JP5075600B2 - 吸収性物品の畳み構造 - Google Patents

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Description

本発明は、折り返されずに使用される非折り返しフラップ部を有し、就寝時などの着用に適した生理用ナプキン等の吸収性物品を、その長手方向に畳んでなる吸収性物品の畳み構造に関する。
従来、就寝時などに長時間使用するのに適した生理用ナプキンとして、前方にウイング部が設けられ、後方に後部フラップ部が設けられたものが知られている(特許文献1参照)。ウイング部及び後部フラップ部それぞれの非肌当接面上には、各部を下着等の着衣に固定する粘着部が配されている。斯かる構成のナプキンを使用する際、ウイング部は、ナプキン本体の非肌当接面(着用者の肌側に向けられる面とは反対側の面)側に折り返され、粘着部を介して着衣の非肌当接面に粘着固定される。一方、後部フラップ部は、ナプキンの使用時において、ナプキン本体側に折り返されず、その非肌当接面が広げられた状態で、粘着部を介して下着の肌当接面上に粘着固定される。
また従来、生理用ナプキン等の吸収性物品は、包装材と共に、折曲線に沿って折り畳まれ、個別包装(個装)されて個装体として市販等されている。また、このような個装体においては、前記粘着部は剥離シート等によって被覆され保護されている。
斯かる構成を有する吸収性物品の個装体においては、開封した後に、フラップ部、吸収体、剥離シート等に折り皴が発生し、吸収性物品の着用時の違和感や液吸収性の低下を招くという問題があった。特に、厚みの薄い薄型の吸収性物品は、折り皴が付きやすいため、折り皴に起因する上記問題は深刻である。
特許文献1に記載のナプキンは、前記折曲線が前記粘着部を通過しないようになされている。即ち、特許文献1に記載のナプキンは、その個装体の作製時に、前記粘着部を通過していない折曲線に沿って折り畳まれる。特許文献1に記載のナプキンにおいて、斯かる構成を採用している理由は、粘着部に折曲線が形成されないようにすると、個装状態で該粘着部に折り癖が付くのを防止でき、個装体を開封した後に、該粘着部を有する部分(ウイング部、後部フラップ部)が折り癖部分で折れて貼り付きやすくなるのを防止するためである(特許文献1の段落〔0120〕の記載等参照)。
しかし、特許文献1に記載されているように、折曲線が粘着部を通過しない構成を採用しても、個装時の折り畳みに起因する折り皴の発生を効果的に防止することはできなかった。
また、特許文献2には、弾性部材を有して立体的に立ち上がる防漏壁を有する生理用ナプキンを折り畳んで包装する際に、折り曲げられた防漏壁に折り癖が付きにくいようになされたナプキン包装体が記載されている。即ち、特許文献2に記載のナプキン包装体は、ナプキンの防漏壁を横断する折り線によって表面が向い合うように該ナプキンが折り畳まれ、折り畳まれたナプキンの該表面に該折り線の部分を覆う補強シートが設置されており、該折り線と対向する部分で折り目が形成されることなく湾曲させられて防漏壁が補強シートの湾曲した部分の外面に押し付けられているものである。
しかし、特許文献2に記載のナプキン包装体は、防漏壁に折り線は形成されないものの、ナプキンには折り線が形成されているため、個装時の折り畳みに起因する折り皴の発生を防止するものではない。
特開2005−7144号公報 特開2003−24373号公報
従って本発明の目的は、個装時の折り畳みに起因する折り皴の発生がなく、着用時の違和感が無く、液吸収性の低下を起こし難い吸収性物品の畳み構造を提供することにある。
本発明は、縦長の本体、及び該本体の長手方向後方領域の左右両側に延設され、該本体側に折り返されずに使用される非折り返しフラップ部を少なくとも一対有する吸収性物品を、本体長手方向に畳んでなる吸収性物品の畳み構造であって、前記非折り返しフラップ部の非肌当接面上に、該フラップ部を着衣に固定するフラップ部粘着部が配され、該フラップ部粘着部に剥離シートが剥離可能に粘着されており、前記非折り返しフラップ部の本体長手方向に沿った側縁が、本体長手方向と略平行に直線状に延びる直線状部を有しており、前記フラップ部粘着部が該直線状部に沿って配されており、前記吸収性物品が、前記フラップ部粘着部と前記剥離シートとの積層体を通って本体幅方向に延びる仮想畳み線に沿って畳まれている吸収性物品の畳み構造を提供することにより、前記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品の畳み構造は、フラップ部、吸収体等の部位に、個装時の折り畳みに起因する折り皴の発生がなく、該折り皴に起因する着用時の違和感や液吸収性の低下を起こし難い。
以下、本発明の吸収性物品の畳み構造を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。本実施形態の吸収性物品の畳み構造は、図1に示すように、生理用ナプキン1を包装材15により個別に包装してなる生理用ナプキンの畳み構造20である。
以下、先ず、本実施形態に係るナプキン1について説明する。
本実施形態に係るナプキン1は、肌当接面を構成する表面シート2、非肌当接面を構成する裏面シート3及びこれら両シート2,3間に介在された液保持性の縦長の吸収体4を具備する、縦長の本体5を有し、実質的に縦長の形状を有している。肌当接面は、吸収性物品着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、非肌当接面は、吸収性物品着用時に下着側(着用者の肌側とは反対側)に向けられる面である。
ナプキン1は、長手方向前端1aから後端1c(ナプキン1において最も長手方向後方に位置する端)に向かって順に、着用時に着用者の腹部寄りの位置に配される前方部A、着用者の液排泄部に対向配置される排泄部対向部B、及び着用者の背中寄りの位置に配される後方部Cを有している。排泄部対向部Bと後方部Cとの境界は、ナプキン1の長手方向の略中央部(後述するウイング部8の後部フラップ部6寄りの付け根)に存する。
ナプキン1は、その幅方向の中央部分に縦長の本体5を有し、該本体5の長手方向左右両側に、吸収体4の長手方向左右両側縁から外方に延出した表面シート2及び裏面シート3により形成されたフラップ部を有している。ナプキン1の周縁部においては、吸収体4の周縁から外方に延出した表面シート2と裏面シート3とが、ヒートシールや接着剤を介して接合されており、外周シール部が形成されている。
前記フラップ部は、後方部Cにおいてナプキン1の幅方向の外方に向かって大きく張り出しており、これにより本体5の長手方向後方領域の左右両側に、一対の後部フラップ部6,6が延設されている。後部フラップ部6の非肌当接面上には、後部フラップ部6を下着等の着衣に固定する後方粘着部7(フラップ部粘着部)が配されている。後部フラップ部6は、ナプキン1を着衣に固定する際に、本体5側に折り返されずに使用される非折り返しフラップ部であり、その非肌当接面が広げられた状態(本体5の側方に延ばされた状態)で、後方粘着部7を介して着衣の肌当接面上に粘着固定される。
本実施形態においては、後部フラップ部6(非折り返しフラップ部)よりも本体長手方向前方に位置する本体5の長手方向左右両側に、本体5側に折り返して使用される一対のウイング部8,8が延設されている。即ち、前記フラップ部は、後方部Cよりも本体長手方向前方に位置する排泄部対向部Bにおいてもナプキン1の幅方向の外方に向かって大きく張り出しており、これにより本体5の長手方向左右両側に、一対のウイング部8,8が延設されている。ウイング部8の非肌当接面上には、ウイング部8を下着等の着衣に固定する前方粘着部9(ウイング部粘着部)が配されている。ウイング部8は、ナプキン1を着衣に固定する際に、裏面シート3側に折り返されて、前方粘着部9を介して着衣の非肌当接面に粘着固定されるもので、前記非折り返しフラップ部ではない。
後方粘着部7及び前方粘着部9は、何れも縦長の矩形形状を有しており、その長手方向を本体長手方向に一致させて配されている。尚、本体長手方向は、本体5の長手方向と平行な方向であり、本体幅方向は、該本体長手方向と直交する方向である。
本実施形態においては、後部フラップ部6(非折り返しフラップ部)の本体長手方向に沿った側縁が、本体長手方向と略平行に直線状に延びる直線状部6Lを有しており、後方粘着部7(フラップ部粘着部)が該直線状部6Lに沿って配されている。
このように、非折り返しフラップ部6に本体長手方向に延びる直線状の側縁である直線状部6Lを設け、且つこの直線状部6Lに沿って矩形形状の粘着部7を配することにより、該粘着部7を該フラップ部6の側縁に近接させることが可能となる。これにより、後述するように粘着部7に貼り付けられる剥離シート11のコンパクト化が図られると共に、粘着部7の本体長手方向に沿った長さを、従来の直線状部を有さない後部フラップ部における粘着部に比して、長くすることが可能で、一対の後部フラップ6,6を表面シート2側に折り返す際に後部フラップ部6,6同士の干渉による皺等の発生を防ぎやすくなり、これらが相俟って、個装時の折り畳みに起因する折り皴の発生が一層効果的に防止される。また、粘着部7が後部フラップ部6の側縁に近接配置されることによって、後部フラップ部6の着衣に対する固定性が高まり、ナプキン着用中における後部フラップ部6のめくれやヨレが効果的に防止され、後部フラップ部6による液漏れ防止効果を安定的に発揮させることができる。
後方粘着部7は、少なくともその一部が、直線状部6Lから5mm以内の領域に配されていることが好ましく、直線状部6Lから2〜4mmの領域に配されていることが更に好ましい。
また、後方粘着部7は、少なくともその一部が、ナプキン1の本体長手方向の後端1c(ナプキン1において最も長手方向後方に位置する端)を通り且つ本体幅方向と平行な最後方仮想直線X(図3参照)から50mm以内の領域に配されていることが好ましく、最後方仮想直線Xから10〜30mmの領域に配されていることが後部フラップ部6の畳み曲げ安定性の点から更に好ましい。
また、後方粘着部7は、その最後端(ナプキン1の後端1c寄りの一端)7cが、吸収体4の最後端4c1及び吸収体4の本体長手方向に沿った側縁における最後端(ナプキン1の後端1c寄りの一端)4c2の何れか一方と略同位置か、又は該一方よりも後方に位置していることが、着衣に対する固定性とナプキンのよれ防止性、並びに後部フラップ部6の畳み曲げ安定性の点から好ましい。
本実施形態においては、直線状部6Lは、一対の後部フラップ部6,6が存する部位(後方部C)において本体幅方向に沿った長さが最大の領域C1に存している。一対の直線状部6L,6Lは、ナプキン1を幅方向に二分する仮想直線(図示せず)を挟んで左右対称位置にあり、本体長手方向において同位置にある。後方粘着部7は、直線状部6Lのウイング部8寄りの端6Laと、ナプキン1の後端1c寄りの端6Lbとの間に配されており、その本体長手方向に沿った長さが、直線状部6Lの長さと等しくなっている。
後方部Cの本体長手方向に沿った長さ(後方部Cの長手方向全長)をL、前記最後方仮想直線X(ナプキン1の本体長手方向の後端1cを通り且つ本体幅方向と平行な仮想直線)と、直線状部6Lのウイング部8寄りの端6Laとの間の最短距離をL1とした場合、後方部Cの長手方向全長Lに対する該最短距離L1の比L1/Lは、好ましくは0.3〜0.8、更に好ましくは0.5〜0.8である。L1/Lは、後部フラップ部6(後方部C)における直線状部6Lの位置を示すものであり、L1/Lが小さいほど、直線状部6Lがナプキン1の後端1cに近い位置にある。L1/Lが前記範囲にあることにより、後部フラップ部6の着衣に対する固定性が一層高まり、ナプキン着用中の後部フラップ部7のめくれやヨレを効果的に防止することができる。
直線状部6Lの長さは、後方部Cの長手方向全長に対して、好ましくは20〜60%、更に好ましくは30〜50%である。本実施形態においては、後方部Cの長手方向全長は、ナプキン1の本体長手方向に沿った長さ(ナプキン1の長手方向全長)の略半分に等しい。
本実施形態においては、ウイング部8も、後部フラップ部6(非折り返しフラップ部)と同様に、その本体長手方向に沿った側縁が、本体長手方向に直線状に延びる直線状部8Lを有しており、前方粘着部9(ウイング部粘着部)が該直線状部8Lに沿って配されている。
前方粘着部9は、少なくともその一部が、直線状部8Lから5mm以内の領域に配されていることが好ましく、直線状部8Lから2〜4mmの領域に配されていることが更に好ましい。
直線状部8Lは、一対のウイング部8,8が存する部位(排泄部対向部B)において本体幅方向に沿った長さが最大の領域B1に配されている。一対の直線状部8L,8Lは、ナプキン1を幅方向に二分する仮想直線(図示せず)を挟んで左右対称位置にあり、本体長手方向において同位置にある。
後部フラップ部6の直線状部6Lと、本体5に対して該後部フラップ部6と同じ側に延設されているウイング部8の直線状部8Lとは、本体幅方向において実質的に同位置にある。ここで、両直線状部6L,8Lが本体幅方向において実質的に同位置にあるとは、両直線状部6L,8Lそれぞれに対して接線を引いたときに、両接線間の最短距離が5mm以内の場合を意味する。両直線状部6L,8Lが本体幅方向において同位置にある場合、該最短距離は0mmである。
このように、本実施形態においては、一対の後部フラップ部6,6が存する部位(後方部C)の最大幅(一対の直線状部6L,6L間の最短距離)と、一対のウイング部8,8が存する部位(排泄部対向部B)の最大幅(一対の直線状部8L,8L間の最短距離)とが、実質的に同じであり、両者の差が3mm以内となっている。
本実施形態においては、後方粘着部7(非折り返しフラップ部を着衣に固定するフラップ部粘着部)を本体幅方向に二分する仮想直線Y1上に、前方粘着部9が存する。このように後方粘着部7と前方粘着部9とが本体長手方向に沿った同一直線Y1上にあることにより、ナプキン1の製造時において、両粘着部8,9の塗工(転写)を一つの塗工設備を用いて一回で済ますことが可能となり、ナプキンの生産性が高まる。また、ウイング部8及び後部フラップ部6の表面シート2側への折り返し工程においても、折り返しによる干渉を起こさないように調整しやすく、干渉による皺の発生や折り返し不足を抑え、粘着剤の塗工性(転着性)や位置ズレを防止できる。この結果、ナプキン1を長手方向に畳む畳み工程において、最も内側となる剥離シート11,12にも折れ線を発生させずにナプキン1を畳み曲げすることが容易となる。
上述した効果(生産性の向上)をより一層確実に奏させるようにする観点から、後方粘着部7を本体幅方向に二分する仮想直線Y1と、前方粘着部9を本体幅方向に二分する仮想直線Y2との間の最短距離、即ち、両仮想直線Y1,Y2の本体幅方向におけるズレ量は、好ましくは3mm以内、更に好ましくは2mm以内である。本実施形態においては、両仮想直線Y1,Y2間の最短距離は0mmである。
また、生産性の向上と共に、ナプキンの着衣に対する固定性をより一層高める観点から、後方粘着部7におけるナプキン1の周縁部寄りの外側縁を通り且つ本体長手方向と平行な仮想直線Y3と、前方粘着部9におけるナプキン1の周縁部寄りの外側縁を通り且つ本体長手方向と平行な仮想直線Y4との間の最短距離、即ち、両仮想直線Y3,Y4の本体幅方向におけるズレ量は、好ましくは7mm以内、更に好ましくは5mm以内である。本実施形態においては、両仮想直線Y3,Y4間の最短距離は0mmである。
本実施形態のように、前記仮想直線Y1,Y2間の最短距離と前記仮想直線Y3,Y4間の最短距離とが同じである場合、前方粘着部9(ウイング部粘着部)及び後方粘着部7(フラップ部粘着部)それぞれにおける粘着剤の塗布量は略同一であり、斯かる構成により、ナプキンあるいはその畳み構造の生産性が一層高められる。
一方、前記仮想直線Y1,Y2間の最短距離と前記仮想直線Y3,Y4間の最短距離とが異なる場合、前方粘着部9及び後方粘着部7のどちらか一方における粘着剤の塗工幅を広くするために、広くする分の粘着剤の塗工坪量を低くすることにより、安定した生産の対応が可能となる。特に、着用者の動きに対するナプキンの固定安定性の点及びめくれ防止の観点から、前方粘着部9の方が後方粘着部7よりも粘着剤の塗工坪量が高く、後方粘着部7の方が前方粘着部9よりも粘着剤の塗工幅が大きいことが好ましい。
後方粘着部7の本体長手方向に沿った長さは、前方粘着部9の本体長手方向に沿った長さと同じか、又はこれよりも長いことが好ましい。即ち、後方粘着部7の本体長手方向に沿った長さをL2、前方粘着部9の本体長手方向に沿った長さL3とした場合、L3に対するL2の比L2/L3が1以上であることが好ましく、L2/L3=1.5〜5であることが更に好ましい。L2/L3が1以上であることにより、畳み曲げ安定性がよく、装着時における下着への固定性やめくれ防止性が良好になるという効果が奏される。本実施形態においては、上述した直線状部6Lを有する後部フラップ部6(非折り返しフラップ部)を採用していることにより、後方粘着部7の本体長手方向に沿った長さ(L2)を、直線状部を有していない従来の後部フラップ部を採用しているナプキンに比して長くすることができるため、L2/L3が1以上となる設計が可能である。
後方粘着部7の本体長手方向に沿った長さ(L2)は、後方部Cの長手方向全長に対して、好ましくは20〜70%、更に好ましくは30〜55%である。
後方粘着部7の本体幅方向に沿った長さ(片側の後方粘着部7についての長さ)は、後方粘着部7が存する領域C1の本体幅方向に沿った長さ(該本体幅方向の全長)に対して、好ましくは10〜30%、更に好ましくは15〜25%である。
本実施形態においては、本体5の非肌当接面上に本体長手方向に沿って、本体5を着衣に固定する本体粘着部10が配されている。本体粘着部10は、縦長の矩形形状を有しており、本体5の幅方向中央部にその長手方向を本体長手方向に一致させて配されている。本体粘着部10の長手方向の長さは、ナプキン1の長手方向の全長に対して好ましくは70〜90%であり、本体粘着部10の幅方向の長さは、吸収体4の幅方向の長さ(最大幅)に好ましくは30〜50%である。
肌当接面を構成する表面シート2、非肌当接面を構成する裏面シート3、吸収体4としては、それぞれ当該技術分野において従来用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。表面シート2としては、例えば、不織布や開孔フィルム等の各種液透過性のシート材を用いることができる。裏面シート3は、液不透過性でも液透過性でも良く、例えば、透湿性を有しない樹脂フィルムや、微細孔を有し、透湿性を有する樹脂フィルム、撥水不織布等の不織布、これらと他のシートとのラミネート体等を用いることができる。吸収体4としては、解繊パルプ等の親水性繊維からなる繊維集合体又はこれに高吸収性ポリマーを保持させたもの等を用いることができる。また、粘着部7,9,10形成用の粘着剤としては、例えばホットメルト接着剤、を用いることができ、特に、粘着部7については、タック性(粘着性)が高く弾性挙動の高い粘着剤を用いることが好ましい。
上述の如き構成を有するナプキン1を具備する本実施形態の畳み構造20においては、図2に示すように、後方粘着部7(フラップ部粘着部)に、剥離シート11が剥離可能に粘着しており、これにより、後部フラップ部6(非折り返しフラップ部)の非肌当接面上に、後方粘着部7と剥離シート11との積層体13が形成されている。また、前方粘着部9(ウイング部粘着部)に、剥離シート11とは別体の剥離シート12が剥離可能に粘着しており、これにより、ウイング部8の非肌当接面上に、前方粘着部9と剥離シート12との積層体14が形成されている。
具体的には、図2に示すように、一対の後部フラップ部6,6は、一対のウイング部8,8と共に、本体長手方向と平行な折り返し線Lyに沿って本体5の肌当接面側(表面シート2側)に折り返されている。折り返された一対の後部フラップ部6,6それぞれに配されている後方粘着部7,7は、1枚の剥離シート11によってまとめて被覆されており、折り返された一対のウイング部8,8それぞれに配されている前方粘着部9,9は、剥離シート11とは別体の1枚の剥離シート12によってまとめて被覆されている。折り返し線Lyは、吸収体4の長手方向側縁より本体幅方向外方で且つ該長手方向側縁の近傍に存している。
また、本体粘着部10には、ナプキン1を包装する包装材15が剥離可能に粘着されている。包装材15は、ナプキン1よりも大きな縦長の矩形形状を有しており、その長手方向を本体長手方向に一致させて粘着されている。包装材15は、例えば、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、ポリビニルアルコール等の樹脂フィルム、不織布、紙、あるいはこれらの2種以上が複合した複合材料等を用いることができる。包装材15の本体粘着部10との粘着面は、公知の剥離処理(シリコーン系樹脂等の塗布等)が施されており、この剥離処理により、包装材15は本体粘着部10に剥離可能に粘着している。尚、剥離シート11の後方粘着部7との粘着面、及び剥離シート12と前方粘着部9との粘着面も、包装材15と同様の剥離処理が施されている。
本実施形態の畳み構造20は、ナプキン1を包装材15と共に本体長手方向に畳んでなるものである。本実施形態の畳み構造20においては、ナプキン1は、該ナプキン1を本体幅方向に横断する3本の仮想畳み線Lx1,Lx2,Lx3に沿って畳まれている。
仮想畳み線Lx1は、後方粘着部7(フラップ部粘着部)と剥離シート11との積層体13を通って本体幅方向に延びている。即ち、ナプキン1は、仮想畳み線Lx1に沿って畳まれている。
このように、ナプキン1が、後部フラップ部6上の後方粘着部7と剥離シート11との積層体13を通って本体幅方向に延びる、仮想畳み線Lx1に沿って畳まれていることにより、後部フラップ部6(非折り返しフラップ部)、吸収体4、剥離シート11等に、畳みに起因する皴が発生することが防止され、該皴によるナプキン着用時の違和感や液吸収性の低下が防止される。このように畳みに起因する皴の発生が防止される理由は、積層体13が配されている部位は、積層体13が配されていない部位に比して厚みが大きくいため、曲げ剛性が大きく、さらに積層体13が後方粘着部7を介して一体化されている領域では、この曲げ剛性に加えて折り畳みではズリ歪みが生じるために、折り曲げにくく、折りのない曲げが生じやすいことによるものと推察される。積層体13が配されている部位は、折り癖(折り線)が付かないように畳まれるため、皴がほとんど発生しない。
仮想畳み線Lx1は、積層体13の本体長手方向の中央部及びその近傍(該中央部から5mm以内の領域)を通ることが好ましい。
上述した皴の発生防止効果を一層高める観点から、剥離シート11はフィルム材料からなることが好ましい。該フィルム材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等が挙げられる。これらの中でも特に、ポリプロピレンはその性質上好ましく、ポリエチレンでもエンボス加工による嵩高化や発泡化されたフィルムが好ましい。また、同様の観点から、剥離シート11の見掛け厚みは、好ましくは30〜80μm、更に好ましくは40〜60μmである。剥離シートの坪量は、20〜40g/m2程度が良好である。
また、剥離シート11として、本実施形態の如き1枚のシート体に替えて、一対の後方粘着部6,6それぞれを個別に被覆する2枚の剥離シートが連結部材によって連結されてなるシート体を用いることも、剥離シートの弾性を高め、皴の発生防止効果を一層高める観点から好ましい。該連結部材としては、例えば粘着剤、あるいは粘着剤を塗工したシート材料を用いることができる。
仮想畳み線Lx1が通過する積層体13を構成する後方粘着部7(フラップ部粘着部)における粘着剤の塗布量は、上述した皴の発生防止効果を一層高める観点から、好ましくは20〜60g/m2、更に好ましくは25〜40g/m2である。
図2に示す如く折り返された一対の後部フラップ部6,6それぞれの直線状部6L,6L間の最短距離(最も近接している側縁間の最短距離)D1は、好ましくは6mm以内、更に好ましくは1〜4mmである。また、折り返された一対のウイング部8,8それぞれの直線状部8L,8L間の最短距離D2は、好ましくは10mm以内、更に好ましくは2〜7mmである。
本実施形態のナプキン1は上述の如く構成されているため、最短距離D1及びD2を斯かる範囲に設定することが可能である。最短距離D1が上記のように短くなっていることにより、後方粘着部7が直線状部6Lに沿って配されていることと相俟って、一対の後方粘着部7,7をまとめて被覆する1枚の剥離シート11のコンパクト化を図ることができ、ナプキン1を仮想畳み線Lx1に沿って畳んだ際の皴の発生がより効果的に防止される。
本実施形態の畳み構造20は、例えば、以下のようにして得られる。
先ず、図2に示す如き状態、即ち、一対の後部フラップ部6,6及び一対のウイング部8,8が表面シート2側に折り返され、1枚の剥離シート11が一対の後方粘着部7,7に粘着され、1枚の剥離シート12が一対の前方粘着部9,9に粘着され、且つ包装材15が本体粘着部10を介してナプキン1に粘着している状態から、ナプキン1を、仮想畳み線Lx1に沿って包装材15と共に長手方向に畳む。
次いで、図4に示すように、ナプキン1を、排泄部対向部Bと後方部Cとの境界部付近において、包装材15と共に長手方向に畳む。このときの仮想畳み線を、図中Lx2で示す。このとき、包装材15と、一対の前方粘着部9,9に粘着している剥離シート12との間を、接着剤等により接合する。
即ち、本実施形態の畳み構造20においては、包装材15と前方粘着部9(ウイング部粘着部)に粘着している剥離シート12との間が接合されている。このように包装材15と剥離シート12との間が接合されていることにより、畳み構造20においてナプキン1を使用する際に、畳まれているナプキン1を展開することによって、同時に剥離シート12の剥離が行われるため、ナプキン1の取り出しが容易になる。特に、本実施形態においては、上述したように、折り返された一対のウイング部8,8それぞれの直線状部8L,8L間の最短距離D2が短く、且つ一対の前方粘着部9,9がナプキン1を幅方向に二分する仮想直線(図示せず)の近傍に配されているため、剥離シート12の剥離が容易である。
次いで、ナプキン1を、前方部Aと排泄部対向部Bとの境界部付近において、包装材15と共に長手方向に畳む。このときの仮想畳み線を、図中Lx3で示す。
ナプキン1は、このように包装材15と共に長手方向に畳まれてコンパクトな形態となる。
そして、畳まれた状態のナプキン1の両側縁から幅方向外方に延出する包装材15の両側部をエンボス加工等の公知の接合方法により封止すると共に、包装材15の端縁部を公知のタブテープ16で所定箇所に止着することにより、図1に示すナプキン1の畳み構造20が得られる。
本実施形態の畳み構造20においてナプキン1を使用する際には、ナプキン1を、図2に示すような状態に展開し、ナプキンの展開と同時あるいは展開後に、包装材15をナプキン1の非肌当接面から引き剥がし、本体粘着部10を露出させる。そして、常法に従って、粘着部7,9,10を介してナプキン1を下着等の着衣に固定する。
こうして、着衣に固定されたナプキン1は、上述した仮想畳み線Lx1の採用により、後部フラップ部6(非折り返しフラップ部)、吸収体4及び剥離シート11(フラップ部粘着部に粘着している剥離シート)等に折り皴が発生していないため、着用時の違和感が無く、良好な着用感及び液吸収性を奏する。
尚、本実施形態の畳み構造20においては、厚みの薄い薄型のナプキンを適用することも可能である。一般に、薄型のナプキンは、折り畳まれることによって折り癖(折り線)が付きやすいため、この種の畳み構造に適用された場合、折り癖に起因する着用時の違和感や液吸収性の低下が問題となっていた。これに対し、本実施形態の畳み構造20においては、上述した仮想畳み線Lx1の採用により、薄型のナプキンに特有の斯かる不都合が効果的に解消される。本実施形態に適用可能な薄型のナプキンとしては、例えば、吸収体の坪量が好ましくは200g/m2以下、更に好ましくは50〜150g/m2のものが挙げられる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。
例えば、前記実施形態は、ナプキン1とは別体の包装材15を具備する畳み構造20であったが、包装材15を具備しておらず、ナプキン1を上述の如く畳んで所定箇所にタブテープ16を貼り付けてなる畳み構造20であっても良い。
また、前記実施形態では、本発明の吸収性物品の適用例の一つとして生理用ナプキンを挙げたが、例えばパンティライナー、軽失禁ライナー等にも適用できる。
図1は、本発明の一実施形態としての生理用ナプキンの畳み構造を示す斜視図である。 図2は、図1に示す畳み構造の展開状態を示す図で、ナプキン側から見た状態を示す平面図である。 図3は、図1に示す畳み構造における生理用ナプキンの裏面シート側の面(非肌当接面)を示す平面図である。 図4は、図1に示す畳み構造の構成及び製造手順を説明するための半展開図である。
符号の説明
20 畳み構造
1 生理用ナプキン
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 本体
6 後部フラップ部(非折り返しフラップ部)
6L 後部フラップ部の直線状部
7 後方粘着部(フラップ部粘着部)
8 ウイング部
9 前方粘着部(ウイング部粘着部)
10 本体粘着部
11 後方粘着部を被覆する剥離シート
12 前方粘着部を被覆する剥離シート
13 後方粘着部と剥離シートとの積層体
15 包装材
A 前方部
B 排泄部対向部
C 後方部
B1 一対のウイング部が存する部位において本体幅方向に沿った長さが最大の領域
C1 一対の後部フラップ部が存する部位において本体幅方向に沿った長さが最大の領域
Lx1,Lx2,Lx3 仮想畳み線
Ly 折り返し線
X 最後方仮想直線
Y1 後方粘着部を本体幅方向に二分する仮想直線

Claims (4)

  1. 縦長の本体、及び該本体の長手方向後方領域の左右両側に延設され、該本体側に折り返されずに使用される非折り返しフラップ部を少なくとも一対有する吸収性物品を、本体長手方向に畳んでなる吸収性物品の畳み構造であって、
    前記本体の非肌当接面上に本体長手方向に沿って、該本体を着衣に固定する縦長の本体粘着部が配されており、該本体粘着部に前記吸収性物品よりも大きな包装材が剥離可能に粘着されており、
    一対の前記非折り返しフラップ部は、前記本体の肌当接面側に折り返されており、折り返された一対の該非折り返しフラップ部の非肌当接面上に、該フラップ部を着衣に固定するフラップ部粘着部が配され、該フラップ部粘着部に剥離シートが剥離可能に粘着されており、折り返された一対の該非折り返しフラップ部それぞれに配されている該フラップ部粘着部は、1枚の該剥離シートによってまとめて被覆されており、
    前記非折り返しフラップ部の本体長手方向に沿った側縁が、本体長手方向と略平行に直線状に延びる直線状部を有しており、前記フラップ部粘着部が該直線状部に沿って配されており、
    前記吸収性物品が、前記フラップ部粘着部と前記剥離シートとの積層体を通って本体幅方向に延びる仮想畳み線に沿って畳まれている吸収性物品の畳み構造。
  2. 前記非折り返しフラップ部よりも本体長手方向前方に位置する前記本体の左右両側に、該本体側に折り返して使用される一対のウイング部が延設されており、
    前記ウイング部の非肌当接面上に、該ウイング部を着衣に固定するウイング部粘着部が配されており、該ウイング部粘着部に、前記剥離シートとは別体の剥離シートが剥離可能に粘着している請求項1記載の吸収性物品の畳み構造。
  3. 前記フラップ部粘着部を本体幅方向に二分する仮想直線上に、前記ウイング部粘着部が存する請求項2記載の吸収性物品の畳み構造。
  4. 記包装材と前記ウイング部粘着部に粘着している前記剥離シートとの間が接合されている請求項2又は3記載の吸収性物品の畳み構造。
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