JP6520231B2 - 振動伝達装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ゲル体の香料成分の揮発を促進させることができる振動伝達装置を提供することを目的とする。
振動ユニットと、
基体に固定手段を介して固定され前記振動ユニットの一面を保持する第1の保持部材と、
揮散性薬剤を内部に収容する容器体を前記固定手段を介して支持し前記振動ユニットの他面を保持する第2の保持部材と、を備え、
前記振動ユニットが、一端に開口部を有して形成され容器体に前記基体の振動を伝達するための球体を保持する第1保持部と、前記第1保持部に相対して一端に開口部を有して形成され前記球体を保持する第2保持部を有し、前記第1保持部と前記第2保持部の間に前記球体が移動可能に載置されている、
ことを特徴とする。
前記固定手段は、接着剤、両面テープ、面ファスナー、吸盤及びねじから選択される、
ことを特徴とする。
水平方向に伸びる円筒状のシャフトと、前記シャフトの外径よりも大径で前記シャフトが挿通される貫通孔を有する第1保持部と、前記貫通孔に挿通された前記シャフトを保持する第2保持部と、からなり、揮散性薬剤を内部に収容する容器体に基体の振動を伝達する振動ユニットと、
前記基体に固定され前記振動ユニットの一面を保持する第1の保持部材と、
前記容器体を支持し前記振動ユニットの他面を保持する第2の保持部材と、を備えた、
ことを特徴とする。
前記揮散性薬剤が、芳香成分を含む揮散性物質を保持するゲル成形体である、
ことを特徴とする。
前記基体が、機内で発生する熱を前記装置本体に設けた排気手段で機外へ排出する画像形成装置である、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、基体及び容器体に大きな変更を施すことなく振動伝達装置を設置することができる。
請求項3に記載の発明によれば、基体の振動を効率よく容器体に伝達することができる。
請求項4に記載の発明によれば、揮散性物質がゲル成形体でない場合に比して、運搬、保存、取り扱いを容易に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像形成装置の利用者を含む周辺環境へ安定した濃度で香りを提供することができる。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図7(a)は香り発生装置20の1つの構成を示す斜視図、(b)は縦断面図、(c)は香り発生装置20の開閉機構の構成を示す断面模式図、図8(a)は振動伝達装置10と香り発生装置20が設置された画像形成装置100の斜視図、(b)は画像形成装置100の排気を説明する平面視した部分断面図、(c)は排気側の部分断面図である。
以下、図面を参照しながら振動伝達装置10及び香り発生装置20が設置された基体101の一例として画像形成装置100の全体構成と動作について説明する。
容器体の一例としての香り発生装置20は、一端側が開口した有底の容器本体21に、揮散性薬剤Sを収容する。開口部21aは、蓋体22と接合され、揮散性薬剤Sが収容された容器体として密閉されている。
図8(b)、(c)に示すように、画像形成装置100の背面側の筐体内には排気ファンFが設けられた通気ダクト110が配置されて、画像形成装置100内の熱せられた空気を画像形成装置100の外部へ排出する。通気ダクト110の空気吸引側となる吸気口110Aは、定着装置(不図示)の側方の上方に位置し、通気ダクト110の排気側となる排気口110Bは、外装カバー120側に位置している。
図8(a)に示すように、外装カバー120のルーバ部の外側には凹部122が形成され、凹部122の底面122aに、振動伝達装置10と香り発生装置20が設置されている。
ルーバ部121から排気される空気流は、香り発生装置20の上方を流通し、香り発生装置20の内部から揮散した香り成分が空気流の流通方向に拡散する。その結果、画像形成装置100の利用者を含む周辺環境へ安定した濃度で香りを提供することができる。
図1は基体101に振動伝達装置10を介して香り発生装置20が設置された縦断面図、図2(a)は振動伝達装置10の1つの構成を示す縦断面図、(b)は分解縦断面図、(c)は係合部の一例を示す斜視図、図3は振動伝達装置10の振動伝達を説明する断面模式図、図4(a)は画像形成装置100の凹部122に振動伝達装置10と香り発生装置20が設置された状態の平面模式図、(b)は縦断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、振動伝達装置10の構成ついて説明する。
振動伝達装置10は、振動ユニット15と、基体101に固定され振動ユニット15の一面を保持する第1の保持部材11と、香り発生装置20を支持し振動ユニット15の他面を保持する第2の保持部材12とを備えて構成されている。
第2保持部18は、第1保持部17に相対して一端に開口した凹部R2に振動伝達部材16を移動可能に収容する。
尚、図2(c)に示すように、係合凹部17a及び係合凹部18aは溝形状で形成され、嵌り合う係合凸部11a及び係合凸部12aはレール形状で形成されてもよく、振動ユニット15をスライドして交換することもできる。
このように構成される振動伝達装置10は、図4(a)、(b)に示すように、振動ユニット15の一面を保持した第1の保持部材11が両面テープADを介して基体101としての画像形成装置100の凹部122の底面122aに固定され、振動ユニット15の一面を保持した第2の保持部材12が両面テープADを介して香り発生装置20を支持する。
図5は振動伝達装置10Aの断面模式図である。
以下、本実施形態の振動伝達装置10Aの構成について図5を用いて説明するが、第1実施形態に係る香り振動伝達装置10と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
シャフト16Aは、両端部が第2保持部18Aで支持され、第1保持部17Aはシャフト16Aに対して移動可能に支持される。
図6は振動伝達装置10Bの構成を示す縦断面図である。
以下、本実施形態の振動伝達装置10Bの構成について図6を用いて説明するが、第1実施形態に係る振動伝達装置10と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
バネ体16Baは、バネ定数Kを有し、支持する香り発生装置20の質量に応じて個別に決定される。また、振動伝達部材16Bは、粘性減衰要素16Bbをバネ体16Baと並列に備え、減衰比が選択されて、基体101としての画像形成装置100の振動が増幅されて伝達される。
11、11A・・・第1の保持部材
12、12A・・・第2の保持部材
15、15A、15B・・・振動ユニット
16、16A、16B・・・振動伝達部材
17、17A・・・第1保持部
18、18A・・・第2保持部
20・・・香り発生装置
100・・・画像形成装置
101・・・基体
110・・・通気ダクト
120・・・外装カバー
121・・・ルーバ部
122・・・凹部
F・・・排気ファン
Claims (5)
- 振動ユニットと、
基体に固定手段を介して固定され前記振動ユニットの一面を保持する第1の保持部材と、
揮散性薬剤を内部に収容する容器体を前記固定手段を介して支持し前記振動ユニットの他面を保持する第2の保持部材と、を備え、
前記振動ユニットが、一端に開口部を有して形成され容器体に基体の振動を伝達するための球体を保持する第1保持部と、前記第1保持部に相対して一端に開口部を有して形成され前記球体を保持する第2保持部を有し、前記第1保持部と前記第2保持部の間に前記球体が移動可能に載置されている、
ことを特徴とする振動伝達装置。 - 前記固定手段は、接着剤、両面テープ、面ファスナー、吸盤及びねじから選択される、
ことを特徴とする請求項1に記載の振動伝達装置。 - 水平方向に伸びる円筒状のシャフトと、前記シャフトの外径よりも大径で前記シャフトが挿通される貫通孔を有する第1保持部と、前記貫通孔に挿通された前記シャフトを保持する第2保持部と、からなり、揮散性薬剤を内部に収容する容器体に基体の振動を伝達する振動ユニットと、
前記基体に固定され前記振動ユニットの一面を保持する第1の保持部材と、
前記容器体を支持し前記振動ユニットの他面を保持する第2の保持部材と、を備えた、
ことを特徴とする振動伝達装置。 - 前記揮散性薬剤が、揮散性物質を保持するゲル成形体である、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の香り発生装置。 - 前記装置本体が、機内で発生する熱を前記装置本体に設けた排気手段で機外へ排出する画像形成装置である、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の香り発生装置。
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