JP6519040B2 - 消音機能付きベル - Google Patents
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Description
また、人に警報するためのベルもある。
これらのベルは、人が電車等の交通機関に乗車する等、鳴らしてはいけない場合もある。
例えば、特許文献1,2には、ベルが鳴る状態と鳴らない状態に切り替える発明を開示する。
しかし、同公報に開示する構造は、打撃部をワイヤー等にて連結し、このワイヤーを引っ張ることで消音状態にするものであり、歩きながらワイヤーを引っ張る動作が大変であり、またワイヤーが切れたり、ワイヤーの取付部が外れたりする問題があった。
ここで、ベル本体はカバー部で覆われ、前記消音手段はカバー部の内側に配設してあってもよく、消音手段は打撃子の動きを止める機構、打撃子をベル本体から離間する機構、及びベル本体の振動を抑える機構のうち、いずれかであってよい。
消音手段として用いるノック式又はプッシュ式とは、ボールペン等に広く使用されているノックカム機構があり、その他のオルタネイト動作型としてハート状カム方式,回転カム方式,ラッチカム方式等が例として挙げられる。
ハート状カム方式は、プレートの片側表面上にハートに似た形状をした方向性のある段差を設けた溝を付けておき、ピンを溝に90°の角度で接するようにし、そのピンの一端をプランジャーに支持して溝内をプランジャーの動きに合せて移動させる。
プランジャーの一定の位置まで動作させて休止すると、ピンは溝の段差で止まる。
再度プランジャーを動作させるとピンは少し後に戻り、溝に沿って初めの段差まで戻り自由状態となる。
ボタンを2回押すとピンは一周して切り替わる。
回転カム方式は、両端の切り欠き部があり、回転自在にリブに取り付けられたカムと、このカムの周囲端面と接するフレームで構成されたものである。
ラチェットカム方式は、ラチェットカム状の爪をレバーで押すとカムは回転し、あるレベル以上は回転しなくなる。
再度レバーを押すと回転するものである。
この場合に打撃子の動きを止める手段として、ピンの突没により機械的に止めるもの、磁石の突没により磁力にて止めるもの等が例として挙げられる。
また、打撃子を機械的又は磁力的にベル本体部に当接しないように離間させてもよい。
また、通常はベル本体部の鳴るのを抑えないようにカバー部を設け、例えば外側からカバー部を押し、ベル本体部と接触させることでベル本体部の振動を抑えるものでもよい。
また、ノック式,プッシュ式の操作ボタンの形状は円柱状のボタンのみならず、L字型レバー式,T字型レバー式又は側部に大きく突出した円盤型でもよい。
図1は、ベルの断面図を示し、内部が中空形状のベルの本体部11の内側に打撃子30を通常は転動自在に配置してある。
本体部11は、スチール,銅合金等の金属製であり、打撃子30が転がる転動部11aをカップを逆さ状にした本体部11の下側に設けてある。
この転動部11aは、本体部11に一体的に形成してもよく、また別体の転動部11aをフレームやアーム状の部材で本体部11に連結してもよい。
図1は、打撃子30が凹面状の転動部11aを転がり、本体部11の内側に当接することで鳴るようになっていて、本体部11の振動を妨げないように部分的に又は全周にスリット部11bを設けた例になっている。
なお、転動部11aと本体部11を一体的に形成し、転動部11aの底部に打撃子30が落ちない幅のスリット部を設けてもよい。
本体部11の筒状部11dの内側に筒状のカム本体22を取り付け、このカム本体22の内壁には、先端が一方向に傾斜した段状の係止部22a,22bと回転子23が上下移動できる溝部を有する。
回転子23は、ノック部側にノック部21の先端部のギザギザ部21aとかみ合うギザギザ部を有し、ノック部をノックすると相互のギザギザ部がかみ合い、所定角度回転子23が回転する。
回転子23の外周部に設けた係止部がカム本体の溝部に一致すれば、その溝部に沿って回転子23がカム本体22の内側を上下移動し、押し出された回転子23が回転し、回転子23の係止部がカム本体の内側の段差状の係止部22aに係止し、スプリング24に対抗した回転子23の突出状態が維持される。
これにより、ノック部21を1回押すと回転子23の軸部25aの先端に連結された制止部25が突出し、再度ノック部21を押すと回転子23が所定角度回転し、カム本体の溝に沿って後退するので、制止部25が上昇位置に移動する。
制止部25は、打撃子30を機械的に上から押さえても磁石を近づけることで磁着制止させてもよい。
特に図2に示すように、消音手段20をカバー部14の内側で横方向から本体部11の内部に臨むように配置した場合には、磁石からなる制止部25を突出させると、軽く振るだけで打撃子30が磁着し、制止部25を没入させることで打撃子30の動きをフリー状態にすることができる。
なお、図2ではカバー部14の内側にノック部があるので、ノック部が物に引っ掛かるのを防止する。
また、図1のように上下方向にノック部21を設けた場合でも、吊り下げ用のリング12の内側にノック部21を配置することができるので、ノック操作が容易である。
この場合に、本体部11を横方向に保持できるように支持アーム13を側部から折り曲げるように上方に配置し、上部に吊り下げ部13aを設けた例になっている。
図4は、消音手段20を横方向に設け、カバー部14を設けた例である。
カバー部14があると、カバー部が衣服等に接触しても音が止まらない。
図5(b)は、横方向に支点部26bで回転する制止アーム26aを設けた例である。
図6は、カバー部14を外側の押え部材27とその操作部27aにて押え、本体部11の振動を抑えた例である。
図7は、カバー部14にカム本体22を取り付け、カバー部14の内側に本体部11を吊り下げた二重構造にした例である。
図8は、上下方向の保持枠51に対して水平方向に配置し、且つ揺動自在の水平枠52を取り付け、この水平枠52に対して垂直枠53を揺動自在に取り付けた例である。
この垂直枠53にベルの本体部11を取り付けると、常にベルの本体部が垂直方向に維持され、転動部が水平方向に保持される。
11a 転動部
14 カバー部
20 消音手段
21 ノック部
22 カム本体
23 回転子
30 打撃子
Claims (1)
- ベル本体と前記ベル本体に連結した転動部とを備え、
前記ベル本体の内側であって転動部に沿って転がる打撃子を有し、
前記打撃子が転動部に沿って転がりベル本体の内側に当接すると前記ベル本体が振動し音が出るものであり、
前記打撃子がベル本体に当接しても前記ベル本体が振動しないように切り替えるための消音手段を有し、前記消音手段はベル本体の外側に配置したカバー部を外側から押え当該ベル本体の振動を抑えるものであることを特徴とする消音機能付きベル。
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