JP6529914B2 - 水素プラズマ処理装置および水素プラズマ処理方法 - Google Patents

水素プラズマ処理装置および水素プラズマ処理方法 Download PDF

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本発明は、大気圧環境でライン状の水素含有プラズマにより複数の円形状基板を処理する水素プラズマ処理装置および水素プラズマ処理方法に関する。
近年、ある種の半導体装置においては、高濃度で厚いn層を設けることが望まれることがある。IGBTなど電力制御用の半導体デバイスはその代表的な例である。n層を形成する処理には、加速器を使用して水素を基板に注入する工程が含まれる場合がある。目的とするn層が高濃度で厚いほど水素の注入量が多くなり、加速器を使用する時間は長くなる。加速器は運転コストが比較的高い。そのため、加速器の使用時間が長くなると、結果として得られるデバイスの製造コストも高くなる。
あるプラズマ処理装置は、プラズマを大気圧環境で生成するプラズマ源と、プラズマ源に水素を含む原料ガスを供給する気体供給部と、プラズマに対し基板を搬送するための搬送部と、を備える。搬送部は、複数の基板をプラズマへと順次搬送するための搬送コンベアを備えてもよい。搬送コンベアの下方には基板を加熱するヒータが設けられていてもよい。
特開2014−107278号公報
上述のプラズマ処理装置は、基板への水素注入工程における加速器の使用時間を短縮するために好適である。このようなプラズマ処理装置の実用化に向けて、例えば、スループットの向上、あるいは歩留まりの向上などが望まれる。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、製造効率の向上に資する基板搬送構成を有する水素プラズマ処理装置、および水素プラズマ処理方法を提供することにある。
本発明のある態様によると、水素プラズマ処理装置は、大気圧処理室と、前記大気圧処理室に設置され、ライン状の水素含有プラズマを生成するプラズマヘッドと、前記大気圧処理室に設置され、前記大気圧処理室に設置され、前記プラズマの厚みより長く前記プラズマの幅より短い基板径を有する円形状基板を前記プラズマヘッドに対し前記プラズマの厚み方向に搬送する搬送部であって、円形状基板に相当する形状を有しかつ円形状基板を保持し加熱する円形状加温領域を備える搬送部と、を備える。前記搬送部は、前記プラズマの幅方向に並ぶ複数の円形状加温領域であって、各々が一枚の円形状基板に相当する形状を有しかつ当該円形状基板を保持し加熱する複数の円形状加温領域を備える。
本発明のある態様によると、水素プラズマ処理方法は、ライン状の水素含有プラズマを大気圧環境で生成することと、前記プラズマの厚みより長く前記プラズマの幅より短い基板径を有する円形状基板を前記プラズマに対し前記プラズマの厚み方向に搬送することと、を備える。前記円形状基板は、円形状基板に相当する形状を有する円形状加温領域に保持され加熱された状態で搬送される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、製造効率の向上に資する基板搬送構成を有する水素プラズマ処理装置および水素プラズマ処理方法を提供することができる。
本発明のある実施形態に係る水素プラズマ処理装置を概略的に示す側面図である。 図1に示す水素プラズマ処理装置の要部を概略的に示す斜視図である。 本発明のある実施形態に係る水素プラズマ処理方法を説明するためのフローチャートである。 ある水素プラズマ処理装置を示す上面図である。 本発明の他の実施形態に係る水素プラズマ処理装置の要部を概略的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る水素プラズマ処理装置の要部を概略的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る水素プラズマ処理装置の要部を概略的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る水素プラズマ処理装置の要部を概略的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る水素プラズマ処理装置の要部を概略的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る水素プラズマ処理装置を概略的に示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
図1は、本発明のある実施形態に係る水素プラズマ処理装置10を概略的に示す側面図である。図2は、図1に示す水素プラズマ処理装置10の要部を概略的に示す斜視図である。
水素プラズマ処理装置10は、大気圧処理室12、プラズマヘッド14、および搬送部16を備える。プラズマヘッド14は、大気圧処理室12に設置されており、ライン状の水素含有プラズマPを生成するよう構成されている。搬送部16は、大気圧処理室12に設置されており、複数の円形状基板Wをプラズマヘッド14に対し搬送するよう構成されている。
基板面に平行な平面における互いに直交する第1方向および第2方向をとるとき、ライン状の水素含有プラズマPの第1方向の寸法は第2方向の寸法より長い。以下では説明の便宜上、第1方向および第2方向の寸法をそれぞれ水素含有プラズマPの幅および厚みと称し、第1方向および第2方向をそれぞれプラズマ幅方向およびプラズマ厚み方向と称する。プラズマ厚み方向は図1および図2において左右方向にあたり、プラズマ幅方向は図1および図2において奥行方向にあたる。
円形状基板Wは、水素含有プラズマPの厚みより長く幅より短い基板径を有する。具体的には、少なくとも2枚(または3枚、または4枚)の円形状基板Wを水素含有プラズマPの全幅の中に収められるように、基板径は、水素含有プラズマPの全幅の半分(または1/3、または1/4)より短い。
円形状基板Wは、半導体ウエハ(例えばシリコンウエハ)であり、例えば、円形ウエハ、円形薄ウエハ、TAIKO(登録商標)ウエハ、または円形支持板付きウエハであってもよい。支持板は、ガラス製またはシリコン製であってもよい。円形状基板Wは、例えば300mm以内の直径を有し、例えば300mmまたは250mmまたは200mmまたは150mmの直径を有してもよい。円形状基板Wは、例えば0.05mmから1.50mmの厚みを有してもよい。
円形状基板Wは、水素プラズマ処理装置10または別の基板処理装置による処理が少なくとも一方の表面に既に施された基板であってもよい。例えば、円形状基板Wは、配線を含む素子構造が一方の表面に既に形成された基板であってもよく、その場合、水素プラズマ処理装置10は、その基板の他方の表面に水素プラズマ処理を施してもよい。
プラズマヘッド14は、水素含有プラズマPを大気圧環境で生成する大気圧プラズマ源である。プラズマヘッド14は、水素含有プラズマPが円形状基板Wの基板面に垂直に入射するよう水素含有プラズマPを円形状基板Wに照射するよう構成されている。プラズマヘッド14は、搬送部16を横断するように搬送部16の上方に設置されており、プラズマヘッド14が延びる長手方向は搬送部16が円形状基板Wを搬送する方向と垂直である。プラズマヘッド14の長手方向は水素含有プラズマPの幅方向にあたる。水素含有プラズマPの温度は例えば50℃程度であってもよい。
水素プラズマ処理装置10には、水素を含む原料ガスをプラズマヘッド14に供給する気体供給部18が設けられている。プラズマヘッド14は水素含有プラズマPを生成するよう原料ガスを励起するプラズマ励起部例えばプラズマ放電管(図示せず)を内蔵しており、気体供給部18は、プラズマ励起部に原料ガスを供給するようプラズマヘッド14に接続されている。気体供給部18の原料ガスは、窒素または不活性ガス(例えばヘリウムまたはアルゴン)を含んでもよく、その場合、原料ガスは、水素と窒素または不活性ガスとの混合ガスであってもよい。
大気圧処理室12は、供給された原料ガスおよび空気など処理室内のガスを排気し及び/または清浄空気を処理室に導入するための換気装置20を備えてもよい。換気装置20は、大気圧処理室12における水素濃度を安全な範囲(例えば爆発限界より低い濃度)に維持することに役立つ。
搬送部16は、複数の円形状基板Wをプラズマヘッド14に対し水素含有プラズマPの厚み方向に搬送するための搬送テーブル22と、搬送テーブル22上に設置された複数(図2においては3つ)の円板状搬送プレート24とを備える。搬送テーブル22は、プラズマヘッド14の下方で水素含有プラズマPの厚み方向に所望の搬送速度で移動可能に構成されている。複数の円板状搬送プレート24は、水素含有プラズマPの幅方向に一列に並んでいる。なお、複数の円板状搬送プレート24は、水素含有プラズマPの幅方向に一列ではなく複数列に(例えば行列状または千鳥状に)並べられてもよく、それにより搬送部16がより多くの円板状搬送プレート24を備えてもよい。
円板状搬送プレート24は、一枚の円形状基板Wに相当する形状を有しかつ当該円形状基板Wを保持し加熱する円形状加温領域26を有する。円形状加温領域26は、円板状搬送プレート24の上面にあたる。円形状加温領域26の円形形状は必ずしも円形状基板Wと完全に一致していなくてもよく、円形状加温領域26は円形状基板Wに比べていくらか大きくてもよいし、あるいはいくらか小さくてもよい。
円板状搬送プレート24には、円形状基板Wを所望の温度に加熱するためのヒータ28が内蔵されている。これにより、円形状加温領域26は、水素含有プラズマPの温度より高い温度に円形状基板Wを加熱することができる。円形状基板Wは、例えば、150℃から600℃(好ましくは200℃から350℃、より好ましくは250℃から300℃)の範囲から選択される温度に加熱された状態で水素含有プラズマPにさらされる。円板状搬送プレート24は、円形状基板Wを温調するよう構成されていてもよく、例えば、円形状基板Wの温度を均一化するように、または、円形状基板Wの面内に任意の温度分布を与えるように構成されていてもよい。
また、円板状搬送プレート24は、真空吸着により円形状基板Wを保持するよう構成されていてもよい。こうして、円形状加温領域26は、円形状基板Wの反りを矯正するよう円形状基板Wを保持してもよい。
図3は、本発明のある実施形態に係る水素プラズマ処理方法を説明するためのフローチャートである。この方法は、プラズマ生成工程(S10)と、基板搬送工程(S12)とを含む。
プラズマ生成工程(S10)においては、プラズマヘッド14を使用して、ライン状の水素含有プラズマPが大気圧環境(すなわち大気圧処理室12内)で生成される。
基板搬送工程(S12)においては、複数の円形状基板Wが大気圧処理室12に搬入され、それぞれ円形状加温領域26に保持される。各円形状基板Wは、円形状加温領域26を使用して所望の処理温度に加熱される。円形状基板Wは、円形状加温領域26に保持され加熱された状態で水素含有プラズマPを通過するように、搬送部16を使用して大気圧処理室12内で搬送される。こうして、円形状基板Wの露出された表面の全域に水素含有プラズマPが照射され、所望量の水素が円形状基板Wに導入される。処理された円形状基板Wは、大気圧処理室12から搬出され、実施形態に係る水素プラズマ処理方法は終了する。必要に応じて、新たな基板が処理室に搬入され同様の水素プラズマ処理が行われてもよい。
図4は、あるプラズマ処理装置1を示す上面図である。このプラズマ処理装置1は、図1および図2に示す水素プラズマ処理装置10と異なり、一枚の円形の基板2を載せる矩形の搬送プレート3と、一枚の基板2の幅に相当するプラズマを生成するプラズマヘッド4と、を有する。搬送プレート3はその形状に応じた加熱領域5を有し、加熱領域5は搬送プレート3と同様に矩形である。そのため、加熱領域5の外周部は基板2で覆われず露出されている。
したがって、水素プラズマ処理が開始されると、プラズマはまず加熱領域5の外周露出部に照射され、その次に基板2に照射される。典型的にプラズマの温度は加熱温度に比べて低いので、プラズマは加熱領域5を冷却する効果をもつ。加熱領域5の冷却に伴い基板2も冷却され、その結果、望まれる温度よりかなり低い温度で基板2へのプラズマ処理が行われ得る。これにより、とくに基板2の外周部での水素注入が不十分となり、プラズマ処理装置1の歩留まりが悪化しうる。
ところが、上述の実施形態によると、円形状加温領域26が円形状基板Wに相当する形状を有するので、円形状加温領域26のうち水素含有プラズマPに露出される部分がほとんどないか、あるいはまったくない。したがって、図4のプラズマ処理装置1で起こり得るプラズマによる基板冷却の問題は、実施形態に係る水素プラズマ処理装置10においてはほとんど生じないかあるいはまったく生じない。よって、この実施形態によると、既存の装置に比べて向上された歩留まりを実現する水素プラズマ処理装置10を提供することができる。
また、この実施形態によると、複数の円形状基板Wをライン状の水素含有プラズマPで同時に処理することができる。そのため、一枚ずつ処理する典型的な処理装置に比べて、スループットの高い水素プラズマ処理装置10を提供することができる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
図5は、本発明の他の実施形態に係る水素プラズマ処理装置10の要部を概略的に示す図である。図示されるように、搬送部16は、水素含有プラズマPの幅方向に並ぶ複数の矩形状搬送プレート32を備え、各々の矩形状搬送プレート32上に配置された保温カバー30を備えてもよい。保温カバー30は、円形状加温領域26に相当する円形状開口34を有する。すなわち、保温カバー30は、矩形状搬送プレート32と同様の矩形形状を有し、その中心部に円形状開口34が形成されている。円形状開口34によって円形状加温領域26が定められている。円形状開口34は、一枚の円形状基板W(図5には図示せず)に相当する形状を有する。保温カバー30は、例えばアルミナで形成されている。
このようにすれば、矩形状搬送プレート32の外周部が保温カバー30によって覆われるので、円形状加温領域26に円形状基板Wが置かれるとき、矩形状搬送プレート32の加温領域のうち水素含有プラズマPに露出される部分がほとんどないか、あるいはまったくない。よって、この場合にも、図1および図2を参照して説明した上述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、図6に示されるように、保温カバー30は、図1および図2を参照して説明した円板状搬送プレート24と組み合わされてもよい。
また、図7に示されるように、保温カバー30は、プラズマヘッド14に取り付けられていてもよい。
図8に示されるように、プラズマヘッド14は、複数のライン状の水素含有プラズマPを生成するよう構成されていてもよい。複数の水素含有プラズマPは、水素含有プラズマPの幅方向に一列に並んでおり、各々が個々の円形状基板Wに照射される。
図9に示されるように、保温カバー30は、複数のカバー要素36に分割されていてもよい。複数のカバー要素36は、円形状基板Wの外周部を押さえるように矩形状搬送プレート32上に置かれ、それにより円形状基板Wの反りを矯正するよう円形状基板Wが保持されてもよい。複数のカバー要素36は、図において矢印37で指し示すように、隣接するカバー要素36間に隙間を空けないよう互いに接触して配置されることが好ましい。そのようにすれば、円形状基板Wの全周を保持することができる。
図10に示されるように、水素プラズマ処理装置10は、複数(例えば2つ)の搬送部16を備えてもよい。水素プラズマ処理装置10は、少なくとも1つ(例えば1つ)のプラズマ処理ステーション38と、少なくとも1つ(例えば2つ)の基板交換ステーション40とを備えてもよい。
図示の例では、大気圧処理室12の中央にプラズマ処理ステーション38が設置され、その両側に基板交換ステーション40が設置されている。複数の搬送部16はそれぞれ、プラズマ処理ステーション38と基板交換ステーション40とを往復移動するよう構成されている。プラズマ処理ステーション38にはプラズマヘッド14が設けられているので、搬送部16がプラズマ処理ステーション38で移動することにより、基板を水素含有プラズマPで処理することができる。搬送部16が基板交換ステーション40に位置するとき、処理済みの基板が搬送部16から取り外され大気圧処理室12から搬出され、及び/または、未処理の基板が大気圧処理室12に搬入され搬送部16に保持される。水素プラズマ処理装置10は、こうした複数の搬送部16の移動を制御する搬送制御部42を備えてもよい。
上述の実施形態においては、搬送部16が水素含有プラズマPの幅方向に並ぶ複数の円形状基板Wを搬送するが、本発明はこれに限られない。搬送部16は、一枚の円形状基板Wをプラズマヘッド14に対し搬送するよう構成されていてもよい。また、搬送部16は、プラズマの厚み方向に並ぶ複数の円形状加温領域26を備えてもよい。この場合、複数の円形状基板Wを水素含有プラズマPで順次処理することができる。
P 水素含有プラズマ、 W 円形状基板、 10 水素プラズマ処理装置、 12 大気圧処理室、 14 プラズマヘッド、 16 搬送部、 24 円板状搬送プレート、 26 円形状加温領域、 30 保温カバー、 34 円形状開口。

Claims (7)

  1. 大気圧処理室と、
    前記大気圧処理室に設置され、ライン状の水素含有プラズマを生成するプラズマヘッドと、
    前記大気圧処理室に設置され、前記プラズマの厚みより長く前記プラズマの幅より短い基板径を有する円形状基板を前記プラズマヘッドに対し前記プラズマの厚み方向に搬送する搬送部であって、円形状基板に相当する形状を有しかつ円形状基板を保持し加熱した状態で円形状基板とともに前記プラズマの厚み方向に移動可能な円形状加温領域を備える搬送部と、を備え
    円形状加温領域は、前記プラズマの温度より高い温度に円形状基板を加熱することを特徴とする水素プラズマ処理装置。
  2. 前記搬送部は、前記プラズマの幅方向に並ぶ複数の円形状加温領域であって、各々が一枚の円形状基板に相当する形状を有しかつ当該円形状基板を保持し加熱した状態で当該円形状基板とともに前記プラズマの厚み方向に移動可能な複数の円形状加温領域を備えることを特徴とする請求項1に記載の水素プラズマ処理装置。
  3. 前記搬送部は、円形状加温領域を各々が有する複数の円板状搬送プレートを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の水素プラズマ処理装置。
  4. 円形状加温領域に相当する円形状開口を有し、円形状加温領域の外周部への前記プラズマの照射を遮るように配置される保温カバーをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の水素プラズマ処理装置。
  5. 前記保温カバーは、円形状基板の外周部を押さえる複数のカバー要素を有することを特徴とする請求項4に記載の水素プラズマ処理装置。
  6. 円形状加温領域は、円形状基板の反りを矯正するよう円形状基板を保持することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の水素プラズマ処理装置。
  7. ライン状の水素含有プラズマを大気圧環境で生成することと、
    前記プラズマの厚みより長く前記プラズマの幅より短い基板径を有する円形状基板を前記プラズマに対し前記プラズマの厚み方向に搬送することと、を備え、
    前記円形状基板は、円形状基板に相当する形状を有する円形状加温領域に保持され加熱された状態で円形状加温領域とともに前記プラズマの厚み方向に搬送され
    円形状加温領域は、前記プラズマの温度より高い温度に円形状基板を加熱することを特徴とする水素プラズマ処理方法。
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