JP5291496B2 - 車載機器制御システム及び車載機器制御システムにおける識別子設定方法 - Google Patents

車載機器制御システム及び車載機器制御システムにおける識別子設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、マスター装置とスレーブ装置がバス接続された車載機器制御システムに関する。
車載機器制御システムにおいては車内に車載LANが設置され、該車載LANに多数の電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)が接続されている。ここでECUは、車載LANに接続されたノードに該当し、制御対象となる車載機器が接続されているノードも含む。車載LANの規格には例えばCAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)などがある。LIN規格においてはシングルマスタ方式が採用されており、1つのECUがマスタ装置として動作し、他のECUはスレーブ装置として動作する。通常、マスタ装置として動作するECU(以下、単に「マスタ装置」と言う。)は、バスとの通信インタフェイス回路と、マイクロコンピュータやメモリ等からなる制御回路とを備えている。スレーブ装置として動作するECU(以下、単に「スレーブ装置」と言う。)は、バスとの通信インタフェイス回路と、車載機器の制御回路及び該車載機器やセンサとのインタフェイス回路とを備えている。
各スレーブ装置には予め識別子が定められており、マスタ装置からスレーブ装置への通信電文のヘッダ部にはスレーブ装置の識別子が含まれる。なお、識別子と各スレーブ装置とは必ずしも1対1の関係である必要はなく、1つのスレーブ装置に対して複数の識別子を割り当てることにより、識別子を一種のコマンドとして用いる場合もある。
マスタ装置のメモリには、スレーブ装置に接続された車載機器の制御に必要なパラメータや各スレーブ装置の識別子が記憶されている。マスタ装置の制御回路は、該識別子及びパラメータに基づき車載機器の制御を行う(特許文献1参照)。例えば、エアコンのダンパを開閉するアクチュエータを制御する場合について説明する。該アクチュエータには回転角度を検出するセンサとしてポテンションメータが付設されている。マスタ装置のメモリには、ダンパの開放時及び閉鎖時のポテンションメータの値が記憶されている。マスタ装置はスレーブ装置に対してポテンションメータの値を送信することによりアクチュエータの動作を指示する。スレーブ装置は、ポテンションメータの検出値がマスタ装置から受信した値となるようにアクチュエータをフィードバック制御する。
特開2005−335607号公報
ところで前述のLINのような規格ではコスト等の観点からシステムが簡便化されており各スレーブ装置の識別子は予め割り当てられたものが固定的に設定されている。同様にマスタ装置においても各スレーブ装置の識別子は固定的に設定されている。このため、同種のスレーブ装置を複数個バス接続する場合や、複数のシステム間で同種のスレーブ装置を用いる場合などには、スレーブ装置のハードウェア的構成は共通であるにもかかわらず識別子が異なるため、それぞれ異なるスレーブ装置として製造・管理する必要があった。これにより、スレーブ装置は汎用性に欠けたものとなり、組立て作業時に誤ったスレーブ装置を取り付けてしまう恐れがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、汎用性が高く且つ誤ったスレーブ装置の取付けの防止を図ることができる車載機器制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、車両内に設置されるマスタ装置と該マスタ装置にバス接続された一又は複数のスレーブ装置とを備えた車載機器制御システムにおいて、前記スレーブ装置は、ハウジング部及びハウジング内に収容された接触子を有するとともにハウジング部にケーブルを配置した状態で該ハウジング部に嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの被覆を突き破ってケーブルの芯線と接触子とを圧接させるコネクタと、制御回路を実装した回路基板とを備え、前記回路基板は、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が当接する領域に、電気回路の電気的状態により自身の識別子を保持する識別子保持部を備え、該識別子保持部は嵌合部材が当接すると電気回路の電気的状態を変化するように形成され、前記制御回路は嵌合部材の嵌合後における識別子保持部に基づきマスタ装置との通信を行うことを特徴とする。
本発明によれば、コネクタのハウジング部にケーブルを配置して嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの芯線とコネクタの接触子が圧接してスレーブ装置のケーブルへの装着が完了する。この装着作業において、嵌合部材が識別子保持部の電気回路に当接することにより電気的状態が変化する。換言すれば、前記装着作業によって識別子保持部に識別子が設定される。このように本発明では、スレーブ装置はケーブルへの装着作業時に自身の識別子が設定されるので、組み付け前のスレーブ装置を汎用化することができるとともに組み付け作業性も向上する。
本発明の好適な態様としては、前記識別子保持部は回路基板上に形成した回路パターンを含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が回路パターンの少なくとも一部を破壊して非導通とさせることにより電気回路の電気的状態を変化させるものが挙げられる。より具体的な例としては、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が回路パターンを含む回路基板の一部を折り取ることにより電気回路の電気的状態を変化させる方法が挙げられる。他の具体例としては、前記識別子保持部は回路パターン間を短絡させる配線部材を含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が前記配線部材を切断することにより電気回路の電気的状態を変化させる方法が挙げられる。さらに他の具体例としては、前記識別子保持部は回路パターン間を接続する電子部品を含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が前記電子部品を除去することにより電気回路の電気的状態を変化させる方法が挙げられる。
また、本発明の他の好適な態様としては、前記識別子保持部は回路基板上に形成した回路パターンを含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が回路パターンの少なくとも一部を短絡させることにより電気回路の電気的状態を変化させるものが挙げれられる。より具体的な例としては、前記識別子保持部はジャンパピンを含み、嵌合部材はジャンパピンを短絡するジャンパブロックを備え、該ジャンパブロックをジャンパピンに装着することにより電気回路の電気的状態を変化させる方法が挙げられる。他の具体例としては、前記識別子保持部は回路パターンの一部が回路基板表面に露出しており、嵌合部材は導電性部材を備え、該導電性部材を回路パターンの露出部に当接して一対の露出部間を短絡することにより電気回路の電気的状態を変化させる方法が挙げられる。
上記各態様では回路パターンの導通又は短絡により識別子が表され、該導通又は短絡状況が嵌合部材の装着により変化し、変化後の状況がスレーブ装置の識別子として保持される。
以上説明したように本発明によれば、スレーブ装置はケーブルへの装着作業時に自身の識別子が設定されるので、組み付け前のスレーブ装置を汎用化することができるとともに組み付け作業性も向上する。
第1の実施の形態に係る車載機器制御システムの構成図 第1の実施の形態に係るマスタ装置の機能ブロック図 第1の実施の形態に係るスレーブ装置の機能ブロック図 第1の実施の形態に係る識別子保持部の構成図 第1の実施の形態に係るスレーブ装置の構造を説明する分解斜視図 第1の実施の形態に係る回路基板の平面図 図6のA線断面図 第1の実施の形態に係る回路基板の底面図 第1の実施の形態に係る嵌合体の嵌合時の様子を説明する図6のB線断面図 第2の実施の形態に係る回路基板の平面図 第2の実施の形態に係る嵌合体の嵌合時の様子を説明する図10のC線断面図 第3の実施の形態に係る回路基板の平面図 第3の実施の形態に係る識別子保持部の構成図 第3の実施の形態に係る嵌合体の嵌合時の様子を説明する図12のD線断面図 第4の実施の形態に係る識別子保持部の構成図 第4の実施の形態に係る回路基板の平面図 第4の実施の形態に係る嵌合体の嵌合時の様子を説明する側面図 第5の実施の形態に係る回路基板の平面図 第5の実施の形態に係る嵌合体の嵌合時の様子を説明する側面図
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る車載機器制御システムについて図面を参照して説明する。図1は車載機器制御システムの構成図、図2はマスタ装置の機能ブロック部、図3はスレーブ装置の機能ブロック図である。なお本実施の形態では、車内空調システムの制御システムを例にとって説明する。
この車載機器制御システムは、図1に示すように、複数のECUが車載LANのバス10に接続している。本実施の形態では車載LANの規格としてLINを採用する。したがって、1つのECUのみマスタとして動作し、他のECUはスレーブとして動作する。本実施の形態では、マスタ装置100と、複数のスレーブ装置200とが車載LANのバス10に接続している。スレーブ装置200には、後述するように、例えばダンパを開閉するためのアクチュエータが接続されている。マスタ装置100は、各スレーブ装置200に接続されたアクチュエータの動作を制御する。本実施の形態では上述のように車載LANの規格としてLINを採用しているため、バス10は、3つの芯線、具体的には電源線11,グランド線12,信号線13を被覆部材により被覆したケーブルからなる。
マスタ装置100は、図2に示すように、車載LANのバス10の信号線13との接続用のトランシーバ101と、各スレーブ装置200に接続されたアクチュエータを制御するための制御回路110とを備えている。制御回路110は、主演算装置111と、不揮発性の記憶手段であるROM112と、揮発性の記憶手段であるRAM115とを備えている。ROM112には制御プログラム113と各スレーブ装置200の識別子のリスト114とが記憶されている。制御回路110は、ROM112に記憶されている制御プログラム113を実行することにより動作する。
スレーブ装置200は、図3に示すように、車載LANとの接続用のトランシーバ201と、マスタ装置100との通信を制御する通信制御部202と、アクチュエータ制御回路203と、前述のアクチュエータ204と、アクチュエータ204の回転角度を検出するポテンションメータ205と、自己の識別子を保持する識別子保持部210とを備えている。通信制御部202は、識別子保持部210に保持されている識別子宛のマスタ装置100からの通信電文に対して所定の応答を行う。
図4に識別子保持部210の構成を示す。識別子保持部210は、図4に示すように、電源・グランド間に複数(図4では4つ)のプルアップ抵抗211を配置し、プルアップ抵抗211のグランド側の電位のロー/ハイにより4bitの値として識別子を保持する。識別子保持部210は、バス10への組み付け前には図4に示すようにプルアップ抵抗211とグランド間は回路パターンにより導通状態となっている。本発明の特徴的な点は、該回路パターンの一部(図4の点線枠部)を、バス10への組み付け時に識別子に対応するように物理的に破壊して非導通状態とすることにある。
スレーブ装置200の構造について図面を参照して詳述する。図5はスレーブ装置200の構造を説明する分解斜視図、図6は回路基板の平面図、図7は図6のA線断面図、図8は回路基板の底面図、図9は嵌合体の嵌合時の様子を説明する図6のB線断面図である。
スレーブ装置200は、図5に示すように、凹部形状のハウジング部251が形成されたアッパーケース250aとロアーケース250bとを重ね合わせてなるケース250を備えている。スレーブ装置200は、ハウジング部251にバス10を配置した状態で該ハウジング部251に嵌合体270を嵌合させることによりバス10に接続される。嵌合体270の下面中央部にはバス10を押さえる一対のバス押圧片271及び後述する回路基板の縁部と折り取るための基板押圧片272とが形成されている。バス10を接続する際にはバス10の被覆15を剥離させる必要はない。すなわち嵌合体270の嵌合時にバス押圧片271がバス10をハウジング部251の底部に配置された接触子290に押圧し、該接触子290が被覆15を突き破って芯線11,12,13が接触子290に圧接する。また、嵌合体270の側面には凸部273が形成されており、該凸部273はハウジング部251の内面に形成した係合部252と係合し、嵌合体270がハウジング部251内に固定される。またハウジング部251の縁部にはバス10を配置するための溝253,254が形成されている。
ケース250の内部には図6〜図8に示す回路基板280が収容されている。該回路基板280には前述のトランシーバ201・通信制御部202等が実装されている。回路基板280の端部には接触子290が付設されている。該接触子290はハウジング部250の底面に露出してコネクタを構成する。接触子290は上面開口の箱状の金属部材からなり、側面には上部から溝291が形成されている。バス10は嵌合体270のバス押圧片271により押圧され、被覆15が接触子290の上縁部により突き破られる。そして、バス10の芯線11,12,13が溝291に圧接・嵌合する。
回路基板280には識別子を設定するための張出部281が形成されている。該張出部281は、接触子290の側方かつ嵌合体270の基板押圧片272の下方に位置している。張出部281は縁部には複数の矩形の突出部282が形成されている。該突出部282は嵌合体270の基板押圧片272と当接すると張出部281から折り取られる。そこで突出部282には折り取りを容易にするための溝283が形成されている。回路基板280の底面には、図8に示すように、回路パターン284が形成されており。該回路パターン284の一部は、突出部282の底面を周回するように形成されている。この突出部282の底面における回路パターン284は、識別子保持部210におけるプルアップ抵抗211とグランド間を接続している。すなわち突出部282の底面における回路パターン284は図4の点線枠部内の配線に相当する。一方、嵌合体270は複数の突出部282を所定のパターンで折り取るように基板押圧片272が形成されている。具体的には基板押圧片272の下端部は、図9に示すように、折り取りパターンに応じて凸部272aと凹部272bが形成されている。
嵌合体270をハウジング部251に嵌合させた際の作用について図9を参照して説明する。ここでは回路基板280の突出部282の折り取りについてのみ説明する。嵌合体270をハウジング部251に挿入していくと、図9に示すように、嵌合体270の基板押圧片272の凸部272aが、回路基板280の突出部282の先端部に当接する。さらに嵌合体270をハウジング部251に挿入していくと、突出部282は溝283の形成部位を中心として折り取られ、ロアーケース250bの収納部に収納される。なお、該収納部は嵌合体270の基板押圧片272により密閉されるので、折り取られた突出部282がケース250内に散乱することがない。
このように本実施の形態に係る車載機器制御システムによれば、各スレーブ装置200をバス10に接続する作業時にスレーブ装置200の識別子が設定されるので、組み付け前のスレーブ装置200を汎用化することができるとともに作業性が向上する。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る車載機器制御システムについて図面を参照して説明する。本実施の形態が第1の実施の形態と相違する点は、回路基板280の張出部281及び嵌合体270の構造にある。他の構成については第1の実施の形態と同様なのでここでは相違点のみ説明する。図10は回路基板の平面図、図11は嵌合体の嵌合時の様子を説明する図10のC線断面図である。
回路基板280の張出部281の縁部には複数の溝285が形成されている。また回路基板280には回路パターン284が形成されている。各回路パターン284は溝285の側方まで延びており、端部にはランド286が形成されている。そして溝285を挟んで一対のランド286間には電気的に導通させるための配線材287が付設されている。該配線材287としては例えば銅線などのワイヤや半田など種々のものを用いることができる。本実施の形態では半田を用いた。この張出部281における回路パターン284は、識別子保持部210におけるプルアップ抵抗211とグランド間を接続している。すなわち突出部282の底面における回路パターン284・ランド286・配線材287は図4の点線枠部内の配線に相当する。一方、嵌合体270の基板押圧片272は、所定パターンで配線材287を切断するように先端部が形成されている。具体的には、折り取りパターンに応じて凸部272aが形成されている。凸部272aは溝285に挿入可能に形成されており、且つ、配線材287の切断を容易にするために下面が斜めに形成されている。
嵌合体270をハウジング部251に挿入していくと、図11に示すように、基板押圧片272の凸部272aの下面が配線材287に当接する。さらに嵌合体270をハウジング部251に挿入していくと、配線材287は凸部272aにより切断される。
このように本実施の形態に係る車載機器制御システムによれば、第1の実施の形態と同様に、各スレーブ装置200をバス10に接続する作業時にスレーブ装置200の識別子が設定されるので、組み付け前のスレーブ装置200を汎用化することができるとともに作業性が向上する。
なお、本実施の形態では回路パターン284を回路基板280の表面側に形成したが底面側に形成してもよい。この場合には配線材287も回路基板280の底面側に形成する。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る車載機器制御システムについて図面を参照して説明する。本実施の形態が第2の実施の形態と相違する点は、回路基板280の張出部281の構造にある。他の構成については第2の実施の形態と同様なのでここでは相違点のみ説明する。図12は回路基板の平面図、図13は識別子保持部の構成図、図14は嵌合体の嵌合時の様子を説明する図12のD線断面図である。
本実施の形態では、図12に示すように、第2の実施の形態における配線材287に替えてチップ抵抗288を実装している。他の構成については第1の実施の形態と同様である。このため識別子保持部210は、図13に示すように、プルアップ抵抗211とチップ抵抗288の直列回路が電源・グランド間に接続された形態となる。
また、図14に示すように、嵌合体270をハウジング部251に挿入していくと、図11に示すように、基板押圧片272の凸部272aの下面がチップ抵抗288に当接する。さらに嵌合体270をハウジング部251に挿入していくと、チップ抵抗288は凸部272aの下面により側方に押し出され、ランド286との接続が解除される。
このように本実施の形態に係る車載機器制御システムによれば、第1及び第2の実施の形態と同様に、各スレーブ装置200をバス10に接続する作業時にスレーブ装置200の識別子が設定されるので、組み付け前のスレーブ装置200を汎用化することができるとともに作業性が向上する。
なお、本実施の形態では回路パターン284を回路基板280の表面側に形成したが底面側に形成してもよい。この場合にはチップ抵抗288も回路基板280の底面側に形成する。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係る車載機器制御システムについて図面を参照して説明する。本実施の形態が上述の第1乃至第3の実施の形態と相違する点は、組み付け前における識別子保持部の構成にある。これに伴い本実施の形態は、第1乃至第3の実施の形態と比較して回路基板280の張出部281の構造及び嵌合体270の構造が異なる。他の構成については第1乃至第3の実施の形態と同様なのでここでは相違点のみ説明する。図15は識別子保持部の構成図、図16は回路基板の平面図、図17は嵌合体の嵌合の様子を説明する側面図である。
上述の第1乃至第3の実施の形態では、識別子保持部210は組み付け前においては図4に示すようにプルアップ抵抗211とグランド間は電気的に導通しており、組み付け時において所定のパターンで非導通としていた。一方、本実施の形態では、図15に示すように、識別子保持部210は組み付け前においてはプルアップ抵抗211とグランド間は非導通となっており、組み付け時において所定のパターンで導通させる。
回路基板280の表面には、図16に示すように、ジャンパピン289が立設している。各ジャンパピン289は回路パターン284を介してプルアップ抵抗211又はグランドに接続されている。
嵌合体270には、図17に示すように、基板押圧片272に替えて接続片274が形成されている。接続片274の下面にはジャンパピン289が2つずつ収容される凹部274aが形成されている。凹部274aの内面にはジャンパピン289を導通させる接触子274bが設けられている。該接触子274bは、設定したい識別子に応じて、必要な凹部274aにのみ設けられている。このように接続片274はジャンパピン289に対する所謂ジャンパブロックに相当する。これにより嵌合体270をハウジング部251に嵌合させると、ジャンパピン289は接続片274により短絡し、プルアップ抵抗211とグランドが接続される。
このように本実施の形態に係る車載機器制御システムによれば、上記各実施の形態と同様に、各スレーブ装置200をバス10に接続する作業時にスレーブ装置200の識別子が設定されるので、組み付け前のスレーブ装置200を汎用化することができるとともに作業性が向上する。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態に係る車載機器制御システムについて図面を参照して説明する。本実施の形態が第4の実施の形態と相違する点は、回路パターン284の導通方法にある。これに伴い本実施の形態は、第4の実施の形態と比較して回路基板280の張出部281の構造及び嵌合体270の構造が異なる。他の構成については第4の実施の形態と同様なのでここでは相違点のみ説明する。図18は回路基板の平面図、図19は嵌合体の嵌合の様子を説明する側面図である。
回路基板280の表面には、図18に示すように、回路パターン284が形成されており、該回路パターン284の端部にはランド286が形成されている。嵌合体270には、図19に示すように、基板押圧片272に替えて接続片275が形成されている。接続片275の下面には回路パターン284を導通させる導電性部材275aが付設されている。導電性部材275aとしては導電性ゴムが好適である。該導電性部材275aは、設定したい識別子に応じて、必要な箇所にのみ設けられている。これにより嵌合体270をハウジング部251に嵌合させると、ランド286は接続片274により短絡し、プルアップ抵抗211とグランドが接続される。
このように本実施の形態に係る車載機器制御システムによれば、上記各実施の形態と同様に、各スレーブ装置200をバス10に接続する作業時にスレーブ装置200の識別子が設定されるので、組み付け前のスレーブ装置200を汎用化することができるとともに作業性が向上する。
以上のように本発明では、ハウジング部251に嵌合させる嵌合体270の物理的形状等が識別子を表すことになる。すなわち設定したい識別子ごとに嵌合体270の構造が異なる。そしてバス10を接続するために該嵌合体270をハウジング部251に嵌合させた際に、嵌合体270が識別子保持部210の電気的状態を変化させことによりスレーブ装置200の識別子が設定される。したがって、スレーブ装置200に識別子を設定するためには該識別子に対応した物理的形状等を有する嵌合体270を用いてバス10に接続するだけでよい。これにより、組み付け前のスレーブ装置200を汎用化することができるとともに作業性が向上する。
以上本発明の一実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では識別子保持部210においてはプルアップ抵抗211を用いた回路を用いてたがプルダウン抵抗を用いた回路としてもよい。
また、上記の実施の形態では回動運動を行うアクチュエータ204の駆動制御について例示したが他の機器であっても本発明を実施できる。また、上記実施の形態では車内空調システムにおける適用例について説明したが、例えばパワーウィンドウやミラーの制御システムなど他のシステムにおいても本発明を適用できる。
10…バス、11…電源線、12…グランド線、13…信号線、100…マスタ装置、110…制御回路、112…ROM、113…制御プログラム、114…識別子リスト、200…スレーブ装置、202…通信制御部、203…アクチュエータ制御回路、204…アクチュエータ、205…ポテンションメータ、210…識別子保持部、250…ケース、251…ハウジング部、270…嵌合体、272…基板押圧片、280…回路基板、282…突出部、284…回路パターン、287…配線部材、288…チップ抵抗、290…接触子。

Claims (9)

  1. 車両内に設置されるマスタ装置と該マスタ装置にバス接続された一又は複数のスレーブ装置とを備えた車載機器制御システムにおいて、
    前記スレーブ装置は、ハウジング部及びハウジング内に収容された接触子を有するとともにハウジング部にケーブルを配置した状態で該ハウジング部に嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの被覆を突き破ってケーブルの芯線と接触子とを圧接させるコネクタと、制御回路を実装した回路基板とを備え、
    前記回路基板は、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が当接する領域に、電気回路の電気的状態により自身の識別子を保持する識別子保持部を備え、該識別子保持部は嵌合部材が当接すると電気回路の電気的状態を変化するように形成され、前記制御回路は嵌合部材の嵌合後における識別子保持部に基づきマスタ装置との通信を行い、
    前記識別子保持部は回路基板上に形成した回路パターンを含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が回路パターンの少なくとも一部を破壊して非導通とさせることにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする車載機器制御システム。
  2. 嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が回路パターンを含む回路基板の一部を折り取ることにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする請求項記載の車載機器制御システム。
  3. 前記識別子保持部は回路パターン間を短絡させる配線部材を含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が前記配線部材を切断することにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする請求項記載の車載機器制御システム。
  4. 前記識別子保持部は回路パターン間を接続する電子部品を含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が前記電子部品を除去することにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする請求項記載の車載機器制御システム。
  5. 車両内に設置されるマスタ装置と該マスタ装置にバス接続された一又は複数のスレーブ装置とを備えた車載機器制御システムにおいて、
    前記スレーブ装置は、ハウジング部及びハウジング内に収容された接触子を有するとともにハウジング部にケーブルを配置した状態で該ハウジング部に嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの被覆を突き破ってケーブルの芯線と接触子とを圧接させるコネクタと、制御回路を実装した回路基板とを備え、
    前記回路基板は、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が当接する領域に、電気回路の電気的状態により自身の識別子を保持する識別子保持部を備え、該識別子保持部は嵌合部材が当接すると電気回路の電気的状態を変化するように形成され、前記制御回路は嵌合部材の嵌合後における識別子保持部に基づきマスタ装置との通信を行い、
    前記識別子保持部はジャンパピンを含むとともに前記嵌合部材は前記ジャンパピンを短絡するジャンパブロックを備え、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際にジャンパブロックをジャンパピンに装着してジャンパピンを短絡させることにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする車載機器制御システム。
  6. 車両内に設置されるマスタ装置と該マスタ装置にバス接続された一又は複数のスレーブ装置とを備えた車載機器制御システムにおいて、
    前記スレーブ装置は、ハウジング部及びハウジング内に収容された接触子を有するとともにハウジング部にケーブルを配置した状態で該ハウジング部に嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの被覆を突き破ってケーブルの芯線と接触子とを圧接させるコネクタと、制御回路を実装した回路基板とを備え、
    前記回路基板は、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が当接する領域に、電気回路の電気的状態により自身の識別子を保持する識別子保持部を備え、該識別子保持部は嵌合部材が当接すると電気回路の電気的状態を変化するように形成され、前記制御回路は嵌合部材の嵌合後における識別子保持部に基づきマスタ装置との通信を行い、
    前記識別子保持部は一部が回路基板表面に露出した回路パターンを含むとともに前記嵌合部材は導電性部材を備え、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に導電性部材を回路パターンの露出部に当接させて一対の露出部間を短絡することにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする車載機器制御システム。
  7. 車両内に設置されるマスタ装置と該マスタ装置にバス接続された一又は複数のスレーブ装置とを備えた車載機器制御システムにおけるスレーブ装置の識別子を設定する方法であって、
    前記スレーブ装置は、ハウジング部及びハウジング内に収容された接触子を有するとともにハウジング部にケーブルを配置した状態で該ハウジング部に嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの被覆を突き破ってケーブルの芯線と接触子とを圧接させるコネクタと、制御回路を実装した回路基板とを備え、
    前記回路基板は、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が当接する領域に、電気回路の電気的状態により自身の識別子を保持する識別子保持部を備え、
    前記ハウジング部にケーブルを配置した状態で嵌合部材を嵌合させて識別子保持部の電気回路の電気的状態を変化させることにより識別子を設定し、
    前記識別子保持部は回路基板上に形成した回路パターンを含み、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が回路パターンの少なくとも一部を破壊して非導通とさせることにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする車載機器制御システムにおける識別子設定方法。
  8. 車両内に設置されるマスタ装置と該マスタ装置にバス接続された一又は複数のスレーブ装置とを備えた車載機器制御システムにおけるスレーブ装置の識別子を設定する方法であって、
    前記スレーブ装置は、ハウジング部及びハウジング内に収容された接触子を有するとともにハウジング部にケーブルを配置した状態で該ハウジング部に嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの被覆を突き破ってケーブルの芯線と接触子とを圧接させるコネクタと、制御回路を実装した回路基板とを備え、
    前記回路基板は、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が当接する領域に、電気回路の電気的状態により自身の識別子を保持する識別子保持部を備え、
    前記ハウジング部にケーブルを配置した状態で嵌合部材を嵌合させて識別子保持部の電気回路の電気的状態を変化させることにより識別子を設定し、
    前記識別子保持部はジャンパピンを含むとともに前記嵌合部材は前記ジャンパピンを短絡するジャンパブロックを備え、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際にジャンパブロックをジャンパピンに装着してジャンパピンを短絡させることにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする車載機器制御システムにおける識別子設定方法。
  9. 車両内に設置されるマスタ装置と該マスタ装置にバス接続された一又は複数のスレーブ装置とを備えた車載機器制御システムにおけるスレーブ装置の識別子を設定する方法であって、
    前記スレーブ装置は、ハウジング部及びハウジング内に収容された接触子を有するとともにハウジング部にケーブルを配置した状態で該ハウジング部に嵌合部材を嵌合させることによりケーブルの被覆を突き破ってケーブルの芯線と接触子とを圧接させるコネクタと、制御回路を実装した回路基板とを備え、
    前記回路基板は、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に該嵌合部材が当接する領域に、電気回路の電気的状態により自身の識別子を保持する識別子保持部を備え、
    前記ハウジング部にケーブルを配置した状態で嵌合部材を嵌合させて識別子保持部の電気回路の電気的状態を変化させることにより識別子を設定し、
    前記識別子保持部は一部が回路基板表面に露出した回路パターンを含むとともに前記嵌合部材は導電性部材を備え、嵌合部材をハウジング部に嵌合させた際に導電性部材を回路パターンの露出部に当接させて一対の露出部間を短絡することにより電気回路の電気的状態を変化させる
    ことを特徴とする車載機器制御システムにおける識別子設定方法。
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