JP6519013B2 - インクジェット印刷装置 - Google Patents
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Description
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係るインクジェット印刷装置10の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェット印刷装置10の概略構成の一例を示す模式図である。図1に示すように、インクジェット印刷装置10は、回転機構100と、ヘッド200と、本体300と、を備える。
続いて、図3及び図4を参照して、印刷パターンの傾斜について説明する。図3は、印刷パターンの傾斜について説明するための説明図である。図3において、ハッチングを付した円は被印刷物400へ形成されたドットを示し、矢印Dはヘッド200におけるインクの液滴の偏向方向を示し、矢印Mはドット列の形成方向を示す。図3では、インクの液滴の偏向方向が被印刷物400の搬送方向に略直交する姿勢のヘッド200及びヘッド200が当該姿勢である状態での被印刷物400への印刷において被印刷物400に形成されるドット列が示されている。1つのドット列が形成される過程において、各ドットは、矢印Mによって表されるドット列の形成方向に沿って順に形成される。また、各ドットに対応するインクの液滴の偏向量は、矢印Dによって表されるインクの液滴の偏向方向に沿って順に調整される。換言すると、矢印Dによって表されるインクの液滴の偏向方向の正の方向は、1つのドット列が形成される過程において、各ドットに対応するインクの液滴の偏向量が調整される方向を示す。なお、偏向量の調整は、偏向量をインクの液滴の偏向方向に沿って順に増加させ又は順に減少させることによって行われ得る。また、以下では、ヘッド200から射出された液滴によって、被印刷物400に5つのドットからなるドット列が形成される例について説明する。また、隣接するドットに対応するインクの液滴は一定の時間間隔をおいて射出され、隣接するドットに対応するインクの液滴の偏向量の差は一定である例について説明する。なお、被印刷物400に形成されるドット列が5つのドットからなる例は一例に過ぎず、被印刷物400に形成されるドット列は他の数のドットからなってもよい。
[3−1.機能構成]
続いて、図5及び図6を参照して、本実施形態に係る制御装置350について説明する。図5は、本実施形態に係る制御装置350の機能構成の一例を示す説明図である。図5に示したように、制御装置350は、記憶部352と、制御部354と、を含む。
記憶部352は、制御部354が行う処理に用いられる各種データを記憶する。具体的には、記憶部352は、搬送速度V1、射出時間間隔t1、偏向角A1、ヘッド内飛行距離離L3及びヘッド/被印刷物ギャップL4の設定値を記憶する。各設定値は、オペレータにより変更可能であってもよい。例えば、操作入力装置330へ入力されるオペレータによる各設定値の変更の要求に応じて記憶部352に記憶される各設定値が変更されるように構成し得る。
制御部354は、ヘッド制御部354aと、回転機構制御部354bと、回転量特定部354cと、を含む。
続いて、図7を参照して、本実施形態に係る制御装置350が行う処理の流れについて説明する。図7は、本実施形態に係る制御装置350が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示したように、回転量特定部354cは、記憶部352に記憶された各設定値を取得する(ステップS502)。そして、回転量特定部354cは、取得した各設定値に基づいて数式(1)におけるAをヘッド200の回転量として特定し(ステップS504)、回転機構制御部354bへ出力する。ステップS504の処理において、具体的には、回転量特定部354cは、搬送速度V1、射出時間間隔t1及び数式(2)を用いてL1を算出し、偏向角A1、ヘッド内飛行距離離L3、ヘッド/被印刷物ギャップL4及び数式(3)を用いてL2を算出する。そして、回転量特定部354cは、L1、L2及び数式(1)を用いてドット列の傾きAを算出する。
[4−1.第1の応用例]
続いて、図8及び図9を参照して、第1の応用例について説明する。第1の応用例では、ヘッド200a、b、cが被印刷物400の搬送方向と交差する方向に間隔をあけて配置される。ヘッド200a、b、cの各々の駆動は、ヘッド制御部354aにより制御される。また、第1の応用例に係る回転機構700は、ヘッド200a、b、cを同一の回転軸まわりに回転させる。図8は、第1の応用例に係る回転機構700の一例を示す説明図である。図8のaは、ヘッド200a、b、cにおけるインクの液滴の偏向方向が被印刷物400の搬送方向に略直交する状態を示す。図8のbは、ヘッド200a、b、cが、図8のaに示した姿勢から回転機構700により回転した後の状態を示す。
続いて、図10及び図11を参照して、第2の応用例について説明する。第2の応用例では、第1の応用例と同様に、ヘッド200a、b、cが被印刷物400の搬送方向と交差する方向に間隔をあけて配置される。一方、第1の応用例と異なり、第2に係る回転機構800は、ヘッド200a、b、cの各々を互いに異なる回転軸まわりに回転させる。図10は、第2の応用例に係る回転機構800の一例を示す説明図である。図10のaは、ヘッド200a、b、cにおけるインクの液滴の偏向方向が被印刷物400の搬送方向に略直交する状態を示す。図10のbは、ヘッド200a、b、cが、図10のaに示した姿勢から回転機構800により回転した後の状態を示す。
また、本明細書においてフローチャートを用いて説明した処理は、必ずしもフローチャートに示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
100、700、800 回転機構
200、200a、200b、200c ヘッド
210 インク射出装置
220 帯電装置
230 偏向板
240 ガター
300 本体
310 ポンプ
320 タンク
330 操作入力装置
340 表示装置
350 制御装置
352 記憶部
354 制御部
354a ヘッド制御部
354b 回転機構制御部
354c 回転量特定部
400 被印刷物
702 ヘッド支持部材
704 回転軸
706 ラック部材
708 ピニオン
802 第1のヘッド支持部材
804 第2のヘッド支持部材
806 回転軸
808 ピニオン
Claims (3)
- 高速で搬送される平面形状の被印刷物に対して、インクの液滴を射出し、射出されたインクの液滴を前記被印刷物の搬送方向と交差する方向へ偏向し、ドットを連続的に形成することにより、前記被印刷物への印刷を行う、ヘッドと、
前記ヘッドを前記被印刷物の印刷面に対して略垂直な回転軸まわりに回転させる回転機構と、
前記被印刷物の搬送方向と交差する方向に間隔をあけて配置された複数の前記ヘッドと、
前記複数のヘッドの各々による前記被印刷物への印刷の時期を、前記複数のヘッドの各々の配置に応じて調整する制御部と、
を備え、
前記回転機構は、前記複数のヘッドの各々を互いに異なる回転軸まわりに回転させる、
インクジェット印刷装置。 - 前記被印刷物の搬送速度は、50〜200m/分である、請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
- 前記回転機構は、前記ヘッドをインクの液滴の偏向方向と前記被印刷物の搬送方向のなす角が鋭角となる方向に回転させる、請求項1又は2に記載のインクジェット印刷装置。
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JP2015166422A JP6519013B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | インクジェット印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015166422A JP6519013B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | インクジェット印刷装置 |
Publications (2)
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Family
ID=58209399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015166422A Active JP6519013B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | インクジェット印刷装置 |
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