JP6532348B2 - 液晶パネル - Google Patents

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Description

この発明は、液晶パネルにおける柱状スペーサの配置に関する。
液晶パネルは、アレイ状に配列するTFT(Thin Film Transistor)及び画素電極を備えるTFTアレイ基板(以下、「TFT基板」)と、カラーフィルタなどを備える対向基板であるカラーフィルタ基板(以下、「CF基板」)と、これら一対の基板間に狭持された液晶組成物(液晶材料)とを備えて構成される。これら一対の基板間の距離を一定に保持する方法として、フォトリソグラフィ工程によってTFT基板上又はCF基板上の所定位置に柱状スペーサ(ポストスペーサ:PS)を形成する方法が汎用されている。一般的に、柱状スペーサの近傍では配向異常が生じ易く、光漏れが発生してコントラスト低下を招くことから、柱状スペーサはその近傍部分も含めて遮光領域(ブラックマトリクス(BM)形成領域)内に配置される。
また、近年の液晶パネルは、低消費電力化の流れから、画素開口領域の比率を高めて設計されることが多い(高開口率化)。特に最近では、液晶パネルの高開口率化が進んできているため、CF基板に配置される遮光層によって遮光される遮光領域が限界近くまで最小化されてきている。また、表示画像の高精細化の流れから、画素のサイズも小さく設計されることが多くなっている。このような製品においては、CF基板の遮光領域内に設けられる柱状スペーサについても、その形成領域(すなわち、平面方向でのサイズ。柱状スペーサが円柱形状である場合は円形断面の径)をある程度小さく設計する必要がある。
そのため、サイズの小さな柱状スペーサを複数の画素あたりに高比率で配置する設計が多く採用されてきているが、それでもパネル全体で必要な所望の保持面積を確保することは困難である。
一方で、近年の液晶パネルには、低消費電力化への要求と同時に、高い表示品質を得るためのカラーバランス(色度)への要求が高まっており、高レベルでの色度調整が必要である。そのため、柱状スペーサが配置される遮光領域についての設計も制約事項が増え、より複雑になってきている。
このような、柱状スペーサと遮光領域の設計に関し、例えば特許文献1には、遮光領域に異なる径及び高さの柱状スペーサを配置することが示されている。
特開2008−158138号公報
しかしながら、特許文献1に開示された液晶パネルは、特に高開口率化や色度調整を考慮して設計されたものではないため、比較的幅広の一定幅の遮光領域に、遮光領域の幅と関係なく柱状スペーサが配置されている。そのため、高開口率化とカラーバランス調整とを両立するものではなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、高開口率化とカラーバランス調整とを両立可能な液晶パネルの提供を目的とする。
本発明の液晶パネルは、カラーフィルタ基板と、カラーフィルタ基板と対向して配置されるTFT基板と、カラーフィルタ基板とTFT基板との間に挟持される液晶層と、カラーフィルタ基板とTFT基板との間に配置され、両基板の間隔を確保する柱状スペーサと、を備え、カラーフィルタ基板は、複数の開口部を有する遮光領域と、開口部に配置されるRGB色のカラーフィルタと、を備え、遮光領域は、一定幅の基本遮光領域と、少なくとも、R色のカラーフィルタが配置される開口部であるR開口部と、B色のカラーフィルタが配置される開口部であるB開口部の夫々に対し、基本遮光領域から開口部の側に突出して開口部の開口面積を減ずる面積調整遮光領域とを備え、B開口部に対する面積調整遮光領域の面積は、R開口部に対する面積調整遮光領域の面積よりも大きく、柱状スペーサは、B開口部に対する遮光領域上と、R開口部に対する遮光領域上とに配置され、B開口部に対する遮光領域上に配置される柱状スペーサの配置面積は、R開口部に対する遮光領域上に配置される柱状スペーサの配置面積よりも大きい。
本発明の液晶パネルは、カラーフィルタ基板と、カラーフィルタ基板と対向して配置されるTFT基板と、カラーフィルタ基板とTFT基板との間に挟持される液晶層と、カラーフィルタ基板とTFT基板との間に配置され、両基板の間隔を確保する柱状スペーサと、を備え、カラーフィルタ基板は、複数の開口部を有する遮光領域と、開口部に配置されるRGB色のカラーフィルタと、を備え、遮光領域は、一定幅の基本遮光領域と、少なくとも、R色のカラーフィルタが配置される開口部であるR開口部と、B色のカラーフィルタが配置される開口部であるB開口部の夫々に対し、基本遮光領域から開口部の側に突出して開口部の開口面積を減ずる面積調整遮光領域とを備え、B開口部に対する面積調整遮光領域の面積は、R開口部に対する面積調整遮光領域の面積よりも大きく、柱状スペーサは、B開口部に対する遮光領域上と、R開口部に対する遮光領域上とに配置され、B開口部に対する遮光領域上に配置される柱状スペーサの配置面積は、R開口部に対する遮光領域上に配置される柱状スペーサの配置面積よりも大きい。従って、高開口率化とカラーバランス調整とを両立することができる。
実施の形態1に係る液晶パネルの平面図である。 実施の形態1に係る液晶パネルの断面図である。 実施の形態1に係る液晶パネルの要部模式図である。 実施の形態2に係る液晶パネルの要部模式図である。 実施の形態3に係る液晶パネルの要部模式図である。 実施の形態4に係る液晶パネルの要部模式図である。 本発明の液晶パネルの組み立て工程を示すフローチャートである。
説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。尚、各図において同一の符号を付されたものは同様の要素を示しており、適宜、説明が省略されている。また、図は模式的なものであり、示された構成要素の正確な大きさなどを反映するものではない。また、図面が煩雑とならないよう、発明の主要部以外の省略や構成の一部簡略化などを適宜行っている。
<A.実施の形態1>
<A−1.全体構成>
本発明の実施の形態1に係る液晶パネル10の全体構成について、図1,2を用いて説明する。図1,2は、液晶パネル10の全体構成の平面図と断面図とをそれぞれ示しており、図2は図1のA−A´断面図である。
ここでは、一例として、液晶の動作モードがTN(Twisted Nematic)モードで、スイッチング素子に薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を用いた液晶パネルに本発明を適用した場合について説明する。
液晶パネル10は、TFTアレイ基板(TFT基板)110、カラーフィルタ基板(CF基板)120、両基板内に挟まれる液晶層130、及び液晶層を封止するシールパターン133を備えている。
TFT基板110は、TFTなどのスイッチング素子と画素電極とがアレイ状に配列するアレイ基板である。CF基板120は、TFT基板110と対向配置される対向基板である。シールパターン133は、TFT基板110とCF基板120との外縁に、両者に接触して閉ループ状に設けられる。シールパターン133の材質は、導電性粒子を混在させた光硬化型シール剤(光硬化型樹脂)によりなる。
TFT基板110とCF基板120とに挟まれ、かつシールパターン133により囲まれる領域内には、液晶層130が形成される。液晶層130の形成方法の詳細は後述するが、滴下注入(ODF:One Drop Filling)方式により製造される。滴下注入方式では、液晶を複数の液滴としてTFT基板110とCF基板120との何れか一方の基板表面に配置した後、両基板間に挟まれることによりシールパターン133により囲まれる領域内に封止される。
従って、シールパターン133には、真空注入方式で製造される液晶パネルのように液晶を注入するための開口部である注入口は形成されておらず、別途注入口を封止するための封止材も設けられていないといった構造的な特徴を備えている。
なお、図1では、CF基板120の下に配置されるTFT基板110の構成を図示するために、図中左側の一部にのみCF基板120を図示し、それ以外の領域では、CF基板120の図示を省略してTFT基板110の構成を図示している。実際にはCF基板120は、シールパターン133により囲まれる領域の外側の図中点線120dで示される領域まで設けられている。
また、図1では、シールパターン133の内側を点線で囲んでおり、この点線の内側を表示領域100、外側を額縁領域101として示している。なお、本明細書において表示領域100および額縁領域101は、液晶パネル10のTFT基板110上だけでなく、CF基板120上、さらには両基板間に挟まれる領域をも示すものとする。
次に、TFT基板110の構成を説明する。TFT基板110は、ガラス基板111、配向膜112、画素電極113、TFT114、絶縁膜115、ゲート配線118g、ソース配線118s、端子116、トランスファ電極(図示せず)、周辺配線(図示せず)及び偏光板131を備えている。
配向膜112は、透明基板であるガラス基板111の一方の面に液晶を配向させる。画素電極113は、配向膜112の図2における下側に設けられ液晶を駆動する電圧を印加する。TFT114は、画素電極113に電圧を供給するスイッチング素子である。絶縁膜115は、TFT114を覆う。ゲート配線118gおよびソース配線118sは複数設けられ、TFT114に信号を供給する。端子116は、TFT114に供給される信号を外部から受け入れる。トランスファ電極は、端子116から入力された信号をCF基板120側へ伝達する。周辺配線は、端子116から入力された信号をゲート配線118g、ソース配線118s、及びトランスファ電極へ伝達する。偏光板131は、ガラス基板111の液晶層130とは反対の面に設けられる。
TFT114は、TFT基板110上の表示領域100において、それぞれ縦横に複数本配列して設けられるゲート配線118g及びソース配線118sの各交差部近傍に設けられる。画素電極113は、ゲート配線118g及びソース配線118sにより囲まれる各画素領域内にマトリクス状に配列して設けられる。端子116、トランスファ電極及び周辺配線は、額縁領域101に形成される。
次に、CF基板120の構成を説明する。CF基板120は、ガラス基板121、配向膜122、共通電極123、カラーフィルタ124R,124G,124B、遮光領域125及び偏光板132を備えている。
ガラス基板121は透明基板である。配向膜122は、ガラス基板121の一方の面に液晶を配向させる。共通電極123は、配向膜122の図2における上側に配置され、TFT基板110上の画素電極113との間に電界を生じさせ液晶を駆動する。カラーフィルタ124R,124G,124Bは、共通電極123の図2における上側に設けられる。ここで、カラーフィルタ124Rは赤色カラーフィルタ、カラーフィルタ124Gは緑色カラーフィルタ、カラーフィルタ124Bは青色カラーフィルタを示している。遮光領域125は、カラーフィルタ124R,124G,124B間及び額縁領域101を遮光するブラックマトリクス(Black Matrix:BM)である。偏光板132は、ガラス基板121の他方の面、すなわち液晶層130に対する面と反対側の面に設けられる。
TFT基板110のトランスファ電極とCF基板120の共通電極123とは、シールパターン133中に混在される導電性粒子により電気的に接続されており、端子116から入力された信号が共通電極123に伝達される。導電性粒子としては、弾性変形可能なものが導通の安定の点で好ましく、例えば、表面に金メッキがされた球形の樹脂を用いると良い。
さらに、液晶パネル10は、駆動信号を発生する制御基板135、制御基板135を端子116に電気的に接続するFFC(Flexible Flat Cable)136を備えている。
また、液晶パネル10の表示面の反対側には、TFT基板110に対向して光源となるバックライトユニット(図示せず)が配置され、液晶パネル10とバックライトユニット間には光の偏光状態や指向性などを制御する光学シートが配置される。液晶パネル10は、これら部材と共に表示面となる表示領域100におけるCF基板120の外側の部分が開放された筐体(図示せず)の中に収納され、液晶表示装置が構成される。
液晶パネル10は、TFT基板110とCF基板120との間に配置され、両基板の間隔を確保する部材として、柱状スペーサ134R、134G,134B,134Bmを備えている。
すなわち、実施の形態1の液晶パネルは、高さの異なる2種類の柱状スペーサを有するデュアルスペーサ構造を用いている。デュアルスペーサ構造では、一部の柱状スペーサについては、相対的に高さを高くすることで、通常時より対向する基板と当接し基板間を保持するスペーサ(メインスペーサと呼ばれる)とする。一方、他の一部の柱状スペーサについては、相対的に高さの低いスペーサとすることで、通常時は対向する基板と当接せず基板間の保持に寄与しないが、外力などにより基板間の距離が縮まった際にのみ対向する基板と当接し基板間を保持するスペーサ(サブスペーサと呼ばれる)とする。
具体的には、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmは、カラーフィルタ124R,124G,124Bの配置される各RGB画素に対応して、CF基板120の遮光領域125上に配置される。このうち、柱状スペーサ134R,134G,134Bが、柱状スペーサ134Bmよりも高さの低いサブスペーサとなる。一方、B画素に対応して配置される柱状スペーサのうち柱状スペーサ134Bmは、柱状スペーサ134R,134G,134Bよりも高さの高いメインスペーサとなる。
図1,2では一例として、B画素に対応して配置される柱状スペーサのうち、1行おきとなる半分をメインスペーサの柱状スペーサ134Bmとしている。つまり、各RGB画素が2行配列する6画素を基本の繰り返し単位とすれば、6画素あたり1ヶ所にメインスペーサの柱状スペーサ134Bmが配置され、残りの5ヶ所にサブスペーサの柱状スペーサ134R,134G,134Bが配置される。
図2は、TFT基板110とCF基板120との表面に、特に外圧などが印加されず、基板間隔が所定値(セルギャップ値)にある状態を示している。図2に示すとおり、柱状スペーサ134Bmはこの状態でTFT基板110及びCF基板120に当接する。そして、図示は省略するが、TFT基板110とCF基板120の表面に外圧などが印加されることによって、基板間隔が上記の所定値(セルギャップ値)より狭くなった場合にも、柱状スペーサ134BmはTFT基板110及びCF基板120に当接する。つまり、柱状スペーサ134Bmは、常時、TFT基板110及びCF基板120に当接して、基板間隔をセルギャップ値に保持する。つまり、デュアルスペーサ構造におけるメインスペーサとして機能する。
一方、柱状スペーサ134R,134G,134Bは、柱状スペーサ134Bmに比べて高さが低く設けられており、図6に示す基板間隔が所定値(セルギャップ値)にある状態では、TFT基板110に当接しない。しかし、TFT基板110又はCF基板120の表面に外圧などが印加されることによって、基板間隔が上記のセルギャップ値より狭くなると、柱状スペーサ134R,134G,134BはTFT基板110に当接し、セルギャップ値よりも小さい値で基板間隔を保持する。つまり、デュアルスペーサ構造におけるサブスペーサとして機能する。
本発明の特徴的な構成として、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmは、各画素に対応して配置されており、その平面的な大きさ(円形であれば径)が、それぞれ異なる大きさに設定されている。そして、これら大きさの異なる柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmを配置する遮光領域125の幅を異ならせることで、遮光領域125の開口領域の面積をRGB画素ごとに異ならせている。なお、以上の特徴部分は図1からは判り難いため、別途図3を用いて説明する。
<A−2.要部構成>
続いて、本発明の特徴部分である、柱状スペーサとCF基板120における遮光領域125の特に表示領域100内における詳細構成とについて、図3を用いて説明する。図3では、先に説明したCF基板120内における画素構造の基本繰り返し単位となる6画素を図示している。
図3に示されるとおり、遮光領域125は複数の開口部を有しており、これら開口部にはカラーフィルタ124R,124G,124Bが配置される。カラーフィルタ124RがR画素を、カラーフィルタ124GがG画素を、カラーフィルタ124BがB画素をそれぞれ構成する。図1では、カラーフィルタ124R,124G,124Bを2列ずつ配列した6画素分が示されている。また、6画素の全て(つまり、表示領域100内では全ての画素)に対応して、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmが配置されている。柱状スペーサ134Bmがメインスペーサを、柱状スペーサ134R,134G,134Bがサブスペーサをそれぞれ構成している。
画素の開口面積はRGBの色ごとに異なっており、その大きさは、大きい方からG画素、R画素、B画素の順である。これら開口面積の大きさの違いは、ゲート配線方向(図3の左右方向)に形成された遮光領域125の幅(以下、単に「遮光領域125の幅」と呼ぶ)の違いに起因する。すなわち、遮光領域125の幅がG画素に対しては小さく、R画素に対してはG画素に対するより大きく、B画素に対しては最も大きく形成される。なお、画素の開口面積の大きさの順番は、それぞれの画素に配置されるカラーフィルタ124R,124G,124Bの透過率の高さの順番(高い方からカラーフィルタ124G,124R,124Bの順)に一致させている。
言い換えれば、ゲート配線方向(図3の左右方向)に形成された遮光領域125は、一定幅の基本遮光領域と、基本遮光領域から開口部の側に突出して開口部の面積を減ずる面積調整遮光領域とを備えている。ゲート配線方向(図3の左右方向)に形成された遮光領域125のうち、図3に点線枠で示す領域が面積調整遮光領域125Aであり、それ以外の領域が基本遮光領域である。
そして、B画素に対する面積調整遮光領域125AはR画素に対する面積調整遮光領域125Aよりも大きく、R画素に対する面積調整遮光領域125AはG画素に対する面積調整遮光領域125Aよりも大きい。G画素に対して面積調整遮光領域125Aがなくても、RGBの各画素において遮光領域125Aの幅を異ならせることが可能であるため、G画素に対しては面積調整遮光領域125Aを設けなくても良い。図3はこの場合を示している。
また、遮光領域125の幅の違いに対応して、配置面積の異なる柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmが遮光領域125に配置される。最も遮光領域125の幅が大きいB画素に対しては、最も径の大きい柱状スペーサ134B,134Bmが配置され、次に遮光領域125幅が大きいR画素に対しては、次に径の大きい柱状スペーサ134Rが配置され、最も遮光領域125の小さいG画素に対しては、最も径の小さい柱状スペーサ134Gが配置される。
なお、図3にはG画素に対して柱状スペーサ134Gを設けているが、柱状スペーサ134R,134B,134Bmだけで液晶パネル10全体に必要な柱状スペーサの支持面積を確保できる場合には、柱状スペーサ134Gを設けなくても良い。
但し、RGBの全ての画素に対して面積調整遮光領域125A及び柱状スペーサを設ける場合には、全ての画素の遮光領域を有効活用して柱状スペーサの支持面積の確保とカラーバランスの調整と高開口率化を両立できる。
例えば、柱状スペーサ134Rの円形断面の直径を6μmとし、柱状スペーサ134Gの円形断面の直径を3μmとし、柱状スペーサ134B,134Bmの円形断面の直径を10μmとする。
また、R画素に対する遮光領域125の幅を10μmとし、G画素に対する遮光領域125の幅を5μmとし、B画素に対する遮光領域125の幅を15μmとする。柱状スペーサ134B,134BMなどの径が大きい柱状スペーサやメインスペーサは、配向処理としてラビング処理を行った場合において、柱状スペーサ近傍に発生する配向異常領域(光モレ領域)が大きくなる。そのため、配置面積が大きい柱状スペーサほど、配向異常領域を遮光するために、柱状スペーサの径と比較して遮光領域125の幅を広く設定する。
また、RGB画素が形成される遮光領域125の開口部の具体的な大きさは、面積調整遮光領域が配置されないG画素(カラーフィルタ124G)では、幅(短手方向の長さ)20μm、長さ(長手方向の長さ)60μmとする。また、R画素(カラーフィルタ124R)においては、先に説明した遮光領域125の幅の差分だけ短くなり、幅(短手方向の長さ)20μm、長さ(長手方向の長さ)55μmとする。また、B画素(カラーフィルタ124B)においては、更に長さが短くなり、幅(短手方向での長さ)20μm、長さ(長手方向の長さ)50μmとする。
従って、R画素、G画素、B画素3の開口面積の比率は、5.5:6:5となる。このように、画素ごとに面積調整遮光領域の幅を調整することにより、各画素の開口面積の比率を調整し、表示画像のカラーバランスの調整を行うことができる。
なお、上記に示した各寸法は一例であって、画素解像度に応じた画素サイズ(画素ピッチ)、所望のカラーバランスの調整を行うための開口比率、配置することが必要な柱状スペーサの総面積、ゲート配線幅に対応した遮光領域125の必要幅、更に先に説明した柱状スペーサ近傍の配向異常領域を遮光するために必要な遮光領域125の幅と柱状スペーサとの差、などを考慮して、各寸法を設定することができる。
<A−3.動作>
以上に説明した実施の形態1の液晶表示装置は次のように動作する。例えば、外部回路である制御基板135から画像信号や制御信号などの電気信号が入力されると、画素電極113および共通電極123に駆動電圧が加わり、駆動電圧に合わせて液晶の分子の方向が変わる。その結果、各画素の光透過率が制御される。そして、バックライトユニットの発する光がTFT基板110、液晶層130およびCF基板120を介することで、外部へ各画素の光透過率に応じて透過或いは遮断されることにより、液晶パネル10の表示領域100にカラー画像などが表示される。
<A−4.効果>
実施の形態1の液晶パネル10は、TFT基板110と、TFT基板110と対向して配置されるカラーフィルタ基板(CF基板)120と、TFT基板110とCF基板120との間に挟持される液晶層130と、TFT基板110とCF基板120との間に配置され、両基板の間隔を確保する柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmと、を備え、CF基板120は、複数の開口部を有する遮光領域125と、開口部に配置されるRGB色のカラーフィルタ124R,124G,124Bと、を備え、遮光領域125は、一定幅の基本遮光領域と、少なくとも、R色のカラーフィルタが配置される開口部であるR開口部と、B色のカラーフィルタが配置される開口部であるB開口部の夫々に対し、基本遮光領域から開口部の側に突出して開口部の開口面積を減ずる面積調整遮光領域125Aとを備え、B開口部に対する面積調整遮光領域125Aの面積は、R開口部に対する面積調整遮光領域125Aの面積よりも大きく、柱状スペーサは、B開口部に対する遮光領域125上と、R開口部に対する遮光領域125上とに配置され、B開口部に対する遮光領域125上に配置される柱状スペーサ134B,134Bmの配置面積は、R開口部に対する遮光領域125上に配置される柱状スペーサ134Rの配置面積よりも大きい。このように、カラーバランスの観点から要求される各画素の開口比率を面積調整遮光領域125Aの面積によって調整しつつ、面積調整遮光領域125Aの面積が大きいところでは配置面積の大きい柱状スペーサを設置することで、遮光領域125の幅を狭くすることができる。従って、高開口率化とカラーバランスの調整とを両立できる。また、画素サイズを小さくした場合にも上記効果が得られることから、高精細化とも両立する。
また、遮光領域125は、G色のカラーフィルタが配置される開口部であるG開口部に対しても面積調整遮光領域125Aを備え、R開口部に対する面積調整遮光領域125Aの面積は、G開口部に対する面積調整遮光領域125Aの面積よりも大きく、柱状スペーサ134Gは、G開口部に対する遮光領域上に配置され、R開口部に対する遮光領域上に配置される柱状スペーサ134Rの配置面積は、G開口部に対する遮光領域上に配置される柱状スペーサ134Gの配置面積よりも大きい。従って、RGB全ての画素に対して備えられた面積調整遮光領域125Aにより各画素の開口率を調整すると共に、柱状スペーサの配置面積を制御することができ、高開口率化とカラーバランスの調整とを両立できる。
<B.実施の形態2>
<B−1.要部構成>
実施の形態2の液晶パネルは、実施の形態1の液晶パネルを一部変更したものである。そこで、以下には実施の形態1からの変更点について重点的に説明を行う。
図4は、実施の形態2の液晶パネルのCF基板120における遮光領域125の詳細構成を示している。特に、表示領域100内の構成を示し、図1と同様に6画素を基本の繰り返し単位として示している。
実施の形態1において面積調整遮光領域125Aは、遮光領域125の開口部の短手方向の全域に亘って設けられた。これに対して実施の形態2では、一般にTFTが画素のコーナー部近傍に配置されその部分のBMが比較的幅広になることを利用して、TFT114と対向する画素の隅に面積調整遮光領域125Aを設けられる。
面積調整遮光領域125Aの画素毎の寸法関係は、実施の形態1と同様であり、B画素で最も大きく、次いでR画素、G画素の順となる。また、面積調整遮光領域125A以外のBM幅は、可及的に狭く設計することが可能で、例えばゲート配線幅と同等の3μmとする。
そして、面積調整遮光領域125Aを含む遮光領域125に柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmが配置される。柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmのサイズは実施の形態1と同様である。
以上の構成によれば、BM幅がゲート配線幅相当の狭い設計であっても、TFT114の近傍部分に面積調整遮光領域125Aを配置し、その領域を利用して柱状スペーサを配置することにより、柱状スペーサによる支持面積を確保することができる。
<B−2.変形例1>
図4では、RGB画素の全てに対して面積調整遮光領域125Aを設けたが、画素の開口面積が最も大きくなるG画素に対しては、面積調整遮光領域125Aを設けなくても良い。G画素に対して面積調整遮光領域125Aを設けない変形例1における遮光領域125の詳細構成を図5に示す。この変形例1では、G画素(カラーフィルタ124G)に対しては面積調整遮光領域125Aが設けられないため、柱状スペーサ134Gも配置されない。但し、R画素とB画素における面積調整遮光領域の大小関係、および柱状スペーサの断面積の大小関係は実施の形態2と同様である。この変形例の構成によれば、G画素について面積調整遮光領域125A及び柱状スペーサの配置を省略することで、より高い開口率が要求される場合でも、高開口率化とカラーバランスの調整とを両立を両立できる。
<B−3.効果>
実施の形態2の液晶パネルでは、面積調整遮光領域125Aは、TFT基板110のTFT114に対向する位置に設けられる。従って、遮光領域125の幅が狭い設計の場合でも、柱状スペーサの支持面積を確保しやすく、カラーバランス調整と高開口率化を両立できる。
<C.実施の形態3>
<C−1.要部構成>
実施の形態3の液晶パネルは、実施の形態2の液晶パネルを一部変更したものである。そこで、以下には実施の形態2からの変更点について重点的に説明を行う。
実施の形態3の液晶パネルでは、TFT基板110の配向膜112及びCF基板120の配向膜122に光配向膜材料を用い、紫外光などを照射する光配向処理によりこれらを製造する。
図6は、実施の形態3の液晶パネルのCF基板120における遮光領域125の詳細構成を示している。実施の形態3においても実施の形態2と同様、面積調整遮光領域125AはTFT114と対向する画素の隅に設けられる。
実施の形態2では、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmは画素毎に形成され、主に面積調整遮光領域125Aに形成されるが、その一部が通常の遮光領域125にはみ出して形成されていた。これに対して実施の形態3では、面積調整遮光領域125Aの幅を柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmの径に一致させ、面積調整遮光領域125Aの幅方向の端部を柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmの外形に対して面一に配置した。つまり、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmは、面積調整遮光領域125A上に配置され、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmの端部が、基本遮光領域と面積調整遮光領域125Aとの境界に位置する。
具体的には、例えば、R画素に対応して配置される柱状スペーサ134Rを直径6μmとすると、柱状スペーサ134Rが配置される面積調整遮光領域125Aの幅も6μmとする。同様に、G画素に対応して配置される柱状スペーサ134Gを直径3μmとすると、柱状スペーサ134Rが配置される面積調整遮光領域125Aの幅も3μmとする。同様に、B画素に対応して配置される柱状スペーサ134B,134Bmを直径10μmとすると、柱状スペーサ134B,134Bmが配置される面積調整遮光領域125Aの幅も10μmとする。
なお、TFT114における能動層となる半導体層として、結晶性シリコン層、またはIn−Ga−Zn−O系などの酸化物半導体層を用いても良い。これにより、TFT114の小型化及びゲート配線の細線化が可能となり、より一層高開口率化を行うことが可能となる。特に、In−Ga−Zn−O系などの酸化物半導体層を用いた場合には、上記の効果に加えて、低いリーク電流となるTFT特性を利用して、表示信号の書き換え周期を長くする低周波駆動技術などと組み合わせることで、液晶表示装置全体としての更なる低消費電力化が可能となる。よって、低消費化に対する要求が高いモバイルLCDや、電気自動車に搭載するための車載LCDなどに好適に用いることができる。
また、上記説明のTFTにおける能動層となる半導体層として、結晶性シリコン層、或いは、In−Ga−Zn−O系などの酸化物半導体層を用いる構造は、実施の形態1、2およびその変形例と組み合わせても構わない。
<C−2.効果>
実施の形態3の液晶パネルでは、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmは面積調整遮光領域125A上に配置され、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmの端部が基本遮光領域125と面積調整遮光領域125Aとの境界に位置する。この構成によれば、実施の形態2の効果に加えて、実質的なBM幅をより狭くすることができ、より高い開口率が実現できる。
また、TFT基板110及びCF基板120は、液晶層130の液晶を配向させる光配向膜を備える場合、光配向処理によって光配向膜が形成されることから、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmの近傍において配向不良の発生と、それに伴う光漏れを起因とする表示コントラストの低下を抑制することができる。つまり、柱状スペーサ近傍での配向不良の発生を懸念する必要がなく、柱状スペーサの設置面積の確保とBM幅(遮光領域)の最小化を両立でき、更に高いレベルで高開口率化とカラーバランス調整を両立できる。
<D.製造工程>
本発明に係る実施の形態1〜実施の形態3とそれらの変形例における液晶パネルの製造工程を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、基本的な説明は実施の形態1の液晶パネル10の製造方法の例で行い、個々の実施の形態や変形例の構成の製造において、実施の形態1の液晶表示装置の製造方法と異なる特徴的な製造方法を用いる場合があれば、適宜、説明を補足する。
通常、液晶パネルは最終形状よりも大きなマザー基板から、1枚或いは複数枚の液晶パネルを切り出して(多面取りとも呼ばれる)製造される。図7におけるステップS1〜S9のプロセスは、マザー基板の状態でのプロセスである。
まず、基板準備工程においてマザーTFT基板およびマザーCF基板に対して配線などの形成が行われる。すなわち、マザーTFT基板においては、図1,2に示したゲート配線118g、ソース配線118s、TFT114および画素電極113などを作り込む工程を行う。これらの作り込みは一般的な液晶パネルにおけるTFT基板の製造方法と同様であるので、製造方法に関する詳細な説明は省略する。
一方、マザーCF基板においては、図1,2に示したBM125、カラーフィルタ124R,124G,124B、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmなどを作り込む工程を行う。これらの作り込みは一般的な液晶パネルにおけるCF基板の製造方法と同様であるので、製造方法に関する詳細な説明は省略する。異なる高さかつ異なる径の柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmは、公知の異なる高さのデュアルスペーサ構造の形成方法であるハーフトーン技術を利用して高さを作り分けるとともに、パターニングの際のマスク設計により平面パターンの円形パターンの径をそれぞれ異ならせて作り分ける。
以上のとおり、マザーTFT基板およびマザーCF基板を準備した後、まず、マザーTFT基板及びマザーCF基板を洗浄する(ステップS1)。次に、マザーTFT基板及びマザーCF基板の片側表面に、配向膜材料を塗布する(ステップS2)。この工程は、マザーTFT基板及びマザーCF基板の互いに向かい合う主面に、例えばフレキソ印刷法により有機材で構成される配向膜材料を転写塗布し、ホットプレートなどにより焼成処理し乾燥させる工程を含む。なお、ここで塗布形成する配向膜材料は、実施の形態1、2およびその変形例においては、一般的なラビング処理用の配向膜材料または光配向処理用の光配向膜材料など、以降のステップS3の配向処理工程で行う配向処理方法に対応した適当な配向膜材料を選択すれば良い。しかし、実施の形態3においては、光配向処理用の光配向膜材料を選択する。
次に、配向膜材料に対して、所定の配向処理を行うことにより、配向膜材料表面を配向処理して配向膜112および配向膜122を形成する(ステップS3)。ここでは、ステップS2で選択した配向膜材料に併せて、ラビング処理と光配向処理の何れかの適当な方の配向処理を選択する。実施の形態3では、ステップS2で光配向処理用の光配向膜材料を選択し、ステップS3では紫外光などを照射する光配向処理を行う。なお、マザーCF基板上に形成された柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bm上は、この工程で配向膜122により覆われる。しかしながら、柱状スペーサ134R,134G,134B,134Bmの高さに比べて配向膜112及び配向膜122は薄いので、図2において、その図示を省略している。
次に、柱状スペーサ134Bmの高さを測定する(ステップS4)。実施の形態1〜実施の形態3における柱状スペーサ134BmはマザーCF基板上に形成されているので、マザーCF基板上において柱状スペーサ134Bmの初期の高さを測定すれば良い。なお、この工程で柱状スペーサ134Bmの高さを測定する意味は、以降でも再度説明を行うが、滴下注入(ODF)方式で液晶材料を注入するにあたり、液晶材料の滴下量を決定するためである。従って、液晶材料を満たす空間の容積に関係するセルギャップ値を決定することとなるメインスペーサとして機能する柱状スペーサ134Bmの高さを測定する。
次に、シールディスペンサ装置を用いて、マザーTFT基板又はマザーCF基板の主面に、シール剤をペーストとしてディスペンサノズルより吐出して塗布する(ステップS5)。シール剤は、液晶パネル10の表示領域100を囲うように塗布され、シールパターン133を形成する。
次に、シールパターン133が形成された方の基板のシールパターン133で囲まれた領域内に液晶材料を滴下する(ステップS6)。この液晶材料の滴下量は、ステップS4において測定したメインスペーサとして機能する柱状スペーサ134Bmの高さに基づいて決定される。
次に、マザーTFT基板とマザーCF基板とを真空状態で貼り合わせてマザーセル基板を形成する(ステップS7)。そして、マザーセル基板に紫外線(UV)を照射し、シール剤を仮硬化させる(ステップS8)。その後、加熱によりアフターキュアを行いシール剤を完全に硬化させて、硬化したシールパターン133を得る(ステップS9)。
さらに、マザーセル基板をスクライブラインに沿って切断し、個々の液晶パネルに分断する(ステップS10)。ステップS10で分断された個々の液晶パネルに対して、偏光板貼り付け工程(ステップS11)、制御基板実装工程(ステップS12)などを実行し、一連の製造工程が完了し、図1,2に示す液晶パネル10が完成する。
更に、液晶パネル10の反視認側となるTFT基板110の裏面側に、位相差板などの光学フィルムを介してバックライトユニットを配設し、樹脂や金属などよりなるフレーム内に、液晶パネル10およびこれら周辺部材を適宜収納し、本発明を適用した液晶表示装置が完成する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 液晶パネル、100 表示領域、101 額縁領域、110 TFT基板、111,121 ガラス基板、112,122 配向膜、113 画素電極、114 TFT、115 絶縁膜、116 端子、118g ゲート配線、118s ソース配線、120 CF基板、123 共通電極、124R,124G,124B カラーフィルタ、125 遮光領域、130 液晶層、131,132 偏光板、133 シールパターン、134R,134G,134B サブ柱状スペーサ、134Bm メイン柱状スペーサ、135 制御基板、136 FFC。

Claims (5)

  1. カラーフィルタ基板と、
    前記カラーフィルタ基板と対向して配置されるTFT基板と、
    前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に挟持される液晶層と、
    前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に配置され、両基板の間隔を確保する柱状スペーサと、
    を備え、
    前記カラーフィルタ基板は、
    複数の開口部を有する遮光領域と、
    前記開口部に配置されるRGB色のカラーフィルタと、
    を備え、
    前記遮光領域は、
    一定幅の基本遮光領域と、
    少なくとも、R色のカラーフィルタが配置される開口部であるR開口部と、B色のカラーフィルタが配置される開口部であるB開口部の夫々に対し、前記基本遮光領域から前記開口部の側に突出して前記開口部の開口面積を減ずる面積調整遮光領域とを備え、
    前記B開口部に対する前記面積調整遮光領域の面積は、前記R開口部に対する前記面積調整遮光領域の面積よりも大きく、
    前記柱状スペーサは、前記B開口部に対する遮光領域上と、前記R開口部に対する遮光領域上とに配置され、
    前記B開口部に対する遮光領域上に配置される前記柱状スペーサの配置面積は、前記R開口部に対する遮光領域上に配置される前記柱状スペーサの配置面積よりも大きい、
    液晶パネル。
  2. 前記遮光領域は、G色のカラーフィルタが配置される開口部であるG開口部に対しても、前記面積調整遮光領域を備え、
    前記R開口部に対する前記面積調整遮光領域の面積は、前記G開口部に対する前記面積調整遮光領域の面積よりも大きく、
    前記柱状スペーサは、前記G開口部に対する遮光領域上にも配置され、
    前記R開口部に対する遮光領域上に配置される前記柱状スペーサの配置面積は、前記G開口部に対する遮光領域上に配置される前記柱状スペーサの配置面積よりも大きい、
    請求項1に記載の液晶パネル。
  3. 前記面積調整遮光領域は、前記TFT基板のTFTに対向する位置に設けられる、
    請求項1または2に記載の液晶パネル。
  4. 前記柱状スペーサは、前記面積調整遮光領域上に配置され、
    前記柱状スペーサの端部が前記基本遮光領域と前記面積調整遮光領域との境界に位置する、
    請求項3に記載の液晶パネル。
  5. 前記TFT基板及び前記液晶層は、前記液晶層の液晶を配向させる光配向膜を備える、
    請求項4に記載の液晶パネル。
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