JP6520388B2 - ウエブ搬送装置 - Google Patents
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Description
本発明のウエブ搬送装置の実施の形態を備える電極製造設備の概略構成を説明する。図1及び図2に示すように、電極製造設備1は、ウエブ搬送装置2と、混練装置3と、塗工装置4と、乾燥装置5と、制御装置6等とを備える。この電極製造設備1は、混練装置3で電極材及び溶媒を混練してスラリ化し、ウエブ搬送装置2でウエブとして電極箔Wを搬送しつつ、塗工装置4で電極材のスラリSを電極箔Wの面に塗工し、乾燥装置5で電極箔Wの面に塗工された電極材のスラリSを乾燥することにより、電池に使用される電極を製造する設備である。
塗工装置4は、電極材のスラリSをポンプ41で混練装置3の容器31からダイコータ42のスロットオリフィス42aに供給して加圧し、ウエブ搬送装置2で搬送される電極箔Wの面に吐出口42bから電極材のスラリSを吐出して塗工する。
乾燥装置5は、熱風発生装置51のノズル口52から熱風を噴出し、ウエブ搬送装置2で搬送される電極箔Wの面に塗工された電極材のスラリSに熱風を噴き付けて電極材のスラリSを乾燥する。
ズレ検出装置22は、例えば、CCDイメージセンサ等が用いられ、搬送される電極箔Wの一側縁周辺部を撮像可能に配置され、搬送される電極箔Wの幅方向のズレを検出する。
可動ローラ軸73は、本体72にベアリング73cを介して自転可能に支持される支持軸部73aと、支持軸部73aの自転軸線Laに対しeだけ偏心した公転軸線Lbを有する可動ローラ支持軸部73bとを有する。この可動ローラ軸73には、一対の挟持ローラ21a,21bのうち、弾性材料で成る他方(図3の上側)の挟持ローラ21bが可動ローラとしてベアリング73dを介して回転可能に支持される。
引張ばね75は、一端が第1のばね取付部81に取り付けられ、第1アーム部材74に対し挟持ローラ21b(可動ローラ)が挟持ローラ21a(固定ローラ)に近付く方向に引っ張り力を作用させる。
第2アーム部材79は、引張ばね75の他端を取り付ける第2のばね取付部82を両端に有し、2つの第2のばね取付部82から等距離となる位置で支持軸77により回転可能に支持される。
支持軸部73aと可動ローラ支持軸部73bの偏心方向は、挟持ローラ21b(可動ローラ)と挟持ローラ21a(固定ローラ)とが接触した状態において、挟持ローラ21b(可動ローラ)の回転中心と挟持ローラ21a(固定ローラ)の回転中心とを結ぶ直線に対して概ね直交する方向である。
ウエブ搬送制御部61は、ロール状に巻回された電極箔Wを引き出し搬送するため、巻取装置の駆動を制御する。混練制御部62は、電極材と溶媒とを攪拌羽根33で攪拌し混練するため、モータ32の駆動を制御する。塗工制御部63は、電極箔Wの面に電極材のスラリSを塗工するため、ポンプ41の駆動を制御する。乾燥制御部64は、電極箔Wの面に塗工された電極材のスラリSを乾燥するため、熱風発生装置51の駆動を制御する。挟持力制御部65は、ズレ検出装置22で搬送中の電極箔Wに幅方向のズレを検出したら当該ズレの移動量を修正するため、挟持力変更装置70の駆動を制御する。
次に、ウエブ搬送装置2におけるズレ修正動作について、記憶部66にズレ検出装置22で検出される電極箔Wに幅方向のズレの移動量の修正の有無を判断するための閾値が記憶されている場合を、図6のフローチャートを参照して説明する。
本実施形態のウエブ搬送装置2は、ウエブWの幅方向の中心から離間した位置を挟持可能に、且つウエブWの搬送に連れて回転可能に配置される少なくとも1組の一対の挟持ローラ21a,21bと、ウエブWの幅方向のズレを検出するズレ検出装置22と、ズレ検出装置22でウエブWの幅方向のズレを検出した際に、挟持ローラ21a,21bの挟持力を変更する挟持力変更装置70と、を備える。そして、一対の挟持ローラ21a,21bの少なくとも一方が、弾性材料で形成される。
また、挟持力変更装置70は、ウエブWの幅方向のズレの移動量と、当該移動量の修正が可能な挟持ローラ21a,21bの挟持力との関係を示すテーブルを予め記憶しておく。そして、ズレ検出装置22でウエブWの幅方向のズレの移動量が検出されたとき、テーブルを参照して対応する挟持力に挟持ローラ21a,21bの挟持力を変更するので、ウエブWの幅方向のズレの移動量を逐次高精度に修正できる。
また、ウエブ搬送装置2は、電極箔Wの一面に電極材のスラリSを塗工する設備に適用する場合を説明したが、電極箔Wの両面に電極材のスラリSを塗工する設備にも適用可能である。また、ウエブ搬送装置2は、電極製造設備に適用する場合について説明したが、ウエブを搬送する必要がある設備に対して同様に適用可能である。
Claims (6)
- ウエブの幅方向の中心から離間した位置を挟持可能に、且つ前記ウエブの搬送に連れて回転可能に配置される少なくとも1組の一対の挟持ローラと、
前記ウエブの幅方向のズレを検出するズレ検出装置と、
前記ズレ検出装置で前記ウエブの幅方向のズレを検出した際に、前記挟持ローラの挟持力を変更する挟持力変更装置と、を備え、
前記一対の挟持ローラの少なくとも一方が、弾性材料で形成され、
前記挟持力変更装置は、
前記一対の挟持ローラの一方を固定ローラとして回転可能に支持する本体と、
前記本体に自転可能に支持される支持軸部、及び前記支持軸部の自転軸線に対し偏心した公転軸線を有する可動ローラ支持軸部を有し、前記弾性材料で成る前記一対の挟持ローラの他方を可動ローラとして回転可能に支持する可動ローラ軸と、
一端が前記可動ローラ軸に係合し、他端に第1のばね取付部を有する第1アーム部材と、
一端が前記第1のばね取付部に取り付けられ、前記可動ローラが前記固定ローラに近付く方向に引っ張り力を作用させる引張ばねと、
を備え、
前記支持軸部を自転させて前記可動ローラ支持軸部を公転させることで、前記固定ローラと前記可動ローラとの相対位置を調整し前記ウエブを挟持する、ウエブ搬送装置。 - 前記挟持力変更装置は、前記ズレ検出装置で検出される前記ウエブの幅方向のズレの移動量が予め設定されている閾値を越えたとき、前記挟持ローラの挟持力を前記ズレの移動量の修正が可能な挟持力に変更する、請求項1に記載のウエブ搬送装置。
- 前記挟持力変更装置は、前記ウエブの幅方向のズレの移動量と、当該移動量の修正が可能な前記挟持ローラの挟持力との関係を示すテーブルを予め記憶しておき、前記ズレ検出装置で前記ウエブの幅方向のズレの移動量が検出されたとき、前記テーブルを参照して対応する挟持力に前記挟持ローラの挟持力を変更する、請求項1又は2に記載のウエブ搬送装置。
- 前記ウエブ搬送装置は、少なくとも2組の一対の挟持ローラを備え、
前記2組の一対の挟持ローラは、前記ウエブの幅方向の両端部をそれぞれ挟持可能に、且つ前記ウエブの搬送に連れてそれぞれ回転可能に配置され、
前記挟持力変更装置は、前記ズレ検出装置で前記ウエブの幅方向のズレを検出したら、前記ウエブの幅方向の一端部を挟持する挟持ローラの挟持力と、前記ウエブの幅方向の他端部を挟持する挟持ローラの挟持力とを異なる挟持力に変更する、請求項1−3の何れか一項に記載のウエブ搬送装置。 - 前記挟持力変更装置は、
2つの前記本体を対向して配置するベースと、
前記ベースに回転可能に支持される支持軸と、
前記ベースに設けられ、前記支持軸を回転するモータと、
前記引張ばねの他端を取り付ける第2のばね取付部を両端に有し、2つの前記第2のばね取付部から等距離となる位置で前記支持軸により回転可能に支持される第2アーム部材と、
を備え、
前記モータを駆動して前記支持軸を介して前記第2アーム部材を回転させることで前記挟持力の変更を行う、請求項1−4の何れか一項に記載のウエブ搬送装置。 - 前記挟持力変更装置は、前記ウエブの搬送速度と、前記ウエブの厚さと、前記ウエブに対する前記弾性材料で成る挟持ローラの接触幅と、前記ウエブの幅方向のズレの移動量と、当該移動量の修正が可能な前記挟持ローラの挟持力との関係を示すテーブルを予め記憶しておき、前記ズレ検出装置で前記ウエブの幅方向のズレの移動量が検出されたとき、前記テーブルを参照して対応する挟持力に前記挟持ローラの挟持力を変更する、請求項1−5の何れか一項に記載のウエブ搬送装置。
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