JP2021145517A - 電源装置およびモータ駆動装置 - Google Patents

電源装置およびモータ駆動装置 Download PDF

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慶一 加藤
正樹 金森
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正樹 金森
洋平 久保田
Yohei Kubota
洋平 久保田
健太 山本
Kenta Yamamoto
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Abstract

【課題】電源装置およびモータ駆動装置を提供する。【解決手段】平滑回路は、第1コンデンサ、第1ダイオード、第1電流制限素子、第2コンデンサ、第2ダイオード、第3ダイオードを含み、全波整流回路の全波整流電圧を平滑する。この平滑回路における第1電流制限素子と第2コンデンサとの接続間に通電制御用のスイッチ素子を設け、このスイッチ素子に第2電流制限素子を並列接続する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、交流電源の電圧を全波整流し、この全波整流電圧をバレーフィル回路で平滑して負荷へ供給する電源装置およびこの電源装置を備えたモータ駆動装置に関する。
交流電源の電圧を全波整流し、この全波整流電圧(脈動する直流電圧)を平滑回路である力率改善用のバレーフィル回路で平滑して負荷へ供給する電源装置が知られている。バレーフィル回路は、全波整流電圧を2つのコンデンサに分圧して充電し、この両コンデンサの電圧を全波整流電圧の脈動レベルに応じて放電することにより、全波整流電圧をその脈動レベルの谷間(低レベル期間)を埋めるように平滑するもので、両コンデンサのほかに、交流電源から両コンデンサへの充電路および両コンデンサから負荷への放電路を形成する複数のダイオードを有する。
このようなバレーフィル回路を有する電源装置では、負荷の消費電力が増えると、バレーフィル回路の両コンデンサに流れる電流(充電電流)が増え、それに伴い電源装置への入力電流の波形に歪みが生じ、それが電源装置から交流電源側に流出する高調波電流の増加につながる。対策として、バレーフィル回路の両コンデンサへの充電路に抵抗器などの電流制限素子が配置される。また、バレーフィル回路に電流制限素子を配置した場合、電解コンデンサ初期充電時の電流も制限されるため、突入電流防止回路が不要となる。
ただし、消費電力が大きい例えば空調用の圧縮機モータを負荷とする電源装置の場合、電流制限素子を設けても、バレーフィル回路の両コンデンサに大きな電流(充電電流)が流れる。結局は電源装置への入力電流波形に大きな歪みが生じ、高調波電流の抑制が困難になる。電流制限素子の抵抗を大きくすることも考えられるが、そうすると電流制限素子の発熱量が無視できない状態に増えてしまう。発熱量が増えると、消費電力が増加して電源装置の効率が低下するという課題もある。
この課題への対処として、バレーフィル回路の両コンデンサへの充電路にスイッチ素子を設け、このスイッチ素子のオン,オフにより充電電流を制限する構成の採用が考えられる。
特開2016-072208号公報
しかしながら、スイッチ素子のオン,オフにより充電電流を制限する構成では、電源投入による両コンデンサの初回充電に際し、電圧が下がった状態の両コンデンサに大きな突入電流が流れる。突入電流が流れると、バレーフィル回路の出力電圧(直流電圧)が過上昇(オーバーシュート)する。このため、バレーフィル回路を構成するコンデンサなどの電気部品として定格電圧の高いものを採用する必要がある。これは、コストの上昇につながる。
本発明の実施形態の目的は、平滑回路のコンデンサに流れる電流を制限しながら、出力電圧の過上昇を防ぐことができる電源装置およびモータ駆動装置を提供することである。
請求項1の電源装置は、全波整流回路、平滑回路、スイッチ素子、第2電流制限素子、および制御手段を備える。上記全波整流回路は、交流電源の電圧を全波整流する。上記平滑回路は、上記全波整流回路の正側出力端に一端が接続された第1コンデンサ、この第1コンデンサの他端にアノードが接続された第1ダイオード、この第1ダイオードのカソードに一端が接続された第1電流制限素子、この第1電流制限素子の他端に一端が接続され上記全波整流回路の負側出力端に他端が接続された第2コンデンサ、上記全波整流回路の負側出力端にアノードが接続され上記第1コンデンサの他端にカソードが接続された第2ダイオード、上記第2コンデンサの一端にアノードが接続され上記全波整流回路の正側出力端にカソードが接続された第3ダイオードを含み、上記全波整流回路の全波整流電圧を平滑する。上記スイッチ素子は、上記第1電流制限素子と上記第2コンデンサとの接続間に通電制御用として設けられている。上記第2電流制限素子は、上記スイッチ素子に並列接続されている。
請求項5のモータ駆動装置は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電源装置を備えたモータ駆動装置であって、前記電源装置の出力電圧を交流電圧に変換しその交流電圧をモータの駆動電力として出力するインバータ、を備える。
第1実施形態の構成を示すブロック図。 第1実施形態の制御を示すフローチャート。 第1実施形態における電源投入時の電圧・電流の波形を示す図。 第1実施形態におけるサグ発生時の電圧・電流の波形をスイッチ素子の動作と共に示す図。 第1実施形態において流れる回生電流の経路を示す図。 第2実施形態の構成を示すブロック図。 第2実施形態の制御を示すフローチャート。 第2実施形態においてスイッチ素子が50%のオン,オフデューティでスイッチングした場合の電流・電圧の波形を示す図。 第2実施形態において電源投入時にスイッチ素子が仮にオン,オフデューティ50%でスイッチングした場合の充電電流の変化を示す図。 第2実施形態において電源投入時にスイッチ素子がオン,オフデューティ10%でスイッチングした場合の充電電流の変化を示す図。 第2実施形態におけるサグ復帰時にスイッチ素子が仮にオン,オフデューティ50%でスイッチングした場合の充電電流の変化を示す図。 第2実施形態におけるサグ復帰時にスイッチ素子がオン,オフデューティ10%でスイッチングした場合の充電電流の変化を示す図。 第2実施形態において回生電流が生じた際の直流電圧の過上昇を示す図。 第2実施形態において回生電流が生じた際の直流電圧の抑制を示す図。
[1]本発明の電源装置の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、電源装置であるコンバータ2が単相の交流電源1に接続されている。コンバータ2は、リアクトル(インダクタ)3、ダイオード4a〜4bのブリッジ接続により電源電圧を全波整流する全波整流回路4、この全波整流回路4の出力端に接続されたサージ抑制用の小容量のコンデンサ5、全波整流回路4の全波整流電圧(脈動する直流電圧)Vd1を平滑して直流電圧Vd2として出力する平滑回路10を含む。この平滑回路10から出力される直流電圧Vd2がコンバータ2の出力として負荷30に供給される。
負荷30は、誘導性負荷であって、インバータ31および三相DCブラシレスモータ32を含む。3相DCブラシレスモータ32は、例えば冷凍サイクル装置の圧縮機モータとして使用される。インバータ31は、コンバータ2から供給される直流電圧Vd2を後述の制御部60からの指令に応じた所定周波数の三相交流電圧に変換し出力する。この出力により、三相DCブラシレスモータ32が可変速駆動される。コンバータ2およびインバータ31により、三相ブラシレスDCモータ32を駆動するモータ駆動装置が構成される。
平滑回路10は、全波整流回路4の正側出力端(+)に一端が接続されたコンデンサ(電解コンデンサ;第1コンデンサ)11、このコンデンサ11の他端にアノードが接続されたダイオード(第1ダイオード)12、このダイオード12のカソードに一端が接続された電流制限素子(第1電流制限素子)たとえばリアクトル(インダクタ)13、このリアクトル13の他端にドレインが接続されたスイッチ素子14、このスイッチ素子14のソースに一端が接続され全波整流回路4の負側出力端(−)に他端が接続されたコンデンサ(電解コンデンサ;第2コンデンサ)15、全波整流回路4の負側出力端(−)にアノードが接続されコンデンサ11の他端にカソードが接続されたダイオード(第2ダイオード)16、コンデンサ15の一端にアノードが接続され全波整流回路4の正側出力端(+)にカソードが接続されたダイオード(第3ダイオード)17、スイッチ素子14に並列接続された電流制限素子(第2電流制限素子)たとえば抵抗器20を含む。コンデンサ11,15は、従来のコンデンサインプット型の平滑回路に用いられるコンデンサよりも容量が大幅に少ないものを使用できる。
コンデンサ11、ダイオード12、リアクトル13、コンデンサ15、およびダイオード16,17がバレーフィル回路の基本的な構成であり、この基本的な構成に通電制御用のスイッチ素子14および電流制限用の抵抗器20を加えている。スイッチ素子14は、例えばMOSFETやIGBTである。
スイッチ素子14のオン時、図1に実線矢印で示すように、全波整流回路2の正側出力端(+)からコンデンサ11に電流Ibが流れ、そのコンデンサ11を経た電流Ibがダイオード12、リアクトル13、およびスイッチ素子14を通ってコンデンサ15に流れ、そのコンデンサ15を経た電流Ibが全波整流回路2の負側出力端(−)に流れる。スイッチ素子14のオフ時は、リアクトル13を経た電流Ibがスイッチ素子14を迂回して抵抗器20を通りコンデンサ15に流れる。この電流(充電電流という)Ibの流れにより、コンデンサ11,15が充電される。この充電に際し、全波整流電圧Vd1がコンデンサ11とコンデンサ15とに分圧された状態でそれぞれのコンデンサに印加される。分圧レベルについては、コンデンサ11の容量(静電容量)とコンデンサ15の容量との比で決定される。コンデンサ11,15の容量は、コンデンサ11,15の性能を最大限発揮させ、かつ寿命を長くするために実質的に同一にすることが望ましい。
全波整流電圧Vd1は、正弦波状に変化する電源電圧Vcの波形に合わせて脈動する。この脈動レベルがコンデンサ11,15の合計電圧レベルと同じまたはそれより高くなる期間において、コンデンサ11,15が充電されつつ全波整流電圧Vd1が負荷30側に供給される。脈動レベルがコンデンサ11の電圧レベルより低い期間において、図1に破線矢印で示すように、コンデンサ11の電圧がダイオード16を通じて負荷30側に放電される。また、脈動レベルがコンデンサ15の電圧レベルより低い期間において、図1に破線矢印で示すように、コンデンサ15の電圧がダイオード17を通じて負荷30側に放電される。
こうして、全波整流電圧Vd1の脈動レベルの谷間(低レベル期間)を埋めるように平滑された波形の直流電圧Vd2が平滑回路10から出力され、それが負荷30に供給される。直流電圧Vd2は、脈動レベルの谷間と対応する期間で最小レベルとなる。この最小レベルは、コンデンサ11,15の容量が互いに同一である場合(容量比が1:1)、脈動する全波整流電圧Vd1のピーク値の1/2程度の大きさとなる。交流電源1から全波整流回路4への入力電流Iaは、直流電圧Vd2が最小レベルとなる期間つまりコンデンサ11,15が放電する期間では流れず、直流電圧Vd2が電源電圧Vcを下回る期間においてスイッチ素子14あるいは電流制限用抵抗器20の制限を受けてパルス状に流れる。これらを除く期間においては、入力電流Iaは、電源電圧Vcとほぼ同じ位相で流れる。零レベルの期間を除く期間のことを、入力電流Iaの通流角という。
交流電源1に入力電圧検出部40が接続され、平滑回路10の出力端に出力電圧検出部50が接続されている。入力電圧検出部40は、電源電圧Vcのレベルを検出するとともに、電源電圧Vcの位相を検出する。出力電圧検出部50は、平滑回路10から出力される直流電圧Vd2の値を検出する。この入力電圧検出部40の検出結果および出力電圧検出部50の検出結果が制御部(制御手段)60に供給される。
制御部60は、インバータ31による三相DCブラシレスモータ32の駆動をセンサレス・ベクトル制御しながら、そのセンサレス・ベクトル制御の状態、入力電圧検出部40の検出結果、出力電圧検出部50の検出結果などに基づいてコンバータ2のスイッチングを制御するもので、次の第1〜第4制御手段を含む。
第1制御手段は、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電を入力電圧検出部40の検出結果から検出し、その初回充電に際してスイッチ素子14をオフする。
第2制御手段は、電源電圧Vcの瞬時的な低下および復帰を出力電圧検出部50で検出される出力電圧Vd2の値から検出し、その復帰に際してスイッチ素子14をオフする。電源電圧Vcの瞬時的な低下はいわゆるサグおよび瞬時停電であり、そのサグおよび瞬時停電の発生および復帰に伴い出力電圧Vd2の値に変化が生じる。第2制御手段は、入力電圧検出部40で検出される電源電圧Vcの位相の零クロス点に基づいて電源電圧Vcの半周期を逐次に捕らえながら、その半周期において出力電圧検出部50で検出される直流電圧Vd2の瞬時値を閾値と逐次に比較することにより、サグおよび瞬時停電の発生と復帰を検出する。
第3制御手段は、上記センサレス・ベクトル制御と3相DCブラシレスモータ32の実際の回転とが同期しなくなる脱調などの異常が生じた場合に、インバータ31のスイッチングを停止するとともに(異常停止という)、この異常停止に伴い、3相DCブラシレスモータ32側からインバータ31を通してコンバータ10に流れる回生電流によるスイッチ素子14への過電流を抑制するべく、スイッチ素子14をオフする。
第4制御手段は、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電、サグおよび瞬時停電、およびインバータ31の異常停止をそれぞれ除く期間において、スイッチ素子14を所定のオン,オフデューティ(例えば50%)でスイッチング(オン,オフ)する。
制御部60が実行する制御を図2のフローチャートおよび図3・図4の電流・電圧波形を参照しながら説明する。図2のフローチャート中のステップS1,S2…については単にS1,S2…と略称する。
制御部60は、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電、サグおよび瞬時停電、インバータ31の異常停止をそれぞれ監視する(S1〜S3)。交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電でない場合(S1のNO)、かつサグおよび瞬時停電がない場合(S2のNO)、かつインダクタ31の異常停止がない場合(S3のNO)、制御部60は、電源電圧Vcの位相の所定期間においてスイッチ素子14をオン,オフする(S4)。
スイッチ素子14のオン期間は、電流制限素子であるリアクトル13およびスイッチ素子14を通してコンデンサ11,15に充電電流Ibが流れる。スイッチ素子14のオフ期間は、電流制限素子であるリアクトル13およびもう1つの電流制限素子である抵抗器20を通してコンデンサ11,15に充電電流Ibが流れる。スイッチ素子14のオン,オフデューティが大きいほど、スイッチ素子14のオン期間が拡がって逆にオフ期間は縮小し、これに伴い、充電電流Ibがリアクトル13およびスイッチ素子14を通して流れる期間が拡がり、充電電流Ibがアクトル13および抵抗器20を通して流れる期間は縮小する。
こうして、充電電流Ibがリアクトル13およびスイッチ素子14を通して流れる経路とリアクトル13および抵抗器20を通して流れる経路とをスイッチ素子14のオン,オフに伴い交互に形成することにより、コンデンサ11,15に流れる充電電流Ibの大きさを適切な状態に制限することができる。充電電流Ibの大きさを適切な状態に制限できるので、コンバータ2への入力電流Iaに大きな歪みが生じなくなり、高調波電流の増加を防ぐことができる。抵抗器20には断続的に充電電流Ibが流れるので、抵抗器20の発熱量が大きくならず、よって消費電力の増加やそれに伴う効率の低下を防ぐことができ、スイッチ素子を用いないときよりも小さな定格電力とすることがる。
(コンデンサ11,15の初回充電)
交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電時(S1のYES)、制御部60は、交流電源1が遮断しているときから続くスイッチ素子14のオフ状態を維持する(S5)。そして、制御部60は、上記S1〜S3の監視に戻る。
交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電に際しては、図3に示すように電源電圧Vcが位相90°で印加された場合、電源電圧Vcが立ち上がるとともに、コンデンサ11,15に充電電流Ibが流れる。この時点のコンデンサ11,15の電荷は零なので、コンデンサ11,15に大きな充電電流Ibいわゆる突入電流が流れ、その突入電流の流れに伴いコンバータ2への入力電流Iaが図3に示すように過上昇する。ただし、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電時はスイッチ素子14がオフしているので、突入電流はスイッチ素子14には流れずに抵抗器20に流れる。突入電流がスイッチ素子14に流れないので、突入電流によるスイッチ素子14の破壊を防ぐことができる。また、リアクトル3がある場合、リアクトルの自己誘導起電力により、突入電流が流れた瞬間の直流電圧Vd2が電源電圧Vcのピーク値以上に増加することがある。ただし、抵抗器20が突入電流を制限するので、突入電流による直流電圧Vd2の増加を図3に実線で示すように抑えることができる。したがって、コンデンサ11,15やスイッチ素子14などの電気部品として定格電圧の高いものを採用する必要がなく、よってコストの上昇を回避することができる。
上記S5の後の上記S1〜S3の監視に際しては、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電が終わっているので(S1のNO)、制御部60は、サグおよび瞬時停電がないことを条件に(S2のNO)、かつインダクタ31の異常停止がないことを条件に(S3のNO)、スイッチ素子14をオン,オフする(S4)。
(サグまたは瞬時停電)
サグまたは瞬時停電が発生した場合、図4に示すように、直流電圧Vd2が下降し、そのサグまたは瞬時停電からの復帰に際して直流電圧Vd2および入力電流Iaが一時的に大きく増加する。仮に、サグまたは瞬時停電からの復帰に際してスイッチ素子14がオン,オフしていると、図4に破線で示すように充電電流Ibが急上昇し、スイッチ素子14の破壊に至る可能性がある。
このスイッチ素子14の破壊を防ぐため、制御部60は、サグまたは瞬時停電の発生を直流電圧Vd2の変化に基づいて監視し(S2)、サグまたは瞬時停電の発生を検出した時点で(S2のYES)、スイッチ素子14をオフする(S6)。続いて、制御部60は、サグまたは瞬時停電からの復帰を直流電圧Vd2の変化に基づいて監視し(S7)、サグまたは瞬時停電からの復帰を検出した時点で(S7のYES)、上記S1〜S3の監視に戻る。この時点では、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電が終わっているので(S1のNO)、制御部60は、新たなサグまたは瞬時停電がなければ(S2のNO)、かつインバータ31の異常停止がなければ(S3のNO)、スイッチ素子14をオン,オフする(S4)。
(異常停止)
インバータ31のスイッチングと3相DCブラシレスモータ32の実際の回転とが同期しなくなる脱調などの異常が生じた場合、制御部60は、インバータ31を異常停止する。このインバータ31の異常停止に際し(S3のYES)、制御部60は、スイッチ素子14をオフする(S8)。そして、制御部60は、上記S1〜S3の監視に戻る。この時点では、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電が終わっているので(S1のNO)、制御部60は、サグまたは瞬時停電がなければ(S2のNO)、インバータ31の異常停止が続く間(S3のYES)、スイッチ素子14のオフ状態を継続する(S8)。
脱調などによるインバータ31の異常停止に際しては、3相DCブラシレスモータ32の慣性による回転が続くことで生じる回生電流Irが図5に矢印で示すようにインバータ31を通して平滑回路10に流れる。この回生電流Irは、コンデンサ5に流れるとともに、ダイオード12、リアクトル13、抵抗器20を通ってコンデンサ11,15に流れる。回生電流Irがスイッチ素子14に流れないので、回生電流Irによるスイッチ素子14の破壊を防ぐことができる。また、回生電流Irが抵抗器20に流れる分の電圧降下により、回生電流Irによる直流電圧Vd2の過大な上昇を図3に実線で示すように抑えることができる。したがって、突入電流への対処と同じく、コンデンサ11,15やスイッチ素子14などの電気部品として定格電圧の高いものを採用する必要がない。
[2]第2実施形態について説明する。
図6に示すように、平滑回路10におけるリアクトル13とスイッチ素子14との接続点にサージ抑制クランプ用のダイオード(第4ダイオード)18のアノードが接続され、そのダイオード18のカソードがコンデンサ11の一端(全波整流回路4の正側出力端)に接続されている。
コンデンサ11、ダイオード12、リアクトル13、コンデンサ15、ダイオード16,17、およびダイオード18からなるバレーフィル回路の基本的な構成に、通電制御用のスイッチ素子14を加えている。第1実施形態のように抵抗器20を並列接続する構成はない。
制御部60は、インバータ31による三相DCブラシレスモータ32の駆動をセンサレス・ベクトル制御するとともに、そのセンサレス・ベクトル制御の状態、入力電圧検出部40の検出結果、出力電圧検出部50の検出結果などに基づいてコンバータ2のスイッチングを制御するもので、次の第11〜第15制御手段を含む。
第11制御手段は、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電を入力電圧検出部40の検出結果から検出し、その初回充電に際してスイッチ素子14を一定時間(長くて数秒程度)Ts1にわたり所定のオン,オフデューティ(例えば10%)D1でスイッチング(オン,オフ)する。
第12制御手段は、サグおよび瞬時停電の発生と復帰を出力電圧検出部50で検出される出力電圧Vd2の値から検出し、その復帰に際して一定時間Ts1にわたりスイッチ素子14をオン,オフデューティD1でスイッチングする。
第13制御手段は、上記センサレス・ベクトル制御と3相DCブラシレスモータ32の実際の回転とが同期しなくなる脱調などの異常が生じた際に、インバータ31のスイッチングを停止するとともに(異常停止という)、この異常停止に際し、3相DCブラシレスモータ32側からインバータ31を通してコンバータ10に流れる回生電流を積極的に流すべく、スイッチ素子14を一定時間(長くて数秒程度)Ts2にわたりオン,オフデューティD3(例えば80%)でスイッチングする。
第14制御手段は、負荷30の変動などにより3相DCブラシレスモータ32からインバータ31を通してコンバータ10に流れる回生電流Irを抑制するべく、上記センサレス・ベクトル制御で用いる各種要素のうち負荷30の大きさに対応するトルク電流成分Iqの変化を監視し、トルク電流成分Iqが閾値(例えば“0”)未満に低下した場合にスイッチ素子14をオン,オフデューティD4(例えば100%)でスイッチングする。
第15制御手段は、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電、サグおよび瞬時停電、インバータ31の異常停止、トルク電流成分Iqの閾値未満をそれぞれ除く期間において、スイッチ素子14を所定のオン,オフデューティD2(例えば50%)でスイッチングする。
他の構成は第1実施形態と同じである。
制御部60が実行する制御を図7のフローチャートおよび図8〜図14の電流・電圧波形を参照しながら説明する。
制御部60は、交流電源1の投入(コンデンサ11,15の初回充電)、サグおよび瞬時停電、インバータ31の異常停止、トルク電流成分Iqの閾値(=“0”)未満をそれぞれ監視する(S11〜S14)。交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電でない場合(S11のNO)、かつサグおよび瞬時停電がない場合(S12のNO)、かつインダクタ31の異常停止がない場合(S13のNO)、かつトルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下していない場合(S14のNO)、制御部60は、電源電圧Vcの位相の所定期間においてスイッチ素子14を通常運転用のオン,オフデューティD2(=50%)でスイッチングする(S15)。
スイッチ素子14のオン期間は、電流制限素子であるリアクトル13とスイッチ素子14の直列回路を通してコンデンサ11,15に充電電流Ibが流れる。スイッチ素子14のオフ期間は、充電電流Ibがコンデンサ11,15に流れず、リアクトル13に蓄えられたエネルギに基づく電流がリアクトル13からダイオード18を通ってコンデンサ11に流れる放電路が形成される。この放電路の形成により、リアクトル13に蓄えられていたエネルギがコンデンサ11への充電電圧として回収される。
充電電流Ibが電流制限素子であるリアクトル13を通り、しかもその充電電流Ibがスイッチ素子14のオン,オフデューティD2(=50%)のスイッチングによって断続されるので、コンデンサ11,15に流れる充電電流Ibの大きさを図8に示すように適切な状態に制限することができる。これにより、コンバータ2への入力電流Iaに大きな歪みが生じなくなり、高調波電流の増加を防ぐことができる。
(コンデンサ11,15の初回充電)
交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電時(S11のYES)、制御部60は、タイムカウントT1を開始し(S16)、スイッチ素子14を通常運転時より小さいオン,オフデューティD1(=10%)でスイッチングする(S17)。そして、制御部60は、タイムカウントT1が一定時間T1sに満たない間(S18のNO)、オン,オフデューティD1(=10%)によるスイッチ素子14のスイッチングを継続する(S17)。タイムカウントT1が一定時間T1sに達したとき(S18のYES)、制御部60は、上記S11〜S14の監視に戻る。この監視に際しては、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電が終わっているので(S11のNO)、制御部60は、サグおよび瞬時停電がないことを条件に(S12のNO)、かつインダクタ31の異常停止がないことを条件に(S13のNO)、さらにトルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下していないことを条件に(S14のNO)、上記S15の通常運転時のオン,オフデューティD2(=50%)のスイッチングに戻る(S15)。
交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電に際しては、コンデンサ11,15の電荷が零なので、仮にスイッチ素子14が通常運転時のオン,オフデューティD2(=50%)のままスイッチングすると、図9に示すようにコンデンサ11,15に大きな充電電流Ibいわゆる突入電流が流れる。ただし、本実施形態では、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電に際し、スイッチ素子14を通常運転時より小さいオン,オフデューティD1(=10%)でスイッチングし、スイッチ素子14のオン期間を縮小するので、図10に示すように突入電流を抑制することができる。突入電流を抑制できるので、突入電流によるスイッチ素子14の破壊を防ぐことができるとともに、突入電流による直流電圧Vd2の過上昇を防ぐことができる。したがって、コンデンサ11,15やスイッチ素子14などの電気部品として定格電圧の高いものを採用する必要がなく、よってコストの上昇を回避することができる。
(サグまたは瞬時停電)
サグまたは瞬時停電が発生した場合、直流電圧Vd2が下降し、そのサグまたは瞬時停電からの復帰に際して充電電流Ibが一時的に大きく増加する。仮に、サグまたは瞬時停電からの復帰に際してスイッチ素子14が通常運転時のオン,オフデューティD2(=50%)でスイッチングすると、図11に示すように充電電流Ibが急上昇し、スイッチ素子14の破壊に至る可能性がある。
このスイッチ素子14の破壊を防ぐため、制御部60は、サグまたは瞬時停電の発生を直流電圧Vd2の変化に基づいて監視し(S12)、サグまたは瞬時停電の発生を検出した時点で(S12のYES)、タイムカウントT1を開始し(S16)、スイッチ素子14を通常運転時より小さいオン,オフデューティD1(=10%)でスイッチングする(S17)。そして、制御部60は、タイムカウントT1が一定時間T1sに満たない間(S18のNO)、オン,オフデューティD1(=10%)によるスイッチ素子14のスイッチングを継続する(S17)。タイムカウントT1が一定時間T1sに達したとき(S18のYES)、制御部60は、上記S11〜S14の監視に戻る。この監視に際しては、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電が終わっているので(S11のNO)、制御部60は、新たなサグおよび瞬時停電がないことを条件に(S12のNO)、かつインダクタ31の異常停止がないことを条件に(S13のNO)、さらにトルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下していないことを条件に(S14のNO)、上記S15の通常運転時のオン,オフデューティD2(=50%)のスイッチングに戻る(S15)。
このように、サグまたは瞬時停電からの復帰に際してスイッチ素子14が通常運転時より小さいオン,オフデューティD1(=10%)でスイッチングすることにより、図12に示すように充電電流Ibを抑制することができる。充電電流Ibを抑制できるので、充電電流Ibによるスイッチ素子14の破壊を防ぐことができる。また、充電電流Ibを抑制できるので、充電電流Ibによる直流電圧Vd2の過上昇を防ぐことができる。したがって、コンデンサ11,15やスイッチ素子14などの電気部品として定格電圧の高いものを採用する必要がない。
(異常停止)
インバータ31のスイッチングと3相DCブラシレスモータ32の実際の回転とが同期しなくなる脱調などが生じた場合、制御部60は、インバータ31を異常停止する。この異常停止に際し(S13のYES)、制御部60は、タイムカウントT2を開始し(S19)、スイッチ素子14を通常運転時より大きいオン,オフデューティD3(=80%)でスイッチングする(S20)。そして、制御部60は、タイムカウントT2が一定時間T2sに満たない間(S21のNO)、オン,オフデューティD3(=80%)によるスイッチ素子14のスイッチングを継続する(S20)。タイムカウントT2が一定時間T2sに達したとき(S21のYES)、制御部60は、上記S11〜S14の監視に戻る。この監視に際しては、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電が終わっているので(S11のNO)、制御部60は、サグおよび瞬時停電がないことを条件に(S12のNO)、かつインダクタ31の異常停止がないことを条件に(S13のNO)、さらにトルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下していないことを条件に(S14のNO)、上記S15の通常運転時のオン,オフデューティD2(=50%)のスイッチングに戻る(S15)。
脱調などによるインバータ31の異常停止に際しては、3相DCブラシレスモータ32の回転が慣性で続くことにより生じる回生電流Irが図6に矢印で示すようにインバータ31を通して平滑回路10に流れる。この回生電流Irは、スイッチ素子14がオフしたときに実線矢印のように小容量のコンデンサ5に流れ、スイッチ素子14がオンしたときに破線矢印のようにコンデンサ11、ダイオード12、リアクトル13、スイッチ素子14、コンデンサ15に流れる。この場合、スイッチ素子14が通常運転時のオン,オフデューティD2(=50%)より大きいオン,オフデューティD3(=80%)でスイッチングするので、回生電流Irがコンデンサ11,15に流れる期間が通常運転時よりも長くなり、その分だけコンデンサ11,15によるエネルギの回収量が増える。コンデンサ11,15によるエネルギの回収量が増えるので、回生電流Irによる直流電圧Vd2の過上昇を防ぐことができ、回生電流Irによるスイッチ素子14の破壊を防ぐことができる。
回生電流Irはインバータ31の異常停止時だけでなく負荷30の変動によっても生じる。回生電流Irが生じた際に直流電圧Vd2が過上昇する様子をスイッチ素子14の動作およびセンサレス・ベクトル制御におけるトルク電流成分Iq(指令値・実際値)の変化と共に図13に示している。制御部60は、トルク電流成分(実際値)Iqの変化を監視し(S14)、トルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下した際に(S14のYES)、スイッチ素子14のオン,オフデューティを通常運転時のD2(=50%)より大きいD4(=100%)に設定する(S22)。オン,オフデューティD4(=100%)は、スイッチ素子14の連続オンに相当する。そして、制御部60は、トルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下している期間において(S23のNO)、オン,オフデューティD4(=100%)の設定を継続する(S22)。トルク電流成分Iqが閾値(=“0”)以上に上昇したとき(S23のYES)、制御部60は、上記S11〜S14の監視に戻る。この監視に際しては、交流電源1の投入によるコンデンサ11,15の初回充電が終わっているので(S11のNO)、制御部60は、サグおよび瞬時停電がないことを条件に(S12のNO)、かつインダクタ31の異常停止がないことを条件に(S13のNO)、かつトルク電流成分Iqが閾値(=“0”)以上であることから(S14のNO)、上記S15の通常運転時のオン,オフデューティD2(=50%)のスイッチングに戻る(S15)。
回生電流Irによる直流電圧Vd2の過上昇は、図13に示すように、トルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下している期間に生じる。したがって、図14に示すようにトルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下している期間において、スイッチ素子14のオン,オフデューティを通常運転時のD2(=50%)より大きいD4(=100%)に増やすことにより、回生電流Irがコンデンサ11,15に流れる期間が通常運転時より長くなり、その分だけコンデンサ11,15によるエネルギの回収量が増える。コンデンサ11,15によるエネルギの回収量が増えるので、直流電圧Vd2の過上昇を防ぐことができ、回生電流Irによるスイッチ素子14の破壊を防ぐことができる。
なお、トルク電流成分Iqが閾値(=“0”)未満に低下した時点から予め定めた一定時間にわたりオン,オフデューティD4(=100%)を設定する制御としてもよい。
その他、上記各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…交流電源、2…コンバータ、4…全波整流回路、10…平滑回路、11…コンデンサ、12…ダイオード、13…リアクトル(第1電流制限素子)、14…スイッチ素子、15…コンデンサ、16…ダイオード、17…ダイオード、22…抵抗器(第2電流制限素子)、30…負荷、31…インバータ、32…三相DCブラシレスモータ、60…制御部

Claims (5)

  1. 交流電源の電圧を全波整流する全波整流回路と、
    前記全波整流回路の正側出力端に一端が接続された第1コンデンサ、この第1コンデンサの他端にアノードが接続された第1ダイオード、この第1ダイオードのカソードに一端が接続された第1電流制限素子、この第1電流制限素子の他端に一端が接続され前記全波整流回路の負側出力端に他端が接続された第2コンデンサ、前記全波整流回路の負側出力端にアノードが接続され前記第1コンデンサの他端にカソードが接続された第2ダイオード、前記第2コンデンサの一端にアノードが接続され前記全波整流回路の正側出力端にカソードが接続された第3ダイオードを含み、前記全波整流回路の全波整流電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1電流制限素子と前記第2コンデンサとの接続間に設けられた通電制御用のスイッチ素子と、
    前記スイッチ素子に並列接続された第2電流制限素子と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記交流電源の投入に際し前記スイッチ素子をオフし、それ以外の期間において前記スイッチ素子をオン,オフする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記交流電源の投入に際し前記スイッチ素子をオフし、前記交流電源の電圧の瞬時的な低下からの復帰に際し前記スイッチ素子をオフし、それ以外の期間において前記スイッチ素子をオン,オフする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記制御手段は、前記交流電源の電圧の瞬時的な低下および復帰を前記平滑回路の出力電圧の値から検出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電源装置を備えたモータ駆動装置であって、
    前記電源装置の出力電圧を交流電圧に変換しその交流電圧をモータの駆動電力として出力するインバータ、
    を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
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