JP6524036B2 - 無線通信システムおよび無線遠隔制御システム - Google Patents
無線通信システムおよび無線遠隔制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6524036B2 JP6524036B2 JP2016143731A JP2016143731A JP6524036B2 JP 6524036 B2 JP6524036 B2 JP 6524036B2 JP 2016143731 A JP2016143731 A JP 2016143731A JP 2016143731 A JP2016143731 A JP 2016143731A JP 6524036 B2 JP6524036 B2 JP 6524036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless communication
- unit
- state
- communication unit
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000006854 communication Effects 0.000 title claims description 617
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 617
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 208
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 68
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 43
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 37
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 claims description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 141
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 65
- 102100036409 Activated CDC42 kinase 1 Human genes 0.000 description 51
- 101000928956 Homo sapiens Activated CDC42 kinase 1 Proteins 0.000 description 51
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 26
- 101100288236 Arabidopsis thaliana KRP4 gene Proteins 0.000 description 15
- 101100433979 Bos taurus TNK2 gene Proteins 0.000 description 15
- 101100385394 Zea mays ACK2 gene Proteins 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 10
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 208000032370 Secondary transmission Diseases 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
Images
Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、高品質な通信を実現できる無線通信システムおよび無線遠隔制御システムを提供することを目的とする。
〈第1実施形態の構成〉
図1は、本発明の第1実施形態による無線遠隔制御システムSAのブロック図である。
無線遠隔制御システムSAは、コントローラCA(第1の無線局)と、移動体MA(第2の無線局)とを有している。
移動体MAは、無線で遠隔制御される装置である。移動体MAは、例えばロボットであり、建設現場や災害現場等、人が進入し難い場所で各種作業を行う。コントローラCAは、ユーザの操作または制御コンピュータ等の指令により、移動体MAを遠隔操作する。
(全体動作の例)
図2は、本実施形態における無線遠隔制御システムSA(無線通信システム)の動作の一例を示すフローチャートである。ステップS11において処理がスタートし、ステップS12にてコントローラCAにて、品質不良信号QNG(すなわち主伝送路P1の通信品質の不良)が検出されたとする。この場合、ステップS13では、制御信号CSの送信周波数がf1からf2に切り替えられる。次に、処理がステップS14に進むと、移動体MAにおいて、制御信号CSの受信周波数の変更(f1からf2への変更)が検知される。
図3は、本実施形態におけるコントローラCAの状態遷移図である。コントローラCAが起動されると、起動状態101が開始され、各種初期設定が行われる。初期設定が終了すると、コントローラCAは通信確立待機状態102に遷移する。ここでは、コントローラCAの主無線通信部11は、移動体MAの主無線通信部21との間で通信を確立する。通信が確立すると、コントローラCAの状態は、主無線通信状態103に遷移する。
図4は、本実施形態における移動体MAの状態遷移図である。移動体MAが起動されると、起動状態201が開始され、各種初期設定が行われる。初期設定が終了すると、移動体MAは、通信確立待機状態202に遷移する。ここでは、移動体MAの主無線通信部21は、コントローラCAの主無線通信部11との間で通信を確立する。通信が確立すると、移動体MAの状態は、主無線通信状態203に遷移する。但し、主無線通信状態203においても、副無線通信部22が制御信号CSを受信する可能性がある。このため、制御信号受信監視部23は、主無線通信部21および副無線通信部22の双方を監視する。
上述したように、コントローラCAのTS送信状態109(図3参照)においては、テスト信号TSが出力される。移動体MAの副無線通信状態207において、主無線通信部21が該テスト信号TSを受信すると、移動体MAの状態は、ACK送信状態211に遷移する。ここでは、移動体制御部20Aは、主無線通信部21を介して確認応答信号ACKをコントローラCAに返信し、移動体MAの状態は副無線通信状態207に戻る。
図5は、本実施形態におけるタイムチャートである。
図5は、主として、コントローラCAおよび移動体MAにおける主無線通信部11,21および副無線通信部12,22の切替動作の遷移を示す。
時刻t2において、コントローラCAおよび移動体MAが起動されたとする。両者は、時刻t4まで、相互に主伝送路P1における通信を確立させる。この期間の動作は、通信確立待機状態102,202(図3および図4参照)に対応する。その後、時刻t6〜t8において、コントローラCAおよび移動体MAは、主無線通信状態103,203になっており、主伝送路P1を介して、相互に各種信号を送受信する。
以上のように、本実施形態によれば、コントローラCAは主伝送路P1の通信品質に基づいて搬送周波数f1,f2を選択し、移動体MAは、コントローラCAが選択した搬送周波数f1,f2に追従して搬送周波数f1,f2を選択することができる。
例えば、コントローラCAが、受信したセンサデータSDに基づいて制御信号CSを生成する場合、センサデータSDをなるべく途切れさせないようにすることが望ましい。本実施形態によれば、コントローラCAは、移動体MAとの間で事前のネゴシエーションをすることなく、搬送周波数f1,f2を切り替えることができるため、センサデータSDが途切れる時間を極めて短くすることができるという効果を奏する。
〈第2実施形態の構成および全体動作〉
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態のハードウエア構成は、第1実施形態のもの(図1)と同様である。第1実施形態では、コントローラCAがテスト信号TSを移動体MAに送信し、その返信として移動体MAはコントローラCAに確認応答信号ACKを送信していた。これに対して、第2実施形態では、移動体MAは、自発的かつ定期的に、主伝送路P1を介して、「被テスト信号HTS」という信号をコントローラCAに伝送する点が異なっている。
以下、図6および図7を参照し、その詳細を説明する。ここで、図6はコントローラCAの状態遷移図であり、図7は移動体MAの状態遷移図である。なお、これらの図において、図1〜図5の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図6において、起動状態101、通信確立待機状態102、主無線通信状態103、CS送信状態104、受信処理状態105、CS送信状態107、および受信処理状態108における動作は、第1実施形態のもの(図3参照)と同様である。
また、図7において、起動状態201、通信確立待機状態202、主無線通信状態203、SD送信状態204、周波数判定状態205、受信処理状態206、SD送信状態208、周波数判定状態209、および受信処理状態210における動作は、第1実施形態のもの(図4)と同様である。
但し、本実施形態においては、第1実施形態の副無線通信状態207に代えて、副無線通信状態213が適用され、主無線通信状態203において搬送周波数f2が検出されると、移動体MAの状態は副無線通信状態213に遷移する。第1実施形態のものと同様に、副無線通信状態213において制御信号CSを受信した場合、移動体MAの状態は周波数判定状態209および受信処理状態210に順次遷移し、センサデータSDを取得した場合は、SD送信状態208に遷移する。
図8は、本実施形態におけるタイムチャートである。
図8において、時刻t2〜t8の動作は、第1実施形態のもの(図5参照)と同様である。すなわち、コントローラCAは通信確立待機状態102を経て主無線通信状態103に遷移し、移動体MAは通信確立待機状態202を経て主無線通信状態203に遷移する。そして、時刻t8において、不図示であるが、主伝送路P1の通信品質が悪化し、主無線通信品質監視部13(図1参照)が品質不良信号QNGを出力したこととしている。
以上のように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、本実施形態によれば、コントローラCAは、テスト信号TS(図5参照)を送信する必要がなくなるため、副無線通信部12を用いた場合におけるコントローラCAの処理を簡略化できるとともに、コントローラCAの消費電力をさらに低減できる。これにより、コントローラCAがバッテリ等で駆動される場合には、さらに長い動作時間を確保できるという効果も奏する。
〈第3実施形態の構成および全体動作〉
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態のハードウエア構成は、第1実施形態のもの(図1)と同様である。第1実施形態では、コントローラCAが品質良好信号QGまたは品質不良信号QNGを検出すると、直ちに搬送周波数f1,f2を切り替えていた。これに対して、本実施形態においては、搬送周波数を切り替える状況が生じた際、その旨を移動体MAに指示し、移動体MAからの確認応答信号を待って実際に搬送周波数f1,f2を切り替えようとするものである。
以下、図9および図10を参照し、その詳細を説明する。ここで、図9はコントローラCAの状態遷移図であり、図10は移動体MAの状態遷移図である。なお、これらの図において、図1〜図8の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図9において、起動状態101、通信確立待機状態102、CS送信状態104、受信処理状態105、CS送信状態107、および受信処理状態108、TS送信状態109および通信品質良否判定状態110における動作は、第1実施形態のもの(図3参照)と同様である。
次に、図10を参照し、移動体MAの動作を説明する。
図10において、起動状態201、通信確立待機状態202、SD送信状態204,208における動作は、第1実施形態のもの(図4)と同様である。
但し、本実施形態においては、第1実施形態の主無線通信状態203および副無線通信状態207に代えて、主無線通信状態215および副無線通信状態217が適用される。
以上のように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、本実施形態によれば、コントローラCAは、搬送周波数f1,f2を切り替える際に、事前に移動体MAとの間で周波数切替指示CF1,CF2および周波数切替応答信号ACK1,ACK2をやりとりする。これにより、移動体MAにて搬送周波数f1,f2の切替を確実に認識させた後に搬送周波数を切り替えることができ、信頼性の高い通信を実現できる。本実施形態は、主伝送路P1の通信品質の良否が頻繁に変動しやすく、副伝送路P2経由の通信を安易に主伝送路P1経由の通信に切り替えることが難しい場合に用いて、特に好ましい。
〈第4実施形態の全体構成〉
次に、図11〜図13を参照し、本発明の第4実施形態について説明する。なお、これらの図において、図1〜図10の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
上述した第1実施形態では、コントローラCAが主伝送路P1の通信品質を評価し、搬送周波数f1,f2の何れかを選択するものであった。これに対して、本実施形態では、移動体MB(図11参照)が主伝送路P1の通信品質を評価し、搬送周波数f1,f2を選択するものである。
無線遠隔制御システムSBは、コントローラCB(第1の無線局)と、移動体MB(第2の無線局)とを有している。第1実施形態のコントローラCAおよび移動体MA(図1参照)と比較すると、本実施形態のコントローラCAおよび移動体MBには、コントローラ制御部10Aおよび移動体制御部20Aに代えて、コントローラ制御部10Bおよび移動体制御部20Bが適用されている。ここで、コントローラ制御部10Bは、周波数選択部14と、送受信処理部16と、センサデータ受信監視部17(データ受信監視部)と、を有しており、移動体制御部20Bは、周波数選択部24と、送受信処理部26と、主無線通信品質監視部27(第2の通信品質監視部)と、を有している。
(コントローラCBの動作)
図12は、本実施形態におけるコントローラCBの状態遷移図である。コントローラCBが起動されると、起動状態101が開始され、各種初期設定が行われる。初期設定が終了すると、コントローラCBは通信確立待機状態102に遷移する。そして、通信が確立すると、コントローラCBの状態は、主無線通信状態117に遷移する。
図13は、本実施形態における移動体MBの状態遷移図である。移動体MBが起動されると、起動状態201が開始され、各種初期設定が行われる。初期設定が終了すると、移動体MBは、通信確立待機状態202に遷移する。ここでは、移動体MBの主無線通信部21は、コントローラCBの主無線通信部11との間で通信を確立する。通信が確立すると、移動体MBの状態は、主無線通信状態220に遷移する。
以上のように、本実施形態によれば、第1実施形態においてコントローラCAが行っていた通信品質の管理を移動体MBで行うことができる。これにより、移動体MBが送信するセンサデータSDの通信品質が不良である場合であっても、コントローラCBが送信する制御信号CSの通信品質が良好であれば、主伝送路P1にて通信を継続することができる。本実施形態は、例えば、ユーザが移動体MBを目視しながら操作する用途等、センサデータSDが直接的には操作に影響しない用途(換言すれば、コントローラCBから移動体MBに制御信号CSを伝送できれば、ほぼ足りる用途)に適用すると好ましい。
〈第5実施形態の全体構成〉
次に、図14〜図17を参照し、本発明の第5実施形態について説明する。なお、これらの図において、図1〜図13の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図14は、第5実施形態による無線遠隔制御システムSC(無線通信システム)のブロック図である。
無線遠隔制御システムSCは、コントローラCC(第1の無線局)と、移動体MC(第2の無線局)と、を有している。第1実施形態のコントローラCAおよび移動体MA(図1参照)と比較すると、本実施形態のコントローラCCおよび移動体MCには、コントローラ制御部10Aおよび移動体制御部20Aに代えて、コントローラ制御部10Cおよび移動体制御部20Cが適用されている。
(コントローラCCの動作)
図15は、本実施形態におけるコントローラCCの状態遷移図である。
コントローラCCが起動されると、起動状態101にて各種初期設定が行われる。次に、通信確立待機状態102にて主伝送路P1の通信が確立すると、コントローラCCの状態は、主無線通信状態122に遷移する。
主無線通信状態122にて制御信号生成部15からコントローラ制御部10Cに制御信号CSが入力されると、コントローラCCの状態は、CS送信状態104に遷移する。ここでは、第1実施形態と同様に、入力された制御信号CSが、主無線通信部11を介して移動体MCに送信され、コントローラCCの状態は主無線通信状態122に戻る。
また、副無線通信状態123において、コントローラCCが主無線通信部11を介してテスト信号TSを受信すると、コントローラCCの状態は、ACK送信状態121に遷移する。ここでは、第4実施形態のものと同様に、コントローラ制御部10Cは、主無線通信部11を介して確認応答信号ACKを移動体MCに返信し、コントローラCCの状態は副無線通信状態119に戻る。
図16は、本実施形態における移動体MCの状態遷移図である。
移動体MCが起動されると、起動状態201が開始され、各種初期設定が行われる。初期設定が終了すると、移動体MCは、通信確立待機状態202に遷移する。ここでは、移動体MCの主無線通信部21は、コントローラCCの主無線通信部11との間で通信を確立する。通信が確立すると、移動体MCの状態は、主無線通信状態224に遷移する。
また、主無線通信状態224において、主無線通信品質監視部27が品質不良信号QNGを出力すると、移動体MCの状態は副無線通信状態225に遷移する。すなわち、周波数選択部24によって副無線通信部22が選択され、副無線通信部22および副伝送路P2を介して移動体MCはコントローラCCと通信する。
図17は、本実施形態におけるタイムチャートである。
図17において、時刻t2〜t8の動作は、第1実施形態のもの(図5参照)と同様である。すなわち、コントローラCCは通信確立待機状態102を経て主無線通信状態122に遷移し、移動体MCは通信確立待機状態202を経て主無線通信状態224に遷移する。そして、時刻t8において主伝送路P1の通信品質が悪化し、コントローラCCまたは移動体MCの何れかが品質不良信号QNGを検出したこととしている。
以上のように、本実施形態によれば、通信品質の監視をコントローラCCおよび移動体MCの双方で行うことができ、少なくとも一方において通信品質の不良を検出できれば、搬送周波数f1,f2を切り替えることができる。このため、本実施形態は、コントローラCCの主無線通信部11の送信信号と、移動体MCの主無線通信部21の送信信号との間に、通信品質の差が生じやすい場合に適用して特に好ましい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。また、図中に示した制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上で必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
具体的には、所定の測定期間(例えばT秒)毎の主無線通信部11の受信パケット数を測定し、各測定期間の受信パケット数と、所定の閾値と比較することで評価することが考えられる。これは、スループットが大きいほど、通信品質が良好であると考えられるためである。例えば、第1実施形態の主無線通信状態103において、受信パケット数が閾値未満である測定期間がK1回連続すると、「主伝送路P1の通信品質は不良である」と判定するとよい。また、副無線通信状態106においては、主無線通信部11の受信パケット数が閾値以上である測定期間がK2回連続すると、「主伝送路P1の通信品質は良好である」と判定するとよい。
例えば、第1実施形態の主無線通信状態103においては、前回の受信時刻からの経過時間Tが閾値T1以上となったケースがL1回連続で生じたとき、「主伝送路P1の通信品質は不良である」と判定するとよい。
また、副無線通信状態106においては、前回の受信時刻からの経過時間Tが閾値T2未満となったケースがL2回連続で生じたとき、「主伝送路P1の通信品質は良好である」と判定するとよい。ここで、閾値T2は、上述したテスト信号TSの送信間隔(N1秒)よりも長い時間にするとよい。
12 副無線通信部(第2の無線通信部)
13 主無線通信品質監視部(第1の通信品質監視部)
14 周波数選択部(第1の選択部)
17 センサデータ受信監視部(データ受信監視部)
21 主無線通信部(第3の無線通信部)
22 副無線通信部22(第4の無線通信部)
23 制御信号受信監視部
24 周波数選択部(第2の選択部)
25 センサ部
26 送受信処理部(伝送レート設定部)
27 主無線通信品質監視部(第2の通信品質監視部)
ACK 確認応答信号
ACK1 周波数切替応答信号(第1の周波数切替応答信号)
ACK2 周波数切替応答信号(第2の周波数切替応答信号)
CA,CB,CC コントローラ(第1の無線局)
CF1 周波数切替指示(第1の周波数切替指示)
CF2 周波数切替指示(第2の周波数切替指示)
CS 制御信号
TS テスト信号
MA,MB,MC 移動体(第2の無線局)
SA,SB,SC 無線遠隔制御システム(無線通信システム)
f1 搬送周波数(第1の搬送周波数)
f2 搬送周波数(第2の搬送周波数)
Claims (4)
- 制御信号を送信する第1の無線局と、前記第1の無線局から前記制御信号を受信するとともに前記第1の無線局にデータを送信する第2の無線局とを有し、
前記第1の無線局は、
第1の搬送周波数を用いて前記第2の無線局と双方向通信する第1の無線通信部と、
前記第1の搬送周波数とは異なる第2の搬送周波数を用いて前記第2の無線局と双方向通信する第2の無線通信部と、
前記第1の無線通信部が前記第2の無線局から受信した受信信号に基づいて、前記第1の搬送周波数に係る通信品質が良好であるか不良であるかを判定する第1の通信品質監視部と、
前記第1の通信品質監視部の判定結果に基づいて、前記第1の無線通信部または前記第2の無線通信部のうち一方をデータ受信用の通信部として選択する第1の選択部と、
を有するものであり、
前記第2の無線局は、
前記第1の搬送周波数を用いて前記第1の無線通信部と双方向通信する第3の無線通信部と、
前記第2の搬送周波数を用いて前記第2の無線通信部と双方向通信する第4の無線通信部と、
前記第3の無線通信部または前記第4の無線通信部のうち何れが前記第1の無線局からの前記制御信号を受信したかを判定する制御信号受信監視部と、
前記制御信号受信監視部の判定結果に基づいて、前記第3の無線通信部または前記第4の無線通信部のうち一方をデータ送信用の通信部として選択する第2の選択部と、
前記第3の無線通信部が選択された場合の伝送レートを、前記第4の無線通信部が選択された場合の伝送レートよりも大きくなるように、前記データの伝送レートを設定する伝送レート設定部と、
を有するものであり、
前記第1の選択部は、前記第1の搬送周波数に係る通信品質が良好であると前記第1の通信品質監視部が判定した場合は前記第1の無線通信部を選択する一方、前記第1の搬送周波数に係る通信品質が不良であると前記第1の通信品質監視部が判定した場合は前記第2の無線通信部を選択するものであり、
前記第1の無線通信部は、前記第1の選択部によって前記第2の無線通信部が選択されている場合に、所定のテスト信号を前記第2の無線局に送信するものであり、
前記第3の無線通信部は、前記第2の選択部によって前記第4の無線通信部が選択されている場合に、前記テスト信号を受信すると、前記第1の無線通信部に対して確認応答信号を返信するものであり、
前記第1の通信品質監視部は、前記確認応答信号に基づいて、前記第1の搬送周波数に係る通信品質を監視するものである
ことを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1の選択部は、
前記第1の搬送周波数に係る通信品質が良好であると前記第1の通信品質監視部が判定した場合は、前記第2の無線通信部から第1の周波数切替指示を送信するとともに、前記第2の無線通信部が、前記第1の周波数切替指示に対応する第1の周波数切替応答信号を受信すると、前記第1の無線通信部を選択する機能と、
前記第1の搬送周波数に係る通信品質が不良であると前記第1の通信品質監視部が判定した場合は、前記第1の無線通信部から第2の周波数切替指示を送信するとともに、前記第1の無線通信部が、前記第2の周波数切替指示に対応する第2の周波数切替応答信号を受信すると、前記第2の無線通信部を選択する機能と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記第2の無線通信部および前記第4の無線通信部のリンクマージンは、前記第1の無線通信部および前記第3の無線通信部のリンクマージンよりも大きい
ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。 - 請求項1または2に記載の無線通信システムと、
前記第2の無線局に設けられ、測定対象の物理量の測定結果を、前記データとして前記伝送レート設定部に供給するセンサ部と、
前記第2の無線局に設けられ、前記第3の無線通信部または前記第4の無線通信部が受信した前記制御信号に基づいて可動部品を駆動する駆動部と、
を有することを特徴とする無線遠隔制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016143731A JP6524036B2 (ja) | 2016-07-21 | 2016-07-21 | 無線通信システムおよび無線遠隔制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016143731A JP6524036B2 (ja) | 2016-07-21 | 2016-07-21 | 無線通信システムおよび無線遠隔制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018014647A JP2018014647A (ja) | 2018-01-25 |
JP6524036B2 true JP6524036B2 (ja) | 2019-06-05 |
Family
ID=61021320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016143731A Expired - Fee Related JP6524036B2 (ja) | 2016-07-21 | 2016-07-21 | 無線通信システムおよび無線遠隔制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6524036B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7322524B2 (ja) | 2019-06-07 | 2023-08-08 | 株式会社村田製作所 | 通信システム、及び通信装置 |
JP7115426B2 (ja) * | 2019-06-28 | 2022-08-09 | 株式会社豊田自動織機 | 通信装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006014230A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Toshiba Corp | 無線通信システム及び通信端末 |
JP2008148134A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Toshiba Digital Media Engineering Corp | 移動通信システム、基地局装置および移動無線端末装置 |
JP4861920B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2012-01-25 | 株式会社日立製作所 | 無線周波数選択方法、無線通信機並びに無線通信システム |
JP2012253652A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Hitachi Ltd | 無線通信ネットワークシステム、無線通信装置及び無線通信方法 |
JP6330599B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2018-05-30 | パナソニック株式会社 | 通信装置及び通信方法 |
JP2015201728A (ja) * | 2014-04-07 | 2015-11-12 | 株式会社日立製作所 | 機器制御システム及び機器制御方法 |
-
2016
- 2016-07-21 JP JP2016143731A patent/JP6524036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018014647A (ja) | 2018-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5268777B2 (ja) | 送受信装置 | |
JP4835723B2 (ja) | 無線通信装置及びプログラム | |
EP2962426B1 (en) | Method and apparatus for monitoring internet connection status in wireless communication system | |
JP4830809B2 (ja) | 遠隔制御装置および遠隔制御方法 | |
KR20220137721A (ko) | 빔 실패 복구 방법, 단말기 및 네트워크 기기 | |
JP6524036B2 (ja) | 無線通信システムおよび無線遠隔制御システム | |
JP2010219643A (ja) | リモートコントローラおよびリモートコントロールシステム | |
JP2007189549A (ja) | 電力線搬送通信用モデム | |
WO2014192689A1 (ja) | 無線通信システム及び通信方法 | |
US9489833B2 (en) | Remote control and communication method for remote control | |
KR20150135975A (ko) | 열차의 무선 통신 장치를 제어하는 시스템 및 방법, 그리고 원격으로 열차를 관리하는 방법 및 시스템 | |
JP5295052B2 (ja) | 無線端末装置、無線通信システム、無線通信方法 | |
KR101037679B1 (ko) | 실시간 끊김없는 무선 데이터 전송 시스템, 및 방법 | |
JP4378888B2 (ja) | 無線通信ネットワークシステム、無線接続方法及びプログラム | |
JP2006324958A (ja) | 移動局装置及び通信方式選択方法及び通信方式選択プログラム | |
JP2016119638A (ja) | 無線通信装置および通信方法 | |
WO2016208136A1 (ja) | 火災警報器および火災警報システム | |
JP2017204720A (ja) | 通信装置 | |
JP2011061679A (ja) | 無線端末装置、無線通信システム、無線通信方法 | |
JP2006211480A (ja) | データ送信装置及びデータ収集システム | |
JP2007274273A (ja) | 無線通信システム | |
JP2004007148A (ja) | 画像伝送装置 | |
US20230074632A1 (en) | Information processing apparatus, control method, communication control device, and communication control method | |
JP2016220161A (ja) | 無線通信システム及び無線通信装置 | |
JP4715061B2 (ja) | 送受信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6524036 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |