JPH0516897A - 離着陸補助装置 - Google Patents
離着陸補助装置Info
- Publication number
- JPH0516897A JPH0516897A JP3168135A JP16813591A JPH0516897A JP H0516897 A JPH0516897 A JP H0516897A JP 3168135 A JP3168135 A JP 3168135A JP 16813591 A JP16813591 A JP 16813591A JP H0516897 A JPH0516897 A JP H0516897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aircraft
- linear motor
- coil
- primary side
- electromagnet
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 航空機の滑走距離を扱いが容易で緩衝的に短
縮することを目的とする。 【構成】 航空機側と滑走路側との何れか一方にリニア
モータの一次側コイルを他方に二次側電磁石を設置して
構成する。
縮することを目的とする。 【構成】 航空機側と滑走路側との何れか一方にリニア
モータの一次側コイルを他方に二次側電磁石を設置して
構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空港或いは航空母艦な
どの滑走路に適用される離着陸補助装置に関する。
どの滑走路に適用される離着陸補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機の離着陸における滑走距離
の短縮化には各種の補助装置が使用されており、例えば
カタパルトを用いて航空機を打出すカタパルト式の離陸
補助装置や、パラシュートを用いたり伸縮する紐に引掛
けて航空機を減速させるパラシュート式、フック式等の
離着陸補助装置などがある。
の短縮化には各種の補助装置が使用されており、例えば
カタパルトを用いて航空機を打出すカタパルト式の離陸
補助装置や、パラシュートを用いたり伸縮する紐に引掛
けて航空機を減速させるパラシュート式、フック式等の
離着陸補助装置などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなパラシュート式の着陸補助装置はパラシュートの
折り畳みに多大の労力を要する。また、カタパルト式や
フック式の離着陸補助装置は乗員及び機体に懸かる加速
度が大きく、衝撃が強い。
ようなパラシュート式の着陸補助装置はパラシュートの
折り畳みに多大の労力を要する。また、カタパルト式や
フック式の離着陸補助装置は乗員及び機体に懸かる加速
度が大きく、衝撃が強い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る離着陸補助
装置は上記課題の解決を目的にしており、航空機側と滑
走路側との何れか一方に設置されたリニアモータの一次
側コイルと、他方に設置された上記リニアモータの二次
側電磁石とを備えた構成を特徴とする。
装置は上記課題の解決を目的にしており、航空機側と滑
走路側との何れか一方に設置されたリニアモータの一次
側コイルと、他方に設置された上記リニアモータの二次
側電磁石とを備えた構成を特徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る離着陸補助装置において
は、航空機側と滑走路側との何れか一方にリニアモータ
の一次側コイルが他方に二次側電磁石が設置されてお
り、航空機が滑走路を離着陸する際に一次側コイルに供
給される電力を制御することにより一次側コイルと二次
側電磁石との間におけるリニアモータの作用で航空機に
必要な加減速が与えられる。
は、航空機側と滑走路側との何れか一方にリニアモータ
の一次側コイルが他方に二次側電磁石が設置されてお
り、航空機が滑走路を離着陸する際に一次側コイルに供
給される電力を制御することにより一次側コイルと二次
側電磁石との間におけるリニアモータの作用で航空機に
必要な加減速が与えられる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る離着陸システ
ムの説明図である。図において、本実施例に係る離着陸
システムは図に示すように、空港或いは航空母艦などの
滑走路面1に航空機4が離着陸する際の離着陸補助装置
として使用されるもので、滑走路面1の下方にリニアモ
ータの一次側コイル2が埋込まれており、この一次側コ
イル2には電力制御器5により周波数、電圧、同期性な
どを制御された電力が供給される。また、航空機4の下
部に航空機4の支持脚と同じように離着陸時にのみ胴体
外側に出て飛行中は胴体内に収容されるリニアモータの
二次側電磁石3が装備されており、この二次側電磁石3
には航空機4内の電源から通電される。そして、これら
一次側コイル2と二次側電磁石3との間でリニアモータ
の作用が発生し、航空機4が所定のスピードを得るよう
に一次側コイル2に供給される電力を電力制御器5を介
して制御することにより、航空機4を加速させたり減速
させたりすることができるようになっている。なお、リ
ニアモータの種類によっては二次側電磁石3に浮力が生
ずる場合があり、二次側電磁石3と滑走路面1との間隔
を航空機4側で制御する。また、航空機4側にリニアモ
ータの一次側コイル2を、滑走路面1側に二次側電磁石
3を設置してもよい。また、リニアモータの型式は誘導
モータ、同期モータ、直流モータ、パルスモータなど何
れのものでもよい。
ムの説明図である。図において、本実施例に係る離着陸
システムは図に示すように、空港或いは航空母艦などの
滑走路面1に航空機4が離着陸する際の離着陸補助装置
として使用されるもので、滑走路面1の下方にリニアモ
ータの一次側コイル2が埋込まれており、この一次側コ
イル2には電力制御器5により周波数、電圧、同期性な
どを制御された電力が供給される。また、航空機4の下
部に航空機4の支持脚と同じように離着陸時にのみ胴体
外側に出て飛行中は胴体内に収容されるリニアモータの
二次側電磁石3が装備されており、この二次側電磁石3
には航空機4内の電源から通電される。そして、これら
一次側コイル2と二次側電磁石3との間でリニアモータ
の作用が発生し、航空機4が所定のスピードを得るよう
に一次側コイル2に供給される電力を電力制御器5を介
して制御することにより、航空機4を加速させたり減速
させたりすることができるようになっている。なお、リ
ニアモータの種類によっては二次側電磁石3に浮力が生
ずる場合があり、二次側電磁石3と滑走路面1との間隔
を航空機4側で制御する。また、航空機4側にリニアモ
ータの一次側コイル2を、滑走路面1側に二次側電磁石
3を設置してもよい。また、リニアモータの型式は誘導
モータ、同期モータ、直流モータ、パルスモータなど何
れのものでもよい。
【0007】航空機4が滑走路面1を離着陸する際は、
航空機4のスピードと二次側電磁石3の通電状況とに合
わせ地上で一次側コイル2に供給される電力の周波数、
電圧、同期性等を制御して航空機4に状況に応じた加減
速を与え、航空機4自体が持つ加減速能力と相乗作用さ
せて航空機4の滑走距離を短くする。また、航空機4の
離着陸時における加減速パターンに基づいて自動的に航
空機4のスピードを制御することもできる。従って、本
システムは地方または未開発国における空港、航空母艦
などの小型化に役立つ。また、将来開発が予想されるス
ペースプレーンの離発着にも滑走路面1における一次側
コイル2の形状を改良することにより利用することがで
きる。
航空機4のスピードと二次側電磁石3の通電状況とに合
わせ地上で一次側コイル2に供給される電力の周波数、
電圧、同期性等を制御して航空機4に状況に応じた加減
速を与え、航空機4自体が持つ加減速能力と相乗作用さ
せて航空機4の滑走距離を短くする。また、航空機4の
離着陸時における加減速パターンに基づいて自動的に航
空機4のスピードを制御することもできる。従って、本
システムは地方または未開発国における空港、航空母艦
などの小型化に役立つ。また、将来開発が予想されるス
ペースプレーンの離発着にも滑走路面1における一次側
コイル2の形状を改良することにより利用することがで
きる。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る離着陸補助装置は前記のよ
うに構成されており、リニアモータの作用で航空機に必
要な加減速が与えられるので、航空機の滑走距離を扱い
が容易で緩衝的に短縮することができる。
うに構成されており、リニアモータの作用で航空機に必
要な加減速が与えられるので、航空機の滑走距離を扱い
が容易で緩衝的に短縮することができる。
【図1】図1は本発明の一実施例に係る離着陸システム
の断面図である。
の断面図である。
1 滑走路面 2 リニアモータの一次側コイル 3 リニアモータの二次側電磁石 4 航空機 5 電力制御器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 航空機側と滑走路側との何れか一方に設
置されたリニアモータの一次側コイルと、他方に設置さ
れた上記リニアモータの二次側電磁石とを備えたことを
特徴とする離着陸補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3168135A JPH0516897A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 離着陸補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3168135A JPH0516897A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 離着陸補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516897A true JPH0516897A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15862486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3168135A Withdrawn JPH0516897A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 離着陸補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516897A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007145317A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-06-14 | Soriton Syst:Kk | 飛翔体の離着陸装置 |
GB2460132A (en) * | 2008-12-23 | 2009-11-25 | Qingchang Zhong | A system and a method for converting the kinetic energy stored in landing aircraft into electricity |
US8028953B2 (en) | 2005-10-12 | 2011-10-04 | Central Japan Railway Company | Accelerating device |
KR101527568B1 (ko) * | 2014-02-28 | 2015-06-11 | 김준엽 | 항공모함에서의 항공기 착륙 성능향상장치 |
CN104986350A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-10-21 | 漯河亚斯达科技有限公司 | 航母弹射器 |
CN106467173A (zh) * | 2015-08-18 | 2017-03-01 | 吴进森 | 航母舰载机电磁起降技术创新方案 |
JP2018021367A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 株式会社奥村組 | 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3168135A patent/JPH0516897A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8028953B2 (en) | 2005-10-12 | 2011-10-04 | Central Japan Railway Company | Accelerating device |
JP2007145317A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-06-14 | Soriton Syst:Kk | 飛翔体の離着陸装置 |
GB2460132A (en) * | 2008-12-23 | 2009-11-25 | Qingchang Zhong | A system and a method for converting the kinetic energy stored in landing aircraft into electricity |
GB2460132B (en) * | 2008-12-23 | 2013-02-27 | Qingchang Zhong | Energy recovery system for landing aircraft |
KR101527568B1 (ko) * | 2014-02-28 | 2015-06-11 | 김준엽 | 항공모함에서의 항공기 착륙 성능향상장치 |
CN104986350A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-10-21 | 漯河亚斯达科技有限公司 | 航母弹射器 |
CN106467173A (zh) * | 2015-08-18 | 2017-03-01 | 吴进森 | 航母舰载机电磁起降技术创新方案 |
JP2018021367A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 株式会社奥村組 | 掘削機用ローラカッタおよびそれを備える掘削機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |