JP5225675B2 - メカニカルシール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体、特に、ガスを供給するポンプなどの回転軸の周りの流体をシールするコンタクト・シングル型のメカニカルシール装置の技術分野に関するものである。
従来のメカニカルシール装置は、ケミカル流体、天然ガス、水素などを使用する装置の部品間をシールするとき、例えば、自動車の燃焼ガスをタンクへ供給する供給装置や化学装置などの回転軸の周りに介在する被密封流体(作動流体)をシールするときに、回転軸の周りの間隙から被密封流体が外部に漏洩するので、問題となる。また、メカニカルシール装置は、機内部の揮発したガスの被密封流体をシールするためには、さらに複雑な構造となる。このため、メカニカルシール装置のコストが上昇する問題も存する。さらに、メカニカルシール装置は、ケミカル液のような被密封流体をシールするときに、密封環の摺動シール面がケミカル液の反応によって摺動発熱する場合があるので、この発熱によりケミカル液に着火する恐れもある。また、作動流体(燃料ガス)に潤滑液などの不純物が混入して燃焼装置が故障する問題がある。近年、このような技術的背景の基にメカニカルシール装置の構造を簡単にすると共に、摺動シール面の発熱を防止し、且つ被密封流体へシール面から不純物が浸入して混入する問題などの改善が求められている。
本発明に係わる先行技術には、図4に示すようなメカニカルシール装置の構造が存在する。図4に示すメカニカルシール装置100は、所謂、ダブル型シールで、種々の構造が存在するが、基本的には二つの固定用密封環112、113が回転密封装置101を挟んで対向する構造の配置である(下記の特許文献1又は特許文献2又は特許文献3を参照)。この図4のメカニカルシール装置について説明する。全体のシールハウジング構造は、メカニカルシール装置100を内部に組み立てるために、一方のシールハウジング160と他方のシールハウジング170とに分割されている。そして、回転密封装置101は、止めねじ104により回転軸150に固定された固定環105の両側に背面を対向して第1回転用密封環102と第2回転用密封環103が配置されている。また、第1固定用密封環112は一方のシールハウジング160に保持されているとともに、第2固定用密封環113は他方のシールハウジング170に保持されている。そして、第1回転用密封環102の第1シール面102Aと第1固定用密封環112の第2シール面112Aとが密接し、また、第2回転用密封環103の第3シール面103Aと第2固定用密封環113の第4シール面113Aとが密接する。
このように構成されたメカニカルシール装置100は、全体のシールハウジング構造の空室に配置されて回転密封装置101の外周側に密封流体室Cが形成されている。この密封流体室Cには、図示省略のポンプにより潤滑流体Oが第1通路121から供給されて第2通路122から流出し、この流体の流れが循環される。この密封流体室Cには、供給された潤滑流体O、例えば、潤滑液が満たされている。そして、第1シール面102Aと第2シール面112Aとが密接して密封流体室Cと作動流体室Lとを遮断する。また、第3シール面103Aと第4シール面113Aとが密接して密封流体室Cと大気側Aとを遮断する。
このようなメカニカルシール装置100においては、密封流体室Cが作動流体室Lよりも圧力を高くしても、低くしても、第1シール面102Aと第2シール面112Aとの摺動面間から作動流体室L側へ漏洩することがある。この潤滑流体Oが作動流体室Lへ漏洩すると、作動流体としての機能を悪化させる恐れもある。例えば、潤滑流体Oが、作動流体である自動車などの燃焼ガスに混入すると、燃焼ガスが燃焼したときに、同時に燃焼して作動流体室Lに燃焼した異物が溜まり不具合となる。また、この問題を解決するため、密封流体室Cに不燃焼で且つ作動流体室Lの作動流体と同じ作動流体を供給すると、作動流体室Lの作動流体と同じ流体となるので混合の問題と同時に、燃焼の問題は解決するが、第1シール面102Aと第2シール面112Aとの摺動面に潤滑作用がなくなる場合があるので、摺動発熱する恐れがある。さらに、故障などで、この発熱が設定外の異常な高温になると、揮発性の作動流体に対しては発火させる恐れも考えられる。さらに又、密封流体室C内の作動流体は、第3シール面103Aと第4シール面113Aとの摺動面から大気側Aへ流出する恐れもある。このために、作動流体が大気側Aに流出すると、燃焼ガスなどの場合は公害になる恐れもある。なお、下記の特許文献1および特許文献2に示すように、摺動するシール面に動圧発生溝を設けると、シール面は非接触状態になるから、摺動発熱は低下できるが、作動流体や潤滑流体Oが摺動するシール面間から反対側へ漏洩する問題がある。
特許第2954125号公報 特許第3066367号公報 米国特許第5213340号明細書
本発明は、上述のような問題点に鑑み成されたものであって、その発明が解決しようとする技術的課題は、ケミカル流体の被密封流体がシールハウジングと回転軸の嵌合間から機外部へ漏洩するのを防止することにある。同時に、被密封流体に異なる流体が混入するのを防止することにある。さらに、被密封流体が摺動シール面の摺動熱により発火するのを防止することにある。また、メカニカルシール装置の構造を簡単にしてコストを低減することにある。
本発明は、上述のような技術的課題を解決するために成されたものであって、その技術的解決手段は以下のように構成されている。
本発明に係わるメカニカルシール装置は、シールハウジングと軸との間隙で機内部の作動流体をシールするメカニカルシール装置であって、
シールハウジングと一体のシールカバーに密封に取り付けられたシール面を有する固定用密封環と、
シール面に対向して密接可能な対向シール面を有する回転用密封環と、
回転用密封環を密封に保持するとともに回転軸に密封に保持されて回転軸と一体に回動する固定部と、
シール面と対向シール面との密接面より機外部側に配置されてシールカバーと回転軸との間をシールするシール部品と、
シール面と対向シール面との密接面とシール部品との間に形成された潤滑液を蓄える流体室と、
流体室に潤滑液を供給する供給孔と、を具備し、
シール面又は対向シール面の流体室側を潤滑領域面に形成するとともに、機内部側を自己潤滑領域面に形成し、潤滑領域面に潤滑液を導入する導入口を有するとともに、自己潤滑領域面に潤滑領域面からの潤滑液を遮断する環状の遮断溝を有するものである。
この本発明のメカニカルシール装置では、回転用密封環又は固定用密封環のシール面に潤滑領域面と自己潤滑領域面とを設けるとともに、潤滑領域面に潤滑液が導入される導入口を有し、且つ自己潤滑領域面に潤滑液が遮断される遮断溝を有する。このため、シール面と対向シール面との摺動面を導入口から導入される潤滑液で潤滑できるとともに、潤滑液を介して作動流体が機外部側へ漏洩しないようにシールする。さらに、潤滑液がシール面から機内部側へ漏洩して作動流体に混入するのを遮断溝とシール面との作用により効果的に防止する。また、遮断溝に捕捉された潤滑液によってさらに作動流体が漏洩するのを効果的に防止する。さらにまた、固定用密封環はシールカバーに保持されていると共に、回転用密封環は回転軸側に保持されているから、構造が簡単になるとともに、組み立ても容易になる効果を奏する。
図1は、本発明の第1実施の形態に係わるメカニカルシール装置の片側の断面図である。 図2は、図1に示す回転用密封環の正面図である。 図3は、図1に示す他の実施の形態を示す回転用密封環の一部の正面図である。 図4は、先行するメカニカルシール装置の片側の断面図である。
符号の説明
1 メカニカルシール装置
3 回転用密封環
3A 内周面
4 対向シール面
4A 自己潤滑領域面
4B 潤滑領域面
5A 遮断溝
5A1 第1遮断溝
5A2 第2遮断溝
5B 導入口
10 固定部
10A 第1固定環
10B ベローズ
10C 結合面
10D 第2固定環
10N 雌ねじ
11 止めねじ
20 固定用密封環
20A ピン用溝
20B 嵌合面
20C 通路面
24 シール面
30 スリーブ
30A 外周面
31 ナット
45 シール部品(オイルシール)
60 シールハウジング
70 シールカバー
75 供給孔
A 機外部
C 通路
D 流体室
L 機内部
以下、本発明に係わる実施の形態のメカニカルシール装置を図面に基づいて詳述する。尚、以下に説明する各図面は、寸法関係が正確な設計図を基にしたものである。
図1は、本発明に係わるメカニカルシール装置1をシールハウジング60と回転軸50との間で被密封流体をシールするために両部品間にカートリッジ型に装着した片側の断面図を示す。又、図2は、図1のメカニカルシール装置1に設けられた回転用密封環3の正面図である。更に、図3は、図1のメカニカルシール装置1に設けられた他の実施態様を示す回転用密封環3の一部の正面図である。
図1は、本発明に係わる第1実施の形態のメカニカルシール装置1を示すものである。シールハウジング60の内面60C内に形成された軸用の孔には、回転軸50が貫通している。このメカニカルシール装置1は、シールカバー70の内周面70Cと回転軸50に設けたスリーブ30の外周面30Aとの間に取り付ける。このシールハウジング60には、外端面60A側に4個の植え込みボルトを植え込むとともに、植え込みボルトに螺合するナット31が設けられている。また、回転軸50はシールハウジング60の孔に装着されて図示省略の軸受けにより回転可能に支持されている。なお、シールハウジング60の孔内が機内部Lであり、メカニカルシール装置1のシールカバー70側の外方が機外部Aである。なお、シールカバー70は、メカニカルシール装置1を取り付けるためにシールハウジング60と分割されているが、メカニカルシール装置1を取付けることができればシールハウジング60と一体に形成することも可能である。
さらに、図1および図2に基づいてメカニカルシール装置の詳細な構成を説明する。シールハウジング60に取り付けられるシールカバー70は、外周面を四角形状又は円形状に形成する。このシールカバー70には、図示省略するが、中心から四等配方向へ外方が突抜けのU形状の固定用溝を設ける。このシールカバー70の固定用溝を植え込みボルトに通してから植え込みボルトにナット31を締め付けてシールハウジング60の外端面60Aにシールカバー70の端部に設けた取付面70Aを接合して固定する。このシールカバー70の内部にはシールハウジング60の軸用の孔と同心の内周面70C内の内部孔を形成する。
このシールカバー70の内周面70Cには、機外部A側にシール部品45が取り付けられる嵌着面73を形成する。この嵌着面73に潤滑液を封止するシール部品45を装着する。このシール部品45は、例えば、オイルシールを用いると良い。また、シールカバー70の内周面70Cのシール部品45より機内部L側には、固定用密封環20の嵌合面20Bと嵌着する段付面を設ける。さらに、シールカバー70における固定用密封環20とシール部品45との中間には、外部から流体室Dに貫通する供給孔75を設ける。この供給孔75は、図示省略のタンク(特に、ポンプで潤滑液を圧送する必要もないから、タンクに潤滑液を蓄えるのみでよい)により潤滑液を内周面70C内の流体室Dへ供給できるようにする。なお、タンクを設けることなく、流体室Dに潤滑液を蓄えても良い。また、内周面70Cにおける固定用密封環20の背面側の周面に沿って等配に複数個の固定ピン72を植え込む。
前述したシールカバー70の内周面70Cと嵌合する固定用密封環20の嵌合面20Bには、段付の接合面22を形成する。この接合面22は、内周面70Cの段付面との間にOリング41を装着できるように空間部に形成する。また、固定用密封環20の機内部L側の先端面にはシール面24を設ける。さらに、固定用密封環20のシール面24と反対側には、周面に沿って複数個の固定ピン72と各々係止するU形状のピン用溝20Aを設ける。また、固定用密封環20の内周には通路面20Cを形成する。この通路面20Cの内周側はスリーブ30の外周面30Aとの間も潤滑液用の流体室Dの一部に形成する。この固定用密封環20は炭化珪素、超硬質鋼、セラミック等の材質により形成する。
図2は、図1に示す回転用密封環3の正面図である。回転用密封環3は、図2も参照して以下に説明する。この回転用密封環3は、円筒形状に形成する。この回転用密封環3の材質は、高強度緻密質カーボン(NC−6Mi)である。つまり、無含浸カーボンである。この回転用密封環3は、図2に示すように、正面に対向シール面4を設ける。この回転用密封環3は、高強度緻密質カーボン材製であるが、高強度緻密質カーボン材は、カーボンを成形したときに生じる気泡や微細な割れ目状の溝が無く、気泡や溝等から被密封流体が作動流体側(外径側)へ漏洩するのが防止できる。そして、回転用密封環3の対向シール面4の内周側の潤滑領域面4Bには、周面に沿って図2に示すような円弧状の潤滑液用導入口5Bを複数個に形成すると良い。この導入口5Bは円弧状とは限らず、潤滑領域面4Bに長方形状溝、螺線溝、S型溝、U型口等を形成して潤滑領域面4Bに潤滑液を供給できるものであれば良い。また、回転用密封環3の外周側の自己潤滑領域面4Aには、環状の潤滑液用の遮断溝5Aを設ける。この遮断溝5Aの溝幅は、回転用密封環3の大きさにもよるが、1.5mmから2.5mmにすると良い。また、溝の深さは0.5mmから1.5mmにすることが好ましい。そして、回転用密封環3の内周面3Aとスリーブ30の外周面30Aとの間の流体室Dに潤滑液が流入する。この供給孔5からの潤滑液は大気圧又は大気圧に近い低圧で蓄えられる。
回転軸50の外周面には、スリーブ30の内周面30Bを嵌着する。このスリーブ30は、図示省略する固定部を止めねじにより回転軸50に固定する。このスリーブ30は、外周面30Aに段付面を設けて大径部と小径部とに形成する。スリーブ30の外周面30Aとシールハウジング60の内面60Cとの間に機内部Lと連通する作動流体の通路Cを形成する。なお、スリーブ30は、ステンレス鋼、黄銅、鉄等の材質により形成する。
また、回転用密封環3の対向シール面4と反対の背部は、第1固定環10Aの段付きの固定面10A1に嵌着して結合する。第1固定環10Aは、回転用密封環3を回転軸50側に保持する固定部10の自由端部に設ける。固定部10の第1固定環10Aと反対側は第2固定環10Dに形成する。第1固定環10Aと第2固定環10Dとの間は金属製のベローズ10Bにより密封に連結する。このべローズ10Bは、断面が波形に曲げられて弾性力を付与されたべローズのばね力により回転用密封環3を固定用密封環20へ弾発に押圧する。第2固定環10Dは、内周の結合面10Cがスリーブ30の外周面30Aに嵌着する。この結合面10Cとスリーブ30との嵌合間には、Oリング42を設けてシールする。さらに、第2固定環10Dには、雌ねじ10Nが内外周面に貫通している。この雌ねじ10Nに止めねじ11を螺合して第2固定環10Dをスリーブ30に固定する。なお、固定部10は、ステンレス鋼、黄銅等の材質により形成する。また、Oリング41、42は、ゴム状弾性樹脂、又は耐ケミカル液用のゴム材、例えば、ニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、フッ素ゴム(FKM)等により形成する。
図3は、回転用密封環3の他の実施の形態である。回転用密封環3の自己潤滑領域4Aには、複数の円環状の遮断溝5Aを設ける。この遮断溝5Aは、第1遮断溝5A1と第2遮断溝5A2に形成する。そして、第2遮断溝5A2は第1遮断溝5A1より幅の狭い寸法に形成すると良い。この第1および第2遮断溝5A1,5A2は、蛇の目状に第3,第4遮断溝と成るように、3個以上にしても良い。第1遮断溝5A1の溝幅の寸法は、回転用密封環3の大きさにもよるが、1mmから2mmにすると良い。そして、第1遮断溝5A1の深さ寸法は、0.5mmから1.5mmにすることが好ましい。また、第2遮断溝5A2の溝幅の寸法は、回転用密封環3の大きさにもよるが、0.5mmから1mmにすると良い。そして、第2遮断溝5A2の深さ寸法は、0.3mmから1.5mmにすることが好ましい。
固定部10に設けた回転用密封環3は、べローズ10Bで押圧することなく、図示省略のコイルばねにより弾発に押圧しても良い。この場合には、第1固定環10Aがスリーブ30と摺動自在に嵌合して嵌合間をOリング等で密封する必要がある。
このメカニカルシール装置1は、回転軸50にスリーブ30を嵌着して各部品を下記のように固定する。すなわち、第2固定環10DのOリング取付溝にOリング42を嵌め込むとともに、第2固定環10Dをスリーブ30の外周面30Aに嵌着する。そして、止めねじ11によりスリーブ30を回転軸50に固定する。このようにして組み立てることにより、回転用密封環3を設けた固定部10は、スリーブ30に取り付けられる。一方、固定用密封環20は、Oリング41を接合面22に嵌合してシールカバー70の内周面70Cにおける段付面に嵌着する。このとき、ピン用溝20Aを固定ピン72に挿入して固定用密封環20が回転用密封環3との相対回転中に回動しないように固定する。そして、シールカバー70をシールハウジング60の外端面60Aにナット31を介して取り付ける。このようにして固定用密封環20のシール面24と回転用密封環3の対向シール面4とは密接する。その結果、公害となる作動流体の大気への流出を防止できるとともに、潤滑液が作動流体に混入してプロセス中に不具合となるのも効果的に防止できる。
そして、通路Cには、作動流体(被密封流体)が満たされている。また、供給孔75から潤滑液が流体室Dに供給される。この潤滑液は、潤滑作用を目的とするから大気圧でも良い。このため、従来技術のように潤滑液を圧送する必要がないから、潤滑液を圧送するためのポンプ等の供給設備が不用となる。そして、この供給設備の設置コストを低減できる。さらに、従来のように潤滑液を圧送する場合には、シール面との関係で、潤滑液の圧力のコントロールや、流量のコントロールを必要としたが、本発明のように圧力の管理が不要であるから、ランニングコストが大きく低減できる。一方、通路C内は、プロセス用の作動流体であるから、単に潤滑を目的とする流体室D内の潤滑液の圧力よりも高圧である。
例えば、自動車に天然ガスや水素の燃料を供給するCNG充填コンプレッサにおいては、燃料の圧力は約10kg/cmとなるから、燃料である作動流体(被密封流体)を外部に流出させて公害となるのを防止しなければならない。従来のシール面に動圧発生溝を設けて被密封流体の漏れをある程度許容する非接触型メカニカルシール装置では、この高圧の作動流体を確実にシールすることは不可能である。しかし、本発明の接触型メカニカルシール装置1では、対向する各シール面4,24が常に接触状態であるから、被密封流体(作動流体)を確実にシールすることが可能となる。そして、接触型メカニカルシール装置1における特殊なケミカルなどの作動流体に惹起する問題を、例えば、回転用密封環3のシール面4に設けた導入口5Bと遮断溝5Aの組み合わせによって解決できる。さらに、自己潤滑領域面4Aは、摺動時に自己潤滑を発揮する摺動面であり、且つ遮断溝5Aが設けられているから、潤滑液が機内部Lの作動流体に漏洩して混入するのが防止できる。このため、天然ガスや水素に潤滑液が混入し、天然ガスや水素とともに、潤滑液が燃焼して炭化物が生成し、エンジンの故障となるのが防止できる。
上述のように構成されたメカニカルシール装置1は、以下のように作用する。供給孔75から供給される潤滑液は流体室Dに満たされる。この流体室D内の潤滑液の圧力は、通路C内の作動流体の圧力より低圧に構成されている。この潤滑液の低圧は、大気圧でも良い。そして、潤滑液は、シール面24と対向シール面4との摺動面間の潤滑領域面4Bに介在してシール面24と対向シール面4との摺動面が摩擦して摩耗しないように潤滑する。このシール面24と対向シール面4との間に介在する潤滑液は、流体室Dを通して対向シール面4に設けた導入口5Bから浸入する。さらに、シール面24と対向シール面4とが相対摺動すると、両摺動面間に巻き込まれて潤滑液が導入口5Bから潤滑領域面4Bに吸い込まれる。この潤滑液は、対向シール面4とシール面24とを潤滑して摺動面の発熱を防止する。しかし、対向シール面4とシール面24の摺動中に潤滑液が潤滑領域面4Bに沿って自己潤滑領域4Aへ漏洩するのを自己潤滑領域面4Aに設けた遮断溝5A(5A1,5A2)により防止される。そして、自己潤滑領域面4Aは潤滑液が介在しなくとも、高強度緻密質カーボン(NC−6Mi)により自己潤滑作用が発揮されるから、摺動時の摺動発熱が惹起するのを防止できる。このため、自己潤滑領域面4Aに潤滑油などが介在すると摺動熱により炭化して固形化し、各シール面4,24が炭化物によりむしり取られるブリスタ現象が惹起するのを効果的に防止することができる。
さらに、流体室D内の潤滑液の圧力は作動流体の圧力よりも低圧であり、また、遮断溝5A(5A1,5A2)が設けてあるから、流体室D内の潤滑液が通路C内の作動流体に混入するのを防止できる。このために、作動流体のプロセスにおいて不純物の混入が問題となる装置においても、不純物の混入を確実に防止できる。さらに、自己潤滑領域面4Aにおける遮断溝5A(5A1,5A2)に潤滑液が捕捉されると、この潤滑液と遮断溝5A(5A1,5A2)との相乗効果により、作動流体が機外部Aへ流出するのが防止できるとともに、潤滑液が機内部Lへ流入するのが効果的に防止できる。さらにまた、相対する自己潤滑領域面4Aは、自己潤滑機能を有するから、シール面4と互いに摺動しても摩擦と摩耗を防止できるとともに、互いの各シール面4,24が摺動して発熱するのを効果的に防止できる。このため、ケミカル液が摺動発熱によりシール面4,24に固形化してシール面4,24を損傷させるのも効果的に防止できる。なお、以上の回転用密封環3に設けた動入口5Bと遮断溝5Aは、固定用密封環20のシール面4に設けても、回転用密封環3と相対摺動するとき、同様な効果を奏する。
以下、本発明に係わる他の実施態様の発明のメカニカルシール装置について、その構成と作用効果を説明する。
本発明に係わる第1発明のメカニカルシール装置は、回転用密封環又は固定用密封環を高強度緻密質カーボンで形成したものである。
この第1発明のメカニカルシール装置では、回転用密封環又は固定用密封環を高強度緻密質カーボンで形成したものであるから、自己潤滑領域面に潤滑液を介在しなくとも、自己潤滑領域面は、摺動時に自己潤滑して摺動発熱するのを効果的に防止できる。このために、摺動熱により作動流体が着火して火災になるのも防止できる。さらに、シール面には潤滑液を少量だけ介在すればよいから、潤滑液の管理が容易になり、潤滑液を供給する供給設備のコスト及びランニングコストを低減できる。
本発明に係わる第2発明のメカニカルシール装置は、流体室の潤滑液の圧力を作動流体の圧力よりも低圧に保持されているものである。
この第2発明のメカニカルシール装置では、流体室に潤滑液の圧力を作動流体の圧力よりも低圧に保持されているものであるから、潤滑液が圧力の作用により機内部へ漏洩するのを効果的に防止できる。また、潤滑液は自重による圧力で流体室に蓄えることができ、潤滑液を供給するポンプ等を不要にできるから、供給設備のコストを低減できる。また、潤滑液の圧力又は流量のコントロールを不要として管理を容易にするとともに、そのランニングコストも低減できる。
本発明に係わる第3発明のメカニカルシール装置は、流体室の潤滑液が大気圧に保持されているものである。
この第3発明のメカニカルシール装置では、流体室に潤滑液が大気圧に保持されているものであるから、流体室に潤滑液を蓄えるのみで、シール面の潤滑を可能にする。このため、潤滑液を供給する供給設備のコストが低減できる。
本発明に係わる第4発明のメカニカルシール装置は、固定部には回転用密封環を弾発に押圧するとともに回転用密封環との連結部をシールするベローズを有し、且つ固定部は回転軸に嵌着するスリーブに保持されているものである。
この第4発明のメカニカルシール装置では、ベローズを設けた固定部が回転軸に嵌着するスリーブに保持されているものであるから、シールカバーをシールハウジングに結合するとともに、スリーブを回転軸に嵌着するのみで、メカニカルシール装置を取り付けることが可能になる。同時に、ケミカル液によりメカニカルシール装置に設けたばねなどの弾発手段が作動不良となるのを防止できる。そして、メカニカルシール装置の保管と組み立てが容易になる効果を奏する。さらに、固定用密封環はシールカバーに取り付けるとともに、回転用密封環はスリーブに嵌着して保管すればよいから、部品の保管中にシール面と対向シール面の損傷を保護することが可能になる。
以上に説明したように、本発明は、プロセス中のケミカル液などの作動流体に流体室側から不純物が混入するのを防止し、且つケミカル液が機外部へ漏洩して公害となるのを防止できる有用なメカニカルシール装置である。さらに、製作コストおよびランニングコストを低減した有用なメカニカルシール装置である。















Claims (7)

  1. シールハウジングと軸との間隙で機内部の作動流体をシールするメカニカルシール装置であって、
    前記シールハウジングのシールカバーに密封に取り付けられたシール面を有する固定用密封環と、
    前記シール面に対向して密接可能な対向シール面を有する回転用密封環と、
    前記回転用密封環を密封に保持するとともに回転軸に密封に保持されて回転軸と一体に回動する固定部と、
    前記シール面と前記対向シール面とが常に接触する密接面より機外部側に配置されて前記シールカバーと前記回転軸との間をシールするシール部品と、
    前記シール面と前記対向シール面との前記密接面と前記シール部品との間に形成された潤滑液を蓄える流体室と、
    前記流体室に前記潤滑液を供給する供給孔と、を具備し、
    前記シール面又は前記対向シール面の流体室側を潤滑領域面に形成するとともに前記機内部側を自己潤滑領域面に形成し、前記潤滑領域面に前記潤滑液を導入する導入口を有するとともに、前記自己潤滑領域面に前記潤滑領域面からの前記潤滑液を遮断する環状の遮断溝を有し、
    前記導入口を円弧状に形成してあり、
    前記導入口と前記遮断溝との間に前記潤滑領域面を形成してあることを特徴とするメカニカルシール装置。
  2. 前記回転用密封環又は前記固定用密封環を高強度緻密質カーボンで形成したことを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール装置。
  3. 前記流体室の前記潤滑液の圧力を前記機内部の圧力よりも低圧に保持されていることを特徴とする請求項1または2に記載のメカニカルシール装置。
  4. 前記流体室の前記潤滑液が大気圧に保持されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のメカニカルシール装置。
  5. 前記固定部には前記回転用密封環を弾発に押圧するとともに前記回転用密封環との連結部をシールするベローズを有し、且つ前記固定部は前記回転軸に嵌着するスリーブに保持されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のメカニカルシール装置。
  6. 前記回転用密封環の前記対向シール面に、前記潤滑領域面、前記自己潤滑領域面、前記導入口および前記遮断溝を形成してあることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のメカニカルシール装置。
  7. 前記自己潤滑領域面に複数の前記遮断溝を形成してあることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のメカニカルシール装置。
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