JP6523688B2 - 住居情報開示システムおよびこの住居情報開示システムを用いた住居情報開示方法 - Google Patents
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Description
また、入居希望者が詳細な住居に関する詳細な情報を知る手段としては、入居希望者が、実際に住居に行って、住居の実際の内装品質や日照や建物周りの環境などを確認することができるいわゆる内覧が知られている。この場合、入居希望者は、住居の目に見えない耐震、耐火、防犯に関する構造などについても、不動産業者の担当者から説明を聞いて知ることが可能である。
あるいは、不動産情報やその詳細情報について、携帯電話を通じて詳細な内容を見ることができる企画配信表示方法も知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術は、建築物などの不動産について、建築物の価格、建築年数などの一般的な情報に加え、耐震強度や内装その他の品質や、日照や、眺望などの詳細情報を、携帯電話画像により表示可能な説明用画像情報として情報処理装置に入力する。
そして、QRコード(登録商標)などの二次元情報をシールなどに転写して住居の販売の場に設置し、入居希望者は、モデルルームなどの販売の場においてこの二次元情報を携帯電話により入力すると、携帯電話により画像や動画として表示する。これにより、入居希望者は、二次元情報を携帯電話に入力するだけで現地まで行くことなく詳細情報を視覚的に知ることができる。
さらに、前記担当者が建物知識に精通していない場合には、不動産業者の説明に不安を感じ入居判断を適格にできないおそれもあった。
さらに、各住居が同一の構造を有している集合住宅の場合に、一部の住居の詳細情報を開示することで、その集合住宅全体の住居の詳細情報が一般に公開されるおそれがあり、防犯性能などの機密性を保持したい情報が、不特定多数者に拡散するおそれがあった。
住居に関する開示情報を、前記住居の内覧者に開示する住居情報開示システムであって、
前記内覧者に開示するための前記住居の各部位に対応した複数の内覧者用開示情報を格納するとともに、通信ネットワークを介して前記内覧者用開示情報に関連付けられた識別情報を受け取った際に、前記通信ネットワークを介して前記識別情報に応じた前記内覧者用開示情報を携帯端末に向けて送信可能なサーバと、
前記内覧者用開示情報に関連付けた前記識別情報が与えられ、前記住居の対応する各部位に配置された第1の識別マークと、
を設け、
前記携帯端末の読取手段により前記住居の各部位に配置された前記第1の識別マークを読み込んで取得した前記識別情報を前記サーバに送信して、前記第1の識別マークを読み込んだ前記住居の部位に対応した前記内覧者用開示情報を前記携帯端末の表示手段により表示するようにしたことを特徴とする。
なお、識別マークは、例えば、バーコード、QRコード(登録商標)、AR(Augmented Reality)マーカなどの二次元記号であり、他の識別マークと識別可能な数字、文字などによる識別情報が与えられているものである。
また、携帯端末は、携帯型の通信機器(いわゆる携帯電話)や、携帯型の情報機器(ノート型、タブレット型のパーソナルコンピュータなど)などの二次元画像の読み取りおよび画面や音による表示が可能な機器である。
さらに、前記サーバは、前記識別情報の受信時に、前記携帯端末から、前記識別情報に加え予め設定された許可情報が入力された場合に前記内覧者用開示情報の送信を許可し、前記許可情報の入力が無い場合には前記送信を禁止する送信可否判定部を備えていることが好ましい。
加えて、前記サーバは、前記内覧者用開示情報として、前記住居の入居者からの住居に関する情報を開示する第2の内覧者用開示情報が、第2の識別マークに与えられた前記識別情報に関連付けて格納され、
前記第2の識別マークを有した前記内覧者に配布用の二次元媒体が設けられ、
前記サーバは、前記第2の識別マークに与えられた前記識別情報の受信時には、前記第2の内覧者用開示情報を、前記携帯端末に送信することが好ましい。
そして、前記サーバは、前記内覧者用開示情報とは別に、不特定多数者に公開するための1または複数の一般用開示情報が格納されるとともに、前記一般用開示情報に関連付けられた前記識別情報を受け取った際に、前記通信ネットワークを介して前記識別情報に応じた前記一般用開示情報を送信可能に形成され、
前記一般用開示情報に関連付けた識別情報が与えられた第3の識別マークを、不特定多数者に公開用の二次元媒体に配置していることが好ましい。
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報を作成し、各内覧者用開示情報を前記識別情報に関連付けて前記サーバに格納するステップと、
前記住居の内覧前に、前記識別情報が与えられた前記識別マークを、前記住居において、前記内覧者用開示情報の対象部位にあらかじめ配置するステップと、
前記住居の内覧時に、前記携帯端末の前記読取手段により読み込まれた前記識別マークに与えられた前記識別情報が前記サーバに送信されたのに応じて、前記識別情報に関連付けられた前記内覧者用開示情報を、前記携帯端末の前記表示手段により表示させるステップと、
を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の住居情報開示方法は、
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報を作成し、それぞれ、前記識別情報に関連付けて前記サーバに格納するステップでは、同時に、前記第2の内覧者用開示情報を作成するとともに第2の識別マークに与えられた前記識別情報に関連付けて前記サーバに格納し、
前記住居の内覧時に前記内覧者に配布用の前記第2の識別マークを配置した前記二次元媒体を作成するステップを実行することが好ましい。
加えて、本発明の住居情報開示方法は、
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報を作成し、それぞれ、前記識別情報に関連付けて前記サーバに格納するステップでは、前記複数の内覧者用開示情報に加え、前記一般用開示情報を作成するとともに、前記一般用開示情報に前記第3の識別マークに与えられた前記識別情報を関連付けて前記サーバに格納し、
前記識別マークを、前記住居の内覧前に、前記内覧者用開示情報の対象部位にあらかじめ配置するステップに先立ち、不特定多数者に向けて公開用の前記第3の識別マークを配置した前記二次元媒体を作成し公開するステップを実行することが好ましい。
内覧者は、内覧時に、住居の詳細情報を知りたい場合には、住居の各部位に配置された第1の識別マークを携帯端末により読み込み通信ネットワークを介してサーバに送信する。サーバは、送られてきた第1の識別マークに与えられた識別情報に対応した内覧者用開示情報を携帯端末に送信し、第1の識別マークを配置した住居の部位に対応した内覧者用開示情報を、携帯端末の表示手段により、例えば、画像、動画、文字、音声、音楽などを用いて表示する。
したがって、不動産業者の担当者が、住居の詳細な情報を把握していない場合でも、内覧者は、間取りや部屋の質感や日照などの視認可能な一般的な情報に加え、視認できない耐震性能、耐火性能、防犯性能などの詳細な内覧者用開示情報を、携帯端末の表示手段を用いて確認することができる。
しかも、その内覧者用開示情報は、住居の各部位に配置された識別マークに対応した詳細な内覧者用開示情報であり、住居の各部位の場所において、その詳細な情報を的確に知ることが可能となる。
すなわち、同一構造の複数の住居から成る集合住宅などでは、1つの住居の詳細な情報を開示した場合、同時に他の住居の情報も開示されることになるため、例えば、防犯性能などを不特定多数者に開示することに不安を感じる住人も存在する可能性がある。
それに対し、将来、住人になる可能性が高い内覧者に限って情報を開示することにより、詳細情報の拡散を抑えつつ、内覧者には的確に情報を開示することができる。
加えて、サーバが識別情報を受信した際に、送信可否判定部が予め設定された許可情報が入力されたときに内覧者用開示情報を送信するようにした場合には、許可情報を持たない識別情報の受信時には内覧者用開示情報の送信を禁止し、内覧者用開示情報の不要な拡散をいっそう抑制することができる。
なお、許可情報としては、例えば、内覧を行う住居の位置を示す位置情報や、予め設定されたパスワードなどが挙げられる。
また、サーバが、内覧者用開示情報として、内覧を行っている住居やこの住居に類似した仕様の住居の入居者からの住居情報を開示する第2の内覧者用開示情報を、前記識別情報に関連付けて格納するようにした場合には、第2の識別マークに与えられた識別情報の受信時には、第2の内覧者用開示情報を、携帯端末に送信する。
したがって、内覧者は、内覧を行っている住居の入居者からの住居に関する情報を、内覧時に知ることができる。
よって、内覧者は、住居に関する情報を、より詳しく知ることができ、加えて、入居意欲の向上を図ることが可能となる。
したがって、内覧希望者は、前もって、住居に関する情報を知ることによって、内覧に行く意欲および入居意欲を高めることができる。
次に、住居の内覧前に、識別情報が与えられた第1の識別マークを、住居において、内覧者用開示情報の対象部位にあらかじめ配置する。
そして、内覧者は、住居の内覧時に、住居の各部位において、必要に応じて携帯端末の読取手段により第1の識別マークを読み込むと、サーバから送信される内覧者用開示情報を、表示手段により表示させることができる。
したがって、内覧者は、住居の、例えば、柱、壁、窓、玄関などの各部位の前において、その部位に関する内部構造などの情報を、的確に把握することが可能である。
よって、内覧者の内覧対象となる住居の入居意欲を向上させて商品性の向上を図ることが可能である。
したがって、内覧希望者は、内覧を希望する住居を選択するための情報を手軽に手に入れることができる。また、二次元媒体に設けた第3の識別マークでは、一般用開示情報しか表示されないため、内覧者用開示情報が不要に拡散するのを抑えることができる。
まず、実施の形態1の住居情報開示システムAの概略構成を図1の全体システム図に基づいて説明する。
実施の形態1の住居情報開示システムAは、サーバ10と通信ネットワーク20と携帯端末30と識別マーク40とを備えている。
携帯端末30は、携帯型の通信機器(いわゆる携帯電話)や、携帯型の情報機器(ノート型、タブレット型のパーソナルコンピュータなど)などの画像の読み取りおよび動画の再生が可能な端末であり、通信部31、読取部32、表示部33、記憶部34を備えている。
通信部31は、通信インターフェースであり、通信ネットワーク20を介してサーバ10とデータの送受信を行う。
表示部33は、液晶などの表示パネルおよびスピーカなどの音声再生を行う構成を含む。
記憶部34は、読取部32が読み取った識別情報や、サーバ10から受信した各種情報を記憶する。
通信部11は、通信インターフェースであり、通信ネットワーク20を介して携帯端末30とデータの送受信を行う。
読取情報取得部12は、携帯端末30から送信された識別マーク40に与えられた識別情報を、通信部11を介して取得する。
耐震情報は、例えば、建物や住居の仕様ごとに、その骨格構造や柱構造や構造壁の耐震性能に関する内覧者用開示情報が動画82(図4参照)として作成されたものが記憶されている。
耐火情報は、建物や住居の仕様ごとに、外壁や界壁部分の耐火性能に関する内覧者用開示情報が動画83(図4参照)として作成されたものが記憶されている。
遮音構造情報は、建物や住居の外壁や床や壁の仕様ごとに、その遮音性能に関する内覧者用開示情報を動画84,85(図4参照)として作成されたものが記憶されている。
防犯構造情報は、建物や住居の仕様ごとに、その壁、窓、玄関の構造や防犯カメラの有無などに応じ、防犯性能に関する内覧者用開示情報が動画86,87(図4参照)として作成されたものが記憶されている。
開示情報としては、前述したように、一般用開示情報と内覧者用開示情報とが設定されている。
一般開示情報は、不特定多数者への公開用の情報であって、内覧キャンペーンの対象となる集合住宅などの住居の場所、間取り、キャンペーン期間、あるいはそれに付随したプレゼント、クイズなどの情報を含む。
図2は、複数の一般開示用識別マーク41を設けた二次元媒体50を示している。この二次元媒体50は、本実施の形態1では、インターネット上の表示画面とするが、不特定多数者に配布可能なチラシや、ポスター、ノボリなどの掲示物や、雑誌などの広告媒体を用いてもよい。
なお、この一般開示用識別マーク41には、それに関連付けられた一般用開示情報が設定されている。この一般用開示情報としては、例えば、内覧対象となる住居を表示する地図などの位置情報や、その住居の間取りや、キャンペーン期間あるいは内覧期間に関する開示情報などが設定されている。
そこで、これらの内覧者用開示情報を取り出すための識別情報を有した識別マーク40として、図3(a)に示す性能説明用識別マーク42を有したシール60および図3(b)に示す入居者情報用識別マーク43を有した二次元媒体70が設定されている。
次に、実施の形態の住居情報開示システムの作用を、実施の形態の住居情報開示方法の手順に沿って、図4および図5に基づいて説明する。
この説明にあたり、不動産業者など住居を提供する側が実行する手順と、住居を探す側の入居希望者およびその中で内覧に至る内覧者が実行する手順と、を分けて説明する。
まず、不動産業者など、住居を提供する側が実行する手順を図5に基づいて説明する。
(開示情報作成ステップ)
まず、ステップS1において内覧者用開示情報および一般用開示情報を作成する。
ここでは、集合住宅において、複数の住居の入居者を募集する場合を想定しており、内覧者用開示情報は、内覧の対象となる集合住宅を設計・施工した建築メーカにより集合住宅の建物の各部位(内壁、外壁、床、天井、窓、玄関、屋根など)の特徴要素を抽出し、それぞれの特徴を簡潔に説明する内覧者用開示情報としての動画81〜87(図4参照)を作成する。
上記の各開示情報を作成するステップS1と並行して、ステップS2では、各識別マーク41,42,43を有したシール60や二次元媒体50,70の作成を行う。具体的には、本実施の形態1では、一般開示用識別マーク41を有した二次元媒体50、性能説明用識別マーク42を有したシール60、入居者情報用識別マーク43を有した二次元媒体70を作成する。
次に、図5のステップS1,S2に続くステップS3では、サーバ10(図1参照)に、内覧キャンペーンサイト110(図4参照)を立ち上げ、内覧の対象となる住居の内覧者用開示情報としての動画81〜87および入居者の声88を格納し再生可能とする。
さらに、この際、各動画81〜87および入居者の声88と、各識別マーク42,43が有する識別情報とを関連付ける。
内覧キャンペーンサイト110およびキャンペーン閲覧ページ120を立ち上げたステップS3に続くステップS4では、内覧の開催前に、内覧対象となる住居の各部位に、性能説明用識別マーク42を貼り付ける。
内覧の開催時には、住居提供側である不動産業者などは、内覧申込時に住所氏名などの必要情報を提示した内覧者(入居希望者)に、クリアファイルなどの入居者情報用識別マーク43を有した二次元媒体70を配布する。
次に、住居を探す側である入居希望者(内覧者)が実行する手順を説明する。
(一般用開示情報に基づいて住居を探すステップ)
まず、ステップS21では、入居希望者は、一般公開された二次元媒体50を備えたキャンペーン閲覧ページ120を閲覧し、内覧対象の住居に関する情報を取得する。
この時、二次元媒体50に配置された一般開示用識別マーク41を携帯端末30により読み取り、サーバ10に送信する。これにより、キャンペーン閲覧ページ120を開いて、内覧可能な住居に関する各種一般用開示情報を知ることができる。
入居希望者が、キャンペーン閲覧ページ120を閲覧して、内覧を希望する住居を見つけた場合、キャンペーン閲覧ページ120、あるいは、キャンペーンの紹介ページ112に移動して、住所氏名などの必要な情報と共に内覧の申し込みを行うことができる(ステップS22)。
なお、内覧希望者は、ステップS22を省略して、直接内覧に行く(続くステップS23)こともできる。
入居希望者は、内覧キャンペーン期間中に、内覧対象の集合住宅の受付に行って、内覧を申し込む。この場合、サーバ10を介した申し込みを行っていない人は、受付にて、住所、氏名その他の内覧に必要な情報を申込書に記入する。
内覧者(入居希望者)は、内覧を開催する集合住宅の受付に行った際に、まず、二次元媒体70を受け取り、これを持って住居の内覧を行う。
そして、内覧者は、住居の内外の内覧を行う際に、住居の内外の各部位に張り付けられた各性能説明用識別マーク42を見つけた場合、携帯端末30によりこれを読み取って、サーバ10に送ると、各動画81〜87のいずれかが再生されて性能説明用識別マーク42が張り付けられた部位の性能に関する説明を視聴することができる。
同様に、外壁h3や、図示を省略した内壁、床、天井などによっても、遮音性能、断熱性能、耐火性能、防犯性能などが異なる。
例えば、内覧対象が集合住宅の場合は、内覧者は、複数の入居者からの、内覧対象の集合住宅の情報や、その周辺の環境の情報などを、視聴することができる。
また、一戸建の住居であっても、例えば、前の入居者からの入居者あるいは同様の仕様の住居に関する生の声を視聴することが可能である。
内覧後、内覧者は、内覧キャンペーンサイト110のリンク部113から、友人などの他人へ内覧キャンペーンを紹介することができる。そして、この紹介を受け取った人は、入居希望者として、キャンペーン閲覧ページ120を閲覧することができる。
このように、実際に内覧した内覧者も、情報発信源となり、キャンペーンを広める役割を持つことができるため、キャンペーンの周知効果が増加される。
また、各識別マーク42,43を、入居を募集する販売店向けの販売図面や募集パンフレットに印刷あるいはシールを貼って、販売店にて確認可能としてもよい。
以上説明したように、本実施の形態1の住居情報開示システムでは、以下に述べる効果を得ることができる。
1)実施の形態1の住居情報開示システムは、
住居に関する開示情報を、前記住居の内覧者に開示する住居情報開示システムであって、
前記内覧者に開示するための前記住居の各部位に対応した複数の内覧者用開示情報としての動画81〜87を格納するとともに、通信ネットワーク20を介して動画81〜87に関連付けられた識別情報を受け取った際に、前記通信ネットワーク20を介して前記識別情報に応じた動画81〜87を携帯端末30に向けて送信可能なサーバ10と、
前記内覧者用開示情報としての動画81〜87に関連付けた識別情報が与えられ、前記住居の対応する各部位に配置された第1の識別マークとしての性能説明用識別マーク42と、
を設け、
前記携帯端末30の読取部32により前記住居の各部位に配置された性能説明用識別マーク42を読み込んで取得した前記識別情報を前記サーバ10に送信して、性能説明用識別マーク42を読み込んだ前記住居の部位に対応した前記内覧者用開示情報としての動画81〜87を前記携帯端末30の表示部33により表示するようにしたことを特徴とする。
よって、不動産業者の担当者が、住居の詳細な性能情報を把握していない場合でも、内覧者は、間取りや部屋の質感や日照などの視認可能な一般情報に加え、視認できない耐震性能、耐火性能、防犯性能などの詳細情報を、携帯端末30の表示部33を用いて確認することができる。
しかも、その詳細性能情報は、性能説明用識別マーク42が配置された住居の各部位に関する詳細な内覧者用開示情報であり、例えば、内覧時以外や、これらの性能をまとめて視聴するものと比較して、住居の各部位ごとに的確に把握することができる。
それに対し、将来、住人になる可能性が高い内覧者に限定して情報を開示することにより、詳細情報の拡散を抑えつつ、内覧者には的確に情報を開示することができる。
前記サーバ10は、前記識別情報の受信時に、予め設定された期間である内覧キャンペーン期間のみ前記内覧者用開示情報としての動画81〜87の送信を許可し、前記期間外は前記送信を禁止する送信可否判定部14aを備えていることを特徴とする。
したがって、送信可否判定部14aは、識別情報が送られてきた際に、各動画81〜87および第2の内覧者用開示情報としての入居者の声88の送信を、予め設定された期間であるキャンペーン期間中のみ許可し、その期間外では、送信を禁止する。
よって、住居に関する詳細な情報である内覧者開示情報としての各動画81〜87および入居者の声88が、キャンペーン期間外まで視聴可能として、これらの動画81〜87や入居者の声88が不用意に拡散されることを、いっそう抑制できる。
前記サーバ10は、前記内覧者用開示情報として、前記住居の入居者からの前記住居に関する情報を開示する第2の内覧者用開示情報としての入居者の声88が、第2の識別マークとしての入居者情報用識別マーク43に与えられた前記識別情報に関連付けて格納され、
前記入居者情報用識別マーク43を有した前記内覧者に配布用の二次元媒体70を設け、
前記サーバ10は、入居者情報用識別マーク43に与えられた前記識別情報の受信時には、前記入居者の声88を、前記携帯端末30に送信することを特徴とする。
したがって、内覧者は、内覧を行っている住居と同じ集合住宅に住んでいる住人の住居に関する情報を、内覧時に知ることができる。
よって、内覧者は、住居に関する情報を、より詳しく知ることができる。また、これにより内覧者の入居意欲の促進を図ることも可能である。
前記サーバ10は、前記内覧者用開示情報としての動画81〜87および入居者の声88とは別に、不特定多数者に公開するための1または複数の一般用開示情報をキャンペーン閲覧ページ120に格納するとともに、前記一般用開示情報に関連付けられた前記識別情報を受け取った際に、前記通信ネットワーク20を介して前記識別情報に応じた前記一般用開示情報を送信可能とし、
前記一般用開示情報に関連付けた識別情報が与えられた第3の識別マークとしての一般開示用識別マーク41を、不特定多数者に公開用の二次元媒体50に配置したことを特徴とする。
なお、一般用開示情報としては、例えば、住居の位置や間取りや近隣の駅、学校、商店などの情報が挙げられる。このように、内覧希望者は、前もって、住居に関する情報を知ることによって、内覧に行くか否かをより的確に判断することが可能となり、かつ、内覧に行く意欲および入居意欲を高め商品性を高めることができる。
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報としての動画81〜87を作成し、各動画81〜87を前記識別情報に関連付けて前記サーバ10に格納するステップS1、S3と、
前記住居の内覧前に、前記識別情報が与えられた性能説明用識別マーク42を、前記住居において、前記動画81〜87の対象部位にあらかじめ配置するステップS4と、
前記住居の内覧時に、前記携帯端末30の前記読取部32により読み込まれた前記性能説明用識別マーク42に与えられた前記識別情報が前記サーバ10に送信されたのに応じて、前記識別情報に関連付けられた前記動画81〜87を、前記携帯端末30の前記表示部33により表示させるステップS25と、
を実行することを特徴とする。
したがって、内覧者は、住居の内覧時に、住居の各部位において、必要に応じて携帯端末30の読取部32により性能説明用識別マーク42を読み取り、サーバ10に送信することで、動画81〜87を携帯端末30の表示部33により表示させることができる。
したがって、内覧者は、住居の、例えば、玄関h1、窓h2、外壁h3、柱、壁などの各部位の前において、その部位に関する内部構造などに基づく耐震、耐火、遮音、防犯などの性能情報を、的確に把握することが可能である。
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報としての動画81〜87を作成し、それぞれ、前記識別情報に関連付けて前記サーバ10に格納するステップS1、S3では、同時に、前記第2の内覧者用開示情報としての入居者の声88を作成するとともに前記識別情報に関連付けて前記サーバ10に格納し、
前記住居の内覧時に、前記内覧者に配布用の前記第2の識別マークとしての入居者情報用識別マーク43を配置した前記二次元媒体70を作成するステップS5を実行することを特徴とする。
したがって、内覧者は、携帯端末30の読取部32により入居者情報用識別マーク43を読み込んだ際には、携帯端末30の表示部33により、入居者の声88を視聴して、入居者からの住居情報を知ることができる。
よって、内覧対象となる住居の商品性の向上を図ることができる。
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報としての動画81〜87を作成し、それぞれ、前記識別情報に関連付けて前記サーバ10に格納するステップS1、S3では、前記動画81〜87に加え、前記一般用開示情報を作成するとともに、この前記一般用開示情報に前記識別情報を関連付けて前記サーバ10あるいはこのサーバ10外のサーバのキャンペーン閲覧ページ120に格納し、
前記性能説明用識別マーク42を、配置するステップに先立ち、前記第3の識別マークとしての一般開示用識別マーク41を配置した前記不特定多数者に向けて公開用の前記二次元媒体50を作成し公開するステップS3を実行することを特徴とする。
したがって、住居を探している人である入居希望者は、携帯端末30の読取部32により、二次元媒体50の一般開示用識別マーク41を読み込んで、携帯端末30の表示部33により住居の一般開示用情報を表示することができる。
したがって、入居希望者は、内覧を希望する住居を選択するための情報を手に入れることができる。また、二次元媒体50に設けた一般開示用識別マーク41では、一般用開示情報しか表示されないため、内覧者用開示情報としての動画81〜87や入居者の声88が不要に拡散するのを抑えることができる。
次に、他の実施の形態の住居情報開示システムについて説明する。
なお、他の実施の形態を説明するのにあたり、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
以下に、実施の形態2の住居情報開示システムについて説明する。
実施の形態2では、送信可否判定部14aによる内覧者用開示情報の制限期間を、さらに短くして、機密保持性を高めた例である。
STEP202では、サーバ10は、接続用のURLを携帯端末30に向けて発行する。この接続用のURLは、所定時間(例えば、1〜数時間)のみ有効なURLである。
STEP203では、内覧者は、携帯端末30から、サーバ10が発効したURLを送り返す。
このパスワードは、予め内覧を主催する住居提供側の担当者が把握し、内覧者に伝えるもので、例えば、二次元媒体70の配布と一緒に内覧者に開示するものとする。
サーバ10の送信可否判定部14aは、前述の有効なURLの入力と、有効なパスワードの入力とが行われた場合に、内覧者用開示情報の送信を許可し、STEP206を実行する。このSTEP206では、最初のSTEP201にて送られた識別情報に応じた各動画81〜87および入居者の声88のいずれかを送信する。
よって、各識別マーク42,43それ自体や、その画像データが携帯端末30の記憶部34に保存して持ち帰られても、上記の所定時間を越えた後は、各識別マーク42,43の識別情報をサーバ10に送信しても、内覧者用開示情報としての動画81〜87や入居者の声88を視聴することができない。
したがって、内覧者に開示される住居や集合住宅に関する詳細情報が、不用意に拡散することが無い。
2-1)実施の形態2の住居情報開示システムは、
前記サーバ10は、前記識別情報の受信時に、前記携帯端末30から、前記識別情報に加え予め設定された許可情報としてのURLとパスワードとが入力された場合に前記内覧者用開示情報としての動画81〜87および入居者の声88の送信を許可し、前記URLとパスワードとの入力が無い場合には前記送信を禁止する送信可否判定部14aを備えていることを特徴とする。
よって、各識別マーク42,43が拡散することはあっても、内覧者に開示される住居や集合住宅に関する詳細情報である動画81〜87および入居者の声88が、不用意に拡散することを抑制し、機密保持性を高めることができる。
次に、図7に示す実施の形態3の住居情報開示システムについて説明する。
この実施の形態3は、実施の形態2と同様に、内覧者用開示情報の拡散を抑えるもので、その手法が実施の形態2と異なり、内覧者用開示情報としての動画81〜87や入居者の声88の再生を、内覧対象としての住居内のみで再生可能とした例である。
したがって、これら内覧者用開示情報としての動画81〜87や入居者の声88により開示される住居や集合住宅に関する詳細情報が、不用意に拡散することを抑制し、機密保持性を高めることができる。
3-1)実施の形態2の住居情報開示システムは、
前記サーバ10は、前記識別情報の受信時に、前記携帯端末30から、前記識別情報に加え予め設定された許可情報としての内覧を開催している住居の位置に一致する位置情報が入力された場合に内覧者用開示情報としての動画81〜87および入居者の声88の送信を許可し、前記位置情報の入力が無い場合には前記送信を禁止する送信可否判定部14aを備えていることを特徴とする。
よって、各識別マーク42,43が拡散することはあっても、内覧者に開示される住居や集合住宅に関する詳細情報である動画81〜87および入居者の声88が、不用意に拡散することを抑制し、機密保持性を高めることができる。
また、送信可否判定部による内覧者用開示情報の可否判定として、送信期間を制限したり、許可情報としての、URL、パスワード、位置情報を示したが、これ以外の手段を用いたり、その組み合わせを変えたりしてもよい。例えば、実施の形態2においてパスワードに代えて位置情報を用いるようにしてもよい。
また、実施の形態では、第1の識別マークを、シールにして住居の各部位に貼り付ける例を示したが、第1の識別マークの各部位への配置はこれに限定されない。例えば、第1の識別マークの表示画面を備えた携帯端末などの表示装置を配置したり、第1の識別マークが印刷された紙などの印刷物を、パネルなどを用いて配置したりしてもよい。
また、実施の形態では、携帯端末として表示手段は動画が再生可能なものを示したが、これには限定されず、画像や文字の表示が可能なものや、音声の再生が可能なものであればよい。
14a 送信可否判定部
20 通信ネットワーク
30 携帯端末
32 読取部
33 表示部
40 識別マーク
41 一般開示用識別マーク(第3の識別マーク)
42 性能説明用識別マーク(第1の識別マーク)
43 入居者情報用識別マーク(第2の識別マーク)
50 二次元媒体
60 シール
70 二次元媒体
81 動画(製造工場に関する内覧者用開示情報)
82 動画(耐震性能に関する内覧者用開示情報)
83 動画(耐火性能に関する内覧者用開示情報)
84,85 動画(遮音性能に関する内覧者用開示情報)
86,87 動画(防犯性能に関する内覧者用開示情報)
88 入居者の声(第2の内覧者用開示情報)
90 サーバ
120 キャンペーン閲覧ページ
A 住居情報開示システム
h1 玄関(住居の部位)
h2 窓(住居の部位)
h3 外壁(住居の部位)
Claims (7)
- 住居に関する開示情報を、前記住居の内覧者に開示する住居情報開示システムであって、
前記内覧者に開示するための前記住居の各部位に対応した複数の内覧者用開示情報を格納するとともに、通信ネットワークを介して前記内覧者用開示情報に関連付けられた識別情報を受け取った際に、前記通信ネットワークを介して前記識別情報に応じた前記内覧者用開示情報を携帯端末に向けて送信可能であり、かつ、前記内覧者用開示情報とは別に、不特定多数者に公開するための1または複数の一般用開示情報が格納されるとともに、前記一般用開示情報に関連付けられた識別情報を受け取った際に、前記通信ネットワークを介して前記識別情報に応じた前記一般用開示情報を送信可能なサーバと、
前記内覧者用開示情報に関連付けた前記識別情報が与えられ、前記住居の対応する各部位に配置された第1の識別マークと、
前記一般用開示情報に関連付けた前記識別情報が与えられた第3の識別マークが配置された不特定多数者に公開用の二次元媒体と、
を設け、
前記携帯端末の読取手段により前記住居の各部位に配置された前記第1の識別マークを読み込んで取得した前記識別情報を前記サーバに送信して、前記第1の識別マークを読み込んだ前記住居の部位に対応した前記内覧者用開示情報を前記携帯端末の表示手段により表示し、さらに、前記携帯端末の読取手段により前記不特定多数者に公開用の前記二次元媒体に配置された前記第3の識別マークを読み込んで取得した前記識別情報を前記サーバに送信して、前記通信ネットワークを介して前記一般用開示情報を送信して、前記第3の識別マークを読み込んだ前記携帯端末の表示手段により表示するようにしたことを特徴とする住居情報開示システム。 - 請求項1に記載の住居情報開示システムにおいて、
前記一般用開示情報には、内覧対象となる前記住居の地図上の位置を表示する位置情報、その住居の間取り、キャンペーン期間を含む住居情報開示システム。 - 請求項1または請求項2に記載の住居情報開示システムにおいて、
前記サーバは、前記識別情報の受信時に、予め設定された期間のみ前記内覧者用開示情報の送信を許可し、予め設定された前記期間外は前記送信を禁止する送信可否判定部を備えていることを特徴とする住居情報開示システム。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の住居情報開示システムにおいて、
前記サーバは、前記識別情報の受信時に、前記携帯端末から、前記識別情報に加え予め設定された許可情報が入力された場合に前記内覧者用開示情報の送信を許可し、前記許可情報の入力が無い場合には前記送信を禁止する送信可否判定部を備えていることを特徴とする住居情報開示システム。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の住居情報開示システムにおいて、
前記サーバは、前記内覧者用開示情報として、前記住居の入居者からの前記住居に関する情報を開示する第2の内覧者用開示情報が、第2の識別マークに与えられた前記識別情報に関連付けて格納され、
前記第2の識別マークを有した前記内覧者に配布用の二次元媒体が設けられ、
前記サーバは、前記第2の識別マークに与えられた前記識別情報の受信時には、前記第2の内覧者用開示情報を、前記携帯端末に送信することを特徴とする住居情報開示システム。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の住居情報開示システムを用いた住居情報開示方法であって、
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報を作成し、各内覧者用開示情報を識別情報に関連付けて前記サーバに格納し、さらに、前記内覧者用開示情報とは別に、不特定多数者に公開するための1または複数の一般用開示情報を作成し、前記一般用開示情報を識別情報に関連付けて前記サーバに格納するステップと、
前記住居の内覧前に、前記内覧者用開示情報の前記識別情報が与えられた第1の識別マークを、前記住居において、前記内覧者用開示情報の対象部位にあらかじめ配置するステップと、
前記内覧者用開示情報の対象部位にあらかじめ配置するステップに先立ち、前記一般用開示情報に関連付けた識別情報が与えられた第3の識別マークを配置した前記不特定多数者に向けて公開用の二次元媒体を作成し公開するステップと、
前記サーバに前記一般用開示情報に関連付けられた前記識別情報が送信された際に、前記通信ネットワークを介して前記一般用開示情報を送信して、前記第3の識別マークを読み込んだ前記携帯端末の表示手段により表示するステップと、
前記住居の内覧時に、前記携帯端末の前記読取手段により読み込まれた前記第1の識別マークに与えられた前記識別情報が前記サーバに送信されたのに応じて、前記内覧者用開示情報を、前記携帯端末の前記表示手段により表示させるステップと、
を実行することを特徴とする住居情報開示方法。 - 請求項5に記載の住居情報開示システムを用いた住居情報開示方法であって、
前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報を作成し、各内覧者用開示情報を識別情報に関連付けて前記サーバに格納し、さらに、前記内覧者用開示情報とは別に、不特定多数者に公開するための1または複数の一般用開示情報を作成し、前記一般用開示情報を識別情報に関連付けて前記サーバに格納するステップと、
前記住居の内覧前に、前記内覧者用開示情報の前記識別情報が与えられた第1の識別マークを、前記住居において、前記内覧者用開示情報の対象部位にあらかじめ配置するステップと、
前記内覧者用開示情報の対象部位にあらかじめ配置するステップに先立ち、前記一般用開示情報に関連付けた識別情報が与えられた第3の識別マークを配置した前記不特定多数者に向けて公開用の二次元媒体を作成し公開するステップと、
前記サーバに前記一般用開示情報に関連付けられた前記識別情報が送信された際に、前記通信ネットワークを介して前記一般用開示情報を送信して、前記第3の識別マークを読み込んだ前記携帯端末の表示手段により表示するステップと、
前記住居の内覧時に、前記携帯端末の前記読取手段により読み込まれた前記第1の識別マークに与えられた前記識別情報が前記サーバに送信されたのに応じて、前記内覧者用開示情報を、前記携帯端末の前記表示手段により表示させるステップと、
を実行し、
さらに、前記住居の各部位に対応した前記複数の内覧者用開示情報を作成し、それぞれ、前記識別情報に関連付けて前記サーバに格納するステップでは、同時に、前記第2の内覧者用開示情報を作成するとともに第2の識別マークに与えられた前記識別情報に関連付けて前記サーバに格納し、
前記住居の内覧時に前記内覧者に配布用の前記第2の識別マークを配置した前記内覧者に配布用の二次元媒体を作成するステップを実行することを特徴とする住居情報開示方法。
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