JP2007150756A - 通信経路設定方法及び通信装置 - Google Patents

通信経路設定方法及び通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007150756A
JP2007150756A JP2005342842A JP2005342842A JP2007150756A JP 2007150756 A JP2007150756 A JP 2007150756A JP 2005342842 A JP2005342842 A JP 2005342842A JP 2005342842 A JP2005342842 A JP 2005342842A JP 2007150756 A JP2007150756 A JP 2007150756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
qsta
communication path
wireless terminal
communication
terminal devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005342842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007150756A5 (ja
JP4868835B2 (ja
Inventor
Kazunari Watanabe
一成 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005342842A priority Critical patent/JP4868835B2/ja
Priority to US11/563,300 priority patent/US20070120956A1/en
Publication of JP2007150756A publication Critical patent/JP2007150756A/ja
Publication of JP2007150756A5 publication Critical patent/JP2007150756A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4868835B2 publication Critical patent/JP4868835B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/436Interfacing a local distribution network, e.g. communicating with another STB or one or more peripheral devices inside the home
    • H04N21/4363Adapting the video stream to a specific local network, e.g. a Bluetooth® network
    • H04N21/43637Adapting the video stream to a specific local network, e.g. a Bluetooth® network involving a wireless protocol, e.g. Bluetooth, RF or wireless LAN [IEEE 802.11]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/60Network structure or processes for video distribution between server and client or between remote clients; Control signalling between clients, server and network components; Transmission of management data between server and client, e.g. sending from server to client commands for recording incoming content stream; Communication details between server and client 
    • H04N21/63Control signaling related to video distribution between client, server and network components; Network processes for video distribution between server and clients or between remote clients, e.g. transmitting basic layer and enhancement layers over different transmission paths, setting up a peer-to-peer communication via Internet between remote STB's; Communication protocols; Addressing
    • H04N21/647Control signaling between network components and server or clients; Network processes for video distribution between server and clients, e.g. controlling the quality of the video stream, by dropping packets, protecting content from unauthorised alteration within the network, monitoring of network load, bridging between two different networks, e.g. between IP and wireless
    • H04N21/64723Monitoring of network processes or resources, e.g. monitoring of network load
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/60Network structure or processes for video distribution between server and client or between remote clients; Control signalling between clients, server and network components; Transmission of management data between server and client, e.g. sending from server to client commands for recording incoming content stream; Communication details between server and client 
    • H04N21/63Control signaling related to video distribution between client, server and network components; Network processes for video distribution between server and clients or between remote clients, e.g. transmitting basic layer and enhancement layers over different transmission paths, setting up a peer-to-peer communication via Internet between remote STB's; Communication protocols; Addressing
    • H04N21/647Control signaling between network components and server or clients; Network processes for video distribution between server and clients, e.g. controlling the quality of the video stream, by dropping packets, protecting content from unauthorised alteration within the network, monitoring of network load, bridging between two different networks, e.g. between IP and wireless
    • H04N21/64746Control signals issued by the network directed to the server or the client

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】 無線端末装置間でデータを転送する際に、無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する通信経路か無線端末装置間を直接接続する通信経路かを選択する。
【解決手段】 通信装置と、該通信装置に収容される複数の無線端末装置とで構成される通信システムの通信経路設定方法であって、収容する複数の無線端末装置の状況をそれぞれ記録する。無線端末装置間でデータを転送する際に、各無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する第一の通信経路か、或いは通信装置を経由せずに直接無線端末装置間を接続する第二の通信経路かを選択する。そして、選択された通信経路を設定し、無線端末装置間でデータを転送する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、無線通信路の経路選択技術に関する。
映像入力装置で取得した各種映像データをテレビなどの映像表示装置の画面に表示する場合を考えてみると、一般的にテレビのような映像表示装置には映像データを内部に大量に記憶するような記憶手段を装備していない。そのため、画面に各種映像データを表示するには、映像データの送信元である映像入力装置が映像データをストリーミングの形式で映像表示装置に送信する必要がある。そして、映像表示装置が送信された映像ストリーミングを受信しながらリアルタイムに画面に映像を表示する処理を行っている。
映像ストリーミングの伝送路として無線通信路がある。例えば、無線LANでは、音声データやストリーミング配信される映像データのように、伝送の際にリアルタイム性が要求されるようなデータ転送に対して、特別に伝送帯域を保証して伝送させる仕組みが提案されている。例えば、伝送されるデータの種別によって優先順位を設け、この優先順位の高いデータほど優先して伝送するような方式(IEEE 802.11eなど)が、QoS技術を実現する手段として検討され、提案されている。
このQos技術では、アクセスポイントなどの制御局を経由して形成した無線通信路と、各々の機器間で直接形成した無線通信路とを利用できる。そして、これらの通信経路を選択して使用する際には、最適な通信経路の選択を行う制御が要求される。
例えば、通信経路を選択する制御の例として、特許文献1に記載の無線通信システムがある。これは、無線端末局と基地局とで構成する無線通信システムにおいて、該基地局の制御により、通信トラフィック量の多寡や基地局の稼動又は非稼動等を条件として、一斉同報信号を送信する。これにより、基地局を中継する無線通信路と、基地局を中継しない無線通信路とを切り替えるように構成されている。これは、通信経路を選択する場合に、収容する全ての無線端末局は同等であるとみなし、無線通信上でのパラメータ(通信トラフィックや基地局の状態)によってのみ通信経路選択の条件としていることを示している。
また、通信経路を選択する制御の例として、特許文献2に記載の技術がある。これは、送信元の端末が、伝送データがリアルタイムデータであるか、伝送に必要な総伝送帯域量を条件として直接端末間で伝送するか、基地局を経由して伝送するかを選択する。つまり、送信元である伝送装置によって通信経路が選択されることが示されている。また、通信経路を選択する条件についても伝送を行うデータがリアルタイムデータであるか、そのデータを通信するのに必要となる伝送帯域と通信路で確保できる伝送帯域とを条件としていることが示されている。
特開2004−23613号公報 特開2004−363645号公報
上述の特許文献1、2に記載の発明では、基地局と端末で構成するシステムにおいて、基地局を経由した端末間通信を行うか、端末間で直接通信を行うかの選択は、次のような条件で行われている。即ち、伝送を行うデータがリアルタイムデータであるか、該データを通信するのに必要となる伝送帯域と通信路で確保できる伝送帯域か、通信トラフィックの量、或いは基地局の稼動/非稼動の条件で通信経路の選択が行われている。
これは、通信経路を選択する場合に、全ての端末は同等であるとみなし、無線通信上での各種パラメータ(伝送データの種別、使用帯域、通信トラフィック、基地局の稼動状態)によってのみ通信経路選択の条件としていることになる。
これらの条件による判断の結果、端末間の直接通信経路を選択して通信を行っている状態でも、端末の移動によっては電波が届かなくなり、端末間での直接通信ができなくなるような場所が発生する。その場合、通信が途切れてしまうことが予想される。逆に、基地局経由での通信経路を選択している場合は、基地局の管理エリア内の移動では通信が途切れるようなことはないと予想される。即ち、通信トラフィックの量を条件として最適な通信経路の選択を行うことができても、システムにとって最適な通信経路を選択したことにはならないという不具合があった。
更に、特許文献2に記載の発明では、記載されている通信経路の選択を行うのは制御局ではなくデータの送信元の装置で行うことになっている。
この場合、例えばシステムに収容されている全ての伝送装置が通信中移動する端末であるか否か、データの送信専用なのか受信専用なのか、システム内の端末が現在どのような状態となっているか、について各伝送装置が常に認識する仕組みが必要となる。従って、システムに最適な通信経路を選択するには各伝送装置がシステム全体を考慮する必要があり、処理の負荷が多くなる。また、伝送装置毎にこのような機能を装備しなければならなくなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、無線端末装置間でデータを転送する際に、無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する通信経路か無線端末装置間を直接接続する通信経路かを選択することを目的とする。
本発明は、通信装置と、該通信装置に収容される複数の無線端末装置とで構成される通信システムの通信経路設定方法であって、収容する複数の無線端末装置の状況をそれぞれ記録する記録工程と、無線端末装置間でデータを転送する際に、各無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する第一の通信経路か、或いは通信装置を経由せずに直接無線端末装置間を接続する第二の通信経路かを選択する選択工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、複数の無線端末装置を無線により収容する通信装置であって、収容する複数の無線端末装置の状況をそれぞれ記録する記録手段と、無線端末装置間でデータを転送する際に、各無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する第一の通信経路か、或いは通信装置を経由せずに直接無線端末装置間を接続する第二の通信経路かを選択する選択手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、無線端末装置間でデータを転送する際に、各無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する経路と、通信装置を経由せずに直接無線端末装置間を接続する経路から効果的な経路を自動設定することができる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。特に、無線通信として、IEEE 802.11規格及びこの規格の拡張であるIEEE 802.11eとして規定されているDLS(Direct Link Setup)を使用する。しかし、本発明は、これだけに限るものではなく、別の通信プロトコルに従った通信制御方法にも適用可能であることは言うまでもない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態における無線映像伝送システムの代表的な構成の一例を示す図である。図1において、101は映像データの送信機能を有する無線端末(QSTA)であり、例えば無線LAN通信機能を利用して映像ストリームを送信可能なデジタルビデオカメラである。102は映像データの受信機能を有する無線端末(QSTA)であり、例えば無線LAN通信機能を利用して映像ストリームを受信可能なテレビである。103はQSTA101、QSTA102を収容するアクセスポイント(QAP)であり、例えば無線LANにおけるアクセスポイントである。そして、QSTA101、102がQAP103と論理的な接続関係(Association)を確立することで、QAP103のインフラストラクチャモードのネットワーク(BSS)を形成するものである。
ここで、デジタルビデオカメラ101で撮影した映像をテレビ102に対して送信し、その映像をテレビ102に表示するような動作を行う場合、映像データの伝送経路として2つの伝送経路が考えられる。1つには、アクセスポイント103を経由した映像データの伝送方法と、もう1つには、デジタルビデオカメラ101とテレビ102との間を直接伝送する映像データの伝送方法がある。
QAP103を経由して映像データを伝送する方法としては、まずQSTA101からQAP103への通信路と、QAP103からQSTA102への通信路とを形成する。そして、QoSを保証した伝送方法により映像データをQSTA101からQSTA102へQAP103を経由して伝送する方法がある。
一方、直接映像データを伝送する方法としては、DLSを用いてQSTA101及び102の間で直接通信路を形成し、QoSを保証した伝送方法により映像データをQSTA101からQSTA102へ直接伝送する方法がある。
次に、図2〜図4を用いて、QSTA101、QSTA102、QAP103の詳細な構成について説明する。
図2は、映像入力装置であるQSTA101の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。201は制御部であり、後述するプログラムや制御データに従って装置全体を制御するCPUと、そのCPUのプログラムや制御データが格納されているROMと、CPUが処理を実行時に使用する作業領域や各種テーブルが定義されたRAMとを含む。202は映像入力部であり、カメラとマイクとで構成され、カメラで撮影された映像をデジタル信号に変換する処理と、マイクで集音した音声をデジタル信号に変換する処理とを行う。そして、それぞれ変換された映像信号と音声信号とを次段の映像エンコーダ部に送信する処理を行う。
203は映像エンコーダ部であり、映像入力部202から送られてきた映像信号と音声信号とを受信し、音声情報を含む映像ストリームにエンコード処理する。このエンコード処理としては、例えばMPEG2、MPEG4、H.264などの各種映像フォーマットで、解像度、フレームレート、伝送レートの異なる各種の映像ストリームを生成する処理である。そして、制御部201からの指示によって画像エンコーダ部203で生成された映像ストリームは後述する映像データ記憶部或いは無線通信部へ送られる。つまり、画像エンコーダ部203からの映像ストリームを内部に記憶する場合には、映像データ記憶部へ送られ、またライブ映像として映像表示装置であるQSTA102へ配信する場合には、無線通信部へ送られる。
204は映像データ記憶部であり、撮影で取得された映像ストリームを記憶する部位であり、取り外し可能なメディアとしてDVテープ、DVD、CFカードのような記録媒体や固定メディアとしてHDDのような記憶媒体などで構成される。尚、内部に記憶される映像ストリームは、撮影時に映像エンコーダ部203によって所定の映像フォーマットにエンコードされた映像ストリームとなっている。
205は無線通信部であり、ここでは無線LANの規格(IEEE 802.11)に従って電波を送受信する機能を有し、QAP103に接続する無線端末として動作するように制御部201によって制御される。撮影した映像をライブ映像としてBSS内のQSTA102に配信する場合、映像ストリームを変調してアンテナ209から電波によって送信する。無線通信部205の内部は、大きく2つの機能ブロックに分けられ、1つがMAC処理部206、もう1つがRF部207となっている。
206はMAC処理部であり、無線LANの規格(IEEE 802.11)でのMAC(Medium Access Control)レイヤの処理を行う部位である。内部でMACフレームを構成し、RF部207との間でMACフレームを送受信する。このMACフレームは、映像エンコーダ部203から送られてくる映像ストリームをフレームボディに格納する。また、無線通信路における各種情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報など)もMACフレームの内部に格納し、制御部201の制御によりRF部207との間で送受信される。
また、BSS内の無線端末として動作する無線機能も備えている。この機能は、QAP103によって制御されたMACフレーム内の各種情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報など)に従って無線通信の制御を行う機能である。そして映像ストリーミング伝送のようなリアルタイム性を有するデータ伝送に対して、IEEE 802.11eで規定される帯域保証の仕組みに対応し、その伝送に必要な帯域を予約し、優先順位を持たせて優先的に伝送することが可能となっている。つまり、無線通信路におけるQoSを確保するための処理を行う部位となっている。
また、IEEE 802.11eで規定されるDLS機能にも対応し、制御部201からそのDLSを起動させる指示があれば、指示に従ってDLSを起動し、BSS内の所望の無線端末との間で直接通信路を形成する機能も備えている。
207はRF部であり、無線通信部205の中で、アンテナ209を介して電波信号を送受信する部位である。主な機能としては、MAC処理部206から送られてくるビットストリームに対して各種変調処理を施して電波としてアンテナ209から送出する機能やアンテナ209によって受信した電波から復調する処理を施し、ビットストリームを抽出する機能がある。
208は操作入力部であり、ユーザからの操作を検出し、その検出結果を制御部201へ伝達する部位である。キーパット、プッシュスイッチ、スライドスイッチなどによって構成され、各キーやスイッチが押下されるのを検出し、その旨を制御部201に伝達する機能を有する。
図3は、映像表示装置であるQSTA102の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。図3では、映像ストリームを受信して画面に表示する処理を例に各機能ブロックの機能を示す。301は制御部であり、後述するプログラムや制御データに従って装置全体を制御するCPUと、そのCPUのプログラムや制御データが格納されているROMと、CPUが処理を実行時に使用する作業領域や各種テーブルが定義されたRAMとを含む。
304は無線通信部であり、ここでは無線LANの規格(IEEE 802.11)に従って電波を送受信する機能を有し、QAP103に接続する無線端末として動作するように制御部301によって制御される。映像ストリームとして映像データをBSS内のQSTA101から受信する場合、アンテナ308から受信した電波信号を映像ストリームに復調する。無線通信部304の内部は、大きく2つの機能ブロックに分けられ、1つがMAC処理部305、もう1つがRF部306となっている。
306はRF部であり、無線通信部304の中で、アンテナ308を介して電波信号を送受信する部位である。主な機能としては、MAC処理部305から送られてくるビットストリームに対して各種変調処理を施して電波としてアンテナ308から送出する機能やアンテナ308によって受信した電波から復調する処理を施し、ビットストリームを抽出する機能がある。
305はMAC処理部であり、無線LANの規格(IEEE 802.11)でのMAC(Medium Access Control)レイヤの処理を行う部位である。内部でMACフレームを構成し、RF部306との間でMACフレームを送受信する。このMACフレームのフレームボディから映像ストリームを取り出してデコーダ部303へ送信する。また、無線通信路における各種情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報など)もMACフレームの内部に格納し、制御部301の制御によりRF部306との間で送受信される。
また、BSS内の無線端末として動作する無線機能も備えている。この機能は、QAP103によって制御されたMACフレーム内の各種情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報等々)に従って無線通信の制御を行う機能である。そして映像ストリーミング伝送のようなリアルタイム性を有するデータ伝送に対して、IEEE 802.11eで規定される帯域保証の仕組みに対応し、その伝送に必要な帯域を予約し、優先順位を持たせて優先的に伝送することが可能となっている。つまり、無線通信路におけるQoSを確保するための処理を行う部位となっている。
また、IEEE 802.11eで規定されるDLS機能にも対応し、制御部301からそのDLSを起動させる指示があれば、指示に従ってDLSを起動し、BSS内の所望の無線端末との間で直接通信路を形成する機能も備えている。
303はデコード部であり、受信した映像ストリームを画面に表示するための映像信号に変換する処理を行う。デコード処理された映像信号は画面表示部302に送信される。ここで、例えば映像ストリームを画面表示部302に表示する要求があると制御部301の制御によってデコード処理される映像信号は、画面表示部302に相当する画面サイズに変換された映像信号として生成される。
302は画面表示部であり、映像ストリームの画面表示を行う部位である。デコーダ部303から送られてきた映像信号を制御部301の制御によって表示を行う。
307はリモコン受信部であり、QSTA102に対してリモコン操作を行う不図示のリモコンなどから赤外線などの通信によって送信される制御信号を受信する部位である。例えば、リモコンから現在表示を行っている画面の表示映像を切り替えて表示するといった制御信号が到来してきた場合、この制御信号を受信して内容を解読し、その旨を制御部301に通知する処理を行う。
図4は、QAP103の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。図4において、401は制御部であり、後述するプログラムに従って装置全体を制御するCPUと、そのCPUのプログラム及び制御データが格納されているROMと、CPUが処理を実行時に使用する作業領域や各種テーブルが定義されたRAMとを含む。
403は無線通信部であり、ここでは無線LANの規格(IEEE 802.11)に従って電波を送受信する機能を有し、接続する無線端末と共にBSSを形成するアクセスポイントとして動作するように制御部401によって制御される。映像データや制御データをBSS内の無線端末から受信する場合、電波によってアンテナ406から受信した映像データや制御データを復調する。また、映像データや制御データをBSS内の無線端末に送信する場合、変調してアンテナ406から電波として送信する。また、無線通信部403の内部は大きく2つの機能ブロックに分けられ、1つがMAC処理部404、もう1つがRF部405となっている。
405はRF部であり、無線通信部403の中で、アンテナ406を介して電波信号を送受信する部位である。主な機能としては、MAC処理部404から送られてくるビットストリームに対して各種変調処理を施して電波としてアンテナ406から送出する機能やアンテナ406によって受信した電波から復調する処理を施し、ビットストリームを抽出する機能がある。
404はMAC処理部であり、無線LANの規格(IEEE 802.11)でのMAC(Medium Access Control)レイヤの処理を行う部位である。内部でMACフレームを構成し、RF部405との間でMACフレームを送受信する。例えば、図1に示すQSTA101からQAP103を経由してQSTA102へ映像データが送信される場合、QSTA101から受信したMACフレームを解析し、規定の処理及びシーケンスに従ってMACヘッダの部分を変更する。そして、再度MACフレームを形成して、QSTA102へ送信する処理を行う。
また、DLSを使用してQSTA101とQSTA102との間で直接映像データの伝送が行われている場合、制御用のMACフレームを形成して、規定のタイミングに従って各無線端末(QSTA101、QSTA102)へ制御信号を送信する処理も行う。
その他にも、新規に通信路を形成する要求やDLSによる通信路を形成する要求、各種データ転送を行うような要求が無線端末から送信されてきた場合に、MACレイヤの処理として実行されるQAPとしての制御を行う。
更に、受信したMACフレーム内部の各種情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報など)を解析し、得られた情報を管理データ記録部402へ送信する機能も備えている。
402は管理データ記録部であり、QAP103が形成するBSS内の無線端末に関する管理データを記録する部位である。書き込み読み出しが可能なRAM(Random Access Memory)で構成し、MAC処理部404で得られたMACレイヤの情報だけでなく、更に上位層で得られた情報なども記録する。例えば、MACレイヤで得られる無線端末の種別だけでなく、その無線端末がテレビであるとかデジタルビデオカメラであるというようなMACレイヤより上位層のプロトコルや、アプリケーションによって得られた情報も記録される。
次に、図5を用いて、QAP103の管理データ記録部402に管理データを登録する処理について説明する。
図5は、アクセスポイントにおける管理データの登録処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、アクセスポイント(QAP103)がインフラストラクチャモードのネットワーク(BSS)を構築し、BSS内の無線端末(QSTA)がアソシエーション(接続)を行う際に実行される処理である。
まず、ステップS501において、QAP103におけるBSS内に存在する無線端末(QSTA101又はQSTA102)からアソシエーション要求(接続関係の要求)があったか否かを判定する。ここで、無線端末(QSTA101又はQSTA102)から接続関係の要求があった場合はステップS502へ進み、そうでなければ、現在の状態を維持する。
ステップS502では、QAP103は、そのアソシエーション要求に対して接続関係を認めるか否かを応答するアソシエーション応答を無線端末に送信する。このとき、IEEE 802.11で規定される情報要素(例えば、Capability InformationやListen Interval)を送信した無線端末毎に管理データ記憶部402に記録する処理も行う。この情報要素は、MACレイヤにおける無線端末情報であり、MAC処理部404で検出し抽出する。
次に、ステップS503では、ステップS502で取得した情報要素以外の情報を要求する信号を送信する。これは、ステップS502で取得した無線端末情報はMACレイヤにおける情報であるが、更に上位層(上位プロトコル又はアプリケーション層)において取り扱う無線端末情報を無線端末(QSTA101又はQSTA102)に要求するものである。ここで要求する無線端末情報としては、例えば無線端末が映像データの発信装置を示すデジタルビデオカメラであるか、或いは映像データの受信装置を示すテレビであるかなどの種別情報である。
そして、ステップS504で、送信された要求に対して無線端末(QSTA101又はQSTA102)から有効な応答があったか否かを判定する。ここで、無線端末から有効な応答があればステップS505へ移行し、そうでなければステップS506へ移行する。有効な応答とは、ステップS503で要求した無線端末情報が取得できたか否かによって判断するものである。
ステップS505では、無線端末の応答によって取得した無線端末情報を管理データ記憶部402に記録する。取得した無線端末情報は、MACフレームのフレームボディに記載されて送信されるため、MAC処理部404ではなく、フレームボディを解析することが可能な制御部401が検出し抽出する。
そして、ステップS506で、アソシエーション処理終了後に新たに無線端末(QSTA101又はQSTA102)から無線端末情報の更新要求があったか否かを判定する。更新要求とは、取得した無線端末情報について、無線端末の状態が変化したために無線端末情報を更新する旨の要求である。ここで、無線端末から更新要求があればステップS507へ移行し、そうでなければステップS508へ移行する。
ステップS507では、無線端末からの更新要求によって新たに取得した無線端末情報を管理データ記憶部402に追加記録、或いは記録を更新する。新たに取得した無線端末情報は、MACフレームのフレームボディに記載されて送信されるため、MAC処理部404ではなく、そのフレームボディを解析することが可能な制御部401が検出し抽出する。
次に、ステップS508で、電源OFFといったようなQAP103に対する中断が発生したか否かを判定する。QAP103が電源OFFといった中断が発生すれば、処理を終了し、そうでなければステップS506へ移行する。そして、無線端末(QSTA101又はQSTA102)がQAP103に対するアソシエーション処理を実行し完了した後に、新たな無線端末(QSTA101又はQSTA102)から無線端末情報の更新要求を待つ状態となる。
次に、図6を用いて、QAP103の管理データ記録部402に記録された管理データを削除する処理について説明する。
図6は、アクセスポイントにおける管理データの登録処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、無線端末がアクセスポイントに対するディスアソシエーションを実行した時に行われる。
まず、ステップS601において、QAP103のCPU401がBSS内に存在する無線端末(QSTA101又はQSTA102)からアソシエーションを解除するためのディスアソシエーション要求があったか否かを判定する。無線端末(QSTA101又はQSTA102)からディスアソシエーション要求を受信するとステップS602へ進み、管理データ記憶部402に記録された無線端末(QSTA101又はQSTA102)に関する全ての情報を削除する。全ての情報とは、MACレイヤにおける情報要素、及び図5に示すステップS505にて記憶された無線端末情報である。
一方、削除処理は、この無線端末(QSTA101又はQSTA102)のディスアソシエーション処理が実行された旨を示す情報をそのディスアソシエーション情報として、管理データ記憶部402に追加記録する方法でも良い。
ここで、図7を用いて、QAP103の管理データ記録部401に記録されている情報について説明する。
図7は、第1の実施形態における管理データ記録部401の構成の一例を示す図である。図7において、701は収容端末であり、QAP103の管理下に収容されている無線端末の名称が記録される。702は情報要素であり、アソシエーション要求時に無線端末から取得したMACレイヤの情報要素が記録される。尚、この情報要素は、IEEE 802.11で規定された情報要素であり、例えばMACアドレス、Capability InformationやListen Intervalなどの情報である。
703はDLSサポート有無であり、無線端末から取得したMACレイヤの情報要素の1つであり、例えばDLSをサポートしているか否かを示す情報が記録される。尚、この情報は、IEEE 802.11eで規定される情報要素である。704は機種情報であり、無線端末から取得したMACレイヤより上位層プロトコル或いはアプリケーション層によって取得した情報が記録される。例えば、映像データに関して、送信機能を有するか、受信機能を有するかを示す情報が記録される。具体的には、無線端末がテレビであった場合などは、映像データを受信する機器である旨の情報が記録される。
705は形態情報であり、無線端末から取得したMACレイヤより上位層プロトコル或いはアプリケーション層によって取得した情報が記録される。例えば、使用形態において、設置され移動することがない装置なのか、携帯されユーザなどの移動に伴って移動する装置なのかを示す情報が記録される。具体的には、無線端末がポータブルの可搬型テレビの場合などは、映像データを受信しながら移動する可能性がある機器である旨の情報が記録される。
706は状態情報であり、無線端末から取得したMACレイヤより上位層プロトコル或いはアプリケーション層によって取得した情報が記録される。例えば、移動可能な状態にあるか、映像データの送受信に関して受信可能な状態にあるのか、或いは送信可能な状態にあるのか否かを示す情報が記録される。具体的には、無線端末がテレビであって、現在テレビ放送を視聴中のように使用状態であった場合には、映像データを無線で受信可能な状態になっていない旨の情報が記録される。
次に、図8を用いて、図1に示す無線映像伝送システムにおいて、QSTA101からQSTA102へ映像データを伝送する場合に、QAP103の管理データ記録部402の記録内容を参照して通信経路を選択する処理について説明する。例えば、QAP103経由の通信経路を使って伝送するか、DLSの仕組みを使用してQSTA101とQSTA102との間で直接通信経路を形成して伝送するかを選択する。そして、その選択結果に従って通信路を設定し、映像データの伝送を行う処理である。
また、この処理は、QAP103のBSS内に存在する無線端末(QSTA101及びQSTA102)がアソシエーション要求を実行した後に、QAP103で行われる処理である。
図8は、第1の実施形態における通信経路選択処理を示すフローチャートである。まず、ステップS801では、QSTA101からQSTA102に対して映像データの伝送を行う要求が発生したか否かを判定する。具体的には、QSTA101からQAP103に対してMACレイヤより上位層のアプリケーション層においてユーザから上述の要求が発生した旨を通知する情報をQAP103が受信したか否かである。QSTA101では、ユーザがQSTA101の操作入力部208に対して上述の要求に対する操作を行い、制御部201がその操作を検出する。そして、無線通信部205から、MACフレームのフレームボディ部分にその要求情報を記載して電波によってQAP103に送信する処理を行う。
ここで、QSTA101からQSTA102に対して映像データの伝送を行う要求が発生した場合はステップS802へ移行し、QAP103が管理データ記録部402の情報を参照し、制御部401が通信経路を選択する。具体的には、制御部401が管理データ記録部402に対して該当する無線端末(QSTA101及びQSTA102)に関する管理データを読み出す。そして、例えばQSTA102に関するDLSサポート703が「有」と記録され、形態705が「設置型」であると記録されていれば、DLSによってQSTA101とQSTA102との間で直接通信経路を形成するように選択する。
また、例えばQSTA102に関する形態705が「移動型」であると記録されていれば、QAP103を経由した通信経路にてQSTA101とQSTA102とを接続するような通信経路を選択する。
次に、ステップS803では、ステップS802で選択された通信経路がQAP103を経由する通信経路か否かを判定する。その結果、選択された通信経路がQAP103を経由する通信経路の場合はステップS804へ移行し、QSTA101とQSTA102との間で直接通信経路を形成するように選択された場合はステップS808へ移行する。
このステップS804では、QAP103からQSTA101に対して、映像データをQSTA102へ伝送する通信経路がQAP103経由の通信経路であることを通知する。一方、この通知を受信したQSTA101は、QAP103経由の通信経路でQSTA102への通信経路を形成する。このとき、QAP103からQSTA101に対して、映像データをQSTA102へ伝送する通信経路がQAP103経由の通信経路に選択されたことを通知する処理は、以下のように行われる。
MACレイヤより上位層のアプリケーション層において、制御部401の制御で、無線通信部403から、MACフレームのフレームボディ部分にその通知情報を記載して電波によってQSTA101に送信する。その後、その通知を受信したQSTA101はIEEE 802.11及びIEEE 802.11e準拠の無線LANで規定された通信プロトコルに従ってQAP103経由でQSTA102への通信経路を形成する。
次に、ステップS805では、ステップS804で設定された通信経路で映像データの伝送を開始するようにQSTA101に通知する。そして、ステップS806では、現在行っている映像データの伝送をユーザの操作などで停止する旨の制御が行われたか否かを判定する。ここで、現在行っている映像データの伝送をユーザの操作などで停止する旨の制御が行われた場合はステップS807へ移行し、そうでない場合は、現在の状態を維持する。
ステップS807では、QAP103経由でQSTA101からQSTA102へ形成されている通信経路を切断する。この処理もステップS804での通信経路の設定処理と同様に、無線LANで規定された通信プロトコルに従ってQAP103経由で形成されている通信経路を切断する処理である。
一方、ステップS808では、QAP103からQSTA101に対して、映像データをQSTA102へ伝送する通信経路がDLSの仕組みを使用したQSTA101とQSTA102との間を直接接続する通信経路であることを通知する。一方、この通知を受信したQSTA101は、QAP103に対してDLSの仕組みを使用したQSTA101とQSTA102との間を直接接続する通信経路を形成する。このとき、QAP103からQSTA101に対して、映像データをQSTA102へ伝送する通信経路がDLSの仕組みを使用したQSTA101とQSTA102との間を直接接続する通信経路に選択されたことを通知する処理は、以下のように行われる。
MACレイヤより上位層のアプリケーション層において、制御部401の制御で、無線通信部403から、MACフレームのフレームボディ部分にその通知情報を記載して電波によってQSTA101に送信する。その後、その通知を受信したQSTA101はIEEE 802.11及びIEEE 802.11eで規定された手順に従ってQSTA101からQSTA102へ直接通信経路を形成する。
次に、ステップS809では、DSLによって直接通信経路で映像データの伝送を開始するようにQSTA101に通知する。そして、ステップS810では、現在行っている映像データの伝送をユーザの操作などで停止する旨の制御が行われたか否かを判定する。ここで、現在行っている映像データの伝送をユーザの操作などで停止する旨の制御が行われた場合はステップS811へ移行し、そうでない場合は、現在の状態を維持する。
ステップS811では、DLSによって直接接続されている通信経路を切断する。この処理もステップS808での直接通信経路の設定処理と同様に、IEEE 802.11及びIEEE 802.11eで規定された手順に従ってDLSで形成されているQSTA102への通信経路を切断する処理である。
そして、上述したステップS807又はS811での切断処理が終了すると、無線端末(QSTA101及びQSTA102)がQAP103に対するアソシエーション状態に戻り、この処理を終了する。
図9は、無線伝送システムにおける経路選択の一例を示す図である。図9に示す例は、図8に示したフローチャートの動作を別の視点で示したものである。図1に示したQAP103とQSTA101とQSTA102とで構成された無線伝送システムの構成と同じ構成として描いたものとなっている。
図9において、901はQAP103の無線が到達するエリアを示す円である。この円901の内部に無線端末が存在していれば、無線端末はQAP103に対してアソシエーション(接続関係)が可能であり、QAP103との間で無線通信が行えることを示している。
ここで、図8に示すスタートの状態は、図9において、QAP103にQSTA101とQSTA102とが接続関係にある状態である。このとき、QSTA101とQSTA102との距離は、QSTA101とQSTA102との間でDLSによって直接通信が行えるような距離である。
次に、QSTA101からQSTA102へ映像データの伝送を行う要求が発生すると、QSTA101とQSTA102との間を接続する通信経路が選択される。このとき、QSTA102が設置型、即ち、映像を表示しながら移動することが想定できないような、例えばリビングに置かれているテレビであれば、DLSを起動して図9に示すQSTA101とQSTA102との間で直接通信経路を形成する。
一方、QSTA102が移動型、即ち、映像を表示しながら移動することが想定できるような、例えば携帯型の移動テレビであれば、DLSを起動せずに、QSTA101からQAP103を経由してQSTA102に到達するような通信経路を形成する。
従って、QSTA102が設置型であれば、図9に示すエリア902に移動経路903のように移動することはありえない。しかしながら、QSTA102が移動型であれば、図9に示すエリア902に移動経路903のように移動することが想定される。このとき、エリア902はQAP103と通信可能なエリアであるが、QSTA101から直接電波が届かないエリアとなる場合もある。よって、通信経路を選択する際に、DLSを起動して直接通信経路を形成してしまうと、エリア902にQSTA102が移動することによって電波が届かなくなり、映像データの伝送が途切れてしまうことになる。
第1の実施形態によれば、図8に示すステップS802で、QSTA102が設置型か移動型かによって通信経路を選択し、ステップS804又はS808で設定した通信経路で映像データの伝送を行い、上述した問題の発生を防止することができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態について詳細に説明する。第2実施形態では、図1に示す構成において、QSTA101が移動しながらQSTA102へ映像データを伝送する場合を例に挙げて説明する。例えば、QSTA101がデジタルビデオカメラの場合で、撮影しながら図9に示すエリア901内を移動し、リアルタイムで映像データをQSTA102に対して伝送するような場合である。
まず、図5に示す管理データ登録処理において、QSTA101が移動型の装置であることをQAP103に示すために、QAP103の管理データ記録部402に、QSTA101の形態705が移動型であると記録する。その後、図8に示すような映像データの伝送要求が発生すると、形態705の記録内容を参照してQAP103経由での通信経路を選択し、通信路を形成した後、映像データの伝送を開始する。
これにより、図9に示すQSTA101が直接QSTA102と電波が届かないようなエリア902に移動したとしても、映像データの伝送を維持することが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第3の実施形態について詳細に説明する。図1に示すQSTA101及びQSTA102がユーザの利用形態によって据え置かれたままで使用する場合や移動しながら使用する場合がある。例えば、QSTA101がデジタルビデオカメラの場合、内部に記録してある映像データを再生する際に、電源ケーブルにてACコンセントと接続して電源給電を受けているために、移動できない状態で使用される場合がある。一方、撮影を行うために内部に装着されているバッテリーから電源を給電して移動しながら使用される場合もある。
また、別の例では、ユーザの操作により、使用中に移動する設定や使用中は移動しない設定など、移動の有無をQSTA101に設定する場合もある。
ここで、QSTA101を据え置いた状態で使用する場合や移動しながら使用する場合など、利用状況によって、どのように通信経路の選択を行うかについて説明する。
図10は、第3の実施形態によるQSTA101の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。図2に示す機能に電源検出機能を追加したものである。そのための機能ブロックは、1001に示す電源検出部である。この電源検出部1001は、このQSTA101に対する電源の供給が、例えばAC100Vのように電源ケーブルによって給電されているのか、内部に装着したバッテリーから給電されているかを検出する機能を有する。そして、電源の供給経路が変化したことを検出する毎に、制御部201に対して通知する処理を行う。
電源検出部1001から電源の供給経路が変化したことが通知されると、制御部201の制御により、QSTA101はQAP103に対してその旨を通知する。この通知は、図5に示すフローチャートに従って行われる。そして、QAP103の管理データ記録部402に、例えばQSTA101の形態705が「移動型」と記録され、状態706が「設置状態」と記録される。この場合、QSTA101が電源ケーブルによって給電されている状況である。
その後、図8に示すような映像データの伝送要求が発生すると、QSTA101の形態705と状態706の記録内容を参照してDLSを使用した通信経路を選択し、通信経路を形成した後、映像データの伝送を開始する。
この例では、図9に示すQSTA102から直接電波が届かないようなエリア902にQSTA101が移動することを想定する必要がなく、DLSを使用した通信経路を設定しても映像データの伝送を維持することが可能となる。
一方、例えばQSTA101の形態705が「移動型」と記録され、また状態706が「移動状態」と記録される場合も考えられる。この場合、QSTA101がバッテリーにより給電されている状況である。その後、図8に示すような映像データの伝送要求が発生すると、QSTA101の形態705と状態706の記録内容を参照してQAP103を経由した通信経路を選択し、通信経路を形成した後、映像データの伝送を開始する。
この例では、図9に示すQSTA102から直接電波が届かないようなエリア902にQSTA101が移動することを想定でき、QAP103を経由した通信経路を設定して映像データの伝送を維持することが可能となる。
次に、上述したQSTA101と同様に、QSTA102を据え置いた状態で使用する場合や移動しながら使用する場合など、利用状況によって、どのように通信経路の選択を行うかについて説明する。
図11は、第3の実施形態によるQSTA102の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。図3に示す機能に所定の機能を追加したものである。追加した機能ブロックは、1101に示す電源検出部である。この電源検出部1101は、このQSTA102に対する電源の供給が、例えばAC100Vのように電源ケーブルによって給電されているのか、内部に装着したバッテリーから給電されているかを検出する機能を有する。そして、電源の供給経路が変化したことを検出する毎に、制御部301に対して通知する処理を行う。
電源検出部1101から電源の供給経路が変化したことが通知されると、制御部301の制御により、QSTA102はQAP103に対してその旨を通知する。この通知は、図5に示すフローチャートに従って行われる。そして、QAP103の管理データ記録部402に、例えばQSTA102の形態705が「移動型」と記録され、状態706が「設置状態」と記録される。この場合、QSTA102が電源ケーブルによって給電されている状況である。
その後、図8に示すような映像データの伝送要求が発生すると、QSTA102の形態705と状態706の記録内容を参照してDLSを使用した通信経路を選択し、通信経路を形成した後、映像データの伝送を開始する。
この例では、図9に示すQSTA101から直接電波が届かないようなエリア902にQSTA102が移動することを想定する必要がなく、DLSを使用した通信経路を設定しても映像データの伝送を維持することが可能となる。
一方、例えばQSTA102の形態705が「移動型」と記録され、また状態706が「移動状態」と記録される場合も考えられる。この場合、QSTA102がバッテリーにより給電されている状況である。その後、図8に示すような映像データの伝送要求が発生すると、QSTA102の形態705と状態706の記録内容を参照してQAP103を経由した通信経路を選択し、通信経路を形成した後、映像データの伝送を開始する。
この例では、図9に示すQSTA101から直接電波が届かないようなエリア902にQSTA102が移動することを想定でき、QAP103を経由した通信経路を設定して映像データの伝送を維持することが可能となる。
[第4の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第4の実施形態について詳細に説明する。第4の実施形態では、映像データを送信する1台の無線端末に対して、映像データを受信する複数の無線端末がアクセスポイントのBSS内に存在する場合である。
図12は、第4の実施形態による無線映像伝送システムの構成を示す図である。図12に示すように、QAP103のエリア901内にQSTA1201とQSTA1202とが追加された状態である。各無線端末はQAP103に対してアソシエーションが可能であり、QAP103との間で無線通信が可能となっている。
図12に示すシステム構成の場合、QAP103の管理データ記録部402には、機種704が「映像送信機」である1台の無線端末と、「映像受信機」である3台の無線端末とが記録される。そして、この状態で図8に示すようなQSTA101からの映像データの送信要求が発生すると、他に映像データを送信する無線端末がないため、DLSを使用しないでQAP103経由での通信経路を選択する処理を行う。
このように、QAP103にアソシエーションしている無線端末が、映像送信機であるのか、映像受信機であるのかを、図5に示す処理によってQAP103が認識することが可能である。また、その内容を参照してシステム構成に最適な通信経路の選択を行うことが可能となる。
次に、DLSを使用しないでQAP103経由の通信経路を選択する根拠について説明する。図12に示すシステム構成において、通信経路にかかわらず、QSTA101からQSTA102へ映像データの伝送が行われているときに、QSTA1201、QSTA1202で映像データを受信したいとの要求が発生することがある。
そのとき、DLSを使用してQSTA101とQSTA102との間で直接映像データの伝送が行われていると、要求を実行するために、一旦このDLSを使用した通信経路を切断しなければならない。そして、再度QAP103を経由してマルチキャストアドレスを使用してQSTA102とQSTA1201(QSTA1202)に対する通信経路を形成する。つまり、QSTA102において、映像データの受信が途切れてしまう。
この映像データの途切れを防止するために、予めQAP103経由でQSTA101とQSTA102との通信経路を選択する。その後、QAP103のエリア901内に存在するQSTA1201(QSTA1202)から映像データの受信要求が発生した場合に、QSTA101から送信されるあて先アドレスをマルチキャストアドレスに変更する。これにより、QSTA102とQSTA1201(QSTA1202)とに映像データを送信することが可能となる。
このように、QSTA102において、映像データの受信が途切れることを防止でき、かつQSTA1201でも映像データを受信することが可能となる。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態における無線映像伝送システムの代表的な構成の一例を示す図である。 映像入力装置であるQSTA101の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。 映像表示装置であるQSTA102の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。 QAP103の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。 アクセスポイントにおける管理データの登録処理を示すフローチャートである。 アクセスポイントにおける管理データの登録処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における管理データ記録部401の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態における通信経路選択処理を示すフローチャートである。 無線伝送システムにおける経路選択の一例を示す図である。 第3の実施形態によるQSTA101の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。 第3の実施形態によるQSTA102の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。 第4の実施形態による無線映像伝送システムの構成を示す図である。

Claims (9)

  1. 通信装置と、該通信装置に収容される複数の無線端末装置とで構成される通信システムの通信経路設定方法であって、
    収容する複数の無線端末装置の状況をそれぞれ記録する記録工程と、
    無線端末装置間でデータを転送する際に、各無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する第一の通信経路か、或いは通信装置を経由せずに直接無線端末装置間を接続する第二の通信経路かを選択する選択工程と、
    を有することを特徴とする通信経路設定方法。
  2. 前記選択工程は、少なくとも1つの無線端末装置が前記通信装置の無線通信可能エリア内を移動可能な状況にある場合、前記第一の通信経路を選択することを特徴とする請求項1記載の通信経路設定方法。
  3. 前記選択工程は、前記無線端末装置の利用状況に応じて、前記通信経路を選択することを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の通信経路設定方法。
  4. 前記選択工程は、前記複数の無線端末装置がそれぞれ電源ケーブルによって給電されている場合、前記第二の通信経路を選択することを特徴とする請求項1記載の通信経路設定方法。
  5. 前記選択工程は、少なくとも1つの無線端末装置が内蔵バッテリーによって給電されている場合、前記第一の通信経路を選択することを特徴とする請求項1記載の通信経路設定方法。
  6. 前記選択工程は、データを送信する機能を有する無線端末装置が1台のみ前記通信装置に収容されている状況の場合、前記第一の通信経路を選択することを特徴とする請求項1記載の通信経路設定方法。
  7. 複数の無線端末装置を無線により収容する通信装置であって、
    収容する複数の無線端末装置の状況をそれぞれ記録する記録手段と、
    無線端末装置間でデータを転送する際に、各無線端末装置の状況に応じて、通信装置を経由して無線端末装置間を接続する第一の通信経路か、或いは通信装置を経由せずに直接無線端末装置間を接続する第二の通信経路かを選択する選択手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  8. 請求項1乃至6の何れか一項記載の通信経路設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2005342842A 2005-11-28 2005-11-28 通信経路の設定方法、通信装置、及びプログラム Active JP4868835B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005342842A JP4868835B2 (ja) 2005-11-28 2005-11-28 通信経路の設定方法、通信装置、及びプログラム
US11/563,300 US20070120956A1 (en) 2005-11-28 2006-11-27 Communication path setting method and communication apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005342842A JP4868835B2 (ja) 2005-11-28 2005-11-28 通信経路の設定方法、通信装置、及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007150756A true JP2007150756A (ja) 2007-06-14
JP2007150756A5 JP2007150756A5 (ja) 2009-01-15
JP4868835B2 JP4868835B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=38110288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005342842A Active JP4868835B2 (ja) 2005-11-28 2005-11-28 通信経路の設定方法、通信装置、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20070120956A1 (ja)
JP (1) JP4868835B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111976A (ja) * 2007-08-31 2009-05-21 Fisher Rosemount Syst Inc 無線メッシュ型ネットワークの構成および最適化
KR101403837B1 (ko) 2007-11-10 2014-06-09 엘지전자 주식회사 보안 다이렉트 링크의 설정 및 관리 방법
US11418969B2 (en) 2021-01-15 2022-08-16 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Suggestive device connectivity planning

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20090008529A (ko) * 2007-07-18 2009-01-22 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 서비스 품질을 선택하기 위한 장치 및방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003348103A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Canon Inc 無線通信装置及び無線通信システム並びに無線通信方法
JP2004128785A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Nec Infrontia Corp 無線lan通信方式
JP2004180225A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Ricoh Co Ltd 無線通信印刷システム

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2004A (en) * 1841-03-12 Improvement in the manner of constructing and propelling steam-vessels
US2987099A (en) * 1957-03-28 1961-06-06 Minnesota Mining & Mfg Apparatus for mounting films and other inserts in cards
SE469771B (sv) * 1990-11-27 1993-09-06 Leif Christer Ryden Saett foer att med hjaelp av en telefonvaexel kunna erbjuda en selektiv genomkoppling av en fast abonnentapparat till en naerbelaegen mobil abonnentapparat
US5825505A (en) * 1991-09-30 1998-10-20 Canon Kabushiki Kaisha Image communication apparatus
CA2107820A1 (en) * 1992-10-16 1994-04-17 Keith Daniel O'neill Low-power wireless system for telephone services
US6173014B1 (en) * 1994-08-02 2001-01-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method of and apparatus for interference rejection combining and downlink beamforming in a cellular radio communications system
US5995500A (en) * 1997-07-18 1999-11-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method and apparatus for direct communication between mobile stations
US6047178A (en) * 1997-12-19 2000-04-04 Nortel Networks Corporation Direct communication wireless radio system
ATE319272T1 (de) * 1998-07-28 2006-03-15 Canon Kk Verfahren and vorrichtung zur nachrichtenübertragung in einem netzwerk
FI107493B (fi) * 1999-06-07 2001-08-15 Nokia Mobile Phones Ltd Tiedonsiirtosovitin ja menetelmä tiedon siirtämiseksi
US6963573B1 (en) * 2000-09-13 2005-11-08 Nortel Networks Limited System, device, and method for receiver access control in a multicast communication system
KR100416263B1 (ko) * 2001-11-30 2004-01-31 삼성전자주식회사 비콘간격의 조절이 가능한 무선통신기기 및 그 방법
EP1326386A1 (en) * 2002-01-08 2003-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Method and device for communication in a network
US7251235B2 (en) * 2002-06-12 2007-07-31 Conexant, Inc. Event-based multichannel direct link
US6865391B1 (en) * 2002-07-11 2005-03-08 Sprint Spectrum L.P. Method and system for vocoder bypass using electronic serial numbers
US7263078B2 (en) * 2002-12-18 2007-08-28 Microsoft Corporation Method and apparatus for scanning in wireless computing devices
GB2396775B (en) * 2002-12-23 2005-04-13 Motorola Inc Method and apparatus for establishing direct communication for mobiles in a radio communication system
WO2004095851A2 (en) * 2003-04-23 2004-11-04 Flarion Technologies, Inc. Methods and apparatus of enhancing performance in wireless communication systems
US7058419B2 (en) * 2003-10-24 2006-06-06 Motorola, Inc. Method and apparatus for reducing communication latency in a wireless group call
JP4349142B2 (ja) * 2004-02-09 2009-10-21 ソニー株式会社 無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US7542452B2 (en) * 2004-04-09 2009-06-02 Sharp Laboratories Of America, Inc. Systems and methods for implementing an enhanced multi-channel direct link protocol between stations in a wireless LAN environment
CA2580287A1 (en) * 2005-01-11 2006-07-20 Telcordia Technologies, Inc. Method to establish and organize an ad-hoc wireless peer to peer network
US7542723B2 (en) * 2005-05-24 2009-06-02 Intel Corporation Direct link establishment in wireless networks
US20070004407A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-04 Biggs Robert A System and method for selecting a network based on the velocity of a wireless device
US7577125B2 (en) * 2005-07-08 2009-08-18 Microsoft Corporation Direct wireless client to client communication
US8798571B2 (en) * 2005-10-11 2014-08-05 Via Technologies Inc. Method of managing power consumption of portable computer and portable computer using the same
US7733772B2 (en) * 2006-01-25 2010-06-08 Intel Corporation Dynamic selection of communication links in a mixed network
US7522571B2 (en) * 2006-02-14 2009-04-21 Intel Corporation Techniques to enable direct link discovery in a wireless local area network
US20080119209A1 (en) * 2006-11-21 2008-05-22 Motorola, Inc. Selection of wireless communication cells based on a mobility state of a wireless device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003348103A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Canon Inc 無線通信装置及び無線通信システム並びに無線通信方法
JP2004128785A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Nec Infrontia Corp 無線lan通信方式
JP2004180225A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Ricoh Co Ltd 無線通信印刷システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111976A (ja) * 2007-08-31 2009-05-21 Fisher Rosemount Syst Inc 無線メッシュ型ネットワークの構成および最適化
US9730078B2 (en) 2007-08-31 2017-08-08 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Configuring and optimizing a wireless mesh network
KR101403837B1 (ko) 2007-11-10 2014-06-09 엘지전자 주식회사 보안 다이렉트 링크의 설정 및 관리 방법
US11418969B2 (en) 2021-01-15 2022-08-16 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Suggestive device connectivity planning

Also Published As

Publication number Publication date
JP4868835B2 (ja) 2012-02-01
US20070120956A1 (en) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6406249B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP7123594B2 (ja) 通信装置、制御方法、およびプログラム
JP2008005316A (ja) 通信システム、通信装置、通信装置の通信方法、並びにコンピュータプログラム
JP6620759B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6914728B2 (ja) 通信装置、通信方法、およびプログラム
JP4609553B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム
WO2014192414A1 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
WO2003092269A1 (fr) Procede et station de demande de selection de contenu, station de fourniture de contenu, appareil d'indication de commutation de contenu, programme, support d'enregistrement lisible par ordinateur sur lequel un programme est enregistre, et systeme de reseau
CN105530283A (zh) 点对点多媒体数据分享方法、电子装置及非易失可读式电脑媒体
JP4868835B2 (ja) 通信経路の設定方法、通信装置、及びプログラム
JP2004040380A (ja) 通信端末及びディジタル放送受信システム
JP6873762B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、および、プログラム
KR101701221B1 (ko) 휴대용 단말기에서 스트리밍 데이터를 수신하기 위한 장치 및 방법
JP2008311969A (ja) 受信機、送信機、通信システム、受信機の制御方法、通信方法、受信機の制御プログラム、およびそれを記録した記録媒体
JP2011061733A (ja) 遠隔操作装置の起動状態に応じて要約コンテンツを生成するシステム及び方法
KR20180014708A (ko) 역방향 채널 오디오 세션들을 관리하기 위한 기술들
JP2018014051A (ja) 通信装置、通信方法、およびプログラム
JP2006041761A (ja) マルチメディアコンテンツ提供システム、ホームコンテンツサーバ及び携帯視聴デバイス
JP4041967B2 (ja) 無線通信端末および無線通信方法
JP2004289372A (ja) 携帯端末
JP2006041821A (ja) デジタル放送受信装置とそれらの連携システムおよび連携プログラム
JP4250582B2 (ja) 携帯端末
JP4455906B2 (ja) 放送受信装置または携帯端末装置
JP2007124249A (ja) 通信機器、通信方法、通信システム、プログラム、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007074018A (ja) 映像表示装置及びアクセス手順選択方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4868835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3