JP6521929B2 - 吸収性物品の個包装体、及び上記個包装体のパッケージ - Google Patents

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本開示は、吸収性物品の個包装体、及び上記個包装体のパッケージに関する。
吸収性物品の個包装体では、吸収性物品を、包装シートに剥離可能に固定するために、剥離紙等の剥離シートを包装シートに固定し、包装シートに固定された剥離シートに、吸収性物品を剥離可能に固定したものが知られている。
例えば、特許文献1には、生理用ナプキンと包装用シートとからなり、前記ナプキンが、その非肌当面に止着するための粘着域とこれを被覆保護する剥離紙とを有し、該剥離紙が外面になるように該ナプキンの長手方向に折り重ねられるとともに、前記シートの長手方向中央域が前記ナプキンの前記非肌当面中央域に、該シートの長手方向両端域が前記ナプキンの前記非肌当面両端域近傍に位置し、かつ、該シートが互いに重なるように、該シートで包被されている生理用ナプキン包装体が記載されている。また、特許文献1の請求項2には、前記止着域の外面に複数のしわが形成されていることが記載されている。
特開平9−10258号公報
特許文献1に記載されるように、粘着域を介して、包装用シートに剥離紙を固定する場合には、高温に加熱された粘着域等に起因して、包装用シートの、粘着域の外縁と重複する部分にゆがみが生じていた。また、吸収性物品の個包装体を連続生産する際に、包装用シートの搬送速度と、剥離紙、吸収性物品等との搬送速度との間に速度差が生ずると、包装用シートの、粘着域と重複する部分に、皺が生ずる場合があった。
従って、個包装体の包装用シートに、文字情報等を含む文字領域が配置されている場合には、文字情報が、包装用シートのゆがみ、皺等の影響を受け、使用者が、文字情報を認識しにくい場合があった。また、文字領域に含まれる文字情報が、ゆがみ、皺等と重なった場合には、当該文字情報が、包装シートのゆがみ、皺等を目立たせていた場合もあった。
従って、本開示は、包装シートのゆがみ、皺等の影響を受けにくい文字情報を使用者に提供しつつ、使用者に包装シートのゆがみ、皺等が認識されにくい、吸収性物品の個包装体を提供することを目的とする。
本開示者らは、長手方向を有する吸収性物品と、剥離シートと、包装シートとが、2以上の折軸で上記長手方向に折畳まれている、厚さ方向を有する吸収性物品の個包装体であって、上記個包装体が、上記2以上の折軸により、開封部を構成する第1領域と、第1領域と連結する第2領域と、第2領域と連結し且つ上記厚さ方向において第1領域及び第2領域の間に配置されている第3領域とに少なくとも区画され、上記個包装体が、第1領域又は第2領域において、上記包装シートに配置された、文字情報を含む文字領域と、上記剥離シートを上記包装シートに固定する固定部とを備え、第1領域又は第2領域において、上記文字領域と、上記固定部とが、上記厚さ方向に重複しておらず、そして所定方向において、上記文字領域の長さが、上記固定部の長さよりも長いことを特徴とする個包装体を見出した。
本開示の、吸収性物品の個包装体は、包装シートのゆがみ、皺等の影響を受けにくい文字情報を使用者に提供しつつ、使用者に包装シートのゆがみ、皺等が認識されにくい。
図1は、第1実施形態に従う、個包装体1の斜視図である。 図2は、個包装体1の正面図(第1領域R1側の図)である。 図3は、個包装体1の背面図(第2領域R2側の図)である。 図4は、展開状態における、個包装体1の内面図である。 図5は、展開状態における、個包装体1の外面図である。 図6は、展開状態における、個包装体1の分解斜視図である。 図7は、吸収性物品3及び吸収体35を説明するための図である。 図8は、図1のVIII−VIII断面における、個包装体1の断面図である。 図9は、吸収性物品3及び吸収体35の厚さ方向Tの重複関係を説明するための図である。
具体的には、本開示は以下の態様に関する。
[態様1]
長手方向を有する吸収性物品と、剥離シートと、包装シートとが、2以上の折軸で上記長手方向に折畳まれている、厚さ方向を有する吸収性物品の個包装体であって、
上記個包装体が、上記2以上の折軸により、開封部を構成する第1領域と、第1領域と連結する第2領域と、第2領域と連結し且つ上記厚さ方向において第1領域及び第2領域の間に配置されている第3領域とに少なくとも区画され、
上記個包装体が、第1領域又は第2領域において、上記包装シートに配置された、文字情報を含む文字領域と、上記剥離シートを上記包装シートに固定する固定部とを備え、
第1領域又は第2領域において、上記文字領域と、上記固定部とが、上記厚さ方向に重複しておらず、そして所定方向において、上記文字領域の長さが、上記固定部の長さよりも長い、
ことを特徴とする、上記個包装体。
使用者が、吸収性物品の個包装体を、パッケージ、バッグ等から取出す際には、使用者は、吸収性物品の個包装体を、その第1領域又は第2領域に配置された文字領域に含まれる文字情報、デザイン等を元に認識する。
吸収性物品と、剥離シートと、包装シートとを備え、剥離シートが、固定部を介して包装シートに固定されている吸収性物品の個包装体の製造においては、加熱された固定部が、常温に冷却される前に包装シートに適用されるため、包装シートの、固定部の外縁と重複する部分に、程度の差はあるが、ゆがみが生じていた。また、吸収性物品の個包装体の連続生産において、包装シートの搬送速度と、剥離シート、吸収性物品等との搬送速度との測度差が生ずると、包装シートの、固定部と重複する部分に皺が生ずる場合があった。なお、本明細書では、包装シートの、固定部の外縁と重複する部分におけるゆがみ、包装シートの、固定部と重複する部分における皺等を、「固定部関連ゆがみ等」と称する場合がある。
吸収性物品の個包装体では、包装シートの固定部関連ゆがみ等は、本来的には存在しないことが好ましいものではあるが、包装シートが固定部関連ゆがみ等を有する場合には、使用者が、包装シートの固定部関連ゆがみ等を認識しにくいことが好ましい。
上記個包装体では、第1領域又は第2領域において、(i)文字領域と、固定部とが、個包装体の厚さ方向に重複しておらず、そして(ii)所定方向において、文字領域の長さが、固定部の長さよりも長い。従って、第1領域又は第2領域において、文字領域に含まれる文字情報が、包装シートの固定部関連ゆがみ等の影響を受けにくく、使用者が、文字領域に含まれる文字情報を正しく認識することができる。また、第1領域又は第2領域において、使用者が、文字領域に含まれる文字情報を正しく認識することができるため、使用者が文字情報に注目し、包装シートの固定部関連ゆがみ等が認識されにくくなる。
[態様2]
第1領域又は第2領域において、上記文字領域及び上記固定部が、上記吸収性物品の長手軸線に沿って配置されている、態様1に記載の個包装体。
剥離シートを包装シートに固定する固定部が、吸収性物品の長手軸線に沿って、すなわち、吸収性物品の幅方向中央に配置されている場合には、剥離シート、ひいては吸収性物品を、包装シートに効率よく固定することができる一方で、包装シートの固定部関連ゆがみ等が目立ちやすくなる。
上記個包装体では、固定部が、吸収性物品の長手軸線に沿って配置されているので、剥離シート、ひいては吸収性物品を、包装シートに効率よく固定することができる。また、上記個包装体では、固定部のみならず、文字領域が、吸収性物品の長手軸線に沿って配置されているので、使用者が、文字領域に含まれる文字情報に、より注目しやすくなり、包装シートの固定部関連ゆがみ等が認識されにくくなる。
[態様3]
上記文字領域が、上記吸収性物品の第1領域に存在する部分と、上記吸収性物品の第2領域に存在する部分とが重複する範囲に配置されている、態様1又は2に記載の個包装体。
上記個包装体では、文字領域が、吸収性物品の第1領域に存在する部分と、吸収性物品の第2領域に存在する部分とが重複する範囲に配置されているので、文字領域と重複する部分における個包装体の厚さが厚くなり、文字領域が引き延ばされた状態になりやすい。また、文字領域と、固定部との間の、個包装体の平面方向の間隔が近い場合には、固定部関連ゆがみ等、特に、ゆがみが引き延ばされやすくなり、固定部関連ゆがみ等、特に、ゆがみが物理的に小さくなる。
従って、使用者が、文字領域に含まれる文字情報を正しく認識しやすくなるとともに、使用者が、固定部関連ゆがみ等よりも文字領域に含まれる文字情報に着目しやすくなるので、包装シートの固定部関連ゆがみ等が認識されにくくなる。
[態様4]
上記吸収性物品が、第1領域及び第2領域に配置された吸収体を備え、上記文字領域が、上記吸収体の第1領域に存在する部分と、上記吸収体の第2領域に存在する部分とが重複する範囲に配置されている、態様3に記載の個包装体。
上記個包装体では、文字領域が、吸収体の第1領域に存在する部分と、吸収体の第2領域に存在する部分とが重複する範囲に配置されているので、文字領域と重複する部分における個包装体の厚さが厚くなるので、文字領域が引き延ばされた状態になりやすい。また、文字領域と、固定部との間の、個包装体の平面方向の間隔が近い場合には、固定部関連ゆがみ等、特に、ゆがみが引き延ばされやすくなり、固定部関連ゆがみ等、特に、ゆがみが物理的に小さくなる。
また、上記個包装体は、折軸を間に挟んで、第1領域及び第2領域に吸収体を備えるため、吸収体の剛性による復元力に起因して、第1領域が、第2領域から浮いた状態になりやすいので、文字領域が引き延ばされた状態になりやすい。また、固定部関連ゆがみ等、特に、ゆがみも引き延ばされやすくなり、固定部関連ゆがみ等、特に、ゆがみが物理的に小さくなる。
従って、上記個包装体では、使用者が、文字領域に含まれる文字情報を正しく認識しやすくなるとともに、使用者が、固定部関連ゆがみ等よりも文字領域に含まれる文字情報に着目しやすくなり、包装シートの固定部関連ゆがみ等が認識されにくくなる。
[態様5]
上記吸収体が、第3領域にさらに配置されており、上記文字領域が、上記吸収体の第3領域に存在する部分とさらに重複する範囲に配置されている、態様4に記載の個包装体。
上記個包装体では、文字領域が、吸収体の第1領域に存在する部分と、吸収体の第2領域に存在する部分と、吸収体の第3領域に存在する部分とが重複する範囲に配置されているので、態様4の効果がより得られやすくなる。
[態様6]
上記個包装体が、第1領域において、上記文字領域及び上記固定部を備えるとともに、上記包装シートの端部に配置されたタブをさらに備え、第1領域において、上記固定部と、上記文字領域と、上記タブとが、その順番で、上記吸収性物品の長手軸線に沿って配置されている、態様1〜5のいずれか一項に記載の個包装体。
上記個包装体では、第1領域において、固定部と、文字領域と、タブとが、その順番で、吸収性物品の長手軸線に沿って配置されているので、個包装体の製造において、タブを取付ける際に、ひいては製造された個包装体において、文字領域及び固定部関連ゆがみ等が引き延ばされやすくなる。従って、使用者が、文字領域に含まれる文字情報を正しく認識することができるとともに、使用者が、固定部関連ゆがみ等よりも文字領域に含まれる文字情報に着目しやすくなるので、包装シートの固定部関連ゆがみ等が認識されにくくなる。
[態様7]
第1領域及び第2領域のそれぞれにおいて、上記文字領域と、上記固定部とが、上記厚さ方向に重複しておらず、そして所定方向において、上記文字領域の長さが、上記固定部の長さよりも長い、態様1〜6のいずれか一項に記載の個包装体。
上記個包装体では、第1領域及び第2領域の両方において、態様1の効果が得られる。
[態様8]
上記個包装体が、第1領域における、上記包装シートの端部に配置されたタブと、第3領域における、上記剥離シートを上記包装シートに固定する固定部とをさらに備え、上記タブが、上記包装シートの第3領域に存在する部分の、上記固定部と上記厚さ方向に重複する領域に固定されている、態様1〜7のいずれか一項に記載の個包装体。
上記個包装体では、タブが、包装シートの第3領域に存在する部分の、固定部と厚さ方向に重複する領域に固定されているので、包装シートの第3領域に存在する部分の、固定部関連ゆがみ等の少なくとも一部がタブに被覆されるので、包装シートの第3領域に存在する部分の固定部関連ゆがみ等が認識されにくくなる。
[態様9]
複数の個包装体を含む、個包装体のパッケージであって、
上記複数の個包装体のそれぞれが、請求項1〜8のいずれか一項に記載の個包装体であり、
上記複数の個包装体のそれぞれが、残余の上記個包装体の少なくとも一部の上記文字情報と異なる文字情報を含む、
ことを特徴とする、上記パッケージ。
上記個包装体のパッケージでは、個々の個包装体が、その他の個包装体の少なくとも一部の文字領域に含まれる文字情報と異なる文字情報を含むので、使用者が、個包装体を取出した際に、他の個包装体と異なる部分、すなわち、異なる文字情報に着目しやすくなり、包装シートの固定部関連ゆがみ等に着目しにくくなる。
本開示の、吸収性物品の個包装体、及び個包装体のパッケージについて、以下、詳細に説明する。なお、本明細書では、吸収性物品の個包装体を、単に「個包装体」と称する場合がある。
図1〜図9は、本開示の実施形態の1つ(以下、「第1実施形態」と称する)に従う吸収性物品の個包装体1、具体的には、生理用ナプキンの個包装体1を説明するための図である。具体的には、図1は、第1実施形態に従う個包装体1の斜視図である。図2は、個包装体1の正面図(第1領域R1側の図)である。図3は、個包装体1の背面図(第2領域R2側の図)である。
図4は、展開状態における、個包装体1の内面図である。図5は、展開状態における、個包装体1の外面図である。図6は、展開状態における、個包装体1の分解斜視図である。なお、図6では、個包装体1の外面が上を向き、個包装体1の内面が下を向いている。図7は、吸収性物品3及び吸収体35を説明するための図である。図8は、図1のVIII−VIII断面における、個包装体1の断面図である。図9は、吸収性物品3及び吸収体35の厚さ方向Tの重複関係を説明するための図である。
第1実施形態に従う個包装体1は、図1に示されるように、お互いに直交する開封方向Oと、交差方向Cと、厚さ方向Tとを有する。個包装体1は、交差方向Cの両端部に配置されたシール部101と、封止用粘着部103とによりシールされており、ゴミ等が、個包装体1の内部に侵入することを抑制している。包装シート15の一方の端部107の近傍には、タブ105が配置されており、使用者は、吸収性物品3の使用に際して、個包装体1のタブ105を把持して個包装体1を開封し、個包装体1から吸収性物品3を取出すことができる。
図4〜図6に示されるように、個包装体1では、長手方向L及び幅方向Wを有する吸収性物品3と、剥離シート9と、包装シート15とが、幅方向Wに延びる、2本の第1折軸FA1及び第2折軸FA2により、長手方向Lに折畳まれている。図6に示されるように、吸収性物品3と、剥離シート9との間には、吸収性物品3を着衣に固定するための粘着部41が配置され、そして剥離シート9と、包装シート15との間には、剥離シート9を包装シート15に固定するための固定部25が配置されている。
個包装体1、並びに吸収性物品3、剥離シート9及び包装シート15は、包装シート15の一方の端部107(タブ105よりの端部)及び第1折軸FA1の間の第1領域R1と、第1折軸FA1及び第2折軸FA2の間の第2領域R2と、第2折軸FA2及び包装シート15の他方の端部109の間の第3領域R3とに区画される。
包装シート15、剥離シート9及び吸収性物品3のそれぞれは、第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に渡って連続して配置されている。本明細書では、包装シート15の、第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に存在する部分を、それぞれ、包装シート第1領域存在部分16、包装シート第2領域存在部分17及び包装シート第3領域存在部分18と称する場合がある。
同様に、剥離シート9の、第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に存在する部分を、それぞれ、剥離シート第1領域存在部分10、剥離シート第2領域存在部分11及び剥離シート第3領域存在部分12と称する場合がある。同様に、吸収性物品3の、第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に存在する部分を、それぞれ、吸収性物品第1領域存在部分4、吸収性物品第2領域存在部分5及び吸収性物品第3領域存在部分6と称する場合がある。
なお、吸収性物品3は、第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に渡って連続して配置されている吸収体35を備え、吸収体35の、第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に存在する部分を、それぞれ、吸収体第1領域存在部分36、吸収体第2領域存在部分37及び吸収体第3領域存在部分38と称する場合がある。
固定部25は、第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に配置されている。第1領域R1、第2領域R2及び第3領域R3に存在する固定部25を、それぞれ、第1固定部26、第2固定部27及び第3固定部28と称する場合がある。なお、第1固定部26、第2固定部27及び第3固定部28は、お互いに離間して、吸収性物品3の長手軸線LAに沿って配置されている。
個包装体1では、その厚さ方向Tにおいて、第2領域R2の上に第3領域R3が配置され、第3領域R3の上に、第1領域R1が配置されている。換言すると、個包装体1では、第2領域R2を基部とし、第2領域R2の第1折軸FA1と接する端縁を固定端として、第1領域が連結され、そして第2領域R2の第2折軸FA2と接する端縁を固定端として、第3領域R3が連結されており、個包装体1は、巻三折り構造を有している。
なお、第1実施形態では、吸収性物品3の長手方向L及び幅方向Wは、それぞれ、個包装体1の開封方向O及び交差方向Cと同一である。
個包装体1は、図1〜図3に示されるように、第1領域R1に、標語である第1文字情報(Tomorrow is another day)を外縁とする第1領域内第1文字領域31を備えている。また、個包装体1は、第2領域R2に、標語である第1文字情報(Tomorrow is another day)を外縁とする第2領域内第1文字領域33と、商品名である第2文字情報(Napkin250)を外縁とする第2領域内第2文字領域34とを備えている。第1領域内第1文字領域31、第2領域内第1文字領域33及び第2領域内第2文字領域34のそれぞれは、包装シート15の外面21(個包装体1の外面21)の印刷により形成されている。
図1及び図2に示されるように、第1領域R1では、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)の、第1固定部26の外縁に沿って、ゆがみ43が形成されている。第1領域R1では、第1領域内第1文字領域31と、第1固定部26とは、厚さ方向Tに重複しておらず、すなわち、個包装体1の平面方向(図示せず)に離間しており、そして吸収性物品3の幅方向W(個包装体1の交差方向C)において、第1領域内第1文字領域31の長さL1が、第1固定部26の長さL2よりも長い。
それにより、第1領域R1において、第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報が、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)のゆがみ43の影響を受けにくく、使用者が、第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報を正しく認識することができる。また、使用者が、第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報に注目し、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)のゆがみ43に着目しにくくなる。
また、第1領域内第1文字領域31と、第1固定部26とは、吸収性物品3の長手軸線LAに沿って配置されている。それにより、剥離シート9(剥離シート第1領域存在部分10)、ひいては吸収性物品3を、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)に効率よく固定することができる一方で、使用者が、第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報に、より注目しやすくなり、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)のゆがみ43に着目しにくくなる。
図8及び図9に示されるように、第1領域内第1文字領域31は、吸収性物品第1領域存在部分4と、吸収性物品第2領域存在部分5と、吸収性物品第3領域存在部分6とが重複する範囲に配置されている。それにより、第1領域内第1文字領域31と重複する部分における個包装体1の厚さが厚くなり、第1領域内第1文字領域31が、個包装体1の平面方向に引き延ばされた状態になりやすい。
また、第1領域内第1文字領域31と、第1固定部26との間の、個包装体1の平面方向の間隔が近いので、ゆがみ43(図1及び図2を参照のこと)が引き延ばされやすくなり、ゆがみ43が物理的に小さくなる。その結果、使用者が、第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報を正しく認識しやすくなるとともに、使用者が、ゆがみ43よりも第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報に着目しやすくなり、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)ゆがみ43に着目しにくくなる。
図9に示されるように、第1領域内第1文字領域31は、吸収体第1領域存在部分36と、吸収体第2領域存在部分37と、吸収体第3領域存在部分38とが重複する範囲に配置されている。それにより、第1領域内第1文字領域31と重複する部分における個包装体1の厚さが厚くなり、第1領域内第1文字領域31が、個包装体1の平面方向に引き延ばされた状態になりやすい。また、吸収体35の剛性による復元力に起因して、第1領域R1が、第2領域R2から浮いた状態になりやすく、第1領域内第1文字領域31が引き延ばされた状態になりやすい。さらに、第1領域内第1文字領域31と、第1固定部26との間の、個包装体の平面方向の間隔が近いので、ゆがみ43(図1及び図2を参照のこと)が引き延ばされやすくなり、ゆがみ43が物理的に小さくなる。
その結果、使用者が、第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報を正しく認識しやすくなるとともに、使用者が、ゆがみ43よりも第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報に着目しやすくなり、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)のゆがみ43に着目しにくくなる。
第1領域R1では、第1固定部26と、第1領域内第1文字領域31と、タブ105とが、その順番で、吸収性物品3の長手軸線LAに沿って配置されている。それにより、第1領域内第1文字領域31及びゆがみ43が引き延ばされやすくなる。従って、使用者が、第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報を正しく認識することができるとともに、使用者が、ゆがみ43よりも第1領域内第1文字領域31に含まれる第1文字情報に着目しやすくなり、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)のゆがみ43に着目しにくくなる。
図3に示されるように、第2領域R2では、包装シート15(包装シート第2領域存在部分17)の、第2固定部27の外縁に沿って、ゆがみ43が形成されており、そして包装シート15(包装シート第2領域存在部分17)の、第2固定部27と重複する部分に、皺45が形成されている。
第2領域R2では、第2領域内第1文字領域33及び第2領域内第2文字領域34と、第2固定部27とは、厚さ方向Tに重複しておらず、すなわち、個包装体1の平面方向(図示せず)に離間しており、そして吸収性物品3の幅方向W(個包装体1の交差方向C)において、第2領域内第1文字領域33の長さL3及び第2領域内第2文字領域34の長さL4のそれぞれが、第2固定部27の長さL5よりも長い。
それにより、第2領域R2において、第2領域内第1文字領域33に含まれる第1文字情報と、第2領域内第2文字領域34に含まれる第2文字情報とが、包装シート15(包装シート第2領域存在部分17)のゆがみ43と、皺45との影響を受けにくく、使用者が、第1文字情報及び第2文字情報を正しく認識することができる。また、使用者が、第1文字情報及び第2文字情報に注目し、包装シート15(包装シート第1領域存在部分16)のゆがみ43と、皺45とに着目しにくくなる。
また、第2領域R2において、第2領域内第1文字領域33と、第2領域内第2文字領域34と、第2固定部27とは、吸収性物品3の長手軸線LAに沿って配置されている。その効果は、第1領域R1におけるものと同様であるため、説明を省略する。
さらに、第2領域R2において、第2領域内第1文字領域33及び第2領域内第2文字領域34は、吸収性物品第1領域存在部分4と、吸収性物品第2領域存在部分5とが重複する範囲に配置されている。その効果は、第1領域R1におけるものと同様であるため、説明を省略する。
図8に示されるように、第2領域内第1文字領域33は、吸収性物品第1領域存在部分4と、吸収性物品第2領域存在部分5と、吸収性物品第3領域存在部分6の一部とが重複する範囲に配置されている。また、第2領域内第2文字領域34は、吸収性物品第1領域存在部分4と、吸収性物品第2領域存在部分5と、吸収性物品第3領域存在部分6とが重複する範囲に配置されている。その効果は、第1領域R1におけるものと同様であるため、説明を省略する。
第2領域内第1文字領域33は、吸収体第1領域存在部分36と、吸収体第2領域存在部分37とが重複する範囲に配置されている。また、第2領域内第2文字領域34は、吸収体第1領域存在部分36と、吸収体第2領域存在部分37と、吸収体第3領域存在部分38とが重複する範囲に配置されている。それらの効果は、第1領域R1におけるものと同様であるため、説明を省略する。
図1及び図8に示されるように、第3領域R3では、包装シート15(包装シート第3領域存在部分18)の、第3固定部28の外縁に沿って、皺45が形成されている。タブ105は、包装シート第3領域存在部分18の、第3固定部28と、厚さ方向Tに重複する領域に固定されている。すなわち、第3固定部28は、包装シート第3領域存在部分18の内面23に固定されており、タブ105は、包装シート第3領域存在部分18の外面21に固定されており、第3固定部28が固定される包装シート第3領域存在部分18の内面23と、タブ105が固定される包装シート第3領域存在部分18の外面21とは、厚さ方向Tにおいて重複している。それにより、包装シート第3領域存在部分18の皺45の一部がタブ105に被覆され、包装シート第3領域存在部分18の皺45が、使用者に認識されにくくなる。
第1実施形態に従う個包装体では、吸収性物品と、剥離シートと、包装シートとが、2つの折軸で折畳まれた構造を有していたが、本開示の別の実施形態に従う個包装体では、それらが、3つ以上の折軸、例えば、3つの折軸で、吸収性物品の長手方向に折畳まれていてもよい。
例えば、吸収性物品と、剥離シートと、包装シートとが、3つの折軸(第1折軸、第2折軸及び第3折軸)で、吸収性物品の長手方向に折畳まれている実施形態では、一方の端部及び第1折軸の間の第1領域と、第1折軸及び第2折軸の間の第2領域と、第2折軸及び第3折軸の間の第3領域と、第3折軸及び他方の端部の間の第4領域とに区画される。上記実施形態では、個包装体の厚さ方向において、第2領域、第4領域、第3領域及び第1領域がその順番で存在する実施形態(いわゆる、巻々四折り)と、第2領域、第3領域、第4領域及び第1領域がその順番で存在する実施形態(いわゆる、巻四つ折り)とが含まれる。
本開示において、第1領域及び第2領域に形成されうる文字領域は、文字情報を含むものであれば、特に制限されず、商品名、商標、標語(例えば、スローガン、モットー)、キャッチフレーズ、文章(例えば、使用上の注意)等が含まれる。
上記文字情報としては、使用者の着目度の高さの観点から、メッセージ性を有するもの、特に、個包装体に含まれる吸収性物品と関係性の低いメッセージを含むもの、例えば、標語(例えば、スローガン、モットー)であることが好ましい。
また、上記文字情報には、文字のみならず、記号が含まれる。
上記文字領域は、包装シートの外面(吸収性物品と反対側の面)に配置されていてもよく、そして包装シートの内面(吸収性物品側の面)に配置されていてもよい。
また、上記文字領域は、当技術分野で公知の手段によって形成され、例えば、包装シートになされた印刷、包装シートに貼付されたステッカー等であることができる。
本開示の個包装体では、第1領域又は第2領域における文字領域は、個包装体の厚さ方向において、固定部と重複しておらず、そして文字領域及び固定部の、個包装体の平面方向の間隔(最短距離)が、個包装体の開封方向の長さに対して、好ましくは30%以下、より好ましくは20%以下、そしてさらに好ましくは10%以下である。それにより、使用者が、文字領域の文字情報に着目しやすくなり、使用者が、固定部関連ゆがみ等に着目しにくくなる。
また、文字領域及び固定部の、個包装体の平面方向の間隔(最短距離)が、個包装体の開封方向の長さに対して、好ましくは0.3%以上、より好ましくは0.5%以上、そしてさらに好ましくは1.0%以上である。それにより、文字領域が、包装シートの固定部関連ゆがみ等の影響を受けにくくなる。
本開示の個包装体では、第1領域又は第2領域において、文字領域の長さが、固定部の長さよりも長く、好ましくは1.1倍以上長く、より好ましくは1.3倍以上長く、そしてさらに好ましくは1.5倍以上長い。それにより、使用者が、文字領域に着目しやすくなり、固定部関連ゆがみ等に着目しにくくなる。
上記長さは、所定方向における、個包装体の平面方向の長さである。
上記所定方向は、特に制限されず、例えば、個包装体の開封方向、交差方向等であることができ、そして交差方向であることが好ましい。使用者は、最終的には、個包装体を、開封方向が上下方向となるように保持し、個包装体を開封することが多いため、文字領域及び固定部が交差方向において上記長さの関係を満たすと、使用者が、文字領域に含まれる文字情報に着目しやすくなるためである。
当該観点からは、文字領域は、個包装体の開封方向を文字情報の上下方向とする文字が、個包装体の交差方向に並んでいることが好ましい。
本開示の個包装体では、第1領域又は第2領域において、文字領域と、固定部との、個包装体の平面方向における位置関係は任意であるが、文字領域及び固定部が、吸収性物品の長手方向に沿って配置されていることが好ましく、そして吸収性物品の長手軸線に沿って配置されていることがより好ましい。剥離シート、ひいては吸収性物品を、包装シートに効率よく固定することができる一方で、使用者が、文字領域に含まれる文字情報に、より注目しやすくなり、包装シートの固定部関連ゆがみ等に着目しにくくなる。
なお、本開示の個包装体では、固定部と、個包装体の厚さ方向に重複する文字領域が存在していてもよい。
本開示の個包装体では、文字領域は、個包装体の厚さが厚い部分に配置されていることが好ましい。文字領域が、個包装体の平面方向に引き延ばされた状態になりやすく、使用者が、文字領域に含まれる文字情報に着目しやすくなるからである。個包装体の厚さが厚い部分としては、吸収性物品第1領域存在部分と、吸収性物品第2領域存在部分とが、個包装体の厚さ方向に重複する範囲、並びに吸収性物品第1領域存在部分と、吸収性物品第2領域存在部分と、吸収性物品第3領域存在部分とが、個包装体の厚さ方向に重複する範囲が挙げられる。
同様の観点から、個包装体の厚さが厚い部分としては、吸収体第1領域存在部分と、吸収体第2領域存在部分とが、個包装体の厚さ方向に重複する範囲、吸収体第1領域存在部分と、吸収体第2領域存在部分と、吸収体第3領域存在部分とが、個包装体の厚さ方向に重複する範囲等が挙げられる。
本開示の個包装体が、第1領域において、包装シートの端部に配置されたタブと、上述の文字領域及び固定部とを備える場合には、それらの、個包装体の平面方向における位置関係は任意であるが、固定部と、文字領域と、タブとが、その順番で、吸収性物品の長手軸線に沿って配置されていることが好ましい。それにより、文字領域及び固定部関連ゆがみ等が、個包装体の平面方向に引き延ばされやすくなるからである。
本開示の個包装体では、第1領域及び第2領域の少なくとも一方において、上述の文字領域と、固定部とを備える。本開示の個包装体では、第1領域及び第2領域の両方において、上述の文字領域と、固定部とを備えることが好ましい。使用者が、個包装体の第1領域及び第2の領域のいずれを視認した場合であっても、本開示の効果が得られるためである。
なお、本開示の個包装体では、第1領域及び第2領域の両方において、上述の文字領域と、固定部とを備える場合には、第1領域における文字領域と、第2領域における文字領域とは、異なるものであってよく、そして第1領域における固定部と、第2領域における固定部とは、異なるものであってよい。
本開示の個包装体が、第1領域において、包装シートの端部に配置されたタブを備え、そして第3領域において、固定部を備える場合には、タブが、第3領域における包装シートの、固定部と厚さ方向に重複する領域に固定されていることが好ましい。包装シートの第3領域に存在する部分の、固定部関連ゆがみ等の少なくとも一部がタブを被覆される観点からである。
本開示の個包装体では、剥離シート、ひいては吸収性物品を包装シートに固定する観点からは、個包装体が、第1領域及び第3領域に、上述の固定部を有していることが好ましく、そして第1領域、第2領域及び第3領域に、上述の固定部を有することが好ましい。すなわち、本開示の個包装体は、必ずしも、第2領域に固定部を有していなくともよい。
本開示の個包装体における吸収性物品としては、着衣に固定して用いられ且つ個包装化されるものであれば特に制限されず、例えば、生理用ナプキン、パンティーライナー、失禁パッド等が挙げられる。
本開示の個包装体のパッケージでは、複数の個包装体が、パッケージ用シートで包装させている。上記パッケージでは、複数の個包装体は、互いに同様の構造、好ましくは文字領域を除いて同一の構造を有していることが好ましい。
本開示の実施形態の1つに従うパッケージでは、複数の個包装体のそれぞれが、個包装体の個数を基準として、好ましくは残余の個包装体の少なくとも一部、より好ましくは20%以上、さらに好ましくは40%以上、そしてさらにいっそう好ましくは60%以上の文字情報と異なる文字情報を含む。そうすることにより、使用者が、個包装体を取出した際に、他の個包装体と異なる部分、すなわち、異なる文字情報に着目しやすくなり、包装シートの固定部関連ゆがみ等に着目しにくくなる。
本開示の別の実施形態に従うパッケージでは、複数の個包装体のそれぞれが、個包装体の個数を基準として、好ましくは残余の個包装体の少なくとも一部、より好ましくは20%以上、さらに好ましくは40%以上、そしてさらにいっそう好ましくは60%以上の文字領域と異なる位置に配置された文字領域を備える。そうすることにより、使用者が、個包装体を取出した際に、他の個包装体と異なる部分、すなわち、他の個包装体と異なる領域に配置された文字領域(の文字情報)に着目しやすくなり、包装シートの固定部関連ゆがみ等に着目しにくくなる。
1 個包装体
3 吸収性物品
9 剥離シート
15 包装シート
21 外面
23 内面
25 固定部
26 第1固定部
27 第2固定部
28 第3固定部
31 第1領域内第1文字領域
33 第2領域内第1文字領域
34 第2領域内第2文字領域
35 吸収体
41 粘着部
43 ゆがみ
45 皺
FA1 第1折軸
FA2 第2折軸
1 第1領域
2 第2領域
3 第3領域

Claims (9)

  1. 長手方向を有する吸収性物品と、剥離シートと、包装シートとが、2以上の折軸で前記長手方向に折畳まれている、厚さ方向を有する吸収性物品の個包装体であって、
    前記個包装体が、前記2以上の折軸により、開封部を構成する第1領域と、第1領域と連結する第2領域と、第2領域と連結し且つ前記厚さ方向において第1領域及び第2領域の間に配置されている第3領域とに少なくとも区画され、
    前記個包装体が、第1領域又は第2領域において、前記包装シートに配置された、文字情報を含む文字領域と、前記剥離シートを前記包装シートに固定する固定部とを備え、
    第1領域又は第2領域において、前記文字領域と、前記固定部とが、前記厚さ方向に重複しておらず、そして所定方向において、前記文字領域の長さが、前記固定部の長さよりも長い、
    ことを特徴とする、前記個包装体。
  2. 第1領域又は第2領域において、前記文字領域及び前記固定部が、前記吸収性物品の長手軸線に沿って配置されている、請求項1に記載の個包装体。
  3. 前記文字領域が、前記吸収性物品の第1領域に存在する部分と、前記吸収性物品の第2領域に存在する部分とが重複する範囲に配置されている、請求項1又は2に記載の個包装体。
  4. 前記吸収性物品が、第1領域及び第2領域に配置された吸収体を備え、前記文字領域が、前記吸収体の第1領域に存在する部分と、前記吸収体の第2領域に存在する部分とが重複する範囲に配置されている、請求項3に記載の個包装体。
  5. 前記吸収体が、第3領域にさらに配置されており、前記文字領域が、前記吸収体の第3領域に存在する部分とさらに重複する範囲に配置されている、請求項4に記載の個包装体。
  6. 前記個包装体が、第1領域において、前記文字領域及び前記固定部を備えるとともに、前記包装シートの端部に配置されたタブをさらに備え、第1領域において、前記固定部と、前記文字領域と、前記タブとが、その順番で、前記吸収性物品の長手軸線に沿って配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の個包装体。
  7. 第1領域及び第2領域のそれぞれにおいて、前記文字領域と、前記固定部とが、前記厚さ方向に重複しておらず、そして所定方向において、前記文字領域の長さが、前記固定部の長さよりも長い、請求項1〜6のいずれか一項に記載の個包装体。
  8. 前記個包装体が、第1領域における、前記包装シートの端部に配置されたタブと、第3領域における、前記剥離シートを前記包装シートに固定する固定部とをさらに備え、前記タブが、前記包装シートの第3領域に存在する部分の、前記固定部と前記厚さ方向に重複する領域に固定されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の個包装体。
  9. 複数の個包装体を含む、個包装体のパッケージであって、
    前記複数の個包装体のそれぞれが、請求項1〜8のいずれか一項に記載の個包装体であり、
    前記複数の個包装体のそれぞれが、残余の前記個包装体の少なくとも一部の前記文字情報と異なる文字情報を含む、
    ことを特徴とする、前記パッケージ。
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