JP6526380B2 - タッチパネル付き表示装置 - Google Patents
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(貼り付き防止性の評価方法)
前記第1の反射防止フィルムを第1のガラス板の一方の面に貼り付けた第1のサンプルと、前記第2の反射防止フィルムを第2のガラス板の一方の面に貼り付けた第2のサンプルとを作製し、前記第1の反射防止フィルムの前記表面と前記第2の反射防止フィルムの前記表面が接するように前記第1のサンプル上に前記第2のサンプルを重ねた状態で、前記第2のサンプル上から2000g/cm2の荷重を加え、その後、前記荷重を取り除いた状態で前記第2のサンプルを前記第1のサンプルに対しスライドさせたとき、前記第2のサンプルが前記第1のサンプルに対してスムーズに動く、または若干引っ掛かりがあるが動く場合を前記第1の反射防止フィルムと前記第2の反射防止フィルムが貼り付いていないとし、前記第2のサンプルが前記第1のサンプルに対して動かない場合を前記第1の反射防止フィルムと前記第2の反射防止フィルムが貼り付いているとする。
タッチパネル付き表示装置10は、図1に示されるように、主に、画像を表示するための表示パネル20と、表示パネル20よりも観察者側に配置されたタッチパネル40と、表示パネル20の背面側に配置されたバックライトユニット80とを備えている。本実施形態においては、表示パネル20が液晶表示パネルであるので、タッチパネル付き表示装置10がバックライトユニット80を備えているが、表示パネル(表示素子)の種類によってはバックライトユニット80を備えていなくともよい。表示パネル20とタッチパネル40は、空気層(エアギャップ)11を介して配置されている。本実施形態においては、表示パネル20とタッチパネル40は、空気層11を介して配置されているが、後述する第1の反射防止フィルム29の表面29Aと第2の反射防止フィルム60の表面60Aが離間していれば、透明粘着層によって貼り付けられていてもよい。
表示パネル20は、図2に示されるように、バックライトユニット80側から観察者側に向けて、トリアセチルセルロースフィルム(TACフィルム)等の保護フィルム21、偏光素子22、位相差フィルム23、透明粘着層24、表示素子25、透明粘着層26、位相差フィルム27、偏光素子28、第1の反射防止フィルム29の順に積層された構造を有している。表示パネル20は、表示素子25と、表示素子25よりも観察者側に配置された第1の反射防止フィルム29とを備えていればよく、保護フィルム21等は備えていなくともよい。
第1の反射防止フィルム29は、観察者側に向けて、第1の透明基材30と、第1のハードコート層31と、第1の反射防止層32とをこの順で積層した構造を有している。第1の反射防止フィルム29の表面29Aは、表示パネル20の観察者側の表面20Aをなしている。
まず、図5に示されるような、第1の反射防止フィルム29を第1のガラス板101に透明粘着剤102を介して貼り付けた第1のサンプル100と、第2の反射防止フィルム60を第2のガラス板111に透明粘着剤112を介して貼り付けた第2のサンプル110とを作製する。次いで、図5に示されるように、第1の反射防止フィルム29の表面29Aと第2の反射防止フィルム60の表面60Aが接するように第1のサンプル100上に第2のサンプル110を重ね、その状態で第2のサンプル110上から2000g/cm2の荷重を加える。ここで、荷重を2000g/cm2としたのは、指で画像表示面を強く押して、干渉縞が発生しやすいときの荷重がこの程度の荷重であるからである。そして、荷重を取り除き、その状態で、第2のサンプル110を第1のサンプル100に対してスライドさせたとき、第2のサンプル110が第1のサンプル100に対してスムーズに動く、または若干引っ掛かりがあるが動く場合を第1の反射防止フィルム29と第2の反射防止フィルム60が貼り付いていないとし、第2のサンプル110が第1のサンプル100に対して動かない場合を第1の反射防止フィルム29と第2の反射防止フィルム60が貼り付いているとする。第1のガラス板101および第2のガラス板111としては、それぞれ厚さ0.8mmのものを用いることが可能である。透明粘着剤102、112としては、例えば、パナック社製のPD−S1が挙げられる。
第1の透明基材30としては、光透過性を有すれば特に限定されないが、例えば、セルロースアシレート基材、シクロオレフィンポリマー基材、ポリカーボネート基材、アクリル基材、ポリエステル基材、またはガラス基材が挙げられる。
第1のハードコート層31は、JIS K5600−5−4(1999)で規定される鉛筆硬度試験(4.9N荷重)で「H」以上の硬度を有する層である。鉛筆硬度を「H」以上とすることにより、第1のハードコート層31の硬さを第1の反射防止層32の表面に十分に反映させることができ、耐久性を向上させることができる。なお、第1のハードコート層31上に形成する第1の反射防止層32との密着性、靱性およびカールの防止の観点から、第1のハードコート層31の表面の鉛筆硬度の上限は4H程度程とすることが好ましい。
樹脂は、光重合性化合物の重合物(架橋物)を含むものである。樹脂は、光重合性化合物の重合物(架橋物)の他、溶剤乾燥型樹脂や熱硬化性樹脂を含んでいてもよい。光重合性化合物は、光重合性官能基を少なくとも1つ有するものである。本明細書における、「光重合性官能基」とは、光照射により重合反応し得る官能基である。光重合性官能基としては、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基等のエチレン性二重結合が挙げられる。なお、本明細書における「(メタ)アクリロイル基」とは、「アクリロイル基」および「メタクリロイル基」の両方を含む意味である。また、光重合性化合物を重合する際に照射される光としては、可視光線、並びに紫外線、X線、電子線、α線、β線、およびγ線のような電離放射線が挙げられる。
光重合性モノマーは、重量平均分子量が1000未満のものである。光重合性モノマーとしては、光重合性官能基を2つ(すなわち、2官能)以上有する多官能モノマーが好ましい。
光重合性オリゴマーは、重量平均分子量が1000以上10000未満のものである。光重合性オリゴマーとしては、2官能以上の多官能オリゴマーが好ましい。多官能オリゴマーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、 ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル−ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、イソシアヌレート(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
光重合性ポリマーは、重量平均分子量が10000以上のものであり、重量平均分子量としては10000以上80000以下が好ましく、10000以上40000以下がより好ましい。重量平均分子量が80000を超える場合は、粘度が高いため塗工適性が低下してしまい、得られる光学積層体の外観が悪化するおそれがある。上記多官能ポリマーとしては、ウレタン(メタ)アクリレート、イソシアヌレート(メタ)アクリレート、ポリエステル−ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
微粒子は、無機微粒子、有機微粒子、またはこれらの混合物であってもよい。無機微粒子としては、例えば、シリカ(SiO2)微粒子、アルミナ微粒子、チタニア微粒子、酸化スズ微粒子、アンチモンドープ酸化スズ(略称;ATO)微粒子、酸化亜鉛微粒子等の無機酸化物微粒子が挙げられる。
溶剤としては、例えば、アルコール(例、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、ベンジルアルコール、PGME、エチレングリコール)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン(MEK)、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコール、シクロヘプタノン、ジエチルケトン等)、エーテル類(1,4−ジオキサン、ジオキソラン、ジイソプロピルエーテルジオキサン、テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン等)、脂環式炭化水素類(シクロヘキサン等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭素類(ジクロロメタン、ジクロロエタン等)、エステル類(蟻酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、乳酸エチル等)、セロソルブ類(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等)、セロソルブアセテート類、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)等が例示でき、これらの混合物であってもよい。
レベリング剤としては、特に限定されないが、後述するように防汚性を高める観点から光重合性官能基を有さない非重合性フッ素含有化合物が好ましい。非重合性フッ素含有化合物の中でも、重量平均分子量が30,000〜40,000の化合物が好ましい。このような非重合性フッ素含有化合物の市販品としては、例えば、DIC社製のF568やF477が挙げられる。
重合開始剤は、光照射により分解されて、ラジカルを発生して光重合性化合物の重合(架橋)を開始または進行させる成分である。
第1の反射防止層32の構成は特に限定されない。例えば、第1の反射防止層32は、第1の高屈折率層33と第1の高屈折率層33上に設けられた第1の低屈折率層34とから構成されていてもよいが、これに限定されず、第1の低屈折率層34のみから構成されていてもよい。ただし、優れた耐擦傷性や防汚性を得る観点から、第1の反射防止層32は、第1の高屈折率層33と第1の低屈折率層34とから構成されていることが好ましい。
第1の高屈折率層33は、第1のハードコート層31の屈折率よりも高い屈折率を有する層である。具体的には、第1の高屈折率層33の屈折率は、1.50以上2.00以下であってもよい。第1の高屈折率層33の屈折率の下限は、1.60以上であってもよく、第1の高屈折率層33の屈折率の上限は、1.75以下であってもよい。第1の高屈折率層33の屈折率は、上記第1のハードコート層31の屈折率と同様の方法によって測定することができる。第1のハードコート層31と第1の高屈折率層34との屈折率差は、0.05以上0.25以下であってもよい。
第1の高屈折率層用組成物に用いる溶剤としては、第1のハードコート層で述べた溶剤と同様のものを用いることができる。
レベリング剤としては、第1のハードコート層で述べたレベリング剤と同様のものを用いることができる。
第1の低屈折率層34は、第1のハードコート層31の屈折率よりも低い屈折率を有する層である。具体的には、第1の低屈折率層34の屈折率は、1.20以上1.50以下であってもよい。第1の低屈折率層34の屈折率の上限は、1.49以下であってもよく、1.32以下であってもよい。第1の低屈折率層34の屈折率は、上記第1のハードコート層31の屈折率と同様の方法によって測定することができる。第1の高屈折率層33と第1の低屈折率層34との屈折率差は、0.10以上0.25以下であってもよい。
防汚剤としては、光重合性官能基およびフッ素原子を有する重合性フッ素含有化合物が好ましい。なお、第1の低屈折率層の状態においては、このフッ素含有化合物は光重合性官能基によってバインダ樹脂と重合した状態で存在する。
滑り剤としては、光重合性官能基およびケイ素原子を有する重合性ケイ素含有化合物が好ましい。なお、第1の低屈折率層の状態においては、このケイ素含有化合物は光重合性官能基によってバインダ樹脂と重合した状態で存在する。滑り剤の市販品としては、例えば、信越化学株式会社製のX22-164E等が挙げられる。
第1の低屈折率層用組成物に用いる溶剤としては、第1のハードコート層で述べた溶剤と同様のものを用いることができる。
タッチパネル40は、センサ部50と、センサ部50よりも表示パネル20側に配置された第2の反射防止フィルム60と、センサ部50より観察者側に配置されたカバーガラス70と、センサ部50と第2の反射防止フィルム60とを固定するための透明粘着層41と、センサ部50とカバーガラス70とを固定するための透明粘着層42と、を備えている。タッチパネル40は、センサ部50と、第2の反射防止フィルム60とを備えていればよく、カバーガラス70、透明粘着層41、42を備えていなくともよい。
センサ部50は、タッチパネル40のセンサとして機能する部分である。センサ部50としては、特に限定されないが、例えば、投影型静電容量方式に用いられるセンサが挙げられる。図3に示されるセンサ部50は、パターニングされた導電層52が設けられた基材フィルム51と、パターニングされた導電層53が設けられた基材フィルム51とを、透明粘着層54を介して積層した構造となっている。
図3に示される基材フィルム51は、透明基材55と、透明基材55の一方の面上に設けられたハードコート層56と、ハードコート層56上に設けられた高屈折率層57と、高屈折率層57上に設けられた低屈折率層58と、透明基材55の他方の面上に積層されたハードコート層59とを備えている。
導電層52、53の形状は特に限定されないが、例えば、正方形状やストライプ状が挙げられる。導電層52、53は取出パターン(図示せず)を介して端子部(図示せず)に接続されている。導電層52、53は、透明導電材料から構成された例を示しているが、導電層はメッシュ状の導線から構成することが可能である。透明導電材料としては、スズドープ酸化インジウム(ITO)、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、酸化亜鉛、酸化インジウム(In2O3)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(GZO)、酸化スズ、酸化亜鉛−酸化スズ系、酸化インジウム−酸化スズ系、酸化亜鉛−酸化インジウム−酸化マグネシウム系などの金属酸化物等が挙げられる。導線の材料としては、銀、銅、アルミニウム、またはこれらの合金等の遮光性のある金属材料が挙げられる。
第2の反射防止フィルム60は、第1の反射防止フィルム29に対して離間している。図4に示される第1の反射防止フィルム29の表面29Aと第2の反射防止フィルム60の表面60Aとの間の距離dは、タッチパネル付き表示装置の薄型化の観点から50μm以上1000μm以下となっていることが好ましい。この距離dは、観察者の指等が画像表示面10Aに触れていない状態の距離である。
第2の透明基材61は第1の透明基材30と同様のものであるので、ここでは説明を省略するものとする。ただし、必ずしも第2の透明基材61は第1の透明基材30と同一材料の基材でなくともよい。例えば、第1の透明基材30は偏光素子28中のヨウ素の溶出を抑制するためにアクリル基材が好ましいが、タッチパネル40には偏光素子は設けられていないので、第2の透明基材61は水分透過性が低いことよりも光透過性が高いことが望まれる。このため、このため、第2の透明基材61としては、アクリル基材よりも光透過性に優れたセルロースアシレート基材、特にトリアセチルセルロース基材が好ましい。
第2のハードコート層62は第1のハードコート層31と同様のものであるので、ここでは説明を省略するものとする。ただし、第2のハードコート層62の組成は第1のハードコート層31の組成と異なっていてもよい。
第2の反射防止層63は、第2の反射防止フィルム60の上記反射Y値が0.3%未満となれば、特に構成や組成は限定されない。例えば、第2の反射防止層63は、第2の高屈折率層64と第2の高屈折率層64上に設けられた第2の低屈折率層65とから構成されていてもよいが、これに限定されず、第2の低屈折率層65のみから構成されていてもよい。
第2の高屈折率層64は第1の高屈折率層33と同様のものであるので、ここでは説明を省略するものとする。ただし、第2の高屈折率層64の組成は第1の高屈折率層33の組成と異なっていてもよい。
第2の低屈折率層65は第1の低屈折率層34と同様のものであるので、ここでは説明を省略するものとする。ただし、第2の低屈折率層65の組成は第1の低屈折率層34の組成と異なっていてもよい。
まず、下記に示す組成となるように各成分を配合して、透明層用組成物を得た。
(ハードコート層用組成物1)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(製品名「KAYARAD DPHA」、日本化薬社製):100質量部
・重合開始剤(製品名「イルガキュア184」、BASFジャパン社製):4質量部
・レベリング剤(製品名「F568」、DIC社製):0.1質量部(固形分100%換算値)
・メチルイソブチルケトン(MIBK):120質量部
・ペンタエリスリトールテトラアクリレート(製品名「ビームセット710」、荒川化学工業社製):100質量部
・スチレン−アクリル共重合体微粒子(平均粒径2μm):3質量部(固形分100%換算値)
・シリカ微粒子(平均粒径12nm):1質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア184」、BASFジャパン社製):4質量部
・レベリング剤(製品名「F568」、DIC社製):0.1質量部(固形分100%換算値)
・メチルイソブチルケトン(MIBK):120質量部
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):100質量部
・シリカ微粒子(平均粒径3.5μm):7質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア184」、BASFジャパン社製):4質量部
・レベリング剤(製品名「F568」、DIC社製):0.1質量部(固形分100%換算値)
・メチルイソブチルケトン(MIBK):120質量部
下記に示す組成となるように各成分を配合して、高屈折率層用組成物を得た。
(高屈折率層用組成物1)
・五酸化アンチモン微粒子(平均粒径20nm):400質量部(固形分100%換算値)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(製品名「KAYARAD DPHA」、日本化薬社製):100質量部
・重合開始剤(製品名「イルガキュア184」、BASFジャパン社製):4質量部
・レベリング剤(製品名「F568」、DIC社製):15質量部(固形分100%換算)
・メチルイソブチルケトン(MIBK):16000質量部
・五酸化アンチモン微粒子(平均粒径20nm):400質量部(固形分100%換算値)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(製品名「KAYARAD DPHA」、日本化薬社製):100質量部
・重合開始剤(製品名「イルガキュア184」、BASFジャパン社製):4質量部
・レベリング剤(製品名「F568」、DIC社製):2.5質量部(固形分100%換算値)
・メチルイソブチルケトン(MIBK):16000質量部
下記に示す組成となるように各成分を配合して、低屈折率層用組成物を得た。
(低屈折率層用組成物1)
・中空シリカ微粒子(平均粒径75nm):150質量部(固形分100%換算値)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):20質量部
・フッ素含有ポリマー(製品名「オプスターJN35」、JSR社製):80質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):25質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):10質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
・中空シリカ微粒子(平均粒径75nm):100質量部(固形分100%換算値)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):20質量部
・フッ素含有ポリマー(製品名「オプスターJN35」、JSR社製):80質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):20質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):8質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
・中空シリカ微粒子(平均粒径60nm):200質量部(固形分100%換算値)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):20質量部
・フッ素含有ポリマー(製品名「オプスターJN35」、JSR社製):80質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):30質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):12質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
・中空シリカ微粒子(平均粒径75nm):200質量部(固形分100%換算値)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):20質量部
・フッ素含有ポリマー(製品名「オプスターJN35」、JSR社製):80質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):30質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):12質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
・中空シリカ微粒子(平均粒径60nm):170質量部(固形分100%換算値)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):20質量部
・フッ素含有ポリマー(製品名「オプスターJN35」、JSR社製):80質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):27質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):10.8質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
・フッ素含有ポリマー(製品名「オプスターJN35」、JSR社製):100質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):10質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):4質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
・中空シリカ微粒子(平均粒径50nm):80質量部(固形分100%換算値)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):20質量部
・フッ素含有ポリマー(製品名「オプスターJN35」、JSR社製):80質量部(固形分100%換算値)
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):18質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):7.2質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
・中空シリカ微粒子(平均粒径60nm):55質量部(固形分100%換算値)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(製品名「KAYARAD PET−30」、日本化薬社製):100質量部
・重合開始剤(製品名「イルガキュア127」、BASFジャパン社製):4質量部
・重合性フッ素含有防汚剤(製品名「オプツールDAC」、ダイキン社製):15.5質量部(固形分100%換算値)
・重合性ケイ素含有滑り剤(製品名「X22−164E」、信越化学社製):6.2質量部
・メチルイソブチルケトン(MIBK):8000質量部
透明基材としての厚さ40μmのトリアセチルセルロース基材(製品名「KC4UAW」、コニカミノルタ社製)を準備し、トリアセチルセルロース基材の片面に、上記ハードコート用組成物1を塗布し、塗膜を形成した。次いで、形成した塗膜に対して、0.2m/sの流速で70℃の乾燥空気を15秒間流通させた後、さらに10m/sの流速で70℃の乾燥空気を30秒間流通させて乾燥させることにより塗膜中の溶剤を蒸発させ、紫外線を窒素雰囲気(酸素濃度200ppm以下)下にて積算光量が100mJ/cm2になるように照射して塗膜を硬化させることにより、屈折率が1.52および膜厚が8μmのハードコート層を形成した。次いで、ハードコート層上に、上記高屈折率層用組成物1を塗布し、塗膜を形成した。そして、形成した塗膜を、40℃で1分間乾燥させた後、窒素雰囲気(酸素濃度200ppm以下)下にて、積算光量100mJ/cm2で紫外線照射を行って硬化させて、屈折率が1.63および膜厚が150nmの高屈折率層を形成した。次いで、高屈折率層上に、低屈折率層用組成物1を塗布し、塗膜を形成した。そして、形成した塗膜を、40℃で1分間乾燥させた後、窒素雰囲気(酸素濃度200ppm以下)下にて、積算光量100mJ/cm2で紫外線照射を行って硬化させて、屈折率が1.29および膜厚が100nmの低屈折率層を形成した。これにより、サンプル1に係る反射防止フィルムを作製した。
サンプル2においては、低屈折率層用組成物1に代えて低屈折率層用組成物2を用いて反射防止フィルムの低屈折率層を形成した以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル2に係る反射防止フィルムの低屈折率層の屈折率は1.32であった。
サンプル3においては、低屈折率層用組成物1に代えて低屈折率層用組成物3を用いて反射防止フィルムの低屈折率層を形成した以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル3に係る反射防止フィルムの低屈折率層の屈折率は1.29であった。
サンプル4においては、低屈折率層用組成物1に代えて低屈折率層用組成物4を用いて反射防止フィルムの低屈折率層を形成した以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル4に係る反射防止フィルムの低屈折率層の屈折率は1.26であった。
サンプル5においては、低屈折率層用組成物1に代えて低屈折率層用組成物5を用いて反射防止フィルムの低屈折率層を形成した以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル5に係る反射防止フィルムの低屈折率層の屈折率は1.32であった。
サンプル6においては、ハードコート層用組成物1に代えてハードコート層用組成物2を用いて反射防止フィルムのハードコート層を形成し、またハードコート層の膜厚を4μmとした以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル6に係る反射防止フィルムのハードコート層の屈折率は1.52であった。
サンプル7においては、高屈折率層用組成物1に代えて高屈折率層用組成物2を用いて反射防止フィルムの高屈折率層を形成した以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル7に係る反射防止フィルムの高屈折率層の屈折率は1.63であった。
サンプル8においては、低屈折率層用組成物1に代えて低屈折率層用組成物6を用いて反射防止フィルムの低屈折率層を形成した以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル8に係る反射防止フィルムの低屈折率層の屈折率は1.42であった。
サンプル9においては、低屈折率層用組成物1に代えて低屈折率層用組成物7を用いて反射防止フィルムの低屈折率層を形成した以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル9に係る反射防止フィルムの低屈折率層の屈折率は1.36であった。
サンプル10においては、ハードコート層用組成物1に代えてハードコート層用組成物2を用いて、サンプル1と同様の方法で膜厚が4μmのハードコート層を形成し、低屈折率層用組成物1に代えて低屈折率層用組成物8を用いて反射防止フィルムの低屈折率層を形成し、かつ高屈折率層を形成しなかった以外は、サンプル1と同様にして、反射防止フィルムを作製した。サンプル10に係る反射防止フィルムのハードコート層の屈折率は1.52であり、低屈折率層の屈折率は1.42であった。
サンプル11においては、ハードコート層用組成物1に代えてハードコート層用組成物3を用いて、サンプル1と同様の方法で膜厚が4μmのハードコート層を形成して、防眩フィルムを作製した。なお、サンプル11の防眩フィルムは、ハードコート層上に高屈折率層低および低屈折率層が形成されていないものであった。サンプル11に係る防眩フィルムのハードコート層の屈折率は1.51であった。
サンプル12においては、ハードコート層用組成物1を用いて、サンプル1と同様の方法でハードコート層を形成して、ハードコートフィルムを作製した。なお、サンプル12のハードコートフィルムは、ハードコート層上に高屈折率層低および低屈折率層が形成されていないものであった。
サンプル1〜10の反射防止フィルム、サンプル11の防眩フィルムおよびサンプル12のハードコートフィルムについて、分光光度計(MPC3100、島津製作所株式会社製)を用いて、反射Y値を測定した。具体的には、それぞれのフィルムにおける表面側(サンプル1〜10の反射防止フィルムにおいては低屈折率層の表面側、サンプル11の防眩フィルムおよびサンプル12のハードコートフィルムにおいてはハードコート層の表面側)から入射角度5度の光を照射し、それぞれのフィルムで反射された正反射方向の反射光を受光して、380nm〜780nmの波長範囲の反射率を測定し、その後、人間が目で感じる明度として換算するソフトウェア(例えば、MPC3100に内蔵されたソフトウェア)によって反射Y値を算出した。なお、反射Y値の測定は、トリアセチルセルロース基材におけるハードコート層が形成されている面とは反対側の面(裏面)に黒テープ(寺岡製作所製)を貼り付けた状態で行った。
サンプル1〜10の反射防止フィルムの表面(低屈折率層の表面)、サンプル11の防眩フィルムの表面(ハードコート層の表面)およびサンプル12のハードコートフィルムの表面(ハードコート層の表面)において、十点平均粗さ(Rzjis)を測定した。Rzjisは、具体的には、表面粗さ測定器(型番:SE−3400/(株)小坂研究所製)を用いて、下記の測定条件により測定された。
1)表面粗さ検出部の触針((株)小坂研究所製の商品名SE2555N(2μ標準))
・先端曲率半径2μm、頂角90度、材質ダイヤモンド
2)表面粗さ測定器の測定条件
・基準長さ(粗さ曲線のカットオフ値λc):2.5mm
・評価長さ(基準長さ(カットオフ値λc)×5):12.5mm
・触針の送り速さ:0.5mm/s
・予備長さ:(カットオフ値λc)×2
・縦倍率:2000倍
・横倍率:10倍
指紋に対する防汚性評価
サンプル1〜10の反射防止フィルムの表面(低屈折率層の表面)、サンプル11の防眩フィルムの表面(ハードコート層の表面)およびサンプル12のハードコートフィルムの表面(ハードコート層の表面)に、それぞれ、指紋を付着させた後、旭化成株式会社製のベンコットM−3で拭取り、拭取りやすさを目視にて確認した。評価基準は以下の通りとした。
○:指紋が容易または比較的容易に拭取れた。
△:指紋を拭き取ることはできたが、容易ではなかった。
×:指紋を拭取ることができなかった。
サンプル1〜10の反射防止フィルムの表面(低屈折率層の表面)、サンプル11の防眩フィルムの表面(ハードコート層の表面)およびサンプル12のハードコートフィルムの表面(ハードコート層の表面)を、スチールウール♯0000(製品名「ボンスター」、日本スチールウール株式会社製)を用い、荷重150g/cm2を加えながら、速度100mm/秒で10往復擦った後、それぞれのトリアセチルセルロース基材におけるハードコート層が形成されている面とは反対側の面に黒いテープを貼り、傷の有無を3波長蛍光ランプ下での目視により評価した。評価基準は以下の通りとした。
○:傷が無かった。
△:傷が数本あった。
×:傷が多数あった。
サンプル1〜13に係るフィルムの中から2枚のフィルムを取り出し、一方を第1のフィルムとし、他方を第2のフィルムとした。各実施例および比較例におけるフィルムの組み合わせは、表2に示す。なお、取り出す2枚のフィルムは同一のサンプルであってもよい。そして、第1のフィルムと第2のフィルムを用いて、以下の貼り付き防止性評価および白濁感評価を行った。
まず、第1のフィルムを厚さ0.8mmのガラス板に透明粘着剤(製品名「PD−S1」、パナック社製)を介して貼り付けて、第1のサンプルを作製した。また、同様に、第2のフィルムを厚さ0.8mmのガラス板に透明粘着剤(製品名「PD−S1」、パナック社製)を介して貼り付けて、第2のサンプルを作製した。そして、第1のフィルムの表面と第2のフィルムの表面が接するように第1のサンプル上に第2のサンプルを重ねた。その状態で、第2のサンプル上から2000g/cm2の荷重を加え、その後荷重を取り除き、その状態で、第2のサンプルを第1のサンプルに対してスライドさせて、第1のフィルムと第2のフィルムの貼り付き性について調べた。評価基準は以下の通りとした。
○:第2のサンプルが第1のサンプルに対してスムーズに動き、または若干引っ掛かりがあるが動いた。
×:第2のサンプルが第1のサンプルに対して動かなかった。
まず、第1のフィルムを厚さ0.8mmのガラス板に透明粘着剤(製品名「PD−S1」、パナック社製)を介して貼り付けて、第1のサンプルを作製した。また、同様に、第2のフィルムを厚さ0.8mmのガラス板に透明粘着剤(製品名「PD−S1」、パナック社製)を介して貼り付けて、第2のサンプルを作製した。そして、第1のフィルムの表面と第2のフィルムの表面が接するように第1のサンプル上に第2のサンプルを重ねた。この状態で、暗室にて、卓上スタンド(3波長蛍光灯管)から第2のサンプルに光を照射し、白濁感が確認されるか否か調べた。評価基準は以下の通りとした。
○:白濁感が観察されなかった。
×:白濁感が観察された。
10A…画像表示面
20…表示パネル
20A…表面
25…表示素子
29…第1の反射防止フィルム
29A…表面
30…第1の透明基材
31…第1のハードコート層
32…第1の反射防止層
33…第1の高屈折率層
34…第1の低屈折率層
40…タッチパネル
40A…表面
50…センサ部
60…第2の反射防止フィルム
60A…表面
61…第2の透明基材
62…第2のハードコート層
63…第2の反射防止層
64…第2の高屈折率層
65…第2の低屈折率層
100…サンプル1
101…第1のガラス板
110…サンプル2
111…第2のガラス板
Claims (4)
- 画像を表示するための表示パネルと、前記表示パネルよりも観察者側に配置されたタッチパネルとを備えるタッチパネル付き表示装置であって、
前記表示パネルが、表示素子と、前記表示素子よりも観察者側に配置された第1の反射防止フィルムであって、観察者側に向けて、第1の透明基材と、第1のハードコート層と、第1の反射防止層とをこの順で積層し、かつ前記第1の反射防止フィルムの表面が前記表示パネルの観察者側の表面をなす第1の反射防止フィルムとを備え、
前記タッチパネルが、センサ部と、前記センサ部よりも表示パネル側に配置され、かつ前記第1の反射防止フィルムに対して離間した前記第2の反射防止フィルムであって、表示パネル側に向けて、第2の透明基材と、第2のハードコート層と、第2の反射防止層とをこの順で積層し、かつ前記第2の反射防止フィルムの表面が前記タッチパネルの表示パネル側の表面をなす第2の反射防止フィルムとを備え、
前記第1の反射防止フィルムの前記表面における十点平均粗さ(Rzjis)が10nm以上500nm以下であり、前記第2の反射防止フィルムの前記表面における前記十点平均粗さが10nm以上60nm以下である、タッチパネル付き表示装置。 - 前記第1の反射防止フィルムの前記表面と前記第2の反射防止フィルムの前記表面との間の距離が50μm以上1000μm以下である、請求項1に記載のタッチパネル付き表示装置。
- 前記第1の反射防止層が前記第1のハードコート層よりも屈折率が低い第1の低屈折率層を備え、前記第1の低屈折率層が、平均一次粒径が65nm以上85nm以下の中空シリカ微粒子と、バインダ樹脂とを含む、請求項1または2に記載のタッチパネル付き表示装置。
- 前記第2の反射防止層が前記第2のハードコート層よりも屈折率が低い第2の低屈折率層を備え、前記第2の低屈折率層が、平均一次粒径が65nm以上85nm以下の中空シリカ微粒子と、バインダ樹脂とを含む、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のタッチパネル付き表示装置。
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