JP6529327B2 - 伝動ベルト - Google Patents
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Description
図1及び2は、実施形態に係るVリブドベルトBを示す。実施形態に係るVリブドベルトBは、例えば、自動車のエンジンルーム内に設けられる補機駆動ベルト伝動装置等に用いられるエンドレスの動力伝達部材である。実施形態1に係るVリブドベルトBは、例えば、ベルト長さが700〜3000mm、ベルト幅が10〜36mm、及びベルト厚さが4.0〜5.0mmである。
実施形態1に係るVリブドベルトBの製造方法について、図3〜図8に基づいて説明する。
−圧縮ゴム層用、接着ゴム層用、及び背面ゴム層用の未架橋ゴムシート11’,12’,13’−
圧縮ゴム層用、接着ゴム層用、及び背面ゴム層用の未架橋ゴムシート11’,12’,13’のうち、セルロース系微細繊維を含有させるものの作製を以下のようにして行う。
心線14’に対して接着処理を施す。具体的には、心線13’に、RFL水溶液に浸漬して加熱するRFL接着処理を施す。また、RFL接着処理前に下地接着処理液に浸漬して加熱する下地接着処理を施すことが好ましい。なお、RFL接着処理前にゴム糊に浸漬して乾燥させるゴム糊接着処理を施してもよい。
図5に示すように、表面が平滑な円筒ドラム34上にゴムスリーブ35を被せ、その外周上に、背面ゴム層用の未架橋ゴムシート13’、及び接着ゴム層用の未架橋ゴムシート12’を順に巻き付けて積層し、その上から心線14’を円筒状の内型31に対して螺旋状に巻き付け、更にその上から接着ゴム層用の未架橋ゴムシート12’、及び圧縮ゴム層用の未架橋ゴムシート11’を順に巻き付ける。このとき、ゴムスリーブ35上には積層成形体B’が形成される。
積層成形体B’を設けたゴムスリーブ35を円筒ドラム34から外し、図6に示すように、それを外型32の内周面側に内嵌め状態にセットした後、図7に示すように、内型31を外型32にセットされたゴムスリーブ35内に位置付けて密閉する。
内型31の内部を減圧して密閉を解き、内型31と外型32との間でゴムスリーブ35を介して成型されたベルトスラブSを取り出し、ベルトスラブSを所定幅に輪切りして表裏を裏返すことによりVリブドベルトBが製造される。
以上の実施形態ではVリブドベルトを示したが、特にこれらに限定されるものではなく、繊維径の分布範囲が20nm〜1μmを含むセルロース系微細繊維を含有するゴム組成物でベルト本体の少なくとも一部が形成されていれば、ローエッジVベルトやラップドVベルト、平ベルト等の他の摩擦伝動ベルト、或いは、噛み合い伝動ベルトの歯付ベルトであってもよい。
クロロプレンゴム(CRゴムとも表記する)をゴム成分とするゴム組成物を用いて、実施例1-1〜1-5及び比較例1-1〜1-8のローエッジVベルトを作製した。それぞれの詳細については、表1にも示す。
CRラテックス(昭和電工社製 商品名:ショウプレン842A)と機械的解繊手段によって製造されたセルロース微細繊維(大王製紙社製)の水分散体とを混合し、水を気化させてセルロース微細繊維/CRのマスターバッチを作製した。
CRと、そのCR100質量部に対し、化学的解繊手段(TEMPO酸化処理)によって製造されたセルロース微細繊維を10質量部、補強材のカーボンブラックHAFを20質量部、オイルを5質量部、加硫促進助剤の酸化亜鉛を5質量部、及び酸化マグネシウムを4質量部とを混練して減圧して未架橋ゴム組成物を作製した。
ベルト本体形成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックを配合せず、且つ、化学的手段により解繊したセルロース系微細繊維の含有量をゴム成分100質量部に対して20質量部としたことを除き、実施例1-2と同様の構成の実施例1-3のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、ゴム成分100質量部に対してアラミド短繊維を10質量部とし、且つ、ナイロン短繊維(東レ社製ナイロン66からなるタイヤ用スダレから3mm長にカットした短繊維)10質量部を更に配合したことを除き、実施例1-2と同様の構成の実施例1-4のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、実施例1-2と同様の構成の実施例1-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、セルロース系微細繊維を配合しないことを除き、実施例1-1と同様の構成の比較例1-1のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して70質量部としたことを除き、比較例1-1と同様の構成の比較例1-2のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、比較例1-1と同様の構成の比較例1-3のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して70質量部とし、且つ、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、比較例1-2と同様の構成の比較例1-4のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、ゴム成分100質量部に対して微細繊維ではない(繊維径10〜100μm程度の)セルロース繊維(大王製紙社製、クラフトパルプ)20質量部を更に配合したことを除き、比較例1-1と同様の構成の比較例1-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFを配合せず、且つ、ゴム成分100質量部に対して微細繊維ではないセルロース繊維20質量部を更に配合したことを除き、比較例1-5と同様の構成の比較例1-6のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維を配合しないことを除き、実施例1-2と同様の構成の比較例1-7のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAF及びアラミド短繊維をいずれも配合しないことを除き、実施例1-2と同様の構成の比較例1-8のベルトを作製した。
それぞれの評価結果を表1に示す。
実施例1-1〜1-5のそれぞれのベルトの内側ゴム層の試料を凍結粉砕した後、その断面を透過型電子顕微鏡(TEM)で観察すると共に、50本のセルロース微細繊維を任意に選択して繊維径を測定し、その数平均を求めて平均繊維径とした。また、50本のセルロース微細繊維のうち繊維径の最大値及び最小値を求めた。
ベルトの耐クラック寿命は、ゴムの耐クラック性を示す指標であり、高寿命ほど優れている。
デッドウェイト条件における高張力耐久評価は、ベルトの性能、寿命の加速的評価として有効である。走行前後の軸間距離の変化は、心線の永久伸びによるベルト長さの変化を一定と考えると、ゴム部材の永久歪及び摩耗が大きいほど、大きくなる。従って、走行前後の軸間距離の変化が小さいほど好適である。走行前後のベルト質量の変化は、ゴム部材の耐摩耗性を示す指標となり、小さいほど好適である。
=(走行後の軸間距離−走行前の軸間距離)/走行前の軸間距離×100
また、走行後のベルトの重量を測定し、耐久後のベルト重量とした。ベルト重量変化は以下のように計算した。
=(走行前のベルト重量−走行後のベルト重量)/走行前のベルト重量×100
但し、比較例1-7及び1-8については、走行開始後短時間(30分程度)にてベルトが切断し、高張力走行試験に関する測定は不可能であった。
図11は、摩擦係数測定装置を示す。
高張力ベルト走行試験の後、ベルトを高張力ベルト走行試験機50から取り外し、プーリとの接触部分及びプーリ表面にゴムの粘着摩耗が発生しているか目視により確認した。
高張力ベルト走行試験の後、ベルトの引張試験を実施し、ベルトの破断強度を破断部の心線打ち込み本数で割ることにより、心線一本当たりの走行後の強力を測定した。
=走行後の心線一本当たりの強力/走行前の心線一本あたりの強力×100
高張力走行試験後のベルトの強力保持率は、当該試験による抗張体(心線)に対するダメージの大きさを示す指標である。Vベルトの場合、底ゴムの永久歪による座屈により心線にかかる局部的な歪が大きくなること、ゴムの摩耗によりプーリへの巻き付き径が小さくなること等により、心線にかかる歪が増大してダメージが発生する。また、ゴムの摩擦係数が大きくなり、プーリからベルトが出て行く際のプーリからの抜け性が悪くなると、逆曲げの刺激がかかって心線の疲労が促進される。このようなことが複合的に働くので、ベルトの強力保持率が高いほど、心線を覆うゴムの性能が高いという判断ができる。
試験結果を表1に示す。
水素化NBR(H−NBR)をゴム成分とするゴム組成物を用いて、実施例2-1〜2-5及び比較例2-1〜2-8のベルトを作製した。それぞれの詳細については、表2にも示す。
H−NBRラテックス(日本ゼオン社製 商品名:ZLX−B)と機械的解繊手段によって製造されたセルロース微細繊維の水分散体とを混合し、水を気化させてセルロース微細繊維/H−NBRのマスターバッチを作製した。
CRと、そのCR100質量部に対し、化学的解繊手段(TEMPO酸化処理)によって製造されたセルロース微細繊維を10質量部、補強材のカーボンブラックHAFを20質量部、オイルを10質量部、架橋剤の有機過酸化物を5質量部、及び共架橋剤を1質量部それぞれ投入して混練して未架橋ゴム組成物を作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックを配合せず、且つ、化学的手段により解繊したセルロース系微細繊維の含有量をゴム成分100質量部に対して20質量部としたことを除き、実施例2-2と同様の構成の実施例2-3のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、ゴム成分100質量部に対してアラミド短繊維を10質量部とし、且つ、ナイロン短繊維10質量部を更に配合したことを除き、実施例2-2と同様の構成の実施例2-4のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、実施例2-2と同様の構成の実施例2-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して30質量部とし、且つ、セルロース系微細繊維を配合しないことを除き、実施例2-1と同様の構成の比較例2-1のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して90質量部としたことを除き、比較例2-1と同様の構成の比較例2-2のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、比較例2-1と同様の構成の比較例2-3のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して90質量部とし、且つ、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、比較例2-1と同様の構成の比較例2-4のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して20質量部とし、且つ、ゴム成分100質量部に対して微細繊維ではないセルロース繊維20質量部を更に配合したことを除き、比較例2-1と同様の構成の比較例2-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFを配合せず、且つ、ゴム成分100質量部に対して微細繊維ではないセルロース繊維20質量部を更に配合したことを除き、比較例2-1と同様の構成の比較例2-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維を配合しないことを除き、実施例2-2と同様の構成の比較例2-7のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAF及びアラミド短繊維をいずれも配合しないことを除き、実施例2-2と同様の構成の比較例2-8のベルトを作製した。
実施例2-1〜2-5のそれぞれのベルトについて、試験評価1と同様にセルロース微細繊維の繊維径の平均値、最小値及び最大値を求めた。また、実施例2-1〜2-5及び比較例2-1〜2-8の各ベルトについて、試験評価1と同様に、ベルト耐クラック寿命を測定すると共に、高張力走行試験を行って軸間距離変化、質量変化、摩耗係数比、試験後の粘着摩耗の有無、強力保持率を評価した。
試験結果を表2に示す。
EPDMをゴム成分とするゴム組成物を用いて、実施例3-1〜3-5及び比較例3-1〜3-8の試験評価用のベルトを作製した。それぞれの詳細については、表3にも示す。
トルエンに機械的解繊手段によって製造されたセルロース微細繊維を分散させた分散体と、トルエンにEPDM(JSR社製 商品名:EP33)を溶解させた溶液とを混合し、トルエンを気化させてセルロース微細繊維/EPDMのマスターバッチを作製した。
EPDM100質量部に対し、化学的解繊手段(TEMPO酸化処理)によって製造されたセルロース微細繊維を10質量部、補強材のカーボンブラックを20質量部、オイルを10質量部、架橋剤の有機過酸化物を5質量部、及び共架橋剤を1質量部とを混練して未架橋ゴム組成物を作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックを配合せず、且つ、化学的手段により解繊したセルロース系微細繊維の含有量をゴム成分100質量部に対して20質量部としたことを除き、実施例3-2と同様の構成の実施例3-3のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、ゴム成分100質量部に対してアラミド短繊維を10質量部とし、且つ、ナイロン短繊維10質量部を更に配合したことを除き、実施例3-2と同様の構成の実施例3-4のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、実施例3-2と同様の構成の実施例3-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して30質量部とし、且つ、セルロース系微細繊維を配合しないことを除き、実施例3-1と同様の構成の比較例3-1のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して90質量部としたことを除き、比較例3-1と同様の構成の比較例3-2のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、比較例3-1と同様の構成の比較例3-3のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して90質量部とし、且つ、アラミド短繊維20質量部に代えてナイロン短繊維20質量部を配合したことを除き、比較例3-1と同様の構成の比較例3-4のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFの配合量をゴム成分100質量部に対して20質量部とし、且つ、ゴム成分100質量部に対して微細繊維ではないセルロース繊維20質量部を更に配合したことを除き、比較例3-1と同様の構成の比較例3-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAFを配合せず、且つ、ゴム成分100質量部に対して微細繊維ではないセルロース繊維20質量部を更に配合したことを除き、比較例3-1と同様の構成の比較例3-5のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、アラミド短繊維を配合しないことを除き、実施例3-2と同様の構成の比較例3-7のベルトを作製した。
ベルト本体構成用の未架橋ゴムシートについて、カーボンブラックHAF及びアラミド短繊維をいずれも配合しないことを除き、実施例3-2と同様の構成の比較例3-8のベルトを作製した。
実施例3-1〜3-5のそれぞれのベルトについて、試験評価1と同様にセルロース微細繊維の繊維径の平均値、最小値及び最大値を求めた。また、実施例3-1〜3-5及び比較例3-1〜3-8の各ベルトについて、試験評価1と同様に、ベルト耐クラック寿命を測定すると共に、高張力走行試験を行って軸間距離変化、質量変化、摩耗係数比、試験後の粘着摩耗の有無、強力保持率を評価した。
試験結果を表3に示す。
10 Vリブドベルト本体
11 圧縮ゴム層
12 接着ゴム層
13 背面ゴム層
16 短繊維
40 耐クラック性評価用ベルト走行試験機
41 駆動プーリ
42 従動プーリ
50 高張力ベルト走行試験機
51 駆動Vプーリ
52 従動Vプーリ
81 試験片
82 試験プーリ
83 ロードセル
84 分銅
Claims (5)
- プーリに巻き掛けられて動力を伝達する伝動ベルトにおいて、
セルロース系微細繊維と、平均直径1μm以上の短繊維とを含有するゴム組成物からなる層を有しており、
前記セルロース系微細繊維の繊維径の分布範囲が10〜100nmを含むことを特徴とする伝動ベルト。 - 請求項1の伝動ベルトにおいて、
前記セルロース系微細繊維の繊維径の分布範囲が3〜100nmを含むことを特徴とする伝動ベルト。 - 請求項1又は2の伝動ベルトにおいて、
前記ゴム組成物にはカーボンブラックが配合されていないことを特徴とする伝動ベルト。 - 請求項1〜3のいずれか1つの伝動ベルトにおいて、
前記セルロース系微細繊維は、機械的解繊手段によって製造されたものであることを特徴とする伝動ベルト。 - 請求項1〜3のいずれか1つの伝動ベルトにおいて、
前記セルロース系微細繊維は、化学的解繊手段によって製造されたものであることを特徴とする伝動ベルト。
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