JP4378888B2 - 無線通信ネットワークシステム、無線接続方法及びプログラム - Google Patents

無線通信ネットワークシステム、無線接続方法及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばBluetooth(以下「ブルートゥース」と称する)などの家庭内無線LANシステムに好適な無線通信ネットワークシステム、無線接続方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、IEEE802.11標準仕様を基本仕様として定めたブルートゥース技術を適用する近距離の無線通信ネットワークシステムが、一般家庭やオフィスの内外を問わず多岐に渡って考えられており、一部商品化されている。
【0003】
しかるに、ブルートゥースのように1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成されるような、ピコネットと呼称される無線通信ネットワークシステムでは、ネットワーク形成時には電波の伝搬状態が良かった場合でも、運用途中でマスタ機に対してスレーブ機が電波が遮断されるような位置に移動すると、そのスレーブ機はネットワークから切断されてしまう。
【0004】
図8及び図9はこのようなネットワークの運用状況を例示するものである。運用当初、図8に示すように1台のマスタ機Mと第1乃至第3のスレーブ機S1〜S3とがそれぞれ接続されているものとする。
【0005】
このとき、第1のスレーブ機S1の近傍には障害物Oがあるものの、マスタ機Mと第1のスレーブ機S1との直線上に位置しているわけではないため、マスタ機Mと第1のスレーブ機S1との接続は確保されている。
【0006】
しかして、図9に示すように第1のスレーブ機S1が移動することで、障害物Oによりマスタ機Mと第1のスレーブ機S1との接続が切断された場合、マスタ機Mは第2及び第3のスレーブ機S2,S3との接続は維持できるが、第1のスレーブ機S1が再び接続可能な位置まで移動しない限り第1のスレーブ機S1との接続を回復することはできない。
【0007】
したがって、第1のスレーブ機S1は再びマスタ機Mと接続可能な位置まで移動するまでの間、このネットワークに参加することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した如くブルートゥースのピコネットの形成方法においては、ネットワークの形成当初に1台のマスタ機に対して複数台のスレーブ機が接続状態にあったとしても、その後にスレーブ機が移動してマスタ機との間で電波が届かない状態となると、そのスレーブ機はマスタ機との接続が切断されてネットワークには参加できなくなる。
【0009】
そして、一旦マスタ機との接続が切断されると、そのスレーブ機は再びマスタ機との間で電波が届く位置に移動するまでは、ネットワークに接続することができないという不具合があった。
【0010】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、スレーブ機の移動等によりマスタ機との接続が一時的に切断してしまった場合でも、自動的にそのスレーブ機との接続を回復してネットワークの関係を維持することが可能な無線通信ネットワークシステム、無線接続方法及びプログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムにおいて、マスタ機は、複数台のスレーブ機それぞれからの受信レベルをモニタする一方、上記各スレーブ機も他のスレーブ機からの受信レベルをモニタし、スレーブ機の一部からの受信レベルが予め定めた基準値を下回った場合にマスタ機は、そのスレーブ機からの受信レベルが上記基準値以上を維持している他のスレーブ機を選択し、選択したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なうことを特徴とする。
【0012】
このようなシステム構成とすれば、マスタ機だけでなく各スレーブ機間でも互いの受信レベルをモニタしておき、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でも直ちにネットワーク接続関係を回復することができる。
【0013】
請求項2記載の発明は、1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムにおいて、マスタ機は、複数台のスレーブ機との接続状態を常時認識しておき、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でマスタ機は、そのスレーブ機と接続するように他のスレーブ機に要求し、この要求に答えて上記接続が断たれたスレーブ機と接続を確保したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なうことを特徴とする。
【0014】
このようなシステム構成とすれば、各スレーブ機との間の接続状態をモニタしているマスタ機が、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でそのスレーブ機と接続可能な他のスレーブ機を見つけて新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でもネットワーク接続関係を回復することができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムでの無線接続方法において、マスタ機は、複数台のスレーブ機それぞれからの受信レベルをモニタする一方、上記各スレーブ機も他のスレーブ機からの受信レベルをモニタし、スレーブ機の一部からの受信レベルが予め定めた基準値を下回った場合にマスタ機は、そのスレーブ機からの受信レベルが上記基準値以上を維持している他のスレーブ機を選択し、選択したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なうことを特徴とする。
【0016】
このような方法とすれば、マスタ機だけでなく各スレーブ機間でも互いの受信レベルをモニタさせておき、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でも直ちにネットワーク接続関係を回復することができる。
【0017】
請求項4記載の発明は、1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムでの無線接続方法において、マスタ機は、複数台のスレーブ機との接続状態を常時認識しておき、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でマスタ機は、そのスレーブ機と接続するように他のスレーブ機に要求し、この要求に答えて上記接続が断たれたスレーブ機と接続を確保したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なうことを特徴とする。
【0018】
このような方法とすれば、各スレーブとの間の接続状態をモニタしているマスタ機により、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でそのスレーブ機と接続可能な他のスレーブ機を見つけて新たなマスタ機として自動的に切換えさせるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でもネットワーク接続関係を回復することができる。
【0019】
請求項5記載の発明は、複数台のスレーブ機との間で無線通信ネットワークシステムを形成するマスタ機が内蔵したコンピュータで実行されるプログラムであって、複数台のスレーブ機それぞれからの受信レベルを検出するモニタするモニタ工程と、上記各スレーブ機に対し、他のスレーブ機からの受信レベルのモニタを要求するモニタ要求工程と、上記モニタ工程でスレーブ機の一部からの受信レベルが予め定めた基準値を下回った場合に、そのスレーブ機からの受信レベルが上記基準値以上を維持している他のスレーブ機を選択する選択工程と、この選択工程で選択したスレーブ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう交換工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0020】
このようなプログラム内容とすれば、マスタ機だけでなく各スレーブ機間でも互いの受信レベルをモニタさせておき、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でも直ちにネットワーク接続関係を回復することができる。
【0021】
請求項6記載の発明は、複数台のスレーブ機との間で無線通信ネットワークシステムを形成するマスタ機が内蔵したコンピュータで実行されるプログラムであって、上記複数台のスレーブ機との接続状態を常時認識する認識工程と、この認識工程でスレーブ機の一部との接続が断たれたと認識した時点で、そのスレーブ機と接続するように他のスレーブ機に要求する要求工程と、この要求工程での要求に答えて上記接続が断たれたスレーブ機と接続を確保したスレーブ機から送られてくる応答を受信する応答受信工程と、この応答受信工程で応答を送ってきたスレーブ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう交換工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0022】
このようなプログラム内容とすれば、各スレーブ機との間の接続状態をモニタしているマスタ機により、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でそのスレーブ機と接続可能な他のスレーブ機を見つけて新たなマスタ機として自動的に切換えさせるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でもネットワーク接続関係を回復することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下本発明をブルートゥース技術を用いた無線通信ネットワークシステムに適用した実施の一形態について図面を参照して説明する。
【0024】
なお、ネットワークシステム全体のマスタ機とスレーブ機の構成は上記図8に示した場合と同じ、すなわち1台のマスタ機Mに対して3台のスレーブ機S1〜S3が接続されてピコネットを構成するものとして、同一機には同一符号を付すこととし、その図示及び説明を省略する。
【0025】
図1はマスタ機M及び第1乃至第3のスレーブ機S1〜S3にそれぞれ共通して設けられるブルートゥースの通信回路の構成を示すもので、アンテナ11、RF部12、ベースバンド部13、及びリンク制御部14から構成される。
【0026】
RF部12は、その送信側において、ベースバンド部13から受取った送信すべきパケットデータを2.45[GHz]帯の無線周波数信号に変調してアンテナ11より送信出力させる。
【0027】
またRF部12の受信側においては、送られてきたパケットデータをアンテナ47で受信し、増幅、復調してベースバンド部13へ出力すると共に、パケットデータ中に含まれている受信レベルを表すRSSI(Received Signal Strength Indicator:受信電界強度)信号をRSSI検出部12aで検出してリンク制御部14のRSSI監視部14aへ出力する。
【0028】
ベースバンド部13は、その送信側で送信すべき情報から所定のフォーマットに従ったパケットデータを作成してRF部12へ出力する一方、受信側ではRF部12で復調したパケットデータに誤り訂正処理等を施すことで受信情報を抽出してリンク制御部14へ出力する。
【0029】
リンク制御部14は、この回路におけるネットワーク接続時のリンク制御と管理とを行なうもので、特にRSSI監視部14aでは図2に示すように他の各機器からの受信信号中から抽出したRSSIをRSSIテーブルTに更新記憶しておくことで、それぞれとの機器との間の接続状態を把握することができる。
【0030】
図2はRSSI監視部14aに記憶されるRSSIテーブルTの構成を示すもので、ここでは特にマスタ機Mの同RSSIテーブルTの内容を示している。
【0031】
図示する如くRSSIテーブルTは、ネットワーク接続されている全機器、すなわちマスタ機M及び各スレーブ機S1〜S3から受信するRSSI値をそのパケットデータのヘッダに付加されているID情報に基づいて該当する機器の欄に更新記憶するようになるもので、自機に該当するRSSI値のみが空欄となる。
【0032】
次に上記実施の形態の動作について説明する。
【0033】
図3は主としてマスタ機Mのリンク制御部14が実行する処理内容を示すもので、その処理当初には所定周期毎に各スレーブ機S1〜S3のRSSI信号をモニタしてRSSI監視部14aのRSSIテーブルTを更新記憶した上で(ステップA01)、予め設定されているしきい値を下回るRSSI値のものがあるか否かを判断する(ステップA02)、という処理を繰返し実行することで、各スレーブ機S1〜S3との接続が維持されているかどうかを把握している。
【0034】
このとき、同時に各スレーブ機S1〜S3においても、マスタ機Mと自機を除く他のスレーブ機から得られるRSSI値を同様にRSSI監視部14aのRSSIテーブルTに更新記憶しているものとする。
【0035】
図4(1)はマスタ機Mで把握している第1のスレーブ機S1と第2のスレーブ機S2からの各RSSI値の時系列上の変化を例示するものである。
【0036】
上記図9で示したように第1のスレーブ機S1が図8で示した状態から移動することで、マスタ機Mと第1のスレーブ機S1との間に障害物Oが位置し、マスタ機Mで得られる第1のスレーブ機S1からのRSSI値のみが順次低下したものとする。
【0037】
図4(1)中に示すタイミングt1を越えた時点で第1のスレーブ機S1からのRSSI値がしきい値を下回ることとなり、マスタ機Mはこの時点でステップA02によりこれを判断して、次にまだ良好な接続関係を維持している第2のスレーブ機S2と第3のスレーブ機S3の中から1つ、例えば第2のスレーブ機S2を選択する(ステップA03)。
【0038】
次いでマスタ機Mはこの選択した第2のスレーブ機S2に対し、上記接続が断たれた第1のスレーブ機S1からのRSSI値がしきい値以上であるか否かにより、この選択した第2のスレーブ機S2は依然第1のスレーブ機S1との良好な接続状態を維持しているか否かを判断する(ステップA04)。
【0039】
図4(2)はこの第2のスレーブ機S2で把握しているマスタ機Mと第1のスレーブ機S1からの各RSSI値の時系列上の変化を例示するものである。
【0040】
上記図9で示したように第1のスレーブ機S1が図8で示した状態から移動することで、マスタ機Mと第1のスレーブ機S1との間に障害物Oが位置したとしても、この第2のスレーブ機S2における第1のスレーブ機S1からのRSSI値は低下しておらず、第2のスレーブ機S2は依然第1のスレーブ機S1と良好な接続状態を維持していることがわかる。
【0041】
したがって、上記ステップA04では第2のスレーブ機S2が受信する第1のスレーブ機S1からのRSSI値が充分しきい値を越えているものとして、マスタ機Mのリンク制御部14により第2のスレーブ機S2に対してマスタ/スレーブスイッチ要求を送出し、このピコネット内におけるマスタ機とスレーブ機としての役割をスイッチする(ステップA06)。
【0042】
また、上記ステップA04において、選択したスレーブ機が、マスタ機Mとの接続が断たれたスレーブ機から得るRSSI値がしきい値を下回ると判断した場合には、マスタ機M同様にその選択したスレーブ機も当該スレーブ機との状態が悪化しているものとして、次にまだ他にマスタ機の候補として選択できるスレーブ機があるか否か判断する(ステップA05)。
【0043】
ここで、あると判断した場合には、あらためてそのスレーブ機を選択するべく上記ステップA03からの処理に戻るが、ないと判断した場合には、これ以上このピコネットを維持することは困難であると判断して、以上でこの処理を終了し、ネットワークを解散する。
【0044】
図5は上記のようにマスタ機Mと各スレーブ機S1,S2との間で送受されるパケットデータの通信タイミングを例示するものである。
【0045】
通常マスタ機Mは、図5(1)に示すように、あるスロットでパケットヘッダに相手先のスレーブ機のIDを指定した上で送信要求を送信し、直後のスロットでそのスレーブ機から要求どおりパケットデータが送信されてくるとそれを受信して、同時にそのスレーブ機からのRSSI値から受信レベルを検出するようになる。
【0046】
これに併せて図5(2),(3)に示すように各スレーブ機S1,S2では、マスタ機Mから送信要求を受信してそのパケットヘッダに自機のIDが指定されていると認識した場合には、その直後のスロットでマスタ機Mに対して応答を行なう。
【0047】
また一方、各スレーブ機S1,S2は、マスタ機Mから送信要求を受信してそのパケットヘッダに他機のIDが指定されていた場合には、その信号のRSSI値をマスタ機Mの受信レベルとして検出すると共に、その直後のスロットでIDが指定された他機からマスタ機Mへ向けて送信される応答を受信してそのRSSI値により当該他機の受信レベルを検出する。
【0048】
図6は、こうして上記図3に示した処理内容により、上記図9のネットワーク接続状態からマスタ機Mと第2のスレーブ機S2との間でマスタ/スレーブスイッチを行なった結果を示すものである。
【0049】
図示する如く、第1のスレーブ機S1との良好な接続状態を維持している第2のスレーブ機S2とマスタ機Mとでマスタ/スレーブの切替えを自動的に行なうことにより、第1のスレーブ機S1が元のマスタ機Mにとって障害物Oの存在により通信が阻害されるような位置に移動したとしても、第2のスレーブ機S2を新たなマスタ機M′とし、また元のマスタ機Mを新たな第4のスレーブ機S4とすることで、障害物Oの影響を排除してピコネットの運営を維持することができる。
【0050】
このように、マスタ機Mだけでなく各スレーブ機S1〜S3の間でも互いの受信レベルをモニタしておき、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でも直ちにネットワーク接続関係を回復することができる。
【0051】
なお、上記実施の形態では、ネットワーク通信時にマスタ機Mに加えて各スレーブ機S1〜S3の間でも互いの受信レベルをモニタさせ、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるものとして説明したが、そのような方法はとらず、各スレーブ機との接続が確保されている通常のネットワーク通信時にはマスタ機M以外のスレーブ機でのモニタを行なわないものとしてもよい。
【0052】
図7はそのような本発明の実施の一形態に係る主としてマスタ機Mのリンク制御部14が実行する他の処理内容を示すもので、その処理当初には所定周期毎に各スレーブ機S1〜S3との同期を確立し、その時点でのRSSI値を検出したた上で(ステップB01)、予め設定されているしきい値を下回るRSSI値のものがあるか否かにより、切断したスレーブ機があるか否かを判断する(ステップB02)、という処理を繰返し実行することで、各スレーブ機S1〜S3との接続が維持されているかどうかを把握している。
【0053】
しかして、例えば上記図9で示したように第1のスレーブ機S1が図8で示した状態から移動することで、マスタ機Mと第1のスレーブ機S1との間に障害物Oが位置し、マスタ機Mで得られる第1のスレーブ機S1からのRSSI値のみが順次低下したものとする。
【0054】
この場合、マスタ機Mで得られる第1のスレーブ機S1からのRSSI値が順次低下し、しきい値を下回った時点で、マスタ機MはステップB02で切断したスレーブ機があると判断して、次に他の各スレーブ機S2,S3に対して切断したスレーブ機S1との接続を要求する(ステップB03)。
【0055】
その後、マスタ機Mとの接続が切断された第1のスレーブ機S1と接続することができた他のスレーブ機が少なくとも1機以上あるか否かを各スレーブ機S2,S3からの応答により判断する(ステップB04)。
【0056】
ここで、スレーブ機S2,S3のいずれもスレーブ機S1との接続を行なうことができなかった場合には、スレーブ機S1を発見したものがなく、これ以上このピコネットを維持することは困難であると判断して、以上でこの処理を終了し、ネットワークを解散する。
【0057】
また、ステップB04で少なくとも1機、例えばスレーブ機S2から、スレーブ機S1との接続を行なうことができたとの応答を得た場合にマスタ機Mは、そのスレーブ機S2との間でマスタ/スレーブの切替えを自動的に行ない(ステップB05)、その後に第2のスレーブ機S2を新たなマスタ機M′としてそのマスタ機M′と接続が絶えていた第1のスレーブ機S1との間で再接続を行なわせて新たなピコネットを構成した後(ステップB06)、今度は新しいマスタ機M′により上記ステップB01からの処理を続行する。
【0058】
こうして上記図7に示した処理内容によっても、上記図9のネットワーク接続状態からマスタ機Mと第2のスレーブ機S2との間でマスタ/スレーブスイッチを行なうことで、図6に示すような接続状態を得ることができる。
【0059】
この場合、第1のスレーブ機S1と接続可能な第2のスレーブ機S2とマスタ機Mとでマスタ/スレーブの切替えを自動的に行ない、第1のスレーブ機S1と新たなマスタ機M′である旧第2のスレーブ機S2とで再接続を行なうことにより、第1のスレーブ機S1が元のマスタ機Mにとって障害物Oにより通信が阻害されるような位置に移動したとしても、第2のスレーブ機S2を新たなマスタ機M′とし、また元のマスタ機Mを新たな第4のスレーブ機S4として、障害物Oの影響を排除してピコネットの運営を維持することができる。
【0060】
このように、各スレーブ機S1〜S3との間の接続状態をモニタしているマスタ機Mが、例えばスレーブ機S1との接続が断たれた時点でそのスレーブ機S1と接続可能な他のスレーブ機S2を見つけ、新たなマスタ機M′としてマスタ/スレーブを自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機S1とマスタ機Mとの接続が断たれた状態でもネットワーク接続関係を自動的に回復することができる。
【0061】
加えて、この図7に示した処理内容では、上記図3で説明した処理内容に比して、ピコネットが確立されており、切断されたスレーブ機がない通常の時差状態では各スレーブ機が他の機器の受信レベルの検出を行なう必要がないため、各スレーブ機の動作電力を無駄に消耗することなく、特に電力量が制限されている機器がスレーブ機として使用される場合に好適となる。
【0062】
なお、上記実施の形態で説明した動作は、各マスタ機M及びスレーブ機S1〜S3のリンク制御部14に動作プログラムの形で格納され、実行処理されるものであるが、当該プログラムは予めリンク制御部14に固定的に記録されるものであっても良いし、機器のバージョンアップを行なう時などに他の記録媒体あるいは通信媒体を介してダウンロードしてきたものをインストールするものとしてもよい。
【0063】
また、本実施の形態は、ブルートゥース技術を用いた無線通信ネットワークシステムとしてのピコネットに適用した場合について例示したものであるが、本発明はこれに限るものではなく、1機のマスタ機と複数機のスレーブ機との間で接続される無線通信ネットワークシステム、そのシステムで扱われる機器、あるいはその機器にインストールされるプログラム等のいずれの形態であっても適用可能であることはいうまでもない。
【0064】
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
【0065】
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、マスタ機だけでなく各スレーブ機間でも互いの受信レベルをモニタしておき、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でも直ちにネットワーク接続関係を回復することができる。
【0067】
請求項2記載の発明によれば、各スレーブ機との間の接続状態をモニタしているマスタ機が、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でそのスレーブ機と接続可能な他のスレーブ機を見つけて新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でもネットワーク接続関係を回復することができる。
【0068】
請求項3記載の発明によれば、マスタ機だけでなく各スレーブ機間でも互いの受信レベルをモニタさせておき、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でも直ちにネットワーク接続関係を回復することができる。
【0069】
請求項4記載の発明によれば、各スレーブ機との間の接続状態をモニタしているマスタ機により、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でそのスレーブ機と接続可能な他のスレーブ機を見つけて新たなマスタ機として自動的に切換えさせるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でもネットワーク接続関係を回復することができる。
【0070】
請求項5記載の発明によれば、マスタ機だけでなく各スレーブ機間でも互いの受信レベルをモニタさせておき、接続が途絶えてしまったスレーブ機との接続を維持している他のスレーブ機を、新たなマスタ機として自動的に切換えるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でも直ちにネットワーク接続関係を回復することができる。
【0071】
請求項6記載の発明によれば、各スレーブ機との間の接続状態をモニタしているマスタ機により、スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でそのスレーブ機と接続可能な他のスレーブ機を見つけて新たなマスタ機として自動的に切換えさせるようにしたため、スレーブ機の一部とマスタ機との接続が断たれた状態でもネットワーク接続関係を回復することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る各機共通のブルートゥース通信回路の構成を示すブロック図。
【図2】図1のRSSI監視部に記憶されるRSSIテーブルの構成を例示する図。
【図3】同実施の形態に係る主としてマスタ機のリンク制御部が実行する処理内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係るマスタ機及びスレーブ機での他機の受信レベル検出状態を示す図。
【図5】同実施の形態に係るマスタ機及びスレーブ機での他機の受信レベルの検出タイミングを示す図。
【図6】同実施の形態に係る回復後のピコネットのネットワーク接続状態を示す図。
【図7】同実施の形態に係る主としてマスタ機のリンク制御部が実行する他の処理内容を示すフローチャート。
【図8】一般的なピコネットのネットワーク接続状態を示す図。
【図9】一般的なピコネットのネットワーク接続状態を示す図。
【符号の説明】
11…アンテナ
12…RF部
12a…RSSI検出部
13…ベースバンド部
14…リンク制御部
14a…RSSI監視部
M,M′…マスタ機
O…障害物
S1〜S4…スレーブ機
T…RSSIテーブル

Claims (6)

  1. 1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムにおいて、
    マスタ機は、複数台のスレーブ機それぞれからの受信レベルをモニタする一方、
    上記各スレーブ機も他のスレーブ機からの受信レベルをモニタし、
    スレーブ機の一部からの受信レベルが予め定めた基準値を下回った場合にマスタ機は、そのスレーブ機からの受信レベルが上記基準値以上を維持している他のスレーブ機を選択し、選択したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう
    ことを特徴とする無線通信ネットワークシステム。
  2. 1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムにおいて、
    マスタ機は、複数台のスレーブ機との接続状態を常時認識しておき、
    スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でマスタ機は、そのスレーブ機と接続するように他のスレーブ機に要求し、
    この要求に答えて上記接続が断たれたスレーブ機と接続を確保したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう
    ことを特徴とする無線通信ネットワークシステム。
  3. 1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムでの無線接続方法において、
    マスタ機は、複数台のスレーブ機それぞれからの受信レベルをモニタする一方、
    上記各スレーブ機も他のスレーブ機からの受信レベルをモニタし、
    スレーブ機の一部からの受信レベルが予め定めた基準値を下回った場合にマスタ機は、そのスレーブ機からの受信レベルが上記基準値以上を維持している他のスレーブ機を選択し、選択したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう
    ことを特徴とする無線接続方法。
  4. 1台のマスタ機と複数台のスレーブ機とで形成される無線通信ネットワークシステムでの無線接続方法において、
    マスタ機は、複数台のスレーブ機との接続状態を常時認識しておき、
    スレーブ機の一部との接続が断たれた時点でマスタ機は、そのスレーブ機と接続するように他のスレーブ機に要求し、
    この要求に答えて上記接続が断たれたスレーブ機と接続を確保したスレーブ機とマスタ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう
    ことを特徴とする無線接続方法。
  5. 複数台のスレーブ機との間で無線通信ネットワークシステムを形成するマスタ機が内蔵したコンピュータで実行されるプログラムであって、
    複数台のスレーブ機それぞれからの受信レベルを検出するモニタするモニタ工程と、
    上記各スレーブ機に対し、他のスレーブ機からの受信レベルのモニタを要求するモニタ要求工程と、
    上記モニタ工程でスレーブ機の一部からの受信レベルが予め定めた基準値を下回った場合に、そのスレーブ機からの受信レベルが上記基準値以上を維持している他のスレーブ機を選択する選択工程と、
    この選択工程で選択したスレーブ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう交換工程と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 複数台のスレーブ機との間で無線通信ネットワークシステムを形成するマスタ機が内蔵したコンピュータで実行されるプログラムであって、
    上記複数台のスレーブ機との接続状態を常時認識する認識工程と、
    この認識工程でスレーブ機の一部との接続が断たれたと認識した時点で、そのスレーブ機と接続するように他のスレーブ機に要求する要求工程と、
    この要求工程での要求に答えて上記接続が断たれたスレーブ機と接続を確保したスレーブ機から送られてくる応答を受信する応答受信工程と、
    この応答受信工程で応答を送ってきたスレーブ機との間でマスタ/スレーブの切換えを行なう交換工程と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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