JP6531389B2 - ニップローラ位置制御システム - Google Patents

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Description

本発明は,駆動ローラと対になって用紙を送り出すニップローラの位置を自動で合わせる発明である。
帳票などの印刷に用いるプリンタは,駆動ローラと対になって用紙を送り出すニップローラを有する。ニップローラが用紙の幅方向に対して左右バランスよく配置されていないと,用紙に不均等な力が加わり,用紙切れが発生しやすくなる。この用紙切れは,特に,加工された用紙,薄紙および幅狭の用紙で起こり易く,用紙切れが発生すると,プリンタの復旧には,熟練の作業員でも数十分,慣れない作業員では数時間もかかってしまう。
帳票などをプリンタで印刷する前,ニップローラが用紙の幅方向に対して左右バランスよく配置されるように,作業者はニップローラの位置を手動で調整する作業を行うが,ニップローラはプリンタの複数個所に存在するため,ニップローラの位置を合わせる手間がかかったり,ニップローラの位置合わせを忘れる個所が発生したりするため,プリンタにセットされた用紙の幅に合わせて,ニップローラの位置を自動で調整できることが望まれる。
プリンタにセットされた用紙に合わせて,ニップローラの位置を変更する発明として,サーバモータによりニップローラ(紙送りローラ)の位置を制御する考案が特許文献1で開示されている。しかし,特許文献1で開示されている考案は,ニップローラ(紙送りローラ)と駆動ローラ(プラテン)の隙間が変更されるように,ニップローラ(紙送りローラ)の位置を制御する考案で,ニップローラ(紙送りローラ)の左右位置を調整するものではない。
実開平4−94661号公報
そこで,本発明は,プリンタにセットされた用紙の用紙幅に合わせて,用紙の幅方向におけるニップローラの左右位置を自動で調整できるシステムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決する本発明は,駆動ローラと対になって用紙を送り出す一対のニップローラと,駆動ローラの幅方向の中心を対称に一対のニップローラを対称移動させる対称移動機構と,一対のニップローラが駆動ローラと接し,一対のニップローラと駆動ローラ間にニップ力が発生している着状態と,一対のニップローラが駆動ローラから離れ,一対のニップローラと駆動ローラ間にニップ力が発生していない脱状態を切り替える着脱機構と,用紙幅を利用して,各ニップローラを用紙端に配置したときの一対のニップローラの間隔を間隔調整値として算出した後,一対のニップローラの間隔が前記間隔調整値になるように前記対称移動機構を制御するコントローラ部を備え,前記コントローラ部は,前記間隔調整値を算出すると,前記着脱機構を作動させて一対のニップローラを脱状態にした後,前記対称移動機構を原点復帰することで一対のニップローラの位置を原点にし,一対のニップローラの位置を原点にすると,一対のニップローラの間隔が前記間隔調整値になるように前記対称移動機構を制御した後,前記着脱機構を作動させて一対のニップローラを着状態にすることを特徴とするニップローラ位置制御システムである。


上述した本発明によれば,本発明に係るコントローラ部が,各ニップローラを用紙端に配置したときの一対のニップローラの間隔を間隔調整値として算出し,一対のニップローラの間隔が間隔調整値になるように制御することで,プリンタにセットされた用紙の用紙幅に合わせて,用紙の幅方向におけるニップローラの左右位置を自動で調整できる。また,対称移動機構により一対のニップローラを対称移動させることで,駆動ローラの幅方向の中心から各ニップローラまでの距離は同じになるため,ニップローラを用紙の幅方向に対して左右バランスよく配置できる。
ニップローラ位置制御システムの構成を説明する図。 対称移動機構を説明する図。 コントローラ部の動作を説明する図。 ニップローラの間隔調整値を説明する図。 ニップローラを複数有する場合のシステム構成を説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の技術的範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係るニップローラ位置制御システム1の構成を説明する図である。本実施形態に係るニップローラ位置制御システム1は,帳票などを印刷するプリンタにセットされた用紙3の用紙幅に応じて,ギヤやベルトなどによって回転駆動する駆動ローラ2と対になって用紙3を送り出す一対のニップローラ10の間隔を制御するシステムで,駆動ローラ2と対になって用紙3を送り出す一対のニップローラ10に加え,駆動ローラ2の幅方向の中心を対称に一対のニップローラ10を対称移動させる対称移動機構11と,一対のニップローラ10の着脱機構13と,一対のニップローラ10の間隔を用紙3の用紙幅に応じた長さになるように対称移動機構11を制御するコントローラ部12とから少なくとも構成されている。
図2は,本実施形態に係る対称移動機構11を説明する図である。一対のニップローラ10が用紙3の幅方向に対して左右バランスよく配置されていないと,用紙3に不均等な力が加わり,用紙切れが発生し易くなることを考慮すると,一対のニップローラ10それぞれを単独で移動させるよりも,駆動ローラ2の幅方向の中心を対称に一対のニップローラ10を対称移動させることが望ましいため,本実施形態では,一対のニップローラ10を移動させる機構を対称移動機構11としている。なお,一対のニップローラ10が対称移動するとは,一方のニップローラ10と他方のニップローラ10が用紙3の幅方向の中心として逆方向に同じ距離だけ移動することを意味する。例えば,一方のニップローラ10が右方向に移動すると,他方のニップローラ10は左方向に同じ距離だけ移動する。
図2(a)に図示したように,本実施形態では,一対のニップローラ10を対称移動させる対称移動機構11を,2つのラックギア110a,bとピニオンギア111を用いて実現している。本実施形態の対称移動機構11には,用紙3の幅方向に延設した2本のガイド112a,bが設けられ,一つのガイド112aはラックギア110aを貫通し,もう一つのガイド112bはラックギア110bを貫通している。図2(a)では,ラックギア110aの右端とラックギア110bの左端それぞれにニップローラ10が取り付けられており,それぞれのラックギア110a,bは,歯が対向するようにピニオンギア111と噛合している。ピニオンギア111は,モータ113で回転するように構成されており,ピニオンギア111の回転に応じて,ラックギア110aはガイドaを摺動し,ラックギア110bは,ラックギア110aとは逆方向にガイドbを摺動する。例えば,図2(b)のように,ピニオンギア111が左回りに回転すると,ラックギア110aは右方向に移動し,ラックギア110bは左方向に移動することで,一対のニップローラ10はその間隔が広がる方向に対称移動する。また,図2(c)のように,ピニオンギア111が右回りに回転すると,ラックギア110aは左方向に移動し,ラックギア110bが右方向に移動することで,一対のニップローラ10はその間隔が狭まる方向に対称移動する。
なお,図2で図示した内容は,一対のニップローラ10を対称移動させる対称移動機構11の一例に過ぎず,他の様々な機構でこの対称移動機構11は実現可能である。
次に,本実施形態に係る着脱機構13について説明する。本実施形態に係る着脱機構13は,一対のニップローラ10が駆動ローラ2と接し,一対のニップローラ10と駆動ローラ2間にニップ力が発生している着状態と,一対のニップローラ10が駆動ローラ2から離れ,一対のニップローラ10と駆動ローラ2間にニップ力が発生していない脱状態を切り替える機構である。本実施形態に係る着脱機構13の構造は任意でよいが,図1では,レバー13aとエアシリンダー13bによって,一対のニップローラ10を着脱を切り替える構造に着脱機構13をしている。
図3は,本実施形態に係るコントローラ部12の動作を説明する図,図4は,ニップローラ10の間隔調整値を説明する図である。本実施形態に係るコントローラ部12は,パーソナルコンピュータやPLC(Programmable Logic Controller)などを利用して実現される装置で,本実施形態に係るコントローラ部12は,コンピュータプログラムによって,図3で図示した手順を実行するように構成されている。
本実施形態に係るコントローラ部12には,予め,プリンタの給紙ユニットにセットされる用紙3の用紙幅が登録されており,一対のニップローラ10の位置を制御する際,コントローラ部12は,まず,各ニップローラ10を用紙端に配置したときのニップローラ10の間隔を間隔調整値として用紙幅から算出する(S1)。図4に図示しているように,ニップローラ10の間隔調整値は,用紙3の左右端それぞれに設ける余白の長さを2倍した値を用紙3の用紙幅から減算した値になる。
次に,本実施形態に係るコントローラ部12は,着脱機構13を作動させて,ニップローラ10を脱状態にした後,対称移動機構11を原点復帰し,一対のニップローラ10の位置を原点にする(S2)。
次に,本実施形態に係るコントローラ部12は,一対のニップローラ10の間隔が間隔調整値になるように対称移動機構11を制御した後,着脱機構13を作動させて,一対のニップローラ10を着状態にして(S3),この手順は終了する。本実施形態において,コントローラ部12は,モータ113に指示を出しピニオンギア111を所定の方向に所定の量だけ回転させて,一対のニップローラ10の間隔が間隔調整値になるように制御する。なお,図3の手順では,対称移動機構11を原点復帰しているため,対称移動機構11が,実際に一対のニップローラ10の間隔を調整する量は,間隔調整値から原点復帰時の間隔を減算した値になり,一対のニップローラ10が対称移動することを考慮すると,実際にモータ113を回転させる量は,間隔調整値から原点復帰時の間隔を減算した値の1/2に相当する量になる。
図5は,ニップローラ10を複数有する場合のシステム構成を説明する図である。一対のニップローラ10がプリンタの複数個所に存在する場合,一対のニップローラ10毎に対称移動機構11と着脱機構13が設けられ,それぞれの機構はコントローラ部12と接続する。コントローラ部12は,ニップローラ10の間隔調整値を算出すると,各対称移動機構11等に指示を出し,一対のニップローラ10それぞれの間隔を間隔調整値に自動で調整する。
1 ニップローラ位置制御システム
10 ニップローラ
11 対称移動機構
110a,b ラックギア
111 ピニオンギア
12 コントローラ部
13 着脱機構
2 駆動ローラ
3 用紙

Claims (1)

  1. 駆動ローラと対になって用紙を送り出す一対のニップローラと,駆動ローラの幅方向の中心を対称に一対のニップローラを対称移動させる対称移動機構と,一対のニップローラが駆動ローラと接し,一対のニップローラと駆動ローラ間にニップ力が発生している着状態と,一対のニップローラが駆動ローラから離れ,一対のニップローラと駆動ローラ間にニップ力が発生していない脱状態を切り替える着脱機構と,用紙幅を利用して,各ニップローラを用紙端に配置したときの一対のニップローラの間隔を間隔調整値として算出した後,一対のニップローラの間隔が前記間隔調整値になるように前記対称移動機構を制御するコントローラ部を備え,
    前記コントローラ部は,前記間隔調整値を算出すると,前記着脱機構を作動させて一対のニップローラを脱状態にした後,前記対称移動機構を原点復帰することで一対のニップローラの位置を原点にし,一対のニップローラの位置を原点にすると,一対のニップローラの間隔が前記間隔調整値になるように前記対称移動機構を制御した後,前記着脱機構を作動させて一対のニップローラを着状態にする,
    ことを特徴とするニップローラ位置制御システム。
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