JP6532434B2 - 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機 - Google Patents

掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機 Download PDF

Info

Publication number
JP6532434B2
JP6532434B2 JP2016152792A JP2016152792A JP6532434B2 JP 6532434 B2 JP6532434 B2 JP 6532434B2 JP 2016152792 A JP2016152792 A JP 2016152792A JP 2016152792 A JP2016152792 A JP 2016152792A JP 6532434 B2 JP6532434 B2 JP 6532434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cemented carbide
cutter
roller cutter
tip portion
excavator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016152792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018021367A (ja
Inventor
稲場 啓能
啓能 稲場
竜生 森
竜生 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Corp
Original Assignee
Okumura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okumura Corp filed Critical Okumura Corp
Priority to JP2016152792A priority Critical patent/JP6532434B2/ja
Publication of JP2018021367A publication Critical patent/JP2018021367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6532434B2 publication Critical patent/JP6532434B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

本発明は、掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機に関し、例えば、掘削機用ローラカッタの耐摩耗技術に関するものである。
シールドマシン等に代表される掘削機の先端頭部には、カッタヘッドと称する円盤状の掘削板が回転可能な状態で設置されている。このカッタヘッドの前面(切羽に対向する面)等には、複数個の掘削機用ローラカッタが回転可能な状態で配置されている。この掘削機用ローラカッタは、地山を切り崩す掘削部品であり、その外周の刃先部の先端には、その外周に沿って所定の間隔毎に複数個の超硬合金製のチップ部が固定された状態で設置されている。なお、掘削機用ローラカッタの構成については、例えば、特許文献1〜3に記載がある。
特開2016−61123号公報 特開平10−246093号公報 特開平10−246094号公報
ところで、掘削機用ローラカッタにおいては、その刃先部の側面に硬化肉盛溶接を施すことで掘削機用ローラカッタの母材部の耐摩耗性を向上させている。しかし、硬化肉盛溶接部は、刃先部先端の超硬合金製のチップ部と比べて軟らかい上、あまり厚くすることができない。このため、刃先部先端の超硬合金製のチップ部の摩耗量が少ないうちに、硬化肉盛溶接部が摩耗してしまい、さらに下層の母材部も摩耗して刃先部先端の超硬合金製のチップ部が露出してしまう。その結果、シールド推力やカッタヘッドトルク等によって、刃先部先端の超硬合金製のチップ部が摩耗、折損および脱落してしまう、という問題がある。
この刃先部先端の超硬合金製のチップ部の摩耗、折損および脱落は、掘削機の掘削能力の低下を招くので、掘削機用ローラカッタの交換が必要となるが、その交換作業に際しては、掘削動作を中断せざるを得ない上、さらに地盤の改良等のような補助作業が必要となるので、掘削工期の遅延や工事費の増大を招く。特に、掘削工事の長距離化に伴い、掘削機用ローラカッタの摩耗が増え、掘削機用ローラカッタの交換回数が増えるので、時間的および経済的な負担が増大する。このため、掘削工事においては掘削機用ローラカッタの耐久性を如何にして向上させるかが重要な課題となっている。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、その目的は、掘削機用ローラカッタの耐久性を向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の掘削機用ローラカッタは、円盤状に形成された本体の外周に前記本体の中心から外周に向かって次第に薄くなるように形成された刃先部を備えるとともに、前記刃先部の先端において前記本体の外周に沿って予め決められた間隔毎に前記刃先部の先端から前記本体の中心に向かって延びるように形成された複数の孔と、その各々の孔に嵌合された状態で設けられた複数個の第1の超硬チップ部とを備える掘削機用ローラカッタにおいて、前記刃先部の側面において前記本体の外周に沿って予め決められた間隔毎に形成された複数の溝と、前記刃先部の側面において前記複数の溝の各々に嵌合された状態で前記本体に溶接された複数個のプレート形状に形成された第2の超硬チップ部と、前記第1の超硬チップ部および前記第2の超硬チップ部を除く前記刃先部の側面を覆うように前記本体に溶接された硬化肉盛溶接部と、を備え、前記第2の超硬チップ部は、外周側面が順テーパに形成されて当該外周側面を取り囲むように形成された溶接部により前記本体に接合され、前記硬化肉盛溶接部は、前記第2の超硬チップ部の外周側面に形成された前記溶接部の表面に重なり、且つ前記第2の超硬チップ部の外周から前記溶接部の分だけ離れた状態で形成されており、前記第2の超硬チップ部の硬度は前記第1の超硬チップ部よりも低く、前記第2の超硬チップ部の厚さは前記硬化肉盛溶接部よりも厚いことを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明は、上記請求項1記載の発明において、前記第2の超硬チップ部は、前記複数の第1の超硬チップ部の隣接間に配置されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記第2の超硬チップ部の上面の少なくとも一部は、前記刃先部の側面に沿うように傾斜していることを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明の掘削機は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の掘削機用ローラカッタをカッタヘッドに設置したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、掘削機用ローラカッタの本体の摩耗を抑制または防止することができ、本体の摩耗に起因する第1の超硬チップ部の摩耗、折損および脱落を抑制または防止することができるので、掘削機用ローラカッタの耐久性を向上させることが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、掘削機用ローラカッタの本体を構成する刃先部において摩耗し易い先端側近傍まで第2の超硬チップ部を配置することができるとともに、第2の超硬チップ部の総面積を増大させることができるので、第2の超硬チップ部による本体の保護能力を向上させることが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、第2の超硬チップ部の脱落を抑制または防止することが可能になる。
請求項4記載の発明によれば、掘削機用ローラカッタの耐久性を向上させることができるので、掘削機の掘削能力を長期間にわたって維持することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る掘削機の内部を側面から透かして見せた要部構成図である。 図1の掘削機を構成するカッタヘッドの正面図である。 (a)はローラカッタの要部側面図、(b)は図3(a)のローラカッタの母材部の一部破断側面図である。 (a)は図3(a)のローラカッタの正面図、(b)は図3(a)のI−I線の断面図、(c)は図3(a)のII−II線の断面図である。 (a)は図3(a)のローラカッタの要部斜視図、(b)は図5(a)のローラカッタの刃先部の要部拡大平面図である。 (a)は図5(b)のIII−III線の拡大断面図、(b)は図5(b)のIV−IV線の拡大断面図である。 (a)はローラカッタの製造工程中の要部平面図、(b)は図7(a)のV−V線の拡大断面図、(c)は図7(a)に続くローラカッタの製造工程中の要部平面図、(d)は図7(c)のV−V線の拡大断面図である。 (a)は図7(c)に続くローラカッタの製造工程中の要部平面図、(b)は図8(a)のV−V線の拡大断面図、(c)は図8(a)に続くローラカッタの製造工程中の要部平面図、(d)は図8(c)のV−V線の拡大断面図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
まず、本実施の形態の掘削機の構成例について図1を参照して説明する。図1は本実施の形態の掘削機の内部を側面から透かして見せた要部構成図である。
本実施の形態の掘削機1は、例えば、カッタヘッド2で掘削された土砂に添加材を注入して練り混ぜることで生成された不透水性と塑性流動性(自由に変形および移動できる性質)とを有する泥土を、カッタヘッド2と機器本体3との間のチャンバ4内に充填した状態で掘進することにより、切羽の土圧に対抗する泥土圧を発生させて切羽の安定性を確保した状態で掘削を行う泥土加圧式のシールドマシンである。
カッタヘッド2は、地盤を掘削するカッタ盤であり、掘削機1の先端頭部の前面に機器本体3の周方向に沿って正逆方向に回転可能な状態で設置されている。特に限定されるものではないが、カッタヘッド2の直径は、例えば、5360mm程度、カッタヘッド2の厚さは、例えば、610mmである。
このカッタヘッド2の前面(切羽に対向する面)には、センターカッタC、ローラカッタRCおよびスクレーパツース(図1には図示せず)等が設置されている。センターカッタCやローラカッタRCは、主に地山を切り崩す掘削部品であり、スクレーパツースは、主に地山を切削する切削部品である。
また、カッタヘッド2の外周には、コピーカッタCCが設置されている。コピーカッタCCは、急曲線施工時の余堀りや掘削機1の姿勢制御等を行う役割を備えている。また、カッタヘッド2の裏面には、練混ぜ翼6が設置されている。練混ぜ翼6は、例えば、円柱状の突出部材で形成されており、カッタヘッド2が回転するとチャンバ4内の土砂と添加材とを撹拌混合する役割を備えている。なお、カッタヘッド2については、後ほど説明する。
機器本体3は、前胴プレート(前胴部)3aと、その後方の後胴プレート(後胴部)3bと、その後方のテールシール3cとを備えている。
前胴プレート3aおよび後胴プレート3bは、例えば円筒状の鋼製板により形成されており、機器本体3の外形を形成するとともに、機器本体3の内部に中空空間を形成する構成部である。この前胴プレート3aと後胴プレート3bとは、前胴プレート3aの後端側において後胴プレート3bの先端の球面軸受部が前胴プレート3aの内周面に接した状態で入り込むことで係合されている。
テールシール3cは、掘進作業中に機器本体3の後部から機器本体3内に地下水等が入り込むのを防止する封止部材であり、後胴プレート3bの後端部において後胴プレート3bの内周に沿って枠状に設置されている。
前胴プレート3aの前面側において、その前面から機器本体3の内方に後退した位置には、隔壁7が設置されている。隔壁7は、機器本体3内の中空空間を切羽側と機内側とに分ける鋼材板であり、この隔壁7の切羽側(すなわち、上記カッタヘッド2と隔壁7との間)に上記したチャンバ4が設けられている。なお、カッタヘッド2により掘削された土砂等は、カッタヘッド2の前裏面を貫通する貫通孔(図1には図示せず)を通じカッタヘッド2内に取り込まれる。
一方、掘削機1の機器本体3の機内側には、カッタ駆動体8、中折れジャッキ9a、シールドジャッキ9b、スクリューコンベア10、エレクタ11、土圧検出部12および添加材注入部13a,13b,13c等が設置されている。
カッタ駆動体8は、カッタヘッド2を正逆方向に回転させるモータ(駆動源)であり、カッタヘッド2の正面内の外周近傍位置に、カッタヘッド2の周方向に沿って複数個並んで設置されている。なお、ここでは、カッタ駆動方式として外周支持駆動方式が例示されている。
中折れジャッキ9aは、掘削機1の推進方向や姿勢を修正する機器であり、機器本体3内において前胴プレート3aと後胴プレート3bとを連結するように前胴プレート3aと後胴プレート3bとの境界を跨いだ状態で機器本体3の周方向に沿って複数個並んで設置されている。この中折れジャッキ9aに圧油を供給し前胴プレート3aと後胴プレート3bとを予め決められた方向および角度に屈折させた状態で掘削機1を推進することで掘削機1の推進方向や姿勢を制御することが可能になっている。
シールドジャッキ9bは、機器本体3の後方に設置されたセグメントSGに反力をとって掘削機1を前進させるための推進力を発生させる機器であり、機器本体3内において前胴プレート3aと後胴プレート3bとの境界を跨いだ状態で機器本体3の周方向に沿って複数個並んで設置されている。
スクリューコンベア10は、チャンバ4内に取り込まれた土砂を機外に排出するための機器であり、機器本体3の底部において隔壁7を貫通しチャンバ4内に配置された土砂取込端部10aから機器本体3の後方において機器本体3の高さ方向中央より若干高い位置に配置された排出端部10bに向かって斜め上向きに連続的に延在した状態で設置されている。なお、ここでは、リボンスクリューコンベアが例示されている。
エレクタ11は、セグメントSGを把持して掘削坑の内周方向に旋回し、掘削坑の内周方向の組立位置に移送する組立装置であり、エレクタ駆動用の油圧モータ(図示せず)等によって掘削坑の周方向に沿って回転可能な状態で後胴プレート3bの中空内に設置されている。
土圧検出部12は、チャンバ4内の泥土圧を検出するセンサである。掘削機1は、土圧検出部12によって検出されたチャンバ4内の泥土圧を管理することにより切羽の安定性を確保しながら掘進することが可能になっている。
添加材注入部13aは、チャンバ4内に上記添加材(作泥土材)を注入する配管部であり、隔壁7を貫通した状態で設置されている。添加材注入部13bは、掘削機1の外周や切羽に対して上記添加材(作泥土材)を注入する配管部であり、前胴プレート3aの周方向に沿って複数箇所に設置されている。さらに、添加材注入部13cは、掘削機1の外周に対して上記添加材(作泥土材)を注入する配管部であり、後胴プレート3bの周方向に沿って複数箇所に設置されている。
次に、上記したカッタヘッド2の構成例について図2を参照して説明する。図2は図1の掘削機を構成するカッタヘッドの正面図である。
カッタヘッド2は、例えば、円盤状のスポーク型のカッタヘッドで構成されており、十字状に組まれた2つのスポーク部2a,2bと、スポーク部2a,2bの隣接間の4箇所に設置されたカバー部2cと、スポーク部2a,2bの先端部同士を結ぶ外周リング部2rと、これらの部材間に形成された上記貫通孔2hとを備えている。
カッタヘッド2の正面中央には、上記したセンターカッタCが設置されている。なお、センターカッタCに代えて、センタービットやコーンヘッド型のローラビット等のような他の掘削機用カッタ部材を設置しても良い。
また、カッタヘッド2の正面内には、複数個のローラカッタRC(RC1,RC2)が回転可能な状態で設置されている。一方のローラカッタRC1は、スポーク部2a,2bの幅方向(短方向)中央にスポーク部2a,2bの長手方向に沿って所定間隔毎に並んだ状態で設置されている。なお、ローラカッタRC1に代えて、先行ビット等のような他の掘削機用カッタ部材を設置しても良い。他方のローラカッタRC2は、カバー部2c毎に2個ずつカッタヘッド2の周方向に沿って並んだ状態で設置されている。なお、各カバー部2cの2個のローラカッタRC2は、互いの傾斜角度(設置角度)を変えた状態で設置されている。
また、カッタヘッド2の正面内においてスポーク部2a,2bの幅方向(短方向)の両側には上記した複数個のスクレーパツースSTがスポーク部2a,2bの長手方向に沿って並んだ状態で設置されている。
さらに、カッタヘッド2の正面内においてスポーク部2a,2bには、例えば、ベントナイト系の添加材のような作泥土材をカッタヘッド2の前面の切羽に向けて注入するための複数の添加材注入部13d〜13fが設置されている。なお、この添加材には、ベントナイト系の添加材に代えて気泡材を用いても良いし、ベントナイト系の添加材と気泡材との両方を用いても良い。
次に、上記したローラカッタRCの一例としてローラカッタRC2の構成について図3〜図6を参照して説明する。図3(a)はローラカッタの要部側面図、図3(b)は図3(a)のローラカッタの母材部の一部破断側面図、図4(a)は図3(a)のローラカッタの正面図、図4(b)は図3(a)のI−I線の断面図、図4(c)は図3(a)のII−II線の断面図、図5(a)は図3(a)のローラカッタの要部斜視図、図5(b)は図5(a)のローラカッタの刃先部の要部拡大平面図、図6(a)は図5(b)のIII−III線の拡大断面図、図6(b)は図5(b)のIV−IV線の拡大断面図である。なお、図3(a)および図4(a)は断面図ではないが、図面を見易くするために超硬部材にハッチングを付している。また、図5(b)は平面図であるが、図面を見易くするために硬化肉盛溶接部や溶接部にハッチングを付している。また、図6(a)と図6(b)とでは拡大倍率が異なっている。
ローラカッタRC2は、母材部(本体)20と、メインチップ部(第1の超硬チップ部)21と、硬化肉盛溶接部22と、サイドチップ部(第2の超硬チップ部)23と、溶接部24とを備えている。特に限定されるものではないが、ローラカッタRC2の直径は、例えば、432mmである。
ローラカッタRC2の母材部20は、ローラカッタRC2の円盤状の土台を形成する本体部分であり、例えば、入手が容易で、靱性が高く、機械的加工性に優れた、クロムモリブデン鋼材(SCM440H)等により形成されている。この母材部20の硬さは、例えば、HV500程度である。なお、HVは、硬さ基準の一つでピッカース硬さを示している。ただし、母材部20の構成材料は、上記したものに限定されるものではなく種々変更可能である。
この母材部20は、径方向中央の中央軸部20aと、その外周の刃先部20bとを一体で備えている。刃先部20bは、ローラカッタRC2の中心から外周に向かって次第に薄くなるように、刃先部20bの両側面が刃先部20bの厚さ方向中央に向かって傾斜した状態で形成されている。
この刃先部20bの先端には、図3(b)および図4(b)に示すように、ローラカッタRC2の外周に沿って予め決められた間隔毎に孔20cが形成されている。この孔20cは、刃先部20bの先端からローラカッタRC2の中心に向かって延び、その途中位置で終端している。
また、図3(b)、図6に示すように、刃先部20bの両側面には、ローラカッタRC2の外周に沿って所定の間隔毎に溝20dが形成されている。この溝20dは、例えば、ローラカッタRC2の径方向の寸法の方が周方向の寸法よりも長い長溝形状に形成されており、孔20cの隣接間に位置するように形成されている。
メインチップ部21は、主に地山を打撃し崩し、かき乱す機能等を有する刃体部であり、図4(b)に示すように、メインチップ部21の先端(刃先)を露出させた状態で母材部20の複数の孔20cの各々に嵌合されて固着されている。特に限定されるものではないが、メインチップ部21の全個数は、例えば、24個、隣接するメインチップ部21の間隔は、例えば、24mmである。
このメインチップ部21は、例えば、先端が刃状に形成された円柱体により形成されている。メインチップ部21を円柱体にすることにより、シールド掘削時に各メインチップ部21に加わる応力をほぼ均等に分散させることができるので、メインチップ部21の強度を向上させることができる。このため、メインチップ部21が折れたり割れたりし難くすることができる。特に限定されるものではないが、メインチップ部21の直径は、例えば、22mm、長さは、例えば、40mmである。
また、メインチップ部21は、例えば、硬さと坑折力とのバランスの良い(すなわち、摩耗および折損し難い)JIS・E5種の合金(JISで規格されたE5種の合金)からなり、例えば、炭化タングステン(WC)、炭化チタン(TiC)または炭化タンタル(TaC)等のような金属炭化物粒子を、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)または鉄(Fe)等のようなバインダー金属で結合した超硬質合金により構成されている。このメインチップ部21の硬さは、例えば、母材部20よりも硬いHV940程度である。
硬化肉盛溶接部22は、母材部20の摩耗を抑制または防止する保護部材としての機能の他、サイドチップ部23を固定する機能を備えており、ローラカッタRC2の母材部20を構成する刃先部20bの表面(両側面)を覆うように溶接されている。
ただし、硬化肉盛溶接部22がメインチップ部21およびサイドチップ部23を覆うとメインチップ部21およびサイドチップ部23が割れてしまう場合がある。そこで、硬化肉盛溶接部22は、図5(b)に示すように、メインチップ部21およびサイドチップ部23を直接覆わないように形成されている。すなわち、硬化肉盛溶接部22は、メインチップ部21の露出部の外周から予め決められた距離だけ離れた状態で形成されている。また、硬化肉盛溶接部22は、サイドチップ部23の外周の溶接部24の表面には重なっているがサイドチップ部23の外周から溶接部24の分だけ離れた状態で形成されている。
この硬化肉盛溶接部22は、例えば、MT-HVCのような硬化肉盛用溶接材料(JIS Z 3326 YF3B-C-800)により形成されている。また、硬化肉盛溶接部22は、あまり厚くするとそれ自体が割れてしまうので、その厚さは、サイドチップ部23よりも薄く、例えば、2〜3mm程度である。この硬化肉盛溶接部22の硬さは、例えば、母材部20よりも硬いが、メインチップ部21よりは軟らかいHV800級(HV780程度)である。
このような硬化肉盛溶接部22を設けたことにより、母材部20の摩耗を抑制または防止することができるので、母材部20の摩耗に起因するメインチップ部21の摩耗、折損および脱落を抑制または防止することができる。したがって、ローラカッタRC2の耐久性(寿命)を向上させることができる。
また、サイドチップ部23の外周を取り囲むように硬化肉盛溶接部22を設けたことにより、サイドチップ部23を硬化肉盛溶接部22によってしっかりと固定することができるので、サイドチップ部23の脱落を抑制または防止することができる。
サイドチップ部23は、主に、母材部20の摩耗を抑制または防止する保護部材であり、母材部20を構成する刃先部20bの両側面の複数の溝20dの各々に嵌合された状態で溶接部24により母材部20に溶接されている。特に限定されるものではないが、サイドチップ部23の全個数は、例えば、48個である。
このサイドチップ部23は、例えば、プレート形状に形成されている。これにより、母材部20の体積の減少を最小限にすることができるので、母材部20の体積の減少に起因するメインチップ部21の支持力低下を防止することができる。また、サイドチップ部23をプレート形状にしたことにより、母材部20の表面のサイドチップ部23を嵌め込む溝20dも浅くて済むので、母材部20自体の機械的強度を確保することもできる。特に限定されるものではないが、サイドチップ部23の幅(短方向寸法)は、例えば、16mm、長さ(長手方向寸法)は、例えば、40mm、厚さは、例えば、6mmである。
また、サイドチップ部23は、例えば、超硬合金(炭化タングステン(WC)、モリブデン(Mo)等のような金属炭化物粒子を、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)または鉄(Fe)等のようなバインダー金属で結合した超硬質合金)により構成されている。このサイドチップ部23の硬さは、例えば、母材部20よりは硬いが、メインチップ部21および硬化肉盛溶接部22よりは軟らかいHV600程度である。
ただし、通常、超硬部材の取り付けは、ロウ付けで固定しているが、サイドチップ部23をロウ付けで固定してしまうと、硬化肉盛溶接部22の施工時の溶接熱によりロウが溶け出し、サイドチップ部23が脱落してしまうので、サイドチップ部23を溶接可能な超硬合金により形成し、サイドチップ部23を溶接によって固定している。なお、サイドチップ部23の外周側面には、溶接し易いように順テーパ(斜面)が形成されている。
このようなサイドチップ部23は、硬化肉盛溶接部22よりも軟らかい材料で構成されているが、図6に示すように、硬化肉盛溶接部22よりも厚くすることができる。このため、ローラカッタRC2の刃先部20bの両側面に硬化肉盛溶接部22を設ける他に、複数個のサイドチップ部23を設けたことにより、サイドチップ部23が無い場合に比べて、母材部20の摩耗をさらに抑制または防止することができる。このため、サイドチップ部23が無い場合に比べて、母材部20の摩耗に起因するメインチップ部21の摩耗、折損および脱落をさらに抑制または防止することができるので、ローラカッタRC2の耐久性(寿命)をさらに向上させることができる。
また、図3(a)および図5に示すように、サイドチップ部23をメインチップ部21の隣接間に配置したことにより、サイドチップ部23をローラカッタRC2の周方向においてメインチップ部21と同位置(メインチップ部21の露出位置よりもローラカッタRC2の中央軸部20a側)に配置した場合に比べて、以下の効果を得ることができる。すなわち、刃先部20bにおいて摩耗し易い先端側近傍までサイドチップ部23を配置することができるとともに、サイドチップ部23の総面積を増大させることができるので、サイドチップ部23による母材部20の保護能力を向上させることができる。
また、ローラカッタRC2の周方向(回転方向)に沿って硬化肉盛溶接部22とサイドチップ部23とを交互に配置したことにより、耐衝撃性を向上させることができるので、ローラカッタRC2の耐久性を向上させることができる。
また、図6(a)に示すように、サイドチップ部23の上面において刃先部20bの先端側の一部には、刃先部20bの側面の傾斜に合わせて傾斜する傾斜面23aが形成されている。これにより、サイドチップ部23の脱落を抑制または防止することができる。
溶接部24は、サイドチップ部23を母材部20に接合する部材であり、サイドチップ部23の全周を取り囲むように形成されている。溶接部23の溶接材料は、例えば、SF-1のような溶接材料(JIS Z 3313 YFW24)により形成されている。
このサイドチップ部23をロウ付けで接合した場合、サイドチップ部23の周りに肉盛溶接を施す際にロウが溶けてサイドチップ部23が脱落してしまうが、サイドチップ部23を溶接部24によって溶接したことにより、サイドチップ部23の周囲に肉盛溶接を施す際にサイドチップ部23が脱落してしまうのを防止することができる。
以上のようなローラカッタRC2の構成は、ローラカッタRC1にも適用されている。これにより、カッタヘッド2の前面内の全てのローラカッタRCの耐久性を向上させることができるので、ローラカッタRCの切削能力を確保することができる。このため、掘削機1の掘削能力を長期間にわたって維持することができる。また、掘削機1の掘削速度の低下を抑制することができるので、日進量を確保することができる。
また、ローラカッタRCの交換回数を減らすことができるので、長距離掘削であったとしても、掘削工期の遅延を回避することができるとともに、工事費を削減することができる。さらに、想定以上の硬質地盤や低速掘削工程に対しても柔軟に対応することができる。
ただし、上記ローラカッタ構成を、カッタヘッド2の外周側から径方向途中位置までの摺動距離が相対的に長いローラカッタRCのみに適用しても良い。これにより、カッタヘッド2の面内の全てのローラカッタRCに適用する場合に比べて、掘削機1の掘削能力を大幅に低下させることなく、掘削機1のコストを低減することができる。
なお、ローラカッタRC1のように1つの母材部20の外周に2つの刃先部がある場合は、各刃先部の外側の側面のみに上記した硬化肉盛溶接部22およびサイドチップ部23を設けても良い。
次に、上記ローラカッタRC2の製造方法の一例について図7および図8を参照して説明する。
まず、図7(a)はローラカッタの製造工程中の要部平面図、図7(b)は図7(a)のV−V線の拡大断面図を示している。
ここでは、図7(a)に示すように、ローラカッタ製造用の母材部20の孔20c内に真空圧入等によりメインチップ部21を嵌め込んで固定する。なお、図7(a),(b)に示すように、この段階では母材部20を構成する刃先部20bの両側面の溝20dにはサイドチップ部23が設置されていない。
次いで、図7(c)は図7(a)に続くローラカッタの製造工程中の要部平面図、(d)は図7(c)のV−V線の拡大断面図、図8(a)は図7(c)に続くローラカッタの製造工程中の要部平面図、図8(b)は図8(a)のV−V線の拡大断面図を示している。なお、図8(a)は平面図であるが、図面を見易くするために溶接部24にハッチングを付している。
ここでは、図7(c),(d)に示すように、ローラカッタ製造用の母材部20を構成する刃先部20bの側面の溝20dにサイドチップ部23を嵌め込んだ状態で設置した後、図8(a),(b)に示すように、溝20d内のサイドチップ部23の外周(全周)に対してマグ溶接等を施すことにより、サイドチップ部23の外周(全周)を取り囲むように溶接部24を形成してサイドチップ部23を母材部20に溶接する。
次いで、図8(c)は図8(a)に続くローラカッタの製造工程中の要部平面図、図8(d)は図8(c)のV−V線の拡大断面図を示している。なお、図8(c)は平面図であるが、図面を見易くするために硬化肉盛溶接部22および溶接部24にハッチングを付している。
ここでは、ローラカッタ製造用の母材部20を構成する刃先部20bの表面に対してマグ溶接等を施すことにより、刃先部20bの表面に硬化肉盛溶接部22を形成する。この際、サイドチップ部23が溶接されているので、肉盛溶接の際にサイドチップ部23が脱落することを防止することができる。なお、硬化肉盛溶接部22は、メインチップ部21の外周から離れているとともに、サイドチップ部23の外周からも溶接部24の幅分程度離れている。
このようにして刃先部20bの先端外周に複数個のメインチップ部21を備えるとともに、刃先部20bの両側面に硬化肉盛溶接部22および複数個のサイドチップ部23を備えるローラカッタRC2を製造する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば、前記実施の形態においては、外周支持駆動方式の泥土圧シールドマシンを用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、センターシャフト駆動方式や中間支持駆動方式等のような他の駆動方式の泥土圧シールドマシンを用いても良い。
以上の説明では、本発明を泥土圧シールドマシンに適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、カッタヘッドと機器本体との間の泥水室に泥水を圧送し、泥水室内の泥水の圧力を切羽の土圧および地下水圧に見合う圧力にして切羽の安定を図りながらカッタヘッドを切羽に押し当てて回転させることにより地盤を掘削する泥水式シールドマシンに適用しても良い。
1 掘削機
2 カッタヘッド
3 機器本体
4 チャンバ
6 練混ぜ翼
7 隔壁
8 カッタ駆動体
20 母材部
20a 中央軸部
20b 刃先部
20c 孔
20d 溝
21 メインチップ部
22 硬化肉盛溶接部
23 サイドチップ部
23a 傾斜面
24 溶接部
C センターカッタ
RC,RC1,RC2 ローラカッタ
CC コピービット
ST スクレーパツース

Claims (4)

  1. 円盤状に形成された本体の外周に前記本体の中心から外周に向かって次第に薄くなるように形成された刃先部を備えるとともに、前記刃先部の先端において前記本体の外周に沿って予め決められた間隔毎に前記刃先部の先端から前記本体の中心に向かって延びるように形成された複数の孔と、その各々の孔に嵌合された状態で設けられた複数個の第1の超硬チップ部とを備える掘削機用ローラカッタにおいて、
    前記刃先部の側面において前記本体の外周に沿って予め決められた間隔毎に形成された複数の溝と、
    前記刃先部の側面において前記複数の溝の各々に嵌合された状態で前記本体に溶接された複数個のプレート形状に形成された第2の超硬チップ部と、
    前記第1の超硬チップ部および前記第2の超硬チップ部を除く前記刃先部の側面を覆うように前記本体に溶接された硬化肉盛溶接部と、
    を備え、
    前記第2の超硬チップ部は、外周側面が順テーパに形成されて当該外周側面を取り囲むように形成された溶接部により前記本体に接合され、
    前記硬化肉盛溶接部は、前記第2の超硬チップ部の外周側面に形成された前記溶接部の表面に重なり、且つ前記第2の超硬チップ部の外周から前記溶接部の分だけ離れた状態で形成されており、
    前記第2の超硬チップ部の硬度は前記第1の超硬チップ部よりも低く、前記第2の超硬チップ部の厚さは前記硬化肉盛溶接部よりも厚いことを特徴とする掘削機用ローラカッタ。
  2. 前記第2の超硬チップ部は、前記複数の第1の超硬チップ部の隣接間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の掘削機用ローラカッタ。
  3. 前記第2の超硬チップ部の上面の少なくとも一部は、前記刃先部の側面に沿うように傾斜していることを特徴とする請求項1または2記載の掘削機用ローラカッタ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の掘削機用ローラカッタをカッタヘッドに設置したことを特徴とする掘削機。
JP2016152792A 2016-08-03 2016-08-03 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機 Active JP6532434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016152792A JP6532434B2 (ja) 2016-08-03 2016-08-03 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016152792A JP6532434B2 (ja) 2016-08-03 2016-08-03 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018021367A JP2018021367A (ja) 2018-02-08
JP6532434B2 true JP6532434B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=61165977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016152792A Active JP6532434B2 (ja) 2016-08-03 2016-08-03 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6532434B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110374618B (zh) * 2019-08-14 2020-10-23 西南交通大学 一种仿磨牙结构的盘形滚刀刀圈及其设计方法
CN110802311B (zh) * 2019-11-12 2021-08-03 济南重工股份有限公司 一种盾构机滚刀刀圈抗磨、抗冲击处理方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61141395U (ja) * 1985-02-19 1986-09-01
JPS6323507Y2 (ja) * 1985-12-21 1988-06-28
JPH0387494A (ja) * 1989-08-31 1991-04-12 Okumura Kikai Seisaku Kk カッタービット
JPH0516897A (ja) * 1991-07-09 1993-01-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 離着陸補助装置
US5234064A (en) * 1992-03-09 1993-08-10 The Robbins Company Roller cutter assembly having adjustable ring cutter spacing
JP2934579B2 (ja) * 1994-03-29 1999-08-16 三菱重工業株式会社 切削用カッタビット
JPH10246093A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ローラカッタ
JPH10246094A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ローラカッター
JP3542923B2 (ja) * 1999-04-12 2004-07-14 三菱マテリアル株式会社 掘削ビット
JP3772746B2 (ja) * 2002-01-21 2006-05-10 三菱マテリアル株式会社 掘削工具
JP3915062B2 (ja) * 2005-04-11 2007-05-16 博 竹崎 超硬工具における超硬チップの固定方法
JP4654270B2 (ja) * 2008-06-20 2011-03-16 通雄 荒井 ビットホルダおよび切削刃ならびにオーガヘッド
JP5360532B2 (ja) * 2008-07-16 2013-12-04 株式会社スターロイ 超硬工具及びその製造方法
JP4856689B2 (ja) * 2008-11-10 2012-01-18 株式会社丸和技研 掘削ビット
JP6485872B2 (ja) * 2015-08-05 2019-03-20 株式会社奥村組 掘削機用カッタビットおよびそれを備える掘削機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018021367A (ja) 2018-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8033616B2 (en) Braze thickness control
US20090256413A1 (en) Cutting bit useful for impingement of earth strata
JP6485872B2 (ja) 掘削機用カッタビットおよびそれを備える掘削機
CN104562905B (zh) 用于地面铣床的凿削装置以及防磨凿
WO2014057693A1 (ja) 掘削爪および掘削爪用ボディ
US20200224499A1 (en) Boring bit or other bit with hard face wear resistance material
JP6532434B2 (ja) 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機
JP6238433B2 (ja) シールド掘進機のカッタ盤およびそれを備えるシールド掘進機
WO2020210063A1 (en) Boring bit component with hard face wear resistance material with subsequent heat treatment
JP3250663B2 (ja) シールド掘進機用カッタービットおよびシールド掘進機
JP5139968B2 (ja) カッタビット
JP7012960B2 (ja) カッタ盤およびそれを備えるシールド掘進機
JP6868924B1 (ja) 多方向オーガービット
JP7303067B2 (ja) シールド掘進機および障害物切削用ビット
JP2023134277A (ja) シールド掘進機のカッタ盤およびそれを備えるシールド掘進機
JP3332842B2 (ja) 掘削用のカッタリング及び掘削用のディスクカッタ
JP2006188873A (ja) 掘削装置
JP2006225896A (ja) 立坑構築用鋼製ケーシング
JP2023132219A (ja) ローラカッタユニットおよびそれが装着されたシールド掘進機のカッタヘッドまたはトンネルボーリングマシンのカッタヘッド
JP3085815B2 (ja) シールド掘削機用カッタヘッド
JP2982897B2 (ja) トンネル掘削機のローラカッター
CN214303840U (zh) 一种适用于软硬不均地层的滚刀
JP3924679B2 (ja) 掘削用ビット
JP3331170B2 (ja) 掘削用のカッタリング及び掘削用のディスクカッタ
JP5795886B2 (ja) ローラカッタ及びシールド型地山掘削機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6532434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250