JP6518399B2 - シール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シール装置に関し、さらに詳しくは、ハウジングと回転軸との間の軸封部に設けられる封止手段の付近の被密封流体の濃縮を防止することができるシール装置に関する。
ハウジングと回転軸との間の軸封部をシールする封止手段としては、メカニカルシール及びリップタイプシールなどが知られており、例えば、メカニカルシールの場合、従来、相互に摺動する回転側密封環と静止側密封環とを冷却するため、例えば、図4に示すように、密封空間50に位置する被密封流体が回転軸51の軸心方向に沿って流れるように、回転側密封環52と異なる軸方向位置にポンピングリング53が回転軸51に固定して設けられ、ポンピングリング53の上流側には流入孔54が、また、下流側には排出孔55設けられ、排出孔55から排出された被密封流体が外部配管56を経由して流入孔54から密封空間50の内部に戻るようにされたシール装置が知られている(以下、「従来技術」という。例えば、特許文献1参照。)。
WO2013/001935 A1
しかしながら、上記した従来技術は、被密封流体が密封面の内径方向に漏れようとするインサイド形のメカニカルシールであって、回転軸51に、別途、ポンピングリング53を設けるため、部品点数が増加し、径方向の寸法も増大する。また、被密封流体を外部配管56を経由して循環するための外部循環装置を設ける必要があり、この外部循環装置は、被密封流体が密封面の内径側に存在するアウトサイド形のメカニカルシールにそのまま適用できないという問題もあった。
本発明は、部品点数を増加させることなく、また、大がかりな外部循環装置を設けることなく、ハウジングと回転軸との間の軸封部をシールする封止手段の付近の被密封流体の濃縮を防止して摺動面の密封性を高めると共に摺動トルクの増大を抑制し、摺動面の潤滑不良を防止できるシール装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明のシール装置は、第1に、ハウジングと回転軸との間に形成された軸封部に装着されて、ハウジングと回転軸との間の被密封流体を封止するシール装置であって、
前記軸封部は前記回転軸を支持するラジアルすべり軸受と、
前記ラジアルすべり軸受の被密封流体源とは回転軸方向の反対側に前記被密封流体を封止する封止手段とを有し、
前記ラジアルすべり軸受には前記被密封流体源側と前記封止手段の高圧流体側の近傍とを導通する流体導入孔が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、部品点数を増加させることなく、また、大がかりな外部循環装置を設けることなく、固定側密封環と回転側密封環との摺動面の付近の被密封流体の濃縮を防止できる。その結果、摺動面における析出物の発生、付着・堆積を防止し、密封性の低下を防止できる。また、被密封流体の粘度の上昇を抑制し、摺動トルクの増大を防止できる。さらに、摺動面の近傍でのエアー溜まりの発生を防止し、摺動面の潤滑不良を防止できる。さらに、すべり軸受を構成する部材に流体導入孔が設けられるため、装置の軽量化を図ることができる。
また、本発明のシール装置は、第2に、第1の特徴において、前記回転軸の外周面或いは、前記ラジアルすべり軸受けの内周面の少なくともどちらか一方には、前記被密封流体源側から前記摺動面側に被密封流体を移送するポンピング溝が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、封止手段の摺動面の付近の被密封流体の濃縮を、より一層、防止することができる。
また、本発明のシール装置は、第3に、第1の特徴において、前記回転軸の外周面或いは、前記ラジアルすべり軸受けの内周面の少なくともどちらか一方には、前記摺動面側から前記被密封流体源側に被密封流体を移送するポンピング溝が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、封止手段の摺動面の付近の被密封流体の濃縮を、より一層、防止することができると共に、被密封流体の循環量をコントロールすることにより、摺動面付近の圧力が低圧になるようにすることも可能となり、シール性の向上に寄与することができる。
また、本発明のシール装置は、第4に、第1ないし第3のいずれかの特徴において、前記流体導入孔の前記被密封流体源側の入口には異物除去フィルタが装着されることを特徴としている。
この特徴によれば、異物のない被密封流体を摺動面の近傍、あるいは、ラジアルすべり軸受と回転軸との間に供給することができ、異物による摺動面の面荒れや、ラジアルすべり軸受の異常摩耗を防止することができる。
また、本発明のシール装置は、第5に、第1ないし第4のいずれかの特徴において、前記封止手段は固定側密封環と、該固定側密封環に対向摺接する回転側密封環とを具備するメカニカルシールであることを特徴としている。
この特徴によれば、より確実にシール機能を果たすことができる。
また、本発明のシール装置は、第6に、第5の特徴において、前記固定側密封環が前記ラジアルすべり軸受を構成するようにして前記ハウジング内に固定されることを特徴としている。
この特徴によれば、部品点数の削減及び軸方向の長さを低減することができる。
また、本発明のシール装置は、第7に、第1乃至4のいずれかの特徴において、前記封止手段は、シールリップ部材を具備するリップタイプシールであることを特徴としている。
この特徴によれば、リップタイプシールにおいてもシールリップ部材の摺動面の付近の被密封流体の濃縮を防止できる。
本発明は、以下のような優れた効果を奏する。
(1)部品点数を増加させることなく、また、大がかりな外部循環装置を設けることなく、固定側密封環と回転側密封環との摺動面の付近の被密封流体の濃縮を防止できる。その結果、摺動面における析出物の発生、付着・堆積を防止し、密封性の低下を防止できる。また、被密封流体の粘度の上昇を抑制し、摺動トルクの増大を防止できる。さらに、摺動面の近傍でのエアー溜まりの発生を防止し、摺動面の潤滑不良を防止できる。さらに、すべり軸受を構成する部材に流体導入孔が設けられるため、装置の軽量化を図ることができる。
(2)回転軸の外周面或いは、ラジアルすべり軸受けの内周面の少なくともどちらか一方には、被密封流体源側から摺動面側に被密封流体を移送するポンピング溝が設けられることにより、封止手段の摺動面の付近の被密封流体の濃縮を、より一層、防止することができる。
(3)回転軸の外周面或いは、ラジアルすべり軸受けの内周面の少なくともどちらか一方には、摺動面側から被密封流体源側に被密封流体を移送するポンピング溝が設けられることにより、封止手段の摺動面の付近の被密封流体の濃縮を、より一層、防止することができると共に、被密封流体の循環量をコントロールすることにより、摺動面付近の圧力が低圧になるようにすることも可能となり、シール性の向上に寄与することができる。
(4)流体導入孔の前記被密封流体源側の入口には異物除去フィルタが装着されることにより、異物のない被密封流体を摺動面の近傍、あるいは、ラジアルすべり軸受と回転軸との間に供給することができ、異物による摺動面の面荒れや、すべり軸受の異常摩耗を防止することができる。
(5)封止手段は固定側密封環と、該固定側密封環に対向摺接する回転側密封環とを具備するメカニカルシールであることにより、より確実にシール機能を果たすことができる。
(6)固定側密封環がラジアルすべり軸受を構成するようにしてハウジング内に固定されることにより、部品点数の削減及び装置の軸方向の長さを低減することができる。
(7)封止手段は、シールリップ部材を具備するリップタイプシールであることにより、リップタイプシールにおいてもシールリップ部材の摺動面の付近の被密封流体の濃縮を防止できる。
本発明の実施例1に係るシール装置を示す縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施例2に係るシール装置を示す縦断面図である。 本発明の実施例3に係るシール装置を示す縦断面図である。 従来技術を示す図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置などは、特に明示的な記載がない限り、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1を参照して、本発明の実施例1に係るシール装置について説明する。
図1に示す実施例1は、本発明に係るシール装置が、小型のウォーターポンプに適用された場合を示すものであって、前記シール装置は液体を圧送するポンプ室に隣接して配置されている。
このシール装置の封止手段としては、密封面(本発明において、「摺動面」という場合もある。)の内周から外周方向に向かって漏れようとする高圧流体側の被密封流体を密封する形式のアウトサイド型のメカニカルシールである。
図1において、ハウジング1内に配設された回転軸2の一端側(図1においては左側)にはポンプ部3が、他端側(図1においては右側)には封止手段であるメカニカルシール4が形成されている。
また、ハウジング1は、主にポンプ部3が収納されるポンプハウジング5と、すべり軸受を構成する部材が収納される軸受ハウジング6とを備えている。
なお、すべり軸受を構成する部材については後記において詳しく説明する。
ハウジング1の他端側(図1においては右側)にはメカニカルシール4を収容可能なシールカバー7が装着されている。
ポンプ部3において、ポンプハウジング5は、断面が略コ字状をなし、内部の収容空間に回転羽根8を収容するとともにポンプ室9が形成されている。また、回転羽根8は、回転軸2を介して図示されないモータ部の駆動力により回転駆動され、液体を所定の個所に圧送するようになっている。
軸受ハウジング6は断面が略円筒状をなし、内部の収容空間にラジアルすべり軸受を構成するように形成された固定側密封環11を収容している。軸受ハウジング6の内周面と固定側密封環11の外周面との間にはOリング10が装着されシールされている。
固定側密封環11は、ポンプ室9とメカニカルシール4の密封面Sとを区画し、回転軸2の一端を支持するものであり、一定の強度を備える必要から所定の外径及び厚みを有する。そのため、固定側密封環11の中心部には、ポンプ部3側において回転軸2を挿通させるための貫通孔11aが形成され、貫通孔11aの部分においてラジアルすべり軸受を構成し、回転軸2を回転自在に支持するようになっている。
なお、ポンプ室9内の液体は貫通孔11aと回転軸2の隙間を通してメカニカルシール4側に漏洩する。
本実施例においては、固定側密封環11がラジアルすべり軸受を兼用するものであるから、部品点数の削減及び軸方向の長さを低減することができる。
固定側密封環11は、機械的強度を有する他、自己潤滑性、耐摩耗性などの特性を備えるものであり、例えば、カーボン、SiCあるいは超硬合金などから選定される1つの材料から形成される。固定側密封環11の内周11aのすべり軸受部と回転軸2外周との間の隙間は、使用温度あるいは材料などを考慮して決められるが、通常のすべり軸受において設定される隙間に準じて決定される。
また、図2に示すように、固定側密封環11の回り止め及び軸方向の移動防止を図るため、固定側密封環11の外周11bに突起11c(あるいは凹部)を設け、該突起11c(あるいは凹部)に対向する軸受ハウジング6側の内周6bに凹部6c(あるいは突起)を設け、これらが嵌合させることで、固定側密封環11の回転及び軸方向移動を防止するようにしてもよい。
固定側密封環11のポンプ部3側(本発明において、「被密封流体源側」ともいう。)と反対側には、固定側密封環11の摺動面11d(密封面)と対向摺接する回転側密封環12が配設される。回転側密封環12は、固定側密封環11と同様に、機械的強度を有する他、自己潤滑性、耐摩耗性などの特性を備えるものであり、例えば、カーボン、SiCあるいは超硬合金などの中から相手部材とのなじみ性などを考慮して選定される。
回転側密封環12をポンプ部3側に向かって軸方向に付勢させるための押圧部材13が装着され、回転側密封環12の摺動面12aが固定側密封環11の摺動面11dに押圧されるようになっている。
本例において、押圧部材13はベローズから構成されており、ベローズ13の一端はカラー14に連結されると共に、他端はリテーナ15に連結され、回転側密封環12はリテーナ15の端面に焼嵌めまたは圧入されている。
なお、押圧部材としては、ベローズに限らず、コイルスプリングを用いてもよいことはもちろんである。
カラー14は、金属から形成されてリング状をなすものであって、回転軸2の外周面に固定されている。
ベローズ13は、打抜き加工等によって波形環状に形成した金属製のダイアフラム板を複数枚一列に並べて、隣接するダイアフラム板の外径部間及び内径部間をガス溶接等によって交互に連結して、全体を蛇腹筒状に形成したものであって、一端がカラー14側にガス溶接等によって一体に連結されるようになっている。尚、前述の様に形成された溶接ベローズだけでなく、金属管を塑性変形させて、全体を蛇腹筒状に形成した成形ベローズやその他の方法にて形成されたベローズを用いてもよい。
また、回転羽根8の回転により、回転軸2には軸方向に力が働くため、これを抑えるための部材として固定側密封環11のポンプ部3側であって回転軸2とポンプハウジング5との間に位置してスラスト軸受16が設けられている。
この場合、スラスト軸受16はラジアルすべり軸受(固定側密封環11)を通って循環する流体の流れを阻害しないように構成され、また、ポンプハウジング5にはポンプ室3と固定側密封環11のポンプ部3側とを連通する連通孔17が設けられている。
なお、スラスト軸受16はメカニカルシール4のポンプ室3とは反対側に設けてもよく、或いは、両方に設けても良い。
メカニカルシール4の摺動面S近傍の被密封流体は、摺動面Sがポンプ室9から遠く、また、固定側密封環11により仕切られた状態あるため、濃縮された状態にある。被密封流体が濃縮された状態にあると、被密封流体として、シリケート系のクーラントを使用した場合などにおいて、メカニカルシール4の摺動面Sでは析出物が発生し、摺動面Sに付着・堆積し、密封性を低下させる要因となることが知られている。また、被密封流体の粘度が上昇し、摺動トルクが増大する。さらに、摺動面Sの近傍では被密封流体が回りにくいため、エアー溜まりが出来て摺動面Sが潤滑不良になる不具合が発生する恐れもある。
本発明は、例えば、被密封流体が密封面Sの外径方向に漏れようとするアウトサイド形のメカニカルシールにおいて、部品点数を増加させることなく、また、大がかりな外部循環装置を設けることなく、固定側密封環11と回転側密封環12との摺動面Sの付近の被密封流体の濃縮を防止して摺動面Sの密封性を高めると共に摺動トルクの増大を抑制し、摺動面Sの潤滑不良を防止するものあり、そのため、固定側密封環11と回転側密封環12との摺動面Sとポンプ室9側との間に回転軸2を支持するラジアルすべり軸受を構成するようにして固定側密封環11を設置すると共に、ラジアルすべり軸受を構成する固定側密封環11にはポンプ室9側と摺動面Sの高圧流体側の近傍とを導通する流体導入孔20が設けられる。
なお、本発明において、「摺動面Sの高圧流体側」とは、被密封流体の存在する側の意味であり、反対に、摺動面Sの低圧流体側とは大気側を意味する。
アウトサイド形のメカニカルシールにおいては被密封流体は摺動面Sの内径側に存在することから、流体導入孔20の出口20bは、摺動面Sの内径側に位置するように設定される。また、流体導入孔20の断面形状は特に限定されないが、例えば、円形をなしており、摺動面Sの付近に満遍なく被密封流体を供給するため、周方向に複数設けられることが望ましい。
流体導入孔20のポンプ室9側(被密封流体源側)の入口20aには異物除去フィルタ21が設置される。この異物除去フィルタ21の設置により、異物のない被密封流体を摺動面Sの近傍、あるいは、固定側密封環11のすべり軸受を構成する貫通孔11aと回転軸2との間に供給することができる。これにより、異物による摺動面Sの面荒れや、すべり軸受の異常摩耗を防止することができる。また、ポンプ室9側に異物除去フィルタ21がある、つまり、回転羽根8の近傍に異物除去フィルタ21が設置されるため、回転羽根8の回転に伴い異物除去フィルタ21周辺に圧力の変動が起こり、その変動により、異物が異物除去フィルタ21に詰まったとしても排出されるように働き、異物の詰まりを抑制する。
本例では、入口20aは、ポンプ室9から被密封流体が導入されやすいように、径方向または周方向において大きく形成され、大きく形成された入口20aに異物除去フィルタ21が設置されている。
流体導入孔20の入口20aの形状としては、回転羽根8の回転に伴い回転する被密封流体が流体導入孔20に導入されやすいように、被密封流体の回転方向に沿う渦巻き状の形状でもよい。
また、流体導入孔20は、回転軸の中心軸に平行でなくてもよく、例えば、入口20aから出口20bに向かうにつれ中心軸に近づくように傾斜してもよい。さらに、入口20aから出口20bに向かうにつれ中心軸から遠ざかるように傾斜してもよい。
固定側密封環11の貫通孔11aに対向する回転軸2の外周面には、ポンプ室9側(被密封流体源側)から摺動面S側に被密封流体を移送するポンピング溝22が設けられる。ポンピング溝22は、回転軸2の回転により被密封流体をポンプ室9側から摺動面S側に移送できるものであればよく、特に限定されるものではないが、本例では、微細な傾斜溝を軸方向に周期的に複数設けて構成している。ポンピング溝22は、回転軸2の外周面の全面に設けてもよいが、本例では、図2に示すように、周方向に4等配で設けられた浅い矩形溝22a内に微細な凹凸からなる傾斜溝が周期的に複数設けられたものとなっている。その他、固定側密封環11のラジアルすべり軸受を構成する貫通孔11aに設けてもよく、また、回転軸2の外周面と貫通孔11aの両方に設けてもよい。
上記のように構成されたウォーターポンプが作動されると、ポンプ部3の回転羽根8が回転軸2を介してモータ部の駆動力により回転駆動され、液体を所定の個所に圧送する。 その際、ポンプ室9内の高圧の液体は、固定側密封環11の貫通孔11aと回転軸2の外周面との間のすべり軸受の隙間からメカニカルシール4側に漏洩するが、摺動面Sにおいてシールされ外部に漏洩することが防止される。
一方、ポンプ室9内の高圧の被密封流体は、流体導入孔20を介して、直接、摺動面Sの高圧流体側の近傍に導入される。さらに、回転軸2の回転に伴うポンピング溝22のポンピング作用により、被密封流体はポンプ室9側から摺動面S側に移送される。
このため、摺動面Sの高圧流体側の近傍にはポンプ室9側の被密封流体が積極的に導入されることになり、摺動面Sの近傍の被密封流体が濃縮されることはない。
流体導入孔20及びポンピング溝22による被密封流体の供給量は、流体導入孔20の径及びポンピング溝22のポンピング量(例えば、溝深さ等)でコントロールできるため、摺動面S近傍の被密封流体の濃縮の程度が制御可能となり、密封性の向上に寄与できる。
上記した実施例1においては、以下のような効果を奏する。
(1)すべり軸受を構成する部材に流体導入孔20を設けることにより、また、付加的に、回転軸2にポンピング溝22を設けることにより、部品点数を増加させることなく、また、大がかりな外部循環装置を設けることなく、固定側密封環11と回転側密封環12との摺動面Sの付近の被密封流体の濃縮を防止できる。その結果、摺動面Sにおける析出物の発生、付着・堆積を防止し、密封性の低下を防止できる。また、被密封流体の粘度の上昇を抑制し、摺動トルクの増大を防止できる。さらに、摺動面Sの近傍でのエアー溜まりの発生を防止し、摺動面Sの潤滑不良を防止できる。
(2)異物除去フィルタ21の設置により、異物のない被密封流体を摺動面Sの近傍、あるいは、固定側密封環11のすべり軸受を構成する貫通孔11aと回転軸2との間に供給することができ、異物による摺動面Sの面荒れや、すべり軸受の異常摩耗を防止することができる。
(3)流体導入孔20の径及びポンピング溝22のポンピング量(例えば、溝深さ等)で摺動面Sの付近に対する被密封流体の供給量がコントロールできるため、摺動面S近傍の被密封流体の濃縮の程度が制御可能となり、密封性の向上に寄与できる。
(4)固定側密封環11がすべり軸受を兼用することにより、部品点数の削減及び軸方向の長さを低減することができる。
(5)すべり軸受を兼用する固定側密封環11に流体導入孔20を設けることにより、装置の軽量化を図ることができる。
図3を参照して、本発明の実施例2に係るシール装置について説明する。
実施例2に係るシール装置は、回転軸の外周面のポンピング溝が、摺動面S側からポンプ室側(被密封流体源側)に被密封流体を移送するように構成されている点で、図1及び2に示す実施例1と相違するが、その他の点は実施例1と基本的に同じであり、図1及び2と同じ部材には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
図3において、回転軸2の外周面には、摺動面S側からポンプ室9(被密封流体源側)に被密封流体を移送するポンピング溝23が設けられる。ポンピング溝23は、回転軸2の回転により被密封流体を摺動面S側からポンプ室9側に移送できるものであればよく、特に限定されるものではないが、本例では、実施例1と同様に、微細な傾斜溝を軸方向に周期的に複数設けて構成している。ポンピング溝23は、回転軸2の外周面の全面に設けてもよいが、本例では、実施例1と同様に、周方向に4等配で設けられた浅い矩形溝内に微細な凹凸からなる傾斜溝が周期的に複数設けられたものとなっている。その他、固定側密封環11のすべり軸受を構成する貫通孔11aに設けてもよく、また、回転軸2の外周面と貫通孔11aの両方に設けてもよい。
上記のように構成されたウォーターポンプが作動されると、ポンプ部3の回転羽根8が回転軸2を介してモータ部の駆動力により回転駆動され、液体を所定の個所に圧送する。 その際、ポンプ室9内の高圧の液体は、固定側密封環11の貫通孔11aと回転軸2の外周面との間のすべり軸受の隙間からメカニカルシール4側に漏洩するが、摺動面Sにおいてシールされ外部に漏洩することが防止される。
一方、ポンプ室9内の高圧の被密封流体は、流体導入孔20を介して、直接、摺動面Sの高圧流体側の近傍に導入される。さらに、回転軸2の回転に伴うポンピング溝23のポンピング作用により、被密封流体は摺動面S側からポンプ室9側に移送される。
このため、摺動面Sの近傍にはポンプ室9側の被密封流体が積極的に循環されることになり、摺動面Sの近傍の被密封流体が濃縮されることはない。
流体導入孔20及びポンピング溝23による被密封流体の循環量は、流体導入孔20の径及びポンピング溝23のポンピング量(例えば、溝深さ等)でコントロールできるため、摺動面S近傍の圧力が低圧になるようにすることも可能となり、シール性の向上に寄与できる。
上記した実施例2においては、以下のような効果を奏する。
(1)ラジアルすべり軸受を構成する部材に流体導入孔20を設けることにより、また、付加的に、回転軸2にポンピング溝23を設けることにより、部品点数を増加させることなく、また、大がかりな外部循環装置を設けることなく、固定側密封環11と回転側密封環12との摺動面Sの付近の被密封流体の濃縮を防止できる。その結果、摺動面Sにおける析出物の発生、付着・堆積を防止し、密封性の低下を防止できる。また、被密封流体の粘度の上昇を抑制し、摺動トルクの増大を防止できる。さらに、摺動面Sの近傍でのエアー溜まりの発生を防止し、摺動面Sの潤滑不良を防止できる。
(2)異物除去フィルタ21の設置により、異物のない被密封流体を摺動面Sの近傍、あるいは、固定側密封環11のラジアルすべり軸受を構成する貫通孔11aと回転軸2との間に供給することができ、異物による摺動面Sの面荒れや、すべり軸受の異常摩耗を防止することができる。
(3)流体導入孔20の径及びポンピング溝23のポンピング量(例えば、溝深さ等)で摺動面Sの付近に対する被密封流体の循環量がコントロールできるため、摺動面S付近の圧力が低圧になるようにすることも可能となり、シール性の向上に寄与できる。
(4)固定側密封環11がラジアルすべり軸受を兼用することにより、部品点数の削減及び軸方向の長さを低減することができる。
(5)ラジアルすべり軸受を兼用する固定側密封環11に流体導入孔20を設けることにより、装置の軽量化を図ることができる。
図4を参照して、本発明の実施例3に係るシール装置について説明する。
実施例3に係るシール装置は、封止手段としてメカニカルシールに代えてリップタイプシールが用いられている点で、図1及び2に示す実施例1と相違するが、その他の点は実施例1と基本的に同じであり、図1及び2と同じ部材には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
図4において、図1及び2に示す実施例1の場合のように固定側密封環11がラジアルすべり軸受を兼用するものではなく、それぞれ専用の封止手段と軸受とが設けられている。
封止手段であるリップタイプシール30は、シールカバー7内に装着されて回転軸2の周面に摺動自在に密接するものであって、ポンプ部3側に配置されるゴム材製の第1シールリップ31と、反ポンプ部3側に配置される樹脂材製の第2シールリップ32とを有して二段のリップ構造とされている。
また、リップタイプシール30は、シールカバー7内周に嵌合されるカートリッジ33と、このカートリッジ33に非接着で嵌合保持されるゴム材製の第1シールリップ部材31と、第1シールリップ部材31に非接着で嵌合保持されるケース34と、ケース34にカシメ保持される樹脂材製の第2リップシール部材32と、同じくケース34にカシメ保持されるとともに第2リップシール部材32を支持するバックアップリング35と、第1リップシール部材31のポンプ部3側でカートリッジ33に嵌合されることによりに第1リップシール部材31をカートリッジ33から抜け止めするアダプタ36との6つの構成部品を有している。
回転軸2を支持するラジアルすべり軸受25には、実施例1と同様に、ポンプ室9側と第1シールリップ部材31及び第2リップシール部材32の摺動面Rの近傍とを導通する流体導入孔20が設けられる。
第1シールリップ部材31及び第2リップシール部材32の回転軸2の外表面との摺動面R近傍の被密封流体は、摺動面Rがポンプ室9から遠く、また、ラジアルすべり軸受固定側密封環11により仕切られた状態あるため、濃縮された状態にある。被密封流体が濃縮された状態にあると、被密封流体として、シリケート系のクーラントを使用した場合などにおいて、摺動面Rでは析出物が発生し、摺動面Rに付着・堆積し、密封性を低下させる要因となることが知られている。また、被密封流体の粘度が上昇し、摺動トルクが増大する。さらに、摺動面Sの近傍では被密封流体が回りにくいため、エアー溜まりが出来て摺動面Rが潤滑不良になる不具合が発生する恐れもある。
ポンプ室9内の高圧の被密封流体は、流体導入孔20を介して、直接、摺動面Rの近傍に導入される。さらに、回転軸2の回転に伴うポンピング溝22のポンピング作用により、被密封流体はポンプ室9側から摺動面R側に移送される。
このため、摺動面Rの高圧流体側の近傍にはポンプ室9側の被密封流体が積極的に導入されることになり、摺動面Rの近傍の被密封流体が濃縮されることはない。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、本発明に係るシール装置が、液体を圧送するポンプ室とに隣接して配置された小型のウォーターポンプに適用される場合について説明したが、これに限定されることはなく、例えば、オイルポンプ等にも適用できる。
また、例えば、前記実施例1及び2では、被密封流体が密封面Sの外径方向に漏れようとするアウトサイド形のメカニカルシールを例にして説明したが、これに限定されず、被密封流体が密封面Sの内径方向に漏れようとするインサイド形のメカニカルシールに本発明の流体導入孔を設けることができる。
また、例えば、前記実施例3では、リップシールをシールカバー7に設置し、リップ部材を回転軸2と摺動させる場合について説明したが、これに限定されることなく、リップシールを回転軸2に設置し、シールカバー7やすべり軸受と摺動させる構造を採用してもよい。
また、例えば、前記実施例では、流体導入孔の断面形状が円形であって、周方向に多数設けられる場合について説明したが、これに限らず、例えば、断面形状が円弧状であって、周方向に2〜3個設けてもよい。
1 ハウジング
2 回転軸
3 ポンプ部
4 メカニカルシール
5 ポンプハウジング
6 軸受ハウジング
7 シールカバー
8 回転羽根
9 ポンプ室
10 Oリング
11 固定側密封環
12 回転側密封環
13 押圧部材(ベローズ)
14 カラー
15 リテーナ
16 スラスト軸受
17 連通孔
20 流体導入孔
21 異物除去フィルタ
22 ポンピング溝
23 ポンピング溝
25 ラジアルすべり軸受
30 リップタイプシール
31 第1シールリップ部材
32 第2リップシール部材
33 カートリッジ
34 ケース
35 バックアップリング
36 アダプタ
S 摺動面
R 摺動面

















Claims (5)

  1. ハウジングと回転軸との間に形成された軸封部に装着されて、ハウジングと回転軸との間の被密封流体を封止するシール装置であって、
    前記軸封部は前記回転軸を支持するラジアルすべり軸受と、
    前記ラジアルすべり軸受の被密封流体源とは回転軸方向の反対側に被密封流体を封止する封止手段とを有し、
    前記封止手段は、固定側密封環と、前記固定側密封環の摺動面と対向摺動する回転側密封環とを備えるメカニカルシールであり、
    前記ラジアルすべり軸受には前記被密封流体源側と前記摺動面の高圧流体側とを導通する流体導入孔が設けられることを特徴とするシール装置。
  2. 前記回転軸の外周面或いは、前記ラジアルすべり軸受けの内周面の少なくともどちらか一方には、前記被密封流体源側から前記摺動面の高圧流体側に被密封流体を移送するポンピング溝が設けられることを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記回転軸の外周面或いは、前記ラジアルすべり軸受けの内周面の少なくともどちらか一方には、前記摺動面の高圧流体側から前記被密封流体源側に被密封流体を移送するポンピング溝が設けられることを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
  4. 前記流体導入孔の前記被密封流体源側の入口には異物除去フィルタが装着されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシール装置。
  5. 前記固定側密封環が前記ラジアルすべり軸受を構成するようにして前記ハウジング内に固定されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシール装置。
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