JP6521832B2 - 水素含有ガス生成装置 - Google Patents
水素含有ガス生成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6521832B2 JP6521832B2 JP2015207392A JP2015207392A JP6521832B2 JP 6521832 B2 JP6521832 B2 JP 6521832B2 JP 2015207392 A JP2015207392 A JP 2015207392A JP 2015207392 A JP2015207392 A JP 2015207392A JP 6521832 B2 JP6521832 B2 JP 6521832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- desulfurization
- catalyst
- temperature
- reforming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
脱硫部は、容器の内部の触媒収容空間に粒状の脱硫処理触媒が収容されて、容器状に構成される。
そして、脱硫部で所望通りに脱硫処理が可能になるのを速めて、所定の成分で水素含有ガスの生成が可能になるのに要する起動時間を短縮すべく、起動時に、脱硫処理触媒を起動時脱硫部温度に昇温させるために、容器状の脱硫部の一部を外部から加熱することで脱硫処理触媒を加熱する脱硫部加熱手段が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
変成部も、容器の内部の触媒収容空間に粒状の変成処理触媒が収容されて、容器状に構成され、選択除去部も、容器の内部の触媒収容空間に粒状の選択除去処理触媒が収容されて、容器状に構成される。
この容器Bは、例えば、厚さ方向視で矩形状の一対の皿形状容器形成部材51の間に、厚さ方向視で矩形状の平板状の区画部材52を位置させた状態で、周辺部が溶接接続されて、内部に二つの偏平な内部空間Sが区画形成される。そして、例えば、二つの内部空間Sの一方を触媒収容空間Rとして、その触媒収容空間Rに脱硫処理触媒1cが収容されることにより、容器Bを用いて、容器状の脱硫部1が構成される。
図示を省略するが、変成部、選択除去部も、夫々、脱硫部を構成するのと同様の扁平状の容器Bを用いて、容器状に構成される。
図示を省略するが、変成部加熱手段、選択除去部加熱手段も、夫々、脱硫部加熱手段21と同様のプレート状に構成されて、脱硫部加熱手段21と同様に、扁平状の容器Bに対して設けられる。
例えば、図6(a)に示すように、脱硫部1が扁平状の容器Bを用いて構成される場合、起動時昇温処理が実行されると、図6(b)に示すように、皿形状容器形成部材51において脱硫部加熱手段21により加熱される部分が、触媒収容空間Rの内方側へ反ることになる。尚、図6(b)は、皿形状容器形成部材51の反りの状態を分かり易く示すために、反りの状態を誇張して示している。
前記運転制御手段が、前記脱硫部への原燃料ガスの供給を開始して前記改質部にて改質処理を開始する前に、前記脱硫処理触媒を起動時脱硫部温度に昇温させるべく前記脱硫部加熱手段を制御する起動時昇温処理を実行するように構成された水素含有ガス生成装置であって、その特徴構成は、
前記脱硫処理触媒を前記起動時脱硫部温度よりも低い脱硫部予備加熱温度に加熱する予備加熱手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記予備加熱手段を作動させて、前記脱硫処理触媒を前記脱硫部予備加熱温度に加熱した後、前記起動時昇温処理を実行するように構成されている点にある。
そして、脱硫部加熱手段による容器の一部の外部からの加熱によって、脱硫処理触媒を起動時脱硫部温度に昇温させるにしても、予備加熱手段の作動によって、常温から起動時脱硫部温度に至るまでの途中の脱硫部予備加熱温度で、脱硫部を構成する容器の熱膨張を極力広範囲に行きわたらせた後に、脱硫部加熱手段による容器の一部の外部からの加熱によって、脱硫処理触媒を起動時脱硫部温度に昇温させる。すると、脱硫部加熱手段による容器の一部の外部からの加熱によって、脱硫処理触媒を一挙に常温から起動時脱硫部温度に昇温させる場合に比べて、脱硫部を構成する容器の局所的な熱膨張を抑制することができるので、脱硫部を構成する容器が局所的に触媒収容空間の内方側へ反るのを抑制することができる。
従って、起動時における脱硫処理触媒の圧壊を抑制することにより、脱硫部における脱硫処理能力の低下を抑制することができるので、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を抑制し得る水素含有ガス生成装置を提供することができる。
そのような形態での脱硫処理触媒の加熱が、脱硫処理触媒が脱硫部予備加熱温度に加熱されるまで継続されるので、脱硫部を構成する容器が、一層広範囲にわたって一層均等に脱硫部予備加熱温度に近い温度に加熱されることになり、脱硫部を構成する容器の熱膨張を一層広範囲に且つ均等に行きわたらせることが可能となる。
従って、起動時における脱硫処理触媒の圧壊を更に抑制して、脱硫部における脱硫処理能力の低下を更に抑制することができるので、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を更に抑制することができる。
前記運転制御手段が、
前記起動時昇温処理において、前記変成処理触媒を起動時変成部温度に昇温させるべく前記変成部加熱手段を制御し、且つ、前記選択除去処理触媒を起動時選択除去部温度に昇温させるべく前記選択除去部加熱手段を制御するように構成されている点にある。
そして、変成部を構成する容器の熱膨張が一層広範囲に且つ均等に行きわたった後に、変成部加熱手段によって、変成部を構成する容器の一部を外部から加熱して、変成処理触媒を起動時変成部温度に昇温させ、並びに、選択除去部を構成する容器の熱膨張が一層広範囲に且つ均等に行きわたった後に、選択除去部加熱手段によって、選択除去部を構成する容器の一部を外部から加熱して、選択除去処理触媒を起動時選択除去部温度に昇温させる。
すると、変成部を構成する容器及び選択除去部を構成する容器夫々の局所的な熱膨張を抑制することができるので、変成部を構成する容器及び選択除去部を構成する容器夫々の触媒収容空間内方側への局所的な反りを抑制することができる。
従って、改質部で生成された改質ガスに対して変成処理及び選択除去処理が施されて、一酸化炭素ガスが低減されるので、一酸化炭素濃度がより一層低い水素含有ガスが生成される。そして、そのように一酸化炭素濃度がより一層低い水素含有ガスの生成が可能な水素含有ガス生成装置において、脱硫部における脱硫処理能力の低下の抑制に加えて、起動時における変成処理触媒及び選択除去処理触媒の圧壊を抑制して、変成部における変成処理能力及び選択除去部における選択除去処理能力の低下を抑制することができるので、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を抑制することができる。
前記原燃料ガス加熱手段にて加熱された原燃料ガスを、少なくとも前記変成部を通過させた後に取り出して、前記改質用バーナに燃焼用燃料として供給するリサイクル路が設けられている点にある。
つまり、改質部で所望通りに改質処理が可能になるのを速めて、起動時間を短縮すべく、起動時に、改質用バーナを燃焼させて、改質処理触媒を所定の起動時改質部温度に昇温させるようになっている。
そこで、起動時に、脱硫部を構成する容器の局所的な反りを抑制するために、原燃料ガス加熱手段にて加熱して脱硫部に供給する原燃料ガスを、脱硫部の通過後、少なくとも変成部を通過させた後に取り出して、改質用バーナで燃焼させることにより、起動時の改質処理触媒の昇温用として用いることができる。
従って、水素含有ガス生成にあたってのエネルギー効率の低下を抑制しながら、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を抑制することができる。
前記予備加熱手段が、前記脱硫部加熱手段と前記運転制御手段とを備えて構成されている点にある。
ここで、運転停止中とは、改質処理が実行された後、脱硫部への原燃料ガスの供給が停止される運転停止中以外に、水素含有ガス生成装置が設置されて、初めて改質処理が行われる前の運転停止中も含むものである。
そのように運転中に脱硫部を構成する容器の熱膨張が均等に全体に行きわたっている状態で、運転が停止されると、待機加熱処理が実行される。つまり、脱硫部を構成する容器内に収容されている脱硫処理触媒の温度が脱硫部予備加熱温度近くに下がると、脱硫処理触媒の温度を脱硫部予備加熱温度に維持するように、脱硫部加熱手段が制御されるので、脱硫部を構成する容器の熱膨張が均等に全体に行きわたっている状態が維持される。
又、初めて改質処理が行われる前に待機加熱処理が実行される場合は、脱硫処理触媒の温度を脱硫部予備加熱温度に維持するように、脱硫部加熱手段が制御されると共に、そのような脱硫部加熱手段の制御が、脱硫部を構成する容器の熱膨張が均等に全体に行きわたる程度にまで継続されるようにすることが可能である。
従って、起動時における脱硫処理触媒の圧壊を更に抑制して、脱硫部における脱硫処理能力の低下を更に抑制することができるので、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を更に抑制することができる。
つまり、運転停止中に、脱硫処理触媒の温度を脱硫部予備加熱温度に維持すべく、脱硫部加熱手段を作動させる待機加熱処理を実行するにしても、運転停止期間が所定の設定期間よりも長いときは、待機加熱処理の実行が停止されるので、エネルギーの過度な消費を防止することができる。
従って、水素含有ガス生成にあたってのエネルギー効率の低下を抑制しながら、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を抑制することができる。
前記運転制御手段が、
前記起動時昇温処理において、前記変成処理触媒を起動時変成部温度に昇温させるべく前記変成部加熱手段を制御し、且つ、前記選択除去処理触媒を起動時選択除去部温度に昇温させるべく前記選択除去部加熱手段を制御するように構成され、並びに、
前記待機加熱処理において、前記変成処理触媒を前記起動時変成部温度よりも低い変成部予備加熱温度に維持すべく前記変成部加熱手段を制御し、且つ、前記選択除去処理触媒を前記起動時選択除去部温度よりも低い選択除去部予備加熱温度に維持すべく前記選択除去部加熱手段を制御するように構成されている点にある。
又、初めて改質処理が行われる前に待機加熱処理が実行される場合は、変成処理触媒の温度を変成部予備加熱温度に維持するように変成部加熱手段が制御され、並びに、選択除去処理触媒の温度を選択除去部予備加熱温度に維持するように選択除去部加熱手段が制御されると共に、そのような変成部加熱手段及び選択除去部加熱手段の制御が、変成部及び選択除去部夫々を構成する容器の熱膨張が均等に全体に行きわたる程度にまで継続されるようにすることが可能である。
そして、起動時には、常温から起動時変成部温度に至るまでの途中の変成部予備加熱温度で、変成部を構成する容器の熱膨張が均等に全体に行きわたっている状態で、変成部加熱手段によって、変成部を構成する容器の一部を外部から加熱して、変成処理触媒を起動時変成部温度に昇温させることにより、変成部を構成する容器の局所的な熱膨張を抑制することができる。同様に、起動時には、常温から起動時選択除去部温度に至るまでの途中の選択除去部予備加熱温度で、選択除去部を構成する容器の熱膨張が均等に全体に行きわたっている状態で、選択除去部加熱手段によって、選択除去部を構成する容器の一部を外部から加熱して、選択除去処理触媒を起動時選択除去部温度に昇温させることにより、選択除去部を構成する容器の局所的な熱膨張を抑制することができる。これらのことにより、変成部を構成する容器及び選択除去部を構成する容器夫々の触媒収容空間内方側への局所的な反りを抑制することができる。
従って、改質部で生成された改質ガスに対して変成処理及び選択除去処理が施されて、一酸化炭素ガスが低減されるので、一酸化炭素濃度がより一層低い水素含有ガスが生成される。そして、そのように一酸化炭素濃度がより一層低い水素含有ガスの生成が可能な水素含有ガス生成装置において、脱硫部における脱硫処理能力の低下の抑制に加えて、起動時における変成処理触媒及び選択除去処理触媒の圧壊を抑制して、変成部における変成処理能力及び選択除去部における選択除去処理能力の低下を抑制することができるので、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を抑制することができる。
前記脱硫部、前記変成部及び前記選択除去部夫々の前記触媒収容空間を夫々形成する複数の前記容器が、容器厚さ方向に積層状態に並べられている点にある。
一方、脱硫部、変成部、選択除去部夫々を構成する容器が積層状態に並べられることで、夫々の容器における容器厚さ方向に直交する面を形成する部分は、容器厚さ方向における触媒収容空間の外方側への反りがきつく規制されるので、触媒収容空間の内方側へ反り易い。
そこで、予備加熱手段を設けて起動時に作動させることにより、脱硫部、変成部、選択除去部夫々を構成する容器について、夫々の容器における容器厚さ方向に直交する面を形成する部分が触媒収容空間の内方側へ反るのを効果的に抑制することができる。
従って、水素含有ガス生成装置をコンパクトに構成しながらも、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を効果的に抑制することができる。
〔第1実施形態〕
先ず、第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、水素含有ガス生成装置Pは、容器B(B3)の内部の触媒収容空間Rに粒状の脱硫処理触媒1cが収容されて、供給される炭化水素系の原燃料ガスに対して脱硫処理を施す脱硫部1と、脱硫部1の一部を外部から加熱することで脱硫処理触媒1cを加熱する脱硫部ヒータ21(脱硫部加熱手段の一例)と、触媒収容空間Rに粒状の改質処理触媒2cが収容され且つガス受け入れ可能に脱硫部1に接続されて、脱硫部1から供給される脱硫処理後の原燃料ガス(以下、脱硫原燃料ガスと記載する場合がある)を改質処理して水素ガスを主成分とする改質ガスを生成する改質部2と、運転を制御する運転制御部(運転制御手段の一例)C等を備えて構成されている。
この燃料電池Gは、周知であるので詳細な説明及び図示を省略して簡単に説明すると、例えば、固体高分子膜を電解質層とするセルを複数積層状態に設けた固体高分子型に構成され、各セルの燃料極に水素含有ガス生成装置Pから燃料ガス供給路32を通して燃料ガスを供給し、各セルの酸素極に反応用空気ブロア33により空気を供給して、水素と酸素との電気化学反応により発電を行うように構成されている。
脱硫部1は、脱硫処理触媒1cを所定の脱硫処理温度(例えば200〜300℃の範囲)に昇温させた状態で、原燃料ガス中の硫黄化合物を水素化すると共に、その水素化物を吸着して脱硫する。脱硫処理触媒1cは、触媒作用させる物質をセラミック製等の多孔質粒状体に担持させて構成される。ちなみに、脱硫部1における脱硫反応は発熱反応である。
そして、改質部2は、改質処理触媒2cを所定の改質処理温度(例えば600〜700℃の範囲)に昇温させた状態で炭化水素系の原燃料ガスを水素ガスと一酸化炭素ガスとを含む改質ガスに改質処理する。例えば、原燃料ガスがメタンガスを主成分とする天然ガスベースの都市ガス(例えば、13A)である場合は、下記の反応式にて、メタンガスを水蒸気と反応させて改質処理する。改質処理触媒2cは、ルテニウム、ニッケル、白金等の触媒作用させる物質をセラミック製等の多孔質粒状体に担持させて構成される。ちなみに、改質部2における改質反応は吸熱反応である。
図1に基づいて、改質装置Mについて説明を加える。
改質装置Mは、夫々円筒状の内筒14と外筒15とを同軸状に配設し、それらの両端を上板16及び底板17にて閉塞し、更に、内筒14の内部に、円筒状の輻射筒18を、一端を上板16に固定し、他端を底板17から離間させた状態で、内筒14と同軸状に設けて構成されている。
内筒14と外筒15との間に環状の触媒収容空間Rが形成され、その触媒収容空間Rに改質処理触媒2cが充填されて、内筒14、外筒15、上板16及び底板17等により、改質部2が構成される。
又、改質用バーナ3が、内筒14と同軸状に上板16に支持された状態で、内筒14内の空間を燃焼空間とするように設けられ、内筒14、上板16及び底板17等により、燃焼部4が構成されている。
改質用バーナ3には、燃焼用ガス燃料を供給する燃焼用ガス燃料供給路38が接続され、燃焼用ガス燃料ポンプ39が、都市ガス(13A等)を燃焼用ガス燃料として燃焼用ガス燃料供給路38に供給するように設けられている。又、燃料電池Gの燃料極から水素が残存した状態で排出されるオフガスを燃焼用ガス燃料として導くオフガス路40、及び、燃焼用空気ブロア41からの燃焼用空気を導く燃焼用空気供給路42が、混合器43を介して燃焼用ガス燃料供給路38に接続されている。
更に、燃焼用ガス燃料供給路38には、都市ガスの流量を調整する燃焼用ガス燃料流量調整弁44が設けられている。
又、上板16には、改質部温度センサ27が、触媒収容空間Rに収容されている改質処理触媒2cの温度を検出するように支持されている。
又、底板17には、改質部2で改質処理された改質ガスを通流させるガス処理流路45が、外筒15と内筒14との間の触媒収容空間Rに連通する状態で接続されている。
改質処理触媒2cを改質処理が可能な改質処理温度に加熱するに当たって、オフガスだけでは不足する不足分を都市ガスにて補うように、燃焼用ガス燃料流量調整弁44により都市ガスの流量が調整される。
そして、水素含有ガス生成装置Pは、改質装置M及び複数の容器Bを、改質装置Mを中間に位置させた状態で容器厚さ方向に積層状態に並べ、それら複数の容器Bを容器並び方向(容器厚さ方向に相当する)両側から押し付け手段(図示省略)にて押し付けることにより構成されている。このように構成された水素含有ガス生成装置Pが、容器並び方向を略水平方向に沿わせた姿勢で設置される。
容器Bの区画部材52には、必要に応じて、両側の内部空間Sを連通する連通口53が設けられている
尚、図2及び図3は、左から3個目の容器B3を示すものであり、詳細は後述するが、この容器B3は、脱硫部1と脱硫前原燃料通流部13を構成するものである。
脱硫部ヒータ21は、厚さ方向視が矩形状で、プレート状の電気ヒータにて構成され、この脱硫部ヒータ21が、左から3個目の容器B3における左側面、即ち、脱硫部1の側面を形成する皿形状容器形成部材51に当て付けて設けられている。
図2及び図3に示すように、脱硫部1の側面を形成する皿形状容器形成部材51には、脱硫部ヒータ21を入れ込むための凹部51dが設けられ、脱硫部ヒータ21は、この凹部51dに入れ込まれた状態で、皿形状容器形成部材51に当て付けて設けられている。
左から5個目の容器B5における左側の内部空間Sを触媒収容空間Rとし、その触媒収容空間Rに変成処理触媒5cを収容して、左側の内部空間Sを有する部分により変成部5が構成され、右側の内部空間Sを有する部分により、冷却用排ガス通流部9が構成されている。
つまり、左から4個目の容器B4にて構成される変成部5、左から5個目の容器B5にて構成される変成部5、左から6個目の容器B6にて構成される変成部5を、夫々、1段目、2段目、3段目として、順に改質ガスを通流させるように構成されて、変成部5が3段に設けられている。
図示を省略するが、変成部ヒータ22を当て付ける皿形状容器形成部材51にも、脱硫部ヒータ21を当て付ける皿形状容器形成部材51と同様の凹部51dが設けられ、変成部ヒータ22は、この凹部51dに入れ込まれた状態で、皿形状容器形成部材51に当て付けて設けられている。
6が構成されている。
図示を省略するが、選択酸化部ヒータ23を当て付ける皿形状容器形成部材51にも、脱硫部ヒータ21を当て付ける皿形状容器形成部材51と同様の凹部51dが設けられ、選択酸化部ヒータ23は、この凹部51dに入れ込まれた状態で、皿形状容器形成部材51に当て付けて設けられている。
又、脱硫部1と脱硫後原燃料通流部11とを接続するガス処理流路45には、脱硫原燃料ガスに水蒸気を混合させるためのエジェクタ29が設けられている。
図1に示すように、運転制御部Cには、時系列的な熱消費データ及び時系列的な電力消費データを管理して、その管理データに基づいて、燃料電池Gの運転条件を設定する学習部Cpが備えられて、運転制御部Cは、学習部Cpにて設定された運転条件で燃料電池Gを運転するように、水素含有ガスを生成すべく、水素含有ガス生成装置Pの運転を制御するように構成されている。
ちなみに、学習部Cpは、燃料電池Gの運転条件として、例えば、電力負荷に追従して発電する電力負荷追従運転を実行するとして、燃料電池Gの運転時間帯を設定するが、このように時系列的な熱消費データ及び時系列的な電力消費データに基づいて燃料電池Gの運転条件を設定する機能、所謂、学習機能としては、周知の種々の手法を用いることが可能であるので、詳細な説明を省略する。
この実施形態では、変成部5及び選択酸化部6が設けられているので、運転制御部Cは、起動時昇温処理では、変成処理触媒5cを起動時変成部温度に昇温させるべく変成部ヒータ22を制御し、且つ、選択酸化処理触媒6cを起動時選択酸化部温度(起動時選択除去部温度の一例)に昇温させるべく選択酸化部ヒータ23を制御するように構成されている。
同様に、起動時脱硫部温度は、上記の脱硫処理温度(例えば200〜300℃の範囲)か、その脱硫処理温度よりも多少低い温度に、起動時変成部温度は、上記の変成処理温度(例えば180〜250℃の範囲)か、その変成処理温度よりも多少低い温度に、起動時選択酸化部温度は、上記の選択酸化処理温度(例えば、80〜150℃の範囲)か、その選択酸化処理温度よりも多少低い温度に、夫々、設定される。
つまり、起動時昇温処理を実行すると、脱硫部1での脱硫処理、改質部2での改質処理、変成部5での変成処理及び選択酸化部6での選択酸化処理が可能、又は、略可能な状態となるので、起動時昇温処理を実行すると、脱硫部1へ原燃料ガスを供給して水素含有ガスを生成する通常運転を開始することが可能となる。
この第1実施形態では、脱硫部1に供給される原燃料ガスを脱硫部予備加熱温度よりも高く且つ起動時脱硫部温度よりも低い原燃料ガス予備加熱温度に加熱する原燃料ガスヒータ60(原燃料ガス加熱手段の一例)と、脱硫処理触媒1cが脱硫部予備加熱温度に加熱されるまで、原燃料ガスヒータ60にて加熱された原燃料ガスを脱硫部1へ供給する予備加熱制御手段61とが設けられている。
そして、予備加熱手段Hが、原燃料ガスヒータ60と予備加熱制御手段61とを備えて構成されている。尚、予備加熱制御手段61は、運転制御部Cを用いて構成されている。
ここで、脱硫部予備加熱温度としては、脱硫処理触媒1cの圧壊を十分に抑制できるように、脱硫部1を構成する容器B3の局所的な反りを十分に抑制できる温度、例えば100℃以上(この第1実施形態では、100℃)に設定され、原燃料ガス予備加熱温度としては、例えば200℃以下(この第1実施形態では、200℃)の温度に設定される。
又、原燃料ガス供給路35には、原燃料ガスヒータ60にて加熱された原燃料ガスの温度を検出する原燃料ガス予備加熱温度センサ62が設けられている。
リサイクル路63は、予熱ガス切換用三方弁64を介して、燃料ガス供給路32に接続されて、並びに、混合器43を介して燃焼用ガス燃料供給路38に接続されている。予熱ガス切換用三方弁64は、燃料ガス供給路32における当該予熱ガス切換用三方弁64よりも上流側と当該予熱ガス切換用三方弁64よりも下流側とを連通状態にする通常流路状態、及び、燃料ガス供給路32における当該予熱ガス切換用三方弁64よりも上流側とリサイクル路62とを連通状態にするリサイクル流路状態に択一的に切り換え可能に構成されている。
つまり、原燃料ガスヒータ60にて原燃料ガス予備加熱温度に加熱された原燃料ガスを、脱硫部1、改質部2、3段の変成部5、選択酸化部6を順に通過させた後に取り出して、改質用バーナ3に燃焼用燃料として供給するように構成されている。
又、図示を省略するが、運転制御部Cに対して、手動操作で運転開始指令及び運転停止指令を指令する運転スイッチも設けられている。つまり、この運転スイッチにより、学習運転を休止して、人為操作で運転開始指令を指令することも可能となっている。
図4のフローチャートに示すように、運転制御部Cは、運転開始指令が指令されると、脱硫部温度センサ24の検出温度を読み込んで、その検出温度が所定の予備加熱回避温度よりも低い場合は、予備加熱処理を実行した後、起動時昇温処理を実行し、その検出温度が予備加熱回避温度以上の場合は、予備加熱処理を実行することなく、直ちに、起動時昇温処理を実行する(ステップ#1〜4)。
起動時昇温処理が終了すると、運転停止指令が指令されるまで、通常運転を実行し、運転停止指令が指令されると、停止処理を実行して運転を停止する(ステップ#5〜7)。
この通常運転では、運転制御部Cは、改質部温度センサ27の検出温度を改質処理温度に維持するように、改質用バーナ3の燃焼量を調整すべく燃焼用ガス燃料流量調整弁44を制御すると共に、選択酸化部温度センサ26の検出温度を選択酸化処理温度に維持するように、冷却用ファン48の通風量を調節し、並びに、電力負荷に追従して燃料電池Gの出力電力を出力電力調整範囲で調整すべく、脱硫部1に供給される原燃料ガスの流量を調整するように、原燃料ガス流量調整弁36を制御する。尚、蒸発処理部8に供給される改質用水の流量が、脱硫部1に供給される原燃料ガスの流量に見合った流量になるように調整されるが、そのような改質用水の流量の調整手法は、周知の各種手法を用いることができるので、説明を省略する。
原燃料ガスヒータ60により加熱された原燃料ガスの通流により、脱硫部1の触媒収容空間Rに収容されている脱硫処理触媒1c、変成部5の触媒収容空間Rに収容されている変成処理触媒5c、選択酸化部6の触媒収容空間Rに収容されている選択酸化触媒6cは、夫々、広範囲にわたって均一に加熱されるので、脱硫部1を構成する容器B(B3)、変成部5を構成する容器B(B4,5,6)、及び、選択酸化部6を構成する容器B(B7)夫々について、熱膨張を広範囲に且つ均等に行きわたらせることができる。
従って、改質部2で生成された改質ガスに対して変成処理及び選択除去処理が施されて、一酸化炭素ガスが低減されるので、一酸化炭素濃度がより一層低い水素含有ガスが生成される。そして、そのように一酸化炭素濃度がより一層低い水素含有ガスの生成が可能な水素含有ガス生成装置において、起動時における脱硫処理触媒1c、変成処理触媒5c及び選択酸化処理触媒6cの圧壊を抑制して、脱硫処理能力、変成処理能力及び選択除去処理能力の低下を抑制することができるので、運転時間の経過に伴う水素含有ガスの生成能力低下を抑制することができる。
又、水素含有ガス生成装置Pの停止後の経過時間が短い場合等、脱硫処理触媒1cの温度が予備加熱回避温度以上の場合は、予備加熱処理を実行しないで直ちに起動時昇温処理を実行しても、脱硫部1、変成部5、選択酸化部6夫々を構成する容器Bの局所的な反りが十分に抑制される。そのような場合は、予備加熱処理の実行が回避されるので、不必要に予備加熱処理が実行されて、起動時間が長くなるのを回避することができる。
以下、本発明の第2実施形態を説明するが、この第2実施形態は予備加熱手段Hの別の実施形態を説明するものであり、予備加熱手段H以外の構成は上記の第1実施形態と同様である。従って、重複説明を避けるために、第1実施形態と同じ構成要素や同じ作用を有する構成要素については、同じ符号を付すことにより説明を省略して、主として、予備加熱手段Hについて説明する。
又、変成部5及び選択酸化部6が設けられているので、運転制御部Cが、待機加熱処理において、変成処理触媒5cを起動時変成部温度よりも低い変成部予備加熱温度に維持するように変成部ヒータ22を制御し、且つ、選択除去処理触媒6cを起動時選択除去部温度よりも低い選択酸化部予備加熱温度に維持するように選択酸化部ヒータ23を制御するように構成されている。
つまり、予備加熱手段Hが、脱硫部ヒータ21及び運転制御部Cに加えて、変成部ヒータ22及び選択酸化部ヒータ23も備えて構成されている。
そして、運転制御部Cが、原燃料ガスポンプ34の停止による原燃料ガスの供給停止等の停止処理を実行して、通常運転を終了した運転停止時点から、運転予約部65にて設定された運転開始日時までの運転停止期間が、予め設定された所定の設定期間よりも長いときは、待機加熱処理の実行を停止する。ここで、設定期間は、例えば1週間程度に設定される。
運転制御部Cは、停止処理を実行した後は、待機加熱処理を実行し、その待機加熱処理では、脱硫部温度センサ24、変成部温度センサ25及び選択酸化部温度センサ26夫々の検出温度を監視して、脱硫部温度センサ24の検出温度を脱硫部予備加熱温度に維持するように脱硫部ヒータ21を制御し、変成部温度センサ25の検出温度を変成部予備加熱温度に維持するように変成部ヒータ22を制御し、且つ、選択酸化部温度センサ26の検出温度を選択酸化部予備加熱温度に維持するように選択酸化部ヒータ23を制御する。
又、運転制御部Cは、運転停止時点から運転予約部65にて設定された運転開始日時までの運転停止期間が、設定期間よりも長いときは、待機加熱処理の実行を停止する。
変成処理触媒5cを変成部予備加熱温度に維持するように変成部ヒータ22を制御する制御形態、及び、選択酸化処理触媒6cを選択酸化部予備加熱温度に維持するように選択酸化部ヒータ23を制御する制御形態も、上述の脱硫部ヒータ21の制御形態と同様の制御形態を採用することができる。
(A)リサイクル路63を設けるに、上記の第1実施形態では、原燃料ガスヒータ60にて加熱された原燃料ガスを選択酸化部6を通過させた後に取り出すように設けたが、変成部5(3段目の変成部5)を通過させた後、選択酸化部6に供給される前に取り出すように設けても良い。この場合、リサイクル路63は、3段目の変成部5と選択酸化部6とを接続するガス処理流路45に対して、三方弁等の流路切換機構を介して接続する。
この場合は、脱硫部1、変成部5及び選択酸化部6夫々を構成する容器Bの熱膨張が全体に行きわたる程度にまで、待機加熱処理が継続されるように構成する。
又、運転制御部Cを構成するに、運転スイッチにより初めて運転開始指令が指令されたときは、直ちに待機加熱処理を実行した後、起動時昇温処理を実行するように構成する。
1c 脱硫処理触媒
2 改質部
2c 改質処理触媒
3 改質用バーナ
5 変成部
5c 変成処理触媒
6 選択酸化部(選択除去部)
6c 選択酸化処理触媒(選択除去処理触媒)
21 脱硫部ヒータ(脱硫部加熱手段)
22 変成部ヒータ(変成部加熱手段)
23 選択酸化部ヒータ(選択除去部加熱手段)
60 原燃料ガスヒータ(原燃料ガス加熱手段)
61 予備加熱制御手段
63 リサイクル路
B 容器
C 運転制御部(運転制御手段)
H 予備加熱手段
R 触媒収容空間
Claims (8)
- 容器の内部の触媒収容空間に脱硫処理触媒が収容されて、供給される原燃料ガスに対して脱硫処理を施す容器状の脱硫部と、前記脱硫部の一部を外部から加熱することで前記脱硫処理触媒を加熱する脱硫部加熱手段と、改質処理触媒が収容され且つガス受け入れ可能に前記脱硫部に接続されて、前記脱硫部から供給される脱硫処理後の原燃料ガスを改質処理して水素ガスを主成分とする改質ガスを生成する改質部と、運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記脱硫部への原燃料ガスの供給を開始して前記改質部にて改質処理を開始する前に、前記脱硫処理触媒を起動時脱硫部温度に昇温させるべく前記脱硫部加熱手段を制御する起動時昇温処理を実行するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記脱硫処理触媒を前記起動時脱硫部温度よりも低い脱硫部予備加熱温度に加熱する予備加熱手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記予備加熱手段を作動させて、前記脱硫処理触媒を前記脱硫部予備加熱温度に加熱した後、前記起動時昇温処理を実行するように構成されている水素含有ガス生成装置。 - 前記予備加熱手段が、前記脱硫部に供給される原燃料ガスを前記起動時脱硫部温度よりも低い原燃料ガス予備加熱温度に加熱する原燃料ガス加熱手段と、前記脱硫処理触媒が前記脱硫部予備加熱温度に加熱されるまで、前記原燃料ガス加熱手段にて加熱された原燃料ガスを前記脱硫部へ供給する予備加熱制御手段とを備えて構成されている請求項1に記載の水素含有ガス生成装置。
- 容器の内部の触媒収容空間に変成処理触媒が収容され且つガス受け入れ可能に前記改質部に接続されて、前記改質部から供給される改質ガスに対して、一酸化炭素を二酸化炭素に変成する変成処理を施す容器状の変成部と、前記変成部の一部を外部から加熱することで前記変成処理触媒を加熱する変成部加熱手段と、容器の内部の触媒収容空間に選択除去処理触媒が収容され且つガス受け入れ可能に前記変成部に接続されて、前記変成部から供給される変成処理後の改質ガスに対して、一酸化炭素を選択除去する選択除去処理を施す容器状の選択除去部と、前記選択除去部の一部を外部から加熱することで前記選択除去処理触媒を加熱する選択除去部加熱手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記起動時昇温処理において、前記変成処理触媒を起動時変成部温度に昇温させるべく前記変成部加熱手段を制御し、且つ、前記選択除去処理触媒を起動時選択除去部温度に昇温させるべく前記選択除去部加熱手段を制御するように構成されている請求項2に記載の水素含有ガス生成装置。 - 前記改質処理触媒を起動時改質部温度に加熱する改質用バーナと、
前記原燃料ガス加熱手段にて加熱された原燃料ガスを、少なくとも前記変成部を通過させた後に取り出して、前記改質用バーナに燃焼用燃料として供給するリサイクル路が設けられている請求項3に記載の水素含有ガス生成装置。 - 前記運転制御手段が、前記脱硫部への原燃料ガスの供給が停止されて前記改質部での改質処理が停止される運転停止中、前記脱硫処理触媒を前記脱硫部予備加熱温度に維持するように前記脱硫部加熱手段を制御する待機加熱処理を実行するように構成され、
前記予備加熱手段が、前記脱硫部加熱手段と前記運転制御手段とを備えて構成されている請求項1に記載の水素含有ガス生成装置。 - 前記運転制御手段が、前記脱硫部への原燃料ガスの供給が停止された運転停止時点から、次に前記脱硫部への原燃料ガスの供給が開始されて改質処理が開始されるまでの運転停止期間が、所定の設定期間よりも長いときは、前記待機加熱処理の実行を停止するように構成されている請求項5に記載の水素含有ガス生成装置。
- 容器の内部の触媒収容空間に変成処理触媒が収容され且つガス受け入れ可能に前記改質部に接続されて、前記改質部から供給される改質ガスに対して、一酸化炭素を二酸化炭素に変成する変成処理を施す容器状の変成部と、前記変成部の一部を外部から加熱することで前記変成処理触媒を加熱する変成部加熱手段と、容器の内部の触媒収容空間に選択除去処理触媒が収容され且つガス受け入れ可能に前記変成部に接続されて、前記変成部から供給される変成処理後の改質ガスに対して、一酸化炭素を選択除去する選択除去処理を施す容器状の選択除去部と、前記選択除去部の一部を外部から加熱することで前記選択除去処理触媒を加熱する選択除去部加熱手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記起動時昇温処理において、前記変成処理触媒を起動時変成部温度に昇温させるべく前記変成部加熱手段を制御し、且つ、前記選択除去処理触媒を起動時選択除去部温度に昇温させるべく前記選択除去部加熱手段を制御するように構成され、並びに、
前記待機加熱処理において、前記変成処理触媒を前記起動時変成部温度よりも低い変成部予備加熱温度に維持すべく前記変成部加熱手段を制御し、且つ、前記選択除去処理触媒を前記起動時選択除去部温度よりも低い選択除去部予備加熱温度に維持すべく前記選択除去部加熱手段を制御するように構成されている請求項5又は6に記載の水素含有ガス生成装置。 - 前記脱硫部、前記変成部及び前記選択除去部夫々の前記触媒収容空間が、扁平状の各別の容器内に形成され、
前記脱硫部、前記変成部及び前記選択除去部夫々の前記触媒収容空間を夫々形成する複数の前記容器が、容器厚さ方向に積層状態に並べられている請求項3、4、7のいずれか1項に記載の水素含有ガス生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015207392A JP6521832B2 (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 水素含有ガス生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015207392A JP6521832B2 (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 水素含有ガス生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017077999A JP2017077999A (ja) | 2017-04-27 |
JP6521832B2 true JP6521832B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=58665773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015207392A Active JP6521832B2 (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 水素含有ガス生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6521832B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0992316A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-04-04 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池発電装置の昇温方法 |
JPH09245825A (ja) * | 1996-03-14 | 1997-09-19 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
JP4568486B2 (ja) * | 2003-07-25 | 2010-10-27 | 関西電力株式会社 | ハイブリッド型燃料電池システム |
JP2008120913A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Corona Corp | 脱硫システム |
JP6308825B2 (ja) * | 2014-03-17 | 2018-04-11 | 大阪瓦斯株式会社 | 改質装置 |
-
2015
- 2015-10-21 JP JP2015207392A patent/JP6521832B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017077999A (ja) | 2017-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7838161B2 (en) | Reformer and fuel cell system using the same | |
JP2007055868A (ja) | 燃料改質装置 | |
KR20090079517A (ko) | 연료전지 및 연료전지 제어방법 | |
KR100759693B1 (ko) | 일산화탄소 저감기 및 연료전지용 개질기 | |
JP5324752B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置 | |
JP6521832B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置 | |
JP4429032B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 | |
JP4531320B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転制御方法 | |
US20080311446A1 (en) | Fuel processor having temperature control function for co shift reactor and method of operating the fuel processor | |
JP4624382B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転制御方法 | |
JP6523133B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置 | |
JP7223925B2 (ja) | 水素生成装置及びその運転方法 | |
JP5249622B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の起動方法 | |
JPH10324501A (ja) | 一酸化炭素除去装置及び一酸化炭素除去装置の起動方法 | |
JP6381457B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置及び水素含有ガス生成装置の運転方法 | |
JP4872760B2 (ja) | 燃料処理装置の運転制御方法及び装置 | |
JP4484585B2 (ja) | 改質装置 | |
JP5274003B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2015140285A (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 | |
JP2005216615A (ja) | 燃料処理装置及び燃料電池発電システム | |
JP2007261871A (ja) | 水素含有ガス生成装置 | |
JP4835273B2 (ja) | 水素生成装置および燃料電池システム | |
JP6381458B2 (ja) | ガス処理装置用の細分化触媒除去方法 | |
JP6270507B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の起動運転方法及び水素含有ガス生成装置 | |
JP3948885B2 (ja) | 燃料電池における水素含有ガス生成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6521832 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |