JP2015081179A - シート位置調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートロールから引き出されるシートのシート引き出し方向と直交する幅方向における位置ずれを補正する技術を提供する。
【解決手段】一実施形態によれば、シート位置調整方法は、シートロールから引き出されているシートの、シート引き出し方向と直交する幅方向における端部位置に関する端部位置関連情報を取得し、前記端部位置関連情報に基づいて、前記ロール移動機構によって前記シートロールを移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、連続シート供給装置における、シートロールから引き出されるシートの幅方向における位置ずれ補正技術に関する。
従来、シートロールからシートを連続的に引き出しつつ、当該シートに直接もしくは当該シート上に貼り付けられているラベル等に印字等を行なうラベルプリンタ等の連続シート供給装置が提供されている(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)。
上記従来の連続シート供給装置では、シートロールから引き出されるシートを搬送するローラを、当該ローラの回転軸方向における一端を支点として回転可能に支持し、シートロールからのシートの引き出しを行いながら上記ローラを上記支点を中心として回転させることで、引き出されるシートの幅方向における位置を調整している。
しかしながら、上述のような従来の連続シート供給装置におけるシートの幅方向における位置調整技術等では、シートの幅方向における位置の微調整は行なえるものの、例えば、シートロールの装置への設置位置が大きくずれている等の場合、その補正範囲には限界がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、シートロールから引き出されるシートのシート引き出し方向と直交する幅方向における位置ずれを補正する技術を提供することを目的とする。
実施形態によるシート位置調整方法は、シートロールから引き出されているシートの、シート引き出し方向と直交する幅方向における端部位置に関する端部位置関連情報を取得し、前記端部位置関連情報に基づいて、前記ロール移動機構によって前記シートロールを移動させる。
一実施の形態による連続シート供給装置の構成の一例を示す概略構成図である。 本実施の形態による連続シート供給装置の概略構成を示す斜視図である。 ロール移動機構101の動作について説明するための図である。 ロール移動機構101の動作について説明するための図である。 揺動機構102の動作について説明するための図である。 揺動機構102の動作について説明するための図である。 連続シート供給装置Sが備える各種機能について説明するための制御ブロック図である。 本実施の形態によるシート位置調整方法の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、一実施の形態による連続シート供給装置の構成の一例を示す概略構成図である。図2は、本実施の形態による連続シート供給装置の概略構成を示す斜視図である。
本実施の形態における連続シート供給装置Sは、例えば、ロール移動機構101と、揺動機構102と、リミットセンサSL1およびSL2と、端部センサST1およびST2と、制御部105と、サーマルヘッド106等を備えることができる。
ロール移動機構101は、処理対象であるシートが巻回されているシートロールRを、シートロールRからのシート引き出し方向に対して傾斜する方向に移動させる。
ロール移動機構101は、一例として、ロール支持機構101k、ロールシフトモータ101m、ロールシフトモータ101mの出力軸に取り付けられたウォームギア101wおよびウォームギア101wに噛合する被駆動部材101g等を備えている。
上記構成を有するロール移動機構101では、後述のCPU701によって駆動制御されるロールシフトモータ101mを例えば図3に示す方向(実線矢印E1方向)に回転させると、ロールシフトモータ101mの出力軸に取り付けられたウォームギア101wの作用によって被駆動部材101gは図3における上側(実線矢印E2方向)に移動する。この一連の動作によって、被駆動部材101gと連結されているロール支持機構101kはウォームギア101wの延びる方向に沿って直線的に移動する(図3における実線矢印E2を参照)。このようにして、ロール支持機構101kにより支持しているシートロールRを実線矢印E2方向に移動させ、シートの幅方向における位置ずれを補正することができる。
また、ロール移動機構101では、後述のCPU701によって駆動制御されるロールシフトモータ101mを例えば図4に示す方向(破線矢印H1方向)に回転させると、ロールシフトモータ101mの出力軸に取り付けられたウォームギア101wの作用によって被駆動部材101gは図4における下側(破線矢印H2方向)に移動する。この一連の動作によって、被駆動部材101gと連結されているロール支持機構101kはウォームギア101wの延びる方向に沿って直線的に移動する(図4における破線矢印H2を参照)。このようにして、ロール支持機構101kにより支持しているシートロールRを破線矢印H2方向に移動させ、シートの幅方向における位置ずれを補正することができる。
上記構成により、ロール移動機構101は、シートロールRを、シートロールRの巻回軸方向に移動させる。したがって、ここでの「シート引き出し方向に対して傾斜する方向」とは、シート引き出し方向と直交する方向を含んでいる。なお、シートロールの代わりに例えばファンフォールド紙を利用する場合、ファンフォールド紙の折り畳み方向と直交する方向が、ここでの「巻回軸方向」に相当する。
なお、ここでのロール支持機構101kは、一例として、コア(芯)レスタイプのシートロールを所定の受け部に載置する構成となっているが、これに限られるものではなく、芯のあるシートロールを当該芯に挿し通した棒部材によって回転自在に支持する構成とすることもできる。
本実施形態のようにコアレスタイプのシートロールを使用する場合には、受け部に載置されるシートロールの重量により受け部上でシートロールが幅方向に容易に滑ることはないため、シートロールを載置したロール支持機構101kそのものをシフトさせる本実施形態の構成によれば、幅方向におけるシートロールの移動をシートを傷めることなく実現することができる。
揺動機構102は、ローラ102rと、ローラ102rの回転軸方向における一端側を支点として(支点102P)、ローラ102rの回転軸が引き出し方向に対して傾斜する所定の角度範囲で揺動するようにローラ102rを支持する支持機構102kと、支持機構102kを支点102Pを中心として揺動させるためのチルトモータ102m(アクチュエータ)と、チルトモータ102mの出力軸に取り付けられ、当該出力軸と一体的に回転するウォームギア102wと、ウォームギア102wに噛合しウォームギア102wの回転に伴ってウォームギア102wの回転軸方向に移動する被駆動部材102gと、を有する。被駆動部材102gは、支持機構102kに対して軸102gpを回転中心として回転自在に取り付けられている。なお、ここでのローラ102rは、いわゆる引き出しローラであり、このローラ102rを搬送モータ102cによって図1に示す回転方向に回転させることで、シートのシートロールRからの引き出し搬送を行なう。
上記構成を有する揺動機構102では、後述のCPU701によって駆動制御されるチルトモータ102mを例えば図5に示す回転方向(図5に示す破線矢印方向)に回転させると、チルトモータ102mの出力軸に取り付けられたウォームギア102wの作用によって被駆動部材102gは図5における左側(破線矢印V1方向)に移動する。この一連の動作によって、被駆動部材102gと連結されている支持機構102kは支点102Pを支点として時計回りに回転する(図5における破線矢印V1等を参照)。支持機構102kでは、搬送モータ102cによって回転駆動されるローラ102rを支持しており、上述のようにして支持機構102kを回転させることにより、シートを幅方向における破線矢印V2方向(図5を参照)にずらしながらシートロールRから引き出すことができる。
一方、揺動機構102では、後述のCPU701によって駆動制御されるチルトモータ102mを例えば図6に示す回転方向(図6に示す実線矢印方向)に回転させると、チルトモータ102mの出力軸に取り付けられたウォームギア102wの作用によって被駆動部材102gは図6における右側(実線矢印Z1方向)に移動する。この一連の動作によって、被駆動部材102gと連結されている支持機構102kは支点102Pを支点として反時計回りに回転する(図6における実線矢印Z1を参照)。支持機構102kでは、搬送モータ102cによって回転駆動されるローラ102rを支持しており、上述のようにして支持機構102kを回転させることにより、シートを幅方向における実線矢印Z2方向(図5を参照)にずらしながらシートロールRから引き出すことができる。
このような揺動機構102を採用することにより、シートロールRから引き出されるシートの、引き出し方向と直交する方向(幅方向)における位置を調整することができる。
なお、ここでの揺動機構102のローラ102rとしては、シートロールRからシートをシート引き出し方向に引き出す「引き出しローラ」を採用している。
ここでは、一例として引き出しローラ自体を揺動させる構成を例示しているが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、揺動機構によって揺動可能に支持する従動ローラ(回転自在に支持され、モータにより回転駆動されないローラ)と、モータにより回転駆動されシートに搬送力を与える引き出しローラとを個別に設ける構成とすることもできる。
リミットセンサSL1およびSL2は、揺動機構102におけるローラ102rが所定の揺動範囲Fにおける所定の限界位置(X1もしくはX2)にあるか否かを検知する。ここでのリミットセンサSL1およびSL2としては、例えば光学式のセンサや機械式(例えばスイッチ式)のセンサ等を採用することができる。
端部センサST1およびST2は、シートロールRから引き出されるシートの引き出し方向と直交する幅方向における端部を検知する。ここでのリミットセンサSL1およびSL2としては、例えば光学式のセンサを採用することができる。光学式センサとしては、例えば透過式の光学センサや、反射式の光学センサなど、シート端部を検知可能なセンサであれば採用可能である。
制御部105は、例えば以下の(1)〜(3)のような情報に基づいて、ロール移動機構101を制御する。

(1)リミットセンサSL1、SL2における検知結果
(2)端部センサST1、ST2における検知結果
(3)揺動機構102におけるチルトモータ102m(アクチュエータ)の駆動量
なお、ここでは、一例としてチルトモータ102mとしてステッピングモータを採用しており、制御部105は、例えば、当該ステッピングモータを制御するステップ数(制御量)に基づいてロール移動機構を制御することができる。
サーマルヘッド106は、上述の揺動機構102によって揺動させるローラ102rによってシートロールRから引き出し搬送されるシートRsに対して画像を形成する。
図7は、連続シート供給装置Sが備える各種機能について説明するための制御ブロック図である。
図7に示すように、連続シート供給装置Sは、例えば、CPU701と、MEMORY702と、記憶部703等を備えている。一例として、これらCPU701、MEMORY702および記憶部703等によって、制御部105を構成することができる。
MEMORY702、記憶部703、リミットセンサSL1、リミットセンサSL2、端部センサST1、端部センサST2、チルトモータ102m、ロールシフトモータ101m、搬送モータ102c、サーマルヘッド106等の連続シート供給装置Sに備わる各種構成要素等は、パラレルバスやシリアルバス等の通信線を介してCPU701と通信可能に接続されている。
CPU701は、例えば記憶部703や装置外からダウンロードされるプログラムをMEMORY702にロードさせて実行することにより、リミットセンサSL1、リミットセンサSL2、端部センサST1、端部センサST2およびCPU701における制御内容等に基づいて、チルトモータ102m、ロールシフトモータ101m、搬送モータ102cおよびサーマルヘッド106等を個別に制御することができる。
本実施の形態による連続シート供給装置において、CPU701は、連続シート供給装置における各種処理を行う役割を有しており、またMEMORY702や記憶部703等に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有している。なお、CPU701は、同等の演算処理を実行可能なMPU(Micro Processing Unit)により代替することも可能であることは言うまでもない。また、記憶部703は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリ等の記憶装置により実現可能である。
MEMORY702は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、VRAM(Video RAM)、フラッシュメモリ等から構成されることができ、連続シート供給装置において利用される種々の情報やプログラムを格納する役割を有している。
続いて、上述のような構成を有する連続シート供給装置における処理(シート位置調整方法)の流れについて説明する。
図8は、本実施の形態によるシート位置調整方法の処理の流れを示すフローチャートである。
CPU701は、シートロールRから引き出されているシートRsの、シート引き出し方向と直交する幅方向における端部位置に関する「端部位置関連情報」を取得する(ACT101)。
本フローチャートでは、一例として、端部センサST1およびST2における検知結果を、「端部位置関連情報」として採用する場合を例示する。
CPU701は、端部位置関連情報としての端部センサST1およびST2における検知結果に基づいて、チルトモータ102mを回転駆動し、揺動機構102によってローラ102rを支点102Pを支点として、シート端部を検知した端部センサからシートの側端が離れる方向に回転させる(ACT102)。
具体的に、CPU701は、シートロールRから引き出されながら搬送されるシートRsの側端が、端部センサST1の検知位置と端部センサST2の検知位置の間にあるか、端部センサST1もしくは端部センサST2の検知位置上にある場合、シートRsの幅方向における端部位置は適正であると判断する。なお、ここでの適正とは、例えば、幅方向におけるシートRsの位置が、サーマルヘッド106による印字処理に不具合を生じない状態を言う。
一方、CPU701は、シートロールRから引き出されながら搬送されるシートRsの側端が、端部センサST1の検知位置と端部センサST2の検知位置の間にはない場合、シートRsの側端が端部センサST1の検知位置と端部センサST2の検知位置の間もしくは端部センサST1の検知位置または端部センサST2の検知位置のいずれかに位置するように、チルトモータ102mを制御し、揺動機構102によってシートRsの端部を端部センサST1の検知位置と端部センサST2の検知位置の間まで移動させる。
また、CPU701は、リミットセンサSL1およびSL2においてローラ102rが所定の揺動範囲Fにおける所定の限界位置(X1もしくはX2)にあると検知された場合(ACT103、Yes)に、ロール移動機構101におけるロールシフトモータ101mを回転駆動し、ロール移動機構101によりシートロールRの位置をシフトさせ、シートロールRから引き出されるシートRsの幅方向における位置を移動させる(ACT104)。
上述したように、揺動機構102のみによってシートRsの幅方向における位置を補正し得る範囲は広くは無く、例えばシートロールRのロール支持機構101kへの設置時の位置ずれが大きい場合等には、揺動機構102を限界位置(X1もしくはX2)まで傾斜させてもシートRsの幅方向での位置ずれを補正しきれない場合がある。
そこで、本実施の形態では、一例として、引き出されたシートRsの幅方向における位置ずれが、揺動機構102のみにでは補正しきれない大きいものである場合には、ロール移動機構101によってシートロールR自体の幅方向における位置をシフトさせるようにしている。
例えば、揺動機構102によるシートRsの幅方向における位置ズレ補正を行なった結果、支持機構102kが所定の揺動範囲Fにおける限界位置X1まで到達した場合、CPU701は、リミットセンサSL1における検知結果に基づいて、ロールシフトモータ101mを図3に示した回転方向E1に回転駆動する。これにより、ロール移動機構101における被駆動部材101gは図3に示す実線矢印方向E2へと移動し、結果としてシートロールR自体が実線矢印方向E2へと移動する。このようにしてシートロールRから引き出されるシートRsの幅方向における位置ズレを補正することにより、揺動機構102のみでは対応しきれないような大きな位置ズレもロール移動機構101によって補正することができる。
最後に、CPU701は、ロール移動機構101によってシートロールRから引き出されるシートの幅方向における位置を移動させた後、揺動機構102におけるローラ102rを所定の揺動範囲Fの中央付近(例えば、図1にて示す位置)に復帰させる(ACT105)。もちろん、ここでの中央とは、揺動範囲Fの厳密な中央位置を意味するものではなく、支持機構102kがシートRsの幅方向における位置ズレ補正を再開可能な可動幅が確保できる位置であればよい。
このとき、CPU701は、例えば、ロール移動機構101によってシートロールRから引き出されるシートの幅方向における位置を移動させた後、揺動機構102におけるローラ102rを所定の揺動範囲Fにおけるいずれか一方の限界位置(X1もしくはX2)から所定の揺動範囲Fの中央付近へ向けて移動させる。
これにより、ロール移動機構101によってシートロールRの幅方向における位置をシフトさせた後、揺動機構102によるシートRsの幅方向における位置補正を再開させることができる。
なお、ここでの「端部位置関連情報」としては、例えば、揺動機構102におけるチルトモータ102m(アクチュエータ)の駆動量とすることもできる。具体的には、一例としてアクチュエータとしてステッピングモータを採用している場合、CPU701は、「端部位置関連情報」としての当該ステッピングモータを制御するステップ数(制御量)に基づいてシートロールRから引き出されるシートRsの幅方向における位置を制御することができる。
また、端部センサST1およびST2における検知結果を、「端部位置関連情報」として採用することもできる。
なお、上述したフローチャートでは、まず揺動機構102における位置補正処理を行い、揺動機構102による位置補正がそれ以上困難である場合にロール移動機構による位置補正処理を行なう構成を例示したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、端部センサST1およびST2等における検知結果等に基づいて、揺動機構102を用いた位置ズレ補正の結果を待つことなく、揺動機構102と協働してシートRsの幅方向における位置ズレを補正してもよいし、ロール移動機構101単体によるシートRsの幅方向における位置ズレを補正してもよい。
なお、上述した実施形態では、一例としてシートロールRからシートを引き出す構成を例示したが、これに限られるものではなく、例えばファンフォールド紙等の他の連続シートを使用する構成においても、上述した実施形態にて示した技術思想を適用できることは言うまでもない。
上述の連続シート供給装置での処理における各動作は、MEMORY702に格納されているシート位置調整プログラムをCPU701に実行させることにより実現されるものである。
更に、連続シート供給装置を構成するコンピュータにおいて上述した各動作を実行させるプログラムを、シート位置調整プログラムとして提供することができる。本実施の形態では、発明を実施する機能を実現するための当該プログラムが、装置内部に設けられた記憶領域に予め記録されている場合を例示したが、これに限らず同様のプログラムをネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様のプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。具体的に、記録媒体としては、例えば、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、回線上の伝送媒体などが挙げられる。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
なお、プログラムは、その一部または全部が、動的に生成される実行モジュールであってもよい。
また、上述の各実施の形態にてプログラムをCPUやMPU(Micro Processing Unit)に実行させることにより実現される各種処理は、その少なくとも一部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)にて回路的に実行させることも可能であることは言うまでもない。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
S 連続シート供給装置、101 ロール移動機構、102 揺動機構、SL1 リミットセンサ、SL2 リミットセンサ、ST1 端部センサ、ST2 端部センサ、105 制御部、106 サーマルヘッド。
特開2007−210765号公報
特開2008−230734号公報

Claims (10)

  1. 処理対象であるシートが巻回されているシートロールを、前記シートロールからのシート引き出し方向に対して傾斜する方向に移動させるロール移動機構と、前記シートロールから、シートを前記シート引き出し方向に引き出す引き出しローラと、を備える連続シート供給装置におけるシート位置調整方法であって、
    前記シートロールから引き出されているシートの、前記シート引き出し方向と直交する幅方向における端部位置に関する端部位置関連情報を取得し、
    前記端部位置関連情報に基づいて、前記ロール移動機構によって前記シートロールを移動させるシート位置調整方法。
  2. 前記ロール移動機構は、前記シートロールを、前記シートロールの巻回軸方向に移動させる請求項1に記載のシート位置調整方法。
  3. 前記連続シート供給装置は、ローラと、前記ローラの回転軸方向における一端側を支点として、前記ローラの回転軸が前記引き出し方向に対して傾斜する所定の角度範囲で揺動するように前記ローラを支持する支持機構と、前記支持機構を前記支点を中心として揺動させるアクチュエータとを有する揺動機構をさらに備え、
    前記端部位置関連情報に基づいて、前記ロール移動機構および前記揺動機構の少なくともいずれかによって前記シートロールから引き出されるシートの前記幅方向における位置を移動させる請求項1または2に記載のシート位置調整方法。
  4. 前記揺動機構の前記ローラは、前記引き出しローラである請求項3に記載のシート位置調整方法。
  5. 前記端部位置関連情報は、前記揺動機構における前記アクチュエータの駆動量である請求項3に記載のシート位置調整方法。
  6. 前記連続シート供給装置は、前記揺動機構における前記ローラが前記所定の揺動範囲における所定の限界位置にあるか否かを検知するリミットセンサをさらに備え、
    前記端部位置関連情報は、前記リミットセンサにおける検知結果である請求項3に記載のシート位置調整方法。
  7. 前記リミットセンサにおいて前記ローラが前記所定の揺動範囲における所定の限界位置にあると検知された場合に、前記ロール移動機構によって前記シートロールから引き出されるシートの前記幅方向における位置を移動させる請求項6に記載のシート位置調整方法。
  8. 前記連続シート供給装置は、前記シートロールから引き出されるシートの前記引き出し方向と直交する幅方向における端部を検知する端部センサをさらに備え、
    前記端部位置関連情報は、前記端部センサにおける検知結果である請求項3に記載のシート位置調整方法。
  9. 前記ロール移動機構によって前記シートロールから引き出されるシートの前記幅方向における位置を移動させた後、前記揺動機構における前記ローラを前記所定の揺動範囲の中央付近に復帰させる請求項6に記載のシート位置調整方法。
  10. 前記ロール移動機構によって前記シートロールから引き出されるシートの前記幅方向における位置を移動させた後、前記揺動機構における前記ローラを前記所定の揺動範囲におけるいずれか一方の限界位置から前記所定の揺動範囲の中央付近へ向けて移動させる請求項7に記載のシート位置調整方法。
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