JP6517559B2 - リーフディスクフィルタ装置 - Google Patents

リーフディスクフィルタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6517559B2
JP6517559B2 JP2015066333A JP2015066333A JP6517559B2 JP 6517559 B2 JP6517559 B2 JP 6517559B2 JP 2015066333 A JP2015066333 A JP 2015066333A JP 2015066333 A JP2015066333 A JP 2015066333A JP 6517559 B2 JP6517559 B2 JP 6517559B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center pole
end cap
hole
insertion hole
leaf disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015066333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016185666A (ja
Inventor
高野 敏明
敏明 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Filter Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fuji Filter Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Filter Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Filter Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015066333A priority Critical patent/JP6517559B2/ja
Publication of JP2016185666A publication Critical patent/JP2016185666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6517559B2 publication Critical patent/JP6517559B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は溶融樹脂、その他の流体の濾過装置として使用されるリーフディスクフィルタ装置に関する。
液晶ディスプレイ等に使用される光学フィルムは溶融押出法によって製造される。
溶融押出法では、押出機によって溶融状態にされたポリマー等の熱可塑性樹脂を濾過装置に供給して不純物を除去した上でスリットを有する口金からフィルム状に押し出し成形する。次いで、押し出されたフィルム状溶融ポリマーは回転する冷却ロールに供給されて冷却、固化されてから、圧延装置により圧延され、最後にロール状に巻き取られる。
特許文献1、及び特許文献2には、光学フィルム製造工程において、溶融状態にあるポリマー等を濾過して不純物を除去する濾過装置としてリーフディスクフィルタ装置が開示されている。
押出機から押し出される溶融樹脂中には、充分に溶融されていない異物、溶融樹脂の一部が焼けて固化した焼け異物、その他の異物が残留、混入することがあり、これらを除去するために、濾過装置が設けられている。
光学フィルム等の光学シートの製造工程では、数μm程度の微小な異物であってもその混入が許されないため、濾過装置には高精度の濾過能力が求められる。リーフディスクフィルタ装置は、粘度の高いポリマーを用いる場合にも充分に高い濾過精度を確保することができるため、光学シートの製造工程における溶融樹脂の濾過装置に適している。
図5は従来のリーフディスクフィルタ装置の構成を示す断面図である。
このリーフディスクフィルタ装置100は、上流側に樹脂流入口102aを有すると共に下流側が開放したハウジング102と、ハウジングの下流側開放部を閉止することによりハウジングとの間にフィルタ収容空間Sを形成するエンドキャップ104と、エンドキャップに貫通形成された雌螺子穴104a内に下流側端部の雄螺子部106bを螺着されると共に上流側端部を樹脂流入口に近接させ、且つ外周壁に多数の流路孔106aを有した管状のセンターポール106と、センターポールの外周に中心穴を挿通させた状態でセンターポールの軸方向に沿って所定のピッチで図示しないスペーサを介して積層された環状のリーフディスクフィルタ108と、各リーフディスクフィルタ間の内径側に配置されて未濾過の流体が流路孔106a内に流入することを阻止する図示しないガスケットと、センターポール106の上流側端部にボルト116等の固定手段によって固定されることによりセンターポールの端部開口を閉止した状態でリーフディスクフィルタ群の上流側端面を支持するエンドプレート(誘導板)114と、ボルト116に螺着されるプラグ118と、を備えている。
この例では、ハウジング102とエンドキャップ104とは、ボルト116により固定されている。
センターポール下端の雄螺子部106bと、エンドキャップの雌螺子穴104aとのネジ結合により、センターポール、リーフディスクフィルタ群、エンドプレート等の組立体は、エンドキャップに接続固定されている。
図5に示したリーフディスクフィルタ装置を組み立てるには、まず、図示しない台座上に定置したエンドキャップ104の雌螺子穴104a内に上方から差し込んだセンターポール106の雄螺子部106bをネジ結合させることによりエンドキャップに対してセンターポール下部を固定する。次いで、センターポールに対してリーフディスクフィルタ108、ガスケット等を順次組み付けてから、センターポールの上端部をエンドプレート114の中心穴に差し込む。その後、エンドプレート114を加圧してリーフディスク群を圧縮しながらボルト116を用いてセンターポールとエンドプレートとを固定し、更にボルト116の上部の雌螺子部にプラグ118を螺着する。最後にこれらの組立体に対してハウジング102を被せてからボルト116によりハウジングとエンドキャップとを結合する。
濾過工程において、樹脂流入口102aからフィルタ収容空間S内に流入した溶融樹脂は、各リーフディスクフィルタ108の内部に流入する際に濾過され、内部への流入後に流路孔106aからセンターポール106内部に流入してからセンターポールの下流側開口部から排出されて行く。
しかし、センターポールの下流側端部はエンドキャップ104の雌螺子穴104a内に螺着されているだけであるため、実際にはセンターポールの下流側端部の雌螺子穴104aとの間の隙間Gに溶融樹脂が浸入し易い。隙間Gの上部は、フィルタ収容空間Sの下部と連通しており、リーフディスクフィルタによって濾過されていない溶融樹脂(或いは、濾過されている溶融樹脂)が浸入する余地がある。隙間G内に浸入した樹脂はここに滞留し、滞留した溶融樹脂が熱劣化等の変質を起こした後で、隙間から外部に流出して濾過後の製品に混入して品質を悪化させることがあった。
このような不具合は、光学フィルムや光学シートに限らず、また用途、形状と関係なく、樹脂成形品を製造する際に発生する問題である。
なお、センターポールの下部とエンドキャップとの固定構造は図示したネジ締結構造以外にも種々存在するが、何れの固定構造を採用するにしても、センターポール下部とエンドキャップの挿通穴との間に隙間Gが存在することにより、上記の不具合が発生する余地がある。
特開2009−154301公報 特開2012−140000公報
以上のように従来のリーフディスクフィルタ装置にあっては、センターポールの下流側端部をエンドキャップに設けた挿通穴内に差し込んだ構造を採っているため、センターポール下端部とエンドキャップの挿通穴との隙間に流入して滞留した溶融樹脂が熱劣化等の変質を起こした後で、隙間から外部に流出して濾過後の製品に混入して品質を悪化させる、という問題があった。
本発明は上記に鑑みて成されたものであり、センターポール下部とエンドキャップの挿通穴との隙間に溶融樹脂が浸入したとしても速やかにフィルタ装置の外部に排出して滞留する余地をなくし、熱変質した樹脂の混入による製品の品質低下を防止することができるリーフディスクフィルタ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のリーフディスクフィルタ装置は、流体導入穴とセンターポール挿通穴を有したケーシングと、該ケーシング内に配置された管状体から成り下流側部位を前記センターポール挿通穴に挿通させたセンターポールと、該センターポールに固定されて上流側開口部を閉止するエンドプレートと、前記センターポールの外周において軸方向に複数枚積層されて前記ケーシング内に配置されたリーフディスクフィルタと、前記ケーシングに形成されて、前記センターポールと前記センターポール挿通穴との隙間を外部と連通させるドレンノズルと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、センターポールとエンドキャップの挿通穴との隙間に溶融樹脂が浸入したとしても速やかにフィルタ装置の外部に排出して滞留する余地をなくし、熱変質した樹脂の混入による製品の品質低下を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。 従来例に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。
リーフディスクフィルタ装置1は、上流側壁に流体導入穴4を有し、且つ下流側壁に挿通穴(センターポール挿通穴)8を有したケーシング(ハウジング30、エンドキャップ35)2と、ケーシング2内に配置された管状体であって下流側部位10aを挿通穴8内に挿通させたセンターポール10と、センターポールの上端部に一体化されて上流側開口部を気密的に閉止するエンドプレート12と、ケーシング2内においてセンターポールの外周に軸方向に複数枚積層されたリーフディスクフィルタ20と、ケーシング2に形成されて、センターポール10と挿通穴8との隙間Gをケーシング外部と連通させるドレンノズル6と、ケーシング内の溶融樹脂が隙間Gを経由して挿通穴8の軸方向へ流出することを阻止するグランドパッキン40と、挿通穴8から端部を突出させたセンターポールの端部に螺着されるフランジ部材52を含んだ固定機構50と、を概略備えている。
本例では、ケーシング2は、上流側壁に流体導入穴4を有し、且つ下流側が開放したハウジング30と、ハウジングの下流側開放部を閉止すると共に挿通穴(センターポール挿通穴)8、及びドレンノズル6を備えたエンドキャップ35と、から構成されている。ハウジング30とエンドキャップ35とは、ボルト37により固定されることにより、ケーシング2内部にフィルタ収容空間Sを形成する。
センターポール10は、軸方向に貫通する中心流路10bと、外周壁に貫通形成されて中心流路10bを外周壁外部と連通させる多数の流路孔10cを有し、センターポールの下流側部位10aはエンドキャップ35に貫通形成された挿通穴8内に挿通されて支持されている。センターポールの上流側開口部はエンドプレート12により閉止されている。センターポールの下流側部位10aの先端部はエンドキャップ下端面から突出しており、この突出部には雄螺子部10dが形成されている。
環状のリーフディスクフィルタ(フィルターエレメント)20は、センターポールに中心穴を挿通させた状態で図示しないスペーサにより所定の間隔を隔てて複数枚積層されている。各リーフディスクフィルタ20の間、最上部のリーフディスクフィルタ20とエンドプレート12との間、最下部のリーフディスクフィルタとエンドキャップ35との間には図示しないガスケットが配置されている。リーフディスクフィルタ20は、上下面に金属繊維等から成る濾材を備え、外周縁部が閉塞されると共に中心穴の内壁に排出路を有した円板状の中空体であり、濾材を経由して内部に進入して濾過された流体を中心部の排出路から排出させてセンターポールの流路孔10cを経由して中心流路10bに導く手段である。
大径のエンドプレート12は、センターポールの上流側に固定(一体化)されてセンターポールの中心流路10bの上流側開口を閉止すると共に、リーフディスクフィルタ群の上流側端面を支持する。
図5の従来例に示したように、別部材としてのエンドプレートをセンターポールに対してボルトにより固定した場合にはエンドプレート、センターポール、ボルト間の隙間に浸入して滞留した溶融樹脂が熱変質を起こしてから溶融樹脂内に混入して濾過後の製品の品質を劣化させることがあるが、本例ではエンドプレートとセンターポールを予め一体的に構成しているので上記の不具合が発生する余地がない。
ハウジング30は、上流側に小径の流体導入穴4を有すると共に下流側に大径の開放部を有し、且つセンターポール10、エンドプレート12、及びリーフディスクフィルタ20群を包囲した状態で下流の開放部をエンドキャップ35により閉止される。
エンドキャップ35は、センターポール10の下流側に配置されてその内面でリーフディスクフィルタ群の下流側端面を支持すると共にセンターポールの下流側部位10aを挿通させる挿通穴8を有している。挿通穴8に対してセンターポールの下流側部位10aは挿通されているだけであり、軸方向への相対移動が可能である。
ドレンノズル6は、エンドキャップ35に形成されて、センターポール10と挿通穴8との隙間Gと、エンドキャップの外面適所(本例では外周面)とを連通させる手段であり、隙間G内に浸入して滞留しようとする溶融樹脂(流体)を適時、速やかにエンドキャップ外周面に排出させる手段である。ドレンノズル6は、エンドキャップ35に形成されたドレン穴36aと、ドレン穴に挿通された管体36bとから構成され、管体36bの内径を調整することにより溶融樹脂の排出量を調整する。
グランドパッキン40は、挿通穴8(ドレンノズル6)の下流側に位置する大径穴部8aとセンターポールとの間に形成される大きな空隙G1内に配置された状態で、パッキン押え部材42により加圧されて潰されることによりフィルタ収容空間S、及び挿通穴8内の気密性を高める。また、グランドパッキンは押え部材と共にボルト43によりエンドキャップ35に対して位置固定される。
固定機構50は、エンドキャップ35の下流側端面から突出したセンターポールの下流側部位10aの先端に設けた雄螺子部10dと螺着する雌螺子部52aを有したフランジ部材52と、フランジ部材52に貫通形成した雌螺子部52aに螺着された時に先端部でエンドキャップ35の下端面を上流側(図1の上方)へ向けて押圧することによりエンドキャップに対してセンターポール(エンドプレート12)10、及びリーフディスクフィルタ20群を相対的に下流側に付勢する締め付けボルト54と、フランジ部材52をエンドキャップ35に対して固定する固定ボルト56と、を備えている。
センターポール10の下流側部位がエンドキャップの挿通穴8内に対してスライド(相対動)自在に挿通されているため、締め付けボルト54によりエンドキャップ35に対するセンターポールの軸方向位置を確定し(軸方向への相対移動を禁止し)、リーフディスクフィルタ間に位置するガスケットに対する締め付け荷重を確保する一方で、フランジ部材52がエンドキャップ35に対して相対動作することを阻止するために固定ボルト56によって両部材を固定している。
以上の構成を備えたリーフディスクフィルタ装置1の組立て作業は、例えば図1の上下を逆転させた状態で行われる。即ち、センターポール下流側部位10aを上向きにした時に最下部に位置するエンドプレート12を図示しない支持部材によって支持した状態で、センターポール下流側部位にリーフディスクフィルタ20の中心穴を順次差し込んで行く。この際に図示しないスペーサ、ガスケットをリーフディスクフィルタ間等の所要箇所に介在させて行く。
次いで、リーフディスクフィルタ群の下流側端面から突出したセンターポール下流部位10aに挿通穴8が挿通されるようにエンドキャップ35を組み付ける。
更に、大径の空隙G1内を満たすようにグランドパッキン40を差し込んでから、パッキン押え部材42の中心穴をセンターポールの下流側部位に挿通しつつグランドパッキンを押圧して圧縮変形させ、その後ボルト43によりパッキン押え部材42をエンドキャップ35に対して(仮)固定する。
なお、パッキン押え部材42を図示の位置に組み付けた際にはボルト43による固定を行わず、フランジ部材52を組み付けた後で作業穴52bを利用してボルト43によりパッキン押え部材をエンドキャップに固定するようにしてもよい。
なお、ボルト43の締結量はフランジ部材52に設けた作業穴52b内に工具を差し込むことにより微調整することができる。
次いで、フランジ部材の中心穴の雄螺子部52aをセンターポールの下流側部位の雄螺子部10dと螺合させてフランジ部材を螺着方向へ回転させることにより、センターポールとフランジ部材52とを固定する。その後締め付けボルト54を雌螺子部52aに螺着して締め付けることにより、フランジ部材52をエンドキャップから離間させる方向へ付勢する。この際、フランジ部材に固定されたセンターポール、及びリーフディスクフィルタ群も同方向へ付勢される。このため、リーフディスクフィルタ群がエンドキャップに圧接してリーフディスクフィルタ間のガスケットに対してシール荷重を付与することができる。締め付けボルト54によるエンドキャップに対する押圧量を調整することによって、フランジ部材54に螺子固定されたセンターポールとエンドキャップとの軸方向位置関係を確定させることができる。
フランジ部材52の雌螺子部52aをセンターポールの端部下流の雄螺子部10dに螺着する際には必要に応じて油圧装置等を用いてエンドキャップ35を介してリーフディスクフィルタ群を加圧しつつ作業を実施してもよい。
以上の組み付けが完了した後でハウジング30の開口内にセンターポール、リーフディスクフィルタ群等を嵌合させ、その後ボルト37によりハウジングをエンドキャップに固定する。
本実施形態では、エンドプレート12に対して上流側から強い流体圧が加わった場合に、センターポール、リーフディスクフィルタ等から成る組立体が下流側に変位してエンドキャップ35とフランジ部材52との間にギャップが形成されることを防止するために、エンドキャップとフランジ部材との間を固定ボルト56により固定して両部材間の距離が変動する余地をなくしている。
即ち、締め付けボルト54によりエンドキャップを上流側へ向けて押圧してセンターポール、リーフディスクフィルタ等から成る組立体を下流側へ引き込むと共に、固定ボルト56を用いて、フランジ部材52を経由して間接的に前記組立体をエンドキャップに対して固定している。
このように構成したので、本実施形態ではエンドプレート12とエンドキャップ35との間隔は常に一定であり、溶融樹脂からの圧力の変動により間隔が収縮することがない。
本発明では、流体導入穴4から導入された溶融樹脂がリーフディスクフィルタ20により濾過される過程で、エンドキャップの挿通穴8とセンターポール下流側部位10aとの間に形成される隙間Gに溜まろとする溶融樹脂をドレンノズル6により直ちに外部に排出することができるので、滞留した樹脂が変質して製品に混入することがない。
流体導入穴4からの溶融樹脂の流入中は、フィルタ収容空間S内の内圧は高いため、隙間Gに溜まろうとする溶融樹脂は高い内圧に押されてドレンノズル6からスムーズに排出される。
なお、溶融樹脂の粘度を考慮してドレン穴36aに挿通される管体36bの内径を調整したり、ドレンノズル6の個数、配置場所等を最適に調整する。
つまり、ドレンノズルの内径等の形状、個数、形成位置等を種々調整することによりドレンの流出をスムーズ化することができる。例えば、図示の例ではドレンノズルを一つだけも受けたが、周方向位置、或いは軸方向位置を異ならせて複数個配置しても良い。
<第2の実施形態>
次に、図2は本発明の第2の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置1が、図1のリーフディスクフィルタ装置と異なる点は、センターポール10をエンドキャップ35に対して固定する構造にある。
即ち、本実施形態における固定機構60では、センターポール10の下流側部位10aの外周に設けた雄螺子部10eに対してナット部材62を螺着することにより、センターポールをエンドキャップ35に対して固定している。更に具体的には、エンドキャップの挿通穴(センターポール挿通穴)8の外側開口側を大径の開口部8bとし、この開口部8b内にナット部材62を収容した状態で工具を用いてナットを締め付けることによりセンターポールの雄螺子部10eをナット部材62に螺着固定する。
センターポールの下流側部位10aをエンドキャップ35に固定することにより、センターポールに組み付けられているリーフディスクフィルタ20、ガスケット、スペーサ等の各部材に対して充分なシール荷重を加えながらエンドキャップに対して固定することができる。
エンドキャップ35に対するハウジング30の固定は、ボルト37により行われる。
本実施形態においては、センターポールの下流側部位外周(雄螺子部10e)と挿通穴8との間の隙間Gとエンドキャップ35の外面(外周面)との間を連通するドレンノズル6を配置することにより、隙間Gに浸入して滞留しようとする溶融樹脂を直ちに装置外へ排出するようにした構成が特徴的である。
<第3の実施形態>
次に、図3は本発明の第3の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置1が、図1のリーフディスクフィルタ装置と異なる点は、センターポール10をエンドキャップ35に対して固定する構造にある。
即ち、本実施形態における固定機構70では、センターポール10の下流側部位10aの外周に設けた雄螺子部10eをエンドキャップ35の挿通穴(センターポール挿通穴)8の内壁に設けた雌螺子部8cに螺着(ねじ込み式に固定)することにより、センターポールをエンドキャップ35に対して固定している。
更に具体的には、エンドキャップの挿通穴(センターポール挿通穴)8を、大径の雌螺子部8cと、その下流側に位置する小径部8dとから構成し、雌螺子部8cと小径部8dとの段差部よりセンターポールの下端部を支持している。
センターポールの下流側部位10aをエンドキャップ35に固定することにより、センターポールに組み付けられているリーフディスクフィルタ20、ガスケット、スペーサ等の各部材に対して充分なシール荷重を加えながらエンドキャップに対して固定することができる。
エンドキャップ35に対するハウジング30の固定はボルト37により行われる。
本実施形態においては、センターポールの下流側部位外周(雄螺子部10e)と挿通穴8(雌螺子部8c)との間の隙間Gとエンドキャップ35の外面(外周面)との間を連通するドレンノズル6を配置することにより、隙間Gに浸入して滞留しようとする溶融樹脂を直ちに装置外へ排出するようにした構成が特徴的である。
<第4の実施形態>
次に、図4は本発明の第4の実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置の構成を示す縦断面図である。なお、図3と同一部分には同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態に係るリーフディスクフィルタ装置1が、図3のリーフディスクフィルタ装置と異なる点は、センターポール10をエンドプレート12に対してボルト80を用いて固定している点にある。
図5に示した従来例と同様にセンターポール10の上流側端部にボルト80によってエンドプレート12を固定し、ボルト80上部の雌螺子部に対してはプラグ82を螺着している。ボルト80上部の雌螺子部はアイボルトを螺着するための部位であり、アイボルトを取り付けない場合にはプラグ82により閉塞されている。
センターポール下端部とエンドキャップの挿通穴8とは螺子結合であるため、濾過作業中にフィルタ収容空間S内の溶融樹脂が両部材の隙間G内に浸入して滞留し、経時的に劣化してから濾過後の製品に混入する虞がある。
本実施形態ではこの不具合を解決するために、センターポール下端部とエンドキャップの挿通穴8との間の隙間Gとエンドキャップ35の外面(外周面)との間を連通するドレンノズル6を配置することにより、隙間Gに浸入して滞留しようとする溶融樹脂を直ちに装置外へ排出するようにした構成が特徴的である。
<本発明の構成、作用、効果のまとめ>
第1の本発明に係るリーフディスクフィルタ装置1は、流体導入穴4とセンターポール挿通穴8を有したケーシング2と、該ケーシング内に配置された管状体から成り下流側部位をセンターポール挿通穴に挿通させたセンターポール10と、該センターポールに固定されて上流側開口部を閉止するエンドプレート12と、センターポールの外周において軸方向に複数枚積層されて前記ケーシング内に配置されたリーフディスクフィルタ20と、ケーシングに形成されて、センターポールとセンターポール挿通穴との隙間を外部と連通させるドレンノズル6と、を備え、ドレンノズルは、前記ケーシングに形成されたドレン穴と、該ドレン穴に挿通された管体とから構成され、該管体の内径を調整することにより溶融樹脂の排出量を調整することを特徴とする。
リーフディスクフィルタ装置1は、溶融状態にあるポリマー等の高粘度流体を高温・高圧下で濾過して異物を除去するのに適した手段であり、ケーシング2内にセンターポール10、リーフディスクフィルタ20、ガスケット等からなる組立体を収容した構成を備えている。
センターポールとエンドプレートとは予め一体化された構造であってもよいし、別体構造であるセンターポールとエンドプレートとをボルト等の固定手段を用いて固定してもよい。
センターポールの下流側部位をケーシングに設けたセンターポール挿通穴8に挿通させる構成を採るのが一般であるが、センターポールの下流側部位とセンターポール挿通穴8との間に隙間Gが形成される。この隙間Gにはセンターポール外周面とセンターポール挿入穴の上部開口との間から、リーフディスクフィルタ20内に進入しない状態の溶融樹脂、即ち濾過されていない溶融樹脂が浸入して滞留し易い。滞留した溶融樹脂が経時的に変質(劣化)して異物化(ゲル化)した後でケーシング内に戻った場合には濾過後の製品中に混入して製品の品質を低下させる原因となる。
例えば、ポリカーボネートを高粘度の溶融状態にして10mm程度の厚さのシート状、或いはフィルム状に成型する場合には、リーフディスクフィルタ装置1において高差圧下での濾過工程が実施される。このようにシート状、又はフィルム状の成形品を成型する前段階としての濾過工程において溶融樹脂を濾過する場合には、粘度の大きさに関わりなくリーフディスクフィルタ装置の隙間Gに流入、滞留した樹脂が変質して異物化し易くなる。このような濾過工程における滞留樹脂の異物化は、成型目的物であるシート材、フィルム材の肉厚の大小とは関係なく発生する。また、成型目的物がシート状、或いはフィルム状以外の形状の場合であっても同様の不具合が発生し得る。要するに本発明のドレンノズルの構造は、濾過しようとする溶融樹脂の材質、粘度や、成型目的物の用途、形状と関係なく、リーフディスクフィルタ装置の隙間G内に溶融樹脂が滞留することにより異物化する場合一般に適用することができる。また、成型目的物は光学部品でなくてもよい。
本発明では、隙間Gをケーシング外部と連通させるドレンノズル6を設けたことにより、隙間内に滞留しようとする溶融樹脂を適宜ケーシング外へ排出するようにしたので、上記の不具合が発生する余地がなくなる。
第2の本発明に係るリーフディスクフィルタ装置1は、軸方向に貫通する中心流路10bを有し、外周壁に多数の流路孔10cを有したセンターポール10と、該センターポールの下流側部位を挿通させるセンターポール挿通穴8を有したエンドキャップ35と、センターポールに中心穴を挿通させた状態で複数枚積層される環状のリーフディスクフィルタ20と、センターポールに一体化されて中心流路の上流側開口を閉止し、且つ該センターポールよりも大径のエンドプレート12と、上流側に流体導入穴4を有すると共に下流側が開放し、且つセンターポール、エンドプレート、及びリーフディスクフィルタ群を包囲した状態で下流側開放部をエンドキャップにより閉止されるハウジング30と、エンドキャップに形成されて、センターポールとセンターポール挿通穴との隙間Gを外部と連通させるドレンノズル6と、を備え、ドレンノズルは、前記ケーシングに形成されたドレン穴と、該ドレン穴に挿通された管体とから構成され、該管体の内径を調整することにより溶融樹脂の排出量を調整することを特徴とする。
センターポールとエンドプレートを一体化(単一部品化)したことにより、両部材間の隙間が皆無となり、隙間に浸入した溶融樹脂が異物化して排出されて濾過後の製品中に混入するということがなくなる。
隙間Gをエンドキャップ外部と連通させるドレンノズル6を設けたことにより、隙間内に滞留しようとする溶融樹脂を適宜ケーシング外へ排出するようにしたので、隙間に滞留して異物化した溶融樹脂が濾過後の製品中に混入する余地がなくなる。
第3の本発明に係るリーフディスクフィルタ装置1は、エンドキャップ35の下流側端面から突出したセンターポール10の下流側部位10aの雄螺子部と螺着するフランジ部材52と、センターポールの下流側部位とネジ結合したフランジ部材を軸方向に貫通するネジ穴52aに螺着された時にエンドキャップを軸方向上流側に押圧することによりセンターポール、及びリーフディスクフィルタを下流側に押圧する締め付けボルト54と、フランジ部材をエンドキャップに対して固定する固定ボルト56と、ドレンノズル6よりも下流側においてセンターポールとセンターポール挿通穴との隙間Gに配置されるグランドパッキン40と、を備えたことを特徴とする。
センターポール10の下流側部位がエンドキャップの挿通穴8内に対して相対動自在に挿通されているため、エンドキャップ35に対してセンターポールが軸方向に相対動しないように締め付けボルト54によりエンドキャップ35に対するセンターポールの軸方向位置を確定し、リーフディスクフィルタ間に位置するガスケット40に対する締め付け荷重を確保する一方で、フランジ部材52がエンドキャップ35に対して軸方向、及び回転方向に相対動作することを阻止するために固定ボルト56によって両部材を固定している。
この構造によれば、センターポール、トゥリー状に配置されたリーフディスクフィルタ群、リーフディスクフィルタ間、その他の部位に配置されたガスケット、及びスペーサ等から成る組立体の下部(センターポールの下部)をエンドキャップの挿通穴8内に挿通する際に、組立体に極めて大きなトルクを加えて回転させる必要がない。このため、リーフディスクフィルタ群、ガスケット、スペーサが位置ズレを起こして位置関係がずれたり、圧力偏差により潰れる虞がなくなり、期待通りの濾過能力を発揮することができる。
1…リーフディスクフィルタ装置、2…ケーシング、4…流体導入穴、6…ドレンノズル、8…挿通穴、8a…大径穴部、8b…開口部、8c…雌螺子部、8d…小径部、10…センターポール、10a…センターポール下流側部位、10b…中心流路、10c…流路孔、10d…雄螺子部、10e…雄螺子部、12…エンドプレート、20…リーフディスクフィルタ、30…ハウジング、35…エンドキャップ、40…グランドパッキン、43…ボルト、50…固定機構、52…フランジ部材、52a…雌螺子部、54…締め付けボルト、56…固定ボルト、60…固定機構、62…ナット部材、70…固定機構、80…ボルト、82…プラグ

Claims (3)

  1. 流体導入穴とセンターポール挿通穴を有したケーシングと、該ケーシング内に配置された管状体から成り下流側部位を前記センターポール挿通穴に挿通させたセンターポールと、該センターポールに固定されて上流側開口部を閉止するエンドプレートと、前記センターポールの外周において軸方向に複数枚積層されて前記ケーシング内に配置されたリーフディスクフィルタと、前記ケーシングに形成されて、前記センターポールと前記センターポール挿通穴との隙間を外部と連通させるドレンノズルと、を備え、
    前記ドレンノズルは、前記ケーシングに形成されたドレン穴と、該ドレン穴に挿通された管体とから構成され、該管体の内径を調整することにより溶融樹脂の排出量を調整することを特徴とするリーフディスクフィルタ装置。
  2. 軸方向に貫通する中心流路を有し、外周壁に多数の流路孔を有したセンターポールと、
    該センターポールの下流側部位を挿通させるセンターポール挿通穴を有したエンドキャップと、前記センターポールに中心穴を挿通させた状態で複数枚積層される環状のリーフディスクフィルタと、前記センターポールに一体化されて前記中心流路の上流側開口を閉止し、且つ該センターポールよりも大径のエンドプレートと、上流側に流体導入穴を有すると共に下流側が開放し、且つ前記センターポール、前記エンドプレート、及び前記リーフディスクフィルタ群を包囲した状態で前記下流側開放部を前記エンドキャップにより閉止されるハウジングと、前記エンドキャップに形成されて、前記センターポールと前記センターポール挿通穴との隙間を外部と連通させるドレンノズルと、を備え、
    前記ドレンノズルは、前記エンドキャップに形成されたドレン穴と、該ドレン穴に挿通された管体とから構成され、該管体の内径を調整することにより溶融樹脂の排出量を調整することを特徴とするリーフディスクフィルタ装置。
  3. 前記エンドキャップの下流側端面から突出した前記センターポールの下流側部位の雄螺子部と螺着するフランジ部材と、前記センターポールの下流側部位とネジ結合した前記フランジ部材を軸方向に貫通するネジ穴に螺着された時に前記エンドキャップを軸方向上流側に押圧することにより前記センターポール、及び前記リーフディスクフィルタを下流側に押圧する締め付けボルトと、前記フランジ部材を前記エンドキャップに対して固定する固定ボルトと、前記ドレンノズルよりも下流側において前記センターポールと前記センターポール挿通穴との隙間に配置されるグランドパッキンと、を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリーフディスクフィルタ装置。
JP2015066333A 2015-03-27 2015-03-27 リーフディスクフィルタ装置 Active JP6517559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066333A JP6517559B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 リーフディスクフィルタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066333A JP6517559B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 リーフディスクフィルタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016185666A JP2016185666A (ja) 2016-10-27
JP6517559B2 true JP6517559B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=57202449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015066333A Active JP6517559B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 リーフディスクフィルタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6517559B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7470405B2 (ja) 2020-06-29 2024-04-18 富士フィルター工業株式会社 フィルタ用リテーナ、その製造方法、及びリーフディスクフィルタエレメント
KR102452070B1 (ko) * 2020-08-26 2022-10-11 주식회사 퓨리파이드유 섬유 디스크 필터 장치 및 이를 이용한 액체 필터 시스템

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832628B2 (ja) * 1990-03-26 1998-12-09 三菱化学株式会社 熱可塑性樹脂の成形装置の運転開始方法及び装置
JP2001079927A (ja) * 1999-09-14 2001-03-27 Fuji Photo Film Co Ltd 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
JP2009202518A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Toray Ind Inc リーフディスクフィルタ組立体および熱可塑性樹脂シートの製造方法
WO2009151101A1 (ja) * 2008-06-11 2009-12-17 株式会社クラレ フィルターエレメント、フィルターモジュールおよびろ過装置
JP2010284832A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Sumitomo Chemical Co Ltd 濾過装置
JP2012213983A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Sekisui Chem Co Ltd ポリマーフィルタ、押出装置、押出成形品の製造方法及び光学フィルムの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016185666A (ja) 2016-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2895317B1 (de) System zum ablegen von bahnförmigem halbzeug mit einer andruckrolle
JP6517559B2 (ja) リーフディスクフィルタ装置
KR100311656B1 (ko) 가스-보조식사출성형용밸브-게이트부싱
EP1764143B1 (de) Flüssigkeitsfilterelement
AU2012259212B2 (en) Molding device with successive stage cooling channels
EP1649920A1 (de) Luftfilter
KR102275236B1 (ko) 중점도 내지 고점도 유체용 회전 스크린 필터링 장치 및 이를 위한 밀봉 및 실장 방법
EP2046475B1 (de) Luftfilterelement mit transparenten endscheiben und herstellungsverfahren
US9090002B2 (en) Sealing device in a polymer filtration device
JP6007492B2 (ja) リーフディスクフィルタ組立体およびポリマーフィルムの製造方法
JP6565698B2 (ja) 冷却ロール
JP4285263B2 (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法
EP1138881B1 (de) Turbinengehäuse für eine axial durchströmte Gasturbine
JP4311556B2 (ja) 可塑性材料濾過装置
EP2759751B1 (de) Verfahren zum Herstellen eines normal-geschlossenen Rückschlagventils für mikrofluidische Bauteile aus einem polymeren Schichtsystem und Rückschlagventil
CH695089A5 (de) Giessrolle für eine Zweirollen-Giessmaschine.
JP5176856B2 (ja) フィルター用スペーサー、フィルター組立体およびフィルム
EP1340534B1 (de) Hohlfasermembrantrennvorrichtung
EP1427555B1 (de) Giessrolle für eine zweirollen-stranggiessmaschine
KR100340983B1 (ko) 용융 수지의 필터장치
JP2011011395A (ja) ポリマーフィルタ並びにフィルムの製造方法及び製造装置
KR100340982B1 (ko) 용융 수지의 필터장치
EP2368689B1 (de) Extruder und Verfahren zum Schließen eines Verbindungsgangs
EP4001654A1 (de) Selbstentlüftende nassläuferpumpe
WO2017016570A1 (de) Rotationswärmetauscher"

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6517559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250