JP2007181022A - 電子機器、表示装置、およびデータ通信方法 - Google Patents

電子機器、表示装置、およびデータ通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制御局の機能を具備するTVチューナと表示装置とが分離可能に構成され、操作負荷を軽減しつつ伝送効率の向上を図ることのできる電子機器を提供する。
【解決手段】本発明に係る電子機器は、ネットワークに接続されアクセスポイントとして機能するベース装置と、ベース装置に着脱自在に有線接続されると共にベース装置と無線通信可能な本体装置とを具備し、ベース装置は、本体装置に有線接続されていないときにアクセスポイントとして本体装置及び無線端末と無線通信を行う第1の無線通信手段を備え、本体装置は、ベース装置に接続されていないときに、クライアントとしてベース装置と無線通信する第2の無線通信手段を備え、第2の無線通信手段は、有線接続が解除されると、ベース装置を介さずに無線端末と直接行う無線通信の接続要求を第1の無線通信手段に送信し、その後無線端末と直接無線通信を行う、ことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子機器、表示装置、及びデータ通信方法に係り、特に、無線通信を介してデータを通信する電子機器、表示装置、及びデータ通信方法に関する。
近年、無線LAN等の無線を利用したネットワークがオフィスや家庭において普及してきている。有線ネットワークに比べると煩雑な配線作業が不要であり、また、ネットワークに接続されている機器を容易に移動させることができる。
無線LAN等の代表的な規格であるIEEE802.11では、通信モードとして、通常使用されるインフラストラクチャモード(中継モード、以下、略してインフラモードという)と、現在規格策定中のIEEE802.11eで盛り込まれているオプション通信モードであるダイレクトリンクモード(直接モード、以下、略してダイレクトモードという)と呼ばれる2つの通信モードを備えている。
ダイレクトモードは、ステーションである送信側と受信側とが、制御局(アクセスポイント(AP)と呼ぶこともある)を介さずに、1対1で通信を行うモードである。これに対して、インフラモードは、制御局を介して送信側と受信側とで通信を行うモードであり、制御局を中心とした複数局間での通信が可能なモードである。
2局間のみの通信を想定した場合、一般にダイレクトモードの方がインフラモードに比べて伝送効率が高い。
このため、映像データ等の伝送のように、広帯域でかつリアルタイム性が求められるような場合には、インフラモードよりもダイレクトモードの方が伝送効率の観点からは有利であることが多い。
特許文献1は、所定の判断基準に基づいて、インフラモードとダイレクトモードとを自動的に切換える技術について開示している。例えば、伝送データの種類を検出し、伝送データが映像データのようなリアルタイムデータの場合には自動的にインフラモードからダイレクトモードに切換える技術等を開示している。
特開2004−363645号公報
ところで、近時、TV受信装置の表示装置は液晶パネル等の薄型・軽量のものが広く普及してきている。しかしながら、家庭内等におけるTV受信装置はアンテナ端子との接続の制約から、その設置場所は特定の場所に固定されることが多い。部屋から部屋への移動はアンテナ端子の接続変更作業が発生し、煩雑である。
そこで、TVチューナと表示装置とを分離可能に構成し、分離後は無線LAN等で映像・音声データ等をTVチューナと表示装置との間で伝送する形態が今後普及してくることが予想される。このような構成とすると、無線伝送が可能であるのでロケーションフリーの使用が可能となると共に、無線状態が悪い場合には、両者を接続して安定的な有線通信が可能となる。
さらに、TVチューナに制御局(アクセスポイント)の機能を持たせ、HDD内蔵型ビデオ記録再生器等と無線LAN等を介して接続可能に構成すれば、実時間の放送コンテンツだけでなく、各種記録媒体に記録された映像・音声コンテンツの視聴も可能となり、多様なコンテンツ視聴形態が実現できる。また、当然のことながら、この無線LAN等には、パーソナルコンピュータやプリンタ等の情報機器も容易に組み込むことができる。
このように、無線LAN等によって、映像機器や情報機器の快適なネットワークを構築することが可能となる。
他方、上述したように、無線LAN等で映像情報のような広帯域信号を伝送する場合には、伝送帯域に関する制約を考慮する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、TVチューナと表示装置とを分離可能に構成し、かつTVチューナに制御局の機能を具備させた形態の通信方式において、操作負荷を軽減しつつ伝送効率の向上を図ることのできる電子機器、表示装置、及びデータ通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、請求項1に記載したように、ネットワークに接続され、アクセスポイントとして機能するベース装置と、前記ベース装置に着脱自在に有線接続されると共に、前記ベース装置と無線通信可能な本体装置と、を具備する電子機器であって、前記ベース装置は、前記本体装置に有線接続する第1の有線接続手段と、アクセスポイントして無線端末と無線通信を行うと共に、前記第1の有線接続手段が前記本体装置に有線接続されていないときにアクセスポイントとして前記本体装置と無線通信を行う第1の無線通信手段と、を備え、前記本体装置は、前記ベース装置の前記第1の有線接続手段に接続される第2の有線接続手段と、前記第2の有線接続手段が前記第1の有線接続手段に接続されていないときに、クライアントとして前記ベース装置と無線通信する第2の無線通信手段と、を備え、前記第2の無線通信手段は、前記第1の有線接続手段と前記第2の有線接続手段との有線接続が解除されると、前記ベース装置を介さずに前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を前記第1の無線通信手段に送信し、その後前記無線端末と直接無線通信を行う、ことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る表示装置は、請求項10に記載したように、ネットワークに接続されてアクセスポイントとして機能するベース装置に着脱自在に有線接続される表示装置であって、前記ベース装置に接続される有線接続手段と、前記有線接続手段が前記ベース装置に接続されていないときに、クライアントとして前記ベース装置と無線通信する無線通信手段と、を備え、前記無線通信手段は、前記有線接続手段の前記ベース装置への有線接続が解除されると、前記ベース装置を介さずに前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を前記ベース装置に送信し、その後前記無線端末と直接無線通信を行う、ことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るデータ通信方法は、請求項18に記載したように、ネットワークに接続されアクセスポイントとして機能するベース装置と、前記ベース装置に着脱自在に有線接続されると共に、前記ベース装置と無線通信可能な本体装置と、を具備する電子機器のデータ通信方法であって、前記ベース装置及び無線端末との間で無線通信を行うステップと、前記ベース装置及び前記本体装置が有線接続されているときに、前記ベース装置及び前記本体装置の間で有線通信を行うステップと、前記ベース装置及び前記本体装置の有線接続が解除されると、前記ベース装置をアクセスポイントとする無線接続を前記ベース装置及び前記本体装置の間で行うステップと、前記ベース装置及び前記本体装置の間での無線接続が確立した後、前記無線端末及び前記本体装置が前記ベース装置を介さずに直接行う無線通信の接続要求を送信するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る電子機器、表示装置、及びデータ通信方法によれば、TVチューナと表示装置とを分離可能に構成し、かつTVチューナに制御局の機能を具備させた形態の通信方式において、操作負荷を軽減しつつ伝送効率の向上を図ることができる。
本発明に係る電子機器、表示装置、及びデータ通信方法の実施形態ついて、添付図面を参照して説明する。
(1)全般
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器1の第1の動作概念(結合状態の動作)を示す図である。
電子機器1は、チューナ機能を内蔵すると共に無線中継装置(アクセスポイント)として機能する映像中継装置(ベース装置)20、および映像中継装置20と機械的に結合および分離が可能に構成された表示装置(装置本体)10、を備えて構成される。
映像サーバ装置30は、例えば映像コンテンツ等を記録した記録装置を内蔵すると共に無線モジュール(図1には図示せず)を備える無線端末である。また、情報処理装置40も、各種情報処理を行うと共に無線モジュール(図1には図示せず)を備える無線端末である。
映像中継装置20、映像サーバ装置30、および情報処理装置40の間では映像中継装置20をアクセスポイントとする無線ネットワークを構築している。
また、表示装置10も無線モジュールを備えているが、図1に示したように映像中継装置20と結合されている状態では、有線接続手段(例えば適宜のコネクタ)を介した有線系で映像中継装置20との間のデータ通信を行なっている。
映像中継装置20はチューナ機能を内蔵しているため、映像中継装置20と表示装置10とを組み合わせた機能は、いわば分離型TV受信装置機能となる。
この形態では、映像中継装置20のチューナ機能部には、アンテナ80からRF信号が入力され、復調された映像・音声信号が表示装置10に入力されることになる。また、WAN81等の電気通信回線を介して映像・音声データや各種情報を入力し、これらを表示装置10に提供する形態としてもよい。
他方、映像中継装置20はアクセスポイントとしても機能するように構成されており、情報処理装置40と映像サーバ装置30との間の情報伝送を中継することができる。また、映像サーバ装置30が内蔵する記録装置に記録されている映像コンテンツを、無線ネットワークを介して映像中継装置20に送り、この映像コンテンツを表示装置10で視聴することもできる。
図2は、本発明の一実施形態に係る電子機器1の第2の動作概念(分離状態の動作)を示す図である。
映像中継装置20と表示装置10とが分離されると、この分離をトリガとして両者の間の通信は有線から無線に切り換わる。例えば、映像サーバ装置30の映像コンテンツを表示装置10で視聴する場合、結合状態のときには、映像サーバ装置30から映像中継装置20への伝送は無線であり(図1および図2において伝送系100で示す)、映像中継装置20から表示装置10への伝送は有線である。この状態で映像中継装置20と表示装置10とが分離されると、映像中継装置20と表示装置10との伝送は無線(図2において伝送系101で示す)に変更される。即ち、映像サーバ装置30の映像コンテンツは、映像中継装置20で中継されて映像サーバ装置30から表示装置10に伝送される。この結果、表示装置10では映像サーバ装置30の映像コンテンツを継続的に視聴することができる。
本実施形態に係る無線ネットワークを構成する映像サーバ装置30及び表示装置10は、其々インフラモード(インフラストラクチャモード)とダイレクトモード(ダイレクトリンクモード)とを備える。このようなインフラモード及びダイレクトモードは、例えば、無線LANの規格であるIEEE802.11規格に準ずる。インフラモードとは、中継装置(アクセスポイント:APともいう)を介して2以上のステーション装置間で通信を行う形態であり、ダイレクトモードとは、中継装置を介さずに2つのステーション装置間で1対1の通信を行う形態である。
本実施形態に係る無線ネットワークを構成する映像サーバ装置30及び表示装置10は、インフラモードとダイレクトモードとを備える形態であれば良く、特に無線LANに限定するものではないが、以下の説明では、IEEE802.11規格に基づく無線LANを例に説明する。
一般に、2装置間でのみの無線通信を前提とすると、ダイレクトモードの方がインフラモードよりも伝送効率が高い。通常、映像中継装置20と表示装置10とが分離された場合には、単に有線通信からインフラモードによる無線通信に切り換わる形態である。しかしながら、図2に示したように本実施形態では、映像中継装置20と表示装置10とが分離されたこと検出し、この分離検出をトリガとして、インフラモードからさらにダイレクトモード(図2において、伝送系102で示した経路による無線通信モード)に切り換わる形態を基本としている。この切換方法の具体的な説明の前に、インフラモードとダイレクトモードについて概略説明する。
図3は、インフラモードとダイレクトモードの概念を説明する図である。図3(a)はインフラモードによる通信概念を示し、図3(b)はダイレクトモードによる通信概念を示している。なお、中継装置を「AP」と記し、実際に通信を行うステーション装置(無線端末)を「STA1」、「STA2」と記している。
インフラモードでは、まず、「STA1」から「AP」に対してフレーム送信(1)し、「AP」から受信確認(2)を受ける。その後、「AP」はフレームの宛先を確認して「STA2」に向けてフレーム送信(3)し、「STA2」から受信確認(4)を受ける。
これに対して、ダイレクトモードでは、「AP」を介さずに「SAT1」と「SAT2」間で直接通信する。即ち、「SAT1」から「SAT2」に対してフレーム送信(1)し、「SAT2」から受信確認(2)を受ける。
無線局間のフレーム送信時間が等しいと仮定すると、ダイレクトモードのほうがインフラモードに比べて半分の時間で伝送できることになり、無線伝送効率が高い。
図4は、IEEE802.11a/g規格に基づく無線LANのフレーム送信シーケンスを示す図である。
1つ前に送った送信フレームに対する受信局からの受信確認400を受信した後、IEEE802.11a/g規格で規定されているIFS(Inter Frame Space)およびBackoff時間分待機し、その後受信局にたいしてフレーム送信401を行う。送信後、IFS時間分待機し受信局からの受信確認402を受ける。以上が1つの送信フレームシーケンスである。
送信フレーム401は、同期をとるためのプリアンブル403と、ネットワーク物理層に位置づけられるPLCP(Physical Layer Convergence Protocol)のsignal部404と、PSDU(PLCP Service Data Unit)405とから構成されている。
送信データが含まれるPSDU405は、適応変調される。IEEE802.11a/g規格では、オプションも含めて、6、9、12、18、24、36、48、54Mbpsが使用可能である。この適応変調は、無線リンクの回線状態に応じて最適な伝送レートを選択する目的で行われるものである。例えば、無線リンクの回線状態が悪い場合には伝送エラー率の低い6Mbpsを選択し、回線状態が良好な場合には、54Mbpsを選択するというものである。同じデータ量を送信する場合は、54Mbpsよりも6Mbpsの方が無線リンク占有時間が長くなる。
(2)電子機器の構成
図5は、電子機器1の構成例を示す図である。前述したように、電子機器1は、映像中継装置(ベース装置)20、および表示装置(装置本体)10を備えて構成される。図5は、映像中継装置20と表示装置10とが結合された状態を示している。
また、図5には、電子機器1と無線通信を行う映像サーバ装置(無線端末)30の構成例も併せて示している。
映像中継装置20は、その内部構成として、制御部21、TVチューナ部22、映像処理部23、メディアサーバ部24、ノード制御部25、ネットワーク部26、有線通信部27、無線通信部(AP)(第1の無線通信手段)28、およびコネクタ29(第1の有線接続手段)を備えている。
制御部21は、映像中継装置20全体の制御を行う。TVチューナ部22は、アンテナ80で受信された放送波から所望の受信チャネルを選択する。TVチューナ部22の出力はノード制御部25およびコネクタ29を介した有線接続で表示装置10に出力される。
映像処理部23は、映像中継装置20がメディアサーバとして機能するとき、TVチューナ部22の出力信号から画像・音声信号を抽出し、メディアサーバ部24を介してノード制御部25に出力する。
有線通信部27は、外部のWAN(Wide Area Network)との通信を行う。例えば、WAN経由で各種の映像データを入力する。
無線通信部(AP)28は、無線LANの通信を行う。また、無線通信部(AP)28は中継局(アクセスポイント:AP)として機能する。
メディアサーバ部24は、放送映像コンテンツを表示装置10や他の無線端末に提供する映像サーバとして機能する。
ネットワーク部26は、有線通信部27、無線通信部(AP)28、メディアサーバ部24を制御する。
ノード制御部25は、表示装置10との間の伝送形態を制御する。例えば、表示装置10と結合されているときは表示装置10との間を有線で伝送し、表示装置10が分離されたときは、無線伝送(インフラモード)に変更するように制御する。
表示装置10は、その内部構成として、制御部11、映像処理部14、表示部15、メディアクライアント部16、ノード制御部13、ネットワーク部17、無線通信部(STA)(第2の無線通信手段)18、およびコネクタ12(第2の有線接続手段)を備えている。
制御部11は、表示装置10全体の制御を行う。映像処理部14は、入力された映像データを表示部15に表示させるための映像処理を行う。
表示器15は、例えば液晶パネル等で構成されるディスプレイ装置であり、映像中継装置20から送られてくるTV放送映像や映像サーバ装置30から送られてくるビデオ映像を表示する。
無線通信部(STA)18は、無線LANの通信を行い、無線端末として機能する。メディアクライアント部16は、映像サーバ装置30や映像中継装置20から映像データを取得するためのクライアント機能を有する。
ネットワーク部26は、無線通信部(STA)18、メディアクライアント部16を制御する。
ノード制御部13は、コネクタ12及び29の接続の解除を検出する機能を有する。さらにノード制御部13は、コネクタ12及び29が接続されているか否かに基づいて、映像中継装置20との間の伝送形態を制御する。例えば、映像中継装置20と表示装置10とがコネクタ12、29を介して結合されているときは映像中継装置20との間を有線で伝送し、映像中継装置20と表示装置10とが分離されたときは、無線伝送(インフラモード)に変更するように制御する。
なお、ノード制御部13によって映像中継装置20と表示装置10とが分離が検出され、有線伝送から無線伝送(インフラモード)に一時的に切り換わるが、その後さらにインフラモードからダイレクトモードへの切換処理が行われる。このインフラモードからダイレクトモードへの切換処理の具体的な内容は後述する。
映像サーバ装置30は、その内部構成として、無線通信部(STA)31、メディアサーバ部32、ネットワーク部17、および記録部34を備えている。
無線通信部(STA)31は、無線LANの通信を行い、無線端末として機能する。メディアサーバ部32は、記録部34に記録されている映像データを外部に提供するためのサーバとして機能する。記録部34は、例えばDVDドライブやHDDで構成されるもので、各種映像コンテンツを記録している。
ネットワーク部32は、メディアサーバ部32を制御する。
図6は、無線通信部(AP)28、無線通信部(STA)18、31が備えている無線モジュール60の構成例を示す図である。
無線モジュール60は、送受信アンテナ61、チャネル(周波数)を選択し、RF信号からIF信号に変換する送受信部62、送受信信号の変復調を行う変復調部63、フレームバッファを具備し送受信の制御を行う送受信制御部66を備えている。
また、無線モジュール60は、送受信部62から得られる電波受信強度を取得し受信強度を求める受信強度測定部64、必要に応じて送信フレームを再送するための制御を行う再送処理制御部65、フレームの識別や誤り検出・訂正を行うMAC処理部67、内部メモリ68を備えている。
この他、各ブロックの制御を行うノード制御部69、ホスト側とのインタフェースとして機能する外部インタフェース70を備えている。
(3)動作
上記のように構成された電子機器1の動作、特に、無線ネットワークのインフラモードとダイレクトモードの切換動作について説明する。
図5は、映像中継装置20と表示装置10とがコネクタ29とコネクタ12とを介して結合されている状態を示している。この状態では、映像中継装置20の無線通信部(AP)28と映像サーバ装置30の無線通信部(STA)31との間でインフラモードによる無線伝送を行っている。この無線伝送によって、映像サーバ装置30から映像中継装置20に向けて、例えば映像コンテンツが送られている。この映像コンテンツはコネクタ29、12を介して映像中継装置20から表示装置10に有線伝送され、表示装置10の表示器15で視聴される。
図7は、映像中継装置20と表示装置10とが分離された直後の状態である。分離をノード制御部13、25が検出し、映像中継装置20と表示装置10との間は有線伝送から無線伝送に切り換わる。具体的には、無線通信部(AP)28と無線通信部(STA)18との間で無線通信が開始さる。映像サーバ装置30からの映像コンテンツは、無線通信部(AP)28を中継局として映像サーバ装置30から表示装置10に対してインフラモードで無線伝送が行われる。
通常の無線通信機器では、ユーザが設定を変更しない限りインフラモードからダイレクトモードに切り換わることがなく、インフラモードによる無線伝送が継続する。しかし、本実施形態にかかる表示装置10及び映像中継装置20では、後述するように、図7に示したインフラモードによる無線通信は、分離直後に一時的に行うものであり、直ぐにインフラモードからダイレクトモードへ切り換わる構成としている。
図8は、ダイレクトモードに切り換わった後の状態を示す図であり、ダイレクトモードでは、映像サーバ装置30の無線通信部(STA)31と表示装置10の無線通信部(STA)18とが無線通信部(AP)28を介さずに直接1対1の通信を行う。
まず、インフラモードからダイレクトモードへの移行、およびダイレクトモードからインフラモードへの移行の基本的なシーケンスを示す。
図9(a)は、インフラモードからダイレクトモードへの移行シーケンスを示す図である。本実施形態では、ダイレクトモードへ移行するか否かの判断は表示装置10側で行うものとしている。表示装置10においてダイレクトモードへ移行すると判断すると、表示装置10は映像中継装置20に対してダイレクトリンク(ダイレクトモードによる無線リンク)の確立要求301を送出する。
映像中継装置20では、通信対象となる映像サーバ装置30がダイレクトモードに対応可能であるか否か、或いは現在の映像サーバ装置30の動作状態を確認した後、映像サーバ装置30に対してダイレクトリンク確立要求302を送出する。
映像サーバ装置30は、ダイレクトリンク確立要求302に対するダイレクトリンク確立応答303を映像中継装置20に送出し、映像中継装置20はこれを受けてさらにダイレクトリンク確立応答304を表示装置10に送出する。
表示装置10は、ダイレクトリンク確立応答304の応答フレームが確立成功である旨を確認した後、表示装置10と映像サーバ装置30との間のダイレクトリンクが確立する。以降は、このダイレクトリンクによって表示装置10と映像サーバ装置30との間で直接通信が行われる。
図9(b)は、ダイレクトモードを終了してインフラモードに移行するシーケンスを示す図である。ダイレクトモードの終了通知は、表示装置10および映像サーバ装置30のどちらからでも送出可能であるが、図9(b)では表示装置10から終了通知を送出している例を示している。
表示装置10は、映像中継装置20に対してダイレクトリンク終了通知305を送出し、これを受けて映像中継装置20は映像サーバ装置30に対してダイレクトリンク終了通知306を送出する。この送出によってダイレクトモードは終了し、以降は、映像中継装置20を介したインフラモードでの通信となる。
以上がインフラモードからダイレクトモードへの移行、およびその逆のダイレクトモードからインフラモードへの移行の基本的なシーケンスであるが、これらの移行の判断は主に表示装置10が行っている。そこで、主に表示装置10側の処理の詳細について以下に説明する。
図10は、インフラモードとダイレクトモードとの切換に係る表示装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップST1で、映像中継装置20と分離されたか否かを判定する。分離されていない場合は、映像中継装置20との間は引き続きコネクタ12、29を介した有線で通信を行う。表示装置10と映像中継装置20とが分離された場合は、表示装置10は映像中継装置20との間でインフラモードによる無線リンクを確立し、映像中継装置20を介した無線通信により、映像サーバ装置30との通信を継続する(ステップST2)。
続いて、映像中継装置20から、通信対象の(この場合映像サーバ装置30の)機能情報を入手する(ステップST3)。機能情報とは、例えば、映像サーバ装置30がダイレクトモードに対応した機能を有しているか否かといった情報である。なお、映像中継装置20は、この機能情報をSTAである映像サーバ装置30との無線接続時に取得することができる。
尚この機能情報については、映像中継装置20との有線接続時に予め映像中継装置20から取得しておいても良い。この場合、ステップST3は不要となる。
尚、事前に機能情報を取得していなくてもダイレクトモード確立の段階で制御局により対象端末のダイレクトモード機能非対応の返答がある。よって、ST3を省略し、制御局からの応答により、映像サーバ30がダイレクトモードに対応しているか否かを知るという実施形態も考えられる。
ステップST4では、映像サーバ装置30及び表示装置10がダイレクトモードに対応する機能を有しているか、或いはユーザ等の設定によりダイレクトモードが禁止されていないか等を判定する。通信対象の判定には、ステップST3で入手した情報を用いて判定する。
映像サーバ装置30及び/又は表示装置10がダイレクトモードに対応していない場合は、ステップST14に進み、インフラモードでの通信を継続する。ダイレクトモードに対応している場合はステップST5に進む。
ステップST5では、表示装置10は主にダイレクトモード通信の必要性に基づいてダイレクトモードで通信するか否かを判定する。例えば、通信の内容が映像コンテンツのような広帯域でリアルタイム性が求められるデータの場合にはダイレクトモードを行い、情報量が比較的少ない、例えば制御データを通信している場合等にはインフラモードでの通信を継続する、等の判断を行う。
続いて、表示装置10はステップST6において、通信対象との間の回線状況の確認をするか否かの判定を行う。前述したように、一般的には、ダイレクトモードの方がインフラモードに比べると伝送効率が高い。しかしながら、例えば、映像サーバ装置30と表示装置10とが映像中継装置20を挟んで反対側に配置されており、このため映像サーバ装置30と表示装置10との通信距離が長くなる場合や、映像サーバ装置30と表示装置10との間に壁などの電波の障害物が存在するような場合には、ダイレクトモードの方がむしろインフラモードに比べて伝送効率が低くなる場合がある。
前述したように、IEEE802.11a/gに基づく無線LANでは、伝送速度を6Mbpsから54Mbpsの範囲で適応的に切換えている。回線状態が悪く伝送誤りが多いと低い伝送速度が選択される。このため、インフラモードでの映像サーバ装置30と映像中継装置20間の回線状態は良好であり、ダイレクトモードでの映像サーバ装置30と表示装置10間の回線状態が良好でない場合には、インフラモードでは54Mbpsでの通信が可能であったにもかかわらず、ダイレクトモードでは逆に6Mbpsに伝送速度が低下する場合がある。
そこで、表示装置10はステップST6でダイレクトリンクの回線状態の確認をするか否かをまず判定する。ST6でダイレクトリンクの回線状態を確認する場合には、表示装置10はステップST7で回線状態の確認を行い、その結果をステップST8で判断し、ダイレクトモードへの移行の可否を判断するようにしている。
回線状態の確認をしない場合はそのままステップST9へ進み、ダイレクトリンクの確立処理を行う。この確立処理は、図9(a)に示したシーケンスで行われる。
ステップST7における回線状態の確認は種々の方法が考えられるが、例えば、プローブフレームのように伝送速度測定用のフレームを、インフラモードとダイレクトモードの双方で送信し、その結果得られるプローブフレームのRTT(Round trip Time)を比較して判定する方法がある。また、ダイレクトモードの通信対象端末からの受信信号強度(図6の受信強度測定部64から得ることができる)に基づいて判定する方法でも良い。この他、ステップST3で映像中継装置20から入手する機能情報の中に、映像中継装置20と映像サーバ装置30間の通信状態、例えば伝送誤りの頻度等、を含めておき、この機能情報を基に判定する方法でも良い。
ステップST8で肯定的判断の場合は、表示装置10はステップST9に進み、映像サーバ装置30との間でダイレクトリンクを確立し、ステップST10で、表示装置10と映像サーバ装置30間のダイレクトモードによる通信が開始される(図9(a)を参照)。
他方、ステップST8で否定的判断の場合は、ステップST11へ進む。この場合はインフラモードでの通信が継続される。
ステップST11では、通信対象との間の回線状態を継続的に監視するか否かを判定している。一般に無線通信の回線状態は一定とは限らない。電波の伝播路上に新たな障害物が置かれることもある。また、表示装置10を別の部屋に移動させることも考えられる。
そこで、継続的監視を行うか否かをステップST11で判定し、行う場合にはステップST12へ進み監視タスクを実行する。監視タスクについては、図11を参照しながら後に詳述する。
継続的監視を行わない場合はステップST13へ進む。
ダイレクトモードによる1対1の無線通信は1ペアだけでなく複数ペアで同時に行うことも可能である。そこでステップST13では、他の通信相手に対してもインフラモードからダイレクトモードへの切換を行うか否かを判定し、行う場合にはステップST6からの処理を他の通信相手に対しても同様に行うものとしている。
他に切換える通信相手が無い場合は、ステップST14へ進み、終了処理(ステップST15)が実行されるまで、ダイレクトモード或いはインフラモードの何れかのモードで無線通信を行う。
図11は、監視タスク処理(図10のステップST12)の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、回線状態の確認を定期的に行う形態としている。
まず、ステップST20で、表示装置10は予め設定された監視周期時間が経過したか否かを判定する。監視周期時間が未だ経過していない場合はステップST24へ進む。監視周期時間が経過した場合は、表示装置10はステップST21にて回線状態の確認を行う。この確認処理は図10のステップST7の処理と基本的には同じ内容のものである。
ステップST22では、表示装置10は確認結果に基づいてリンクモードを切換えるか否かを判定する。現在ダイレクトモードで通信している場合は、表示装置10はダイレクトモードからインフラモードへの切換可否を判定し、現在インフラモードで通信している場合は、インフラモードからダイレクトモードへの切換可否を判定する。
リンクモードの切換を行うと判定すると、ステップST23へ進み、表示装置10はリンクモードの切換処理を実行し、ステップST24へ進む。また、リンクモード切換を行わない場合もステップST24へ進む。
ステップST24では、監視タスクを終了するか否かを判定する。この判定は後述する終了処理(図12参照)からの終了指令の有無に基づいて判定する。終了指令が無い場合はステップST20に戻り、回線状況の監視を継続する。
図12は、終了処理(図10のステップST15)の細部を示すフローチャートである。終了処理開始の要因としては、例えば、表示装置10と映像中継装置20とを再び結合させた場合や、ユーザによる設定変更(ダイレクトモードの禁止等)等がある。
終了処理開始の最初に、表示装置10は通信対象がダイレクトモードに対応しているものか否かを判定する(ステップST30)。この判定はあくまで確認的なものである。
次に、表示装置10はステップST31で、現在、監視タスクが動作中か否かを判定する。動作中の場合は、監視タスクに対して終了指令を出し、監視タスクを終了させる(ステップST32)。
次に、表示装置10は現在の無線通信がダイレクトリンクを用いた無線通信か否かを判定する(ステップST33)。ダイレクトモードで通信中の場合は、表示装置10はステップST34でダイレクトリンクを終了する。この終了処理は、図9(b)に示したシーケンスで行われる。
表示装置10は、ステップST35では、他のダイレクトリンクを使用しているか否かを判定する。即ち、映像サーバ装置30との間だけでなく、他の装置ともダイレクトモードで通信している場合には、ステップST31に戻り、これらのダイレクトリンクを終了させる。
以上が、本実施形態に係るインフラモードとダイレクトモードとの切換処理の流れである。本実施形態によれば、映像中継装置20と分離されたことを表示装置10が検出し、インフラモードからダイレクトモードに切換えることで、ユーザの操作負担なくダイレクトモードの高い伝送効率を享受できる。また、切換えに際しては、事前にダイレクトリンクの回線状態を確認する形態としているため、表示装置10の設置場所等の電波環境に適応した切換判断が可能となる。
さらに、リンクモード切換後においても、継続的に回線状態を監視し、その結果に基づいて適応的にリンクモードを切換える形態としているため、電波環境に応じて有利なリンクモードの選択が可能となる。
なお、上述した形態の他、表示装置10と映像中継装置20とが結合している状態で、ユーザの設定等によって擬似的に分離状態として、表示装置10と映像サーバ装置30間の通信を物理的な分離まえにダイレクトモードで通信させる形態であっても良い。
また、ユーザの設定等により、分離された表示装置10を映像中継装置20に結合させた後も、ダイレクトモードを終了させず、継続的に映像サーバ装置30との間の通信をダイレクトモードで行う形態としてもよい。
この他、表示装置10がSTA機能(通信端末機能)ではなく、WDS(Wireless Distribution System)機能を有している場合には、ダイレクトリンクへの切換をローミング先の切換とする形態でも良い。
なお、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明に係る表示装置システムの一実施形態の動作概念(分離前)を説明する図。 本発明に係る表示装置システムの一実施形態の動作概念(分離後)を説明する図。 インフラモードとダイレクトモードの概念説明図。 無線LANのフレーム送信手順、およびフレームデータの説明図。 本発明に係る表示装置システムの一実施形態の構成例を示す第1の図。 無線モジュールの構成例を示す図。 本発明に係る表示装置システムの一実施形態の構成例を示す第2の図。 本発明に係る表示装置システムの一実施形態の構成例を示す第3の図。 ダイレクトリンクの確立および終了シーケンスの説明図。 ダイレクトモードとインフラモードの切換処理の一例を示すフローチャート。 監視タスクの処理例を示す細部フローチャート。 終了処理の流れを示す細部フローチャート。
符号の説明
1 電子機器
10 表示装置
11 制御部
12 コネクタ(第2の有線接続手段)
13 ノード制御部
15 表示部
18 無線通信部(STA)(第2の無線通信手段)
20 映像中継装置
21 制御部
22 TVチューナ部
25 ノード制御部
28 無線通信部(AP)(第1の無線通信手段)
29 コネクタ(第1の有線接続手段)
30 映像サーバ装置
31 無線通信部(STA)
34 記録部

Claims (22)

  1. ネットワークに接続され、アクセスポイントとして機能するベース装置と、
    前記ベース装置に着脱自在に有線接続されると共に、前記ベース装置と無線通信可能な本体装置と、を具備する電子機器であって、
    前記ベース装置は、
    前記本体装置に有線接続する第1の有線接続手段と、
    アクセスポイントして無線端末と無線通信を行うと共に、前記第1の有線接続手段が前記本体装置に有線接続されていないときにアクセスポイントとして前記本体装置と無線通信を行う第1の無線通信手段と、
    を備え、
    前記本体装置は、
    前記ベース装置の前記第1の有線接続手段に接続される第2の有線接続手段と、
    前記第2の有線接続手段が前記第1の有線接続手段に接続されていないときに、クライアントとして前記ベース装置と無線通信する第2の無線通信手段と、
    を備え、
    前記第2の無線通信手段は、前記第1の有線接続手段と前記第2の有線接続手段との有線接続が解除されると、前記ベース装置を介さずに前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を前記第1の無線通信手段に送信し、その後前記無線端末と直接無線通信を行う、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記本体装置は、
    前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記本体装置と前記無線端末との間の回線状態を確認し、前記回線状態が判定基準を満たしている場合に、前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記本体装置は、
    前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記無線端末が前記直接行う無線通信の機能を有しているか否かを確認し、前記機能を有している場合に前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記本体装置は、
    前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記直接行う無線通信の必要性を前記無線端末との通信内容に基づいて判断し、前記必要性がある場合に前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記本体装置は、
    前記無線端末と直接行う無線通信が開始された後も、前記本体装置と前記無線端末との間の回線状態を確認する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記本体装置は、ユーザの設定により、
    前記有線接続が解除される前であっても前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記本体装置は、ユーザの設定により、
    前記有線接続が解除され前記無線端末と直接行う無線通信が開始された後、再度前記第1の有線接続手段と前記第2の有線接続手段とが有線接続された場合であっても前記直接行う無線通信を継続する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記ベース装置は、TV放送を受信するチューナ部をさらに備え、
    前記本体装置は、前記チューナ部から出力される映像データを表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記本体装置は、前記無線端末から出力される映像データを表示することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  10. ネットワークに接続されてアクセスポイントとして機能するベース装置に着脱自在に有線接続される表示装置であって、
    前記ベース装置に接続される有線接続手段と、
    前記有線接続手段が前記ベース装置に接続されていないときに、クライアントとして前記ベース装置と無線通信する無線通信手段と、
    を備え、
    前記無線通信手段は、前記有線接続手段の前記ベース装置への有線接続が解除されると、前記ベース装置を介さずに前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を前記ベース装置に送信し、その後前記無線端末と直接無線通信を行う、
    ことを特徴とする表示装置。
  11. 前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記本体装置と前記無線端末との間の回線状態を確認し、前記回線状態が判定基準を満たしている場合に、前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記無線端末が前記直接行う無線通信の機能を有しているか否かを確認し、前記機能を有している場合に前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  13. 前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記直接行う無線通信の必要性を前記無線端末との通信内容に基づいて判断し、前記必要性がある場合に前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  14. 前記無線端末と直接行う無線通信が開始された後も、前記本体装置と前記無線端末との間の回線状態を確認する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  15. ユーザの設定により、
    前記有線接続が解除される前であっても前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  16. ユーザの設定により、
    前記有線接続が解除され前記無線端末と直接行う無線通信が開始された後、再度前記第1の有線接続手段と前記第2の有線接続手段とが有線接続された場合であっても前記直接行う無線通信を継続する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  17. 前記無線端末から出力される映像データを表示する表示部、をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  18. ネットワークに接続されアクセスポイントとして機能するベース装置と、
    前記ベース装置に着脱自在に有線接続されると共に、前記ベース装置と無線通信可能な本体装置と、を具備する電子機器のデータ通信方法であって、
    前記ベース装置及び無線端末との間で無線通信を行うステップと、
    前記ベース装置及び前記本体装置が有線接続されているときに、前記ベース装置及び前記本体装置の間で有線通信を行うステップと、
    前記ベース装置及び前記本体装置の有線接続が解除されると、前記ベース装置をアクセスポイントとする無線接続を前記ベース装置及び前記本体装置の間で行うステップと、
    前記ベース装置及び前記本体装置の間での無線接続が確立した後、前記無線端末及び前記本体装置が前記ベース装置を介さずに直接行う無線通信の接続要求を送信するステップと
    を備えることを特徴とするデータ通信方法。
  19. 前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記本体装置と前記無線端末との間の回線状態を確認し、前記回線状態が判定基準を満たしている場合に、前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項18に記載のデータ通信方法。
  20. 前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記無線端末が前記直接行う無線通信の機能を有しているか否かを確認し、前記機能を有している場合に前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項18に記載のデータ通信方法。
  21. 前記無線端末と直接行う無線通信の接続要求を送信する前に、前記直接行う無線通信の必要性を前記無線端末との通信内容に基づいて判断し、前記必要性がある場合に前記接続要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項18に記載のデータ通信方法。
  22. 前記無線端末と直接行う無線通信が開始された後も、前記本体装置と前記無線端末との間の回線状態を確認する、
    ことを特徴とする請求項18に記載のデータ通信方法。
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