JP2007074018A - 映像表示装置及びアクセス手順選択方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像ストリームの使用目的に応じて適切な伝送帯域を確保する。
【解決手段】映像表示装置は映像表示要求があったかどうかを判定するS402。要求があったときは解像度、画面サイズに基づいて、ストリーミングに必要な伝送レートを算出する。次いで、通信状態に基づいて、ストリーミングに確保可能な伝送レートを算出する。両者を比較して、集中制御型のアクセス手順か分散制御型のアクセス手順かのどちらかを選択する。
【選択図】図4

Description

本発明は、映像表示装置及びアクセス手順選択方法に関する。
昨今、各種映像入力装置から映像表示装置への映像データのストリーミング伝送において、確実に映像データの伝送を行いたいという要求や、映像ストリーミングをリアルタイムで映像表示装置の画面で見たいという要求がある。
このような要求に対して、映像ストリーミングの伝送路として無線通信路があり、この分野でも様々な提案がなされてきている。例えば、無線LANでは、伝送の際にリアルタイム性が要求されるようなデータ転送には、特別に伝送帯域を保証して伝送させる仕組みが提案されている。簡易的には、伝送されるデータの種別によって優先順位を設け、この優先順位の高いデータ程優先して伝送するような方式(例えばIEEE802.11e等)が、QoSを実現する手段として検討され、提案されている。
また、複数の映像ストリーミングを同時に受信して同一の画面上に例えば親画面と子画面というようにマルチ画面表示を行うようなシステムも提案され、その映像ストリーミングの伝送方法について様々な工夫が紹介されている(例えば、特許文献1〜4参照。)。
特許文献1に記載の画像伝送システムは、その目的として映像データの伝送を行う伝送路の利用効率を上げ、又は、送信側の送信電力を節約することとなっている。そして、この目的を達成するために、伝送する画像情報の総量を減らす手段を映像ストリーミングの送信側に設けることによって実現している。
また、特許文献2に記載の画像データ伝送システムは、その目的として伝送路の通信帯域の無駄な消費を防止することとなっている。そして、この目的を達成するために、表示する画面サイズに応じて伝送する情報量を変化させて伝送する手段を映像ストリーミングの送信側に設けることによって実現している。
また、特許文献3に記載の表示制御装置は、その目的として、通信路上の情報量を削減することとなっている。この目的を達成するために信号源側が必要な画像領域に限って情報量を送信するように制御を行っている。
また、特許文献4に記載の画像処理装置は、その目的として、受信する信号量を制御することができる画像処理装置を提供することとなっている。この目的を達成するために、配信される映像の各種状態や設定やその他の付随する情報に基づいて、送信する情報量を制御する信号等を送信することによって実現している。
特開平10−234020号公報 特開2000−250505号公報 特開2001−356753号公報 特開2002−23719号公報
上記各特許文献に記載された技術は、映像ストリーミングとして映像データを伝送する際に、その通信路の効率的な利用を目的とし、様々な手法を紹介している。したがって、映像ストリームの使用目的に応じて適切な伝送帯域を確保する仕組みに関する記載は無く、よって映像ストリームの使用目的に応じて適切な伝送帯域を確保することができない問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、映像ストリームの使用目的に応じて適切な伝送帯域を確保することを目的とする。
そこで、上記問題を解決するため、本発明は、無線通信路を介して接続された映像通信装置から送信される映像ストリームを受信し、受信した映像ストリームに係る画面を表示手段に表示する映像表示装置であって、前記画面の表示に係る情報に基づいて、前記映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出する必要伝送レート算出手段と、前記必要伝送レート算出手段において算出された伝送レートに基づいて、前記映像通信装置から送信される映像ストリームに係るアクセス手順を選択するアクセス手順選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、画面サイズ、解像度、フレームレート、映像フォーマット等の画面の表示に係る情報に基づいて、映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出し、映像ストリームの伝送に必要な伝送レートに基づいて映像ストリームのアクセス手順を選択又は決定するので、映像ストリームの使用目的に応じて適切な伝送帯域を確保することができる。
また、本発明は、無線通信路を介して接続された複数の映像通信装置から送信される複数の映像ストリームを受信し、受信した複数の映像ストリームに係る複数の画面を表示手段に表示する映像表示装置であって、前記各画面の表示に係る情報に基づいて、前記各映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出する必要伝送レート算出手段と、前記必要伝送レート算出手段において算出された各伝送レートに基づいて、前記各映像通信装置から送信される各映像ストリームに係るアクセス手順を選択するアクセス手順選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、画面サイズ、解像度、フレームレート、映像フォーマット等の各画面の表示に係る情報に基づいて、各映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出し、各映像ストリームの伝送に必要な伝送レートに基づいて各映像ストリームのアクセス手順を選択又は決定するので、映像ストリームの使用目的に応じて適切な伝送帯域を確保することができる。
また、上記問題を解決するため、本発明は、アクセス手順選択方法、映像表示装置を有するシステムとしてもよい。
本発明によれば、映像ストリームの使用目的に応じて適切な伝送帯域を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、映像ストリーミング表示システムの構成図である。10は、映像表示装置であり、例えば、複数の映像ストリームを受信可能な無線通信機能を内蔵したテレビである。20、21は、映像入力装置であり、例えば無線通信機能を装備して映像ストリームを送信可能なデジタルビデオカメラである。30は、リモコン装置であり、例えばユーザー等が映像表示装置10の操作を行うのに使用され、赤外線等の通信手段を用いて映像表示装置10の親画面101や子画面102にどのような映像コンテンツを表示するか等の操作(操作要求又は操作指示)を行う。
映像入力装置20及び映像入力装置21と、映像表示装置10とは無線通信によって接続されている。例えば、第一のデジタルビデオカメラ(例えば、映像入力装置20)から映像データを送信し、第二のデジタルビデオカメラ(例えば、映像入力装置21)からも映像データを送信する。テレビ(映像表示装置10)においてこれらの映像データを受信して、画面に表示可能な映像信号にデコード処理を行って、画面にそれぞれの映像を表示する。画面上の画面101には第一のデジタルビデオカメラ(例えば、映像入力装置20)から送信された映像が親画面として表示され、画面上の画面102に第二のデジタルビデオカメラ(例えば、映像入力装置21)から送信された映像が子画面として表示される。
また、映像入力装置20及び映像入力装置21と、映像表示装置10との間の無線通信は、無線LAN(例えばIEEE802.11)の規格を用いて情報の送受信が行われる。より詳細には、映像表示装置10がアクセスポイントの機能を、映像入力装置20、21がステーションの機能を装備して、アップリンクによって映像入力装置20、21から映像表示装置10に対して映像ストリーミングが送信される仕組みとなっている。更に、アクセスポイントの機能を装備している映像表示装置10は、複数のステーションとも情報を送受信する機能も合わせて装備して各種のステーションとも接続が可能となっている。そして、リモコン装置30等によって親画面101と子画面102との切り換える操作が行われると、親画面101には第二のデジタルビデオカメラ(例えば、映像入力装置21)から送信された映像が表示される。一方、子画面102には第一のデジタルビデオカメラ(例えば、映像入力装置20)から送信された映像が子画面として表示されるような動作を行うシステムとなっている。
なお、後述するように、映像表示装置10は、例えば親画面101にTV放送等を表示し、子画面102に映像入力装置20又は映像入力装置21から受信した映像データに係る映像を表示するようしてもよい。そしてリモコン装置30等によって親画面101と子画面102との切り換える操作が行われると、親画面101には映像入力装置20又は映像入力装置21から受信した映像データに係る映像を表示し、子画面102には、TV放送等を表示するようにしてもよい。
図2は、映像入力装置20の内部を機能ブロックに分けて示したブロック図となっている。なお、以下では撮影によって行われる処理、及び再生によって行われる処理を例に各機能ブロックの機能を示す。
(撮影によって行われる処理)
202は映像入力部で、カメラとマイクとで構成される。映像入力部202は、カメラによって撮影された映像をデジタル信号に変換する処理、マイクによって集音した音声をデジタル信号に変換する処理を行って第1エンコーダ部203にそれぞれ映像信号及び音声信号を送信する処理を行う。
203は第1エンコーダ部で、映像入力部202から送られてきた映像信号や音声信号を受け取って、音声情報を含む映像ストリームにエンコード処理する。第1エンコーダ部203で行われるエンコード処理は、例えばMPEG2、MPEG4、H.264等の各種映像フォーマットで、解像度、フレームレート、伝送レートの異なる各種の映像ストリームを生成する処理である。そして、制御部201からの指示よって第1エンコーダ部203で生成された映像ストリームは、映像データ記憶部204或いは無線通信部206に送られる。撮影によって取得した映像ストリームを内部に記憶する場合には、映像データ記憶部204に送られ、ライブ映像として映像表示装置10に配信する場合には無線通信部206に送られる。
204は映像データ記憶部で、撮影によって取得した映像ストリームを記憶する部位であり、取り外し可能なメディアとしてDVテープ、DVD、又はCFカードのような記録媒体や、固定メディアとしてHDDのような記憶媒体等で構成される。
206は無線通信部で、無線LANの規格(IEEE802.11)にしたがって電波を送受信する機能を有し、映像入力装置20を無線LANで定義するところのステーションとして無線通信を行うように制御部201によって制御される。また、無線通信部206は、撮影した映像をライブ映像としてアクセスポイントである映像表示装置10に配信する場合に、受け取った映像ストリームを変調してアンテナから電波によって送信する。無線通信部206の内部は大きく2つの機能ブロックに分けられ、1つがMAC処理部207、もう1つがRF部208となっている。
207はMAC処理部で、無線LANの規格(IEEE802.11)で示すMAC(Medium Access Control)レイヤの処理を行う部位である。MAC処理部207は、内部でMACフレームを構成し、RF部208との間で送受信する。このMACフレームは、第1エンコーダ部203、或いは第2エンコーダ部205から送られてくる映像ストリームをフレームボディに格納している。また、無線通信路における各種の情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報等々)もMACフレームの内部に格納されており、制御部201の制御によって、RF部208との間で送受信される。
また、MAC処理部207は、BSS内のステーションとしての機能も装備している。BSS内のステーションとしての機能とは、アクセスポイント(映像表示装置10)によって制御されたMACフレーム内の各種の情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報等々)にしたがって、無線通信の制御を行う機能である。該機能により、映像ストリーミング伝送のようなリアルタイム性を有するデータ伝送に対して、その伝送に必要な帯域を予約し、優先順位を持たせて優先的に伝送することが可能となっている。つまり、MAC処理部207は、無線通信路におけるQoSを確保するための処理を行う部位となっている。
208はRF部で、無線通信部206の中でアンテナを介して電波信号を送受信する部位である。RF部208の主な機能としては、MAC処理部207から送られてくるビットストリームを各種の変調処理を施して電波としてアンテナから送出する機能や、アンテナによって受信した電波から復調する処理を施しビットストリームを抽出する機能がある。
(再生によって行われる処理)
204は映像データ記憶部で、撮影によって取得した映像ストリームが記憶され保存されている部位である。このときの映像ストリームは撮影時に第1エンコーダ203によって所定の映像フォーマットにエンコードされた映像ストリームとなっている。
205は第2エンコーダ部で、再生要求に応じ、映像データ記憶部204より読み出した映像ストリームを再生に最適な映像ストリームの映像フォーマットに再びエンコード処理を行う部位である。なお、再生に最適な映像ストリームの映像フォーマットとは、例えばMPEG2、MPEG4、H.264等の各種映像フォーマットのことである。例えば、再生に要求されている映像ストリームの解像度と、映像データ記憶部204に記録されている映像ストリームの解像度と、が異なるような場合を例にする。このような場合、第2エンコーダ部205は、映像データ記憶部204に記録されている映像ストリームの解像度を再生に要求されている映像ストリームの解像度に変換するようなエンコード処理を行う。ここでエンコードされた映像ストリームは、再生映像として映像表示装置10に配信するために無線通信部206に送られる。
206は無線通信部で、アクセスポイントである映像表示装置10との間で記憶している映像ストリームの再生要求、再生時の映像種別の指定、のような制御情報の送受信を行う通信インターフェースとしての機能を有する。また無線通信部206は、例えば映像表示装置10からの再生要求に応じて映像ストリームを無線伝送路に送信する機能を有している。無線通信部206は、第2エンコーダ205から送られてくる映像ストリームを受け取って変調してアンテナから電波によって送信する。
図3は、映像表示装置10の内部を機能ブロックに分けて示したブロック図となっている。以下に、映像ストリームを受信して画面に表示する処理を例に各機能ブロックの機能を示す。
103は無線通信部で、無線LANの規格(IEEE802.11)にしたがって電波を送受信する機能を有し、映像表示装置10を無線LANで定義するところのアクセスポイントとして無線通信を行うように制御部107によって制御される。無線通信部103は、ステーションである映像入力装置20、21から無線通信により送信された電波を受信して復調を行って映像ストリームを取り出し、デコーダ部104に送信する。無線通信部103の内部は大きく2つの機能ブロックに分けられ、1つがMAC処理部109、もう1つがRF部108となっている。
109はMAC処理部で、無線LANの規格(IEEE802.11)で示すMAC(Medium Access Control)レイヤの処理を行う部位である。MAC処理部109は、内部でMACフレームを構成し、RF部108との間で送受信する。MACフレームのフレームボディには、デコーダ部104に送信する映像ストリームが格納され、MAC処理部109は、制御部107の制御によって映像ストリームをMACフレームのフレームボディから抽出し、デコーダ部104に送信する。また、MACフレームは、無線通信路における各種の情報(設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報等々)も内部に格納している。MAC処理部109は、制御部107の制御によって各種の情報をMACフレームから抽出し、RF部108との間で送受信する。
また、MAC処理部109は、BSSを形成するアクセスポイントの機能として通信状態調査機能も装備している。通信状態調査機能は、MACフレームの内部を参照して、BSS内の通信状態を認識し、MACフレーム内の各種の情報を管理或いは設定して、BSS内の通信を管理する機能である。ここで、BSS内の通信状態とは、現在BSS内にどのような無線リンクが確立し、どのような伝送帯域が予約され、どのような種別、どの程度の伝送レートでデータ伝送が行われているかといった情報のことである。また、MACフレーム内の各種の情報とは、設定情報、アドレス情報、認証情報、シーケンス制御情報のことである。MAC処理部109は、通信状態調査機能によって、MACフレームを無線LANの規格にしたがって、制御、及び処理する。したがって、映像ストリーミング伝送のようなリアルタイム性を有するデータ伝送に対して、その伝送に必要な帯域を予約し、優先順位を持たせて優先的に伝送することが可能となっている。つまり、MAC処理部109は、無線通信路におけるQoSを確保するための処理を行う部位となっている。
108はRF部で、無線通信部103の中でアンテナを介して電波信号を送受信する部位である。RF部108の主な機能としては、アンテナによって受信した電波から復調する処理を施しビットストリームを抽出する機能や、MAC処理部109から送られてくるビットストリームを各種の変調処理を施して電波としてアンテナから送出する機能がある。
104はデコード部で、受け取った映像ストリームを画面に表示するための映像信号に変換する処理を行う。デコード処理された映像信号は画面表示部105に送信される。ここで、例えば映像ストリームを子画面102に表示する旨の要求があると、制御部108の制御によってデコード部104においてデコード処理された映像信号は、子画面102相当の画面サイズに変換された映像信号として生成される。
105は画面表示部で、映像ストリームの画面表示を行う部位である。画面表示部105は、デコーダ部104から送られてきた映像信号を制御部107によって指定された画面位置及び画面サイズにて表示を行う。画面表示部105は、例えば、映像入力装置20より受信した映像ストリームを親画面101に表示し、映像入力装置21より受信した映像ストリームを子画面102に表示する場合には、制御部107が指定した画面位置に指定された画面サイズにて表示を行う。
106はリモコン受信部で、映像表示装置10に対してリモコン操作を行うリモコン装置30から赤外線等の通信手段によって送信される制御信号を受信する部位である。リモコン受信部106は、リモコン装置30から現在表示を行っている親画面101と子画面102の表示映像を入れ替えて表示するといった制御信号が到来してきた場合、この制御信号を受信して内容を解読し、解読結果等を制御部107に通知する処理を行う。
次にフローチャートを図4に示す。図4は、映像ストリーミング伝送時の処理動作を示すフローチャートである。
ステップS401は、このフローチャートのスタートを示している。ステップS401の状態は、映像入力装置20と映像表示装置10との間で無線リンクが確立した直後の状態であり、まだ映像ストリーミングの伝送は開始されていない状態を示している。このときの無線通信路のアクセス制御方式はIEEE802.11無線LANの規格であるDCF(Distributed Coordination Function)を使用したアクセス手順である。或いはPCF(Point Coordination Function)を使用したアクセス手順であってもよい。
ステップS402では、映像表示装置10は、親画面101或いは子画面102のいずれかの画面に映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したか否かを判定する。映像表示装置10は、親画面101或いは子画面102のいずれかの画面に映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したと判定すると、ステップS403に進む。一方、映像表示装置10は、親画面101或いは子画面102のいずれかの画面に映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生していないと判定すると、ステップS402の処理を繰り返す(つまり、現在の状態を維持する。)。
例えば、ユーザーが、映像入力装置20に対して、内部に記録している映像ストリームの再生操作、及び映像表示装置10へ映像ストリーミングとして伝送する操作を行う場合がある。このようなユーザーからの操作を受けた映像入力装置20は、上記のアクセス手順であるDCF(或いはPCF)によって操作内容(又は操作内容を含んだ操作内容情報)を映像表示装置10に送信する。そして、アクセスポイントである映像表示装置10に、これから映像ストリーミングの伝送が開始されることを通知する。映像表示装置10は、例えば、前記通知を受け取ると、親画面101或いは子画面102のいずれかの画面に映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したと判定する。
また、例えば、ユーザーが、リモコン装置30を使用して映像表示装置10に対して、映像入力装置20の内部に記憶されている映像ストリームを、映像ストリーミングとして受信し、映像表示装置10の画面に表示するための操作を行う場合がある。このようなユーザーからの操作を受けた映像表示装置10は、無線リンクが確立している映像入力装置20に対して上記のアクセス手順であるDCF(或いはPCF)によって操作内容を映像入力装置20に送信して映像ストリーミングの伝送開始を促す。映像表示装置10は、例えば、前記操作内容をリモコン装置30より受け取り、映像入力装置20に送信すると、親画面101或いは子画面102のいずれかの画面に映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したと判定する。
ステップS403では、映像表示装置10は、ユーザーからの操作に対して映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レート(例えば、伝送レート1A)を算出する。より詳細には、映像表示装置10(制御部107)は、ステップS402等において受け取った操作内容に基づいて、映像表示装置10の親画面101又は子画面102の何れの画面に映像を表示するのか(つまり、画面サイズはいくらか)判断する。また、映像表示装置10は、映像を表示する場合の解像度(例えば、640×480ドット、320×240ドット等)はいくらか判断する。また、映像表示装置10は、映像のフレームレート(1秒間に30フレーム、1秒間に15フレーム等)はいくらか判断する。また、映像表示装置10は、映像フォーマット(MPEG2、MPEG4、H.264等)はどのように設定されたか等を判断する。映像表示装置10は、これらの判断に基づいて映像ストリーミングを伝送するのに必要となる伝送レートを算出する。
ステップS404では、映像表示装置10は、これから開始される映像ストリーミングの伝送のためにどの程度の伝送レートが余っているかを調査し、確保可能な伝送レート(伝送レート1B)を算出する。つまり、映像表示装置10は、これから開始される映像ストリーミングの伝送に必要な伝送帯域がBSS内において確保できるかどうかの調査を行い、伝送レートを算出する。より詳細には、アクセスポイントである映像表示装置10は、上述したようにMAC処理部109においてBSS内の無線状態を管理する機能を装備している。映像表示装置10は、このBSS内の無線状態を管理する機能を利用して、無線状態を把握し、該無線状態に基づいて、どの程度の伝送レートを映像ストリーミングに確保できるか調査し、確保可能な伝送レートを算出する。
ステップS405では、映像表示装置10は、ステップS403の処理結果と、ステップS404との処理結果と、に応じて、アクセス手順の選択を行う。つまり、映像表示装置は、映像ストリーミングに必要となる伝送レート(伝送レート1A)と、映像ストリーミングに確保可能な伝送レート(伝送レート1B)と、に応じて、アクセス手順の選択を行う。映像表示装置10は、ステップS403と、ステップS404と、の処理結果に基づいて、映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択すると、ステップS406に進む。また、映像表示装置10は、映像ストリーミングの伝送として「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択すると、ステップS408に進む。ここで、集中制御型のアクセス手順とは、PCFのアクセス手順にQoSに対応すべく伝送帯域を保証するように拡張したアクセス手順である。また、分散制御型のアクセス手順とは、DCFのアクセス手順にデータの種別に応じて伝送に対する優先順位をつけるように拡張したアクセス手順である。
例えば、映像表示装置10は、ステップS403の処理結果、つまり映像ストリーミングに必要となる伝送レート(伝送レート1A)と、ステップS404との処理結果、つまり映像ストリーミングに確保可能な伝送レート(伝送レート1B)と、を比較する。
映像表示装置10は、伝送レート1A < 伝送レート1Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。一方、映像表示装置10は、伝送レート1A < 伝送レート1Bでない(つまり、伝送レート1A > 伝送レート1B、又は伝送レート1A = 伝送レート1B)と判断すると、「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択する。なお、伝送レート1A = 伝送レート1Bの場合、映像表示装置10は、映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択するようにしてもよい。
以下、選択事例を示す。例えば、ユーザーが、以下に示すような操作を映像入力装置20又はリモコン装置30を用いて行った場合を考える。ユーザーは、子画面102に映像ストリーミングによって伝送される映像を表示させるよう操作する。また、ユーザーは、親画面101にTV放送等を表示させるよう操作する。また、ユーザーは、子画面102に表示される映像は、画面上ではサブ画面として映像内容を把握できる程度の映像品質で十分であり、このような映像品質に適するように、ある程度フレームレートや、解像度等を落とした映像を選択するよう操作する。
このような場合、映像表示装置10は、例えばステップS403において、前記操作に係る操作内容に基づいて、映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レートを算出する。算出した映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レート(伝送レート1A)は、フレームレートや、解像度等を落としているため、通常の映像品質の場合に比べて低くなる。
一方、アクセスポイントである映像表示装置10によって形成されているBSS内に、多数のステーションとしての無線機器が存在しており、各無線機器がBSS内の無線通信路を使用している、或いは使用する可能性がある場合を考える。このような場合、ステップS404において、映像表示装置10が算出するこれから開始される映像ストリーミングの伝送のために確保可能な伝送レート(伝送レート1B)は、通常の通信の状態等に比べて低くなる。
映像表示装置10は、伝送レート1Aと、伝送レート1Bと、を比較した結果、伝送レート1A > 伝送レート1Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
また、アクセスポイントである映像表示装置10によって形成されているBSS内に、例えば映像入力装置20以外に他のステーションとしての無線機器が存在していない場合を考える。このような場合、ステップS404において、映像表示装置10が算出するこれから開始される映像ストリーミングの伝送のために確保可能な伝送レート(伝送レート1B)は、通常の通信の状態等に比べて高くなる。
映像表示装置10は、伝送レート1Aと、伝送レート1Bと、を比較した結果、伝送レート1A < 伝送レート1Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
次に、例えば、ユーザーが、以下に示すような操作を映像入力装置20又はリモコン装置30を用いて行った場合を考える。ユーザーは、映像入力装置20又はリモコン装置30を用いて親画面101に映像ストリーミングによって伝送される映像を表示させるよう操作する。また、ユーザーは、子画面102にTV放送等を表示させるよう操作する。また、ユーザーは、子画面102に表示される映像は、画面上ではサブ画面として映像内容を把握できる程度の映像品質で十分であるよう操作する。また、ユーザーは、親画面101に表示される映像は、リアルタイムに画像が乱れることも無く、且つ可能な限り高画質の映像品質であり、このような映像品質に適するように、フレームレートや、解像度等を上げた映像を選択するよう操作する。
このような場合、映像表示装置10は、例えばステップS403において、前記操作に係る操作内容に基づいて、映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レートを算出する。算出した映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レート(伝送レート1A)は、フレームレートや、解像度等を上げているため、通常の映像品質の場合に比べて高くなる。
一方、アクセスポイントである映像表示装置10によって形成されているBSS内に、多数のステーションとしての無線機器が存在しており、各無線機器がBSS内の無線通信路を使用している、或いは使用する可能性がある場合を考える。このような場合、ステップS404において、映像表示装置10が算出するこれから開始される映像ストリーミングの伝送のために確保可能な伝送レート(伝送レート1B)は、通常の通信の状態等に比べて低くなる。
映像表示装置10は、伝送レート1Aと、伝送レート1Bと、を比較した結果、伝送レート1A > 伝送レート1Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
また、アクセスポイントである映像表示装置10によって形成されているBSS内に、例えば映像入力装置20以外に他のステーションとしての無線機器が存在していない場合を考える。このような場合、ステップS404において、映像表示装置10が算出するこれから開始される映像ストリーミングの伝送のために確保可能な伝送レート(伝送レート1B)は、通常の通信の状態等に比べて高くなる。
映像表示装置10は、伝送レート1Aと、伝送レート1Bと、を比較した結果、伝送レート1A < 伝送レート1Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
ステップS406では、映像表示装置10は、映像ストリーミングの伝送を集中制御型のアクセス手順に切り換える処理を実行する。よって、映像ストリーミングの伝送がアクセスポイントである映像表示装置10の集中的な制御によって行われるアクセス手順に切り換わる。映像表示装置10が、映像ストリーミングの伝送に係るアクセス手順を、集中的な制御によって行うことによって、最優先に映像ストリーミングの伝送を行うことができるので、リアルタイム性を損なわずに伝送帯域を保証した映像ストリーミング伝送が可能となる。
ステップS408では、映像表示装置10は、映像ストリーミングの伝送を分散制御型のアクセス手順に切り換える処理を実行する。よって、映像ストリーミングの伝送が、伝送されるデータの種別に関する優先順位に従って、各ステーションの伝送要求にたいしてアクセスポイントである映像表示装置10が応答するという分散的な制御によって行われるアクセス手順に切り換わる。映像表示装置10は、映像ストリーミングの伝送に係るアクセス手順を、伝送されるデータの種別に応じて優先順位を設け、優先順位に従って各ステーションに対して応答するという分散的な制御によって行う。よって、他の無線機器(ステーション)の無線通信にも配慮しつつ、優先順位に応じて伝送帯域を確保することが可能になり、伝送帯域を保証した映像ストリーミング伝送が可能となる。
ステップS407は、このフローチャートの終了を示している。ステップS407の状態は、映像入力装置20から映像表示装置10へ映像ストリーミングの伝送が行われている状態を示している。また、この伝送に係る通信におけるアクセス手順は、集中制御型のアクセス手順か或いは分散制御型のアクセス手順によって行われている状態を示している。
なお、映像表示装置10は、ステップS405において、ステップS403の処理結果と、ステップS404との処理結果と、に応じて、アクセス手順の選択を行うよう説明を行った。しかしながら、映像表示装置10は、例えば、ステップS403の処理結果に基づいて、アクセス手順の選択を行うようにしてもよい。映像表示装置10が、ステップS403の処理結果に基づいて、アクセス手順の選択を行うとは、以下に示す通りで有る。映像表示装置10は、例えば、ステップS403の処理結果である映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レート(伝送レート1A)と、予め映像表示装置10のメモリ(又は記憶部)等に設定されている確保可能な伝送レートの平均値等と、を比較する。映像表示装置10は、比較結果に応じて、アクセス手順を選択する。映像表示装置10は、例えば、伝送レート1Aと、平均値と、の比較の結果、伝送レート1A < 平均値であると判定すると、「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。一方、映像表示装置10は、伝送レート1A < 平均値でないと判定すると、「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
次にフローチャートを図5に示す。図5は、2つ目の映像ストリーミング伝送時の処理動作を示すフローチャートである。
ステップS501は、このフローチャートのスタートを示している。ステップS501の状態は、映像入力装置20と映像表示装置10との間で映像ストリーミングによって映像が送信され、映像表示装置10の子画面102に映像が表示されている状態である。なお、説明の簡略化のため、この状態のときの無線通信路におけるアクセス手順は、集中制御型のアクセス手順にて行われているものとする。
ステップS502では、映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したか否かを判定する。映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したと判定すると、ステップS503に進む。一方、映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生していないと判定すると、ステップS502の処理を繰り返す(つまり、現在の状態を維持する。)。
例えば、ユーザーが、映像入力装置21に対して、内部に記録している映像ストリームの再生操作、及び映像表示装置10へ映像ストリーミングとして伝送する操作を行う場合がある。このようなユーザーからの操作を受けた映像入力装置21は、DCF(或いはPCF)によって操作内容を映像表示装置10に送信して、アクセスポイントである映像表示装置10に、これから映像ストリーミングの伝送が開始されることを通知する。映像表示装置10は、前記通知を受け取ると、映像入力装置21からの映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したと判定する。
また、例えば、ユーザーが、リモコン装置30を使用して映像表示装置10に対して、映像入力装置21の内部に記憶されている映像ストリームを、映像ストリーミングとして受信し、映像表示装置10の画面に表示するための操作を行う場合がある。このようなユーザーからの操作を受けた映像表示装置10は、無線リンクが確立している映像入力装置21に対してDCF(或いはPCF)によって操作内容を映像入力装置20に送信して映像ストリーミングの伝送開始を促す。映像表示装置10は、前記操作内容をリモコン装置30より受け取り、映像入力装置20に送信すると、映像入力装置21からの映像ストリーミングによって取得した映像を表示する要求が発生したと判定する。
ステップS503では、映像表示装置10は、ユーザーからの操作に対して映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レート(例えば、伝送レート2A)を算出する。より詳細には、映像表示装置10(制御部107)は、ステップS502等において受け取った操作内容に基づいて、映像表示装置10の親画面101又は子画面102の何れの画面にどの映像を表示するのか(つまり、画面サイズはいくらか)を判断する。また、映像表示装置10は、映像を表示する場合の解像度(例えば、640×480ドット、320×240ドット等)はいくらかを判断する。また、映像表示装置10は、映像のフレームレート(1秒間に30フレーム、1秒間に15フレーム等)はいくらかを判断する。また、映像表示装置10は、映像フォーマット(MPEG2、MPEG4、H.264等)はどのように設定されたか等を判断する。映像表示装置10は、これらの判断に基づいて映像を伝送するのに必要となる伝送レートを算出する。
ステップS504では、映像表示装置10が、これから開始される映像ストリーミングの伝送のためにどの程度の伝送レートが余っているかを調査し、確保可能な伝送レート(伝送レート2B)を算出する。つまり、映像表示装置10は、これから開始される映像ストリーミングの伝送に必要な伝送帯域がBSS内において確保できるかどうかの調査を行い、伝送レートを算出する。より詳細には、アクセスポイントである映像表示装置10は、上述したようにMAC処理部109においてBSS内の無線状態を管理する機能を装備している。映像表示装置10は、このBSS内の無線状態を管理する機能を利用して、無線状態を把握し、該無線状態に基づいて、どの程度の伝送レートを映像ストリーミングに確保できるか調査し、確保可能な伝送レートを算出する。
ステップS505では、映像表示装置10が、例えば、ステップS503の処理結果と、ステップS504の処理結果と、に応じて、アクセス手順の選択(又は決定)を行う。つまり、映像表示装置10は、映像ストリーミングに必要となる伝送レート(伝送レート2A)と、映像ストリーミングに確保可能な伝送レート(伝送レート2B)と、に応じて、アクセス手順の選択を行う。
例えば、映像表示装置10は、伝送レート2A < 伝送レート2Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。一方、映像表示装置10は、伝送レート2A < 伝送レート2Bでないと判断すると、「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
また、例えば、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」が選択されている場合を考える。このような場合において、更に、映像表示装置10が、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送も「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択した場合を考える。このような場合、映像表示装置10は、伝送レート1Aと、伝送レート2Aと、を比較する。映像表示装置10は、伝送レート1A < 伝送レート2Aであると判断すると、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送は分散制御型のアクセス手順に切り替えるようにしてもよい。また、映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は集中制御型のアクセス手順で行うようにしてもよい。
なお、ここで、伝送レート1Aは、例えば、映像表示装置10のメモリ(又は記憶部)等に格納、保持されており、映像表示装置10は、該格納、保持されている伝送レート1Aを参照又は取得して、伝送レート2Aと比較する。
以下、選択(又は決定)事例を示す。なお、前提として、映像表示装置10は、子画面102に映像入力装置20からの映像ストリーミングの映像を表示しているものとする。例えば、ユーザーは、映像入力装置20又はリモコン装置30を用いて映像入力装置21からの映像ストリーミングによって伝送される映像を親画面101に表示させるよう操作する。また、ユーザーは、親画面に101に表示される映像は、リアルタイムに画像が乱れることも無く、且つ可能な限り高画質の映像品質であり、このような映像品質に適するように、フレームレートや、解像度等を上げた映像を選択するよう操作する。
このような場合、映像表示装置10は、ステップS503において、前記操作に係る操作内容に基づいて、映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レートを算出する。算出した映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レート(伝送レート2A)は、フレームレートや、解像度等を上げているため、通常の映像品質の場合に比べて高くなる。
一方、アクセスポイントである映像表示装置10によって形成されているBSS内に、多数のステーションとしての無線機器が存在しており、各無線機器がBSS内の無線通信路を使用している、或いは使用する可能性がある場合を考える。この場合、ステップS504において、映像表示装置10が算出するこれから開始される映像ストリーミングの伝送のために確保可能な伝送レート(伝送レート2B)は、通常の通信の状態等に比べて低くなる。
映像表示装置10は、伝送レート2Aと、伝送レート2Bと、を比較した結果、伝送レート2A > 伝送レート2Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
また、アクセスポイントである映像表示装置10によって形成されているBSS内に、例えば映像入力装置20及び映像入力装置21以外に他のステーションとしての無線機器が存在していない場合を考える。この場合、ステップS504において、映像表示装置10が算出するこれから開始される映像ストリーミングの伝送のために確保可能な伝送レート(伝送レート2B)は、通常の通信の状態等に比べて高くなる。
映像表示装置10は、伝送レート2Aと、伝送レート2Bと、を比較した結果、伝送レート2A < 伝送レート2Bであると判断すると、映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。ここで、上述したように、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」が選択されていた場合を考える。このような場合、映像表示装置10は、例えば、伝送レート1Aと、伝送レート2Aとを比較して、伝送レート1A < 伝送レート2Aであると判断すると、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送を分散制御型のアクセス手順に切り替える。また、映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は集中制御型のアクセス手順で行う。
ステップS506では、映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送を、ステップS505で選択(又は決定)したアクセス手順で行う。例えば、ステップS505において、映像表示装置10が、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送は分散制御型のアクセス手順に切り替え、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は集中制御型のアクセス手順で行うと選択した場合を考える。このような場合、ステップS506では、映像表示装置10は、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送は分散制御型のアクセス手順に従い、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は集中制御型のアクセス手順に従う。
映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送を集中制御型のアクセス手順に従い処理する。よって、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は、リアルタイム性を損なわずに伝送帯域を保証した映像ストリーミングの伝送となる。また、映像表示装置10は、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送を分散制御型のアクセス手順に従い処理する。よって、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送は、他の無線機器(ステーション)の無線通信にも配慮しつつ、優先順位に応じて伝送帯域を確保することが可能になり、伝送帯域を保証した映像ストリーミングの伝送となる。
ステップS507は、このフローチャートの終了を示している。ステップS507の状態は、映像入力装置20及び映像入力装置21から映像表示装置10へ映像ストリーミングの伝送が行われている状態を示している。例えば、映像入力装置20から映像表示装置10への伝送に係る通信におけるアクセス手順は、分散制御型のアクセス手順によって行われている状態を示している。また、映像入力装置21から映像表示装置10への伝送に係る通信におけるアクセス手順は、集中制御型のアクセス手順によって行われている状態を示している。
次にフローチャートを図6に示す。図6は、映像ストリーミングに係る画面切り換え時の処理動作を示すフローチャートである。
ステップS601は、このフローチャートのスタートを示している。ステップS601の状態は、映像入力装置20から映像表示装置10への映像ストリーミングの伝送が、分散制御型のアクセス手順によって行われている状態を示している。また、前記映像ストリーミングに係る映像が子画面102に表示されている状態を示している。また、映像入力装置21から映像表示装置10への映像ストリーミングの伝送が、集中制御型のアクセス手順によって行われ、前記映像ストリーミングに係る映像が親画面101に表示されている状態を示している。
ステップS602では、映像表示装置10は、画面の切り換え要求が発生したか否かを判定する。映像表示装置10は、画面の切り換え要求が発生したと判定すると、ステップS603に進む。一方、映像表示装置10は、画面の切り換え要求が発生していないと判定すると、ステップS602の処理を繰り返す(つまり、現在の状態を維持する。)。
例えばユーザーが、リモコン装置30を使用して映像表示装置10に対して、子画面102の映像と、親画面101の映像と、を切り換えて表示するよう操作を行う場合がある。映像表示装置10は、前記操作に係る操作内容を受け取ると、画面の切り換え要求が発生したと判定する。
ステップS603では、映像表示装置10は、ユーザーからの操作に対して映像ストリーミングを伝送するのに必要な伝送レートを算出する。ここで、必要な伝送レートとは、例えば、映像入力装置20からの映像ストリーミングに係る伝送レート31Aと、映像入力装置21からの映像ストリーミングに係る伝送レート32Aと、である。より詳細には、映像表示装置10(制御部107)は、ステップS602において受け取った操作内容に基づいて、映像表示装置10の親画面101又は子画面102の何れの画面にどの映像を表示するのかを算出する。つまり、映像表示装置10は、映像入力装置20からの映像ストリーミングに係る画面サイズはいくらで、映像入力装置21からの映像ストリーミングに係る画面サイズはいくらを算出する。また、映像表示装置10は、映像を表示する場合の各解像度(例えば、640×480ドット、320×240ドット等)はいくらかを算出する。また、映像表示装置10は、映像の各フレームレート(1秒間に30フレーム、1秒間に15フレーム等)はいくらかを算出する。また、映像表示装置10は、各映像フォーマット(MPEG2、MPEG4、H.264等)はどのように設定されたか等を判断し、該判断に基づいて映像を伝送するのに必要となる伝送レートを算出する。
ステップS604では、映像表示装置10が、これから開始される映像ストリーミングの伝送のためにどの程度の伝送レートが余っているかを調査し、確保可能な伝送レート(伝送レート3B)を算出する。つまり、映像表示装置10は、これから開始される映像ストリーミングの伝送に必要な伝送帯域がBSS内において確保できるかどうかの調査を行い、伝送レートを算出する。より詳細には、アクセスポイントである映像表示装置10は、上述したようにMAC処理部109においてBSS内の無線状態を管理する機能を装備している。映像表示装置10は、このBSS内の無線状態を管理する機能を利用して、無線状態を把握し、該無線状態に基づいて、どの程度の伝送レートを映像ストリーミングに確保できるか調査し、確保可能な伝送レートを算出する。
ステップS605では、映像表示装置10が、例えば、ステップS603の処理結果と、ステップS604との処理結果と、に応じて、アクセス手順の選択(又は決定)を行う。つまり、映像表示装置10は、映像ストリーミングに必要となる伝送レート(伝送レート31A、伝送レート32A)と、映像ストリーミングに確保可能な伝送レート(伝送レート3B)と、に応じて、クセス手順の選択(又は決定)を行う。
例えば、映像表示装置10は、伝送レート31A及び伝送レート32Aと、伝送レート3Bと、を比較する。映像表示装置10は、伝送レート31A < 伝送レート3Bであると判断すると、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送として「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。一方、映像表示装置10は、伝送レート32A < 伝送レート3Bであると判断すると、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送も「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
なお、映像表示装置10が、上述したように、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送も、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送も「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択した場合を考える。このような場合、映像表示装置10は、伝送レート31Aと、伝送レート32Aとを比較する。映像表示装置10は、伝送レート31A > 伝送レート32Aであると判断すると、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送は「集中制御型のアクセス手順に従う」を選択する。また、映像表示装置10は、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は「分散制御型のアクセス手順に従う」を選択する。
ステップS606では、映像表示装置10は、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送及び映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送を、ステップS605で選択(又は決定)したアクセス手順で行う。例えば、ステップS605において、映像表示装置10が、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送は集中制御型のアクセス手順に従い、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は分散制御型のアクセス手順に従うと選択した場合を考える。このような場合映像表示装置10は、ステップS606において、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送は集中制御型のアクセス手順に従い処理を行い、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は分散制御型のアクセス手順に従い処理を行う。
映像表示装置10は、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送を集中制御型のアクセス手順で処理する。よって、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は、リアルタイム性を損なわずに伝送帯域を保証した映像ストリーミングの伝送となる。また、映像表示装置10は、映像入力装置20からの映像ストリーミングの伝送を分散制御型のアクセス手順で処理する。よって、映像入力装置21からの映像ストリーミングの伝送は、他の無線機器(ステーション)の無線通信にも配慮しつつ、優先順位に応じて伝送帯域を確保することが可能になり、伝送帯域を保証した映像ストリーミングの伝送となる。
ステップS607は、このフローチャートの終了を示している。ステップS607の状態は、映像入力装置20及び映像入力装置21から映像表示装置10へ映像ストリーミングの伝送が行われている状態を示している。例えば、映像入力装置21から映像表示装置10への映像ストリーミングの伝送が、分散制御型のアクセス手順によって行われ、前記映像ストリーミングに係る映像が子画面102に表示されている状態を示している。また、映像入力装置20から映像表示装置10への映像ストリーミングの伝送が、集中制御型のアクセス手順によって行われ、前記映像ストリーミングに係る映像が親画面101に表示されている状態を示している。
上述したように、本実施の形態によれば、映像ストリーミングの使用目的(又は映像ストリーミングの優先度)に応じて適切な伝送帯域を確保することができる。また、本実施の形態によれば、伝送路が、外的要因等によって影響を受けやすい無線通信路であっても、伝送路を効率的に利用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
映像ストリーミング表示システムの構成図である。 映像入力装置の機能ブロック図である。 映像表示装置の機能ブロック図である。 映像ストリーミング伝送時の処理動作を示すフローチャートである。 2つ目の映像ストリーミング伝送時の処理動作を示すフローチャートである。 映像ストリーミングに係る画面切り換え時の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 映像表示装置
20 映像入力装置
21 映像入力装置
30 リモコン装置
101 親画面
102 子画面
103 無線通信部
104 デコーダ部
105 画面表示部
106 リモコン受信部
107 制御部
108 RF部
109 MAC処理部
201 制御部
202 映像入力部
203 第1エンコーダ部
204 映像データ記憶部
205 第2エンコーダ部
206 無線通信部
207 MAC処理部
208 RF部

Claims (7)

  1. 無線通信路を介して接続された映像通信装置から送信される映像ストリームを受信し、受信した映像ストリームに係る画面を表示手段に表示する映像表示装置であって、
    前記画面の表示に係る情報に基づいて、前記映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出する必要伝送レート算出手段と、
    前記必要伝送レート算出手段において算出された伝送レートに基づいて、前記映像通信装置から送信される映像ストリームに係るアクセス手順を選択するアクセス手順選択手段と、
    を有することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記無線通信路の通信状態に基づいて、映像ストリームを伝送するのに確保可能な伝送レートを算出する確保可能伝送レート算出手段を更に有し、
    前記アクセス手順選択手段は、前記必要伝送レート算出手段において算出された伝送レートと、前記確保可能伝送レート算出手段において算出された伝送レートとに基づいて、前記映像通信装置から送信される映像ストリームに係るアクセス手順を選択することを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
  3. 無線通信路を介して接続された複数の映像通信装置から送信される複数の映像ストリームを受信し、受信した複数の映像ストリームに係る複数の画面を表示手段に表示する映像表示装置であって、
    前記各画面の表示に係る情報に基づいて、前記各映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出する必要伝送レート算出手段と、
    前記必要伝送レート算出手段において算出された各伝送レートに基づいて、前記各映像通信装置から送信される各映像ストリームに係るアクセス手順を選択するアクセス手順選択手段と、
    を有することを特徴とする映像表示装置。
  4. 前記無線通信路の通信状態に基づいて、映像ストリームを伝送するのに確保可能な伝送レートを算出する確保可能伝送レート算出手段を更に有し、
    前記アクセス手順選択手段は、前記必要伝送レート算出手段において算出された各伝送レートと、前記確保可能伝送レート算出手段において算出された伝送レートとに基づいて、前記各映像通信装置から送信される各映像ストリームに係るアクセス手順を選択することを特徴とする請求項3記載の映像表示装置。
  5. 無線通信路を介して接続された映像通信装置から送信される映像ストリームを受信し、受信した映像ストリームに係る画面を表示手段に表示する映像表示装置におけるアクセス手順選択方法であって、
    前記画面の表示に係る情報に基づいて、前記映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出する必要伝送レート算出ステップと、
    前記必要伝送レート算出ステップにおいて算出された伝送レートに基づいて、前記映像通信装置から送信される映像ストリームに係るアクセス手順を選択するアクセス手順選択ステップと、
    を含むことを特徴とするアクセス手順選択方法。
  6. 無線通信路を介して接続された複数の映像通信装置から送信される複数の映像ストリームを受信し、受信した複数の映像ストリームに係る複数の画面を表示手段に表示する映像表示装置におけるアクセス手順選択方法であって、
    前記各画面の表示に係る情報に基づいて、前記各映像ストリームの伝送に必要な伝送レートを算出する必要伝送レート算出ステップと、
    前記必要伝送レート算出ステップにおいて算出された各伝送レートに基づいて、前記各映像通信装置から送信される各映像ストリームに係るアクセス手順を選択するアクセス手順選択ステップと、
    を含むことを特徴とするアクセス手順選択方法。
  7. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の映像表示装置と、前記映像表示装置に映像ストリームを送信する映像通信装置と、を有することを特徴とするシステム。
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