JP2007053497A - 映像表示装置及び映像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配信映像種別を変更する操作をユーザーが行った場合に、該操作通りに変更が可能か否かを、変更処理を実行する前にユーザーに通知することを目的とする。
【解決手段】 通信路を介して接続された映像入力装置から送信される映像ストリームに係る画面を表示する映像表示装置であって、映像ストリームに係る画面を表示手段に表示させているときに、映像ストリームとは異なる種別の映像ストリームへの変更要求を受け取ると、操作要求に応じた処理を実行可能か否か判定する判定手段と、判定手段における判定の結果に係る情報を、表示する表示手段と、を有することによって上記課題を解決する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、映像表示装置及び映像表示方法に関する。
昨今、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話のように動画をデジタルデータとして取得する映像入力装置の普及が広く進んでいる。
そのため、例えば旅行のような特別なイベントだけでなく、生活の中のあらゆる状況において動画を撮影する場面も増え、撮影した動画をテレビ等の映像表示装置の画面に表示する機会も増えてきている。
こうした状況において、映像入力装置に入力された各種映像データをテレビ等の映像表示装置の画面に表示する場合を考えてみると、まず、一般的にテレビのような映像表示装置には映像データを内部に大量に記憶するような記憶手段を装備していない。そのため、映像データを表示するには、映像データの送信元である映像入力装置から映像データをストリーミングの形式で映像表示装置に送信し、この映像ストリーミングを映像表示機器において受信しながらリアルタイムに画面に表示するのが一般的である。
映像を伝送する方法として、例えば、特許文献1に記載の符号化データ伝送制御方法がある。この制御方法は、受信側の端末が受信データをリアルタイムで復号化する際に、転送レートをもとに符号化条件を動的に認識して送信側の端末に通知し、送信側の端末は最適な符号化条件でデータを符号化してデータを送信する技術が記載されている。
また、特許文献2に記載の映像配信システムには、映像を配信する送信側と受信側との間で、映像配信に先立ってテスト映像を配信することによって良好な映像配信システムを提供する技術が記載されている。
特開2001−94981号公報 特開2002−223265号公報
従来は、映像の種別変更が指示された場合のユーザーにとって適した対応については考慮されていない。特に、1つの画面に大小2つの映像を表示し、これらを切り替える際の対応については考慮されていない。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、配信映像種別を変更する操作をユーザーが行った場合に、該操作通りに変更が可能か否かを、変更処理を実行する前にユーザーに通知することを目的とする。
そこで、本発明は、通信路を介して接続された映像入力装置から送信される映像ストリームに係る画面を表示する映像表示装置であって、前記映像ストリームに係る画面を表示させているときに、前記映像ストリームとは異なる種別の映像ストリームへの変更要求を受け取ると、前記要求に応じた処理を実行可能か否か判定する判定手段と、前記判定手段における判定の結果に係る情報を、表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
また、上記問題を解決するため、本発明は、映像表示方法としてもよい。
本発明によれば、配信映像種別を変更する操作をユーザーが行った場合に、該操作通りに変更が可能か否かを、変更処理を実行する前にユーザーに通知することができる。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例における映像ストリーミング表示システムの構成図である。10は、映像表示装置であり、例えば、TV放送用のチューナー及び映像ストリームを受信可能な無線通信機能を内蔵したテレビである。20は、本実施例の映像入力装置であり、例えば無線通信機能を装備して映像ストリームを送信可能なデジタルビデオカメラである。30は、リモコン装置であり、映像表示装置10の操作を行うために使用され、赤外線等の通信手段を用いて映像表示装置10の親画面101や子画面102にどのような映像コンテンツを表示するか等の操作を行う。
映像入力装置20と映像表示装置10とは無線通信によって接続され、例えば、デジタルビデオカメラ(映像入力装置20)から映像データを送信し、テレビ(映像表示装置10)にて該映像データを表示する。テレビは映像を表示する際には、受信した映像信号にデコード処理を行って、画面に映像を表示する。このとき、画面上の画面領域101にはTV放送の映像が親画面として表示され、画面上の画面領域102に該デジタルビデオカメラ(映像入力装置20)から送信された映像が子画面として表示される。
また、映像入力装置20と映像表示装置10との間の無線通信は、無線LAN(例えばIEEE802.11)の規格を用いて情報の送受信が行われる。より詳細には、映像表示装置10がアクセスポイントの機能を、映像入力装置20がステーションの機能を装備して、アップリンクによって映像入力装置20から映像表示装置10に対して映像ストリーミングが送信される仕組みとなっている。更に、アクセスポイントの機能を装備している映像表示装置10は、複数のステーションと情報を送受信する機能も合わせて装備している。そして、リモコン装置30によって親画面101と子画面102との切り換える操作が行われると、親画面101にはデジタルビデオカメラ(映像入力装置20)から送信された映像が表示され、子画面102にはTV放送の映像が子画面として表示する。
図2は、映像入力装置20の内部を機能ブロックに分けて示したブロック図となっている。撮影によって行われる処理、及び再生によって行われる処理を例に各機能ブロックの機能を以下に示す。
202は映像入力部で、カメラとマイクとで構成され、カメラによって撮影された映像をデジタル信号に変換した映像信号と、マイクによって集音した音声をデジタル信号に変換した音声信号を第1エンコーダ部203に送信する処理を行う。
203は第1エンコーダ部で、映像入力部202から送られてきた映像信号と音声信号とを受け取って、音声情報を含む映像ストリームにエンコード処理する。第1エンコーダ部203において行われるエンコード処理は、例えばMPEG2、MPEG4、H.264等の各種映像フォーマットで、解像度、フレームレート、伝送レートの異なる各種の映像ストリームを生成する処理である。そして、制御部201からの指示よって画像エンコーダ部203で生成された映像ストリームは、映像データ記憶部204或いは無線通信部206に送られる。撮影によって取得した映像ストリームを内部に記憶する場合には、映像データ記憶部204に送られ、ライブ映像として映像表示装置10に配信する場合には無線通信部206に送られる。
204は映像データ記憶部で、撮影によって取得した映像ストリームを記憶する部位であり、取り外し可能なメディアとしてDVテープ、DVD、又はCFカードのような記録媒体や、固定メディアとしてHDDのような記憶媒体等で構成される。
206は無線通信部で、ここでは無線LANの規格(IEEE802.11)にしたがって電波を送受信する機能を有し、映像入力装置20を無線LANで定義するところのステーションとして無線通信を行うように制御部201によって制御される。無線通信部206は、撮影した映像をライブ映像としてアクセスポイントである映像表示装置10に配信する場合に、受け取った映像ストリームを変調してアンテナから電波によって送信する。
204は映像データ記憶部で、撮影によって取得した映像ストリームが記憶され保存されている部位である。このときの映像ストリームは撮影時に第1エンコーダ203によって所定の映像フォーマットにエンコードされた映像ストリームとなっている。
205は第2エンコーダ部で、再生要求に応じ、映像データ記憶部204より読み出した映像ストリームを再生に最適な映像ストリームの映像フォーマット(例えばMPEG2、MPEG4、H.264等の各種映像フォーマット)に再びエンコード処理する。例えば、再生に要求されている映像ストリームの解像度と映像データ記憶部204に記録されている映像ストリームの解像度とが異なるような場合には、第2エンコーダ部205は、再生に要求されている映像ストリームの解像度にエンコード処理を行う。ここでエンコードされた映像ストリームは、再生映像として映像表示装置10に配信するために無線通信部206に送られる。
206は無線通信部で、アクセスポイントである映像表示装置10との間で映像ストリームの再生要求、再生時の映像種別の指定等の制御情報を送受信する通信インターフェースとして機能する。例えば映像表示装置10からの再生要求に応じて映像ストリームを無線伝送路に送信する。無線通信部206は、第2エンコーダ205から送られてくる映像ストリームを受け取って変調してアンテナから電波によって送信する。
図3は、映像表示装置10の内部を機能ブロックに分けて示したブロック図となっている。以下に、テレビ放送を画面に表示する処理、及び映像ストリームを画面に表示する処理を例に各機能ブロックの機能を示す。
103はTVチューナー部で、一般に地上波としてTV放送されている放送波を受信する部位である。TVチューナー部103は、ユーザー等の所望のTV放送を受信し、受信した電波から所望のTVチャンネルの映像ストリームを復調してデコーダ部104に送信する。
104はデコーダ部で、受け取った映像ストリームを画面に表示するための映像信号に変換する処理を行う。デコード処理された映像信号は画面表示部105に送信される。
105は画面表示部で、映像ストリームの画面表示を行う部位である。画面表示部105は、図1に示した親画面101や子画面102等の表示を行う。また、画面表示部105は、デコーダ部104から送られてきた映像信号を制御部108によって指定された画面位置及び画面サイズにて表示を行う。画面表示部105は、例えば、TV放送を全画面表示する場合には、子画面102を削除し、親画面101にTV放送の映像を表示するといった処理を行う。また、TV放送を親画面101に表示し、映像入力装置20より受信した映像ストリームを子画面102に表示する場合には、制御部108が指定した画面位置に指定された画面サイズにて各画面を表示する。また、映像ストリームを子画面102に表示する旨の要求があると、制御部108の制御によってデコード部104においてデコード処理された映像信号は、子画面102相当の画面サイズに変換された映像信号として生成され、子画面102を表示する。
109は無線通信部で、ここでは無線LANの規格(IEEE802.11)にしたがって電波を送受信する機能を有し、制御部108による制御により映像表示装置10を無線LANで定義するところのアクセスポイントとして機能する。無線通信部109は、ステーションである映像入力装置20から無線通信により送信された電波を受信して復調を行って映像ストリーム取り出し、デコーダ部104に送信する。
106はリモコン受信部で、リモコン装置30から赤外線通信等によって送信される制御信号を受信する部位である。リモコン受信部106は、例えば、リモコン装置30から現在表示を行っている親画面101と子画面102との表示映像を入れ替えて表示するといった制御信号が到来してきた場合、この制御信号を受信して内容を解読し、その旨を制御部108に通知する。
107は無線状態記憶部で、映像表示装置10によって形成するBSS(Basic Service Set)内の状態を随時記録する管理テーブル(後述する無線データ管理テーブル1130)によって構成される。なお、BSSとは、アクセスポイントとその配下の端末(ステーション)とで形成されるネットワークのことである。映像表示装置10はアクセスポイントとしての機能を有しているので、無線LANシステムとしてBSSを形成することが可能となっている。無線状態記憶部107は、BSS内のステーションの数や種別等のネットワーク環境情報、どのステーションからどの程度の伝送レートで映像ストリーミングを受信しているのか等の無線通信路の使用状況等を内部の無線データ管理テーブル1130に記録する。この記録は、所定の時間毎に、或いは、これらの情報や状況に変化が生じた時点で行われる。
110は画面メッセージ生成部で、内部には画面表示部105に表示するユーザーへのメッセージ情報を複数記憶しており、制御部108の指示によりデコーダ部104に対してその都度必要となるメッセージ情報を出力する機能をもつ。例えば、子画面102に表示している映像入力装置からの映像ストリームを、親画面101に表示するようにリモコン装置30によって切り換え操作が行われたときに、確認メッセージや画面切り換えが失敗した場合にその旨のメッセージ情報を出力する。
図4は、図3に示した映像表示装置10の内部ブロックのうち、制御部108、無線通信部109、無線状態記憶部107について、より詳細な構成を示したブロック図である。
1100はRF部で、無線通信部109の中でアンテナを介して電波信号を送受信する部位である。RF部1100の主な機能としては、アンテナによって受信した電波から復調する処理を施しビットストリームを抽出し、或いはMAC処理部1110から送られてくるビットストリームを各種の変調処理を施して電波としてアンテナから送出する。また、RF部1100は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)も装備している。RSSIとは、アンテナによって受信した電波の受信電界強度を検出する回路である。RF部1100は、アンテナによって電波を受信するとその電界強度をこのRSSIによって常に検出し、データI/F部1120に送信する処理も行っている。なお、RF部1100を制御する制御信号もデータI/F部1120を介して行われるようになっている。
1110はMAC処理部で、無線LANの規格(IEEE802.11)で示すMAC(Medium Access Control)レイヤの処理を行う部位である。より詳細には、MAC処理部1110は、映像ストリーミング伝送のようなリアルタイム性を有するデータ伝送に対して、その伝送に必要な帯域を予約したり、優先順位を持たせて優先的に伝送したりする処理を行っている。つまり、MAC処理部1110は、無線通信路におけるQoSを確保するための処理を行う部位となっている。MAC処理部1110は、無線通信路における帯域の確保や伝送において優先順位を設ける等の処理を行うために、どのような種別のデータが、どの機器間で、どのくらいの帯域を使用しているかといった無線通信路の状態を検出し、制御する。そして、MAC処理部1110は、前述の無線通信路の状態は、所定の時間間隔か、或いは状態の変化を検出した時に、データI/F部1120に送信する処理も行っている。なお、MAC処理部1110を制御する制御信号もデータI/F部1120を介して行われるようになっている。
1120はデータI/F部で、制御部108と各部位(RF部1100、MAC処理部1110)との間で行われる制御のやり取りを仲介する機能と、無線状態記憶部107に対して所望のデータを送信する機能とを有した部位である。データI/F部1120は、制御部108が無線通信部109を制御する際の制御信号のインターフェースとなっている。データI/F部1120は、レジスタのような一時記憶回路を装備し、各部位(RF部1100、MAC処理部1110)から送られてくる様々な無線通信路の状態を示すデータを一時記憶し、制御部108の制御にしたがって、無線状態記憶部107に送信する。
1140はデータI/F部で、制御部108が無線状態記憶部107を制御する際の制御信号のインターフェース機能と、無線通信部109から送られてくる無線通信路の状態を示すデータを無線データ管理テーブル1130に送信する機能を有する部位である。データI/F部1140の内部は、レジスタのような一時記憶回路を装備し、無線通信部109から送られてくる様々な無線通信路の状態を示すデータを一時記憶し、制御部108の制御にしたがって、無線データ管理テーブル1130に送信する。また、データI/F部1140は、制御部108の制御で無線データ管理テーブル1130に記憶してある任意のデータを読み出し、該データを制御部108に通知する機能も有している。
1130は無線データ管理テーブルで、無線通信部109によって検出した各種の無線通信路の状態を示すデータを記憶する部位である。また、無線データ管理テーブル1130は、データI/F部1140を介して制御部108によって制御される。例えば受信電波の電界強度レベル、映像表示装置10が形成するBSS内のステーションの数、種別、データ伝送の有無、予約されたデータ伝送の有無、等々の映像表示装置10が検出可能な無線状態を示すデータが記録されている。また、データ伝送が行われている場合は、該データ伝送で使用している伝送帯域の大きさ、優先順位などの記録されている。
図5は、図1に示した表示システムにおいて、映像入力装置20が送信したストリーミング映像データを子画面102に表示し、親画面101にはTV放送を表示しているときに、リモコン操作が行われた場合の映像表示装置10の動作フローチャートである。
ステップS501の状態は、映像入力装置20から送信されたストリーミング映像データを映像表示装置10の子画面102に表示し、一方、親画面101には映像表示装置10に装備するTVチューナーによって受信したTV放送が表示されている状態である。
ステップS502では、映像表示装置10は、リモコン装置30によって自身(映像表示装置10)に対して、親画面101の表示内容と子画面102の表示内容とを切り換えるような操作が行われたか否かを判定する。映像表示装置10は、リモコン装置30によって親画面101の表示内容と子画面102の表示内容とを切り換えるような操作が行われたと判定すると(ステップS502においてYES)、ステップS503に進む。前記操作は行われなかったと判定すると(ステップS503においてNO)、ステップS502の処理を繰り返す(つまり、現在の状態を維持する。)。
例えば、映像表示装置10は、リモコン装置30から受け取った制御信号等に基づいて、親画面101の表示内容と子画面102の表示内容とを切り換えるような操作が行われたか否かを判定する。
ステップS503では、親画面101と子画面102との表示内容を切り換える処理が行えるか否かを予測(又は予測判定)する。
まず、映像表示装置10は、現在親画面101に表示しているTV放送映像を、子画面102に縮小表示するためにデコード部104において所望の映像信号が出力可能であるか否かを予測する。
また、映像表示装置10は、現在子画面102に表示している映像を、親画面101に拡大表示するために映像ソース側である映像入力装置20において親画面101の画面サイズに該当する映像ストリームを出力する能力があるか否かを予測する。
また、映像表示装置10は、無線通信路においても画面サイズの拡大に伴って映像ストリームの伝送帯域を広くする必要があり、それ(つまり、映像ストリームの伝送帯域を広くすること)が可能か否かを予測する。なお、ステップS503の処理の詳細は、後述する図8に示す。
ステップS504では、映像表示装置10が、ステップS503において行った調査及び予測結果に基づいて、画面の切り換え処理が可能か否かを判定する。映像表示装置10は、画面の切り換え処理が可能であると判定すると(ステップS504においてYES)、ステップS505に進み、画面の切り替え処理が不可能であると判定すると(ステップS504においてNO)、ステップS508に進む。
ステップS505では、映像表示装置10が、画面の切り換えが可能であると判定した旨をユーザーに知らせるために画面にメッセージを表示する処理を行う。例えば、映像表示装置10は、図6に示すように画面上の任意の場所に"OK!"というような表示を行ってユーザーにこれから画面を切り換える旨を知らせる表示を行う。図6は、映像表示装置の画面表示を示す図である。
なお、より具体的に説明すると、ステップS505における処理では、まず、制御部108が、画面メッセージ生成部110に予め記憶してある所望のメッセージデータをデコーダ部104へ送るように制御を行う。次に、デコーダ部104が、メッセージデータを映像信号に変換した後、画面情事部105が、変換した映像信号を画面上の任意の位置に表示する。
ステップS506では、映像表示装置10が、画面の切り換え処理を実行する。より具体的に説明すると、まず、現在親画面101に表示しているTV放送映像を子画面102に縮小表示するためにデコード部104において所望の映像信号を出力して子画面102に表示を行う。また、映像表示装置10は、現在子画面102に表示している映像のソース側である映像入力装置20に対して、親画面101の画面サイズに該当する映像ストリームを出力する旨の指示を行う。更に、映像表示装置10は、無線通信路に対しても、画面サイズの拡大に伴って映像ストリームの伝送帯域を広くする処理を行って、映像入力装置20より受け取った映像を親画面101に表示する。
ステップS507は、このフローチャートの終了を示している。
一方、ステップS508では、映像表示装置10が、画面の切り換えが不可能であると判定した旨をユーザーに知らせるために画面にメッセージを表示する処理を行う。例えば、映像表示装置10は、図7に示すように画面上の任意の場所に不可能であると判定したことと、次の処理を促すようにいくつかの操作項目を表示してユーザーにこれから処理(操作)をどうするかを選択させる表示を行う。図7は、映像表示装置の画面表示を示す図である。
なお、より具体的に説明すると、ステップS508における処理では、まず、制御部108が、画面メッセージ生成部110に予め記憶してある所望のメッセージデータをデコーダ部104へ送るように制御を行う。次に、デコーダ部104が、メッセージデータを映像信号に変換した後、画面情事部105が、変換した映像信号を画面上の任意の位置に表示する。以下、図7に示した表示内容を説明する。
(低解像度表示)
この操作項目は、無線通信路、或いは映像のソース側である映像入力装置20の原因によって、現在の映像ストリームの解像度を所望の画面サイズに合わせて向上させることが難しいと、例えば映像表示装置10が判定した場合に表示される。したがって、この操作項目をユーザーが選択した場合は、映像表示装置10は、現状の解像度のままで画面サイズのみ拡大して表示する。つまり、映像の画質としては拡大表示を行う分だけ粗くなる。
(調整・・・近づけてみる)
この操作項目は、無線通信路の状態調査の結果、RSSI値が低い値を示し更にビットエラーレートが高い値を示しているが、BSS内には映像入力装置20以外は無線通信していないため無線通信路全体の伝送帯域は余っていると判定した場合に表示される。つまり、該操作項目は、映像入力装置20を映像表示装置10に近づけることによって、伝送帯域を拡大してより多く伝送帯域を必要とする高解像度の映像ストリームを伝送する可能性があると映像表示装置10が予測したことを示している。
(やめる)
この操作項目は、ユーザーに現在のリモコン操作に対する処理を終了させることを示している。ユーザーによって該操作項目が選択されると、映像表示装置10は、現在の画面切り換え処理を中断し、該操作に対する処理を終了する。
再び図5の説明に戻り、ステップS509では、映像表示装置10が、ユーザーがリモコン装置30の操作によって図7に示す"調整・・・近づけてみる"の操作項目を選択したか否かを判定する。映像表示装置10は、ユーザーが操作項目"調整・・・近づけてみる"を選択したと判定すると(ステップS509においてYES)、ステップS503に進み、選択しなかったと判定すると(ステップS509においてNO)、ステップS510に進む。
ステップS510では、映像表示装置10が、ユーザーがリモコン装置30の操作によって図7に示す"低解像度表示"の操作項目を選択したか否かを判定する。映像表示装置10は、ユーザーがリモコン装置30の操作によって操作項目"低解像度表示"を選択したと判定すると(ステップS510においてYES)、ステップS511に進む。また、選択しなかったと判定すると(ステップS510においてNO)、ステップS502に進む。
ステップS511では、映像表示装置10が、画面の切り換え処理を実行する。より具体的に説明すると、まず、現在親画面101に表示しているTV放送映像を子画面102に縮小表示するためにデコード部104において所望の映像信号を出力して子画面102に表示を行う。また、映像表示装置10は、子画面102に表示している映像入力装置20から送信される映像ストリームに対して変更を行わず、更に、無線通信路においても変更を行わず、現状の解像度のまま画面の面サイズのみ拡大する処理を行い、親画面101に表示する。
図5に示したように、映像表示装置10が、親画面101と子画面102との表示内容を切り換える旨の操作要求(異なる種別の映像ストリームに変更する旨の操作要求)に応じた処理を実行可能か否か予測する。該予測に基づき、実行可能か否か判定を行って、ステップS505又はステップS508において判定結果を表示する。配信映像種別を変更する操作をユーザーが行った場合に、該操作通りに変更が可能か否かを、変更処理を実行する前にユーザーに通知することができる。
また、映像表示装置10が、判定結果と共に、これからの処理をどうするか選択可能な操作項目を表示することによって、これからの処理をユーザーが選択することができる。
図8は、無線状態調査・予測処理の一例を示すフローチャートである。ステップS801は、このフローチャートのスタートを示している。ステップS801の状態は、図5に示したフローチャートのステップS503に処理が移行した状態を示している。
ステップS802では、映像表示装置10が、現在親画面101に表示しているTV放送映像を、子画面102に縮小表示するためにデコード部104において所望の映像信号が出力可能であるか否かを予測する。より具体的に説明すると、映像表示装置10は、TVチューナー部103からデコーダ部104に送られる映像ストリームを、デコーダ部104が圧縮処理する機能を有しているか否かを調べる。なお、圧縮処理する機能とは、例えば、ハイビジョン放送のようなXGA画面(1024×768ドット)の解像度を、QVGA画面(320×240ドット)の解像度に圧縮処理する機能である。
映像表示装置10は、デコーダ部104の変換パラメータに、圧縮処理が可能である旨の値がセットされていれば、切り換えが可能であると判定し、圧縮処理が不可能である旨の値がセットされていれば、切り換えが不可能であると判定する。なお、変換パラメータは、例えば映像表示装置10の所定のメモリ等に格納(又は保持)されているものとする。以下においても同様である。
ステップS803では、映像表示装置10が、現在子画面102に表示している映像を、親画面101に拡大表示するためにソース側である映像入力装置20において親画面101の画面サイズに該当する映像ストリームを出力する能力があるか否かを予測する。例えば、子画面102用のQVGA画面(320×240ドット)の解像度の映像ストリームを送信している映像入力装置20の第2エンコーダ部205が、親画面101用のXGA画面(1024×768ドット)の解像度の映像ストリームを生成できるか調べる。
映像表示装置10は、第2エンコーダ部205の変換パラメータに、親画面101の画面サイズに該当する映像ストリームを出力する能力がある旨の値がセットされていれば、親画面101の画面サイズに該当する映像ストリームを出力する能力があると判定する。親画面101の画面サイズに該当する映像ストリームを出力する能力がない旨の値がセットされていれば、または親画面101の画面サイズに該当する映像ストリームを出力する能力がある旨の値がセットされていなければ、上記能力がないと判定する。
ステップS804では、映像表示装置10が、画面サイズの拡大に伴い、映像ストリームの伝送帯域を広くすることが可能か否かを予測(又は判断)する。より具体的に説明すると、映像表示装置10は、例えば、受信電界強度とビットエラーレートとから現在の映像ストリーミング伝送の状態を調査する。
例えば、無線通信部109のRF部1100では、映像ストリーミング情報を含んだ電波を受信し、MAC処理部1110で、ビットストリームに復調する。RF部1100では、受信した電波の受信電界強度のレベルをRSSIによって検出する。また、MAC処理部1110では、復調したビットストリームのビット誤りのレートを検出する。これら検出結果(つまり、受信電界強度のレベル、及び復調したビットストリームのビット誤りのレート)は、データI/F部1120、1140を介して無線データ管理テーブル1130に記録される。そこで、映像表示装置10は、制御部108によって無線データ管理テーブル1130に記憶されている検出結果を参照することで、現在の映像ストリーミング伝送の受信状態を認識することができる。そして、映像表示装置10は、認識結果から、映像ストリーミング伝送帯域を拡張することが可能か否かの判断を行う。
または、映像表示装置10は、アクセスポイントとして自身(つまり、映像表示装置10)が形成しているBSSの無線通信路の利用状況を調査する。映像表示装置10は、アクセスポイントとしての機能を装備しており、制御部108の制御の一つとして該機能も制御されている。そのため、映像表示装置10によって形成されるBSSの中に現在存在しているステーションの台数や、現在行われている各種のデータ伝送について、BSSの中でどれ程の伝送帯域を使用しているのかといった情報を、取得することが可能である。前記情報は、制御部108が無線データ管理テーブル1130を参照することで取得することができ、取得した前記情報から、映像表示装置10(又は制御部108)は、映像ストリーミング伝送帯域を拡張することが可能か否かの判断を行う。
または、映像表示装置10は、現在の映像ストリーム伝送の帯域保証について調査する。より具体的に説明すると、無線通信部109のMAC処理部1110において、映像ストリーミング伝送のようなリアルタイム性を有するデータ伝送に対して、その伝送に必要な帯域を予約したり、優先順位を持たせて優先的に伝送したりする処理を行う。したがって、現在どのような伝送帯域が予約されているのか、或いはこれからどの程度の伝送帯域が予約可能なのかについて認識することが可能である。伝送帯域の状態はMAC処理部1110からの情報として無線データ管理テーブル1130に記録され、制御部108が該情報を参照することによって、これから伝送帯域を拡張するために伝送帯域を予約することが可能か否かの判断を行って予測としている。
ステップS805は、このフローチャートの終了を示している。ステップS805の状態は、図5に示したフローチャートのステップS503の処理が修了した状態を示している。
上述したように、本実施例によれば、配信映像種別を変更する操作をユーザーが行った場合に、該操作通りに変更が可能か否かを、変更処理を実行する前にユーザーに通知することができる。
また、上述したように本実施例によれば、前記操作通りに変更ができない場合、これからの処理をユーザーが選択することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1は、映像ストリーミング表示システムの構成図である。 図2は、映像入力装置の機能ブロック図である。 図3は、映像表示装置の機能ブロック図である。 図4は、映像表示装置の無線通信に係る機能の詳細な機能ブロック図である。 図5は、映像表示処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、映像表示装置の画面表示を示す図(その1)である。 図7は、映像表示装置の画面表示を示す図(その2)である。 図8は、映像表示処理に含まれる無線状態調査・予測処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 映像表示装置
20 映像入力装置
30 リモコン装置
101 親画面
102 子画面
103 TVチューナー部
104 デコーダ部
105 画像表示部
106 リモコン受信部
107 無線状態記憶部
108 制御部
109 無線通信部
110 画面メッセージ生成部
201 制御部
202 映像入力部
203 第1エンコーダ部
204 映像データ記憶部
205 第2エンコーダ部
206 無線通信部
1100 RF部
1110 MAC処理部
1120 データI/F部
1130 無線データ管理テーブル
1140 データI/F部

Claims (6)

  1. 通信路を介して接続された映像入力装置から送信される映像ストリームに係る画面を表示する映像表示装置であって、
    前記映像ストリームに係る画面を表示させているときに、前記映像ストリームとは異なる種別の映像ストリームへの変更要求を受け取ると、前記要求に応じた処理を実行可能か否か判定する判定手段と、
    前記判定手段における判定の結果に係る情報を、表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記判定手段における判定の結果に応じて、前記要求に応じた処理を実行する実行手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
  3. 前記判定手段において、前記要求に応じた処理を実行不可能であると予測判定した場合、
    前記表示手段は、前記要求に応じた処理を実行不可能である旨を表示すると共に、選択可能な操作項目を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の映像表示装置。
  4. 前記判定手段は、前記映像ストリームとは異なる種別の映像ストリームを前記映像入力装置が送信する能力があるか否かに基づいて、前記要求に応じた処理を実行可能か否か判定することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の映像表示装置。
  5. 前記判定手段は、前記映像入力装置が前記映像ストリームとは異なる種別の映像ストリームを送信するに係り、前記通信路に、前記映像ストリームとは異なる種別の映像ストリームを伝送する能力があるか否かに基づいて、前記要求に応じた処理を実行可能か否か判定することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の映像表示装置。
  6. 通信路を介して接続された映像入力装置から送信される映像ストリーム係る画面を表示する映像表示装置における映像表示方法であって、
    前記映像ストリームに係る画面を表示させているときに、前記映像ストリームとは異なる種別の映像ストリームに変更するための要求を受け取ると、前記要求に応じた処理を実行可能か否か判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定の結果に係る情報を、表示する情報表示ステップと、
    を含むことを特徴とする映像表示方法。
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JP2014107609A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Jvc Kenwood Corp 無線通信システム、操作装置、操作方法及びプログラム

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