JP6106025B2 - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6106025B2 JP6106025B2 JP2013107385A JP2013107385A JP6106025B2 JP 6106025 B2 JP6106025 B2 JP 6106025B2 JP 2013107385 A JP2013107385 A JP 2013107385A JP 2013107385 A JP2013107385 A JP 2013107385A JP 6106025 B2 JP6106025 B2 JP 6106025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- back sheet
- absorbent
- article body
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
(1)本発明は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートおよび前記バックシートの間に設けられる吸収層と、を含む物品本体を有する吸収性物品であって、前記物品本体は、男性用下着に装着されるものであり、折り曲げられることで立体形状に成型される立体成型部を後部に有する、ことを特徴とする。
まず、吸収性物品10の全体構成を図1、図2に基づいて説明する。
図1に示すように、実施形態の吸収性物品10は、男性用下着11(図2参照)に装着される物品本体20を有し、この物品本体20は、後方に向けて先細る漏斗状に成型される立体成型部21を後部に有する。また、吸収性物品10は、漏斗状に成型された立体成型部21の形態を保持する保持テープ22(本発明にいう「保持手段」に相当)と、男性用下着11(図2参照)に対する物品本体20の位置ずれを防止する粘着層23(本発明にいう「位置ずれ防止手段」に相当)と、この粘着層23を保護する剥離シート25とを有する。
次に、吸収性物品10の各部構成を図3、図4に基づいて説明する。
図3に示すように、物品本体20は、平板の形態では、平面形状が前後方向に長い長方形状に形成される。物品本体20は、液透過性のトップシート26と、液不透過性のバックシート27と、トップシート26およびバックシート27の間に設けられる吸収層28とを含む。また、物品本体20は、弾性的に伸縮可能な素材で構成される伸縮部31(いわゆるギャザー)を左右両側部に有する。さらに、物品本体20は、立体成型部21を漏斗状に成型するための折り目32とを後部に有する。
図4に示すように、保持テープ22は、折り畳まれた状態で、物品本体20の後端部の左右一側に設けられる。また、保持テープ22は、漏斗状に成型される物品本体20の後部の折り曲げ方向に合わせて、左右方向および前後方向に対して斜めに設けられる。このような保持テープ22には、周知のテープファスナー(例えば、実開平6−75444号公報に記載されるテープファスナー)を用いることが望ましい。この場合、物品本体20の廃棄時止着用のテープとして保持テープ22を再利用することができる。
粘着層23は、バックシート27において、T字状に設けられる。すなわち、この例では、左右方向に延びる第1の粘着層23aと、前後方向に延びる第2の粘着層23bとによって、粘着層23を構成する。第1の粘着層23aは、バックシート27の前部に設けられ、第2の粘着層23bは、バックシート27の左右方向中央部においてバックシート27の前部から後部にかけて設けられる。なお、粘着層23の全体形状、第1の粘着層23aおよび第2の粘着層23bそれぞれの本数や幅、長さは、この例に格別に限定されるものではなく、粘着層23に求められる機能に応じて、任意に変更可能である。
剥離シート25は、バックシート27側において、粘着層23に剥離可能に設けられる。この剥離シート25の外形形状は、粘着層23を覆うことができる形状であれば任意であり、長方形状の他、粘着層23に対応した形状(例えば、T字状)など各種の形状から選択可能である。剥離シート25としては、剥離シート25の基材に剥離剤を塗布したものが好ましく用いられる。剥離シート25の基材は、特に制限はないが、例えば、紙、合成樹脂フィルム、不織布等を基材として用いることができる。剥離剤は、特に限定はないが、例えば、熱硬化性あるいはUV(紫外線)硬化性のシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、イソシアネート系樹脂をあげることができる。
続いて、立体成型部21の成型方法を図5、図6に基づいて説明する。
立体成型部21(図1参照)の成型に際しては、図5に示すように、まず、折り目32を基点として物品本体20の後部の左右一側(この例では、右側)をトップシート26側に折り曲げ(矢印(1))、物品本体20の後部の左右他側(この例では、左側)もトップシート26側に折り曲げる(矢印(2))。
以上、説明した吸収性物品10の効果について述べる。
図7(a)に示すように、吸収性物品10によれば、折り曲げられることで成型される立体成型部21(図中、斜線部で示す)によって、物品本体20の後部と着用者の股間部12との間の隙間を埋めることができる。
11 男性用下着
20 物品本体
21 立体成型部
22 保持テープ(保持手段)
23 粘着層
23a 第1の粘着層
23b 第2の粘着層
25 剥離シート
26 トップシート
27 バックシート
28 吸収層
31 伸縮部
32 折り目
Claims (5)
- 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートおよび前記バックシートの間に設けられる吸収層と、を含む物品本体を有する吸収性物品であって、
前記物品本体は、
男性用下着に装着されるものであり、
折り曲げられることで立体形状に成型される立体成型部を後部に有し、
前記立体成型部は、
後方に向けて先細る漏斗状に成型され、
前記吸収性物品は、漏斗状に成型された前記立体成型部の形態を保持する保持手段を有し、
前記保持手段は、前記バックシートに設けられる保持テープであり、
前記保持テープは、折り畳まれた状態で、前記物品本体の後端部の左右一側に設けられ、かつ、漏斗状に成型される前記物品本体の後部の折り曲げ方向に合わせて、左右方向及び前後方向に対して斜めに設けられており、
前記立体成型部は、前記保持テープを巻き付けて、前記保持テープの先端をバックシートに貼り付けることにより、漏斗状に成型され、かつ、形態が保持されることを特徴とする吸収性物品。 - 前記物品本体は、
前記立体成型部を漏斗状に成型するための折り目を前後方向に沿って有し、
前記折り目は、
前記物品本体の左右方向中央部において、前記物品本体の前後方向中央部から後部にかけて設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記物品本体は、
弾性的に伸縮可能な素材で構成される伸縮部を左右両側部に有し、
左右の前記伸縮部は、
前記物品本体の前後方向中央部よりも後側に配置される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。 - 前記男性用下着に対する前記物品本体の位置ずれを防止する位置ずれ防止手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。
- 前記位置ずれ防止手段は、
前記バックシートの前部に設けられ、左右方向に延びる第1の粘着層と、
前記バックシートの左右方向中央部において前記バックシートの前部から後部にかけて設けられる第2の粘着層と、
を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013107385A JP6106025B2 (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013107385A JP6106025B2 (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | 吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014226268A JP2014226268A (ja) | 2014-12-08 |
JP6106025B2 true JP6106025B2 (ja) | 2017-03-29 |
Family
ID=52126663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013107385A Active JP6106025B2 (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6106025B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113367896B (zh) * | 2021-05-24 | 2022-08-05 | 福建恒安集团有限公司 | 一种带有刚性立体结构的男性轻度失禁巾 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3583151B2 (ja) * | 1991-11-21 | 2004-10-27 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
JP2005349089A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Yanagihara Shigeyoshi | 尿取りパット |
JP4627473B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-02-09 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 男性用尿吸収物品 |
JP4778820B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-09-21 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
JP4671943B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2011-04-20 | 花王株式会社 | 男性用軽失禁パッド |
-
2013
- 2013-05-21 JP JP2013107385A patent/JP6106025B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014226268A (ja) | 2014-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5922875B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4653537B2 (ja) | 吸収性物品 | |
WO2013147222A1 (ja) | 吸収性物品 | |
KR101968380B1 (ko) | 흡수성 물품 | |
JP2011156254A (ja) | 吸収性物品 | |
TW201412293A (zh) | 吸收性物品 | |
TW201818896A (zh) | 獨立包裝吸收性物品、吸收性物品以及折疊吸收性物品的方法 | |
WO2013024605A1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP3994377B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6030875B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6351354B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6761238B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6106025B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6255203B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6030876B2 (ja) | 吸収性物品 | |
WO2015012146A1 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5791494B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5369316B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5276524B2 (ja) | 使い捨て吸収性物品の製造方法 | |
JP4425038B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2009136600A (ja) | 吸収性物品 | |
JP6219144B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5471017B2 (ja) | 男性用軽失禁パッド | |
JP6311986B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6312056B2 (ja) | 吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6106025 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |