力を平滑する。平滑コンデンサ3eと、リアクタ3fとから構成される。平滑部3からの出力はインバータ4に入力される。
なお、リアクタ3fは、交流電源1とコンデンサ3eの間に挿入するため、整流ダイオード2a〜2dの前後どちらでも構わない。更にリアクタ3fは、高周波除去手段を構成するコモンモードフィルタを回路に設けた場合、高周波除去手段のリアクタンス成分との合成成分を考慮する。
インバータ4は、平滑部3からの直流電力を交流電力に変換する。インバータ4は、6
個のスイッチング素子4a〜4fを3相ブリッジ接続して構成される。また、6個の還流電流用ダイオード4g〜4lは、各スイッチング素子4a〜4fに、逆方向に接続される。
ブラシレスDCモータ5は、永久磁石を有する回転子5aと、3相巻線を有する固定子5bとから構成される。ブラシレスDCモータ5は、インバータ4により作られた3相交流電流が固定子5bの3相巻線に流れることにより、回転子5aを回転させる。
位置検出部6は、固定子5bの3相巻線に発生する誘起電圧や、固定子5bの3相巻線に流れる電流と印加電圧などから固定子5aの磁極位置を検出する。本実施の形態においてはブラシレスDCモータ5の端子電圧を取得し、ブラシレスDCモータ5の回転子5aの磁極相対位置を検出する。具体的には、位置検出部6は、固定子5bの3相巻線に発生する誘起電圧に基づいて、回転子5aの相対的な回転位置を検出している。具体的には誘起電圧と基準となる電圧を比較し、ゼロクロスを検出する。誘起電圧のゼロクロスの基準となる電圧は3相分の端子電圧から仮想中点を作っても良いし、直流母線電圧を取得しその電圧としても良い。本実施の形態では仮想中点とする。誘起電圧から検出する方式は構成が簡単でより安価に構成することが可能となる。
速度検出部7は、位置検出部6が検出する位置情報からブラシレスDCモータ5の現在の駆動速度と過去一回転の平均速度を計算する。本実施の形態では、誘起電圧のゼロクロス検出からの時間を測定し、この時間から現在の速度として計算を行う。また、誘起電圧ゼロクロスの間隔を区間経過時間として検出し、区間経過時間の過去一回転部の和を算出し、結果から一回転の平均速度を算出する。
速度制御部8は、速度検出部7で検出された一回転の平均速度と目標速度を比較し、目標速度のほうが一回転の平均速度より高ければ、ブラシレスDCモータ5への印加電圧を上げるよう設定し、目標速度が一回転の平均速度より低ければ、ブラシレスDCモータ5に印加する電圧を下げるよう設定し、一致していれば、ブラシレスDCモータ5に印加する電圧を維持するよう設定する。
電流検出部9では、ブラシレスDCモータ5に流れる電流を検出する。検出する電流はブラシレスDCモータ5の各相に流れる電流を検出しても良いし、インバータ4に流れる直流母線電流を検出しても良い。インバータ4の直流母線を検出する場合はブラシレスDCモータ5に流れる総合電流として検出すれば、3相に流れるピークの電流を検出できるため、各相に流れる電流を分解する必要はない。
また、電流検出部9は直流電流センサや電流検出用の抵抗を直列に挿入することなどによって、電流を検出する。直流電流センサを用いた場合、高精度に電流を検出できるため、より決めの細かい制御を行うことができ、抵抗を用いた場合は安価に構成することができる。また、抵抗を用いた場合は、電圧の増幅器やフィルタ回路などによって精度を向上することができる。このような増幅器やフィルタ回路を用いたとしても電流センサよりも抵抗を用いた方が、一般的には安価となる。本実施の形態では抵抗を用いインバータ4の直流母線間の電流を検出するものとする。
印加電圧変更部10では、速度制御部8で決定したPWMオン比率に補正を行う。印加電圧変更部10に入力された電流検出部9で検出された電流が第一の閾値より高ければ、速度制御部8で決定したPWMオン比率を低減する。一方で、電流が第二の閾値よりも低ければ、速度制御部8で決定したPWMオン比率を上昇させる。
第一の閾値は、実際に流したくない電流値から1キャリアで増加する電流の最大値を引
いた値より小さい値を設定する。第二の閾値は第一の閾値以下でブラシレスDCモータ5を駆動するのに必要な最低限必要な電流値以上であれば良く、第一の閾値と第二の閾値は同じ値でも問題ない。本実施の形態では、第一の閾値をインバータ4の定格電流とブラシレスDCモータの5の減磁電流から1キャリアで増加する最大の電流値を引いたそれぞれの値より小さい電流値である3Aとし、第二の閾値は、1キャリアで変化する最大の電流値である0.25Aを第一の閾値から引いた2.75Aを設定する。
印加電圧変更部10で変更するPWMオン比率の量は固定でも良いし、電流検出部9で検出した電流値と第一の閾値および第二の閾値との差を用いてPI制御を行うなどしても良い。固定で行った場合はより単純な構成で実現でき、PI制御で行う場合はより精度良く閾値に近い電流値で抑制することができる。本実施の形態では、固定で行うとする。
ドライブ部11は位置検出部6で検出されるブラシレスDCモータの回転子5aの位置に基づき、インバータ4がブラシレスDCモータ5の3相巻線に供給する電力の供給タイミングとPWM制御するドライブ信号を出力する。具体的にはドライブ信号は、インバータ4のスイッチング素子4a〜4fをオンまたはオフ(以下、オン/オフと記す)する。これにより、固定子5bに最適な交流電力が印加され、回転子5aが回転し、ブラシレスDCモータ5が駆動される。駆動波形は矩形波や正弦波などがあるが、特にこだわらない。
また、ドライブ部11では印加電圧変更部10で設定した印加電圧をPWM制御に基づいて、出力する。
また、どの相に通電するかの決定を位置検出部6からの情報を元に、ドライブ部11で行っており、本実施の形態では120度矩形波で行っているため、上側アームのスイッチング素子4a、4c、4eをそれぞれ120度ずつずらして通電している。下側アームも同様に120度ずつずらして、スイッチング素子4b、4d、4fを通電している。スイッチング素子4aと4b、4cと4d、4eと4fはそれぞれお互いの通電期間の間に60度ずつのオフ期間が存在する。
さらに、電流検出部9が電流を検出するタイミングを決定するために、ドライブ部11から電流検出部9に向けてPWMタイマのタイミングを出力する。
次に、本実施の形態におけるモータ駆動装置30を用いた冷蔵庫22について説明する。
冷蔵庫22には圧縮機17が搭載されているが、ブラシレスDCモータ5の回転子5aの回転運動は、クランクシャフト(図示せず)により、往復運動に変換される。クランクシャフトに接続されたピストン(図示せず)は、シリンダ(図示せず)内を往復運動することにより、シリンダ内の冷媒を圧縮する。つまり、ブラシレスDCモータ5と、クランクシャフト、ピストン、シリンダにより、圧縮機17が構成される。
圧縮機17の圧縮方式(機構方式)は、ロータリー型やスクロール型など、任意の方式が用いられる。本実施の形態においては、レシプロ型の場合について説明する。レシプロ型の圧縮機17は吸入と圧縮の工程でのトルク変動が大きく、速度および電流値が大きく変動する。
圧縮機17で圧縮された冷媒は、凝縮器19、減圧器20、蒸発器21を順に通って、再び圧縮機17に戻るような冷凍サイクルを構成する。この時、凝縮器19では放熱を、蒸発器21では吸熱を行うので、冷却や加熱を行うことができる。この冷凍サイクルを搭
載して冷蔵庫22が構成される。
以上のように構成されたモータ駆動装置30について、その動作を図2と図3を用いて説明する。
図2のAは、従来の方式である速度制御部で印加電圧を決定した場合のブラシレスDCモータ5の位相に対する負荷トルクの変化を表す遷移図である。図2のBは、従来の方式である速度制御部で印加電圧を決定した場合のブラシレスDCモータ5の位相に対するゼロクロス間隔の変化を表す遷移図である。図2のCは、従来の方式である速度制御部で印加電圧を決定した場合のブラシレスDCモータ5の位相に対するブラシレスDCモータ5の電流値の変化を表す遷移図である。
図3のAは、本実施の形態の印加電圧変更部10で印加電圧を補正した場合のブラシレスDCモータ5の位相に対する負荷トルクの変化を表す遷移図である。図3のBは、本実施の形態の印加電圧変更部10で印加電圧を補正した場合のブラシレスDCモータ5の位相に対するゼロクロス間隔の変化を表す遷移図である。図3のCは、本実施の形態の印加電圧変更部10で印加電圧を補正した場合のブラシレスDCモータ5の位相に対するブラシレスDCモータ5の電流値の変化を表す遷移図である。
図2のA、図2のB、図2のCにおいて、横軸は従来の起動方法で圧縮機17の吸入と吐出に圧力差が0.05MPa以上ついた状態でブラシレスDCモータ5を起動し1回転経過した後のブラシレスDCモータ5の位相を示している。図3のA、図3のB、図3のCにおいて、横軸は本実施の形態の起動方法で圧縮機17の吸入と吐出に圧力差が0.05MPa以上ついた状態でブラシレスDCモータ5を起動し1回転経過した後のブラシレスDCモータ5の位相を示している。図2のAと図3のAの縦軸は、ブラシレスDCモータ5にかかる負荷トルクの変化を示し、図2のBと図3のBの縦軸は、位置検出部6で検出するゼロクロス検出間隔を示し、図2のCと図3のCの縦軸はブラシレスDCモータ5に流れる電流を示している。
図2のAと図2のBに示すように、差圧起動を行う場合、負荷トルクとゼロクロス検出間隔は大きく変化するが、負荷トルクの増加と実際のゼロクロス検出間隔の増加のピークは一致せず、負荷トルクに対してゼロクロス検出間隔には応答遅れが存在する。
これにより、位置検出間隔が長い速度の遅い区間では必要なトルクは小さいため、従来の起動のようにブラシレスDCモータ5に印加する電圧を速度制御部だけで制御すると速度が遅い区間でPWMオン比率が過剰となり図2のCに示すように大きな電流が流れてしまう。これによってブラシレスDCモータ5の減磁やインバータ4の素子破壊または、それらを防止するために設けている過電流保護によりブラシレスDCモータ5が停止し、起動することができない。
一方、本実施の形態の起動方法では、図3のAと図3のBに示すように従来の起動と同様に負荷トルクとゼロクロス検出間隔は大きく変化し、その位相は一致せずゼロクロス検出間隔が遅れているが、図3のCに示すように第一の閾値であるI1を越えたところで電流を減少させ第二の閾値であるI2を下回ったところで、電流が増加するよう制御を行うため電流が必要以上に流れることがなく、ブラシレスDCモータ5の減磁やインバータ4の素子破壊、または過電流保護停止が起こらないため起動することができる。
また、速度が遅い区間でPWMオン比率を減少させ、速度が速い区間でPWMオン比率を増加させることは、トルクが過剰な区間でトルクを減少させ、トルクが不足している部分で出力トルク大きくすることとなるので、負荷トルク変動が大きい条件であっても速度
変化を減少させ、振動を低減しながら起動することができる。
次に、図4を用いて、印加電圧変更部10が行うPWMのオン比率の変更に関して説明を行う。図4のA、図4のB、図4のCの横軸はゼロクロスからの時間を表しており、図4のAの縦軸はスイッチング素子4aの状態を表しており、図4のBの縦軸はスイッチング素子4dの状態を表しており、図4のCの縦軸はブラシレスDCモータ5に流れる電流値を示している。電流検出部9における電流検出のタイミングは1キャリアの中で電流がピーク値となるPWMのオンが終わる直前に取得するものとする。これによって電流のピーク値を取得することが可能となると共に、検出した電流にオン直後に現れるリンギングの影響を受けないなどの効果もある。
矩形波駆動を行う場合、従来の方式では通電している2相の内、片側のスイッチング素子のみスイッチングを行い、もう片方のスイッチング素子はスイッチングを行わず100%の時間をオンとしている。図4においてはスイッチングを行っている素子はスイッチング素子4aで、100%の時間をオンとしている素子はスイッチング素子4dとなる。
T0からT1において、スイッチング素子4aはオンしているため、電流が増加する。T1における電流値が第一の閾値であるI1を超過していないため、PWMの補正は行わない。更に次のスイッチング素子4aのオンの状態でブラシレスDCモータ5の電流が増加した結果、T2ではI1を超過しているため、PWMの補正を行い印加電圧が低下するよう変更する。本実施の形態では、通常スイッチングを行っている相であるスイッチング素子4aのオン比率を変更するのではなく、通常は100%の時間オンしているスイッチング素子4dのオン比率を変更する。T3からT4の間で、スイッチング素子4dをオフしている。スイッチング素子4aがオフし、スイッチング素子4dがオンしているT2からT3の期間で電流が減少しているが、スイッチング素子4aスイッチング素子4dが共にオフしているT3からT4の期間の方が大きく電流が減少している。これはブラシレスDCモータ5に流れる電流が還流している状態と回生している状態の違いによる。スイッチング素子4aとスイッチング素子4dを共にオフし、回生状態を発生させるほうが、電流の減少率が高く、確実電流を抑制することができる。本実施の形態では単純な構成とするためI1を超過した際のPWMのオン比率を減少させる量を固定としている。固定とする場合、予め確実に電流を抑制することができる減少幅を実験的でも良いし、計算でも良いが確認する必要がある。PI制御を用いた場合は複雑にはなるがより確実に抑制することが可能となる。
T5では再び電流が増加し、I1を超過したため、スイッチング素子4dのオフ比率をT6からT7の期間に更に増加させ、電流の減少量を増加させている。
T8では第二の閾値であるI2を電流が下回らなかったため、PWMのオン比率は変更がない。
T9では電流値がI2よりも下回ったため、スイッチング素子4dはT10からT11の期間にオフ比率を減少させ、オン比率を増加させている。これによって電流の減少量は低減する。
T12でも更にI2を下回っているため、スイッチング素子4dのオフ比率を減少させ100%オンとなるようオン比率を変更している。
T13でも更にI2を下回っているが、スイッチング素子4dのPWMのオン比率が100%となっているため、これ以上はPWMオン比率の補正は行わない。つまり速度制御部8で決定した印加電圧値以上には電圧を補正しないこととなる。
次に詳細な制御方法に関して、図5を用いて電流検出部9および印加電圧変更部10の詳細を説明する。
まず、電流検出部9がSTEP201において、PWMのオンが終了する5μ秒前かどうか判定する。5μ秒前であればSTEP202へ移項し、5μ秒より更に前であれば再びSTEP201に移行する。5μ秒前はPWMがオン中に電流を検出するのにかかる時間を確保するための時間で、マイコンなどに搭載されているアナログからデジタルに変換する回路が変換に要する時間が例えば1μ秒であれば、1μ秒有ればよい。ここでは、PWMのタイマがまだスタートしたばかりとして、STEP201に移行する。
再度、STEP201ではある程度時間が経過し、PWMのオンが終了する5μ秒前となったとする。ここでSTEP202移行することとなる。
STEP202では電流検出部9がインバータ4の直流母線の電流値を検出し、STEP203へ移行する。
STEP203では、印加電圧変更部10がSTEP202で検出した電流値が予め決定している第一の閾値より大きいかどうかを比較する。比較した結果、検出した電流値の方が大きければ、STEP204へ移行し、それ以外はSTEP205へと移行する。ここでは、電流値が第一の閾値より大きいとして、STEP204へと移行する。
STEP204では、印加電圧変更部10がPWMオン比率が高い相のオン比率を低減する。ここで、スイッチング素子4aとスイッチング4dを制御し、ブラシレスDCモータに電流を流しているとして、速度制御部8で決定する印加電圧を元に決定されるPWMのオン比率はスイッチング素子4aに対してのものとする。つまり、印加電圧変更部10でPWMの補正が行われていないときは、スイッチング素子4aのみスイッチングを行っており、スイッチング素子4dは100%の期間オンしている。ここで、PWMのオン比率が高い相とは通常100%の期間オンしているスイッチング素子4dとなる。このスイッチング素子4dのPWMのオン比率を一定量減少させる。そして処理を終了する。
一方で、STEP203でSTEP202で検出した電流値が第一の閾値以下であったとして、STEP205に移行する。
STEP205では、印加電圧変更部10がSTEP202で検出した電流値が第二の閾値よりも小さいかどうかを判定する。第二の閾値より小さければSTEP206へ移行し、それ以外であれば処理を終了する。ここでは、第二の閾値より小さいとしてSTEP206へ移行する。
STEP206では、印加電圧変更部10がPWMの補正前のPWMのオン比率が高い相のオン比率を増加させる。STEP204と同様にスイッチング素子4dが対象となる。そしてSTEP207へ移行する。
STEP207では、印加電圧変更部10がSTEP206で補正を行ったPWMのオン比率が100%を超えていないかどうかを判定し、超えていれば、STEP208へ移行し、それ以外の100%以下であれば、処理を終了する。ここで、PWMのオン比率が100%を超えていたとして、STEP208へ移行する。
STEP208では、STEP206で補正を行った相のPWMオン比率が計算上100%を超えているため、印加電圧変更部10が100%に変更を行う。そして、処理を終
了する。
一方で、STEP205で、STEP202で検出した電流値が第二の閾値以上であったとした場合、処理を終了する。つまりPWMのオン比率の補正量は現状を維持する。
また、STEP207においてSTEP206で補正を行った結果PWMのオン比率が100%以下であった場合、処理を終了する。つまり、印加電圧変更部10がSTEP206で行ったPWMのオン比率の補正量として決定する。 以上の動作をPWMの1周期の中で呼び出し、完了することを、毎周期行うことで、ブラシレスDCモータ5の駆動する負荷に大きな変動があったとしても、ブラシレスDCモータ5の電流を抑制し、起動することが可能となる。
また、インバータ4の破壊を防止に大きな容量の素子を用いたり、ブラシレスDCモータの減磁限界電流を大きくするために効率の悪いモータを使用するなどの必要もなくなる。
ここで、ブラシレスDCモータ5の効率と減磁限界電流の関係を詳しく説明する。固定子5bの巻き数を多くすることで、同じ電流で得られるトルクが大きくなり、必要なトルクを出力するための電流が小さくなるため、効率が良くなるが、回転子5aの中の永久磁石の磁力が不可逆的に低減する減磁の磁力は変わらないため、回転子5aの減磁とならない限界の電流である減磁限界電流は固定子5bの巻き数が多くなるほど小さくなる。つまり大きな電流を流そうとすると大きな減磁限界電流が必要となり効率の悪いモータを使うこととなる。
また、これらを防ぐための用意された過電流保護によってブラシレスDCモータの駆動が停止するなどもあった。本実施の形態では、これらの過電流保護や減磁電流より十分低い値で第一の閾値を設定しているため、電流を抑制し、インバータ4に比較的小さな容量の素子を採用したり、高効率のモータを採用しつつ、大きな負荷変動がある状態でも起動することができることとなる。
圧縮機17において、吸入と吐出の間の差圧が0.05MPa以上ある状態で、印加電圧を1回転の中で速度に応じて変化させず、加速のために単調に増加させた場合、差圧により負荷トルクの変動が大きく速度変動が大きくなるため、振動が大きくなり、圧縮機17の部品の磨耗による故障の可能性の増加などがあったが、ブラシレスDCモータ5の電流を第一の閾値以下に抑制することで、速度が遅い区間でPWMオン比率を低減させることになるので、従来の印加方式に比べ信頼性を大きく向上できる。
次に、本実施の形態のモータ駆動装置30を冷蔵庫22に用いて、圧縮機17を駆動した場合について説明する。
冷蔵庫22の庫内温度が停止から圧力がバランスする10分経過前に庫内温度が上昇した場合も従来であれば圧力差が0.05MPa以下でしか起動できなかったため、10分経過することを待っていた。一方、本実施の形態では、0.05MPa以上の差圧でも起動を可能にしているため、庫内温度が上昇し、圧縮機17の運転が必要なタイミングで起動が可能となり、バランスした状態に比べ凝縮器19と蒸発器21との間に圧力差を設けるための電力が減少することとなるため、省エネが可能となる。
また、圧縮機17と凝縮器19の間に二方弁を設け、起動時は開で圧縮機17と凝縮器19を連通し、停止時は二方弁を閉とし圧縮機17と凝縮器19の間を閉塞することで、圧縮機17の停止中でも吸入圧力と吐出圧力の差を大きく保つことができる。これによっ
て圧力差がついた状態から起動することによる省エネ効果は更に大きくなる。また、二方弁は四方弁に比べて複雑なシステム構成とならないため、より安価に構成することができる。
以上のように、本実施の形態においては、大きく変動する負荷を駆動するブラシレスDCモータ5と、ブラシレスDCモータ5に印加する電圧を決定し速度を調整する速度制御部8と、ブラシレスDCモータ5に流れる電流を検出する電流検出部9と、電流検出部9が検出する電流が第一の閾値より大きい場合は速度制御部8で決定した印加する電圧を低減する印加電圧変更部10と、印加電圧変更部10で決定された印加電圧でブラシレスDCモータ5を駆動するドライブ部11を有することにより、負荷増加によってブラシレスDCモータ5の速度および誘起電圧が低下し、誘起電圧と印加電圧の差が大きくなることによる電流上昇を抑制し起動することとなるため、四方弁などを用いることなく、圧力差のある状態でも起動することができる。さらに、減磁電流の低い高効率モータの使用による省エネや電流定格の小さい素子の使用によるコストダウンなどが可能となる。
また、印加電圧変更部10が電流検出部9が検出する電流が第二の閾値より小さい場合は速度制御部8で決定された印加電圧を上限に電圧を上昇させるとしたことにより、必要なトルクが小さい速度の遅い区間では、過剰な出力トルクを抑制することとなり、トルクが不足している速度が速い区間では出力トルク大きくすることとなるので、負荷トルク変動が大きい条件であっても速度変化を減少させ、振動を低減しながら起動することができる。
また、ドライブ部11はブラシレスDCモータ5に印加する電圧を調整するのにPWM制御を行い、速度制御部8は印加する電圧を決定するのにPWMのオン比率を決定し、印加電圧変更部10が印加する電圧を低減するために速度制御部8で決定したPWMのオン比率を低減するとしたことにより、簡単な制御で負荷トルクに大きな変動がある状態でブラシレスDCモータ5を起動できることとなるため、安価なモータ駆動装置を提供することができる。
また、印加電圧変更部10でPWMのオン比率を低減する際は少なくとも全ての通電をオフする期間を設けるとしたことにより、ブラシレスDCモータ5が回生状態となり電流の減少率が還流状態と比較して大きくなるため、より確実に電流抑制が可能となる。
また、ブラシレスDCモータ5が組み込まれた圧縮機17を備え、ブラシレスDCモータ5が駆動する負荷が圧縮機17の圧縮要素であるとしたことにより、圧縮機17に圧力差が残り大きな負荷トルク変動が起動から有るような状態であっても起動できることとなり、圧縮機17の状態を監視せずとも起動できる安価なシステムを構成することができる。
また、圧縮機17が、圧縮機17、凝縮器19、減圧器20、蒸発器21、圧縮機17の順に接続された冷凍サイクルを構成し、圧縮機17の吸入側と吐出側の圧力差が残る状態で起動する冷蔵庫としたことにより、圧縮機17の吸入と吐出に圧力差がついた状態であっても起動できることとなり、単純なシステム構成で安価に前記蒸発器の温度を上昇させず、冷凍サイクルのロスを低減することができる。
更に、圧縮機17が運転中に停電となり、圧縮機17の吸入と吐出の圧力がバランスする前に停電から復帰した場合でもすぐに圧縮機17を運転開始することが可能となり、停電が頻発するような電源事情の悪い状況であっても即座に冷却することができる。
また、圧縮機17の吸入と吐出の間に生まれる圧力差が少なくとも0.05MPa以上
であるとしたことにより、振動の増加による劣化の促進を軽減し、前記圧縮機の信頼性を維持しつつ、冷凍サイクルのロスを低減できる。
本発明のモータ駆動装置は、起動時に負荷トルクが変動する状態であっても起動が可能となる。これにより、冷蔵庫のみならず、エアコン、自動販売機やショーケース、ヒートポンプ給湯器における圧縮機に適用できる。
5 ブラシレスDCモータ
8 速度制御部
9 電流検出部
10 印加電圧変更部
11 ドライブ部
17 圧縮機
19 凝縮器
20 減圧器
21 蒸発器
22 冷蔵庫
30 モータ駆動装置

Claims (6)

  1. 変動する負荷を駆動するブラシレスDCモータと、前記ブラシレスDCモータに印加する電圧を決定し速度を調整する速度制御部と、前記ブラシレスDCモータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部が検出する電流が第一の閾値より大きい場合は前記速度制御部で決定した印加する電圧を低減し、前記電流検出部が検出する電流が第二の閾値より小さい場合は前記速度制御部で決定された印加電圧を上限に電圧を上昇させる印加電圧変更部と、前記印加電圧変更部で決定された印加電圧で前記ブラシレスDCモータを駆動するドライブ部とを有するモータ駆動装置。
  2. 前記ドライブ部は前記ブラシレスDCモータに印加する電圧を調整するのにPWM制御を行い、前記速度制御部は印加する電圧を決定するのにPWMのオン比率を決定し、前記印加電圧変更部が印加する電圧を低減するために前記速度制御部で決定したPWMのオン比率を低減する請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記印加電圧変更部でPWMのオン比率低減する際は少なくとも全ての通電をオフする期間を設ける請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記ブラシレスDCモータが駆動する負荷が圧縮機の圧縮要素である請求項1からのいずれか一項に記載のモータ駆動装置を用いた圧縮機の駆動装置。
  5. 請求項に記載の圧縮機の駆動装置を備え、前記圧縮機の吸入側と吐出側の圧力差が残る状態で起動する冷蔵庫。
  6. 前記圧力差は少なくとも0.05MPa以上である請求項に記載の冷蔵庫。
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