JP6521217B2 - モータおよびモータの製造方法 - Google Patents

モータおよびモータの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6521217B2
JP6521217B2 JP2014245261A JP2014245261A JP6521217B2 JP 6521217 B2 JP6521217 B2 JP 6521217B2 JP 2014245261 A JP2014245261 A JP 2014245261A JP 2014245261 A JP2014245261 A JP 2014245261A JP 6521217 B2 JP6521217 B2 JP 6521217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
substrate
holder
teeth
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014245261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016111765A (ja
Inventor
保彦 地村
保彦 地村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Techno Motor Corp
Original Assignee
Nidec Techno Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Techno Motor Corp filed Critical Nidec Techno Motor Corp
Priority to JP2014245261A priority Critical patent/JP6521217B2/ja
Priority to CN201520963759.XU priority patent/CN205249013U/zh
Priority to CN201510845086.2A priority patent/CN105680659A/zh
Publication of JP2016111765A publication Critical patent/JP2016111765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6521217B2 publication Critical patent/JP6521217B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、モータおよびモータの製造方法に関する。
従来より、モータでは、ロータマグネットの位置を検出するセンサが設けられる。特開2008−54390号公報の図1に示されるDCブラシレスモータでは、磁気センサ31が設けられたセンサ基板30は、固定子20を被覆するインシュレータ22の端面に取り付けられる。特許第5335494号公報の図5に示されるモータでも同様に、センシング回路を備える回路基板部110が、インシュレータ108に保持される。特許第5319028号公報の図2に示すDCブラシレスモータでも同様に、センサ基板70が電気絶縁部材62に取り付けられる。
特開2008−54390号公報 特許第5335494号公報 特許第5319028号公報
ところで、センサ基板がインシュレータに固定されるモータでは、インシュレータの形状誤差やステータコアに対する取り付け誤差等の影響により、センサのステータコアに対する相対位置の精度向上に限界がある。このため、ロータマグネットの位置検出の精度向上にも限界がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ステータコアに対するセンサの相対位置の精度を高くすることを目的としている。
本発明の例示的なモータは、上下方向を向く中心軸を中心とする環状のステータコアと、前記ステータコアの複数のティースにインシュレータを介して装着された複数のコイルと、上軸受と下軸受とを有する軸受部と、前記軸受部により前記中心軸を中心として回転可能に支持されるシャフトと、前記シャフトに固定されたロータコアと、前記ロータコアに固定され、前記ステータコアの径方向内側に配置されるロータマグネットと、前記ロータマグネットの位置を検出するセンサが下面に設けられる回路基板と、前記ロータマグネットの上方にて前記回路基板を保持する基板ホルダと、前記ロータコアおよび前記回路基板の上方にて前記上軸受を保持する上軸受ホルダと、を備え、前記上軸受ホルダは、前記シャフトの上部を支持する前記上軸受を保持する上軸受保持部と、前記上軸受保持部から下方に突出し、前記ステータコアの前記外周面において上端から下方に延びる複数の軸受用溝部にそれぞれ固定される複数の上軸受ホルダ脚部と、を備え、前記基板ホルダは、樹脂製であり、前記回路基板の外縁部を保持し、前記回路基板の周方向の移動を制限する基板保持部と、前記基板保持部から下方に突出し、前記ステータコアの外周面において上端から下方に延びる複数の基板用溝部にそれぞれ固定される複数の基板ホルダ脚部と、を備え、前記基板保持部は、前記回路基板を下方から支持する下面支持部と、前記下面支持部の角部に設けられ、前記基板ホルダ脚部が下方に位置する側面支持部と、前記下面支持部のうち隣接する前記側面支持部同士の間に位置し、かつ、前記複数のコイルの一部と上下方向に対向し、前記回路基板の一部と上下方向に対向する隔離部と、を含み、前記隔離部は、前記軸受用溝部および前記上軸受ホルダ脚部よりも径方向内側に位置する
本発明によれば、ステータコアに対するセンサの相対位置の精度を高くすることができる。
図1は、一の実施形態に係るモータの平面図である。 図2は、モータの側面図である。 図3は、モータの斜視図である。 図4は、モータの縦断面図である。 図5は、ステータの斜視図である。 図6は、ステータコアの平面図である。 図7は、ステータコアの斜視図である。 図8は、複数のティースの斜視図である。 図9は、コアバックの斜視図である。 図10は、分割絶縁部およびコイルの平面図である。 図11は、分割絶縁部およびコイルの斜視図である。 図12は、分割絶縁部の斜視図である。 図13は、回路基板および基板ホルダの平面図である。 図14は、回路基板および基板ホルダの底面図である。 図15は、回路基板および基板ホルダの斜視図である。 図16は、回路基板および基板ホルダの斜視図である。 図17は、回路基板、基板ホルダおよびステータの平面図である。 図18は、回路基板、基板ホルダおよびステータの斜視図である。 図19は、基板ホルダおよびステータの平面図である。 図20は、上軸受ホルダの平面図である。 図21は、上軸受ホルダの側面図である。 図22は、上軸受ホルダの斜視図である。 図23は、下軸受ホルダの平面図である。 図24は、下軸受ホルダの側面図である。 図25は、下軸受ホルダの斜視図である。 図26は、モータからケースを省略した状態を示す側面図である。 図27は、モータからケースを省略した状態を示す斜視図である。 図28は、ステータコアの平面図である。 図29は、モータの縦断面図である。 図30は、モータの縦断面図である。 図31は、モータの製造の流れの一例を示す図である。 図32は、分割絶縁部および内コアの斜視図である。 図33は、モータの製造の流れの他の例を示す図である。
本明細書では、モータ1の中心軸J1方向における図4の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。また、中心軸J1に平行な方向を「上下方向」と呼び、中心軸J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸J1を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
図1は、本発明の例示的な一の実施形態に係るモータ1を示す平面図である。図2は、モータ1の側面図である。図3は、モータ1の斜視図である。図4は、モータ1の縦断面図である。図4では、細部の断面における平行斜線を省略している。
モータ1は、インナロータ型のDCブラシレスモータである。モータ1は、例えば、インパクトドライバ等の電動工具の駆動源として用いられる。
モータ1は、固定組立体である静止部2と、回転組立体である回転部3と、軸受部4と、を含む。静止部2は、上下方向に長い略円筒状の部材である。回転部3は、上下方向に長い略円柱状の部材である。回転部3は、静止部2の径方向内側に位置する。
静止部2は、ステータ21と、回路基板22と、基板ホルダ23と、上軸受ホルダ24と、下軸受ホルダ25と、を含む。静止部2は、上下方向を向く中心軸J1を中心とする略円筒状のケース26の径方向内側に収容される。回転部3は、シャフト31と、ロータコア32と、ロータマグネット33と、を含む。軸受部4は、上軸受41と、下軸受42と、を含む。モータ1の駆動時には、ステータ21とロータマグネット33との間にてトルクが発生する。これにより、回転部3が中心軸J1を中心として回転する。
シャフト31は、軸受部4により中心軸J1を中心として回転可能に支持される。シャフト31は、中心軸J1を中心とする略円柱状の部材である。シャフト31は、下軸受ホルダ25よりも下方に突出する。なお、シャフト31の突出方向は必ずしも下方には限定されない。シャフト31は、例えば、上軸受ホルダ24よりも上方に突出してもよい。ロータコア32は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部材である。ロータコア32は、シャフト31の外周面に固定される。ロータマグネット33は、ロータコア32の外周面に固定される。ロータマグネット33は、例えば、ロータコア32の内部に埋め込まれ、ロータコア32の外周面近傍に配置されてもよい。シャフト31は、ロータコア32およびステータ21から上方および下方に突出する。シャフト31の上部は、軸受部4の上軸受41により支持される。シャフト31の下部は、下軸受42により支持される。
ロータコア32の上側および下側には、スペーサ34が設けられる。各スペーサ34は、中心軸J1を中心とする略円環板状の部材である。2つのスペーサ34は、シャフト31の外周面に固定される。2つのスペーサ34はそれぞれ、ロータコア32の上面および下面に接する。上側のスペーサ34の上側には、バックヨーク35が設けられる。バックヨーク35は、中心軸J1を中心とする略円環板状の部材である。バックヨーク35は、上側のスペーサ34の上面に接する。バックヨーク35の上側には、センサマグネット36が設けられる。センサマグネット36は、中心軸J1を中心とする略円環板状の部材である。バックヨーク35およびセンサマグネット36は、スペーサ34を介してシャフト31の外周面に間接的に固定される。詳細には、スペーサ34の中央部に、シャフト31に沿って上方に突出する略円筒状の突出部が設けられ、バックヨーク35の内周面およびセンサマグネット36の内周面が当該突出部に固定される。なお、バックヨーク35の内周面は、シャフト31の外周面に直接的に固定されてもよい。センサマグネット36の内周面も、シャフト31の外周面に直接的に固定されてよい。シャフト31は、上側のスペーサ34およびバックヨーク35から上方に突出する。シャフト31は、また、下側のスペーサ34から下方に突出する。
図5は、ステータ21の斜視図である。ステータ21は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部材である。図4および図5に示すように、ステータ21は、ステータコア211と、インシュレータ212と、複数のコイル213と、を含む。図4に示すように、ステータコア211の径方向内側には、ロータコア32およびロータマグネット33が配置される。
図6は、ステータコア211の平面図である。図7は、ステータコア211の斜視図である。ステータコア211は、中心軸J1を中心とする環状の部材である。ステータコア211は、複数の薄板の磁性鋼板を上下方向に積層して形成される。ステータコア211の外周面には、複数の基板用溝部281と、複数の軸受用溝部282と、が設けられる。複数の基板用溝部281および複数の軸受用溝部282はそれぞれ、ステータコア211の外周面において上端から下方に延びる。図6および図7に示す例では、複数の基板用溝部281および複数の軸受用溝部282はそれぞれ、ステータコア211の外周面において上端から下端に至る。すなわち、複数の基板用溝部281および複数の軸受用溝部282はそれぞれ、ステータコア211の外周面において下端から上方に延びる。
複数の基板用溝部281および複数の軸受用溝部282は、例えば、全て同じ形状および大きさである。この場合、ステータコア211の外周面に形成された複数のステータコア溝部のうち、一部のステータコア溝部が複数の基板用溝部281として利用され、残りのステータコア溝部が複数の軸受用溝部282として利用される。
複数の基板用溝部281と、複数の軸受用溝部282とは、周方向に交互に配置される。複数の基板用溝部281および複数の軸受用溝部282は、周方向に略等角度間隔にて配置される。図6および図7に示す例では、基板用溝部281の数は3であり、軸受用溝部282の数も3である。したがって、これらの溝部は約60度間隔で周方向に配置される。平面視において、基板用溝部281および軸受用溝部282の径方向内端部の周方向の幅は、径方向外端部の周方向の幅よりも小さい。
ステータコア211は、コアバック214と、複数のティース215と、を含む。コアバック214は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部材である。複数のティース215はそれぞれ、コアバック214の内周面から径方向内方に突出する。複数のティース215は、ロータマグネット33と径方向に対向する。複数のティース215は、周方向に等角度間隔にて配置される。図6および図7に示す例では、ティース215の数は6である。複数のティース215とコアバック214とは個別の部材である。
コアバック214の外周面には、上述の複数の基板用溝部281および複数の軸受用溝部282が設けられる。各基板用溝部281の周方向の中央部は、各基板用溝部281の径方向内側に位置するティース215の周方向の中央部と、径方向に並ぶ。各軸受用溝部282の周方向の中央部は、各軸受用溝部282の径方向内側に位置するティース215の周方向の中央部と、径方向に並ぶ。
図8は、複数のティース215の斜視図である。複数のティース215はそれぞれ、ティース先端部216と、ティース基部217と、を含む。ティース先端部216は、ティース基部217の径方向内側の端部から周方向の両側に広がる。換言すれば、ティース基部217は、ティース先端部216の周方向中央部から径方向外方に突出する。各ティース先端部216は、周方向にて隣接するティース先端部216と部分的に連結される。図8に示す例では、ティース先端部216は、上下方向の両端部および中央部に設けられる3つの連結部216aにて、隣接するティース先端部216と連結される。連結部216aの数および上下方向の位置は、適宜変更されてよい。隣接する2つのティース先端部216は、連結部216a以外では互いに離間している。複数のティース215は、当該連結部216aにてティース先端部216が周方向に連結された一繋がりの環状の部材である。以下、当該一繋がりの部材である複数のティース215をまとめて「内コア210」とも呼ぶ。
図9は、コアバック214の斜視図である。コアバック214は、内コア210の径方向外側に位置する環状の外コアである。コアバック214の径方向内側に内コア210が挿入されることにより、図6および図7に示すように、複数のティース215のティース基部217の径方向外端部が、コアバック214の内周面に接続される。内コア210は、例えば、コアバック214の径方向内側に圧入される。
図5に示すインシュレータ212は、例えば、樹脂製である。インシュレータ212は、互いに独立する複数の分割絶縁部218を含む。複数の分割絶縁部218は、複数のティース215をそれぞれ覆う。複数の分割絶縁部218には、複数のコイル213がそれぞれ装着される。分割絶縁部218の数、および、コイル213の数は、ティース215(図6ないし図8参照)の数と等しい。図5に示す例では、分割絶縁部218の数、および、コイル213の数は、それぞれ6である。
図10は、1組の分割絶縁部218およびコイル213を示す平面図である。図11は、分割絶縁部218およびコイル213を径方向内側から見た斜視図である。図12は、分割絶縁部218を径方向外側から見た斜視図である。複数の分割絶縁部218の形状および大きさは同じである。
複数の分割絶縁部218のそれぞれには、径方向に貫通するインシュレータ開口219が設けられる。インシュレータ開口219の周囲には、コイル213が配置される溝部218aが設けられる。分割絶縁部218のインシュレータ開口219には、ティース基部217(図6ないし図8参照)が挿入される。これにより、複数の分割絶縁部218が、複数のティース215にそれぞれ取り付けられる。コイル213は、分割絶縁部218がティース215に取り付けられるよりも前に、巻き線機等により分割絶縁部218に導線を巻回することにより形成される。したがって、複数の分割絶縁部218が複数のティース215に取り付けられることにより、複数のコイル213が、ステータコア211の複数のティース215にインシュレータ212を介して装着される。
図13は、回路基板22および基板ホルダ23を示す平面図である。図14は、回路基板22および基板ホルダ23を示す底面図である。図15は、回路基板22および基板ホルダ23を上方から見た斜視図である。図16は、回路基板22および基板ホルダ23を下方から見た斜視図である。
回路基板22は、平面視において略三角形の板状部材である。回路基板22の中央部には、中心軸J1を中心とする略円形の基板開口222が設けられる。また、回路基板22の外縁部には、切り欠き223が基板開口222から独立して設けられる。図13ないし図16に示す例では、3つの切り欠き223が回路基板22の外縁部に設けられる。これらの切り欠き223には、後述するように、複数のコイル213(図4参照)からの導線が下方から挿入される。回路基板22では、切り欠き223に代えて、複数のコイル213からの導線が下方から挿入される貫通孔が、基板開口222から独立して設けられてもよい。
回路基板22の下面には、センサ221が設けられる。図14および図16に示す例では、3つのセンサ221が、回路基板22の下面に取り付けられる。センサ221は、例えば、磁気センサの1つであるホールセンサである。センサ221として、他の様々なセンサが利用されてもよい。例えば、回路基板22の下面に設けられるエンコーダが、センサ221として利用されてもよい。センサ221からの配線は、例えば、回路基板22に設けられた複数の貫通孔224を介して、回路基板22の下面から上面へと延びる。貫通孔224は、基板開口222、および、コイル213の導線用の切り欠き223または上記貫通孔から独立して回路基板22に設けられる。貫通孔224は、例えば、外部接続用の導線のハンダ接続の際に利用される。
各センサ221は、図4に示すように、ロータマグネット33およびセンサマグネット36の上方に位置する。センサ221により、センサマグネット36の周方向の位置(以下、「回転位置」という。)が検出される。ロータマグネット33に対するセンサマグネット36の相対位置は固定されているため、センサ221によりセンサマグネット36の回転位置が検出されることにより、ロータマグネット33の周方向の位置である回転位置も検出される。換言すれば、センサ221は、センサマグネット36を介して、ロータマグネット33の回転位置を間接的に検出する。これにより、回転部3の回転が検出される。図4に示す例では、センサ221の全体が、インシュレータ212の上端よりも上方に位置する。なお、センサマグネット36が省略され、センサ221によりロータマグネット33の回転位置が直接的に検出されることにより、回転部3の回転が検出されてもよい。
図13ないし図16に示すように、回路基板22は基板ホルダ23の上端部に取り付けられて固定される。基板ホルダ23は、基板保持部231と、複数の基板ホルダ脚部232と、を含む。基板ホルダ23は、樹脂製の部材である。基板保持部231は、平面視において略三角枠状の環状の部位である。基板保持部231は、回路基板22の外縁部を保持する。
基板保持部231は、下面支持部234と、側面支持部235と、移動制限部233と、を含む。下面支持部234は、平面視において略三角枠状の環状の部位である。図13ないし図16に示す例では、基板保持部231は、3つの側面支持部235を含む。3つの側面支持部235は、略三角枠状の下面支持部234の3つの角部に設けられる。各側面支持部235は、下面支持部234の外縁部に沿って延びるとともに、下面支持部234から上方に突出する。下面支持部234は、回路基板22の下面の外縁部に全周に亘って接触し、回路基板22を下方から支持する。各側面支持部235は、回路基板22の側面に接触し、回路基板22を側方から支持する。
図13ないし図16に示す例では、基板保持部231は、3つの移動制限部233を含む。3つの移動制限部233はそれぞれ、3つの側面支持部235の径方向内側の面から径方向内方に突出する。回路基板22の外縁部には、径方向内方に凹む3つの凹部225が設けられている。3つの凹部225はそれぞれ、3つの移動制限部233と嵌合する。このように、基板保持部231の移動制限部233が回路基板22の一部と嵌合することにより、基板ホルダ23に保持された回路基板22の周方向の移動が制限される。なお、移動制限部233の数は、1つでもよく、2つ以上でもよい。また、移動制限部233は、必ずしも、側面支持部235の径方向内側の面に設けられる必要はなく、移動制限部233の位置は様々に変更されてよい。
複数の基板ホルダ脚部232は、基板保持部231から下方に突出する。図13ないし図16に示す例では、基板ホルダ23は、3つの基板ホルダ脚部232を含む。3つの基板ホルダ脚部232は、周方向に略等角度間隔にて配置される。3つの基板ホルダ脚部232は、下面支持部234の上記3つの角部に設けられる。換言すれば、基板ホルダ脚部232は、側面支持部235の下方に位置する。基板ホルダ脚部232は、脚基部236と、脚先端部237と、を含む。脚基部236は、下面支持部234から下方に突出し、脚先端部237は脚基部236から下方に突出する。脚基部236の幅は、側面支持部235とおよそ同じである。脚先端部237の幅は、脚基部236の幅よりも小さい。脚先端部237は、脚基部236の幅方向の中央部に位置する。脚先端部237の幅は、ステータコア211の基板用溝部281(図7参照)の幅におよそ等しい。また、脚先端部237の径方向の厚さは、基板用溝部281の径方向の深さにおよそ等しい。
図17は、回路基板22および基板ホルダ23をステータ21に取り付けた状態を示す平面図である。図18は、回路基板22および基板ホルダ23をステータ21に取り付けた状態を示す斜視図である。基板ホルダ23の複数の基板ホルダ脚部232は、複数の基板用溝部281にそれぞれ上方から挿入されて固定される。詳細には、基板ホルダ脚部232の脚先端部237が、基板用溝部281に挿入され、ステータコア211に直接的に固定される。これにより、図4に示すように、回路基板22が、ロータマグネット33の上方にて基板ホルダ23により保持される。複数の基板ホルダ脚部232は、例えば、圧入または挿入接着にてステータコア211に固定される。
図19は、図17から回路基板22の図示を省略した図である。換言すれば、図19は、基板ホルダ23をステータ21に取り付けた状態を示す平面図である。基板ホルダ23では、下面支持部234のうち側面支持部235と隣接する他の側面支持部235との間の部位238は、コイル213の上方に位置する。また、当該部位238は、回路基板22(図18参照)の下面に接触する。換言すれば、下面支持部234の部位238は、コイル213と回路基板22との間に位置し、コイル213を回路基板22から少なくとも部分的に隔離する。以下の説明では、部位238を「隔離部238」と呼ぶ。
図19に示す例では、基板ホルダ23は、複数のコイル213と回路基板22との間に位置する3つの隔離部238を含む。3つの隔離部238はそれぞれ、隣接する基板ホルダ脚部232(図14参照)の間に位置する。隔離部238がコイル213の上方に配置されることにより、軸受用溝部282が基板ホルダ23よりも径方向外側に位置し、平面視において基板ホルダ23から露出する。各隔離部238は、複数のコイル213の一部と上下方向に対向し、回路基板22の一部と上下方向に対向する。
図20は、上軸受ホルダ24の平面図である。図21は、上軸受ホルダ24の側面図である。図22は、上軸受ホルダ24の斜視図である。上軸受ホルダ24は、上軸受保持部241と、複数の上軸受ホルダ脚部242と、を含む。上軸受ホルダ24は、例えば、金属製である。上軸受ホルダ24は、例えば、樹脂製であってもよい。
上軸受保持部241は、上軸受41(図4参照)を保持する。上軸受保持部241は、上軸受収容部244と、上蓋部245と、を含む。上軸受収容部244は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部位である。上軸受収容部244の内部には、中心軸J1を中心とする略円筒状の上軸受41が収容される。上蓋部245は、上軸受収容部244の外側面から径方向外方に広がる。上蓋部245は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部位である。
複数の上軸受ホルダ脚部242は、上軸受保持部241から下方に突出する。詳細には、複数の上軸受ホルダ脚部242は、上蓋部245の外縁部から下方に突出する。図20ないし図22に示す例では、上軸受ホルダ24は、3つの上軸受ホルダ脚部242を含む。3つの上軸受ホルダ脚部242は、周方向に略等角度間隔にて配置される。上軸受ホルダ脚部242は、脚基部246と、脚先端部247と、を含む。脚基部246は、上蓋部245から下方に突出し、脚先端部247は脚基部246から下方に突出する。
脚先端部247の幅は、脚基部246の幅よりも小さい。脚先端部247は、脚基部246の幅方向の中央部に位置する。脚先端部247の幅は、ステータコア211の軸受用溝部282(図7参照)の幅におよそ等しい。また、脚先端部247の径方向の厚さは、軸受用溝部282の径方向の深さにおよそ等しい。上述のように、軸受用溝部282の形状と基板用溝部281の形状とはおよそ同じであるため、上軸受ホルダ脚部242の脚先端部247の幅および径方向の厚さは、基板ホルダ脚部232の脚先端部237(図14ないし図16参照)の幅および径方向の厚さにそれぞれ略等しい。
図23は、下軸受ホルダ25の平面図である。図24は、下軸受ホルダ25の側面図である。図25は、下軸受ホルダ25の斜視図である。下軸受ホルダ25は、下軸受保持部251と、複数の下軸受ホルダ脚部252と、を含む。下軸受ホルダ25は、例えば、金属製である。下軸受ホルダ25は、例えば、樹脂製であってもよい。
下軸受保持部251は、下軸受42(図4参照)を保持する。下軸受保持部251は、下軸受収容部254と、下蓋部255と、脚基部256と、を含む。下軸受収容部254は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部位である。下軸受収容部254の内部には、中心軸J1を中心とする略円筒状の下軸受42が収容される。下蓋部255は、下軸受収容部254の外側面から径方向外方に広がる。下蓋部255は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部位である。脚基部256は、下蓋部255の外縁部から上方に突出する。脚基部256は、中心軸J1を中心とする略円筒状の部位である。
複数の下軸受ホルダ脚部252は、下軸受保持部251から上方に突出する。詳細には、複数の下軸受ホルダ脚部252は、脚基部256の下端部から上方に突出する。図23ないし図25に示す例では、下軸受ホルダ25は、6つの下軸受ホルダ脚部252を含む。6つの下軸受ホルダ脚部252は、周方向に略等角度間隔にて配置される。下軸受ホルダ脚部252は、脚先端部257を含む。
脚先端部257の幅は、ステータコア211の基板用溝部281および軸受用溝部282(図7参照)の幅におよそ等しい。また、脚先端部257の径方向の厚さは、基板用溝部281および軸受用溝部282の径方向の深さにおよそ等しい。下軸受ホルダ脚部252の脚先端部257の幅および径方向の厚さは、基板ホルダ脚部232の脚先端部237および上軸受ホルダ脚部242の脚先端部247(図20ないし図22参照)の幅および径方向の厚さにそれぞれ略等しい。
図26は、上軸受ホルダ24および下軸受ホルダ25をステータ21、基板ホルダ23および回転部3に取り付けた状態を示す側面図である。図27は、上軸受ホルダ24および下軸受ホルダ25をステータ21、基板ホルダ23および回転部3に取り付けた状態を示す斜視図である。すなわち、図26および図27は、モータ1からケース26を省略した状態を示す。
上軸受ホルダ24の複数の上軸受ホルダ脚部242は、複数の軸受用溝部282にそれぞれ上方から挿入されて固定される。詳細には、基板ホルダ23の上方に配置された上軸受ホルダ脚部242の脚先端部247が、軸受用溝部282に挿入され、ステータコア211に直接的に固定される。これにより、回路基板22が、貫通孔224近傍の部位を除いて、上軸受ホルダ24の上軸受収容部244および上蓋部245により覆われる。また、図4に示すように、上軸受41が、ロータコア32の上方にて上軸受ホルダ24により保持される。複数の上軸受ホルダ脚部242は、例えば、圧入または挿入接着にてステータコア211に固定される。
上軸受41は、回路基板22の基板開口222の上方に配置される。上軸受41は、基板開口222から上方に突出するシャフト31を、回路基板22よりも上方にて支持する。上軸受41の直径は、回路基板22の基板開口222の直径よりも小さい。換言すれば、平面視において、基板開口222は上軸受41の外形よりも大きい。
図26および図27に示すように、下軸受ホルダ25の複数の下軸受ホルダ脚部252は、複数の軸受用溝部282および複数の基板用溝部281にそれぞれ下方から挿入されて固定される。詳細には、下軸受ホルダ脚部252の脚先端部257が、軸受用溝部282または基板用溝部281に挿入され、ステータコア211に直接的に固定される。これにより、図4に示すように、下軸受42が、ロータコア32の下方にて下軸受ホルダ25により保持される。図26および図27に示す例では、下軸受ホルダ25は、3つの軸受用溝部282に固定される3つの下軸受ホルダ脚部252と、3つの基板用溝部281に固定される3つの下軸受ホルダ脚部252と、を含む。複数の下軸受ホルダ脚部252は、例えば、圧入または挿入接着にてステータコア211に固定される。
以上に説明したように、モータ1では、ロータマグネット33の位置を検出するセンサ221が、回路基板22の下面に設けられ、回路基板22は、ロータマグネット33の上方にて基板ホルダ23により保持される。基板ホルダ23は、回路基板22の外縁部を保持し、回路基板22の周方向の移動を制限する基板保持部231と、基板保持部231から下方に突出し、ステータコア211の外周面において上端から下方に延びる複数の基板用溝部281にそれぞれ固定される複数の基板ホルダ脚部232と、を含む。
このように、基板ホルダ23がステータコア211に直接的に固定されることにより、基板ホルダ23がインシュレータ212等の他の構造を介してステータコア211に間接的に固定される場合に比べ、回路基板22をステータコア211に対して精度良く位置決めすることができる。これにより、ステータコア211に対するセンサ221の相対位置の精度を高くすることができる。ロータマグネット33およびセンサマグネット36はステータコア211に対して位置決めされるため、ロータマグネット33およびセンサマグネット36に対するセンサ221の相対位置の精度を高くすることができる。さらに、基板保持部231が回路基板22の周方向の移動を制限することにより、ロータマグネット33およびセンサマグネット36に対するセンサ221の周方向における相対位置の精度を高くすることもできる。その結果、ロータマグネット33およびセンサマグネット36の回転位置を精度良く検出することができ、モータ1の駆動制御を高精度に行うことができる。上述のように、センサマグネット36が省略される場合においても同様である。
上述のように、基板保持部231は、回路基板22の一部と嵌合することにより回路基板22の周方向の移動を制限する移動制限部233を含む。これにより、回路基板22の周方向の移動を、簡素な構造で容易に制限することができる。
上述のように、上軸受ホルダ24は、シャフト31の上部を支持する上軸受41を保持する上軸受保持部241と、上軸受保持部241から下方に突出し、ステータコア211の外周面において上端から下方に延びる複数の軸受用溝部282にそれぞれ固定される複数の上軸受ホルダ脚部242と、を含む。このように、上軸受41を介して回転部3を支持する上軸受ホルダ24が、ステータコア211に直接的に固定されることにより、ロータマグネット33およびセンサマグネット36をステータコア211に対して精度良く位置決めすることができる。これにより、ロータマグネット33およびセンサマグネット36に対するセンサ221の相対位置の精度をより一層高くすることができる。その結果、ロータマグネット33およびセンサマグネット36の回転位置をさらに精度良く検出することができ、モータ1の駆動制御をさらに高精度に行うことができる。上述のように、センサマグネット36が省略される場合においても同様である。
また、下軸受ホルダ25は、シャフト31の下部を支持する下軸受42を保持する下軸受保持部251と、下軸受保持部251から上方に突出し、ステータコア211の外周面において上端から下方に延びる複数の軸受用溝部282にそれぞれ固定される複数の下軸受ホルダ脚部252と、を含む。このように、下軸受42を介して回転部3を支持する下軸受ホルダ25が、ステータコア211に直接的に固定されることにより、ロータマグネット33およびセンサマグネット36をステータコア211に対して精度良く位置決めすることができる。これにより、ロータマグネット33およびセンサマグネット36に対するセンサ221の相対位置の精度をより一層高くすることができる。その結果、ロータマグネット33およびセンサマグネット36の回転位置をさらに精度良く検出することができ、モータ1の駆動制御をさらに高精度に行うことができる。また、下軸受ホルダ25も、上軸受ホルダ24と同様にステータコア211に直接的に固定されることにより、上軸受41に対する下軸受42の相対位置の精度を高くすることもできる。上述のように、センサマグネット36が省略される場合においても同様である。
上述のように、基板ホルダ23は、樹脂製であり、複数のコイル213と回路基板22との間に位置する隔離部238を含む。隔離部238は、複数のコイル213の一部と上下方向に対向し、回路基板22の一部と上下方向に対向する。これにより、回路基板22とコイル213との間の絶縁性能を向上することができる。
また、回路基板22には、複数のコイル213からの導線が挿入される切り欠き223または貫通孔が、基板開口222から独立して設けられる。これにより、複数のコイル213からの導線を接触させることなく、容易に回路基板22の上方に引き出して回路基板22の上面に接続することができる。その結果、モータ1の製造を容易とすることができる。
上述のように、ステータコア211は、複数のティース215のティース先端部216が周方向に連結された環状の内コア210と、内コア210の径方向外側に位置し、複数のティース215のティース基部217の径方向外端部が内周面に接続される環状のコアバック214と、を含む。また、インシュレータ212は、互いに独立する複数の分割絶縁部218を含む。複数の分割絶縁部218のそれぞれには、径方向に貫通するとともにティース基部217が挿入されるインシュレータ開口219が設けられる。これにより、ステータ21の組み立てを容易とすることができる。
また、上述のように、基板ホルダ23が、インシュレータ212を介してではなく、ステータコア211に直接的に固定されるため、インシュレータ212に、基板ホルダ23を保持するための構造を設ける必要がない。したがって、インシュレータ212の複数の分割絶縁部218の形状を同じとすることができる。これにより、インシュレータ212の製造および管理を簡素化することができる。また、分割絶縁部218の形状を上下対称とすることもできる。その結果、コイル213を形成する際に、分割絶縁部218の上下を考慮することなく、分割絶縁部218を巻き線機にセットすることができ、ステータ21の形成を簡素化することができる。
ステータコア211では、各基板用溝部281の周方向の中央部が、各基板用溝部281の径方向内側に位置するティース215の周方向の中央部と径方向に並ぶ。このように、磁束密度の低い位置に基板用溝部281を設けることにより、モータ1の磁気回路への基板用溝部281の影響を抑制することができる。また、各軸受用溝部282の周方向の中央部も、各軸受用溝部282の径方向内側に位置するティース215の周方向の中央部と径方向に並ぶ。このように、磁束密度の低い位置に軸受用溝部282を設けることにより、モータ1の磁気回路への軸受用溝部282の影響を抑制することができる。
図28は、モータ1の他の好ましいステータコア211aを示す平面図である。ステータコア211aのコアバック214の外周面には、上述のステータコア211と同様に、複数の基板用溝部281および複数の軸受用溝部282が設けられる。各基板用溝部281の周方向の中央部は、各基板用溝部281の径方向内側に位置するティース215の周方向の中央部と、径方向に並ぶ。各基板用溝部281の周方向の幅は、各基板用溝部281の径方向内側に位置するティース215の周方向の最小幅よりも小さい。各軸受用溝部282の周方向の中央部は、各軸受用溝部282の径方向内側に位置するティース215の周方向の中央部と、径方向に並ぶ。各軸受用溝部282の周方向の幅は、各軸受用溝部282の径方向内側に位置するティース215の周方向の最小幅よりも小さい。
ステータコア211aでは、各基板用溝部281の周方向の幅が、ティース215の周方向の最小幅、すなわち、ティース基部217の周方向の最小幅よりも小さいため、モータ1の磁気回路への基板用溝部281の影響を、より一層抑制することができる。また、各軸受用溝部282の周方向の幅が、ティース215の周方向の最小幅、すなわち、ティース基部217の周方向の最小幅よりも小さいため、モータ1の磁気回路への軸受用溝部282の影響を、より一層抑制することができる。
図29は、モータ1の他の好ましいセンサ221の配置を示す縦断面図である。図29に示す例では、各センサ221の少なくとも一部は、インシュレータ212の上端よりも下方に位置する。換言すれば、各センサ221の少なくとも一部は、インシュレータ212の一部と径方向に対向する。これにより、モータ1の上下方向の高さを小さくすることができる。
図30は、モータ1の他の好ましい上軸受41の配置を示す縦断面図である。図30に示す例では、上軸受41は、回路基板22の基板開口222内に位置する。基板開口222のエッジは、上軸受ホルダ24の上軸受収容部244を介して、上軸受41と径方向に対向する。これにより、モータ1の上下方向の高さを小さくすることができる。
図31は、モータ1の製造の流れの一例を示す図である。モータ1を製造する際には、まず、分割絶縁部218が巻き線機にセットされ、分割絶縁部218に導線が巻回されることにより、図10および図11に示すように、分割絶縁部218の周囲にコイル213が形成される。これと同様に、複数の分割絶縁部218のそれぞれに導線が巻回されて複数のコイル213が形成される(ステップS11)。ステップS11により、コイル213が巻回された分割絶縁部218が、6つ準備される。
続いて、図32に示すように、内コア210のティース基部217に、分割絶縁部218がコイル213と共に取り付けられる。ティース基部217は、分割絶縁部218のインシュレータ開口219に挿入される。図32は、1つ目の分割絶縁部218が、内コア210のティース基部217に取り付けられた状態を示す斜視図である。モータ1の製造では、複数の分割絶縁部218のインシュレータ開口219に、複数のティース215のティース基部217がそれぞれ挿入されることにより、複数の分割絶縁部218が内コア210に取り付けられる(ステップS12)。
次に、内コア210が、外コアであるコアバック214の径方向内側に挿入され、複数のティース215のティース基部217の径方向外端部が、コアバック214の内周面に接続される(ステップS13)。これにより、複数のティース215、複数の分割絶縁部218であるインシュレータ212、および、複数のコイル213がコアバック214の径方向内側に設けられたステータ21(図5参照)が形成される。ステップS13では、例えば、内コア210がコアバック214に圧入される。ステップS11〜S13により、上述のように、ステータ21の組み立てを容易とすることができる。
ステータ21が形成されると、図18に示すように、基板ホルダ23の複数の基板ホルダ脚部232が、ステータコア211の複数の基板用溝部281にそれぞれ上方から挿入されて固定される(ステップS14)。これにより、回路基板22および基板ホルダ23がステータコア211に固定される。
続いて、図26および図27に示すように、上軸受ホルダ24の複数の上軸受ホルダ脚部242が、ステータコア211の複数の軸受用溝部282にそれぞれ上方から挿入されて固定される(ステップS15)。
ステップS15が終了すると、ケース26の径方向内側に、基板ホルダ23およびステータ21等が挿入される。ケース26へのステータ21等の挿入は、例えば、ステップS15よりも前に行われてもよい。
次に、上軸受41および下軸受42が予め取り付けられた回転部3が、内コア210の径方向内側に下方から挿入される。換言すれば、ロータコア32およびロータマグネット33が予め固定されるとともに上部に上軸受41が予め取り付けられ、下部に下軸受42が取り付けられたシャフト31が、内コア210の径方向内側に下方から挿入される(ステップS16)。そして、シャフト31の上部および上軸受41が、基板ホルダ23に保持された回路基板22の基板開口222を通過し、回路基板22よりも上方に位置する。上軸受41は、上軸受ホルダ24の上軸受収容部244に収容される。
このように、シャフト31の上部および上軸受41が基板開口222を通過することにより、上軸受41を予めシャフト31に取り付けた状態で、ステータ21、回転部3、回路基板22および基板ホルダ23の組み立てを容易に行うことができる。シャフト31への上軸受41および下軸受42の取り付けは、例えば、圧入や接着剤等を介した接着により行われる。
その後、下軸受ホルダ25の下軸受ホルダ脚部252が、複数の軸受用溝部282および複数の基板用溝部281にそれぞれ下方から挿入されて固定される(ステップS17)。このとき、下軸受42が、下軸受ホルダ25の下軸受収容部254に収容される。これにより、モータ1が形成される。
上述のステップS14は、ステップS13における内コア210のコアバック214への挿入よりも前に行われてもよい。例えば、基板ホルダ23は、基板ホルダ脚部232を基板用溝部281に固定された状態で、ステータコア211と一体成型されてもよい。これにより、モータ1の製造を簡素化することができる。
図33は、モータ1の製造の流れの他の例を示す図である。ステップS21〜S23は、上述のステップS11〜S13と同様である。ステップS23が終了すると、下軸受ホルダ25の下軸受ホルダ脚部252が、複数の軸受用溝部282および複数の基板用溝部281にそれぞれ下方から挿入されて固定される(ステップS24)。
続いて、上軸受41および下軸受42が予め取り付けられた回転部3が、内コア210の径方向内側に上方から挿入される。換言すれば、ロータコア32およびロータマグネット33が予め固定されるとともに上部に上軸受41が予め取り付けられ、下部に下軸受42が取り付けられたシャフト31が、内コア210の径方向内側に上方から挿入される(ステップS25)。下軸受42は、下軸受ホルダ25の下軸受収容部254に収容される。
次に、基板ホルダ23の複数の基板ホルダ脚部232が、ステータコア211の複数の基板用溝部281にそれぞれ上方から挿入されて固定される(ステップS26)。これにより、回路基板22および基板ホルダ23がステータコア211に固定される。このとき、シャフト31の上部および上軸受41は、基板ホルダ23に保持された回路基板22の基板開口222を通過し、回路基板22よりも上方に位置する。このように、シャフト31の上部および上軸受41が基板開口222を通過することにより、上軸受41を予めシャフト31に取り付けた状態で、ステータ21、回転部3、回路基板22および基板ホルダ23の組み立てを容易に行うことができる。
ステップS26が終了すると、ケース26の径方向内側に、基板ホルダ23およびステータ21等が挿入される。ケース26へのステータ21等の挿入は、例えば、ステップS26よりも前に行われてもよい。
その後、上軸受ホルダ24の複数の上軸受ホルダ脚部242が、ステータコア211の複数の軸受用溝部282にそれぞれ上方から挿入されて固定される(ステップS27)。このとき、上軸受41は、上軸受ホルダ24の上軸受収容部244に収容される。これにより、モータ1が形成される。
上記モータ1では、様々な変更が可能である。
例えば、ステータコア211では、コアバック214と複数のティース215とが一繋がりの部材として形成されてもよい。この場合、複数のティース215のティース先端部216は、周方向に連結される必要はなく、互いに離間することが好ましい。
インシュレータ212は、必ずしも、ティース215と同数の分割絶縁部218を含む必要はない。インシュレータ212は、例えば、複数のティース215の上半分を覆う1つの上側絶縁部と、複数のティース215の下半分を覆う1つの下側絶縁部と、を含んでいてもよい。
基板ホルダ脚部232および基板用溝部281の数は、適宜変更されてよい。上軸受ホルダ脚部242、下軸受ホルダ脚部252および軸受用溝部282の数も、適宜変更されてよい。ステータコア211における基板用溝部281および軸受用溝部282の周方向の位置も、適宜変更されてよい。基板用溝部281の形状および大きさは、軸受用溝部282の形状および大きさと異なっていてもよい。
基板ホルダ23の基板保持部231は、必ずしも環状である必要はない。また、基板保持部231において回路基板22の周方向の移動が制限されるのであれば、移動制限部233は必ずしも設けられなくてよい。例えば、基板ホルダ23において略矩形の回路基板22を保持する場合、回路基板22の複数の角部をそれぞれ保持する複数のL字型の部位が、基板保持部231として設けられてもよい。当該複数のL字型の部位が、回路基板22の複数の角部に沿ってそれぞれ配置されることにより、回路基板22の周方向の移動が制限される。
下軸受ホルダ25では、軸受用溝部282と同数の下軸受ホルダ脚部252が設けられ、下軸受ホルダ脚部252は基板用溝部281に挿入されることなく、軸受用溝部282のみに挿入されて固定されてもよい。この場合、基板用溝部281は、ステータコア211の外周面において上端から下方に延びていればよく、必ずしも下端に至る必要はない。上軸受ホルダ24および下軸受ホルダ25は、必ずしも、軸受用溝部282に固定される必要はなく、ステータコア211に直接的に固定される必要もない。
上述のモータ1は、電動工具以外の様々な機器に利用可能である。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明は、様々な用途のモータに利用することができる。
1 モータ
4 軸受部
22 回路基板
23 基板ホルダ
24 上軸受ホルダ
25 下軸受ホルダ
31 シャフト
32 ロータコア
33 ロータマグネット
41 上軸受
42 下軸受
210 内コア
211,211a ステータコア
212 インシュレータ
213 コイル
214 コアバック
215 ティース
216 ティース先端部
217 ティース基部
218 分割絶縁部
219 インシュレータ開口
221 センサ
222 基板開口
223 切り欠き
231 基板保持部
232 基板ホルダ脚部
233 移動制限部
238 隔離部
241 上軸受保持部
242 上軸受ホルダ脚部
251 下軸受保持部
252 下軸受ホルダ脚部
281 基板用溝部
282 軸受用溝部
J1 中心軸
S11〜S17,S21〜S27 ステップ

Claims (13)

  1. 上下方向を向く中心軸を中心とする環状のステータコアと、
    前記ステータコアの複数のティースにインシュレータを介して装着された複数のコイルと、
    上軸受と下軸受とを有する軸受部と、
    前記軸受部により前記中心軸を中心として回転可能に支持されるシャフトと、
    前記シャフトに固定されたロータコアと、
    前記ロータコアに固定され、前記ステータコアの径方向内側に配置されるロータマグネットと、
    前記ロータマグネットの位置を検出するセンサが下面に設けられる回路基板と、
    前記ロータマグネットの上方にて前記回路基板を保持する基板ホルダと、
    前記ロータコアおよび前記回路基板の上方にて前記上軸受を保持する上軸受ホルダと、
    を備え、
    前記上軸受ホルダは、
    前記シャフトの上部を支持する前記上軸受を保持する上軸受保持部と、
    前記上軸受保持部から下方に突出し、前記ステータコアの前記外周面において上端から下方に延びる複数の軸受用溝部にそれぞれ固定される複数の上軸受ホルダ脚部と、
    を備え、
    前記基板ホルダは、樹脂製であり、
    前記回路基板の外縁部を保持し、前記回路基板の周方向の移動を制限する基板保持部と、
    前記基板保持部から下方に突出し、前記ステータコアの外周面において上端から下方に延びる複数の基板用溝部にそれぞれ固定される複数の基板ホルダ脚部と、
    を備え
    前記基板保持部は、
    前記回路基板を下方から支持する下面支持部と、
    前記下面支持部の角部に設けられ、前記基板ホルダ脚部が下方に位置する側面支持部と、
    前記下面支持部のうち隣接する前記側面支持部同士の間に位置し、かつ、前記複数のコイルの一部と上下方向に対向し、前記回路基板の一部と上下方向に対向する隔離部と、
    を含み、
    前記隔離部は、前記軸受用溝部および前記上軸受ホルダ脚部よりも径方向内側に位置する、モータ。
  2. 各基板用溝部の周方向の中央部は、前記各基板用溝部の径方向内側に位置するティースの周方向の中央部と径方向に並ぶ、請求項1に記載のモータ。
  3. 各基板用溝部の周方向の幅は、前記各基板用溝部の径方向内側に位置するティースの周方向の最小幅よりも小さい、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記センサの少なくとも一部が、前記インシュレータの上端よりも下方に位置する、請求項1ないし3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記ロータコアの下方にて前記下軸受を保持する下軸受ホルダをさらに備え、
    前記下軸受ホルダは、
    前記シャフトの下部を支持する前記下軸受を保持する下軸受保持部と、
    前記下軸受保持部から上方に突出し、前記ステータコアの前記外周面において下端から上方に延びる複数の軸受用溝部にそれぞれ固定される複数の下軸受ホルダ脚部と、
    を備える、請求項1ないしのいずれかに記載のモータ。
  6. 前記シャフトは、前記回路基板の中央部に設けられた基板開口から上方に突出し、
    平面視において、前記基板開口は前記上軸受の外形よりも大きい、請求項1ないし5に記載のモータ。
  7. 前記上軸受は前記基板開口内に位置し、前記基板開口のエッジは前記上軸受と径方向に対向する、請求項に記載のモータ。
  8. 前記シャフトは、前記回路基板の中央に設けられた基板開口から上方に突出し、
    前記回路基板には、前記複数のコイルからの導線が挿入される貫通孔または切り欠きが、前記基板開口から独立して設けられる、請求項1ないしのいずれかに記載のモータ。
  9. 前記基板保持部が、前記回路基板の一部と嵌合することにより前記回路基板の周方向の移動を制限する移動制限部を備える、請求項1ないしのいずれかに記載のモータ。
  10. 前記複数のティースはそれぞれ、
    周方向に広がるティース先端部と、
    前記ティース先端部の周方向中央部から径方向外方に突出するティース基部と、
    を備え、
    前記ステータコアは、
    前記複数のティースの前記ティース先端部が周方向に連結された環状の内コアと、
    前記内コアの径方向外側に位置し、前記複数のティースの前記ティース基部の径方向外端部が内周面に接続される環状の外コアと、
    を備え、
    前記インシュレータは、互いに独立する複数の分割絶縁部を備え、
    前記複数の分割絶縁部のそれぞれには、径方向に貫通するとともに前記ティース基部が挿入されるインシュレータ開口が設けられる、請求項1ないしのいずれかに記載のモータ。
  11. 前記基板ホルダが、前記外コアと一体成型される、請求項10に記載のモータ。
  12. 上下方向を向く中心軸を中心とする環状のステータコアと、
    前記ステータコアの複数のティースにインシュレータを介して装着された複数のコイルと、
    上軸受と下軸受とを有する軸受部と、
    前記軸受部により前記中心軸を中心として回転可能に支持されるシャフトと、
    前記シャフトに固定されたロータコアと、
    前記ロータコアに固定され、前記ステータコアの径方向内側に配置されるロータマグネットと、
    前記ロータマグネットの位置を検出するセンサが下面に設けられる回路基板と、
    前記ロータマグネットの上方にて前記回路基板を保持する基板ホルダと、
    前記ロータコアの上方にて前記上軸受を保持する上軸受ホルダと、
    前記ロータコアの下方にて前記下軸受を保持する下軸受ホルダと、
    を備えるモータであって、
    前記基板ホルダは、
    前記回路基板の外縁部を保持し、前記回路基板の周方向の移動を制限する基板保持部と、
    前記基板保持部から下方に突出し、前記ステータコアの外周面において上端から下方に延びる複数の基板用溝部にそれぞれ固定される複数の基板ホルダ脚部と、
    を備え、
    前記複数のティースはそれぞれ、
    周方向に広がるティース先端部と、
    前記ティース先端部の周方向中央部から径方向外方に突出するティース基部と、
    を備え、
    前記ステータコアは、
    前記複数のティースの前記ティース基部が周方向に連結された環状の内コアと、
    前記内コアの径方向外側に位置する環状の外コアと、
    を備え、
    前記インシュレータは、互いに独立する複数の分割絶縁部を備え、
    前記複数の分割絶縁部のそれぞれには、径方向に貫通するインシュレータ開口が設けられ、
    前記上軸受ホルダは、
    前記シャフトの上部を支持する前記上軸受を保持する上軸受保持部と、
    前記上軸受保持部から下方に突出する複数の上軸受ホルダ脚部と、
    を備え、
    前記下軸受ホルダは、
    前記シャフトの下部を支持する前記下軸受を保持する下軸受保持部と、
    前記下軸受保持部から上方に突出する複数の下軸受ホルダ脚部と、
    を備え、
    前記回路基板の中央部には、平面視において前記上軸受の外形よりも大きい基板開口が設けられるモータを製造する際に、
    a)前記複数の分割絶縁部のそれぞれに導線を巻回して前記複数のコイルを形成する工程と、
    b)前記複数の分割絶縁部の前記インシュレータ開口に、前記複数のティースの前記ティース基部をそれぞれ挿入する工程と、
    c)前記内コアを前記外コアの径方向内側に挿入し、前記複数のティースの前記ティース基部の径方向外端部を前記外コアの内周面に接続する工程と、
    d)前記回路基板を保持する前記基板ホルダの前記複数の基板ホルダ脚部を前記複数の基板用溝部にそれぞれ固定する工程と、
    e)前記複数の上軸受ホルダ脚部を、前記ステータコアの前記外周面において上端から下端に至る複数の軸受用溝部にそれぞれ固定する工程と、
    f)前記ロータコアおよび前記ロータマグネットが固定されるとともに上部に前記上軸受が取り付けられ、下部に前記下軸受が取り付けられた前記シャフトを、前記内コアの径方向内側に下方から挿入し、前記シャフトの前記上部および前記上軸受が前記基板開口を通過する工程と、
    g)前記複数の下軸受ホルダ脚部を前記複数の軸受用溝部にそれぞれ固定する工程と、
    を備える、モータの製造方法。
  13. 上下方向を向く中心軸を中心とする環状のステータコアと、
    前記ステータコアの複数のティースにインシュレータを介して装着された複数のコイルと、
    上軸受と下軸受とを有する軸受部と、
    前記軸受部により前記中心軸を中心として回転可能に支持されるシャフトと、
    前記シャフトに固定されたロータコアと、
    前記ロータコアに固定され、前記ステータコアの径方向内側に配置されるロータマグネットと、
    前記ロータマグネットの位置を検出するセンサが下面に設けられる回路基板と、
    前記ロータマグネットの上方にて前記回路基板を保持する基板ホルダと、
    前記ロータコアの上方にて前記上軸受を保持する上軸受ホルダと、
    前記ロータコアの下方にて前記下軸受を保持する下軸受ホルダと、
    を備えるモータであって、
    前記基板ホルダは、
    前記回路基板の外縁部を保持し、前記回路基板の周方向の移動を制限する基板保持部と、
    前記基板保持部から下方に突出し、前記ステータコアの外周面において上端から下方に延びる複数の基板用溝部にそれぞれ固定される複数の基板ホルダ脚部と、
    を備え、
    前記複数のティースはそれぞれ、
    周方向に広がるティース先端部と、
    前記ティース先端部の周方向中央部から径方向外方に突出するティース基部と、
    を備え、
    前記ステータコアは、
    前記複数のティースの前記ティース基部が周方向に連結された環状の内コアと、
    前記内コアの径方向外側に位置する環状の外コアと、
    を備え、
    前記インシュレータは、互いに独立する複数の分割絶縁部を備え、
    前記複数の分割絶縁部のそれぞれには、径方向に貫通するインシュレータ開口が設けられ、
    前記上軸受ホルダは、
    前記シャフトの上部を支持する前記上軸受を保持する上軸受保持部と、
    前記上軸受保持部から下方に突出する複数の上軸受ホルダ脚部と、
    を備え、
    前記下軸受ホルダは、
    前記シャフトの下部を支持する前記下軸受を保持する下軸受保持部と、
    前記下軸受保持部から上方に突出する複数の下軸受ホルダ脚部と、
    を備え、
    前記回路基板の中央部には、平面視において前記上軸受の外形よりも大きい基板開口が設けられるモータを製造する際に、
    a)前記複数の分割絶縁部のそれぞれに導線を巻回して前記複数のコイルを形成する工程と、
    b)前記複数の分割絶縁部の前記インシュレータ開口に、前記複数のティースの前記ティース基部をそれぞれ挿入する工程と、
    c)前記内コアを前記外コアの径方向内側に挿入し、前記複数のティースの前記ティース基部の径方向外端部を前記外コアの内周面に接続する工程と、
    h)前記複数の下軸受ホルダ脚部を、前記ステータコアの前記外周面において上端から下端に至る複数の軸受用溝部にそれぞれ固定する工程と、
    i)前記ロータコアおよび前記ロータマグネットが固定されるとともに上部に前記上軸受が取り付けられ、下部に前記下軸受が取り付けられた前記シャフトを、前記内コアの径方向内側に上方から挿入する工程と、
    j)前記シャフトの前記上部および前記上軸受を、前記基板ホルダに保持された前記回路基板の前記基板開口を通過させ、前記複数の基板ホルダ脚部を前記複数の基板用溝部にそれぞれ固定する工程と、
    k)前記複数の上軸受ホルダ脚部を前記複数の軸受用溝部にそれぞれ固定する工程と、
    を備える、モータの製造方法。

JP2014245261A 2014-12-03 2014-12-03 モータおよびモータの製造方法 Expired - Fee Related JP6521217B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014245261A JP6521217B2 (ja) 2014-12-03 2014-12-03 モータおよびモータの製造方法
CN201520963759.XU CN205249013U (zh) 2014-12-03 2015-11-26 马达
CN201510845086.2A CN105680659A (zh) 2014-12-03 2015-11-26 马达以及马达的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014245261A JP6521217B2 (ja) 2014-12-03 2014-12-03 モータおよびモータの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016111765A JP2016111765A (ja) 2016-06-20
JP6521217B2 true JP6521217B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=55948082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014245261A Expired - Fee Related JP6521217B2 (ja) 2014-12-03 2014-12-03 モータおよびモータの製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6521217B2 (ja)
CN (2) CN205249013U (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6521217B2 (ja) * 2014-12-03 2019-05-29 日本電産テクノモータ株式会社 モータおよびモータの製造方法
WO2018030480A1 (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 日本電産株式会社 モータ
JP6795356B2 (ja) * 2016-09-06 2020-12-02 日本電産サンキョー株式会社 モータ
JP2018157613A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 日本電産サンキョー株式会社 モータ
JP2019030045A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 日本電産テクノモータ株式会社 ステータ及びステータを備えたモータ
CN109026752A (zh) * 2018-09-29 2018-12-18 赛默(厦门)智能科技有限公司 一种汽车电子水泵
JP7306021B2 (ja) * 2019-03-29 2023-07-11 株式会社富士通ゼネラル 電動機

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09172749A (ja) * 1995-12-19 1997-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd モールドモータ
JP3548787B2 (ja) * 1999-12-27 2004-07-28 東芝テック株式会社 ブラシレスモータ
JP4552254B2 (ja) * 2000-02-29 2010-09-29 パナソニック電工株式会社 モータ
ITMI20020308U1 (it) * 2002-06-11 2003-12-11 Elco Spa Struttura di un motore elettrico a commutazione elettronica
JP4623430B2 (ja) * 2006-02-01 2011-02-02 日本電産株式会社 ブスバーユニット、電動モータおよびブスバーユニットの製造方法
JP2008054390A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Makita Corp Dcブラシレスモータのセンサ基板の取り付け構造
JP2009100531A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Mabuchi Motor Co Ltd インナーロータブラシレスモータ及びその製造方法
JP2010259270A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Sanyo Electric Co Ltd 電動モータ及び電動車輌
JP2011167024A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Minebea Co Ltd Dcブラシレスモータ
EP2557666B1 (en) * 2011-08-10 2020-05-20 LG Innotek Co., Ltd. EPS motor
JP5755561B2 (ja) * 2011-12-21 2015-07-29 アスモ株式会社 電動モータ及び流体ポンプ
JP2014099971A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Nippon Densan Corp モータ
JP6521217B2 (ja) * 2014-12-03 2019-05-29 日本電産テクノモータ株式会社 モータおよびモータの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN105680659A (zh) 2016-06-15
CN205249013U (zh) 2016-05-18
JP2016111765A (ja) 2016-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6521217B2 (ja) モータおよびモータの製造方法
JP5630650B2 (ja) モータおよびモータの製造方法
CN108039787B (zh) 定子单元以及马达
US8314528B2 (en) Motor
JP6349719B2 (ja) インナーロータ型モータ
JP6237144B2 (ja) 回転電機
WO2017033917A1 (ja) モータ
US9893590B2 (en) Inner-rotor brushless motor
JP2016096705A (ja) モータ
JP2006129590A (ja) モータおよび電機子の製造方法
JPWO2012008135A1 (ja) ブラシレスモータおよびその製造方法
JP2014039429A (ja) モータ
JP2009095139A (ja) モータ
JP2018107989A (ja) モータ
JP4178558B2 (ja) 回転電機
WO2017221702A1 (ja) モータおよびポンプ装置
JP2015033293A (ja) ステータ
JP2012135188A (ja) モータ
JP2008312369A (ja) モータおよびモータの製造方法
JP2019068604A (ja) モータ
CN109560641B (zh) 马达
US10958124B2 (en) Motor
US20200136459A1 (en) Motor
US11323011B2 (en) Motor
JP5729439B2 (ja) ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6521217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees