JP2015166817A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い耐削性及び配向規制力を有する配向膜を備える液晶表示装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、基板と、基板上の配向膜112と、を備える液晶表示装置であり、配向膜は、基板上の第1層112aと、第1層上の第2層112bと、を備え、第1層は第2層より架橋剤濃度が高い。さらに前記配向膜の前記第1層を前記基板上に形成する工程と、前記配向膜の前記第2層を前記第1層上に形成する工程と、を備える
【選択図】図1

Description

この発明は、液晶表示装置における配向膜に関する。
液晶表示素子に用いられるガラス基板上に配向膜やカラーフィルタなどの薄膜を形成する方法として、フレキソ印刷装置による印刷法が知られている。この印刷法では、アニロックスロール(Aロールともいう)とドクターブレードとの間に液状の薄膜形成材料溶液を適下し、アニロックスロールの外周面に転写された薄膜形成材料溶液を版胴上の印刷版に転写し、印刷版に転写された薄膜形成材料溶液をガラス基板の上面に転写(印刷)して塗布し、このガラス基板上に塗布された薄膜形成材料溶液を加熱して硬化させ、これによってガラス基板上に薄膜が形成される。
この薄膜表面にラビング処理を行うことにより、薄膜に配向規制力(液晶を一定方向に固定する力)を付与する。ラビング処理とは、微細な毛が植毛された布材であるラビング布で薄膜をこする処理のことである。また、配向規制力を付与することを、一般的に配向処理ともいう。
ラビング処理が十分でない場合は配向規制力が低下し、AC焼き付き不良(交流電圧駆動状態で発生する残像現象)が発生する場合がある。また、ラビング処理が十分過ぎる、すなわち必要以上の圧力が印加された場合には、薄膜が剥がれたり削れたりすることによって、微輝点不良が発生する場合がある。
ところで、従来のこのような薄膜形成時においては、液状の薄膜形成材料溶液の架橋剤濃度を高くすると、薄膜が剥がれにくく、また削れにくくなる(以下、本明細書では、薄膜の剥がれにくさと削れにくさを総称して耐削性と呼ぶ)。この結果、微輝点不良が低減される。しかし、配向規制力は落ち、AC焼き付き特性も悪化する。逆に、架橋剤濃度を低くすると耐削性が悪化し、結果として微輝点不良は増加するが、配向規制力は向上し、AC焼き付き特性も改善する。すなわち、耐削性の向上と配向規制力の向上は、架橋剤濃度に関してトレードオフの関係にあり、両方の特性を満足する膜組成のバランス設計は困難である。
特に、昨今主流となりつつあるフリンジフィールドスッチング(Fringe Field Switching:FFS)方式の液晶パネルによれば、広視野角化、高輝度化および低消費電力化を実現できる。しかし、FFS方式の液晶パネルにおいては、高い表示品位を得るために高い配向規制力が求められるとともに、従来一般的な液晶パネル方式であったTN(Twisted Nematic)モードの液晶パネルに比べてAC焼き付きが発生しやすいことから、配向膜に関するバランス設計がより困難となっている。
このような耐削性向上と配向規制力向上とを両立させる液晶パネルとして、特許文献1には、2種類のポリイミド前駆体樹脂を含有する溶液を使用する方法が開示されている。すなわち、下層にポリイミド前駆体及び/又はポリイミド樹脂膜、上層に可溶性ポリイミド樹脂膜を形成することによって、一軸配向性及び基板への密着性に優れる液晶配向膜が形成される。また、特許文献2には、従来の配向膜では、機械的強度の向上等を目的としてエポキシ化合物などの架橋剤を添加する場合があるが、液晶配向能力が低下するため、配向膜を構成する配向剤などの有機樹脂成分に工夫を加え、優れた液晶配向性と電圧保持特性とを兼ね備えた特性が得られるとする配向膜が開示されている。
特開平10−111514号公報 特開2012−068612号公報
しかしながら、特許文献1の構成においては、2種類のポリイミド前駆体樹脂を含有する溶液の焼成時の層分離度が小さいため、下層と上層の分離度が高い場合に有効な特性を得ることが出来ない。また、特許文献2の構成においては、液晶配向規制力向上を重視した結果として、トレードオフとなる耐削性に関して充分な特性が得られない。
本発明はこれらの問題点に鑑みなされたものであり、高い耐削性及び配向規制力を有する配向膜を備える液晶表示装置およびその製造方法の提供を目的とする。
本発明に係る液晶表示装置は、基板と、基板上の配向膜と、を備える液晶表示装置であり、配向膜は、基板上の第1層と、第1層上の第2層と、を備え、第1層は第2層より架橋剤濃度が高い。
本発明に係る液晶表示装置は、基板と、基板上の配向膜と、を備える液晶表示装置であり、配向膜は、基板上の第1層と、第1層上の第2層と、を備え、第1層は第2層より架橋剤濃度が高い。従って、高い耐削性と高い配向規制力を両立した配向膜を備える液晶表示装置となる。
実施の形態1に係る配向膜の構成を示す断面図である。 実施の形態1の変形例に係る配向膜の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る配向膜の形成方法を示す図である。 実施の形態1に係る配向膜の形成方法を示す図である。 実施の形態1に係る配向膜の形成方法を示す図である。 実施の形態1に係る配向膜の形成方法を示す図である。 実施の形態1に係る配向膜の形成方法を示す図である。 実施の形態1に係る配向膜の形成方法を示す図である。 実施の形態1に係る液晶パネルの平面図である。 実施の形態1に係る液晶パネルの断面図である。 実施の形態1に係る液晶パネルの製造工程を示すフローチャートである。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、本実施の形態1に係る配向膜112の構成を示す断面図である。配向膜112は、TFT(Thin Film Transistor)アレイ基板110上に形成される第1層112aと、第1層112a上に形成される第2層112bとを含む。すなわち、配向膜112は下層の第1層112aと、上層の第2層112bとで構成される。配向膜112の耐削性はTFTアレイ基板110に近い第1層112aに主に影響され、配向膜112の配向規制力は表面側の第2層112bに主に影響される。そこで、第1層112aの架橋剤濃度を第2層112bの架橋剤濃度より高くすることによって、配向膜112の耐削性と配向規制力を共に高めることができる。
第1層112aの材料としては、例えば、一般的なポリイミド又はポリアミック酸を含有する液晶配向剤をベースとして、架橋剤としてエポキシ化合物を0.02wt%程度となるよう添加したものを用いる。また、第2層112bの材料としては、液晶配向剤は第1層112aと同様とし、架橋剤としてのエポキシ化合物を0.01wt%程度となるよう添加したものを用いる。なお、第1層112a、第2層112b共に、液晶配向剤と架橋剤を併せた固形分濃度は、4〜8wt%の範囲内で同程度に選択する。
ここではTFTアレイ基板110上に形成される配向膜について説明したが、カラーフィルタ基板上に形成される配向膜についても同様である。
なお、上記では配向膜112の架橋剤濃度を、第1層112a,第2層112bそれぞれにおいて一定値として説明した。しかし第1変形例として、配向膜の下層から上層にかけて架橋剤濃度を連続的に変化させても良い。例えば、第1層112aと第2層112bの界面付近において、第1層112aの架橋剤濃度をTFTアレイ基板110側から第2層112b側にかけて連続的に減少させ、第2層112bの架橋剤濃度を第1層112a側からその反対側にかけて連続的に減少させる。こうした構成により、第1層112aと第2層112bの界面で剥がれが生じにくく、耐削性がさらに強化される。また、第1層112aと第2層112bの境界部で両者が多少混合しても良いため、下層が未硬化状態で上層膜を積層するプロセスや、下層形成後に表面側より架橋剤のみを塗布して拡散させるプロセスや、下層から上層にかけての形成途中に架橋剤の添加量を変化させながら形成するプロセスなど、様々な形成プロセスを柔軟に選択することができる。
また、第2の変形例に係る配向膜として、図2に示すように、第1層112aの厚みを第2層112bより厚くしても良い。例えば、第1層112aの厚みを200Å以上2000Å未満とし、第2層112bの膜厚を第1層112aより薄い範囲で5Å以上400Å未満とする。このように、強度に影響する第1層112aを厚く形成することにより、配向膜の耐削性を高めることができる。
また、第2の変形例と同様の趣旨から第3の変形例として、第1層112aの固形分濃度を第2層112bの固形分濃度より高くしても良い。例えば、第1層112aの固形分濃度を4wt%以上8wt%未満とし、第2層112bの固形分濃度を第1層112aの固形分濃度より低い範囲で2wt%以上6wt%未満とする。このような構成により、配向膜112の耐削性を高めることができる。
<A−2.配向膜の形成工程>
図3,4は、配向膜112の第1の形成方法を示す側面図である。第1の形成方法によれば、図3に示す第1の配向膜転写装置(フレキソ印刷装置)により配向膜112の第1層112aをTFTアレイ基板110上に形成し、その後、図4に示す第2の配向膜転写装置(フレキソ印刷装置)により配向膜112の第2層112bを第1層112a上に形成する。このように、配向膜転写装置を2台使用することにより、第1層112a形成後第2層112b形成までのジョブチェンジ時間が不要で、連続的に2層を形成することができる。
第1、第2の配向膜転写装置はそれぞれ、ディスペンサ141、アニロックスロール142、ドクターブレード143、版胴144、転写版145を備えている。ディスペンサ141は、アニロックスロール142とドクターブレード143との間に液状の配向材溶液を適下する。ドクターブレード143によりアニロックスロール142表面の余分な配向材溶液はかきおとされ、一定量の配向材溶液がアニロックスロール142により転写版145に転写される。そして、転写版145からTFTアレイ基板110上に配向材溶液が塗布される。TFTアレイ基板110上に塗布された配向材溶液を加熱して硬化させ、配向膜112の第1層112aが形成される。その後、同様にして第1層112a上に第2層112bが形成される。
図5は、配向膜112の第2の形成方法を示す側面図である。第2の形成方法は、フレキソ印刷装置を用いて第1層112aおよび第2層112bを形成するという点で第1の形成方法と共通する。しかし、ディスペンサ、アニロックスロール、ドクターブレードを2組ずつ備えた1台の配向膜転写装置(フレキソ印刷装置)によって第1層112aおよび第2層112bを形成するという点で第1の形成方法と相違する。
すなわち、第2の形成方法で用いる配向膜転写装置は、版胴144と、版胴144周りに設けられた2つのアニロックスロール142a,142bと、アニロックスロール142a,142bに対してそれぞれ設けられたドクターブレード143a,143bと、ディスペンサ141a,141bと、を備えている。そして、第1のアニロックスロールであるアニロックスロール142aを用いてTFTアレイ基板110上に第1層112aを形成した後、第2のアニロックスロールであるアニロックスロール142bを用いて第1層112a上に第2層112bを形成する。したがって、第1の形成方法と同様、第1層112a形成後第2層112b形成までのジョブチェンジ時間が不要で、連続的に2層を形成することができる。さらに、配向膜転写装置が1台で良いという利点がある。
図6,7は、配向膜112の第3の形成方法を示す側面図である。第3の形成方法によれば、第1、第2の形成方法と同様のフレキソ印刷によって第1層112aを形成する(図6)。その後、図7に示すように、インクジェット印刷によって第1層112a上に第2層112bを形成する。インクジェット印刷の利点として、第2層112bをフレキソ印刷に比べて薄く形成することが可能であるため、第1層112aに比べて第2層112bが薄い配向膜112(図2参照)を容易に形成することができる。また、第1層112aより若干シュリンクさせたパターン塗布をインクジェット印刷で行うことができるので、インクジェット印刷のデメリットであるパターンエッジのがたつきを抑制できる。
図8は、配向膜112の第4の形成方法を示す側面図である。第4の形成方法によれば、第1、第2の形成方法と同様のフレキソ印刷によって第1層112aを形成する。その後、スプレー塗布により第2層112bを形成する。ここでのスプレー塗布とは、ノズル146から版胴144の転写版145に配向材溶液をスプレー噴射し、転写版145から第1層112a上に配向材溶液を転写して第2層112bを形成することをいう。スプレー塗布によれば、フレキソ印刷に比べて配向膜厚を薄くすることが可能であるため、第1層112aに比べて第2層112bが薄い配向膜112(図2参照)を容易に形成することができる。また、第1層112aを仮乾燥処理する前に第2層112bの形成を行えば、第1層112aの配向材溶液と第2層112bの配向材溶液が混ざるため、第1層112aと第2層112bの界面で架橋剤濃度が下層から上層にかけて連続的に減少する配向膜112を形成することができる。
また、上述の第1及び第3の形成方法においても、第1層112aを仮乾燥することなく連続的に第2層112bを形成することで、第1層112aの配向材溶液と第2層112bの配向材溶液が混ざるため、第1層112aと第2層112bの界面で架橋剤濃度が下層から上層にかけて連続的に減少する配向膜112を形成することができる。また、短時間に配向膜112を形成することができる。
<A−3.液晶表示装置>
本発明の配向膜を備える液晶表示装置の主要部である液晶パネル10の具体的な構成について、図9,10を用いて説明する。
図9は、液晶パネル10の構成における表示パネル全体の構成の平面図を示し、図10は、図9のA−B(一点鎖線で示す)断面図を示している。なお、図面が煩雑とならないよう、発明の主要部以外の構成については省略や一部簡略化などを適宜行っている。ここでは、一例として、液晶の動作モードがTNモードで、スイッチング素子にTFTを用いた液晶パネルに本発明を適用した場合について説明する。
液晶パネル10は、TFTアレイ基板110、カラーフィルタ(CF)基板120を備える。TFTアレイ基板110は、TFTなどのスイッチング素子と画素電極がアレイ状に配列する基板である。CF基板120は、TFTアレイ基板110と対向配置される。液晶130は滴下注入方式(ODF:One Drop Filling)により形成される。滴下注入方式とは、TFTアレイ基板110及びカラーフィルタ基板120のいずれか一方の基板表面に、液晶130が複数の液滴として配置され、その後、両基板が外周のシールパターン133を介して貼り合わされることにより、シールパターン133により囲まれる領域内に液晶130が封止されて形成される方式である。従って、シールパターン133は、図9に示されるとおり閉ループ形状であり、真空注入方式で製造される液晶パネルのように液晶を注入するための開口部である注入口は形成されておらず、別途注入口を封止するための封止材も設けられていないといった構造的な特徴を備えている。また、シールパターン133の材質は、導電性粒子を混在させた光硬化型シール剤(光硬化型樹脂)である。
なお、図9の平面図では、カラーフィルタ基板120の下に配置されるTFTアレイ基板110の構成を図示するために、図中左側の一部にのみカラーフィルタ基板120を図示し、それ以外の領域では、カラーフィルタ基板120の図示を省略してTFTアレイ基板110の構成を図示している。実際の構成としては、カラーフィルタ基板120は、シールパターン133により囲まれる領域の外側まで設けられている。
また、この表示領域100の外側を額縁状に囲うように額縁領域101が配置される。図9では、表示領域100となる矩形領域を点線で囲み、額縁領域101との境界としている。なお、表示領域100および額縁領域101は、液晶パネル10のTFTアレイ基板110上、カラーフィルタ基板120上、或いは両基板間に挟まれる領域の全てにおいて定義され、本明細書中においては全て同様の意味にて使用する。
図10を参照して、TFTアレイ基板110は、ガラス基板111、配向膜112、画素電極113、TFT114、絶縁膜115、ゲート配線118g、ソース配線118s、端子116、トランスファ電極117を備えている。透明基板であるガラス基板111の一方の面に、配向膜112が形成される。下層(ガラス基板111より近い側)に第1層112aが形成され、上層(ガラス基板111より遠い側)に第2層112bが形成される。画素電極113は、配向膜112の下部に設けられ液晶を駆動する電圧を印加する。TFT114は、画素電極113に電圧を供給するスイッチング素子である。絶縁膜115はTFT114を覆う。複数のゲート配線118gおよびソース配線118sは、TFT114に信号を供給する配線である。端子116は、TFT114に供給される信号を外部から受け入れる。トランスファ電極117(図9では省略)は、端子116から入力された信号をカラーフィルタ基板120側へ伝達する。さらに、TFTアレイ基板110は、端子116から入力された信号をゲート配線118gおよびソース配線118sやトランスファ電極117へ伝達する周辺配線(図示省略)等を有している。
TFT114は、TFTアレイ基板110上の表示領域100において、夫々縦横に複数本配列して設けられるゲート配線118gとソース配線118sの各交差部近傍に設けられる。画素電極113は、ゲート配線118gとソース配線118sにより囲まれる各画素領域内にマトリクス状に配列して形成される。また、端子116、トランスファ電極117、周辺配線は、額縁領域101に形成される。また、ガラス基板111のTFT114が形成される側と反対側の面には偏光板131が配置される。
カラーフィルタ基板120は、透明基板であるガラス基板121、配向膜122、共通電極123、カラーフィルタ124、ブラックマトリクス(Black Matrix:BM)125等を有している。ガラス基板121の一方の面に、配向膜122が形成される。配向膜122の構成は配向膜112と同様の2層構造であり、下層(ガラス基板121より近い側)に第1層122aが形成され、上層(ガラス基板121より遠い側)に第2層122bが形成される。共通電極123は、配向膜122の下部に配置され、TFTアレイ基板110上の画素電極113との間に電界を生じさせ液晶を駆動させる。ガラス基板121と共通電極123の間の層には、カラーフィルタ124とブラックマトリクス125が設けられる。カラーフィルタ124は、三原色である赤(R)、緑(G)、青(B)に対応した赤色フィルタ124R,緑色フィルタ124G,青色フィルタ124Bを有している。ブラックマトリクス125は、赤色フィルタ124R,緑色フィルタ124G,青色フィルタ124B間を遮光するため、或いは表示領域100に対応する領域外側に配置される額縁領域101を遮光するために設けられる遮光層である。また、ガラス基板121のカラーフィルタ124が形成される側と反対側の面には偏光板132が配置される。
TFTアレイ基板110とカラーフィルタ基板120は、シールパターン133を介して貼り合わされており、表示領域100に配置される柱状スペーサ134により所定の基板間隔に、つまり一定間隔に保持されている。なお、異なる2種類の柱状スペーサ形態を混在して備えるデュアルスペーサ構造を用いても良い。デュアルスペーサ構造では、例えば一部の柱状スペーサ134を他の柱状スペーサ134に比べて高さを高くする。この柱状スペーサ134は、通常時においてもTFTアレイ基板110およびカラーフィルタ基板120と当接し、両基板の間隔を保持するメインスペーサとなる。他の柱状スペーサ134は、メインスペーサより高さが低いサブスペーサとなる。サブスペーサは、通常時はTFTアレイ基板110およびカラーフィルタ基板120と当接せず、両基板の間隔保持に寄与しない。しかし、外力などにより両基板間の距離が縮まった際にのみ対向する基板と当接し、両基板の間隔を保持する。
シールパターン133により密封され、柱状スペーサ134により保持されたカラーフィルタ基板120とTFTアレイ基板110との間の間隙の少なくとも表示領域100に対応する領域に、液晶130が狭持される。
トランスファ電極117と共通電極123は、シールパターン133中に混在される導電性粒子により電気的に接続されており、端子116から入力された信号が共通電極123に伝達される。導電性粒子としては、弾性変形可能なものが導通の安定の点で好ましく、例えば、表面に金メッキがされた球形の樹脂を用いると良い。
また、液晶パネル10は、駆動信号を発生する制御基板135、制御基板135を端子116に電気的に接続するFFC(Flexible Flat Cable)136などを備えている。
本発明の液晶表示装置は、上述の液晶パネル10に加えて、バックライトユニット、光学シート、筐体を備えて構成される。バックライトユニットは、液晶パネル10の表示面の反対側(偏光板131側)に配置され、光源となる。光学シートは、液晶パネル10とバックライトユニットとの間に配置され、バックライトの光の偏光状態や指向性などを制御する。液晶パネル10、バックライトユニットおよび光学シートは、カラーフィルタ基板120の表示領域100が露出するようにして、筐体に収納される。
本発明の液晶表示装置の動作は次の通りである。例えば、外部回路である制御基板135から画像信号や制御信号などの電気信号が入力されると、画素電極113および共通電極123に駆動電圧が加わり、駆動電圧に合わせて液晶の分子の方向が変わる。その結果、各画素の光透過率が制御される。そして、バックライトユニットの発する光がTFTアレイ基板110、液晶130およびカラーフィルタ基板120を介することで、外部へ各画素の光透過率に応じて透過或いは遮断されることにより、液晶パネル10の表示領域100にカラー画像等が表示される。
<A−4.液晶表示装置の製造フロー>
本発明の配向膜を備える液晶表示装置の製造工程について、図11のフローチャートに沿って以下説明する。なお、液晶表示装置の主要部分となる液晶パネルは、通常、最終形状よりも大きなマザー基板から、液晶パネルを1枚あるいは複数枚(多面取り)切り出して製造される。図11におけるステップS1〜S9およびステップS10途中までのプロセスは、そのマザー基板の状態でのプロセスである。
まず、TFTアレイ基板110およびカラーフィルタ基板120を準備する。TFTアレイ基板110およびカラーフィルタ基板120の製造方法については一般的な方法を用いても良いため、簡単に説明する。TFTアレイ基板110は、ガラス基板111の一方の面に、成膜、フォトリソグラフィー法によるパターンニング、エッチング等のパターン形成工程を繰り返し用いてTFT114や画素電極113、端子116、トランスファ電極117を形成することにより製造される。また、カラーフィルタ基板120は、同様に、ガラス基板121の一方の面に、カラーフィルタ124、ブラックマトリクス125、共通電極123、有機樹脂膜をパターニングして形成された柱状スペーサ134を形成することにより製造される。特に柱状スペーサ134を異なる2種類の柱状スペーサ形態を混在して備えるデュアルスペーサ構造とする場合には、公知のデュアルスペーサ構造の形成方法であるハーフトーン技術を利用して高さのみを作り分けると良い。
続いて、画素電極113が形成されているTFTアレイ基板110を洗浄する(ステップS1)。
次に、配向膜材料を塗布する(ステップS2)。具体的には、TFTアレイ基板110の一方の面に2層配向膜材料を塗布し形成する。2層配向膜材料を塗布する具体的な方法は<A−2>で説明したとおりであるので、ここでは詳細な説明を省略する。続いて、塗布形成された2層配向膜材料をホットプレートなどにより焼成処理し乾燥させる。
なお、乾燥処理については、2層配向膜の塗布の途中、すなわち第1層を塗布した後第2層の塗布前に、第1層の仮乾燥や本乾燥処理を実施するかについては、実施の形態1の配向膜又は変形例に係る配向膜の夫々に応じて、適宜選択する。
その後、ステップS2で2層に塗布形成した配向膜材料に配向処理を行い(ステップS3)、配向膜112を形成する。例えばラビング処理などの、配向膜材料の表面に特定方向に沿った微細な溝や傷などを形成する配向処理を行う。なお、ここでの配向処理はラビング処理に限られず、光配向処理などの公知の配向処理方法を選択しても良い。しかし、特に本発明の配向膜112が耐削性に優れることを考慮すれば、配向処理時に配向膜表面に比較的大きな圧力が印加されるラビング処理を用いる場合に、本発明の効果はより顕著となる。
上記においては、ステップS1、S2,S3をTFTアレイ基板110に対する処理として説明したが、共通電極123が形成されているカラーフィルタ基板120についても同様である。すなわち、カラーフィルタ基板120についても、基板洗浄工程(ステップS1)を行った後、2層配向膜材料を塗布し(ステップS2)、配向処理(ステップS3)としてラビング処理を行うことにより配向膜122を形成する。なお、カラーフィルタ基板120上に配向膜122を形成するにあたり、実際にはカラーフィルタ基板120上に形成された柱状スペーサ134上が配向膜122で覆われる。しかし、柱状スペーサ134の高さに比べて配向膜122は薄いため、図10において、柱状スペーサ134上に塗布された配向膜の図示を省略している。
次に、柱状スペーサ134の高さを測定する(ステップS4)。柱状スペーサ134はカラーフィルタ基板120上に形成されるので、カラーフィルタ基板120上で柱状スペーサ134の初期の高さを測定する。なお、この工程で柱状スペーサ134の高さを測定する意味は、以降でも再度説明を行うが、滴下注入(ODF)方式で液晶130を注入するにあたり、液晶130の滴下量を決定するためである。従って、液晶130を満たす空間の容積に関係するセルギャップを決定することとなる柱状スペーサ134の高さ(デュアルスペーサ構造を用いた場合にはメインスペーサの高さ)を測定する。
その後、TFTアレイ基板110またはカラーフィルタ基板120の主面に、シール剤を塗布し、シールパターン133を形成する(ステップS5)。ここでは、スクリーン印刷装置を用いてシール剤を液晶パネル10の表示領域100を囲うように印刷ペーストとして塗布する。
次に、ステップS5でシールパターン133を形成した方の基板に対して、シールパターン133で囲まれた領域内に液晶130を滴下する(ステップS6)。この液晶130の滴下量は、ステップS4において測定した柱状スペーサ134の高さに基づいて決定する。
その後、マザー基板状態のTFTアレイ基板110とカラーフィルタ基板120とを真空状態で貼り合わせて(ステップS7)、マザーセル基板を形成する。
次に、マザーセル基板に紫外線(UV)を照射し(ステップS8)、シールパターン133を仮硬化させる。さらに、マザーセル基板を加熱することによりアフターキュアを行い(ステップS9)、シールパターン133を完全に硬化させる。
次に、マザーセル基板をスクライブラインに沿って切断し、個々の液晶パネル10に分断する(ステップS10)。
以上のように分断された個々の液晶パネル10に対して、偏光板131,132の貼り付け工程(ステップS11)や、制御基板135の実装工程(ステップS12)を経て、液晶パネル10が完成する。
さらに、液晶パネル10の反視認側となるTFTアレイ基板110の裏面側に位相差板などの光学フィルムを介してバックライトユニットを配設する。そして、樹脂や金属などよりなる筐体内に、液晶パネル10およびこれら周辺部材を適宜収納し、液晶表示装置が完成する。
なお、<A−3>および<A−4>では、TNモードの液晶パネルを用いた液晶表示装置を例にして説明を行ったが、他の動作モードの液晶パネルを用いた液晶表示装置にも本発明の配向膜は適用可能である。特に、耐削性の向上および配向規制力向上がより高いレベルで配向膜に求められるFFS方式の液晶パネルを用いた液晶表示装置に本発明の配向膜の構成を適用した場合には、本発明により得られる効果は顕著となる。
<A−5.効果>
本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置は、基板(TFTアレイ基板110、CF基板120)と、基板上の配向膜112,122と、を備える。そして、配向膜112,122は、基板上の第1層112a,122aと、第1層112a,122a上の第2層112b,122bと、を備え、第1層112a,122aは第2層112b,122bより架橋剤濃度が高い。したがって、配向膜112の耐削性と配向規制力を共に高めることができ、輝点不良やAC焼き付き特性が抑制される。
また、第1層112a,122aは、第2層112b,122bとの界面において、基板側から第2層112b,122b側にかけて架橋剤濃度が連続的に減少し、第2層112b,122bは、第1層112a,122aとの界面において、第1層112a,122a側からその反対側にかけて架橋剤濃度が連続的に減少する。こうした構成により、第1層112aと第2層112bの界面で剥がれが生じにくく、配向膜112の耐削性がさらに強化される。
また、強度に影響する第1層112a,122aを第2層112b,122bより厚くすることにより、配向膜112の耐削性を高めることができる。
また、第2層112b,122bの固形分濃度を第1層112a,122aの固形分濃度より低くすることにより、配向膜112の耐削性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の製造方法は、(a)配向膜112,122の第1層112a,122aを基板上に形成する工程と、(b)配向膜の第2層112b,122bを第1層112a,122a上に形成する工程と、を備える。配向膜112は耐削性と配向規制力が共に高いため、輝点不良やAC焼き付き特性が抑制される。
また、工程(a)では、第1のフレキソ印刷装置を用いて第1層112a,122aを形成し、工程(b)では、第2のフレキソ印刷装置を用いて第2層112b,122bを形成することにより、第1層112a,122a形成後第2層112b,122b形成までのジョブチェンジ時間が不要となり、連続的に2層を形成することができる。
あるいは、版胴144と、版胴144周りに設けられたアニロックスロール142a及びアニロックスロール142bとを備えるフレキソ印刷装置を用いて配向膜122を形成する。そして、工程(a)ではアニロックスロール142a(第1アニロックスロール)を用いて第1層112a,122aを形成し、工程(b)ではアニロックスロール142b(第2アニロックスロール)を用いて第2層112b、122bを形成する。これにより、第1層112a,122a形成後第2層112b,122b形成までのジョブチェンジ時間が不要となり、連続的に2層を形成することができる。
あるいは、工程(a)ではフレキソ印刷により第1層112a,122aを形成し、工程(b)ではインクジェット印刷により第2層112b,122bを形成する。この方法によれば、第2層112b,122bを薄く形成することが可能であるため、第1層112a,122aに比べて第2層112b,122bが薄い配向膜112を容易に形成することができる。また、第1層112aより若干シュリンクさせたパターン塗布をインクジェット印刷で行うことができるので、インクジェット印刷のデメリットであるパターンエッジのがたつきを抑制できる。
あるいは、工程(a)ではフレキソ印刷により第1層112a,122aを形成し、工程(b)ではスプレー塗布により第2層112b,122bを形成しても良い。スプレー塗布によれば、配向膜厚を薄くすることが可能であるため、第1層112a,122aに比べて第2層112b,122bが薄い配向膜112を容易に形成することができる。
また、形成した第1層112a,122aの乾燥前に第2層112b,122bを形成することにより、第1層112a,122aの配向材溶液と第2層112b,122bの配向材溶液が混ざるため、第1層112a,122aと第2層112b,122bの界面で架橋剤濃度が下層から上層にかけて連続的に減少する配向膜112を形成することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 液晶パネル、100 表示領域、101 額縁領域、110 TFTアレイ基板、111,121 ガラス基板、112,122 配向膜、112a,122a 第1層、112b,122b 第2層、113 画素電極、114 TFT、115 絶縁膜、116 端子、117 トランスファ電極、118g ゲート配線、118s ソース配線、120 カラーフィルタ基板、123 共通電極、124 カラーフィルタ、124R 赤色フィルタ、124G 緑色フィルタ、124B 青色フィルタ、125 ブラックマトリクス、130 液晶、131,132 偏光板、133 シールパターン、134 柱状スペーサ、135 制御基板、136 フレキシブルフラットケーブル、140 ステージ、141,141a,142b ディスペンサ、142,142a,142b アニロックスロール、143,143a,143b ドクターブレード、144 版胴、145 転写版、146 ノズル。

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上の配向膜と、
    を備える液晶表示装置であって、
    前記配向膜は、
    前記基板上の第1層と、
    前記第1層上の第2層と、を備え、
    前記第1層は前記第2層より架橋剤濃度が高い、
    液晶表示装置。
  2. 前記第1層は、前記第2層との界面において、前記基板側から前記第2層側にかけて前記架橋剤濃度が連続的に減少し、
    前記第2層は、前記第1層との界面において、前記第1層側からその反対側にかけて前記架橋剤濃度が連続的に減少する、
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1層は前記第2層より厚い、
    請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第2層の固形分濃度は前記第1層の固形分濃度より低い、
    請求項1から3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法であって、
    (a)前記配向膜の前記第1層を前記基板上に形成する工程と、
    (b)前記配向膜の前記第2層を前記第1層上に形成する工程と、
    を備える液晶表示装置の製造方法。
  6. 前記工程(a)は、第1のフレキソ印刷装置を用いて前記第1層を形成する工程であり、
    前記工程(b)は、第2のフレキソ印刷装置を用いて前記第2層を形成する工程である、
    請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. フレキソ印刷装置を用いて前記配向膜を形成する請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法であって、
    前記フレキソ印刷装置は、
    版胴と、
    前記版胴周りに設けられた、第1アニロックスロール及び第2アニロックスロールを備え、
    前記工程(a)は、前記第1アニロックスロールを用いて前記第1層を形成する工程であり、
    前記工程(b)は、前記第2アニロックスロールを用いて前記第2層を形成する工程である、
    液晶表示装置の製造方法。
  8. 前記工程(a)は、フレキソ印刷により前記第1層を形成する工程であり、
    前記工程(b)は、インクジェット印刷により前記第2層を形成する工程である、
    請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 前記工程(a)は、フレキソ印刷により前記第1層を形成する工程であり、
    前記工程(b)は、スプレー塗布により前記第2層を形成する工程である、
    請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法。
  10. 請求項7または9に記載の液晶表示装置の製造方法による請求項2に記載の液晶表示装置の製造方法であって、
    前記工程(b)は、前記工程(a)で形成した前記第1層の乾燥前に行う工程である、
    液晶表示装置の製造方法。
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