JP6532241B2 - 静電容量型入力装置 - Google Patents
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Description
静電容量センサシートの絶縁基材をポリエチレンテレフタレート製あるいはポリカーボネート製としてその表面に電極を形成し、電極に弾性クリック体と筺体のうち、少なくとも弾性クリック体を隙間をおいて接離可能に固定し、弾性クリック体の表面上部に、被操作用のキートップ部材をプリロードの作用した状態で圧着してその周面に脱落防止用の係合フランジを形成し、筺体には、弾性クリック体に遊嵌してキートップ部材を露出させる操作口を設けるとともに、この操作口の周縁部をキートップ部材の係合フランジ表面に対向させ、キートップ部材の係合フランジ表面あるいは筺体の操作口の周縁部裏面には、これらに接触してキートップ部材と筺体間の誘電率を低下させる突起を形成し、
検出判定手段は、静電容量の変化を検出値に変換して第一の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値を越える場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値以下の場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが非接触状態にあると判定する機能と、電極の検出値を第二の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値を越える場合に、操作体の押圧操作により、電極と弾性クリック体とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値以下の場合に、電極と弾性クリック体とが非接触状態にあると判定する機能とを実現することを特徴としている。
また、突起を、エンドレス突起とすることができる。
静電容量センサシートの絶縁基材をポリエチレンテレフタレート製あるいはポリカーボネート製としてその表面に電極を形成し、電極に弾性クリック体と筺体のうち、少なくとも弾性クリック体を隙間をおいて接離可能に固定し、弾性クリック体の表面上部に、被操作用のキートップ部材をプリロードの作用した状態で圧着してその周面に脱落防止用の係合フランジを形成し、筺体には、弾性クリック体に遊嵌してキートップ部材を露出させる操作口を設けるとともに、この操作口の周縁部をキートップ部材の係合フランジ表面に対向させ、キートップ部材の係合フランジ表面あるいは筺体の操作口の周縁部裏面には、これらに接触してキートップ部材と筺体間の誘電率を低下させる空気含有の弾性部材をエンドレスに取り付け、
検出判定手段は、静電容量の変化を検出値に変換して第一の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値を越える場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値以下の場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが非接触状態にあると判定する機能と、電極の検出値を第二の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値を越える場合に、操作体の押圧操作により、電極と弾性クリック体とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値以下の場合に、電極と弾性クリック体とが非接触状態にあると判定する機能とを実現することを特徴としている。
また、弾性クリック体の脚部下方にエア排気溝を形成し、このエア排気溝を電極の第一、第二の検出電極の少なくともいずれか一方の配線に隙間をおいて対向させても良い。
また、筺体の操作口の突起にキートップ部材の係合フランジを僅かに加圧した状態でセットすることができるので、キートップ部材が非押圧状態でがたつくおそれを有効に排除することができる。また、弾性クリック体の表面上部にキートップ部材を単に貼着するのではなく、プリロードの作用した状態で圧着し、弾性クリック体とキートップ部材との間に空気が侵入しないようにするので、キートップ部材の位置ずれを防止したり、クリアランスを小さくしたりすることができる。
また、静電容量センサシートの電極に弾性クリック体を単に配置するのではなく、電極に弾性クリック体を強固に固定するので、電極と弾性クリック体とを常時同じ個所に位置させることができ、例え振動が作用しても、弾性クリック体のXY方向への位置ずれを防止することが可能になる。したがって、電極と弾性クリック体との対向面積が変動しないので、静電容量の変化にバラツキが生じたり、静電容量の変化の検出に支障を来す事態を未然に排除することが可能になる。
また、静電容量の変化にバラツキが発生しにくいので、検出値との比較に用いられる検出判定手段の閾値を高精度、かつ精密に設定することが可能になる。また、電極と弾性クリック体とを強固に固定し、弾性クリック体の自由な動きを制限するので、弾性クリック体が押圧操作されても、撓んで持ち上がることが少ない。したがって、弾性クリック体の電極との対向面積が縮小し、静電容量の変化が不安定になるおそれを有効に排除することができる。さらに、弾性クリック体の固定により、静電容量の変化が安定するので、電極と弾性クリック体との隙間を小さくすることができる。これにより、電極から弾性クリック体までのストロークを広く長く確保する必要がないので、静電容量型入力装置の用途が限定されることがなく、薄型パネル等にも使用でき、汎用性の向上が期待できる。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、操作口21の周縁部裏面に複数の突起41を成形することができない場合に有益なのは明らかである。
2 絶縁シート
3 電極
5 検出電極
6 筺体用電極
7 第一の検出電極
8 第二の検出電極
9 操作体
10 弾性クリック体
12 脚部
13 フランジ
20 筺体
21 操作口
30 キートップ部材
31 係合フランジ
40 低減部材
41 突起
42 エンドレス突起
43 弾性部材
Claims (4)
- 絶縁基材に電極が形成された静電容量センサシートと、この静電容量センサシートに支持される弾性クリック体と、静電容量センサシートに取り付けられ、静電容量センサシートと弾性クリック体とを保護する筺体と、静電容量センサシートの電極に導電性の操作体が接近する場合に、静電容量センサシートの電極と操作体との間に形成された静電容量の変化を検出する検出判定手段とを含んでなる静電容量型入力装置であって、
静電容量センサシートの絶縁基材をポリエチレンテレフタレート製あるいはポリカーボネート製としてその表面に電極を形成し、電極に弾性クリック体と筺体のうち、少なくとも弾性クリック体を隙間をおいて接離可能に固定し、弾性クリック体の表面上部に、被操作用のキートップ部材をプリロードの作用した状態で圧着してその周面に脱落防止用の係合フランジを形成し、筺体には、弾性クリック体に遊嵌してキートップ部材を露出させる操作口を設けるとともに、この操作口の周縁部をキートップ部材の係合フランジ表面に対向させ、キートップ部材の係合フランジ表面あるいは筺体の操作口の周縁部裏面には、これらに接触してキートップ部材と筺体間の誘電率を低下させる突起を形成し、
検出判定手段は、静電容量の変化を検出値に変換して第一の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値を越える場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値以下の場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが非接触状態にあると判定する機能と、電極の検出値を第二の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値を越える場合に、操作体の押圧操作により、電極と弾性クリック体とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値以下の場合に、電極と弾性クリック体とが非接触状態にあると判定する機能とを実現することを特徴とする静電容量型入力装置。 - 突起を複数とし、この複数の突起をキートップ部材の係合フランジ表面あるいは筺体の操作口の周縁部裏面に間隔をおいて配列形成した請求項1記載の静電容量型入力装置。
- 突起を、エンドレス突起とした請求項1記載の静電容量型入力装置。
- 絶縁基材に電極が形成された静電容量センサシートと、この静電容量センサシートに支持される弾性クリック体と、静電容量センサシートに取り付けられ、静電容量センサシートと弾性クリック体とを保護する筺体と、静電容量センサシートの電極に導電性の操作体が接近する場合に、静電容量センサシートの電極と操作体との間に形成された静電容量の変化を検出する検出判定手段とを含んでなる静電容量型入力装置であって、
静電容量センサシートの絶縁基材をポリエチレンテレフタレート製あるいはポリカーボネート製としてその表面に電極を形成し、電極に弾性クリック体と筺体のうち、少なくとも弾性クリック体を隙間をおいて接離可能に固定し、弾性クリック体の表面上部に、被操作用のキートップ部材をプリロードの作用した状態で圧着してその周面に脱落防止用の係合フランジを形成し、筺体には、弾性クリック体に遊嵌してキートップ部材を露出させる操作口を設けるとともに、この操作口の周縁部をキートップ部材の係合フランジ表面に対向させ、キートップ部材の係合フランジ表面あるいは筺体の操作口の周縁部裏面には、これらに接触してキートップ部材と筺体間の誘電率を低下させる空気含有の弾性部材をエンドレスに取り付け、
検出判定手段は、静電容量の変化を検出値に変換して第一の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値を越える場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第一の閾値以下の場合に、操作体と弾性クリック体のキートップ部材とが非接触状態にあると判定する機能と、電極の検出値を第二の閾値と比較する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値を越える場合に、操作体の押圧操作により、電極と弾性クリック体とが接触状態にあると判定する機能と、比較した電極の検出値が第二の閾値以下の場合に、電極と弾性クリック体とが非接触状態にあると判定する機能とを実現することを特徴とする静電容量型入力装置。
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