JP2021056793A - 参拝システム - Google Patents

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Abstract

【課題】いつ何処にいても、インターネットを介して墓参や法要を行うことができるシステムを提供する。【解決手段】参拝システム1を運営する事業者が管理する管理サーバ10の補助記憶装置10bに、参拝対象の墓・納骨堂に関する画像データを含む情報、及び、参拝対象の個人に関する画像データを含む情報の少なくとも何れかがユーザIDと関連付けられた個別情報データベース51として記憶されていると共に、他のユーザIDがユーザIDと関連付けられたデータベースがユーザデータベース55内に記憶されており、管理サーバは、ユーザIDまたは他のユーザIDの入力に基づきユーザ端末をログインさせてウェブページを閲覧させ、ユーザ端末からの要求に基づき個別情報データベースから読み出した情報をウェブページに表示するウェブページ表示手段を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットを介して墓参や法要を行うためのシステムに関するものである。
墓地や納骨堂が遠方にあることにより、思うようにお参りができないという悩みをかかえている人が多い。また、病人、怪我人、高齢者など、距離によらずお参りに出かけることが困難な人もいる。更に、親族で集まって法要を行おうとしても、全員の都合がつく日を設定しにくいという問題がある。
本出願人らは、納骨堂の建立及び運営の準備を進めており、この機会に、いつ何処にいても、インターネットを介して墓参や法要を行うことができるシステムを構築しようと想到した。
上記のように、本発明は、いつ何処にいても、インターネットを介して墓参や法要を行うことができるシステムの提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる参拝システムは、
「システムを運営する事業者が管理する管理サーバの記憶装置に、参拝対象の墓・納骨堂に関する画像データを含む情報、及び、参拝対象の個人に関する画像データを含む情報の少なくとも何れかがユーザIDと関連付けられた個別情報データベースとして記憶されていると共に、他のユーザIDが前記ユーザIDと関連付けられたデータベースが記憶されており、
前記管理サーバは、前記ユーザIDまたは前記他のユーザIDの入力に基づきユーザ端末をログインさせてウェブページを閲覧させ、前記ユーザ端末からの要求に基づき前記個別情報データベースから読み出した情報を前記ウェブページに表示するウェブページ表示手段を備える」ものである。
本構成の参拝システムでは、このシステムの利用について事業者と契約したユーザ、及び、このユーザの親族、参拝対象の個人の友人・知人など、このユーザのユーザIDと関連付けられてデータベースに登録されると共に他のユーザIDが付与されたユーザが、管理サーバが提供するウェブページにアクセスしログインすることにより、個別情報データベースから情報を読み出すことができる。個別情報データベースには、参拝対象の墓・納骨堂に関する画像データを含む情報、及び、参拝対象の個人に関する画像データを含む情報の少なくとも何れかが記憶されているため、墓の画像や故人の肖像(遺影)をユーザ端末のモニタに表示させることができる。従って、ユーザは、ユーザ端末でインターネットに接続できる環境にあれば、いつ何処にいても、管理サーバが提供するウェブページを介して墓参・法要をすることができる。
本発明にかかる参拝システムは、上記構成に加え、
「前記記憶装置には、前記ウェブページにログインした全てのユーザが利用可能な画像データ及び音声データが共通情報データベースとして記憶されており、
前記ウェブページ表示手段は、前記ユーザ端末からの要求に基づき前記個別情報データベースから読み出した情報と前記共通情報データベースから読み出した情報とを組み合わせて前記ウェブページに表示する」ものとすることができる。
共通情報データベースとして記憶される画像データ及び音声データは、事業者が用意して管理サーバの記憶装置に記憶させておくものである。そのような画像データとしては、風景、祭壇、墓石、位牌の画像データを例示することができ、これらは実際の風景等を撮影して得られる画像データであっても、コンピュータグラフィックスで作成された画像データであっても良い。音声データとしては、種々のお経の読誦が録音された音声データ、種々の宗教で儀式のときに使用される音楽のデータ、墓参や法要の際のバックミュージックとして適していると事業者が考える楽曲の演奏が録音された音声データを、例示することができる。
本構成では、管理サーバが提供しているウェブページに、個別情報データベースから読み出した情報と共通情報データベースから読み出した情報とを組み合わせて表示させることができる。そのため、個別情報データベースに記憶されていた墓の画像を画面に表示させた状態でお経の読誦を聞いたり、個別情報データベースに記憶されていた遺影の背景にバーチャルな祭壇を表示させたり、個別情報データベースに文字情報として記憶されていた戒名を、バーチャルな墓石や位牌の画像に重ねて表示させたりすることができる。
本発明にかかる参拝システムは、上記構成に加え、
「前記記憶装置には、前記事業者が運営する納骨堂に関する画像データを含む情報が直営納骨堂データベースとして記憶されており、
前記納骨堂に遺骨が納められた個人に関する前記個別情報データベースを構成する情報の一部は、前記直営納骨堂データベースの情報と関連付けられている」ものとすることができる。
本構成では、事業者が運営する納骨堂(以下、「直営納骨堂」と称する)に遺骨が納められた個人は、参拝システムにおける「参拝対象の個人」として扱われる。事業者は、直営納骨堂の名称、所在地、画像データなどを直営納骨堂データベースとして管理サーバの記憶装置に記憶させる。個別情報データベースは、参拝対象の墓・納骨堂を単位として、或いは、参拝対象の個人を単位として作成されるものであるが、直営納骨堂に遺骨が納められた個人に関しては、個別情報データベースを構成する情報の一部について直営納骨堂データベースの情報と関連付ける処理が事業者によって行われる。従って、直営納骨堂に遺骨が納められた個人に関しては、納骨堂の名称、所在地、画像データなどの情報を、個別情報データベースに個々に記憶させる必要がない。
以上のように、本発明によれば、いつ何処にいても、インターネットを介して墓参や法要を行うことができるシステムを、提供することができる。
本発明の一実施形態である参拝システムの構成図である。
以下、本発明の具体的な実施形態である参拝システム1について、図面を用いて説明する。本実施形態の参拝システム1は、管理サーバ10、事業者端末20、及び、ユーザ端末30を具備している。
管理サーバ10は、参拝システム1を管理する事業者が備えているサーバであり、ハード構成として、主記憶装置、補助記憶装置10b、主記憶装置に記憶されたプログラムに従って処理を行う中央処理装置(CPU)、及び、インターネット61を介してデータの送受信を行う通信装置を主に具備する汎用のコンピュータにより構成されている。管理サーバ10の補助記憶装置10bには、データベース50が記憶されている。このデータベース50は、個別情報データベース51、共通情報データベース52、直営納骨堂データベース53、及び、ユーザデータベース55に大別される。なお、管理サーバ10の補助記憶装置10bが本発明の「記憶装置」に相当する。
事業者端末20は、データベース50を構成する情報の管理・更新等のために事業者が使用する端末である。事業者端末20には、事業者が事業所内で使用する事業者端末20aと、事業者が移動しながら使用できる事業者端末20bとの二種類があり、特に区別する必要がない場合は事業者端末20と総称する。事業者端末20は、何れもCPU、主記憶装置、補助記憶装置を主要なハード構成とする。事業者端末20aは汎用のコンピュータであり、管理サーバ10とは有線LAN62によって接続されている。事業者端末20bは、WiFi等の無線通信を行うタブレット型の携帯情報端末であって、静止画及び動画を撮影するカメラ機能を備えており、アクセスポイント71を介してインターネット61に接続する。
ユーザ端末30は、参拝システム1を利用するユーザが使用する端末であり、管理サーバ10と同様のハード構成有する汎用コンピュータであるユーザ端末30aの他、携帯情報端末を使用することができる。携帯情報端末であるユーザ端末30としては、事業者端末20bと同様の構成のタブレット型携帯情報端末であるユーザ端末30bの他、スマートフォンなど電話機能付きの携帯情報端末であるユーザ端末30cを使用可能であり、特に区別する必要がない場合はユーザ端末30と総称する。ユーザ端末30cは、CPU、主記憶装置、補助記憶装置を主要なハード構成とする点ではユーザ端末30aと同様であるが、無線通信によりアクセスポイント71を介してインターネット61に接続する場合と、携帯電話回線網63をアクセスネットワークとしてインターネット61に接続する場合とがある。後者の場合、ユーザ端末30cは最寄りの基地局75と通信し、携帯電話回線網63のゲートウェイ76を介してインターネット61に接続する。
次に、参拝システム1における処理について説明する。管理サーバ10は、機能的構成として、ユーザ端末30からの入力に基づき個別情報データベースを作成し、補助記憶装置10bに記憶させる記憶手段、ユーザ端末からの要求に基づき個別情報データベースから読み出した情報、共通情報データベースから読み出した情報、直営納骨堂データベースから読み出した情報、或いは、これらの情報を組み合わせた情報を、ウェブページに表示させるウェブページ表示手段、リマインダ登録に基づいてユーザデータベースに記憶された電子メールアドレス宛てに案内の電子メールを送信する電子メール送信手段と、を備えている。
参拝システム1を利用するユーザには、事業者と参拝システム1の利用に関する契約をし、初期の情報を登録する第一ユーザと、登録された情報を編集する権限を有する第二ユーザと、参拝システム1のウェブページにアクセスし、情報を閲覧・使用する権限のみを有する第三ユーザが存在する。
<情報の登録>
第一ユーザが参拝システム1の利用を申し込む契約を事業者と締結すると、第一ユーザには第一ユーザIDが付与されると共に自動生成された初期パスワードが発行される。このような契約申し込みは、参拝システム1のウェブページにおいて、誰でもアクセスできるページに用意されている「申請フォーム」を介して行うことができる。申請フォームでは、第一ユーザの氏名、電子メールアドレス、連絡先、利用料金の納付方法など、第一ユーザに関する情報を入力する。入力された情報は、初期パスワードと共に、第一ユーザIDと関連付けられた第一ユーザデータベースとして、ユーザデータベース55内に記憶される。第一ユーザIDと初期パスワードは、登録された第一ユーザの電子メールアドレス宛てに、管理サーバ10から通知される。
第一ユーザが参拝システム1のウェブページにアクセスし、第一ユーザIDとパスワードを入力すると、管理サーバ10が第一ユーザデータベースと照合する。第一ユーザデータベースに記憶されているユーザIDとパスワードとの組み合わせに一致すると、「情報登録ページ」に移行することができる。
「情報登録ページ」では、用意されている登録フォームを使用し、次のような項目ごとに情報を入力することができる。
(1)参拝対象の墓・納骨堂の名称、所在地
(2)参拝対象の墓・納骨堂の画像データ
(3)参拝対象の墓・納骨堂が所在する寺院、教会等の名称、所在地、宗派
(4)参拝対象の墓・納骨堂が所在する寺院、教会等の画像データ
(5)参拝対象の個人の基本情報(氏名、死亡年月日、戒名、経歴)
(6)参拝対象の個人の肖像(遺影)、位牌の画像データ
(7)参拝対象の個人の生前の画像データ、音声データ
(8)参拝対象の個人の愛用品、愛玩動物の画像データ
(9)参拝対象の個人が好んだ音楽のデータ
(10)参拝対象の個人の家系図
これらの情報は、全てが必須という訳ではなく、第一ユーザが適宜選択して登録することができる。登録された情報は、項目ごとに第一ユーザIDと関連付けられた個別情報データベース51として、管理サーバ10の補助記憶装置10bに記憶される。
なお、参拝対象の個人に関する情報は、参拝対象の墓・納骨堂の情報ひとつに対して、複数を登録することができる。例えば、先祖代々の墓には複数の人が葬られているのが通常であり、そのような墓にお彼岸やお盆にお参りする際は、参拝対象が複数人となるためである。
ここで、上記の情報のうち、ユーザ側から参拝システム1に提供することができず、その情報を事業者側が用意することをユーザが希望する場合、登録フォームにおいて各項目にチェックボックスを設ける等により、その旨の意思表示を入力することができる。例えば、参拝対象の墓・納骨堂の画像データや、参拝対象の墓・納骨堂が所在する寺院、教会等の画像データの取得を、ユーザが事業者に依頼する旨の入力をした場合、そのことが管理サーバ10から事業者端末20aに通知される。その通知によりユーザの意思を把握した事業者は、携帯情報端末である事業者端末20bを持つ社員を現地に派遣し、事業者端末20bの備えるカメラ機能でユーザが所望する画像データを取得させる。そして、事業者端末20bの無線通信機能でインターネット61を介して管理サーバ10に接続することにより、取得した画像データを第一ユーザのユーザIDと関連付けられたデータベースとして、個別情報データベース51に記憶させる。
また、本実施形態の参拝システム1を運営する事業者は、別途、納骨堂の運営も行っている(直営納骨堂)。直営納骨堂に遺骨を納めるための契約をした人は、参拝システム1の第一ユーザとなり、第一ユーザIDが付与されると共に初期パスワードが発行される。そして、事業者端末20aからの入力により、第一ユーザに関する情報が第一ユーザデータベースに登録される。
一方、管理サーバ10の補助記憶装置10bには、直営納骨堂の名称、所在地に関する情報と、直営納骨堂の画像データが、直営納骨堂データベース53として予め記憶されている。事業者は、事業者端末20aからの入力により、直営納骨堂と契約をした第一ユーザIDの個別情報データベース51において、(1)参拝対象の墓・納骨堂の名称、所在地の項目と、(2)参拝対象の墓・納骨堂の画像データの項目について、直営納骨堂データベース53の情報との関連付けを行う。従って、第一ユーザは、納骨堂に関する情報を自身で登録する必要がなく、それ以外の項目について「情報登録ページ」から入力すればよい。
登録フォームでは、第一ユーザに加えて、個別情報データベース51に記憶された情報を編集する権限を与える第二ユーザについて、その氏名、電子メールアドレス、及び連絡先を登録する。第一ユーザのみが情報を編集する権限を有する態様で参拝システム1を利用したい場合は、第二ユーザは登録しなくてもよい。また、第二ユーザは、複数人を登録することができる。例えば、生存中の人が参拝システム1の事業者と契約を締約し、自身を将来の「参拝対象の個人」として登録する場合は、少なくとも一人を第二ユーザとして登録しておく。第二ユーザには第二ユーザIDが付与されると共に初期パスワードが発行され、第二ユーザに関する情報は、第一ユーザIDと関連付けられた第二ユーザデータベースとして、ユーザデータベース55内に記憶される。第二ユーザIDと初期パスワードは、登録された第二ユーザの電子メールアドレス宛てに、管理サーバ10から通知される。
更に、登録フォームでは、参拝システム1のウェブページにアクセスし情報を閲覧・使用する権限のみを有する第三ユーザについて、氏名と電子メールアドレスを登録する。第三ユーザとしては、親族や友人、知人が想定されている。第三ユーザには第三ユーザIDが付与されると共に初期パスワードが発行され、第三ユーザに関する情報は、第一ユーザIDと関連付けられた第三ユーザデータベースとして、ユーザデータベース55内に記憶される。第三ユーザIDと初期パスワードは、登録された第三ユーザの電子メールアドレス宛てに、管理サーバ10から通知される。
加えて、登録フォームでは、参拝システム1から墓参や法要の案内を受けようとする「リマインダ登録」をすることができる。例えば、春の彼岸、秋の彼岸、お盆などを選択しておくと、所定の日数前に、第一ユーザ、第二ユーザ、第三ユーザの電子メールアドレス宛てに、管理サーバ10から墓参を案内する電子メールが配信される。或いは、参拝対象の個人を特定すると共に、月命日、祥月命日、年忌(一周忌、三回忌、七回忌など)を選択しておくと、管理サーバ10は対象の個人の死亡年月日から該当する日を計算し、所定の日数前に、各ユーザの電子メールアドレス宛てに、法要を案内する電子メールを配信する。このようなリマインダを受けるタイミング(該当する日の何日前に案内を受けたいか)も、予め登録しておくことができる。
<登録された情報の編集>
第一ユーザまたは第二ユーザが参拝システム1のウェブページにアクセスして、ユーザID及びパスワードを入力しログインすると、編集者用トップページが表示される。編集者用トップページには、「墓参・法要」ボタン、「登録情報の編集」ボタン、「パスワード変更」ボタンがあり、「登録情報の編集」ボタンを選択すると、「情報登録ページ」に移行する。情報登録ページの登録フォームには、既に登録済みの情報が表示されており、必要に応じてその編集を行うことができる。編集後の情報に基づいて、個別情報データベース51が更新される。
例えば、子供が誕生したときなど親族の構成員が変化したときに、「家系図」の情報を編集することができる。また、「参拝対象の個人」である故人の身の回り品を整理して行く過程で、スナップ写真の画像データや思い出の品の画像データを、随時、個別情報データベース51に登録して行く、というような使用方法が可能である。
第一ユーザまたは第二ユーザが「パスワード変更」ボタンを選択すれば、参拝システム1から最初に発行され通知された初期パスワードを、ユーザ自身が定めたパスワードに変更することができ、その後も適時パスワードの変更が可能である。このようなユーザによる入力に基づき、第一ユーザデータベース及び第二ユーザデータベースが更新される。
なお、第三ユーザが参拝システム1のウェブページにアクセスし、ログインした際は、第三ユーザ用トップページが表示される。第三ユーザ用トップページには「登録情報の編集」ボタンはなく、「墓参・法要」ボタンと「パスワード変更」ボタンだけが表示される。第三ユーザも、「パスワード変更」ボタンの選択により上記と同様にパスワードの変更が可能であり、その入力に基づき第三ユーザデータベースが更新される。
<共通情報>
本実施形態の参拝システム1では、上記のように参拝対象の墓・納骨堂を単位として、或いは、参拝対象の個人を単位として登録される個別情報データベース51に加えて、全てのユーザが使用できる情報で構成された共通情報データベース52が、管理サーバ10の補助記憶装置10bに記憶されている。共通情報データベース52は、ユーザIDごとに登録されている個別情報データベース51を構成する情報と、組み合わせて使用することができる情報である。共通情報データベース52内のデータベースは、音声データベース、実画像データベース、バーチャル画像データベースに大別される。
音声データベースを構成する情報としては、種々のお経やコーランの読誦データ、讃美歌の演奏データ、墓参や法要のバックミュージックとして適しているとして事業者が選択した楽曲の演奏データ、を例示することができる。これらの音声データは、画像を伴うものとすることができる。例えば、僧侶が読経をする画像を伴う音声データ、聖歌を演奏する聖歌隊の画像を伴う音声データである。
実画像データベースを構成する情報としては、美しい風景として事業者が選択した山、湖、野原、海など、実際の風景を撮影して取得した画像データを例示することができる。
バーチャル画像データベースを構成する情報としては、種々のデザインの祭壇、墓石、位牌のコンピュータグラフィックスデータを、例示することができる。
<参拝システムによる墓参・法要>
ユーザ(第一ユーザ、第二ユーザ、または第三ユーザ)は、いつでも参拝システム1のウェブページにアクセスすることができるが、上記のリマインダ登録をしている場合は、その登録内容に基づいて、お盆や年忌などの何日か前に管理サーバ10からユーザの電子メールアドレス宛てに案内の電子メールが配信される。その電子メールには、参拝システム1のウェブページのURLが表示されており、電子メールを受信したユーザ端末30のモニタでその表示をクリックすれば、参拝システム1のウェブページにアクセスすることができる。
ユーザが参拝システム1のウェブページにアクセスし、ログインすることにより表示されるページで「墓参・法要」ボタンを選択すると、墓参・法要トップページに移行する。墓参・法要トップページには、登録済みの情報に対応させて生成されたボタン、例えば、「墓・納骨堂の画像」ボタン、「寺院・教会の画像」ボタン、個人の情報が登録されている人の氏名のボタン、「家系図」ボタンが表示される。
例えば、「墓・納骨堂の画像」ボタンを選択すると、個別情報データベース51から読み出された情報に基づいてその画像が表示されると共に、登録された情報に基づいて、その名称や所在地が文字情報で表示される。個別情報データベース51の情報が直営納骨堂データベース53と関連付けられている場合は、直営納骨堂データベース53から読み出された納骨堂の画像や名称、所在地が表示される。
画面の端部にポインティングデバイスを移動させると、共通情報データベース52から情報を読み出すための共用領域が現れ、複数のボタンが表示される。例えば、「お経」ボタンを選択すると、共通情報データベース52に記憶されている種々のお経のリストが表示され、その中から所望するお経を選択すると、そのお経の音声データが再生される。従って、画面で墓の画像を見ながらお経を聞き、お参りをすることができる。また、その状態で「読経画像」ボタンを選択すれば、そのとき聞いているお経を読んでいる僧侶の画像に切り替えられる。
また、墓参・法要トップページで、個人の氏名が表示されたボタンを選択すると、登録されている個人ごとに設けられた個人トップページが表示される。個人トップページには、その人の死亡年月日、戒名、経歴などが文字情報で表示されると共に、その人に関して登録されている情報に対応したボタン、例えば「遺影」ボタン、「戒名」ボタン、「生前の音声」ボタン、「生前の動画」ボタン、「愛用の品」ボタン、「好きだった曲」ボタン等が表示され、その選択により登録されている該当情報が表示・再生される。
画面の端部に現れる共用領域には、実画像データベースやバーチャル画像データベースに記憶されている情報を選択するためのボタンも表示される。例えば、個人の「遺影」が選択されている状態で、共用領域において「風景」ボタンを選択すれば、共通情報データベース52に記憶されている風景のリストが表示される。その中から所望の風景を選択すれば、遺影の背景に美しい風景を表示させた画面を見ながら、お参りすることができる。風景の画像データは、実画像データベースに複数種類が記憶されていると共に、バーチャル画像データベースにも複数種類が記憶されている。
また、「祭壇」ボタンを選択し、バーチャル画像データベースに記憶された種々のデザインの祭壇の画像の中から所望の祭壇を選択すれば、遺影の背景にバーチャルな祭壇を表示させた状態で、お参りすることができる。
或いは、個人トップページで「戒名」ボタンを選択した状態で、共用領域で「墓石」ボタンを選択し、バーチャル画像データベースに記憶された種々のデザインの墓石の中から所望の墓石を選択すれば、バーチャルな墓石に戒名が表示された状態で、お参りすることができる。そのため、現実世界の墓は「〇〇家の墓」など先祖代々の墓であっても、画面には参拝対象の個人ひとりの墓を表示させ、法要などを行うことができる。
「墓参・法要」ボタンの選択により表示される全てのページには、「ダウンロード」ボタンがあり、ユーザは、登録されている情報を管理サーバ10からユーザ端末30にダウンロードすることができる。例えば、生前の画像データや音声データ、家系図のデータをダウンロードし、ユーザ端末30において出力(印刷・再生)することができる。また、個別情報データベース51から読み出された情報と共通情報データベース52から読み出された情報とが、組み合わされて表示されている画面を、その状態の画像データとしてダウンロードすることができる。
以上のように、本実施形態の参拝システム1によれば、いつ何処にいても、インターネット61を介して墓参や法要を行うことができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、第一ユーザが個々に参拝システム1と契約して情報を登録する場合を例示したが、これに限定されず、ある寺の墓地に墓を有するユーザを単位として(檀家を単位として)、参拝システム1と契約することも可能である。その場合、墓が所在する寺の情報(名称、所在地、画像データ)は、その檀家であるユーザ全員に共通であるため、直営納骨堂データベース53と同様にその寺に関するデータベースを作成し、その檀家であるユーザごとの個別情報データベース51を構成する情報の一部を、その寺に関するデータベースの情報と関連付けることができる。
また、上記の実施形態では、事業者端末20aが有線LANを介して管理サーバ10と接続されている場合を例示したが、事業者端末20aをインターネットを介して管理サーバ10と接続させても構わない。
1 参拝システム
10 管理サーバ
10b 補助記憶装置(記憶装置)
20,201,20b 事業者端末
30,30a,30b,30c ユーザ端末
50 データベース
51 個別情報データベース
52 共通情報データベース
53 直営納骨堂データベース
55 ユーザデータベース
61 インターネット

Claims (3)

  1. システムを運営する事業者が管理する管理サーバの記憶装置に、参拝対象の墓・納骨堂に関する画像データを含む情報、及び、参拝対象の個人に関する画像データを含む情報の少なくとも何れかがユーザIDと関連付けられた個別情報データベースとして記憶されていると共に、他のユーザIDが前記ユーザIDと関連付けられたデータベースが記憶されており、
    前記管理サーバは、前記ユーザIDまたは前記他のユーザIDの入力に基づきユーザ端末をログインさせてウェブページを閲覧させ、前記ユーザ端末からの要求に基づき前記個別情報データベースから読み出した情報を前記ウェブページに表示するウェブページ表示手段を備える
    ことを特徴とする参拝システム。
  2. 前記記憶装置には、前記ウェブページにログインした全てのユーザが利用可能な画像データ及び音声データが共通情報データベースとして記憶されており、
    前記ウェブページ表示手段は、前記ユーザ端末からの要求に基づき前記個別情報データベースから読み出した情報と前記共通情報データベースから読み出した情報とを組み合わせて前記ウェブページに表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の参拝システム。
  3. 前記記憶装置には、前記事業者が運営する納骨堂に関する画像データを含む情報が直営納骨堂データベースとして記憶されており、
    前記納骨堂に遺骨が納められた個人に関する前記個別情報データベースを構成する情報の一部は、前記直営納骨堂データベースの情報と関連付けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の参拝システム。
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