JP6524425B2 - 避難装置 - Google Patents
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Description
前記浄水器21からの水はポンプPを介して屋上タンク45に導いて蛇口などの給水手段により避難時の給水を可能にするようにしてもよい。このポンプPは、ソーラー発電により常時駆動可能にしてもよい。
また、別の方法として、図1、図2に示すように、上部避難部10上に設置する避難テント41を利用して雨水の受け入れと流下とを行い浄水器21まで導いて浄化を行ってタンクに溜めるようにしてもよい。
さらに、スロープ16の面で雨水を受け入れてのちスロープ16の斜めガイド溝42を介してこれら雨水を側溝43へと導いたあとe1のルートを経由して浄水器44へまたタンク24,30や緩衝杭32などに選択的に導くようにしてもよい。
前記a、b、c、d、eの各ルートは同時に図示してあるが、これらは択一的にあるいは適宜組み合わせにより実施される。
また、屋上支柱48…を複数立設するとともにそれら支柱48の上端同士を上梁でつないで屋上構築体を形成しておいて、それに屋根ルーフ50を載せて固定しておくことで屋上避難室を構成することができるが、その場合、屋根ルーフ50を予め固定しておくと建築上の種々問題があることから、ここで、ルーフ50…の複数枚を手摺13近くの屋根ストッカー51,52,53に収容しておいて非常時に取り出して固定設置するようにすることで前記問題をなくすようにする。
さらに、前記床受材7の溝内には透水質の受ブロック53や小片54…を組み入れて透水機能を持たせながら床面材8の受担機能を発揮させるようにしてもよい。
この避難装置への登降手段には、スロープ107、上部階段108、エスカレータ109・通しエレベータ110・上部エレベータ111などが採用されている。110bは昇降キャビンである。112は緩衝杭で、津波避難装置の津波襲来想定側に左右複列をなして立設固定されている。
また、路面塀116には「避難タワーへ」123や避難方向矢印124、さらに避難姿ロゴ125などの安全標示を施してもよい。さらに、矢印と「スロープ」を組み合わせた避難方向標示126や矢印と「エレベータ エスカレータ」を組み合わせた避難方向標示127などを付して安全避難を図るようにしてもよい。
同例は、図13に示すように、ビルなどの一定高さのある建造物Aの側脇などに添って歩道201がある状況のもとで地震が発生して建造物A側から壊れたガラスや剥がれ壊れたタイル、レンガなどが矢印Pのように落下してきて歩道201上の歩行者を襲う際に有効な防護機能を発揮し得る防災シェルターについてのものである。
側部フレーム206,206もそれぞれリップ付きアングル鋼でなっていて、その溝が歩道1の長手方向に対向する形にして設けられている。
これら一対の側部フレーム206,206のビル側には、リップ付きアングル溝製のビル側フレーム207がその溝を車道202側に向けて装架固定されている。ビル側フレーム207は側部フレーム206に対し図示しない連結具および止着具により脱着自在に取り付けられている。
防護ルーフ210は、透光性のものとされているが非透光性のものでもよい。防護ルーフ210は、ポリカ以外の樹脂やアルミ合金などの軽量金属、薄板状ゴムシートなど、他の材料を使用してもよい。炭素繊維など繊維強化プラスチック類もここに含む。これらのことは以下の実施形態にも適用できる。また、図15に示すように防護ルーフ210の外周縁のうちビル側フレーム207および側部フレーム206側との間には、雨水が下方へこぼれ出ないようにコーキングのような遮水手段217を施してもよい。尚、図12に示すように、防災シェルターの隣り合う間は防雨樋226でつないでその間から歩行する人まで雨が落ちないようにする。
押さえ片223は緩衝材222のぐるり外周四辺に配されて止め付けてあるが、シェルター長手方向に平行な側辺のみに対応して配しシェルター幅方向に平行な側辺には配置しないようにすることで緩衝材222が伸びにくいシェルター長手方向に対し伸縮しやすくなるようにしてもよい。
緩衝材222は、シェルター長手方向に長い寸法Lでシェルター幅方向に短い寸法Sとされ、Lの方向にメッシュの長目方向が対応するようになっているもの(ソロバン目型)であるが、シェルター幅方向にメッシュの長目方向が対応するようになったもの(タタミ目型:図11の右上欄図示)にしてもよい。
緩衝材222は、図14に仮想線で示すように建造物A側へ延びる張出部222aを一体に備えたものにしてその部分222aで建造物A側近くを落下してくるものを受け止めて防災シェルター内に飛び込まないようにすることができる。この場合、部分222aを受け止めるためフレーム207から突出する張出梁220aを備えてもよい。この梁220aは、弾支部220から一体に伸びるものにしてもよい。
スタンダード(S)タイプのものでは、メッシュの短目方向中心間寸法SWを1とした場合メッシュの長目方向中心間寸法LWが2.2〜2.5の長さ比率とされるのが一般的であるが、この提案例の場合は、SW:LW≒1:4(10mm:40mm)とされている。この比率は1:5や1:6としてもよく、それ以上の大きな比率であってもよい。即ち、従来一般的に行われてきた前記1:2.2〜2.5の比率(スタンダードの場合)よりも大きな1:4以上になるようにY方向への引き延ばしの程度を少なく、即ち引伸率を小さく抑えて落下物からの負荷力Pが作用してもY方向に伸びやすくなるようにした。そうした緩衝材用のエキスパンドメタルの製造方法および横長状エキスパンドメタル自体をここに提案する。
尚、緩衝材222は図12に示すように上下に離間した2段層になるように配してもよい。
落下物のエネルギーによりストランドb自体が伸びて緩衝作用をするが、この例のようにストランドb自体を波型にしておくことで網目全体が縦横方向に伸縮しやすくなって緩衝作用が高く得られるようになる。図16の緩衝材232は短目中心間寸法と長目中心間寸法とが略1:3であるが、それを右欄のように1:4や1:5さらに1:6にすることもある。このようにすることで短目方向への緩衝作用がさらに高まる。緩衝材232は、図18に示すような正方形網目型にしてもよく、この場合、縦横X,Y双方向に同等比率をもって伸縮可能とされ、さらにストランドbが波型(あるいは山型)であるので高い伸縮度が得られるようになる。
Claims (1)
- 設置基盤から立設された複数本の支柱相互間には、上段とその下位段の枠を形成する外梁が設けられるとともに、各段の外梁で形成される枠内には、床梁と床受材および床面材との組み合わせにより装置本体の上部に上段避難部がそれより下位段には下段避難部が設けられ、これら上段避難部および下段避難部には設置基盤からの登降手段が設置され、雨水を溜めて飲用などに利用可能な水溜め利用手段と、降ってくる雨水を受け入れて前記水溜め利用手段まで導く水受け誘導手段とを備えている避難装置であって、前記水溜め利用手段は、上段避難部に設けられた屋上タンク並びに下段避難部に設けられた上部水タンクとを有し、前記水受け誘導手段は、上段避難部の床面材を多孔質とし床受材を折版型のものにするとともに床受材で集められた雨水を下位段に設けた浄水器に導いてソーラー発電を電源とするポンプを介して前記屋上タンクに導かれるように構成される一方、前記浄水器は上部水タンクにも接続されていることを特徴とする避難装置。
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