JP6529474B2 - 動作電流供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は負荷に対して動作電流供給を行う動作電流供給装置に関する。
例えばCPU(Central Processing Unit)により電子スイッチを制御して、電源から負荷側に電流を流す装置は各種存在する。
図9Aに簡単なモデルを示す。CPU101が電子スイッチ102をオンに制御することで、バッテリ103からの電源電圧が負荷104に印加され、負荷104に電流が流れる。これにより負荷104としての回路や装置が所定の動作を行う。
なお下記特許文献1にはリードと一体的にスイッチ部を形成し、スイッチ部を切断することによりオフ状態を設定する技術が開示されている。
実開平7−1547号公報
ところで図9Aのような回路モデルを考えた場合、CPU101或いは電子スイッチ102が故障し、電子スイッチ102が常にオン状態(故障による短絡も含む)になっていた場合、負荷104を接続した時点で負荷104に電流が流れてしまう。すると負荷104が接続と共に動作してしまい、装置の不具合や故障が生じたり、装置の製造過程、組み立て過程、準備過程等での予期しない動作による事故等が発生する恐れが生ずる。
そのような事態を防ぐためには、図9Bのように電子スイッチ102と直列に物理スイッチ105を配置することが考えられる。物理スイッチ105をオフとしておければ、電子スイッチ102がオン状態になっていても負荷104に動作電流は流れない。
物理スイッチ105としては、スライドスイッチやプッシュスイッチなど作業者の操作によるスイッチや、ホール素子を用いたスイッチ、リードスイッチなどが考えられる。
しかしながら、いずれのスイッチを設けるにしても高価でありコスト的なデメリットが生ずる。
またスライドスイッチやプッシュスイッチなどでは回路基板等を装置筐体に入れた状態だと操作できないことが生じ、例えば装置を正常に組み立てた後に物理スイッチ105をオン状態とすることが困難になったり、作業性の悪化をもたらす。
またホール素子を用いたスイッチでは、磁界の影響でON/OFFする恐れがあり、また消費電流が増加するという問題がある。
リードスイッチの場合、磁界の影響でON/OFFする恐れや、振動/衝撃によりON/OFFする恐れがある。
このように物理スイッチ105を配置することは問題が多い。
そこで本発明では、物理スイッチを用いなくとも、電子スイッチやCPUの故障等による負荷への電流供給が生じないようにするとともに、電子スイッチやCPUが正常であるときには、負荷へ電流供給ができる状態に容易に移行できるようにする技術を提供する。
本発明に係る動作電流供給装置は、電子スイッチと、前記電子スイッチを介して負荷へ動作電流を流すための電流経路を形成する、基板上に形成された配線と、前記電子スイッチを介した動作電流が前記負荷をバイパスして前記負荷に流れないようにする、基板上に形成されたバイパス配線と、前記電子スイッチをオン/オフ制御するとともに前記電子スイッチの正常/異常の判定を行い判定結果を外部装置に送信する制御部と、を備え、前記基板の一部が切除部とされ、該切除部が切除されることで、前記バイパス配線が切断され、前記バイパス配線が切断された状態では前記制御部により前記電子スイッチがオン/オフ制御されることで、前記配線による前記負荷へ動作電流の供給が実行又は停止される構成とされている。
この場合、バイパス配線が存在することで、例えば電子スイッチをオンとしても接続された負荷に動作電流は供給されない。基板の切除部が切除されてバイパス配線が切断されることで、電子スイッチを介した動作電流が負荷に供給される状態になる。
上記した動作電流供給装置においては、前記切除部は、前記基板の本体部から突出して形成されているようにすることが考えられる。
例えば略方形の基板の本体部から突出する部分として切除部が形成されている。
上記した動作電流供給装置においては、前記基板の本体部と前記切除部の境界には、薄肉部が形成されているようにすることが考えられる。
例えば基板の表面をV字カットしてV字溝を形成するなどして、切除ラインとなる薄肉部を形成する。
上記した動作電流供給装置においては、前記薄肉部では、前記バイパス配線がジャンパ素子を用いて形成されているようにすることが考えられる。
例えばバイパス配線は基板上のプリントパターン配線として形成されるが、薄肉部ではプリントパターンが不連続となる。この部分をジャンパ素子で接続する。
上記した動作電流供給装置においては、前記ジャンパ素子は、その素子の中央が、前記切除部側に偏倚した位置となるように、前記薄肉部上に取り付けられているようにすることが考えられる。
即ちバイパス配線ではジャンパ素子により薄肉部を跨ぐように形成されているが、このジャンパ素子は、本体部より切除部側に偏った状態で取り付けられている。
上記した動作電流供給装置においては、ケース体を有し、前記基板は、前記切除部が前記ケース体の外方に表出する状態で前記ケース体に収納されているようにすることが考えられる。
即ち基板上に形成された動作電流供給装置がケース体に収納されている。その状態で切除部はケース体から例えば突出するようにしたり、遮蔽されていない部分に配置されるようにする。
上記した動作電流供給装置においては、前記ケース体の、前記切除部が表出する側の全部又は一部を遮蔽するキャップ体を有し、前記切除部が前記キャップ体に設けられた対応形状部に対応する状態で、前記キャップ体が前記ケース体に取り付けられるとともに、前記ケース体に取り付けられた状態で前記キャップ体が操作されることで、前記基板から前記切除部が切除されるようにすることが考えられる。
即ち基板を収納したケース体に対するキャップ体を設け、例えばケース体内部の一部又は全部を遮蔽する。その状態で例えばケース体から突出する切除部はキャップ体内の対応形状部とされた挿入孔に挿入されるなど、対応する状態とする。
本発明によれば、余分の物理スイッチを用いなくとも、電子スイッチやCPUの故障等による負荷への電流供給が生じないようにすることができ、不要な負荷の動作による不具合や事故を防止できる。
また電子スイッチ及びその制御系が正常であるときには、切除部を切除するという極めて容易な手法で、負荷へ電流供給ができる状態に移行できるため、使用性も良好である。
本発明の実施の形態の動作電流供給装置のブロック図である。 実施の形態の装置作成時の実行手順の説明図である。 実施の形態の装置構成例の説明図である。 実施の形態のケース体、キャップ体、基板の説明図である。 実施の形態のケース体、キャップ体、基板の説明図である。 実施の形態の切除動作の説明図である。 実施の形態の切除部と本体部の境界部分の説明図である。 他の実施の形態のケース体、キャップ体、基板の説明図である。 動作電流供給装置の例の説明図である。
<1.実施の形態の回路構成>
以下、本発明の実施の形態の動作電流供給装置について説明する。
図1Aは動作電流供給装置10のブロック図である。この動作電流供給装置10は負荷4に対して電源電圧を印加し、動作電流を供給する装置である。このため動作電流供給装置10は、電源部3、電子スイッチ2、CPU1、通信部5を備える。
負荷4は各種のデバイスや回路を総称するものとする。
電源部3は電源電圧を供給する。なお電源部3としては乾電池、充電池等の各種のバッテリで構成されることが想定される。またバッテリのほか、商用交流電圧から直流電圧を得るAC/DCコンバータや、ワイヤレス給電によって電源電圧を生成する電源回路部などとされてもよい。即ち電源部3は、負荷4を駆動するための直流電源電圧を得ることができる構成であればよい。
電源部3からの電源電圧は電子スイッチ2を介して電源電圧ラインL1とグランドラインL2の間、換言すれば正極端子6とグランド端子7の間に印加される。正極端子6とグランド端子7の間には負荷4が接続される。
電子スイッチ2はCPU1の制御によってオン/オフされる。
CPU1は電子スイッチ2のオン/オフ制御とともに、スイッチ2の動作チェックが可能とされている。例えば図示のようにCPU1は電子スイッチ2の入力端側の電圧V1と出力端側の電圧V2を所定の端子で検出可能に構成されている。そして電圧V1=V2であれば電子スイッチ2はオン、電圧V1≠V2であれば電子スイッチ2はオフと検出できる。
通信部5は有線接続通信または無線通信により外部装置90と通信を行う。CPU1は通信部5の機能により外部装置90との間で各種のコマンド、データ、ステータス、検出結果等の各種情報の送受信が可能とされている。
本実施の形態の場合、外部装置90はCPU1に対して電子スイッチ2のオン/オフの指示情報を送信できる。
CPU1は外部装置90に対して電子スイッチ2の正常/異常の検知情報や、外部装置90からの送信に対する応答情報を送信する。
CPU1は外部装置90からのスイッチオン指示に応じて電子スイッチ2をオン制御する。またCPU1は外部装置90からのスイッチオフ指示に応じて電子スイッチ2をオフ制御する。またCPU1は電子スイッチ2をオン制御した際に電圧V1=V2であり、かつ電子スイッチ2をオフ制御した際に電圧V1≠V2であるか否かにより、電子スイッチ2の正常/異常を判定し、正常/異常の検知情報を外部装置90に送信する。
本来、電子スイッチ2がオンとされることで、電源部3からの電源電圧は負荷4に印加され、負荷4に動作電流が供給される。
ところが図示のように電源電圧ラインL1とグランドラインL2を短絡するバイパスラインL3が形成されている。
なお、図1Aの例では、バイパスラインL3に電流制限用の抵抗R1が設けられているが、この抵抗R1は、負荷4(正極端子6とグランド端子7の間の抵抗値)に比較して十分に小さい抵抗値、例えば数Ω程度の抵抗値とされる。バイパスラインL3上に抵抗R1を設けないことも考えられるが、抵抗R1で電流制限を行うことで、もしも電子スイッチ2が短絡故障していた場合に、回路がショート状態となることを回避できる。
いずれにしても、配線抵抗成分もしくは抵抗R1による小さな抵抗値しか存在しないバイパスラインL3が存在する限り、電子スイッチ2がオンとなった際に、動作電流は負荷4をバイパスしてバイパスラインL3に流れる。従って負荷4には動作電流は供給されない。
負荷4を駆動する場合には、図1Bに示すようにバイパスラインL3を物理的に切断することが必要になる。
なお、例えばCPU1、電子スイッチ2、通信部5としての電子素子は基板20にマウントされ、電源電圧ラインL1、グランドラインL2、バイパスラインL3等は基板20上のプリントパターン配線として形成される。
基板20の正極端子6とグランド端子7に対して負荷4が接続されるが、これは負荷としてのデバイス(例えばモータ等)が基板20に電気的に接続されるなどの例が考えられる。また負荷4としての回路の全部又は一部が基板20にマウントされた電子部品により形成される場合もある。
電源部3は基板20とは別個にバッテリ等として配置される場合もあるし、AC/DCコンバータやワイヤレス給電回路などとして基板20上に構成される場合もある。
<2.作業手順>
このような動作電流供給装置10を用いた装置作成手順を図2に示す。装置とは、負荷4として各種想定されるデバイスの機能に基づく装置である。この装置としては、例えば発光装置、発音装置、表示装置、各種のモータ駆動装置、制御装置、スイッチ装置、検出装置、信号増幅装置、演算装置、トリガ発生装置、その他、電気的な制御・動作が可能なあらゆる装置が想定される。
作業者はステップS101で装置を作成する。即ち作業者は動作電流供給装置10を構成する基板20を負荷4と接続する。電源部3が基板20外の場合は電源部3も接続する。
作業者はステップS102でCPUチェックを行う。例えば作業者は外部装置90を用いて操作を行い、CPU1に対する通信を実行させる。例えば送信に対するCPU1の応答をチェックし、通信が適正に実行できていればCPU1を正常と判断する。その場合はステップS103からS104に進み、電子スイッチ2のチェックを行う。
作業者の操作によるCPU1への送信内容には、電子スイッチ2のオン/オフチェックの指示も含むようにする。CPU1はこれに応じて電子スイッチ2のオン/オフチェックを行う。即ちCPU1は電子スイッチ2をオンに制御した状態で電圧V1=V2であるか否かを確認する。またCPU1は電子スイッチ2をオフに制御した状態で電圧V1≠V2であるか否かを確認する。これらが満たされれば電子スイッチ2は正常であることを示す情報を外部装置90に送信する。またいずれかが満たされなければCPU1は外部装置90に電子スイッチ2が異常であることを示す情報を送信する。
作業者は、外部装置90で受信情報を確認する。CPU1から適切な応答が検知されない場合、作業者の手順はステップS103からS108に進みCPU1が不良であると判定する。
またCPU1から適切な応答が検知されるが、スイッチ異常の情報が受信された場合、作業者の手順はステップS105からS108に進み電子スイッチ2が不良であると判定する。
CPU1から電子スイッチ2が正常であることを示す情報が受信された場合は、動作電流供給装置10に異常はないものと判断し、作業者はステップS106で電子スイッチ2のオフ状態の指示又は確認を行う。例えば外部装置90からCPU1に対して電子スイッチ2のオフ指示を送信し、オフ状態となったことの返信を確認する。
そして作業者はステップS107で後述するように基板20に設けられた切除部21の切除を行う。詳細は後述するが、この切除作業は、バイパスラインL3を切断するための作業である。
バイパスラインL3を切断し、図1Bの状態とすることで、以降は、電子スイッチ2がオンとされたときに負荷4に動作電流が供給され、負荷4の動作が実行される。
<3.動作電流供給装置及び負荷を有する装置の例及び切除>
動作電流供給装置及び負荷を有する装置の例を図3Aに示す。図3Aにおいて動作電流供給装置10を形成した基板20と負荷4が、ケース体30に収納されている状態を模式的に示している。即ちケース体30が装置の筐体となっている。
基板20は、平面視で略方形となる本体部22と、本体部22から突出した状態に形成された切除部21を有する。
切除部21には、バイパスラインL3の一部みがプリントパターン配線により形成されている。そして当該バイパスラインL3の一部以外の配線や電子部品は、全て本体部22に形成されている。
バイパスラインL3を形成するプリントパターン配線は、例えば図4Eに示すように、切除部21においてU字状に形成され、その両端、即ち電源電圧ラインL1との接続点、及びグランドラインL2との接続点は本体部22上となる。つまり切除部21を本体部22から切り取ると、バイパスラインL3のみが切断された状態となる。
また図3Aに示すようにケース体30に対応するキャップ体40が設けられる。
キャップ体40は、例えばケース体30が開放されている面を閉塞するように取り付けられ、装置筐体の一部を構成する。
このとき、ケース体30は切除部21が突出する部分は開放されており、切除部21がキャップ部40の挿入孔41に挿入する状態で、キャップ体40がケース体30に装着される。
後述するようにキャップ体40は、切除部21を切除する機能を有する。例えばキャップ体40をケース体30に対して回動させることで、挿入孔41に挿入されている切除部21が折り取られる。
なお、キャップ体40は装置の筐体としては機能せず、切除部21を折り取るための治具とされてもよい。
図3Bは、同じくケース体30に基板20が収納されるとともにキャップ体40を有する場合であるが、キャップ体40が負荷4を収納する筐体とされる例である。
基板20側にはコネクタ23が設けられ、また負荷4側にもコネクタ48が設けられている。そしてキャップ体40が図3Cのようにケース体30に装着された状態で、コネクタ23、48が接合されることで、動作電流供給装置10と負荷4が電気的に接続される状態となる。
なお、キャップ体40を回動させることで切除部21を切除する構造の場合は、コネクタ23、48は回動されても電気的接続状態が維持される構造とする。
例えばこれらの装置構成を考慮し、切除部21を切除する手法について説明する。
図4Aはケース体30と基板20を斜視図で示し、図4Dはケース体30の端部33を平面図で示している。
ケース体30は円筒状のケースとされる。そして円筒の端部33に基板20を保持するための溝状の挟持部31が2箇所設けられている。
図5に、基板20がケース体30に収納された状態を示しているが、基板20の本体部22の一端辺側と他端辺側を2つの挟持部31で挟持することで、基板20が収納状態で固定される。
なお、一方の挟持部31は、本体部22における切除部21が突出形成されている位置(切除部21と本体部22との境界付近)において基板の表裏両面を挟むように挟持している。
挟持部31となる溝は、円筒状のケース体30の奥に向かって連続して形成されていてもよいし、断続的に複数形成されていてもよい。
また円筒状のケース体30の端部33にはリング状の壁部32が形成されている。この壁部32は、少なくともキャップ体40をケース体30に対して回動させた際に、挿入孔41を常に塞ぐ状態となるように形成される。
図4Bはキャップ体40を斜視図で示し、図4Cはキャップ体40の端部45を平面図で示している。
キャップ体40も円筒状とされ、キャップ体40は、図示する端部45側がケース体30の端部33を塞ぐようにケース体30に装着可能とされている。
端部45には、基板20の切除部21が挿入可能な直径及び深さの挿入溝41が形成されている。また中央孔42が形成され、その周囲はリング状の壁部43とされている。
図5からわかるように、キャップ体40の端部45の直径はケース体30の直径よりも大きく、端部45の内方が一段低くなるように周壁44が形成されている。周壁44の内径は、ケース体30の円筒の外径にほぼ等しく(ケース体30の円筒の外径よりわずかに大きく)され、従ってケース体30の端部33に対してキャップ体40を端部45側でかぶせるように取り付けることが可能とされる。
そして取り付けた状態でキャップ体40をケース体30に対して、図5の矢印R方向(又はその逆方向)に回動させることで、切除部21が切除される。
図6は切除の様子を模式的に示している。
図6Aはケース体30の端部33とキャップ体40の端部45が対向している状態である。ケース体30内に基板20が収納されるとともに切除部21はケース体30から突出している。
この状態から図6Bのようにキャップ体40をケース体30に装着する。キャップ体40の周壁44の内側に、ケース体30の端部33が挿入する状態で装着される。切除部21はキャップ体40の挿入孔41に挿入された状態となる。
この状態でキャップ体40を矢印R方向に回動させると、挿入孔41によって切除部21に対して折り曲げる力が働く。このとき基板20の本体部22、特に切除部21の根元付近は図5に示したように挟持部31で保持されているため、切除部21が折り取られることになる。図6Cは回動によって切除部21が切除された状態を示している。
なお、本体部22における切除部21の根元付近となる部分が、挟持部31で両面側から挟持されていることで、切除部21が折り取られる際に本体部22に破断が生じる可能性が著しく低減される。また挟持部31で両面側から挟持されているため、矢印R方向か、その逆方向のいずれの回動でも、本体部22に影響がほとんど無い状態で切除部21の切除が可能である。
さらに、切除された切除部21は挿入孔41内に入ったままの状態となるが、回動後のどの位置でもリング状の壁部32が挿入孔41を塞ぐ状態となっている。従って切除部21がケース体30内に入り込んで基板20上に位置し、基板20や電子部品を傷つけたり、短絡を生じさせることが防止される。
キャップ体40が治具の場合は、切除後にキャップ体40を取り外して切除部21を廃棄すればよい。
キャップ体40を筐体の一部とする場合、そのまま切除部21を挿入孔41内に放置してもよいし、一旦キャップ体40を外して切除部21を取り出して廃棄してもよい。
なお、図4,図5ではキャップ体40をケース体30に装着した状態で固定する機構については示していない。キャップ体40を治具とする場合は、特に必要ないが、キャップ体40を装置筐体の一部とする場合は、キャップ体40をケース体に装着固定する何らかの固定機構を設けることになる。例えば図6Cの状態で固定される機構が形成されればよい。
さらに、図6Cのようにキャップ体40を回動させた後の状態で、挿入孔41内の切除部21が排出されるようなケース体30の構造も考えられる。
またキャップ体40の径をケース体30の径より大きくしたが、逆でも良いことはいうまでもない。
なお、以上の例ではキャップ体40には中央孔42を設けるようにしている。すると、例えば基板20を図4Fに示すように、本体部22に拡張領域22Wを形成するようにしてもよい。
この拡張領域22Wは、キャップ体40の中央孔42に入り込むことで、キャップ体40の装着の邪魔にならないサイズで形成する。
このようにすることで、基板20に搭載する電子部品が多いなどの都合で基板面積を拡張したい場合に、基板面積を拡張できる。
ここで基板20の切除部21と本体部22の境界部分についての構造例を説明する。
図7Aは基板20において切除部21と本体部22の境界部分を拡大して斜視図で示している。図7Bは当該部分の平面図、図7Cは側面図である。
これらの図に示すように、切除部21と本体部22の境界には、基板両面にV字溝25が形成されており、これによって切除部21が容易に切除できるようにされている。
バイパスラインL3としては、そのライン両端が本体部22上で電源電圧ラインL1とグランドラインL2に接続されるように配線パターンが設定されているが、そのバイパスラインL3が切除部21上にU字状に引き出されている。
但し、境界部分はV字溝25が形成されて薄肉部とされていることで、パターン配線が途切れる。そこで2つのジャンパ素子26により、バイパスラインL3が維持されるようにしている。各ジャンパ素子26は、例えば0〜数Ω程度の抵抗チップなどである。
そしてジャンパ素子26は、図7B,図7Cに示すように、一端が本体部22側、他端が切除部21側でプリントパターン配線に対し、半田Hで接合される。
なお、2つのジャンパ素子26が、図1Aに示したバイパスラインL3上の抵抗R1を構成することが考えられる。
このようにV字溝25をジャンパ素子26で跨ぐことでバイパスラインL3が形成されている。従って切除部21が基板20から切除される際には、基板20の薄肉部分(V字溝25の部分)が切断されるとともにジャンパ素子26が破断されることになる。特にはジャンパ素子26とプリントパターン配線の半田付け部分が破断することが多いと考えられる。
いずれにしてもジャンパ素子26部分が破断される。これによりプリントパターン配線の途中が無理矢理切断される状態とはならない。従って本体部22側のプリントパターン配線の導体部分が引き出されてしまうようなことは生じない。
また図7B,図7Cから明確にわかるように、ジャンパ素子26は、切除部21側に偏った位置に装着されている。
即ちV字溝25が切除部21と本体部22の境界BDであるが、ジャンパ素子26の中央を示すラインCTは、境界BDよりも切除部21側に位置する状態となっている。
このようにすることで、切除部21が切除された際に、ジャンパ素子26は切除部21側に残る可能性を高くしている。つまりジャンパ素子26も切除部21と一緒に廃棄されるようにしている。
なお、ジャンパ素子26が切除部21側に残るようにする可能性をより高めるため、ジャンパ素子26の下面と切除部21の表面を接着剤で接着しておくとよい。
また図7DにU字状に形成されるバイパスラインL3間の幅について示している。U字状の往路L3−1と復路L3−2の間の幅、即ち2つのジャンパ素子26の配置位置間の幅W1は、ジャンパ素子26自体の長さである幅W2よりも広くなるようにしている。
このようにすることで、仮に切除後、一方のジャンパ素子26が本体部22側に残ってしまったとしても、そのジャンパ素子26が他方のライン(U字状の往路L3−1と復路L3−2のうちの他方)に届かない。これによって切断したはずのバイパスラインL3がジャンパ素子26によってショートされ、切断前の状態になってしまうようなことが防止される。
なお、上述のように通常はジャンパ素子26は切除部21側に残るようにしているため確率は非常に低いが、往路L3−1と復路L3−2の両方のジャンパ素子が本体部22に残る可能性も無くはない。そのため、往路と復路の間の幅W1は、幅W2の2倍よりも広くするとなおよい。両方のジャンパ素子同士が接触して、切断したはずのバイパスラインL3が導通してしまうことも防止できるためである。
他の構成例を図8で説明する。
基板20はケース体30Aに形成された複数の挟持部35によって挟持される状態で保持されている。
基板20には切除部21が形成されており、切除部21にはバイパスラインL3としてのパターンが形成されている。この場合、切除部21は方形の基板20の端辺から内方に向かって配置されている。
ケース体30Aの端部33は遮蔽されていないため、切除部21はケース体30Aの外方に表出している。
切除部21と本体部22の境界にはコ字状にV字溝25が形成され、切除部21を切除しやすくされている。
なおV字溝25が形成される場合、図示していないが、バイパスラインL3は、本体部22と切除部21の境界部分についてはジャンパ素子が用いられれば良い。
また切除の際に加わる曲げ力が本体部22や本体部22上の電子部品に悪影響を及ばさないようにするため、さらには破断が波及しないようにするため、リブ38により基板20の一部が厚肉となるようにしている。
対応するキャップ体40Aでは、端部45に挟持溝46aを備えた折り取り部46が設けられている。
キャップ体40Aをケース体30Aにはめると、挟持溝46aが切除部21を挟持する状態となる。その状態でキャップ体40Aを回動させることで、切除部21に対して本体部22から折り取る力が加わり、切除される。
この例のように、切除部21は必ずしも基板20から突出した部位とされなくてもよい。
<4.まとめ及び変形例>
以上説明した実施の形態の動作電流供給装置10では、次のような効果が得られる。
実施の形態の動作電流供給装置10は、電子スイッチ2がオンとされることで負荷4に動作電流を流すようにするための配線(電源電圧ラインL1、グランドラインL2)が基板20上に形成されている。また当初は、電子スイッチ2がオンとされても電流が負荷4をバイパスし、負荷4に電流を流さないようにするバイパスラインL3が基板20上に形成されている。そして基板20の一部が切除部21とされ、切除部21が切除されることで、バイパスラインL3が切断される構成とされている。
当初は、バイパスラインL3が存在することで、スイッチ状態によらず、負荷4に動作電流は供給されない。
従って実装時に電子スイッチ2やCPU1のテスト等を行っている場合に、電子スイッチ2の故障(短絡)やCPU1の故障があり、電子スイッチ2がオン状態になってしまっていても、負荷4には電流は供給されない。これによって電子スイッチ2やCPU1に故障があっても、負荷4が不要な動作を実行せず、負荷が動作してしまうことによる不具合や事故を防止することができる。
またこのような不具合や事故の防止のために余分なスイッチ(例えば図9Bの物理スイッチ105)を設ける必要もなく、低コスト化に好適である。さらに物理スイッチ105を設ける場合の誤動作や消費電流の問題も発生しない。
さらに、テストが完了し、電子スイッチ2やCPU1の正常動作が確認できた場合は、単に切除部21を切除するのみでバイパスラインL3を除去できる。つまりバイパスラインL3を容易に断線させ、負荷4を動作可能状態とすることができるため、取扱いが容易となる。
また図3〜図7に示した例では、切除部21は、基板20の本体部22から突出して形成されている。即ち略方形の本体部22から突出する部分として切除部21が形成されている。これにより切除部21は少々の力を加えることで折り取ることができ、切除部21の切除、つまりバイパスラインL3の断線作業が容易となる。
また図7,図8で説明したように、基板20の本体部22と切除部21の境界には、V字溝25により薄肉部が形成されている。
これにより切除部21の切除が容易となる。また折り取る場合に切除するラインが明確になり、切除後の基板20の本体部22の形状が乱れないうえ、折り取りの衝撃を本体部22に伝えにくくでき、本体部22の一部破損等も防止できる。
なおV字溝25を基板の両面に設ける例を図7に示したが、V字溝25を一方の面に形成するのみでも有効である。溝の断面は必ずしもV字でなくてもよく、U字状、コ字状でもよい。
またV字溝25に代えてミシン目を設けても良い。
また図7で説明したように、薄肉部では、バイパスラインL3がジャンパ素子26を用いて形成されている。即ち基板上のプリントパターン配線が不連続となる部分をジャンパ素子26で接続している。
これにより薄肉部を形成する場合でも切除部21に適切にバイパスラインL3を延長できる。
またこの場合、切除部21は薄肉部で本体部22から切除されることになるが、その際、ジャンパ素子26(ジャンパ素子26の端部の半田付け部分等)が切断されることになる。すると本体部22に残ったプリントパターン配線に切除の影響をほとんど与えないことができる。例えば配線パターンの導体が引き出されてしまうなどの不具合を防止できる。
また図7B、図7Cで説明したように、ジャンパ素子26は、その素子の中央(CT)が、切除部21側に偏倚した位置となるように、薄肉部(V字溝25)上に取り付けられている。
これにより切除部21を切除したときに、ジャンパ素子26の残骸が切除部21側にくっついた状態となりやすい。本体部22側にジャンパ素子が残らないことで、ジャンパ素子26による悪影響(基板上の一部のショート等)を排除できる。
またケース体30を有し、基板20は切除部21がケース体30の外方に表出する状態でケース体30に収納されている。
例えば図3〜図6で説明した例では、基板20は、切除部21がケース体30の端部33から突出する状態でケース体30の外方に表出する。
図8で説明した例では、基板20は、切除部21がケース体30の端部33内で遮蔽されていない位置に配置された状態で外方に表出している。
これにより、ケース体30により筐体を構成した動作電流供給装置10を提供できるとともに、実装のために切除部21を切除することが非常に容易になる。つまり切除部21がケース体30の外方に表出していることで、例えばキャップ体40を用いて切除したり、作業者が手で折り取ったり、或いはペンチ等を用いて切除することもでき、使用性は非常に向上する。
また図3〜図8で説明した各例のように、ケース体30の端部33、即ち切除部21が表出する側の全部又は一部を遮蔽するキャップ体40を有し、切除部21がキャップ体40に設けられた対応形状部(挿入孔41や挟持溝46a)に対応する状態で、キャップ体40がケース体30に取り付けられる。
例えば図3〜図7の例では、ケース体30から突出する切除部21が、対応形状部である挿入孔41に挿入された状態でキャップ体40が装着される。
図8の例では、ケース体30の端部33に表出する切除部21が、対応形状部である挟持溝46aに挟まれる状態でキャップ体40が装着される。
そしてケース体30に取り付けられた状態でキャップ体40が例えば回動操作されることで、基板20から切除部21が切除される。即ちケース体30に対してキャップ体40を回動操作することで、切除部21に対し、折り曲げられる方向に力が加わり、切除される。従って動作電流供給装置10及び負荷4により構成される装置を容易に動作可能状態とすることができる。
キャップ体40は、切除のための治具、ケース体30に対応する一時的な蓋体、或いはケース体30と共に完成品の筐体を構成するものなど多様に考えられる。いずれにしてもこのようなキャップ体40を用いることで、切除の容易性及びこれによる使用性の向上を実現できる。
なおケース体30とキャップ体40の形状、構造は多様に考えられる。実施の形態では円筒形状を例示したが、直方体形状、球状、多角柱形状など、多様な形状が考えられる。
もちろん切除部21の切除のための構造もケース体30とキャップ体40の形状に応じて多様に考えられる。基板20の形状、切除部21の位置、形状も同様である。
1…CPU、2…電子スイッチ、3…電源部、4…負荷、5…通信部、10…動作電流供給装置、20…基板、21…切除部、22…本体部、25…V字溝、26…ジャンパ素子、30,30A…ケース体、31,35…挟持部、32…壁部、33…端部、40,40A…キャップ体、41…挿入孔、42…中央孔、43…壁部、44…周壁、45…端部、46…折り取り部、46a…挟持溝、90…外部装置、L1…電源電圧ライン、L2…グランドライン、L3…バイパスライン

Claims (7)

  1. 電子スイッチと、
    前記電子スイッチを介して負荷へ動作電流を流すための電流経路を形成する、基板上に形成された配線と、
    前記電子スイッチを介した動作電流が前記負荷をバイパスして前記負荷に流れないようにする、基板上に形成されたバイパス配線と、
    前記電子スイッチをオン/オフ制御するとともに前記電子スイッチの正常/異常の判定を行い判定結果を外部装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記基板の一部が切除部とされ、該切除部が切除されることで、前記バイパス配線が切断され、前記バイパス配線が切断された状態では前記制御部により前記電子スイッチがオン/オフ制御されることで、前記配線による前記負荷へ動作電流の供給が実行又は停止される構成とされている
    動作電流供給装置。
  2. 前記切除部は、前記基板の本体部から突出して形成されている
    請求項1に記載の動作電流供給装置。
  3. 前記基板の本体部と前記切除部の境界には、薄肉部が形成されている
    請求項1又は請求項2に記載の動作電流供給装置。
  4. 前記薄肉部では、前記バイパス配線がジャンパ素子を用いて形成されている
    請求項3に記載の動作電流供給装置。
  5. 前記ジャンパ素子は、その素子の中央が、前記切除部側に偏倚した位置となるように、前記薄肉部上に取り付けられている
    請求項4に記載の動作電流供給装置。
  6. ケース体を有し、
    前記基板は、前記切除部が前記ケース体の外方に表出する状態で前記ケース体に収納されている
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の動作電流供給装置。
  7. 前記ケース体の、前記切除部が表出する側の全部又は一部を遮蔽するキャップ体を有し、
    前記切除部が前記キャップ体に設けられた対応形状部に対応する状態で、前記キャップ体が前記ケース体に取り付けられるとともに、
    前記ケース体に取り付けられた状態で前記キャップ体が操作されることで、前記基板から前記切除部が切除されるようにした
    請求項6に記載の動作電流供給装置。
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